JPS6041789B2 - マトリクス演算回路 - Google Patents
マトリクス演算回路Info
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- JPS6041789B2 JPS6041789B2 JP53157581A JP15758178A JPS6041789B2 JP S6041789 B2 JPS6041789 B2 JP S6041789B2 JP 53157581 A JP53157581 A JP 53157581A JP 15758178 A JP15758178 A JP 15758178A JP S6041789 B2 JPS6041789 B2 JP S6041789B2
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- video signal
- memory
- mask
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマトリクス演算回路、特に図形処理に用いるマ
トリクス演算回路に関する。
トリクス演算回路に関する。
文字を含む図形一般が描れている対象物より、該図形の
パターンをテレビカメラあるいはCCD(Charge
COupledDevice)センサ等によりビデオ情
報として取り出した後、必要な図形処理を加えてディス
プレイしあるいはデータとしてストアすることが行なわ
れている。
パターンをテレビカメラあるいはCCD(Charge
COupledDevice)センサ等によりビデオ情
報として取り出した後、必要な図形処理を加えてディス
プレイしあるいはデータとしてストアすることが行なわ
れている。
ここに言う図形処理とは、例えば、太い線図形を細い線
図形に変換するとか、図形の輪部のみを抽出するとか、
汚点を除去するとか等の必要とされる任意のあらゆる図
形形成操作のことを意味する。前記テレビカメラ等より
取り出された入力図形は、通常“1゛,゜゜0゛の2値
のディジタル・パターンとして大容量のバッファメモリ
に蓄えられた後、必要な図形処理操作が加えられるが、
この図形処理操作のためにいわゆるマスク処理が不可欠
である。マスク処理とは入力図形上の全ての点に対して
、その点とその近傍条件により出力を決定する局所演算
のことである。このようなマスク処理はもともとソフト
ウェアにより行なわれていた。すなわち、前記大容量バ
ッファメモリに蓄えられた入力図形に対し、i行j列(
1=1,2,3・・・j=1,2,3・・りのビデオデ
ータおよびその近傍のビデオデータ群をアクセスしてそ
の局所図形の判断をし必要な処理を加えるという方法で
ある。これはいわゆる2次元走査と呼ばれるものである
が、このマスク処理に要する時間の大半は前記アクセス
のための時間であり、殆ど実用にならない程の多大な時
間を要した。そこで、近年いわゆる一次元走査によるマ
スク処理が提案された。これはソフトウェアでなくハー
ドウェアを主体としたマスク処理であり、前記大容量バ
ッファメモリからの入力図形データをクロックパルスの
速度でビットシリアルに処理するものである。これによ
り、前記ソフトウェアによる2次元走査のマスク処理に
比して処理時間は激減した。然しながらハードウェア処
理であるが故に、致命的ないくつかの欠点を伴つた。こ
れら欠点とは、1入力図形の大きさ、例えばA4判、B
5判等、が定められるとハードウェアも一義的に定めら
れてしまう。
図形に変換するとか、図形の輪部のみを抽出するとか、
汚点を除去するとか等の必要とされる任意のあらゆる図
形形成操作のことを意味する。前記テレビカメラ等より
取り出された入力図形は、通常“1゛,゜゜0゛の2値
のディジタル・パターンとして大容量のバッファメモリ
に蓄えられた後、必要な図形処理操作が加えられるが、
この図形処理操作のためにいわゆるマスク処理が不可欠
である。マスク処理とは入力図形上の全ての点に対して
、その点とその近傍条件により出力を決定する局所演算
のことである。このようなマスク処理はもともとソフト
ウェアにより行なわれていた。すなわち、前記大容量バ
ッファメモリに蓄えられた入力図形に対し、i行j列(
1=1,2,3・・・j=1,2,3・・りのビデオデ
ータおよびその近傍のビデオデータ群をアクセスしてそ
の局所図形の判断をし必要な処理を加えるという方法で
ある。これはいわゆる2次元走査と呼ばれるものである
が、このマスク処理に要する時間の大半は前記アクセス
のための時間であり、殆ど実用にならない程の多大な時
間を要した。そこで、近年いわゆる一次元走査によるマ
スク処理が提案された。これはソフトウェアでなくハー
ドウェアを主体としたマスク処理であり、前記大容量バ
ッファメモリからの入力図形データをクロックパルスの
速度でビットシリアルに処理するものである。これによ
り、前記ソフトウェアによる2次元走査のマスク処理に
比して処理時間は激減した。然しながらハードウェア処
理であるが故に、致命的ないくつかの欠点を伴つた。こ
れら欠点とは、1入力図形の大きさ、例えばA4判、B
5判等、が定められるとハードウェアも一義的に定めら
れてしまう。
つまり、任意の入力図形の大きさに対処し得ない。2マ
スクの大きさは3×3、4×4等のマトリクス構成で規
定されるが、1つのマスクが定められるとハードウェア
も一義的に定められてしまう。
スクの大きさは3×3、4×4等のマトリクス構成で規
定されるが、1つのマスクが定められるとハードウェア
も一義的に定められてしまう。
つまり、マスクの大きさを任意のMXMに設定できない
。3マスクの内容は論理上M><Mのマトリクスについ
て2M−M通りの組合せからなるが、これら全ての内容
を満足するハードウェアを準備することは事実上相当の
経済的、形状的な制約を受ける。
。3マスクの内容は論理上M><Mのマトリクスについ
