JPS6041789B2 - マトリクス演算回路 - Google Patents

マトリクス演算回路

Info

Publication number
JPS6041789B2
JPS6041789B2 JP53157581A JP15758178A JPS6041789B2 JP S6041789 B2 JPS6041789 B2 JP S6041789B2 JP 53157581 A JP53157581 A JP 53157581A JP 15758178 A JP15758178 A JP 15758178A JP S6041789 B2 JPS6041789 B2 JP S6041789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
video signal
memory
mask
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53157581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5585951A (en
Inventor
猛 桝井
清 岩田
慎一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP53157581A priority Critical patent/JPS6041789B2/ja
Publication of JPS5585951A publication Critical patent/JPS5585951A/ja
Publication of JPS6041789B2 publication Critical patent/JPS6041789B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマトリクス演算回路、特に図形処理に用いるマ
トリクス演算回路に関する。
文字を含む図形一般が描れている対象物より、該図形の
パターンをテレビカメラあるいはCCD(Charge
COupledDevice)センサ等によりビデオ情
報として取り出した後、必要な図形処理を加えてディス
プレイしあるいはデータとしてストアすることが行なわ
れている。
ここに言う図形処理とは、例えば、太い線図形を細い線
図形に変換するとか、図形の輪部のみを抽出するとか、
汚点を除去するとか等の必要とされる任意のあらゆる図
形形成操作のことを意味する。前記テレビカメラ等より
取り出された入力図形は、通常“1゛,゜゜0゛の2値
のディジタル・パターンとして大容量のバッファメモリ
に蓄えられた後、必要な図形処理操作が加えられるが、
この図形処理操作のためにいわゆるマスク処理が不可欠
である。マスク処理とは入力図形上の全ての点に対して
、その点とその近傍条件により出力を決定する局所演算
のことである。このようなマスク処理はもともとソフト
ウェアにより行なわれていた。すなわち、前記大容量バ
ッファメモリに蓄えられた入力図形に対し、i行j列(
1=1,2,3・・・j=1,2,3・・りのビデオデ
ータおよびその近傍のビデオデータ群をアクセスしてそ
の局所図形の判断をし必要な処理を加えるという方法で
ある。これはいわゆる2次元走査と呼ばれるものである
が、このマスク処理に要する時間の大半は前記アクセス
のための時間であり、殆ど実用にならない程の多大な時
間を要した。そこで、近年いわゆる一次元走査によるマ
スク処理が提案された。これはソフトウェアでなくハー
ドウェアを主体としたマスク処理であり、前記大容量バ
ッファメモリからの入力図形データをクロックパルスの
速度でビットシリアルに処理するものである。これによ
り、前記ソフトウェアによる2次元走査のマスク処理に
比して処理時間は激減した。然しながらハードウェア処
理であるが故に、致命的ないくつかの欠点を伴つた。こ
れら欠点とは、1入力図形の大きさ、例えばA4判、B
5判等、が定められるとハードウェアも一義的に定めら
れてしまう。
つまり、任意の入力図形の大きさに対処し得ない。2マ
スクの大きさは3×3、4×4等のマトリクス構成で規
定されるが、1つのマスクが定められるとハードウェア
も一義的に定められてしまう。
つまり、マスクの大きさを任意のMXMに設定できない
。3マスクの内容は論理上M><Mのマトリクスについ
て2M−M通りの組合せからなるが、これら全ての内容
を満足するハードウェアを準備することは事実上相当の
経済的、形状的な制約を受ける。
