JP2003079579A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JP2003079579A
JP2003079579A JP2001278160A JP2001278160A JP2003079579A JP 2003079579 A JP2003079579 A JP 2003079579A JP 2001278160 A JP2001278160 A JP 2001278160A JP 2001278160 A JP2001278160 A JP 2001278160A JP 2003079579 A JP2003079579 A JP 2003079579A
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objective lens
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Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無散瞳でも眼底の周辺を広い範囲で容易に撮
影し、操作性を向上させるように固視標を対物レンズの
周りに設ける。 【解決手段】 対物レンズ2を保持した鏡筒1の外周面
に、鏡筒1と固視光源22との距離を変更する固視標移
動機構21を設ける。固視標移動機構21は、6個の固
視光源22を周方向に等間隔で有して径方向に移動す
る。テレビモニタ11に前眼部像を電子拡大して表示
し、その前眼部像を観察しながら位置合わせし、その距
離で眼底Erの周辺を撮影する。このときの合焦レンズ
6の位置を信号処理手段10に記憶させ、次の眼底表示
に切換えたときに合焦レンズ6を記憶させた位置に駆動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院などで使
用される眼底カメラなどの眼科装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般の眼底カメラは、対物レンズの周囲
に配置した前眼部観察用光源により前眼部を照明し、前
眼部で反射した光束を対物レンズ、前眼部観察用レン
ズ、孔あきミラーの開口部、合焦レンズ、撮影レンズな
どを介して撮像手段で撮像し、前眼部像を表示手段に表
示する。
【0003】検者は表示手段で前眼部像を観察しながら
被検眼を位置合わせし、その後に前眼部と眼底を切換え
るスイッチを操作する。これにより、前眼部観察用レン
ズを光路から離脱させ、眼底観察用光源からの光束を孔
あきミラーの反射部、対物レンズなどを介して眼底に投
影する。そして、眼底で反射した光束を上述と同様に撮
像手段に導き、表示手段に眼底像を表示する。
【0004】次に、検者は操作ノブを操作して合焦レン
ズを光路方向に駆動し、眼底像のピントを合わせる。そ
の後に、眼底の所定部位を撮影するために被検眼に固視
標を提示し、被検眼を固視標により誘導する。そして、
撮影スイッチを操作して撮影用光源を発光させ、眼底像
を画像記録手段に記録する。
【0005】この種の眼底カメラは、対物レンズの周囲
に固定した固視標を使用するか、顔受け台に関節機構を
介して設けた他眼用の固視標を使用する。これに対し、
無散瞳眼底カメラは、パノラマ撮影を行うために視野内
部の固視標を使用する。
【0006】近年では、対物レンズと孔あきミラーの間
に光路分割部材を挿入して、前眼部を観察しながら眼底
を撮影する眼底カメラ、眼底を可視光で観察して距離を
合わせる眼底カメラ、角膜を赤外光で観察して距離を合
わせる無散瞳眼底カメラ、被検眼像を電子拡大して観察
する眼底カメラなどが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、対物レ
ンズと孔あきミラーの間に前眼部観察用レンズを設けた
眼底カメラは、眼底を撮影する毎に合焦する必要があ
る。また、対物レンズの周りに固視標を固定した眼底カ
メラは、対物レンズの周りが大きいので、被検者の顔に
当たって邪魔になることがある。パノラマ撮影を行うた
めに視野内部の固視標を使用する無散瞳眼底カメラは、
眼底の周辺を広い範囲で撮影できない上に、黄斑部を照
明することによる縮瞳を招くことがある。