て2M−M通りの組合せからなるが、これら全ての内容
を満足するハードウェアを準備することは事実上相当の
経済的、形状的な制約を受ける。
つまり2M−M通りのマスクの内容全てに任意に対処し
得ない。4図形処理にとつて不可欠な繰り返し図形処理
を実行するためのハードウェアを簡単に設計することは
、従来のマスク処理用ハードウェア構成からみて殆ど不
可能である。
得ない。4図形処理にとつて不可欠な繰り返し図形処理
を実行するためのハードウェアを簡単に設計することは
、従来のマスク処理用ハードウェア構成からみて殆ど不
可能である。
従つて本発明の目的は、従来の一次元走査に基づくマス
ク処理用のハードウェアが有していた上記諸欠点を全て
同時に排除し得る、新規なハードウェア構成からなるマ
トリクス演算回路を提案することである。
ク処理用のハードウェアが有していた上記諸欠点を全て
同時に排除し得る、新規なハードウェア構成からなるマ
トリクス演算回路を提案することである。
上記目的に従い本発明は、可変シフト量のシフトレジス
タ構成さらなり、入力図形の大きさに対応したシフト量
で該入力図形のビデオ信号をビットシリアルにシフトし
、且つ同一構成のものが、使用するMXMのマスクのM
行の各行に対応してM個直列に接続されるバッファ回路
と、該M行の各行におけるビデオ信号からマスクに重な
り合うMビット分のビデオ信号を取り出すM個のレジス
タと、該レジスタの各々から出力されたM個のMビット
のビデオ信号と、該M個のMビットのビデ〔オ信号をア
ドレス入力として、予め準備してストアされた最大2M
−3通りのマスクの内容に対応する出力ビデオ信号を出
力するメモリと、を有してなることをi徴とするもので
ある。
タ構成さらなり、入力図形の大きさに対応したシフト量
で該入力図形のビデオ信号をビットシリアルにシフトし
、且つ同一構成のものが、使用するMXMのマスクのM
行の各行に対応してM個直列に接続されるバッファ回路
と、該M行の各行におけるビデオ信号からマスクに重な
り合うMビット分のビデオ信号を取り出すM個のレジス
タと、該レジスタの各々から出力されたM個のMビット
のビデオ信号と、該M個のMビットのビデ〔オ信号をア
ドレス入力として、予め準備してストアされた最大2M
−3通りのマスクの内容に対応する出力ビデオ信号を出
力するメモリと、を有してなることをi徴とするもので
ある。
以下図面に従つて本発明を説明する。
第1図AおよびBは図形処理の意味を説明するための入
力図形および処理図形の一例をそれぞれ示す平面図であ
る。
力図形および処理図形の一例をそれぞれ示す平面図であ
る。
第1図Aに示す入力図形はギザギザの円11あるいは汚
点12を含むパターンである。これに対して、所望の図
形処理を加えると第1図Bに示す処理図形、すなわち平
滑な円13となり、また不要な汚点(第1図Aの12)
も除去されている。この様な図形処理を行なうのに局所
演算であるマスク処理がなされる。このマスク処理のた
めのマスクは第1図Aにおいて例えば3×3のマトリク
スからなるマスク14として示されており、マスク14
は行および列に沿つて走査される。今、簡単のため汚点
12を除去するためのマスク14の内容を示すと、の如
くなる。すなわちマスクの中央のますに汚点12が重な
り合つたとき、上記゜“0゛,“゜1゛パターンが得ら
れ、このパターンに該当したときは予め定めた規則によ
り、に変換され、汚点12は除去される。
点12を含むパターンである。これに対して、所望の図
形処理を加えると第1図Bに示す処理図形、すなわち平
滑な円13となり、また不要な汚点(第1図Aの12)
も除去されている。この様な図形処理を行なうのに局所
演算であるマスク処理がなされる。このマスク処理のた
めのマスクは第1図Aにおいて例えば3×3のマトリク
スからなるマスク14として示されており、マスク14
は行および列に沿つて走査される。今、簡単のため汚点
12を除去するためのマスク14の内容を示すと、の如
くなる。すなわちマスクの中央のますに汚点12が重な
り合つたとき、上記゜“0゛,“゜1゛パターンが得ら
れ、このパターンに該当したときは予め定めた規則によ
り、に変換され、汚点12は除去される。
これはほんの一例であり、マスクの内容は所望の図形処
理に応じて23・3(512)通り存在し得る。またマ
スクの大きさも3×3のマトリクスに限らず、所望の図
形処理に応じてMXMまで存在し得る。第1図Aに示し
た入力図形は通常テレビカメラ等からビデオ信号として
取り出された後、大容量のバッファメモリに一旦ストア
される。
理に応じて23・3(512)通り存在し得る。またマ
スクの大きさも3×3のマトリクスに限らず、所望の図
形処理に応じてMXMまで存在し得る。第1図Aに示し
た入力図形は通常テレビカメラ等からビデオ信号として
取り出された後、大容量のバッファメモリに一旦ストア
される。
第2図は゜゜1゛,゜゜0゛の入力ビデオ信号がストア
されている状態の一例を示す部分平面図である。このス
トアされた入力ビデオ信号上をマスク14で走査しマス
ク処理を行なう訳であるが、実際には第2図に示す如く
マスク14を走査させることができない。いわゆる1次
元走査を行なつているからである。このため一般にはマ
スクが3×3のマトリクス構成の場合で、大きさが51
2ビット×512ビットの入力図形のとき、第3図に示
す如く512(=23・3)ビットのシフトレジスタを
3個直列接続し、シフトレジスタ31−1からシフトレ
ジスタ31−3へ、入力ビデオ信号■をビットシリアル
に転送する。そして各シフトレジスタの所定の固定3ビ
ット32−1、32−2および32−3から出力を取り
出す。これはマスク14の出力となる。すなわち第4図
に示す如くシフトレジスタを変形してみると、マスク1
4は図示する位置に見かけ上固定され、各シフトレジス
