JPS6051714B2 - 液晶表示装置駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置駆動回路

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JPS6051714B2
JPS6051714B2 JP52035886A JP3588677A JPS6051714B2 JP S6051714 B2 JPS6051714 B2 JP S6051714B2 JP 52035886 A JP52035886 A JP 52035886A JP 3588677 A JP3588677 A JP 3588677A JP S6051714 B2 JPS6051714 B2 JP S6051714B2
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Suwa Seikosha KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電界効果型液晶表示素子の駆動回路に関する
本発明の目的は、液晶表示素子のコントラスト:消費
電力比を改善する液晶駆動回路を提供。
し、液晶表示素子及び同駆動回路で消費する電流を削減
する実用的回路を提供することにある。 最近液晶表示
素子の低消費電力性が注目され、電池駆動の携帯機器の
表示手段として広く使われ 始めている。液晶表示素子
は低消費電力が特徴ではあるが、消費電力は電極面積に
比例するため、電極面積が大きくなればいかに液晶表示
素子といえどもその消費電力が無視できなくなる。一例
を上げれば、液晶表示素子を使用した水晶腕時計では発
振・分周等の電子回路の消費電流が1.5μA位であり
、液晶表示素子の消費電流は単純な時分、秒表示の6桁
表示において、1.5Vの電池電圧を倍電圧昇圧した3
V系で0.4μA)したがつてJ1.5V系に換算した
電流は0.8μAとなり、総電流1.5μA+0.8μ
A■2.3μAに占める割合は35%位である。これが
もつと多機能化されて表示面積が増えた場合、例えば常
時、時・分・秒・日・躍表示した場合は、電極面積が先
の例のO、38dに対しO、62cliに増えるので消
費電流も1.5V系で約1.4μAとなり、総消費電流
の約50%を液晶表示素子で占めることになる。したが
つて回路電流の削減はもちろんのこと、液晶表示素子で
消費する電流の削減も大きな課題となつてきた。 かか
る点に鑑み、消費電流の削減を検討した結果、液晶駆動
回路を改良することにより液晶駆動電流を削減すること
ができた。
本発明はこの液晶駆動回路に関するものである。 電界
効果型液晶表示素子(以下FE型LCDと略す)は直流
リークが3Vで0.01μAと非常に小さいため、抵抗
成分はほとんど無視でき等価回路は静電容量としてみな
せる。
一般にLCDは諸性能の劣化を防ぎ、寿命を長くする
ために32H2の周波数で交流駆動しており、このため
LCDの静電容量における電荷の充放電によつて電流が
消費される。
現状の液晶駆動方法を、FE型LCD表示の水晶腕時計
を例にして説明する。
第1図に水晶腕時計の全体ブロック図の一例を示す。
同図1は水晶発振回路、2はバイナリー分周回路、3は
ふ秒分周回路、4はふ分分周回路、5は六の時分周回路
、6はは吉の日分周回路、7〜10はデコーダ、11は
表示制御及び液晶駆動回路、12はFE型LCD、13
は修正制御回路、14〜16は操作スイッチ、S1〜S
4は修正信号、S5は表示制御信号である。尚、本ブロ
ック図は電源部には触れていないが、一般には水晶発振
回路1と分周回路2の途中段までは1.5Vて駆動され
るが、それ以降の回路は電池電圧1.5Vを倍電圧に昇
圧した3Vを電源とする。また各回路は相補型MOS●
FETで形成されている。第2図に、第1図ブロックダ