つまり2M−M通りのマスクの内容全てに任意に対処し
得ない。4図形処理にとつて不可欠な繰り返し図形処理
を実行するためのハードウェアを簡単に設計することは
、従来のマスク処理用ハードウェア構成からみて殆ど不
可能である。
従つて本発明の目的は、従来の一次元走査に基づくマス
ク処理用のハードウェアが有していた上記諸欠点を全て
同時に排除し得る、新規なハードウェア構成からなるマ
トリクス演算回路を提案することである。
上記目的に従い本発明は、可変シフト量のシフトレジス
タ構成さらなり、入力図形の大きさに対応したシフト量
で該入力図形のビデオ信号をビットシリアルにシフトし
、且つ同一構成のものが、使用するMXMのマスクのM
行の各行に対応してM個直列に接続されるバッファ回路
と、該M行の各行におけるビデオ信号からマスクに重な
り合うMビット分のビデオ信号を取り出すM個のレジス
タと、該レジスタの各々から出力されたM個のMビット
のビデオ信号と、該M個のMビットのビデ〔オ信号をア
ドレス入力として、予め準備してストアされた最大2M
−3通りのマスクの内容に対応する出力ビデオ信号を出
力するメモリと、を有してなることをi徴とするもので
ある。
以下図面に従つて本発明を説明する。
第1図AおよびBは図形処理の意味を説明するための入
力図形および処理図形の一例をそれぞれ示す平面図であ
る。
第1図Aに示す入力図形はギザギザの円11あるいは汚
点12を含むパターンである。これに対して、所望の図
形処理を加えると第1図Bに示す処理図形、すなわち平
滑な円13となり、また不要な汚点(第1図Aの12)
も除去されている。この様な図形処理を行なうのに局所
演算であるマスク処理がなされる。このマスク処理のた
めのマスクは第1図Aにおいて例えば3×3のマトリク
スからなるマスク14として示されており、マスク14
は行および列に沿つて走査される。今、簡単のため汚点
12を除去するためのマスク14の内容を示すと、の如
くなる。すなわちマスクの中央のますに汚点12が重な
り合つたとき、上記゜“0゛,“゜1゛パターンが得ら
れ、このパターンに該当したときは予め定めた規則によ
り、に変換され、汚点12は除去される。
これはほんの一例であり、マスクの内容は所望の図形処
理に応じて23・3(512)通り存在し得る。またマ
スクの大きさも3×3のマトリクスに限らず、所望の図
形処理に応じてMXMまで存在し得る。第1図Aに示し
た入力図形は通常テレビカメラ等からビデオ信号として
取り出された後、大容量のバッファメモリに一旦ストア
される。
第2図は゜゜1゛,゜゜0゛の入力ビデオ信号がストア
されている状態の一例を示す部分平面図である。このス
トアされた入力ビデオ信号上をマスク14で走査しマス
ク処理を行なう訳であるが、実際には第2図に示す如く
マスク14を走査させることができない。いわゆる1次
元走査を行なつているからである。このため一般にはマ
スクが3×3のマトリクス構成の場合で、大きさが51
2ビット×512ビットの入力図形のとき、第3図に示
す如く512(=23・3)ビットのシフトレジスタを
3個直列接続し、シフトレジスタ31−1からシフトレ
ジスタ31−3へ、入力ビデオ信号■をビットシリアル
に転送する。そして各シフトレジスタの所定の固定3ビ
ット32−1、32−2および32−3から出力を取り
出す。これはマスク14の出力となる。すなわち第4図
に示す如くシフトレジスタを変形してみると、マスク1
4は図示する位置に見かけ上固定され、各シフトレジス
タの所定の3ビットを3段重ねた3×3のマトリクスが
形成される。このマトリクスで構成されるマスク14の
各ますから9ビットのマスク出力1,2・・・9が得ら
れる。この場合ビデオ信号■がビットシリアルに移動す
るので、あたかもマスク14を行・列方向に走査したか
の様なマスク出力が得られる。以上は一般的な技術事項
であるが、これらのハードウェアは入力図形の大きさと
マスクのマトリクス構成とが定められると、一義的に定
まり、その他の大きさの入力図形ならびにその他のマト
リクス構成のマスクには全く対処できないことに注意す
べきである。次にマスク処理のための一般的な論理回路
について説明しておく。
マスク14を走査して、第5図Aに示す如きマスク内容
の入力図形パターン51に遭遇したとき゜゛1゛を出力
すべきことを規定したとすると、これについて要求され
る論理回路は第5図Bに示す如き構成となる。第5図B
において52はアンド回路、53はインバータ回路であ
り、入力1,2・・・9は、第5図Aのパターン51に