タの所定の3ビットを3段重ねた3×3のマトリクスが
形成される。このマトリクスで構成されるマスク14の
各ますから9ビットのマスク出力1,2・・・9が得ら
れる。この場合ビデオ信号■がビットシリアルに移動す
るので、あたかもマスク14を行・列方向に走査したか
の様なマスク出力が得られる。以上は一般的な技術事項
であるが、これらのハードウェアは入力図形の大きさと
マスクのマトリクス構成とが定められると、一義的に定
まり、その他の大きさの入力図形ならびにその他のマト
リクス構成のマスクには全く対処できないことに注意す
べきである。次にマスク処理のための一般的な論理回路
について説明しておく。
されている状態の一例を示す部分平面図である。このス
トアされた入力ビデオ信号上をマスク14で走査しマス
ク処理を行なう訳であるが、実際には第2図に示す如く
マスク14を走査させることができない。いわゆる1次
元走査を行なつているからである。このため一般にはマ
スクが3×3のマトリクス構成の場合で、大きさが51
2ビット×512ビットの入力図形のとき、第3図に示
す如く512(=23・3)ビットのシフトレジスタを
3個直列接続し、シフトレジスタ31−1からシフトレ
ジスタ31−3へ、入力ビデオ信号■をビットシリアル
に転送する。そして各シフトレジスタの所定の固定3ビ
ット32−1、32−2および32−3から出力を取り
出す。これはマスク14の出力となる。すなわち第4図
に示す如くシフトレジスタを変形してみると、マスク1
4は図示する位置に見かけ上固定され、各シフトレジス
タの所定の3ビットを3段重ねた3×3のマトリクスが
形成される。このマトリクスで構成されるマスク14の
各ますから9ビットのマスク出力1,2・・・9が得ら
れる。この場合ビデオ信号■がビットシリアルに移動す
るので、あたかもマスク14を行・列方向に走査したか
の様なマスク出力が得られる。以上は一般的な技術事項
であるが、これらのハードウェアは入力図形の大きさと
マスクのマトリクス構成とが定められると、一義的に定
まり、その他の大きさの入力図形ならびにその他のマト
リクス構成のマスクには全く対処できないことに注意す
べきである。次にマスク処理のための一般的な論理回路
について説明しておく。
マスク14を走査して、第5図Aに示す如きマスク内容
の入力図形パターン51に遭遇したとき゜゛1゛を出力
すべきことを規定したとすると、これについて要求され
る論理回路は第5図Bに示す如き構成となる。第5図B
において52はアンド回路、53はインバータ回路であ
り、入力1,2・・・9は、第5図Aのパターン51に
おける各ます1,2・・・9の出力に相当する。従つて
第5図Aのパターン51に対してのみ、第5図Bのアン
ド論理がとれ、゜“1゛が出力される。同様に、マスク
内容が第6図Aの61,62および63の如きパターン
を有し、これらのいずれかの入力図形にマスクが遭遇し
たときに“1゛を出力すべきことが規定されたとすると
、そのときの論理回路は第6図Bに示す如くかなり複雑
となる。従つて、マスク内容が上述の51,61,62
,63等に限らず、最大23・3通りに及んだときは、
ハードウェアが極めて膨大になり、現実”には実行不能
となる。このため、一般のマスク処理では、ある特定の
論理回路のみを専用に設け他のマスク内容に対しては実
行し得ないものとした。そこで本発明は次の様なマトリ
クス演算回路を提案する。
の入力図形パターン51に遭遇したとき゜゛1゛を出力
すべきことを規定したとすると、これについて要求され
る論理回路は第5図Bに示す如き構成となる。第5図B
において52はアンド回路、53はインバータ回路であ
り、入力1,2・・・9は、第5図Aのパターン51に
おける各ます1,2・・・9の出力に相当する。従つて
第5図Aのパターン51に対してのみ、第5図Bのアン
ド論理がとれ、゜“1゛が出力される。同様に、マスク
内容が第6図Aの61,62および63の如きパターン
を有し、これらのいずれかの入力図形にマスクが遭遇し
たときに“1゛を出力すべきことが規定されたとすると
、そのときの論理回路は第6図Bに示す如くかなり複雑
となる。従つて、マスク内容が上述の51,61,62
,63等に限らず、最大23・3通りに及んだときは、
ハードウェアが極めて膨大になり、現実”には実行不能
となる。このため、一般のマスク処理では、ある特定の
論理回路のみを専用に設け他のマスク内容に対しては実
行し得ないものとした。そこで本発明は次の様なマトリ
クス演算回路を提案する。
第7図は本発明に基づくマトリクス演算回路の原理構成
を示すブロック図である。本図において71−1,71
−2,71−3・・・71−Mはそれぞれバッファ回路
である。各バッファ回路71−1〜71−Mは可変シフ
ト量のシフトレジスタ機能を果すものであり、バッファ
回路71−1に受信された入力ビデオ信号■はバッファ
回路71−Mまでビットシリアルに転送される。前記可
変シフト量は入力図形を構成するストアされたビデオ信
号(第2図参照)の最大横幅に応じて−設定され、例え
ばNXNビットの大きさを有する入力図形を図形処理す
る場合には、各バッファ回路はNビットのシフト量を持
つシフトレジスタとして機能する。この可変シフト量は
、各バッファ回路に設けられた初期設定シフト量入力線
72一1,72−2,72−3・・・72−Mによつて
設定される。このことから、本発明のマトリクス演算回
路は、入力図形の大きさに制約されることなく、任意の
大きさの入力図形に対処し得ることが分る。なお、各バ
ッファ回路の詳細は後述する。次に、バッファ回路71
−1,71−2,71−3・・・71−Mの個数につい
てみると、その個数は使用するマスクのマトリクス構成
から単純に設定される。仮りにMXMのマトリクス構成
を有するマスクが使用されるならば第7図に示す如くM
個のバッファ回路を直列に接続しておけば良い。3×3