イヤグラムの分周回路2の一部、及び表示制御・液晶駆
動回路の一部の回路を示す。
17〜19はマスタースレイブ型112分周回路であり
、19のQ出力は32H2で液晶の駆動用信号である。
21は後述の全点灯をさせるための排他的0R(EX−
0R)ゲート、22はコモン電極駆動用インバータ、2
3はセグメント交流駆動用EX−0Rゲート、24はセ
グメント電極駆動用インバータである。Seg(1−a
)〜Seg(n−g)は第1図7〜10のデコーダー出
力で、各桁の各セグメント信号であり、Highレベル
(H)で点灯状態となる。25はFL信号によつて点灯
、非点灯を制御する点灯制御用ゲートでありノアゲート
により構成される。
26はアンドゲートよりなる表示禁止用の禁止ゲートで
ある。
FLl〜FLnは時刻修正時に修正桁を明示するために
修正桁の点滅を行うための修正桁ブラッシング用信号で
、修正選択状態で洪信号となり、(H)の間該当セグメ
ントが非点灯状態となる。
S6は検査時における全点信号であり、常時は10W1
全点灯時にHighとなる。S6がLOW状態では、C
OMOut信号は32H2一定、点灯セグメントのSe
gOutは?『となつて交流駆動され、非点灯セグメン
トのSegOutは32HzでCOmOutと同相とな
る。S6がHigll状態(全点灯時)では、全てのS
egOutは非点灯状態と同じ32Hzとなるが、CO
mOutが反転されて??となるため、全セグメントが
点灯状態となる。第3図に、S6がLOW状態における
第2図回路の主要部のタイミングチャートを示す。
32H2がCOMOutl(第2図コモン電極駆動用イ
ンバータ22の出力)、S7はあるセグメントのデコー
ダー出力(第2図禁止ゲート26の入力)、S8は該セ
jグメントのSegOut(第2図セグメント電極駆動
用インバータ24の出力)であり、S7がLOWではS
8はCOMと同相の32Hz,.S7がHlghになる
とS8はCOMと逆相の?Iとなる。
S9はCOMOutとSegOutの電位差を示したも
ので、液晶に印加さ.れる電圧であり点灯時には交流駆
動されていることがわかる。第4図に、第2図から成る
液晶駆動回路による液晶駆動の簡易等価回路を示す。
27は電源電池で、実際は昇圧回路によつてコンデンサ
に充電さ”れた昇圧電源、33はセグメント電極駆動用
インバーター24のスイッチング機能を表わす等価スイ
ッチ、28,30はインバータ24をなす該相補型イン
バーターのP●MOS−FET.N−MOS・FETの
導通時の等価抵抗を表わす。
34はコモン電極駆動用インバーター22を表わす等価
スイッチ、29,31は同じくインバーター22を構成
するP●MOS●FET(5N−MOS−FETの導通
時の等価抵抗を表わす。
32はFE型■1の等価容量であり、コモン−セグメン
ト電極間の静電容量を表わす。
第3図Ta期間はCOMがLOW.SegがHighl
したがつて第4−a図に相当し、第3図Tb期間はCO
MがHigtl、SegがLOWで第4−b図に相当し
、点灯状態では第4−a図と第4−bの状態が交互に繰
り返される。
第3図た期間に相当する非点灯状態では、第4−c図、
第4−d図の状態が交互に繰り返される。4−C,4−
d状態ではSegとCOM電極の絶対電圧が変化するが
、相対電圧差は零なのでKmの等価静電容量32には電
流が流れない。ここで4−A,4−b状態に着目し、等
価静電容量32で消費される電流を求めてみる。
この場合、抵抗とコンデンサの直列回路の充・放電過度
現象であるから、MOS−FETのオン抵抗28と31
の和、及び同じくオン抵抗29,30の和をRとし、L
CDの等価静電容量32をCとし、電源27の電圧をE
とすると充電時には次式が成立する。(゜、?;・“z
榊) したがつて1式の一般解は 初期条件を考えると、第4図4−a状態から4一b状態
