JPS6032405A - 同調器の共振周波数を可変制御する方法 - Google Patents
同調器の共振周波数を可変制御する方法Info
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- JPS6032405A JPS6032405A JP14135583A JP14135583A JPS6032405A JP S6032405 A JPS6032405 A JP S6032405A JP 14135583 A JP14135583 A JP 14135583A JP 14135583 A JP14135583 A JP 14135583A JP S6032405 A JPS6032405 A JP S6032405A
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- electrode
- tuner
- transmission line
- electrodes
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- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H5/00—One-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H5/02—One-port networks comprising only passive electrical elements as network components without voltage- or current-dependent elements
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はラジオ、テレビの送信機や受信機、およびその
他通信機全般に用いることができる同調器に関するもの
である。
他通信機全般に用いることができる同調器に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点
近年、ラジオやテレビの放送電波や通イハ槻の通信電波
の数が増加しており、受信を希望する電波の周波数選択
をする同調器の性能においては、高い安定性と信頼性が
必要とされている。一方、同調器を設置するそれら受信
機、送信機や送信機の製造コストの低減も大きな課題で
あり’−1I”lに合即化が困1j、llな高周波部の
同調回路部品について抜本的な新技術の開発が特に必要
とされている、。
の数が増加しており、受信を希望する電波の周波数選択
をする同調器の性能においては、高い安定性と信頼性が
必要とされている。一方、同調器を設置するそれら受信
機、送信機や送信機の製造コストの低減も大きな課題で
あり’−1I”lに合即化が困1j、llな高周波部の
同調回路部品について抜本的な新技術の開発が特に必要
とされている、。
以下図面を参照しながら従来の同調器について説明する
。第1図は基本的な同調回路てあり、1はインダクタ、
2はキヤパンタである。そしてそれらインダクタ1とキ
ャパシタ2からなる\1←列J1、振回路3にて構成さ
れる同調器は、従来においては第2図もしくは第3図に
示すような部品による構成で実現されていた。すなわち
第2図に示すようにインダクタ部品4とキャパシタ部品
5のそれぞれ別個の部品が回路導体6および7によって
接続されて同調器を構成していた。まだ第3図に示すよ
うな別の方法として、板状の誘電体8の表面に平面イン
ダクタ9を設置して、更に対向する電極10および11
それぞれよりなるキャパシタ12を設置し、それぞれ別
個のインダクタ9とキャパシタ12が回路導体13およ
び14によって接続されて同調器を構成していた。
。第1図は基本的な同調回路てあり、1はインダクタ、
2はキヤパンタである。そしてそれらインダクタ1とキ
ャパシタ2からなる\1←列J1、振回路3にて構成さ
れる同調器は、従来においては第2図もしくは第3図に
示すような部品による構成で実現されていた。すなわち
第2図に示すようにインダクタ部品4とキャパシタ部品
5のそれぞれ別個の部品が回路導体6および7によって
接続されて同調器を構成していた。まだ第3図に示すよ
うな別の方法として、板状の誘電体8の表面に平面イン
ダクタ9を設置して、更に対向する電極10および11