【0008】対物レンズと孔あきミラーの間に光分割部
材を有する眼底カメラは、光分割部材を光路に挿入する
ので、眼底像を結像するために好ましくない場合があ
る。そして、被検眼像を電子拡大して観察する眼底カメ
ラは、位置合わせの際に使用する角膜像が、眼底の周辺
を撮影する際に視野から外れてしまうことがある。
【0009】本発明の目的は、上述の課題を解決し、無
散瞳でも眼底の周辺を広い範囲で容易に撮影し得ると共
に、操作性を向上させ得るように固視標を対物レンズの
周りに設けた眼科装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、対物レンズと孔あき
ミラーの間に前眼部観察用レンズを有する場合でも、前
眼部を観察しながら眼底及びその周辺を容易に撮影し得
る眼科装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科装置は、対物レンズの外周面に、該
対物レンズからの距離を変化させるように固視標を移動
する固視標移動機構を設けたことを特徴とする。
【0012】本発明に係る眼科装置は、対物レンズの被
検眼共役位置の近傍に孔あきミラーを設けて眼底を撮影
する眼科装置において、前記対物レンズと前記孔あきミ
ラーの間の光路に前眼部観察用レンズを挿脱自在に配置
し、前記前眼部観察用レンズを光路に挿入するときに直
前の撮影系の合焦状態を記憶し、前記前眼部観察レンズ
を光路から離脱させたときに記憶した前記合焦状態に復
帰させることを特徴とする。
【0013】本発明に係る眼科装置は、対物レンズの被
検眼共役位置の近傍に孔あきミラーを配置して眼底を撮
影する眼科装置において、前記対物レンズと前記孔あき
ミラーの間の光路に挿脱自在な前眼部観察用レンズと、
前眼部を撮像する撮像手段と、該撮像手段で撮像した画
像を表示する表示手段と、該表示手段に表示する画像を
電子的に拡大する電子拡大手段とを有し、前記表示手段
に前眼部を拡大表示中に撮影スイッチを操作した場合
に、前記前眼部観察レンズを光路から離脱させると共に
ストロボ光源を発光させて眼底を撮影することを特徴と
する。
【0014】本発明に係る眼科装置は、対物レンズと孔
あきミラーを介して眼底を撮影する眼科装置において、
前記対物レンズと前記孔あきミラーの間の光路に挿脱自
在な前眼部観察用レンズ及び前眼部像スプリットプリズ
ムと、前眼部を撮像する撮像手段と、該撮像手段で撮像
した画像を表示する表示手段と、該表示手段に表示する
画像を電子的に拡大する電子拡大手段とを有し、前記表
示手段に拡大表示した前眼部像により位置合わせした距
離を基に眼底を撮影することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1は第1の実施の形態の眼底カ
メラの要部構成図であり、被検眼Eに相対する光路O1
上には、鏡筒1に保持した対物レンズ2、前眼部観察用
レンズ3、スプリットプリズム4、孔あきミラー5、合
焦レンズ6、結像レンズ7、撮像手段8を順次に配置す
る。前眼部観察用レンズ3とスプリットプリズム4は、
ソレノイド9により光路O1上に挿脱自在とする。そし
て、撮像手段8の出力はフレームメモリや演算手段を含
む信号処理手段10、テレビモニタ11に接続する。
【0016】孔あきミラー5の入射方向の照明系光路O
2上には、孔あきミラー5に向かって観察用光源である
ハロゲンランプ光源12、可視光を遮断すると共に赤外
光を透過させる赤外フィルタ13、コンデンサレンズ1
4、被検眼Eの瞳孔Epに略共役なストロボ光源15、
レンズ16、スプリット像投影系17、レンズ18を順
次に配置する。
【0017】コンデンサレンズ14はハロゲンランプ光
源12をストロボ光源15に結像し、対物レンズ2は前
眼部を孔あきミラー5の近傍に結像し、結像レンズ7は
被検眼Eの眼底Erを撮像手段8に結像する。また、合
焦レンズ6とスプリット像投影系17は、ステップモー
タ19により光路O1と光路O2に沿ってそれぞれ移動
自在とする。
【0018】なお、図示はしないがこの眼底カメラは、
合焦レンズ6による手動合焦又は自動合焦を選択するた
めの選択スイッチを有し、手動合焦を選択した際にはス
テップモータ19への通電を遮断する。また、合焦レン