、もしくは4−b状態から4−a状態に切り換わる瞬間
、すなわちt=oの時にはLCD等価容量32(C)に
はこれから充電される電荷とは逆極性の電荷−C上が充
電されているため、初期条件t=0におげるqは−C上
1したがつて2式から、 − 積分定数Aは−2・C上1したがつて2式は次のように
なる。
電流1は , t=o〜t=1に電源27からC,Rに供給された全エ
ネルギW(J)を計算すると、このうち抵抗Rで消費さ
れるエネルギーWR(J)はコンデンサCで消費される
エネルギーWc(J)は時定数τ(C−R)を求めるに
、CはLCDの全セグメントの電極面積が0.5cIt
で500〜1000PF,Rは通常100KΩ前後、し
たがつて単純計算で全点灯状態で0.1ms位の時定数
となり、これは交流駆動周波数32H2に比べて充分小
さいので、交流駆動半周期の15.6ms内にコンデン
サCの電荷は充分飽和状態に達する。
以上から交流駆動半周期ごとに2・C上2(J)のエネ
ルギーが消費されることがわかる。
コンデンサは飽和時点に初期電荷と逆極性で同一電荷量
の電荷が蓄えられるため、液晶等価容量32であるコン
デンサCで消費されるエネルギーは差し引き零となり、
全損失エネルギーは実質的にはR成分、すなわち液晶駆
動トランジスターでの熱損失となる。LCD等価容量C
の飽和時点における電荷量はC上クーロン コンデンサ
を電源電圧に充電するのになぜ2・C上(J)ものエネ
ルギーが費やされるかを考えるに、コンデンサCを交流
駆動の半周期ごとに前の極性と逆極性に充電するために
は、前の半周期で蓄えられた電荷を一度放電させてから
充電しなければならないが、従来の駆動方法ではコンデ
ンサに蓄えられた電荷の放電も電源を介して放電させる
ため、2・C上2(J)のエネルギーが費されるのであ
る。
一見すると、電源27でコンデンサ32に充電した電荷
を充電と同じ電源27を介して放電しても、コンデンサ
32に蓄えられた電荷を放電するのだから電源27のエ
ネルギー損失はないと錯覚しがちであるが、放電時に電
源27を流れる電流の方向もまぎれもなく電源のエネル
ギーを消費する方向であり、この方向に電流が流れれば
コンデンサ電荷の放電時でも電源はエネルギーを失う。
この放電時に電源が失うエネルギーは後述のようにC上
2(J)である。以上が従来の液晶駆動回路、及びエネ
ルギー消費量の説明であるが、本発明は液晶等価容量に
充電された電荷の放電を電源を介さずに行うことにより
、エネルギー消費量を削減せんとするものである。
すなわち、充電されている電荷の極性と逆極性にLCD
等価静電容量に充電する前に、電池を介さないループで
LCDに充電されている電荷を放電させておいてから逆
極性に充電することによつて、放電時における電源での
損失エネルギーを零にせんとするものである。次に第5
図に示す液晶駆動回路の等価回路により、本発明の液晶
駆動方法を説明する。
5−a図において、Seg駆動インバーターはP◆MO
S◆FETがオン.COM駆動インバーターはN・MO
S−FETがオンであり、したがつてLCDはセグメン
ト電極Seg側がHlgll、コモン電極COM側がL
OWの極性で充電されている。
次に逆極性に充電する前に5−b図のようにCOM側の
インバーターはN−MOS−FETのオンを維持させて
おき、Seg側のインバーターはP−MOS・FETを
オフ、N◆MOS◆FETを0Nにして、Seg駆動イ
ンバーターのN●MOS●FET<15C0M駆動イン
バーターのN●MOS$FETを介してLCDに充電さ
れた電荷を放電する。LCDの電荷が放電し終つたら、
5−C図のようにSeg側のトランジスターはNチャン
ネル側をオン状態のままにしておいてCOM側をNチャ
ンネルをオフ、PチャンネルをONにし、先とは逆極性
のSeg側・・・LOwに、COM側・・・Hjghに