のマスクならば、バッファ回路71−1,71−2およ
び71−3で足りる。
を示すブロック図である。本図において71−1,71
−2,71−3・・・71−Mはそれぞれバッファ回路
である。各バッファ回路71−1〜71−Mは可変シフ
ト量のシフトレジスタ機能を果すものであり、バッファ
回路71−1に受信された入力ビデオ信号■はバッファ
回路71−Mまでビットシリアルに転送される。前記可
変シフト量は入力図形を構成するストアされたビデオ信
号(第2図参照)の最大横幅に応じて−設定され、例え
ばNXNビットの大きさを有する入力図形を図形処理す
る場合には、各バッファ回路はNビットのシフト量を持
つシフトレジスタとして機能する。この可変シフト量は
、各バッファ回路に設けられた初期設定シフト量入力線
72一1,72−2,72−3・・・72−Mによつて
設定される。このことから、本発明のマトリクス演算回
路は、入力図形の大きさに制約されることなく、任意の
大きさの入力図形に対処し得ることが分る。なお、各バ
ッファ回路の詳細は後述する。次に、バッファ回路71
−1,71−2,71−3・・・71−Mの個数につい
てみると、その個数は使用するマスクのマトリクス構成
から単純に設定される。仮りにMXMのマトリクス構成
を有するマスクが使用されるならば第7図に示す如くM
個のバッファ回路を直列に接続しておけば良い。3×3
のマスクならば、バッファ回路71−1,71−2およ
び71−3で足りる。
このことから、本発明のマトリクス演算回路は、使用す
るマスクのマトリクス構成に何ら制約を受けず、任意の
大きさのマスクを自由に選択し得ることが分る。第7図
において、73−1,73−2,73一3・・・73−
Mはそれぞれレジスタであり、各バッファ回路71−1
,71−2,71−3・・・71一Mに対応して設けら
れ、対応するバッファ回路より送り出された入力ビデオ
信号を逐次一定量ストアする。
るマスクのマトリクス構成に何ら制約を受けず、任意の
大きさのマスクを自由に選択し得ることが分る。第7図
において、73−1,73−2,73一3・・・73−
Mはそれぞれレジスタであり、各バッファ回路71−1
,71−2,71−3・・・71一Mに対応して設けら
れ、対応するバッファ回路より送り出された入力ビデオ
信号を逐次一定量ストアする。
今、仮りに3×3のマトリクス構成を有するマスクを想
定すると、レジスタ73−1,73−2および73−3
は、3行3列のマスクの各行に対応する。この各行より
、第4図において説明したのと同様の趣旨で各3列分の
マスク出力を取り出す。このマスク出力は、各3本ずつ
の出力線74−1,74−2および74−3より取り出
される。これらの出力線74−1,74−2および74
−3はまとめてアドレス入力線75となる。アドレス入
力線75はアドレスセレクタ76を介してアドレス入力
線75″となり、メモリ77に接続する。メモリ77は
、予め定められた所望の図形処理に応じたマスク内容を
ストアする。前記のアドレス入力線75(アドレス入力
線75″に同じ)の各アドレスビットをA。,Al・・
・A8とすると、3×3のマスクに対して次の様に対応
する。すなわちとなる。
定すると、レジスタ73−1,73−2および73−3
は、3行3列のマスクの各行に対応する。この各行より
、第4図において説明したのと同様の趣旨で各3列分の
マスク出力を取り出す。このマスク出力は、各3本ずつ
の出力線74−1,74−2および74−3より取り出
される。これらの出力線74−1,74−2および74
−3はまとめてアドレス入力線75となる。アドレス入
力線75はアドレスセレクタ76を介してアドレス入力
線75″となり、メモリ77に接続する。メモリ77は
、予め定められた所望の図形処理に応じたマスク内容を
ストアする。前記のアドレス入力線75(アドレス入力
線75″に同じ)の各アドレスビットをA。,Al・・
・A8とすると、3×3のマスクに対して次の様に対応
する。すなわちとなる。
そして、例えばなるマスク内容についてアドレスO番地
を、なるマスク内容についてアドレス511番地を割り
当て、残る51樋りのマスク内容についてそれぞれアド
レス1番地から510番地を割り当てる。
を、なるマスク内容についてアドレス511番地を割り
当て、残る51樋りのマスク内容についてそれぞれアド
レス1番地から510番地を割り当てる。
ただしこの割り当て方法は任意で良い。これらのマスク
内容に合致する入力図形の部分があつたとき出力ビデオ
信号として゜“1゛を出力すべきか、゛0゛を出力すべ
きかは予め所望の図形処理に応じて定め且つ、前記メモ
リ77に書き込んでおく。例えは既述の汚点12(第1
図A)に関する図形処理ては、なるマスク内容(これは
アドレス10幡地に相当ノするものと仮定する)につい
て“゜0゛を出力ビデオ信号とすべきであるので、メモ
リ77の100番地にはデータ“0゛を書き込んでおく
。
内容に合致する入力図形の部分があつたとき出力ビデオ
信号として゜“1゛を出力すべきか、゛0゛を出力すべ
きかは予め所望の図形処理に応じて定め且つ、前記メモ
リ77に書き込んでおく。例えは既述の汚点12(第1
図A)に関する図形処理ては、なるマスク内容(これは
アドレス10幡地に相当ノするものと仮定する)につい
て“゜0゛を出力ビデオ信号とすべきであるので、メモ
リ77の100番地にはデータ“0゛を書き込んでおく
。
メモリ77の各番地に対応するデータの初期設定は、第
7図の初期設定アドレス入力線78および初期設定デー
タ入力線79でなされる。上記設定例では、アドレス入
力線78をアドレス100番地に設定したとき、データ
入力線79よりデータ“゜0゛を書き込んでおく。なお
、メモリ77はRAM(RandOmAccessMe
mOry)である。
7図の初期設定アドレス入力線78および初期設定デー
タ入力線79でなされる。上記設定例では、アドレス入