それぞれよりなるキャパシタ12を設置し、それぞれ別
個のインダクタ9とキャパシタ12が回路導体13およ
び14によって接続されて同調器を構成していた。
しかしながら上記のような構成においては、■第2図に
示すものはインダクタ部品4が他の部品と比較してサイ
ズが大きく、特に高さ寸法が非常に大きいことが原因し
て機器の小型化と薄型化の実現を阻害していた。さらに
インダクタ部品のコイルに挿入されているフェライト材
のコアは機械的振動によってその設定位置の変動が発生
し、それによって同調周波数が非常に大きく変動してい
た。まだそのフェライト材のコアにおける透磁率μの温
度依存性の大きいことが原因してインダクタンスが不安
定であり、それによっても同調周波数が大きく変動して
いた。それと同時に同調Qも影響を受けて大きく変動し
ていた。さらに同調周波数を設定目標値に安定確保する
だめに、それぞれの部品を定められた設定位置に高い精
度で設置する必要があり、特に高周波同調器として量産
する場合にはその設置精度の確保が困難であり、それに
よって同調周波数が設定目標値から大きく離れると共に
一定値に収れんさせることが不可能であり、その量産性
に問題があった。
示すものはインダクタ部品4が他の部品と比較してサイ
ズが大きく、特に高さ寸法が非常に大きいことが原因し
て機器の小型化と薄型化の実現を阻害していた。さらに
インダクタ部品のコイルに挿入されているフェライト材
のコアは機械的振動によってその設定位置の変動が発生
し、それによって同調周波数が非常に大きく変動してい
た。まだそのフェライト材のコアにおける透磁率μの温
度依存性の大きいことが原因してインダクタンスが不安
定であり、それによっても同調周波数が大きく変動して
いた。それと同時に同調Qも影響を受けて大きく変動し
ていた。さらに同調周波数を設定目標値に安定確保する
だめに、それぞれの部品を定められた設定位置に高い精
度で設置する必要があり、特に高周波同調器として量産
する場合にはその設置精度の確保が困難であり、それに
よって同調周波数が設定目標値から大きく離れると共に
一定値に収れんさせることが不可能であり、その量産性
に問題があった。
■第3図に示すものはインダクタおよびキャパシタによ
る占有面積が大きく、それによって機器の小型化の実現
を阻害していた。さらにそれぞれの部品を構成するため
に機能する電極はインダクタ電極とキャパシタを形成す
る対向電極の少なくとも合計3個の機能電極が必要であ
り、導電率が高く従ってコストの高い電極制料を多量に
使用するだめ同調器の製造コストが高くなり、それと共
に省材料化を図ることが不可能であった。
る占有面積が大きく、それによって機器の小型化の実現
を阻害していた。さらにそれぞれの部品を構成するため
に機能する電極はインダクタ電極とキャパシタを形成す
る対向電極の少なくとも合計3個の機能電極が必要であ
り、導電率が高く従ってコストの高い電極制料を多量に
使用するだめ同調器の製造コストが高くなり、それと共
に省材料化を図ることが不可能であった。
■第2図および第3図に示すものにおける共通の問題点
として、インダクタおよびキャパシタはそれぞれ別個の
部品として形成されたものであり、それぞれ設置された
部品に対して長い経路の回路導体を介して接続されるよ
うに構成されていた。
として、インダクタおよびキャパシタはそれぞれ別個の
部品として形成されたものであり、それぞれ設置された
部品に対して長い経路の回路導体を介して接続されるよ
うに構成されていた。
それによって不要なリードインダクタンスやストレーキ
ャパシタが多く発生し、それによって同調2:→の動作
が不安定であると共に初期の股引目標を実現することが
困難であった。従って修正を含む設旧作業に多くの時間
を費していた。またそれぞれの同調器は独立した最小機
能単位の別個部品の集合回路であるだめ、既存の技術概
念では部品点数の削減および製造の合理化について対処
することが不可能であった。それによって同調器のコス
ト低減には限界があるなどの問題点を有していた。
ャパシタが多く発生し、それによって同調2:→の動作
が不安定であると共に初期の股引目標を実現することが
困難であった。従って修正を含む設旧作業に多くの時間
を費していた。またそれぞれの同調器は独立した最小機
能単位の別個部品の集合回路であるだめ、既存の技術概
念では部品点数の削減および製造の合理化について対処
することが不可能であった。それによって同調器のコス