LCDを充電する。
次に5−d図に示すように、COM側はPチャンネルを
オンのままにしておき、Seg側をNチャンネルオフ、
Pチャンネル0Nにして、Seg駆動、COM駆動用イ
ンバーターのそれぞれのP●MOS−FETを介してL
CDに充電された電荷を放電させる。次に5−a図の状
態に戻り、以後同じ繰り返しとなる。上記は点灯セグメ
ントの駆動方法であり、非点灯セグメントの駆動は従来
の駆動方法と同様に5−bと5−d図の繰り返しである
ここでMOS−FETのドレイン(ソース)電流の双方
向性と、電荷の放電時定数について補足しておく。
MOS−FETはゲート電極にMOS−FETがオンで
きる電位を与えれば、ドレイン−ソースを流れる電流の
向きは双方向性であり、どちら向きにも電流を流すこと
ができる。これは衆知のことであり、特に一般ロジック
用MOS−FETはその構成上、ドレインとソースはゲ
ートを介して対称形成されているため、双方向性特性が
著しいことが知られている。こてため放電時にソースか
らドレインの方向にも電流が流れるのである。LCDに
充電された電荷の放電時定数を考えるに、MOS−FE
Tには上述のように電流の双方向性があるため、放電時
のN4OS−FETのオン抵抗は充電時のオン抵抗とほ
とんど同じてある。したがつてLCD等価静電容量を1
000pF.,M0S・FETのオン抵抗を100KΩ
とした場合、時定数は0.1ms..Rを1KΩとして
も1msの放電時定数である。MOS−FETのオン抵
抗を含めた放電ループの抵抗成分が1KΩになることは
まずないから、強制放電時間はLCDに充電された電荷
を放電するだけには0.5ms前後の時間で良い。本方
式の消費電流の削減量を計算で確認すると、充電を始め
る時、すなわちt=oにおけるLCD等価静電容量Cの
電荷は零、したがつて2式から、積分定数Aは−C・E
1したがつて2式は次のようになる。
ーー±−、 電流1は t=o〜t=1に電源27からC.Rに供給された全エ
ネルギーW(J)を計算すると、このうち抵抗Rで消費
されるエネルギーWR(J)はコンデンサCに蓄えられ
る(消費される)エネルギーWc(J)はこのように本
方式では交流駆動半周期にLCD及び駆動回路で消費さ
れるエネルギーは、C上2(J)となり、従来の駆動方
法に比べて半減するのである。
消費エネルギーが半減しても、過渡現象の飽和状態にお
けるLCDの充電電荷はq=CEの電荷が充電されるの
で、従来の駆動方式と本駆動方式で飽和状態における電
荷量は変わらない。
電荷量が変わらなければ飽和状態におけるFE型LCD
のコントラストも従来の方式と本方式では差が生じない
。では、従来の駆動方法で余分に消費されていたC上2
のエネルギーは何に寄与していたのか。
これは本駆動方法に比べて2倍の過渡電流を流すことに
よつて、過渡時間、すなわち飽和に達するまでの時間を
短かくしているのであるが、この過渡時間は先に記した
ように数100μSであるので、これが本駆動方法によ
つて倍の時間になつたとしても、液晶自体の応答性が数
10rT)Sと遅いために、充電過渡時間の長さは液晶
の応答性の悪化には寄与しない。ただし、液晶のコント
ラストは液晶に印加される実効電圧に比例するが、本駆
動方式では液晶の充電電荷を放電させ逆極性に充電する
のに要する時間が長くなり、この間は液晶に電圧がかか
らないため、この分実効電圧が低下するのでコントラス
トが若干悪くなる。これに関しては後に実施例の実測デ
ーターとして記述する。第6図に上述の液晶駆動方法を
実現するための駆動回路と分周回路の一部を示す。第6
図において、DタイプマスターFF35、NORゲート
36、0Rゲート37を除いて他は全て従来の駆動方法
を実現するための回路第2図と同一である。FF35と
NORゲート36は表示制御信号形成回路となる。この
回路の特徴は、FF35よつて2rT1S遅延した6廿