力線78をアドレス100番地に設定したとき、データ
入力線79よりデータ“゜0゛を書き込んでおく。なお
、メモリ77はRAM(RandOmAccessMe
mOry)である。
従つてアドレスセレクタ76は、メモリ77に接続する
アドレス入力線75″を、初期設定時にはアドレス入力
線78に、図形処理中はアドレス入力線75にそれぞれ
接続するための切り換えを行なう。もし、メモリ77と
してデータが固定されているROM(ReadOnly
MemOry)を使用するならば、アドレスセレクタ7
6は不要であろう。かくして、メモリ77から図形処理
された出力ビデオ信号V。。lが送出される。この様に
本発明のマトリクス演算回路は、何らハードウェアの増
大を伴うことなく簡単に、最大2M−ゞ通りのマスク内
容を自由に設定でき、第5図B1第6図Bに示した様な
論理回路は本質的に不要となることが分る。また本発明
はDOn′Tcareを含むマスクに対しても効果的で
ある。例えばなるマスク内容においてX印は“゜1゛で
も゜“0゛でも構わないときは、これらの2つの×印の
ますに゛0゛または“1゛を挿入してなる4つの組合せ
のマスク内容に対応する4つのアドレスに対し、いずれ
も出力ビデオ信号が゜“1゛となるように、メモリ77
に書込みを行なつておくだけでよい。
アドレス入力線75″を、初期設定時にはアドレス入力
線78に、図形処理中はアドレス入力線75にそれぞれ
接続するための切り換えを行なう。もし、メモリ77と
してデータが固定されているROM(ReadOnly
MemOry)を使用するならば、アドレスセレクタ7
6は不要であろう。かくして、メモリ77から図形処理
された出力ビデオ信号V。。lが送出される。この様に
本発明のマトリクス演算回路は、何らハードウェアの増
大を伴うことなく簡単に、最大2M−ゞ通りのマスク内
容を自由に設定でき、第5図B1第6図Bに示した様な
論理回路は本質的に不要となることが分る。また本発明
はDOn′Tcareを含むマスクに対しても効果的で
ある。例えばなるマスク内容においてX印は“゜1゛で
も゜“0゛でも構わないときは、これらの2つの×印の
ますに゛0゛または“1゛を挿入してなる4つの組合せ
のマスク内容に対応する4つのアドレスに対し、いずれ
も出力ビデオ信号が゜“1゛となるように、メモリ77
に書込みを行なつておくだけでよい。
ここで第7図のバッファ回路71−1,71一2,71
−3・・・71−Mの詳細について述べておく。
−3・・・71−Mの詳細について述べておく。
第8図はこのバッファ回路の一構成例を示すブロック図
である。このバッファ回路は既述のとおり可変シフト量
のシフトレジスタ機能を有する。先ず、入力図形の大き
さがNXNビットに定められると、可変シフト量はNビ
ットに設定される。このNビットは初期設定としてシフ
ト量入力線81(第7図の72−1〜72−M参照)よ
り与えられ、コンパレータ82の比較量をNに設定する
。一方、入力ビデオ信号の転送タイミングを定めるタイ
ミングパルスTを受信してこれを計数するカウンタ83
が設けられている。カウンタ83はタイミングパルスT
を計数して1,2,・・・の如く歩進出力をコンパレー
タ82に送出する。そしてその歩進出力がNに達すると
、コンパレータ82で一致がとれてキャリー信号Cが出
力され、キャリー線84を介してカウンタ83をリセッ
トする。従つて、カウンタ83は計数値1,2・・・N
をサイクリツクに出力することになる。このサイクリツ
クなりウンタ出力は、RAM85のアドレス入力として
アドレス入力線86より与えられる。タイミングパルス
Tはタイミング回路87にも印加され、ここではリード
/ライト信号R/Wを作成する。このリード/ライト信
号は、タイミングパルスTに同期して、RAM85に対
するリードおよびライトを交互に行なう。あるアドレス
についてRAM85内の入力ビデオ信号Vをリードした
とき、これは既にNビット前に入力済の信号であり、そ
の直後当該アドレスに新たに入力した入力ビデオ信号■
をストアする。これはNビット後にリードされる。この
様な繰り返しを行なえば、その動作はNビットのシフト
レジスタと全く等価になる。しかもこの場合はNビット
を任意に設定し得る。以上のことをタイムチャートて示
すと第9図の如くなる。
である。このバッファ回路は既述のとおり可変シフト量
のシフトレジスタ機能を有する。先ず、入力図形の大き
さがNXNビットに定められると、可変シフト量はNビ
ットに設定される。このNビットは初期設定としてシフ
ト量入力線81(第7図の72−1〜72−M参照)よ
り与えられ、コンパレータ82の比較量をNに設定する
。一方、入力ビデオ信号の転送タイミングを定めるタイ
ミングパルスTを受信してこれを計数するカウンタ83
が設けられている。カウンタ83はタイミングパルスT
を計数して1,2,・・・の如く歩進出力をコンパレー
タ82に送出する。そしてその歩進出力がNに達すると
、コンパレータ82で一致がとれてキャリー信号Cが出
力され、キャリー線84を介してカウンタ83をリセッ
トする。従つて、カウンタ83は計数値1,2・・・N
をサイクリツクに出力することになる。このサイクリツ
クなりウンタ出力は、RAM85のアドレス入力として
アドレス入力線86より与えられる。タイミングパルス
Tはタイミング回路87にも印加され、ここではリード
/ライト信号R/Wを作成する。このリード/ライト信
号は、タイミングパルスTに同期して、RAM85に対
するリードおよびライトを交互に行なう。あるアドレス
についてRAM85内の入力ビデオ信号Vをリードした
とき、これは既にNビット前に入力済の信号であり、そ
の直後当該アドレスに新たに入力した入力ビデオ信号■
をストアする。これはNビット後にリードされる。この
様な繰り返しを行なえば、その動作はNビットのシフト