ト低減には限界があるなどの問題点を有していた。
発明の目的
本発明の目的は、インダクタ部品とキャパシタ部品を一
体化して構成することにあり、それによって同調器の形
態を超薄型化および小型化し、さらに機械的にも安定で
、同調周波数や同調Qの温度依存性が小さく、接続リー
ドの悪影響をなくして高周波的に安定で、さらに部品点
数を削減して製造工程の合理化を可能にする同調器を提
供することを目的とするものである。
体化して構成することにあり、それによって同調器の形
態を超薄型化および小型化し、さらに機械的にも安定で
、同調周波数や同調Qの温度依存性が小さく、接続リー
ドの悪影響をなくして高周波的に安定で、さらに部品点
数を削減して製造工程の合理化を可能にする同調器を提
供することを目的とするものである。
発明の構成
上記目的を達成するだめに本発明は、誘電体を介して対
向設置した電極にそれぞれ接続するアース端子の接続位
置が電極によって異なる構成である。電極に接続するア
ース端子の接続位置が異なることによって、電極の電気
長を設定することにより、分布インダクタンスと分布キ
ャパシタンスを共に変化させ、自己共振周波数を任意に
設定するものである。
向設置した電極にそれぞれ接続するアース端子の接続位
置が電極によって異なる構成である。電極に接続するア
ース端子の接続位置が異なることによって、電極の電気
長を設定することにより、分布インダクタンスと分布キ
ャパシタンスを共に変化させ、自己共振周波数を任意に
設定するものである。
実施例の説明
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
る。
第4図は本発明の第1の実施例における同調器の構成を
示すものである。第4図において(a)は表面図、(b
)は側面図、(C)は裏面図を示す(以下、第6図ない
し第13図において同様)。第4図それぞれにおいて1
5はセラミック等からなる板状の電体であり、16は可
変インダクタを形成する電極であり、17は電極16と
相まって分布定数回路を形成し可変キャパシタを形成す
る電極である。
示すものである。第4図において(a)は表面図、(b
)は側面図、(C)は裏面図を示す(以下、第6図ない
し第13図において同様)。第4図それぞれにおいて1
5はセラミック等からなる板状の電体であり、16は可
変インダクタを形成する電極であり、17は電極16と
相まって分布定数回路を形成し可変キャパシタを形成す
る電極である。
電極16の端子18はアース端子であり、端子19はオ
ープン端子である。一方、電極17においては端子20
.21がオープン端子である3、ここて分布キャパシタ
のキャパシタンスを任意の1直に調整する場合は電極1
7を任意の電極部位17aをアース端子とする。
ープン端子である。一方、電極17においては端子20
.21がオープン端子である3、ここて分布キャパシタ
のキャパシタンスを任意の1直に調整する場合は電極1
7を任意の電極部位17aをアース端子とする。
第5図は本発明の第2の実施例における同調器の構成を
示すものである。板状の誘電体22に対する電極23と
電極24の設置構成は第4図で説明した実施例と同様で
あるが、電極23の端子25.26はオープン端子であ
る。一方電極24においては端子27がアース端子であ
り、端子28がオープン端子である。ここで分布インダ
クタのインダクタンスと分布キャパシタのキャパシタン
スを任意の値に同時に調整する場合は可変インダクタを
形成する電極23の電極部位23aをアース端子とする
。(第4図と第5図の実施例で示したそれぞれの電極の
端子モードの可逆性は以下第6図ないし第13図におい
て同様である。しだがって第4図と第5図の実施例で示
しだそれぞれの調整モードの可逆性も以下第6図ないし
第13図において同様である。) 第6図は本発明の第3の実施例における同調器の構成を
示すものである。板状の誘電体290表面側と電極3o
と電極31を設置しそれぞれの電極が側面対向するよう
に構成したものである。電極3oの端子32はアース端
子であり端子33はオープン端子である。一方電極31
においては端子34.35がオープン端子である。ここ
て分イIJキャパシタのキャパシタンスもしくは分布イ
ンダクタのインダクタンスをそれぞれ任意に調整する場
合は電極31の任意の電極部位31aをアース電位とす
る。
示すものである。板状の誘電体22に対する電極23と