ズ6を手動操作するための操作ノブ、ソレノイド9を制
御するための切換ボタンなどを有する。
【0019】鏡筒1の外周面には、リンク機構から成る
固視標移動機構21を設け、鏡筒1と固視光源22との
距離を変更できるようにする。固視標移動機構21に
は、鏡筒1の外周面に周設した摺動リング23を鏡筒1
に対して前後方向に摺動自在にすると共に、鏡筒1の外
周右側に設けた支軸24に6本の第1のリンク25の内
端を連結する。図2にも示すように、6本の第1のリン
ク25はそれぞれ先端に固視光源22を取り付けると共
に、上下方向に向くリンク25を含めて、周方向に60
度の間隔をおいて配置する。
【0020】また、摺動リング23に支軸26を介して
第2のリンク27の内端を連結すると共に、この第2の
リンク27の外端を第1のリンク25の略中間部に支軸
28を介して連結し、摺動リング23と第1のリンク2
5を連動可能とする。また、鏡筒1の後部には、第1の
リンク25が開いたことを検知して固視光源22の点灯
を可能とするマイクロスイッチ29を設ける。
【0021】なお、固視光源22の光束に指向性を持た
せ、被検眼E以外の他眼に見えないようにする。また、
撮影画角が45度の場合に、光路O1に対する被検眼E
の視軸O3は30〜35度とする。そして、固視光源2
2を用いない場合には、固視標移動機構21の摺動リン
グ23を図1の鎖線で示す鏡筒1の前部の摺動リング2
3’の位置に移動し、第1のリンク25を鏡筒1に沿う
鎖線で示す位置に傾倒する。
【0022】眼底Erの周辺を撮影する際には、摺動リ
ング23を実線で示す位置に移動する。これにより、第
1のリンク25が拡がると共にマイクロスイッチ29に
作用し、固視光源22が点灯可能となる。なお、第1の
リンク25は鏡筒1の後部で広がるので、被検者の顔に
当たって邪魔になることはない。
【0023】次に、1個の固視光源22が点灯し、この
固視光源22を被検眼Eに固視させ、眼底Erの周辺の
所定部位を撮影する。そして、その部位の撮影が終了す
ると、前眼部観察用レンズ3を光路内に自動的に挿入す
る。また、スプリットプリズム4が撮像手段8に合焦す
るようにステップモータ19が作動し、基準位置からの
ステップ数を計数しながら合焦レンズ6を所定位置に駆
動する。
【0024】このとき、テレビモニタ11は前眼部像
E’を図1に示すように表示する。検者はテレビモニタ
11を観察しながらジョイスティックを操作し、瞳孔像
Ep’がアライメントマークMに合うように図1の光学
系を載置した摺動台を駆動する。このとき、前眼部像
E’ はスプリットプリズム4によりスプリットされて
いるので、検者はスプリットを概略合致させて距離を合
わせる。
【0025】ここで、電子拡大ボタンを操作すると、電
子拡大手段は撮像手段8からの画像を所定の倍率で拡大
し、前眼部の拡大像をテレビモニタ11に図3に示すよ
うに表示する。電子拡大手段は画像の中央部の信号を信
号処理手段10のフレームメモリに一旦記憶し、テレビ
モニタ11の画面一杯に拡大するように信号処理手段1
0の演算手段により演算する。
【0026】なお、電子拡大ボタンを設けずに、撮像手
段8からの画像を信号処理手段10で逐次に演算するこ
とにより、瞳孔Epを認識して或る程度までアライメン
トできれば、画像を自動的に電子拡大するように構成し
てもよい。この場合に、瞳孔Epは信号レベルが低い一
定の面積として認識し、図3に示す前眼部の拡大像で軸
アライメントと距離合わせを精度良く行う。
【0027】次に、前眼部観察用レンズ3を光路O1か
ら離脱し、ハロゲンランプ光源12を点灯して眼底Er
を照射し、テレビモニタ11に眼底像とスプリット像を
表示する。このとき、信号処理手段10は画像を逐次に
取り込んで演算し、スプリット像を認識して自動合焦を
行う。この間に、スプリット像のずれ方向とずれ量に基
づいてステップモータ19を制御してスプリット像が合
致するようにし、それらが合致したときに、その旨をテ
レビモニタ11に表示する。そして、撮影スイッチを操
作してストロボ光源15を発光させ、撮像手段8により
眼底Erを撮影し、その眼底像を信号処理手段10のフ
レームメモリに記憶する。
【0028】ここで、眼底Erを合焦後で撮影前に距離
を再確認したい場合には、切換ボタンを操作してソレノ