おける各ます1,2・・・9の出力に相当する。従つて
第5図Aのパターン51に対してのみ、第5図Bのアン
ド論理がとれ、゜“1゛が出力される。同様に、マスク
内容が第6図Aの61,62および63の如きパターン
を有し、これらのいずれかの入力図形にマスクが遭遇し
たときに“1゛を出力すべきことが規定されたとすると
、そのときの論理回路は第6図Bに示す如くかなり複雑
となる。従つて、マスク内容が上述の51,61,62
,63等に限らず、最大23・3通りに及んだときは、
ハードウェアが極めて膨大になり、現実”には実行不能
となる。このため、一般のマスク処理では、ある特定の
論理回路のみを専用に設け他のマスク内容に対しては実
行し得ないものとした。そこで本発明は次の様なマトリ
クス演算回路を提案する。
第7図は本発明に基づくマトリクス演算回路の原理構成
を示すブロック図である。本図において71−1,71
−2,71−3・・・71−Mはそれぞれバッファ回路
である。各バッファ回路71−1〜71−Mは可変シフ
ト量のシフトレジスタ機能を果すものであり、バッファ
回路71−1に受信された入力ビデオ信号■はバッファ
回路71−Mまでビットシリアルに転送される。前記可
変シフト量は入力図形を構成するストアされたビデオ信
号(第2図参照)の最大横幅に応じて−設定され、例え
ばNXNビットの大きさを有する入力図形を図形処理す
る場合には、各バッファ回路はNビットのシフト量を持
つシフトレジスタとして機能する。この可変シフト量は
、各バッファ回路に設けられた初期設定シフト量入力線
72一1,72−2,72−3・・・72−Mによつて
設定される。このことから、本発明のマトリクス演算回
路は、入力図形の大きさに制約されることなく、任意の
大きさの入力図形に対処し得ることが分る。なお、各バ
ッファ回路の詳細は後述する。次に、バッファ回路71
−1,71−2,71−3・・・71−Mの個数につい
てみると、その個数は使用するマスクのマトリクス構成
から単純に設定される。仮りにMXMのマトリクス構成
を有するマスクが使用されるならば第7図に示す如くM
個のバッファ回路を直列に接続しておけば良い。3×3
のマスクならば、バッファ回路71−1,71−2およ
び71−3で足りる。
このことから、本発明のマトリクス演算回路は、使用す
るマスクのマトリクス構成に何ら制約を受けず、任意の
大きさのマスクを自由に選択し得ることが分る。第7図
において、73−1,73−2,73一3・・・73−
Mはそれぞれレジスタであり、各バッファ回路71−1
,71−2,71−3・・・71一Mに対応して設けら
れ、対応するバッファ回路より送り出された入力ビデオ
信号を逐次一定量ストアする。
今、仮りに3×3のマトリクス構成を有するマスクを想
定すると、レジスタ73−1,73−2および73−3
は、3行3列のマスクの各行に対応する。この各行より
、第4図において説明したのと同様の趣旨で各3列分の
マスク出力を取り出す。このマスク出力は、各3本ずつ
の出力線74−1,74−2および74−3より取り出
される。これらの出力線74−1,74−2および74
−3はまとめてアドレス入力線75となる。アドレス入
力線75はアドレスセレクタ76を介してアドレス入力
線75″となり、メモリ77に接続する。メモリ77は
、予め定められた所望の図形処理に応じたマスク内容を
ストアする。前記のアドレス入力線75(アドレス入力
線75″に同じ)の各アドレスビットをA。,Al・・
・A8とすると、3×3のマスクに対して次の様に対応
する。すなわちとなる。
そして、例えばなるマスク内容についてアドレスO番地
を、なるマスク内容についてアドレス511番地を割り
当て、残る51樋りのマスク内容についてそれぞれアド
レス1番地から510番地を割り当てる。
ただしこの割り当て方法は任意で良い。これらのマスク
内容に合致する入力図形の部分があつたとき出力ビデオ
信号として゜“1゛を出力すべきか、゛0゛を出力すべ
きかは予め所望の図形処理に応じて定め且つ、前記メモ
リ77に書き込んでおく。例えは既述の汚点12(第1
図A)に関する図形処理ては、なるマスク内容(これは
アドレス10幡地に相当ノするものと仮定する)につい
て“゜0゛を出力ビデオ信号とすべきであるので、メモ
リ77の100番地にはデータ“0゛を書き込んでおく
メモリ77の各番地に対応するデータの初期設定は、第
7図の初期設定アドレス入力線78および初期設定デー
タ入力線79でなされる。上記設定例では、アドレス入