レジスタと全く等価になる。しかもこの場合はNビット
を任意に設定し得る。以上のことをタイムチャートて示
すと第9図の如くなる。
本図において、記号V,T,R/W,Cの意味は第8図
に示したものと同様である。なお、上記Nビットとして
はN=8の場合を示し、第8図におけるアドレス入力線
86のアドレスビットは3ビット構成となり、第9図の
A。,AlおよびA2の3ビットがこれに対応する。ま
た第9”図の■″は8ビット遅延(シフト)の遅延ビデ
オ出力てあり、第8図■″に相当する。本図において、
入力ビデオ信号■はタイミングパルスTに同期して入力
され、またこのタイミングパルスTに同期してリード/
ライト信号R/Wが出力され・る。矩形波の山側はリー
ド(R)タイミング、谷側はライト(W)タイミングで
、必ずあるアドレスについてリード後ライトするという
操作を繰り返す。アドレスA。,Al,A2はカウンタ
83(第8図)の出力であり、8タイミングパルス毎に
ノAll“゜1゛となる。遅延ビデオ信号V″はこの8
タイミングパルス分の遅延時間Tをおいて現われ、初期
状態ではこの遅延時間T中の遅延ビデオ信号V″はRA
M85(第8図)内に初めからストアされていた全く意
味のない信号である。既に従来技術の欠点4として述べ
たとおり、図形処理にとつて不可欠な繰り返し処理を実
行する上で、従来はこの繰り返し処理を効率良く実行す
るための手段を持たなかつた。
に示したものと同様である。なお、上記Nビットとして
はN=8の場合を示し、第8図におけるアドレス入力線
86のアドレスビットは3ビット構成となり、第9図の
A。,AlおよびA2の3ビットがこれに対応する。ま
た第9”図の■″は8ビット遅延(シフト)の遅延ビデ
オ出力てあり、第8図■″に相当する。本図において、
入力ビデオ信号■はタイミングパルスTに同期して入力
され、またこのタイミングパルスTに同期してリード/
ライト信号R/Wが出力され・る。矩形波の山側はリー
ド(R)タイミング、谷側はライト(W)タイミングで
、必ずあるアドレスについてリード後ライトするという
操作を繰り返す。アドレスA。,Al,A2はカウンタ
83(第8図)の出力であり、8タイミングパルス毎に
ノAll“゜1゛となる。遅延ビデオ信号V″はこの8
タイミングパルス分の遅延時間Tをおいて現われ、初期
状態ではこの遅延時間T中の遅延ビデオ信号V″はRA
M85(第8図)内に初めからストアされていた全く意
味のない信号である。既に従来技術の欠点4として述べ
たとおり、図形処理にとつて不可欠な繰り返し処理を実
行する上で、従来はこの繰り返し処理を効率良く実行す
るための手段を持たなかつた。
ここに言う繰り返し処理とは、例えば入力図形の太線に
対し所望の細め処理を繰り返し行なうことを意味し、例
えばその繰り返し回数は1轍回にも及ぶ。この場合、1
轍回のマスク処理が全て同一のマトリクス構成からなる
マスクの大きさで、且つ同一のマスク内容であるとは限
らない。従つて、繰り返しの途中で異なるマスクの大き
さ、異なるマスクの内容を有するハードウェアに変更し
なければならない。この様な場合にも、本発明のマトリ
クス演算回路は偉力を発揮する。第7図に戻ると、上記
繰り返し処理中にマスクの大きさが変更になつた場合、
バッファ回路71−1,71−2・・・とレジスタ73
−1,73−2・・・の対を増減変更すれば良く、入力
図形の大きさが実質的に拡大または縮少すれば、制御線
72−1,72−2・・・により可変シフト量を新たに
設定すれば良く、さらにまたマスクの内容が変更になつ
たときは初期設定アドレス入力線78および初期設定デ
ータ入力線79より、この変更を行なえば良い。これら
の種々の変更は、例えばテーブル設定器を用いて、マニ
ュアルであるいはRAMを使用して自動的に行なつても
良い。この繰り返し処理を行なうシステム例は第10図
に示される。本図において、111は第7図に示した本
発明のマトリクス演算回路であり、112は上記のテー
ブル設定器である。なお、本システム全体を制御するコ
ントローラが必要であ一るが、任意に設計すべきもので
あるから、あえて図示しない。先ず、第1ビデオ信号メ
モリ113に図形処理すべきビデオ信号■が入力された
とする。この入力ビデオ信号■はリード・バス114−
Rを通してマトリクス演算回路111に送出さ.れ、こ
こで図形処理を受けた後その出力ビデオ信号はライト・
バス114−Wを通して第2ビデオ信号メモリ115に
ストアされる。繰り返し処理であるから、今度は第2ビ
デオ信号メモリ115の内容を入力ビデオ信号としてマ
トリクス演算回・路111に送出し、ここで図形処理を
受けた後、ライト・バス114−Wを通してメモリ11
3へ返す。以後同様の操作を繰り返す。その途中てもし
前述の種々の変更が必要となれば、これをテーブル設定
器112にて行なう。かくして繰り返し図形処理が簡単
に行なえることになる。以上説明したように本発明によ
れば、1入力図形の大きさは全く任意のものが扱え、2
マスクのマトリクス構成はハードウェア上のわずかな変
更のみで自由に選定でき、3マスクの内容はハードウェ
ア上の変更なしに理論上可能な全ての組合せをとること
ができ、4繰り返し図形処理を行なうのに有利である、
という諸利点を備えた新規な図゛形処理手段が実現され
る。
対し所望の細め処理を繰り返し行なうことを意味し、例
えばその繰り返し回数は1轍回にも及ぶ。この場合、1
轍回のマスク処理が全て同一のマトリクス構成からなる
マスクの大きさで、且つ同一のマスク内容であるとは限
らない。従つて、繰り返しの途中で異なるマスクの大き
さ、異なるマスクの内容を有するハードウェアに変更し
なければならない。この様な場合にも、本発明のマトリ
クス演算回路は偉力を発揮する。第7図に戻ると、上記
繰り返し処理中にマスクの大きさが変更になつた場合、
バッファ回路71−1,71−2・・・とレジスタ73