電極24の設置構成は第4図で説明した実施例と同様で
あるが、電極23の端子25.26はオープン端子であ
る。一方電極24においては端子27がアース端子であ
り、端子28がオープン端子である。ここで分布インダ
クタのインダクタンスと分布キャパシタのキャパシタン
スを任意の値に同時に調整する場合は可変インダクタを
形成する電極23の電極部位23aをアース端子とする
。(第4図と第5図の実施例で示したそれぞれの電極の
端子モードの可逆性は以下第6図ないし第13図におい
て同様である。しだがって第4図と第5図の実施例で示
しだそれぞれの調整モードの可逆性も以下第6図ないし
第13図において同様である。) 第6図は本発明の第3の実施例における同調器の構成を
示すものである。板状の誘電体290表面側と電極3o
と電極31を設置しそれぞれの電極が側面対向するよう
に構成したものである。電極3oの端子32はアース端
子であり端子33はオープン端子である。一方電極31
においては端子34.35がオープン端子である。ここ
て分イIJキャパシタのキャパシタンスもしくは分布イ
ンダクタのインダクタンスをそれぞれ任意に調整する場
合は電極31の任意の電極部位31aをアース電位とす
る。
第7図は本発明の第4の実施例における同調器の構成を
示すものである1、板状の誘電体36に対する電極37
と電極38の設置構成および端子モードはpJS4図で
説明した実施例と同様であるが、電極37と電極38の
面積が同一でなく、まだそれぞれの電極が部分的に対向
するように設置した構成である。ここで分布キャパシタ
のキャパシタンスもしくは分布インダクタのインダクタ
ンスをそれぞれ任意に調整する場合は電極38の任意の
電極部位38aをアース電位とする。
示すものである1、板状の誘電体36に対する電極37
と電極38の設置構成および端子モードはpJS4図で
説明した実施例と同様であるが、電極37と電極38の
面積が同一でなく、まだそれぞれの電極が部分的に対向
するように設置した構成である。ここで分布キャパシタ
のキャパシタンスもしくは分布インダクタのインダクタ
ンスをそれぞれ任意に調整する場合は電極38の任意の
電極部位38aをアース電位とする。
第8図〜第10図は本発明の第5〜7の実施例における
同調器の構成図を示すものである。第8図における板状
の誘電体39に対する電極4oと電極41の設置構成お
よび端子モード、第9図における板状の誘電体42に対
する電極43と電極44の設置構成および端子モード、
および第1゜図における板状の誘電体45に対する電極
46と電極47の設置構成および端子モードは第4図で
説明した実施例と同様であるが、それぞれの電極は少な
くとも一ケ所以上の任意のん(曲角と屈曲方向を示す屈
曲部を有するものを用いる。ここで分布キャパシタのキ
ャパシタンスもしくは分布インダクタのインダクタンス
をそれぞれ任意に調整する場合は、第8図の電極41の
任意の電極部位71を1第9図の電極44の任意の電極
部位44aを、第1o図の電極47の任意の電極部位4
7aをそれぞれアース電位とする。
同調器の構成図を示すものである。第8図における板状
の誘電体39に対する電極4oと電極41の設置構成お
よび端子モード、第9図における板状の誘電体42に対
する電極43と電極44の設置構成および端子モード、
および第1゜図における板状の誘電体45に対する電極
46と電極47の設置構成および端子モードは第4図で
説明した実施例と同様であるが、それぞれの電極は少な
くとも一ケ所以上の任意のん(曲角と屈曲方向を示す屈
曲部を有するものを用いる。ここで分布キャパシタのキ
ャパシタンスもしくは分布インダクタのインダクタンス
をそれぞれ任意に調整する場合は、第8図の電極41の
任意の電極部位71を1第9図の電極44の任意の電極
部位44aを、第1o図の電極47の任意の電極部位4
7aをそれぞれアース電位とする。
第11図は本発明の第8の実施例における同調器の構成
を示すものである。誘電体基板48に対する電極49.
50の設置構成および端子モードは第4図で説明した実
施例と同様であるが、それぞれの電極はスパイラル形状
を有するものを用いる。ここで分布キャパシタのキャパ
シタンスもしくは分布インダクタのインダクタンスをそ
れぞれ任意に調整する場合は電極60の任意の電極部位
74をアース電位とする。
を示すものである。誘電体基板48に対する電極49.