力線78をアドレス100番地に設定したとき、データ
入力線79よりデータ“゜0゛を書き込んでおく。なお
、メモリ77はRAM(RandOmAccessMe
mOry)である。
従つてアドレスセレクタ76は、メモリ77に接続する
アドレス入力線75″を、初期設定時にはアドレス入力
線78に、図形処理中はアドレス入力線75にそれぞれ
接続するための切り換えを行なう。もし、メモリ77と
してデータが固定されているROM(ReadOnly
MemOry)を使用するならば、アドレスセレクタ7
6は不要であろう。かくして、メモリ77から図形処理
された出力ビデオ信号V。。lが送出される。この様に
本発明のマトリクス演算回路は、何らハードウェアの増
大を伴うことなく簡単に、最大2M−ゞ通りのマスク内
容を自由に設定でき、第5図B1第6図Bに示した様な
論理回路は本質的に不要となることが分る。また本発明
はDOn′Tcareを含むマスクに対しても効果的で
ある。例えばなるマスク内容においてX印は“゜1゛で
も゜“0゛でも構わないときは、これらの2つの×印の
ますに゛0゛または“1゛を挿入してなる4つの組合せ
のマスク内容に対応する4つのアドレスに対し、いずれ
も出力ビデオ信号が゜“1゛となるように、メモリ77
に書込みを行なつておくだけでよい。
ここで第7図のバッファ回路71−1,71一2,71
−3・・・71−Mの詳細について述べておく。
第8図はこのバッファ回路の一構成例を示すブロック図
である。このバッファ回路は既述のとおり可変シフト量
のシフトレジスタ機能を有する。先ず、入力図形の大き
さがNXNビットに定められると、可変シフト量はNビ
ットに設定される。このNビットは初期設定としてシフ
ト量入力線81(第7図の72−1〜72−M参照)よ
り与えられ、コンパレータ82の比較量をNに設定する
。一方、入力ビデオ信号の転送タイミングを定めるタイ
ミングパルスTを受信してこれを計数するカウンタ83
が設けられている。カウンタ83はタイミングパルスT
を計数して1,2,・・・の如く歩進出力をコンパレー
タ82に送出する。そしてその歩進出力がNに達すると
、コンパレータ82で一致がとれてキャリー信号Cが出
力され、キャリー線84を介してカウンタ83をリセッ
トする。従つて、カウンタ83は計数値1,2・・・N
をサイクリツクに出力することになる。このサイクリツ
クなりウンタ出力は、RAM85のアドレス入力として
アドレス入力線86より与えられる。タイミングパルス
Tはタイミング回路87にも印加され、ここではリード
/ライト信号R/Wを作成する。このリード/ライト信
号は、タイミングパルスTに同期して、RAM85に対
するリードおよびライトを交互に行なう。あるアドレス
についてRAM85内の入力ビデオ信号Vをリードした
とき、これは既にNビット前に入力済の信号であり、そ
の直後当該アドレスに新たに入力した入力ビデオ信号■
をストアする。これはNビット後にリードされる。この
様な繰り返しを行なえば、その動作はNビットのシフト
レジスタと全く等価になる。しかもこの場合はNビット
を任意に設定し得る。以上のことをタイムチャートて示
すと第9図の如くなる。
本図において、記号V,T,R/W,Cの意味は第8図
に示したものと同様である。なお、上記Nビットとして
はN=8の場合を示し、第8図におけるアドレス入力線
86のアドレスビットは3ビット構成となり、第9図の
A。,AlおよびA2の3ビットがこれに対応する。ま
た第9”図の■″は8ビット遅延(シフト)の遅延ビデ
オ出力てあり、第8図■″に相当する。本図において、
入力ビデオ信号■はタイミングパルスTに同期して入力
され、またこのタイミングパルスTに同期してリード/
ライト信号R/Wが出力され・る。矩形波の山側はリー
ド(R)タイミング、谷側はライト(W)タイミングで
、必ずあるアドレスについてリード後ライトするという
操作を繰り返す。アドレスA。,Al,A2はカウンタ
83(第8図)の出力であり、8タイミングパルス毎に
ノAll“゜1゛となる。遅延ビデオ信号V″はこの8
タイミングパルス分の遅延時間Tをおいて現われ、初期
状態ではこの遅延時間T中の遅延ビデオ信号V″はRA
M85(第8図)内に初めからストアされていた全く意
味のない信号である。既に従来技術の欠点4として述べ
たとおり、図形処理にとつて不可欠な繰り返し処理を実
行する上で、従来はこの繰り返し処理を効率良く実行す
るための手段を持たなかつた。
ここに言う繰り返し処理とは、例えば入力図形の太線に