LD信号をNORゲート36を用いて微分し、第7図S
lOのように交流駆動信号COMが反転するごとに2r
nsのパルスを発生する表示制御信号を形成し、この表
示制御信号を各桁の点灯制御用ゲート25に入れること
によつて、交流駆動周波数3?切り換わり時点に、CO
MOut<(5seg0utの電圧レベルを2rT1S
の間強制的に同一にするものである。この点灯制御用ゲ
ート25の他方の端子にはブラッシング点減用の信号F
Lnが入力されている。この点灯制御用ゲート25では
FLn又は0Rゲート37の出力がHlghのきゲート
25の出力はLOwとなりANDゲートよりなる禁止ゲ
ート26によつて出力は禁止されSegOutはCOm
Outと同電位とあり電荷は復電される。第6図主要各
部のタイムチャート図を第7図に示す。第7図において
、SlOはNORゲート36の出力信号、Sllはデコ
ーダー出力のセグメント信号(Hjgh点灯状態)、S
l2はセグメント駆動用インバーター24の出力Seg
Outである。S3はCOMOutとSegOtltの
相対電位差であり、液晶点灯セグメントの充電極性切り
換え時点に電源を介さずに液晶等価容量の電荷を放電さ
せるための2rT1Sの同一レベル期間があることがわ
かる。第6図と第2図を比較して明らかなように、本発
明から成る駆動方法を実現するのにマスター部のみのF
Flつとゲート2つを増やすだけで良く、増加素子数は
2螺子位で全回路(IC)に占める割合は1〜0.5%
位であり、負担にならない。第8図に点灯状態の液晶表
示素子に流れる電流波形を示す。
aは従来の駆動方法による電流波形、bは本発明から成
る駆動方法による電流波形であり、いずれも実測波形で
ある。両図において、斜線を引いていない部分の電流が
電源から流れ込んでいる電流である。両図を比較して、
本発明に用いる駆動方法は、従来の駆動方法に比してピ
ーク電流でも半減していることがわかる。第8図bにお
ける斜線部は、液晶表示素子に充電された電荷をコモン
電極駆動用インバーター22とセグメント電極駆動用イ
ンバーター24のトランジスターから成る電源を介さな
い閉ループによつて放電される放電電流である。ここで
注意しなければならないのは、液晶表示素子等価容量C
とコモン.セグメントの各電極駆動用インバーターのオ
ン抵抗の和Rから成る充電時定数から推測して、過渡現
象が飽和すると思てれる時点以降も一定電流が流れてい
る現象が見いだされるということであり、この電流値は
0.2〜0.3L1A位である。この電流が何に起因す
るものかを解明するため、■刀の電荷を放電させた状態
でステップ電圧を印加したら、先の電流は時間とともに
徐々に減少し、約1秒後には電流が零となつた。これか
ら上記電流を推測するに、FE型液晶分子は誘電異方性
を有しているため、対向したCOM電極とSeg電極間
に電位差が生じると電界方向に誘電率が高くなるように
分子が移動するが、液晶の応答性が悪い(すなわち液晶
分子の動きが鈍い)ため、完全に液晶分子が向きを揃え
るのに数1007T1,S〜数秒を要し、この間液晶の
電界方向の誘電率が増加し続けるため、LCDの等価静
電容量も増加を続けるのではないかと思われる。コンデ
ンサに蓄わえられる電荷qは、q=C上1したがつてC
が時間とともに増えると充電される電荷量も時間ととも
に増える。コンデンサに流れる電流はi=跪、このため
C−Rで決まる充電時定数時間後も液晶に電流が流れ込
むものと思われる。液晶駆動電流を、上記液晶等価容量
増大に供う電流も考慮して以下に計算してみる。
条件は次のとおりとする。交流駆動周波数 ・・
32Hz液晶等価容量 ・・・1000pF(
全セグメント点灯状態)実測値容量増大による電流
・・・0.3μA充電(放電)に要す時間・・・0.3
n1S電圧 ・・・3.1■液晶駆動