50の設置構成および端子モードは第4図で説明した実
施例と同様であるが、それぞれの電極はスパイラル形状
を有するものを用いる。ここで分布キャパシタのキャパ
シタンスもしくは分布インダクタのインダクタンスをそ
れぞれ任意に調整する場合は電極60の任意の電極部位
74をアース電位とする。
第12図は本発明の第9の実施例における同調器の構成
図を示すものである。誘電体基板5oに対する電極52
と電極53の設置構成および端子モードは第4図で説明
した実施例と同様であるが、電極64は電極62の面積
内に含まれた範囲内で部分的に対向設置するように設置
した構成である。
図を示すものである。誘電体基板5oに対する電極52
と電極53の設置構成および端子モードは第4図で説明
した実施例と同様であるが、電極64は電極62の面積
内に含まれた範囲内で部分的に対向設置するように設置
した構成である。
ここで分布キャパシタのキャパシタンスもしくは分布イ
ンダクタのインダクタンスをそれぞれ任意に調整する場
合は電極53の任意の電極部位53aをアース電位とす
る。
ンダクタのインダクタンスをそれぞれ任意に調整する場
合は電極53の任意の電極部位53aをアース電位とす
る。
第13図は本発明の第5の実施例における同調器の構成
図を示すものである。板状の誘電体52に対する電極5
5と電極66の設置構成および端イモードは第4図で説
明した実施例と同様であるが、電極55は板状の誘電体
54の内部に設けられている。ここで分布キャパシタの
キャパシタンスもしくは分布インダクタのインダクタン
スをそれぞれ任意に調整する場合は電極56の任意の電
極部位56aをアース電位とする。
図を示すものである。板状の誘電体52に対する電極5
5と電極66の設置構成および端イモードは第4図で説
明した実施例と同様であるが、電極55は板状の誘電体
54の内部に設けられている。ここで分布キャパシタの
キャパシタンスもしくは分布インダクタのインダクタン
スをそれぞれ任意に調整する場合は電極56の任意の電
極部位56aをアース電位とする。
いう寸でもなく第6図、第7図、第12図および第13
図で説明した実施例におけるそれぞれの電極は第8図な
いし第11図で説明した実施例の′電極形状を有するも
のを用いてもよい。
図で説明した実施例におけるそれぞれの電極は第8図な
いし第11図で説明した実施例の′電極形状を有するも
のを用いてもよい。
第14図(a)、 (t))は本発明の第11の実施例
における同調器の構成を示すものである。円筒状の誘電
体57における内周部に電極68が設置され、また外周
部に電極59が電極58と対向して設置されるものであ
る。そして、それぞれの電極68および69のアース端
子は互いに逆方向側となるように設定されている。ここ
で分布キヤパシタのキャパシタンスもしくは分布インダ
クタのインダクタンスをそれぞれ任意に調整する場合は
電極58の任意の電極部位58aをアース電位とする。
における同調器の構成を示すものである。円筒状の誘電
体57における内周部に電極68が設置され、また外周
部に電極59が電極58と対向して設置されるものであ
る。そして、それぞれの電極68および69のアース端
子は互いに逆方向側となるように設定されている。ここ
で分布キヤパシタのキャパシタンスもしくは分布インダ
クタのインダクタンスをそれぞれ任意に調整する場合は
電極58の任意の電極部位58aをアース電位とする。
ここで誘電体57は円筒形状であるが、角筒形状のもの
も使用できる。
も使用できる。
いうまでもなく第6図、第7図、第12図〜第14図で
説明した実施例におけるそれぞれの電極は第8図〜第1
1図で説明した実施例の電極形状を有するものを用いて
もよい。
説明した実施例におけるそれぞれの電極は第8図〜第1
1図で説明した実施例の電極形状を有するものを用いて
もよい。
まだ第8図〜第11図に尽す実施例においては屈曲部と
して任意の屈曲角をイjする角弧状のパターンで形成し
たものを示しだが、これとは別に屈曲部として任意の曲
率を有する円弧状のパターンで形成した電極で構成して
もよいことはいう寸でもない。
して任意の屈曲角をイjする角弧状のパターンで形成し
たものを示しだが、これとは別に屈曲部として任意の曲
率を有する円弧状のパターンで形成した電極で構成して
もよいことはいう寸でもない。
さらに、第13図に示す実施例において、両方のfli
:極55,56を誘電体54の内部に設置せずに、任意
の片方の電極56を誘電体54の内部に設置し、他方の
電極56を誘電体54の表面に設置してもよい。
:極55,56を誘電体54の内部に設置せずに、任意
の片方の電極56を誘電体54の内部に設置し、他方の
電極56を誘電体54の表面に設置してもよい。
以−トそれぞれの実施例において、それぞれの電極にお
けるアース端子は特別にアース端子として設定せずとも