対し所望の細め処理を繰り返し行なうことを意味し、例
えばその繰り返し回数は1轍回にも及ぶ。この場合、1
轍回のマスク処理が全て同一のマトリクス構成からなる
マスクの大きさで、且つ同一のマスク内容であるとは限
らない。従つて、繰り返しの途中で異なるマスクの大き
さ、異なるマスクの内容を有するハードウェアに変更し
なければならない。この様な場合にも、本発明のマトリ
クス演算回路は偉力を発揮する。第7図に戻ると、上記
繰り返し処理中にマスクの大きさが変更になつた場合、
バッファ回路71−1,71−2・・・とレジスタ73
−1,73−2・・・の対を増減変更すれば良く、入力
図形の大きさが実質的に拡大または縮少すれば、制御線
72−1,72−2・・・により可変シフト量を新たに
設定すれば良く、さらにまたマスクの内容が変更になつ
たときは初期設定アドレス入力線78および初期設定デ
ータ入力線79より、この変更を行なえば良い。これら
の種々の変更は、例えばテーブル設定器を用いて、マニ
ュアルであるいはRAMを使用して自動的に行なつても
良い。この繰り返し処理を行なうシステム例は第10図
に示される。本図において、111は第7図に示した本
発明のマトリクス演算回路であり、112は上記のテー
ブル設定器である。なお、本システム全体を制御するコ
ントローラが必要であ一るが、任意に設計すべきもので
あるから、あえて図示しない。先ず、第1ビデオ信号メ
モリ113に図形処理すべきビデオ信号■が入力された
とする。この入力ビデオ信号■はリード・バス114−
Rを通してマトリクス演算回路111に送出さ.れ、こ
こで図形処理を受けた後その出力ビデオ信号はライト・
バス114−Wを通して第2ビデオ信号メモリ115に
ストアされる。繰り返し処理であるから、今度は第2ビ
デオ信号メモリ115の内容を入力ビデオ信号としてマ
トリクス演算回・路111に送出し、ここで図形処理を
受けた後、ライト・バス114−Wを通してメモリ11
3へ返す。以後同様の操作を繰り返す。その途中てもし
前述の種々の変更が必要となれば、これをテーブル設定
器112にて行なう。かくして繰り返し図形処理が簡単
に行なえることになる。以上説明したように本発明によ
れば、1入力図形の大きさは全く任意のものが扱え、2
マスクのマトリクス構成はハードウェア上のわずかな変
更のみで自由に選定でき、3マスクの内容はハードウェ
ア上の変更なしに理論上可能な全ての組合せをとること
ができ、4繰り返し図形処理を行なうのに有利である、
という諸利点を備えた新規な図゛形処理手段が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBは図形処理の意味を説明するための入
力図形および処理図形の一例をそれぞれ示す平面図、第
2図は“1゛,“0゛の入力ビデオ信号がストアされて
いる状態の一例を示す部分平面図、第3図はマスク処理
のための一般的なシフトレジスタの構成を示すブロック
図、第4図は一般的な一次元走査を説明するための図、
第5図Aは一つのマスク内容の一例を示すマトリクスパ
ターン図、第5図Bは第5図Aのマスク内容に対応する
一般的な論理回路を示す回路図、第6図Aは他のマスク
内容の一例を示すマトリクスパターン図、第6図Bは第
6図Aのマスク内容に対応する一般的な論理回路を示す
回路図、第7図は本発明に基づくマトリクス演算回路の
原理構成を示すブロック図、第8図は第7図におけるバ
ッファ回路の一構成例を示すブロック図、第9図は第8
図の回路動作を説明するためのタイムチャート、第10
図は本発明のマトリクス演算回路を利用して繰り返し図
形処理を行なうシムテム例を示すブロック図である。 図において14はマスク、71−1,71一2,71−
3・・・71−Mはそれぞれバッファ回路、72−1,
72−2,72−3・・・72−Mはそれぞれ初期設定
用シフト量入力線、73−1,73−2,73−3・・
・73−Mはそれぞれレジスタ、75,75″はそれぞ
れアドレス入力線、76はアドレスセレクタ、77はメ
モリ、78は初期設定用アドレス入力線、79は初期設
定用データ入力線、82はコンパレータ、83はカウン
タ、85はRAMl87はタイミング回路、111はマ
トリクス演算回路、112はテーブル設定器、113は
第1の入力ビデオ信号メモリ、115は第2の入力ビデ
オ信号メモリである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力図形の情報を含む入力ビデオ信号をビットシリ