の平均消費量電流は、液晶を充電するために要す電荷量
の1秒間あたりの総量と、充電後に容量増大に供つて消
費する電荷量の同じく1秒間あたりの総量の和の電荷量
である。
液晶を充電するために要するエネルギーは先の計算から
明らかなように、従来の駆動方法では1回の充電につき
2・C上2(J)、本発明から成る駆動方法ではC上2
(J)、たがつて1回の充電にき2・C上クローン、あ
るいはC上クローンの電荷を消費していることにある。
1秒間の充電回数は32PHの2倍で64回であるから
、先の2●C●EあるいはC上の64倍が液晶の充電に
要す1秒間の総電荷量となる。
容量増大に伴つて消費する電荷量の1秒間あたりの総量
を求めるに、液晶充電過渡現象時間(0.3rns)の
間は容量が増大しないものと仮定し、強制放電時間(C
OMとSegが同一電圧レベルの時間)をt(Ms)と
すると、0.3μA×(15.63n1s−0.3ms
−Tms)×64クローンとなる。上記に基づいて計算
した液晶表示素子の消費電流を1表に示す。この表でt
=oが従来の駆動方法による消費電流であり、この電流
を100%とした時の各強制放電時間tにおける放電電
流の比率をi比率として示す。実効電圧比率は従来の駆
動方法(t=o)による実効電圧を100%として、1
5.63rT1s−Tms ?×100で求めた値てある。
15.63ms 一般に液晶のコントラストは実効電圧に比例することが
知られている。
交流駆動周波数32PHの112周期(充電周期)15
.63n1sの半分の7.81msの強制放電時間にす
ると、表1かられかるように消費電流が半分になるもの
の、実効電圧(すなわち液晶コントラスト)も半分にな
つてしまい、効果がなくなつてしまう。したがつて、点
灯状態におけるCOMOut<15seg0utの同一
電圧レベル時間(強制放電時間t)は、C−Rで定まる
放電時定数かそれより若干長い0.49rns〜充電周
期の114位の3.91ms位が適当である。表2に消
費電力の実測データーを示す。
測定条件は交流駆動周波数32PH..E=3.1■、
平均消費電流は3.1■系電源での電流であり、LCD
はウォッチ用エステル系液晶表示素子である。この表2
と表1を比較して、先の計算値が実測値とほぼ合つてい
ることがわかる。第9図に、強制放電時間tをパラメー
ターにした電圧一液晶コントラスト特性の実測値を示す
この横軸は実効電圧ではなく電源電圧であり、実効電圧
はt=oの時は電源電圧と同一、tが大きくなればその
分実効電圧が低下する。第9図は強制放電時間tが長い
程コントラストが悪くなつており、これから実効電圧と
コントラストが対応付くことがわかるとともに、tが小
さいとほとんどコントラストが悪化しないことがわかる
。以上、水晶腕時計を例に本発明の詳細な説明してきた
が、本発明は腕時計の液晶駆動に限定されるものではな
く、低消費電力が重要な性能となる液晶表示素子を有す
る携帯機器に広く適用可能であり、また交流駆動周波数
、液晶駆動回路を限定されるものではない。
また本発明を更に発展させて、点灯時における液晶等価
容量の増加に供う消費電流を削減させるために、液晶を
充電するのに必要な時間だけCOMOutとSegOu
tに電位差を与え、残りの時間はSegOutを開放さ
せて、すなわちセグメント駆動用インバーターのPチャ
ンネル、Nチャンネルの両トランジスターをオフにして
、液晶等価容量の増加に伴う電流の消費を削減させるこ
とも可能である。この場合、充電する直前に前の電荷を
電源を介さずに放電させてやるのは勿論であり、また容
量増大に伴うCOM−Seg電極間の電位差の減小が無
視できなければ断続的に液晶を充電する、あるいは充電
周期15.63n1sのうち初めの114あるいは1ノ
2等の時間だけCOM電極とSeg電極に電位差を与え
て、残りの時間はセグメント電極を開放にし、容量増大