−1,73−2・・・の対を増減変更すれば良く、入力
図形の大きさが実質的に拡大または縮少すれば、制御線
72−1,72−2・・・により可変シフト量を新たに
設定すれば良く、さらにまたマスクの内容が変更になつ
たときは初期設定アドレス入力線78および初期設定デ
ータ入力線79より、この変更を行なえば良い。これら
の種々の変更は、例えばテーブル設定器を用いて、マニ
ュアルであるいはRAMを使用して自動的に行なつても
良い。この繰り返し処理を行なうシステム例は第10図
に示される。本図において、111は第7図に示した本
発明のマトリクス演算回路であり、112は上記のテー
ブル設定器である。なお、本システム全体を制御するコ
ントローラが必要であ一るが、任意に設計すべきもので
あるから、あえて図示しない。先ず、第1ビデオ信号メ
モリ113に図形処理すべきビデオ信号■が入力された
とする。この入力ビデオ信号■はリード・バス114−
Rを通してマトリクス演算回路111に送出さ.れ、こ
こで図形処理を受けた後その出力ビデオ信号はライト・
バス114−Wを通して第2ビデオ信号メモリ115に
ストアされる。繰り返し処理であるから、今度は第2ビ
デオ信号メモリ115の内容を入力ビデオ信号としてマ
トリクス演算回・路111に送出し、ここで図形処理を
受けた後、ライト・バス114−Wを通してメモリ11
3へ返す。以後同様の操作を繰り返す。その途中てもし
前述の種々の変更が必要となれば、これをテーブル設定
器112にて行なう。かくして繰り返し図形処理が簡単
に行なえることになる。以上説明したように本発明によ
れば、1入力図形の大きさは全く任意のものが扱え、2
マスクのマトリクス構成はハードウェア上のわずかな変
更のみで自由に選定でき、3マスクの内容はハードウェ
ア上の変更なしに理論上可能な全ての組合せをとること
ができ、4繰り返し図形処理を行なうのに有利である、
という諸利点を備えた新規な図゛形処理手段が実現され
る。
第1図AおよびBは図形処理の意味を説明するための入
力図形および処理図形の一例をそれぞれ示す平面図、第
2図は“1゛,“0゛の入力ビデオ信号がストアされて
いる状態の一例を示す部分平面図、第3図はマスク処理
のための一般的なシフトレジスタの構成を示すブロック
図、第4図は一般的な一次元走査を説明するための図、
第5図Aは一つのマスク内容の一例を示すマトリクスパ
ターン図、第5図Bは第5図Aのマスク内容に対応する
一般的な論理回路を示す回路図、第6図Aは他のマスク
内容の一例を示すマトリクスパターン図、第6図Bは第
6図Aのマスク内容に対応する一般的な論理回路を示す
回路図、第7図は本発明に基づくマトリクス演算回路の
原理構成を示すブロック図、第8図は第7図におけるバ
ッファ回路の一構成例を示すブロック図、第9図は第8
図の回路動作を説明するためのタイムチャート、第10
図は本発明のマトリクス演算回路を利用して繰り返し図
形処理を行なうシムテム例を示すブロック図である。 図において14はマスク、71−1,71一2,71−
3・・・71−Mはそれぞれバッファ回路、72−1,
72−2,72−3・・・72−Mはそれぞれ初期設定
用シフト量入力線、73−1,73−2,73−3・・
・73−Mはそれぞれレジスタ、75,75″はそれぞ
れアドレス入力線、76はアドレスセレクタ、77はメ
モリ、78は初期設定用アドレス入力線、79は初期設
定用データ入力線、82はコンパレータ、83はカウン
タ、85はRAMl87はタイミング回路、111はマ
トリクス演算回路、112はテーブル設定器、113は
第1の入力ビデオ信号メモリ、115は第2の入力ビデ
オ信号メモリである。
力図形および処理図形の一例をそれぞれ示す平面図、第
2図は“1゛,“0゛の入力ビデオ信号がストアされて
いる状態の一例を示す部分平面図、第3図はマスク処理
のための一般的なシフトレジスタの構成を示すブロック
図、第4図は一般的な一次元走査を説明するための図、
第5図Aは一つのマスク内容の一例を示すマトリクスパ
ターン図、第5図Bは第5図Aのマスク内容に対応する
一般的な論理回路を示す回路図、第6図Aは他のマスク
内容の一例を示すマトリクスパターン図、第6図Bは第
6図Aのマスク内容に対応する一般的な論理回路を示す
回路図、第7図は本発明に基づくマトリクス演算回路の
原理構成を示すブロック図、第8図は第7図におけるバ
ッファ回路の一構成例を示すブロック図、第9図は第8
図の回路動作を説明するためのタイムチャート、第10
図は本発明のマトリクス演算回路を利用して繰り返し図
形処理を行なうシムテム例を示すブロック図である。 図において14はマスク、71−1,71一2,71−
3・・・71−Mはそれぞれバッファ回路、72−1,
72−2,72−3・・・72−Mはそれぞれ初期設定
用シフト量入力線、73−1,73−2,73−3・・
・73−Mはそれぞれレジスタ、75,75″はそれぞ
れアドレス入力線、76はアドレスセレクタ、77はメ
モリ、78は初期設定用アドレス入力線、79は初期設
定用データ入力線、82はコンパレータ、83はカウン
タ、85はRAMl87はタイミング回路、111はマ
トリクス演算回路、112はテーブル設定器、113は
第1の入力ビデオ信号メモリ、115は第2の入力ビデ
オ信号メモリである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力図形の情報を含む入力ビデオ信号をビットシリ
アルに転送するため複数個直列に接続され且つ各々が可
変シフト量のシフトレジスタ機能を備えるバッファ回路
と、複数個の該バッファ回路の各々の出力を一時ストア
する複数個のレジスタと、該複数個のレジスタの各々の
所定数ビット出力を集合してなるアドレス入力によりア
クセスされるメモリと、を具備し該メモリより図形処理
された出力ビデオ信号を得るマトリクス演算回路であつ