    アルに転送するため複数個直列に接続され且つ各々が可
    変シフト量のシフトレジスタ機能を備えるバッファ回路
    と、複数個の該バッファ回路の各々の出力を一時ストア
    する複数個のレジスタと、該複数個のレジスタの各々の
    所定数ビット出力を集合してなるアドレス入力によりア
    クセスされるメモリと、を具備し該メモリより図形処理
    された出力ビデオ信号を得るマトリクス演算回路であつ
    て、図形処理すべき前記入力図形がN×N(Nは任意の
    自然数)ビットの大きさを有し、図形処理のための局所
    演算に用いるマスクがM×M(Mは任意の自然数)のマ
    トリクス構成を有するとき、前記バッファ回路およびレ
    ジスタの個数はそれぞれMに初期設定され、該バッファ
    回路の前記可変シフト量はNビットに初期設定され、該
    レジスタはMビット出力に初期設定され、前記メモリに
    おいては前記アドレス入力毎に対応して、図形処理に応
    じ予め定められた前記マスクの内容に対する最大2^M
    ^.^M通りの“1”、“0”データが初期設定される
    ことを特徴とするマトリクス演算回路。 2 バッファ回路が少なくともコンパレータとカウンタ
    とRAM(RandomAccessMemory)と
    タイミング回路とからなり、該コンパレータはNビット
    の可変シフト量に相当する値を比較値Nとして保持し且
    つ被比較入力と一致がとれる毎に該カウンタをリセット
    し、該カウンタは入力ビデオ信号のクロックをなすタイ
    ミングパルスを受信してこれを逐次計数し、且つ該計数
    の値を、一方において該入力ビデオ信号を受信する前記
    RAMのアドレス入力とすると共に他方において前記被
    比較入力とし、また前記タイミング回路は前記タイミン
    グパルスに同期して前記RAMをリードおよびライトす
    るリード/ライト信号を出力し、ここに前記RAMにN
    ビットの周期でリードおよびライト動作を行なわせてN
    ビットのシフト量をもつたシフトレジスタ機能を持たせ
    る特許請求の範囲第1項記載のマトリクス演算回路。 3 複数個のレジスタとメモリとの間にアドレスセレク
    タを設け、初期状態において該アドレスセレクタは該レ
    ジスタからのアドレス入力に代えて初期設定用アドレス
    を前記メモリに与え、これと共に該メモリが各該初期設
    定用アドレスに対応する初期設定用“1”、“0”デー
    タを書き込む特許請求の範囲第1項記載のマトリクス演
    算回路。 4 第1の入力ビデオ信号メモリと第2の入力ビデオ信
    号メモリとをさらに付加し、該第1の入力ビデオ信号メ
    モリからの出力を入力ビデオ信号として第1回目の図形
    処理をしその結果を前記第2の出力ビデオ信号メモリに
    ストアし該第2の入力ビデオ信号メモリにストアされた
    前記結果を入力ビデオ信号として第2回目の図形処理を
    しその結果を前記第1の入力ビデオ信号メモリにストア
    するという操作を繰り返す特許請求の範囲第3項記載の
    マトリクス演算回路。 5 操作の繰り返し途中で、入力図形の大きさ、マクス
    の大きさ、マクスの内容の変更のための初期設定を行な
    うテーブル設定器を具備する特許請求の範囲第4項記載
    のマトリクス演算回路。
JP53157581A 1978-12-22 1978-12-22 マトリクス演算回路 Expired JPS6041789B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53157581A JPS6041789B2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 マトリクス演算回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53157581A JPS6041789B2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 マトリクス演算回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5585951A JPS5585951A (en) 1980-06-28
JPS6041789B2 true JPS6041789B2 (ja) 1985-09-18