に伴う消費電流削減して、充電する直前に電源を介さな
い閉ループで液晶COM−Seg電極間に充電された電
荷を放電すれぱ良い。以上詳記したごとく、本発明から
成る液晶駆動回路は、交流駆動信号の反転時に発生する
表示制御信号を形成し、この表示制御信号を点滅表示用
に従来から設けられていた点灯制御用ゲート25に加え
るだけでよく従来の駆動方法に比べてわずか回路素子数
を増加させるだけで液晶駆動電流の削減が実現でき、携
帯機器の電池寿命の向上に大きく寄与するものてある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一般的な電子時計の回路ブロック図。 第2図は、従来の方法て液晶を駆動するための液晶駆動
回路及びその周辺回路の一例を示す図。第3図は、第2
図から成る回路の主要各部の電圧タイミングチャート図
。第4図は、従来の液晶駆動方法説明をするための駆動
回路の簡易等価回路図。第5図は、本発明から成る液晶
駆動方法を説明するための簡易等価回路図。第6図は、
本発明から成る液晶駆動方法を実現するための液晶駆動
回路及びその周辺回路図。第7図は、第6図に示す回路
の主要各部の電圧のタイミングチャート図。第8図A,
bは、液晶を流れる電流の実測波形を示す。aは従来の
駆動方法による電流波形、bは本発明の駆動回路による
電流波形。第9図は、強制放電時間tをパラメーターと
する駆動電圧−コントラスト特性の実測値を表わす図。
1・・・水晶発振回路、2・・・バイナリー分周回路、
3・・・秒分周回路、4・・・分分周回路、5・・・時
分周回路、6・・弔分周回路、7〜10・・・7セグメ
ント表示をするためのデコーダー、11・・・液晶駆動
、制御回路、12・・・液晶表示素子、13・・・修正
制御回路、28・・・セグメント駆動用PIMOS●F
ETのオン抵抗、30・・・同じくN−MOS−FET
の等価オン抵抗、33・・・セグメント電極駆動用P・
MOSOFET及びN−MOS−FETからなるインバ
ーターのスイッチング機能を表わす等価スイツチ、29
・・・コモン電極駆動用P−MOS・FETの等価オン
抵抗、31・・・同じくN−MOS−FETの等価オン
抵抗、34・・・コモン電極駆動用P・MOSeFET
(5N●MOS●FETから成るインバーターのスイッ
チング機能を表わす等価スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流駆動信号を入力し、液晶表示装置の共通電極を
    駆動するコモン電極駆動用インバー22、一方の入力端
    にセグメント信号を入力するアンドゲーよりなる禁止ゲ
    ート26、前記禁止ゲート26の出力を一方の入力端に
    入力し、他方の入力端に前記交流駆動信号を入力するセ
    グメント交流駆動用排他的ORゲート23、前記セグメ
    ント交流駆動用排他的ORゲート23の出力が接続され
    前記液晶表示装置のセグメント電極を駆動するセグメン
    ト電極駆動用インバータ24よりなる液晶表示装置駆動
    回路において出力が前記禁止ゲート26の他の入力端に
    接続され、一方の入力端子に点滅表示信号が入力される
    ノアゲートよりなる点灯制御用ゲート25、前記交流駆
    動信号の2倍の周波数を有し、前記交流駆動信号の反転
    時に所定のパルス幅を有する表示制御信号を形成する表
    示制御信号形成回路35、36を設け、前記表示制御信
    号は前記点灯制御用ゲート25に入力されることを特徴
    とする液晶表示装置駆動回路。
JP52035886A 1977-03-29 1977-03-29 液晶表示装置駆動回路 Expired JPS6051714B2 (ja)

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