て、図形処理すべき前記入力図形がN×N(Nは任意の
自然数)ビットの大きさを有し、図形処理のための局所
演算に用いるマスクがM×M(Mは任意の自然数)のマ
トリクス構成を有するとき、前記バッファ回路およびレ
ジスタの個数はそれぞれMに初期設定され、該バッファ
回路の前記可変シフト量はNビットに初期設定され、該
レジスタはMビット出力に初期設定され、前記メモリに
おいては前記アドレス入力毎に対応して、図形処理に応
じ予め定められた前記マスクの内容に対する最大2^M
^.^M通りの“1”、“0”データが初期設定される
ことを特徴とするマトリクス演算回路。 2 バッファ回路が少なくともコンパレータとカウンタ
とRAM(RandomAccessMemory)と
タイミング回路とからなり、該コンパレータはNビット
の可変シフト量に相当する値を比較値Nとして保持し且
つ被比較入力と一致がとれる毎に該カウンタをリセット
し、該カウンタは入力ビデオ信号のクロックをなすタイ
ミングパルスを受信してこれを逐次計数し、且つ該計数
の値を、一方において該入力ビデオ信号を受信する前記
RAMのアドレス入力とすると共に他方において前記被
比較入力とし、また前記タイミング回路は前記タイミン
グパルスに同期して前記RAMをリードおよびライトす
るリード/ライト信号を出力し、ここに前記RAMにN
ビットの周期でリードおよびライト動作を行なわせてN
ビットのシフト量をもつたシフトレジスタ機能を持たせ
る特許請求の範囲第1項記載のマトリクス演算回路。 3 複数個のレジスタとメモリとの間にアドレスセレク
タを設け、初期状態において該アドレスセレクタは該レ
ジスタからのアドレス入力に代えて初期設定用アドレス
を前記メモリに与え、これと共に該メモリが各該初期設
定用アドレスに対応する初期設定用“1”、“0”デー
タを書き込む特許請求の範囲第1項記載のマトリクス演
算回路。 4 第1の入力ビデオ信号メモリと第2の入力ビデオ信
号メモリとをさらに付加し、該第1の入力ビデオ信号メ
モリからの出力を入力ビデオ信号として第1回目の図形
処理をしその結果を前記第2の出力ビデオ信号メモリに
ストアし該第2の入力ビデオ信号メモリにストアされた
前記結果を入力ビデオ信号として第2回目の図形処理を
しその結果を前記第1の入力ビデオ信号メモリにストア
するという操作を繰り返す特許請求の範囲第3項記載の
マトリクス演算回路。 5 操作の繰り返し途中で、入力図形の大きさ、マクス
の大きさ、マクスの内容の変更のための初期設定を行な
うテーブル設定器を具備する特許請求の範囲第4項記載
のマトリクス演算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53157581A JPS6041789B2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | マトリクス演算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53157581A JPS6041789B2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | マトリクス演算回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5585951A JPS5585951A (en) | 1980-06-28 |
JPS6041789B2 true JPS6041789B2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=15652816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53157581A Expired JPS6041789B2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | マトリクス演算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041789B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02130374A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-18 | Osaka Shosen Mitsui Senpaku Kk | 冷凍輸送用箱体の気体流通機構およびそれを用いた冷凍輸送箱体 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6162187A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
JPS61288282A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-18 | Fujitsu Ltd | 画像フイルタリング装置 |
-
1978
- 1978-12-22 JP JP53157581A patent/JPS6041789B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02130374A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-18 | Osaka Shosen Mitsui Senpaku Kk | 冷凍輸送用箱体の気体流通機構およびそれを用いた冷凍輸送箱体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5585951A (en) | 1980-06-28 |
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