Family

ID=15652816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53157581A Expired JPS6041789B2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 マトリクス演算回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6041789B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02130374A (ja) * 1988-11-08 1990-05-18 Osaka Shosen Mitsui Senpaku Kk 冷凍輸送用箱体の気体流通機構およびそれを用いた冷凍輸送箱体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162187A (ja) * 1984-09-03 1986-03-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPS61288282A (ja) * 1985-06-17 1986-12-18 Fujitsu Ltd 画像フイルタリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02130374A (ja) * 1988-11-08 1990-05-18 Osaka Shosen Mitsui Senpaku Kk 冷凍輸送用箱体の気体流通機構およびそれを用いた冷凍輸送箱体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5585951A (en) 1980-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6247786A (ja) 近傍画像処理専用メモリ
JPS6367218B2 (ja)
JPS61233878A (ja) 画像処理の装置
EP0419616B1 (en) Method and apparatus for filtering digital data
JPS6041789B2 (ja) マトリクス演算回路
AU2388188A (en) Parallel pipeline image processor with 2 x 2 window architecture
JPH06101039B2 (ja) ウインドウ画像データの読出処理方式
JPS63113776A (ja) 画像の最大値,最小値変換回路
JPS594706B2 (ja) 印字パタ−ン発生装置
US4805228A (en) Cellular logic processor
JPS6341107B2 (ja)
JPH04188243A (ja) 記憶装置
JP2007072867A (ja) 画像メモリおよび画像処理システム
JPS623474B2 (ja)
US4872134A (en) Signal processing integrated circuit for row and column addition of matrices of digital values
JPH07107706B2 (ja) 遅延段数の可変なラインバツフア
SU479114A1 (ru) Ассоциативный параллельный процессор
SU1587491A1 (ru) Устройство дл экстремальной фильтрации
JP2000020705A (ja) 並列画像処理プロセッサ
SU970432A1 (ru) Устройство дл отображени информации на экране электронно-лучевой трубки
JP6708127B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
SU1444784A1 (ru) Буферное запоминающее устройство с произвольной выборкой двумерного фрагмента
JPS5854395B2 (ja) 文字パタ−ン発生方式
JPH028336B2 (ja)
SU1104578A1 (ru) Устройство дл формировани символов