イド9を制御し、前眼部観察用レンズ3を光路内に挿入
して図3に示す前眼部の拡大像に戻し、合焦レンズ6の
位置を信号処理手段10に記憶する。即ち、ステップモ
ータ19を制御し基準位置までのステップ数を計数す
る。続いて、スプリットプリズム4が撮像手段8に合焦
するように、ステップモータ19の所定のステップ数を
計数する。
【0029】位置合わせを再確認した後に撮影スイッチ
を操作すると、前眼部観察用レンズ3が光路外に離脱
し、合焦レンズ6は先に記憶した眼底合焦位置に戻り、
ストロボ光源15が発光して撮像手段8により眼底Er
を撮影する。このとき、信号処理手段10は次の撮影に
備えて合焦レンズ6の位置を記憶し、前眼部観察用レン
ズ3を光路内に挿入してテレビモニタ11に前眼部を表
示する。また、スプリットプリズム4が撮像手段8に合
焦するように、ステップモータ19が合焦レンズ6を駆
動する。
【0030】一方、選択スイッチで手動合焦を選択した
場合には、眼底Erと前眼部を切換えたときに記憶した
位置に合焦レンズ6を駆動し、その後にステップモータ
19への通電を遮断する。従って、検者はテレビモニタ
11のスプリット像を観察しながら、操作ノブを操作し
て合焦レンズ6を駆動する。
【0031】この場合に、最初の固視光源22による撮
影が終了すると、その固視光源22が消灯して隣の2番
目の固視光源22が点灯するので、検者は被検者に2番
目の固視光源22を注視するように指示する。この2番
目の固視光源22による撮影からは、前眼部に切換えた
際にテレビモニタ11は図3に示す拡大像を表示する。
この場合に、2番目の固視光源22の位置は最初の固視
光源22の位置から僅かしか変化しないので、僅少な位
置合わせで済む。
【0032】位置合わせした後に眼底像に切換え、合焦
レンズ6を先の撮影時に記憶した位置に駆動する。合焦
位置は殆ど変化しないので、その後は僅かな調整で迅速
に合焦できる。この場合に、前眼部像での再確認は不要
であるので、眼底像で合焦を確認できたならば撮影スイ
ッチを操作する。これにより、ストロボ光源15が発光
し、撮像手段8が眼底Erを撮影する。そして、3番目
以降の固視光源22での撮影は2番目の固視光源22で
の撮影と同様な手順であるので、6個の固視光源22を
用いて眼底Erの周辺を順次に撮影し、その後に眼底E
rの中心を撮影する。
【0033】なお、眼底Erの中心を撮影する際の縮瞳
作用は最も強いので、散瞳剤を使用しない場合には眼底
Erの中心は最後に撮影することが好ましい。そして、
眼底Erの中心を撮影した後には固視光源22が見難く
なるので、眼底Erの中心を撮影するときには、図示し
ない従来の内部固視標を使用する必要がある。
【0034】また、内部固視標のみを使用するが眼底E
rの周辺を撮影しない場合にも、前眼部を切換える際に
眼底Erで合焦した合焦レンズ6の位置を記憶させる。
そして、左右の被検眼Eを切換えた後に、その記憶させ
た位置に合焦レンズ6を駆動する。この場合に、左右の
被検眼Eの視度は近似していることが多いので、僅かな
位置合わせで済む。また、眼底Erで合焦した後に前眼
部像に切換えて、そのまま撮影スイッチを操作する場合
には、記憶させた位置に合焦レンズ6を戻してからスト
ロボ光源15を発光させ、左右の被検眼Eを撮影した後
にその記憶を消去する。
【0035】図4は第2の実施の形態の固視標移動機構
31の構成図である。この固視標移動機構31では、形
状が第1の実施の形態の鏡筒1と若干異なる鏡筒1’の
外周面に、回転リング32を光路O1の周りに回転自在
に設ける。回転リング32には支軸33により第1のア
ーム34の内端を支持し、第1のアーム34を紙面内で
回動可能とする。また、第1のアーム34の外端に支軸
35により第2のアーム36の内端を支持し、第2のア
ーム36を紙面内で回動可能とする。そして、第2のア
ーム36の外端に支軸37により固視光源を備えた光源
部38を支持し、光源部38を紙面内で回動可能とす
る。なお、光源部38の固視光源も、第1の実施の形態
の固視光源22と同様に指向性を持たせて、他眼に見え
ないようにする。
【0036】この実施の形態においても、第1のアーム
34と第2のアーム36を回動することにより、光源部
38の位置を任意に調節できる。また、回転リング32
を光路O1の周りに回転することにより、光源部38の
経線位置、即ち光路O1を中心とする周方向の位置を変
化させることができる。不使用時には、第1のアーム3
4と第2のアーム36を鎖線で示す位置に折り畳めば、
それらが装置の操作の邪魔になることはない。
【0037】なお、第1のアーム34、第2のアーム3
6及び光源部38の代りに、第1の実施の形態の第1の
リンク25及び固視光源22のように構成することもで
きる。この場合には、回転リング32の回転位置を60
度毎に確認できるようにクリックを発生させることが好
ましい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、2に係る
眼科装置は、無散瞳でも眼底の周辺を広い範囲で容易か
つ確実に撮影できる。また、固視標を使用しない場合に
操作の邪魔にならないように位置付けることができ、操
作性を向上させることができる。
【0039】請求項3〜5に係る眼科装置は、眼底像を
迅速に合焦できると共に、前眼部像を観察しながら眼底
を容易に撮影できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の要部構成図である。
【図2】固視標移動機構の正面図である。
【図3】テレビモニタに拡大表示した前眼部像の説明図
である。
【図4】第2の実施の形態の固視標移動機構の要部断面
図である。
【符号の説明】
1、1’ 鏡筒 2 対物レンズ 3 前眼部観察用レンズ 4 スプリットプリズム 5 孔あきミラー 6 合焦レンズ 7 結像レンズ 8 撮像手段 10 信号処理手段 11 テレビモニタ 12 ハロゲンランプ光源 15 ストロボ光源 21、31 固視標移動機構 22 固視光源 23 摺動リング 25、27 リンク 32 回転リング 34、36 アーム 38 光源部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズの外周面に、該対物レンズか
    らの距離を変化させるように固視標を移動する固視標移
    動機構を設けたことを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 前記固視標移動機構は前記対物レンズの
    周りに回転可能とした請求項1に記載の眼科装置。
  3. 【請求項3】 対物レンズの被検眼共役位置の近傍に孔
    あきミラーを設けて眼底を撮影する眼科装置において、
    前記対物レンズと前記孔あきミラーの間の光路に前眼部
    観察用レンズを挿脱自在に配置し、前記前眼部観察用レ
    ンズを光路に挿入するときに直前の撮影系の合焦状態を
    記憶し、前記前眼部観察レンズを光路から離脱させたと
    きに記憶した前記合焦状態に復帰させることを特徴とす
    る眼科装置。
  4. 【請求項4】 対物レンズの被検眼共役位置の近傍に孔
    あきミラーを配置して眼底を撮影する眼科装置におい
    て、前記対物レンズと前記孔あきミラーの間の光路に挿
    脱自在な前眼部観察用レンズと、前眼部を撮像する撮像
    手段と、該撮像手段で撮像した画像を表示する表示手段
    と、該表示手段に表示する画像を電子的に拡大する電子
    拡大手段とを有し、前記表示手段に前眼部を拡大表示中
    に撮影スイッチを操作した場合に、前記前眼部観察レン
    ズを光路から離脱させると共にストロボ光源を発光させ
    て眼底を撮影することを特徴とする眼科装置。
  5. 【請求項5】 対物レンズと孔あきミラーを介して眼底
    を撮影する眼科装置において、前記対物レンズと前記孔
    あきミラーの間の光路に挿脱自在な前眼部観察用レンズ
    及び前眼部像スプリットプリズムと、前眼部を撮像する
    撮像手段と、該撮像手段で撮像した画像を表示する表示
    手段と、該表示手段に表示する画像を電子的に拡大する
    電子拡大手段とを有し、前記表示手段に拡大表示した前
    眼部像により位置合わせした距離を基に眼底を撮影する
    ことを特徴とする眼科装置。
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