、一般的に共通端子として設定して仙の回路部(図示せ
ず)に接続しても所要の目的は;半成することができる
。
けるアース端子は特別にアース端子として設定せずとも
、一般的に共通端子として設定して仙の回路部(図示せ
ず)に接続しても所要の目的は;半成することができる
。
上記の実施例それぞれにおいて、第4図および第5図に
示すものは簡単な電極パターンで構成することができる
と共に高精度の電極パターンを容易に形成することが可
能である。それによって設jiLl]標の同調周波数に
対して極めて精度よく合致した同調器を実現することが
できる。第6図に示すものは誘電体29の片面のみで両
電極30.31を形成することができるので、製造プロ
セスを簡略化することができ、さらに両電極301 3
1は同一の電極形成プロセスにおいて形成処理できる。
示すものは簡単な電極パターンで構成することができる
と共に高精度の電極パターンを容易に形成することが可
能である。それによって設jiLl]標の同調周波数に
対して極めて精度よく合致した同調器を実現することが
できる。第6図に示すものは誘電体29の片面のみで両
電極30.31を形成することができるので、製造プロ
セスを簡略化することができ、さらに両電極301 3
1は同一の電極形成プロセスにおいて形成処理できる。
それによって電極相互間の設定位置精度が極めて高精度
に実現できる。第7図および第12図に示すものは両電
極のパターンが完全に一致ぜずとも所要の目的の同調器
を実現できるものである。それによって両電極が対向す
る部分の長さおよびIJに依存して同調周波数を任意に
設定することができる同調器を実現することが可能であ
る。第8図〜第11図に示すものは、同調器の占有面積
が小さくても比較的大きな分布インダクタと分布キャパ
シタを形成することが可能である。従って比較的低い同
調周波数を有する小型の同調器が実現でき、同調器のス
ペースファクタを向上さぜることかできる。第13図に
示すものは多層回路基板の製造プロセスに導入すること
ができるものである。
に実現できる。第7図および第12図に示すものは両電
極のパターンが完全に一致ぜずとも所要の目的の同調器
を実現できるものである。それによって両電極が対向す
る部分の長さおよびIJに依存して同調周波数を任意に
設定することができる同調器を実現することが可能であ
る。第8図〜第11図に示すものは、同調器の占有面積
が小さくても比較的大きな分布インダクタと分布キャパ
シタを形成することが可能である。従って比較的低い同
調周波数を有する小型の同調器が実現でき、同調器のス
ペースファクタを向上さぜることかできる。第13図に
示すものは多層回路基板の製造プロセスに導入すること
ができるものである。
これによって電極65が誘電体64の内部に設置されて
外部に露出することがないので、外部条件の変動による
影響を直接に受けることがない。従って同調器の同調周
波数に影響を及はさないので、極めて安定な性能を有す
る同調器を実現することができる。第14図に示すもの
は第4図ないし第13図に示すものよりさらに同調器を
小型化しても、より充分大き々インダクタとキパシタを
形成することが可能である。従って充分に低い同調周波
数を有す−る超小型の同調器を実現するととができる。
外部に露出することがないので、外部条件の変動による
影響を直接に受けることがない。従って同調器の同調周
波数に影響を及はさないので、極めて安定な性能を有す
る同調器を実現することができる。第14図に示すもの
は第4図ないし第13図に示すものよりさらに同調器を
小型化しても、より充分大き々インダクタとキパシタを
形成することが可能である。従って充分に低い同調周波
数を有す−る超小型の同調器を実現するととができる。
また、第14図に示すものはこれを製造する場合におい
て、連続した円筒形状の誘電体67に電極58.59を
それぞれ連続して形成し、項四の寸法長さで切断するこ
とによって大量にかつ容易に製造することが可能である
。
て、連続した円筒形状の誘電体67に電極58.59を
それぞれ連続して形成し、項四の寸法長さで切断するこ
とによって大量にかつ容易に製造することが可能である
。
なお、上記それぞれの実施例における伝送路電極として
は金属導体、プリント金属箔導体、厚膜印刷導体、薄膜
導体などを使用することができ、寸だ上記それぞれの導
体を異種組み合わぜて伝送路電極を形成してもよい。一
方、誘電体としてはアルミナセラミック、チタン酸バリ
ウム、プラスチック、テフロン、ガラス、マイカ、樹脂
系プリント回路基板などを用いることができる。
は金属導体、プリント金属箔導体、厚膜印刷導体、薄膜
導体などを使用することができ、寸だ上記それぞれの導
体を異種組み合わぜて伝送路電極を形成してもよい。一
方、誘電体としてはアルミナセラミック、チタン酸バリ
ウム、プラスチック、テフロン、ガラス、マイカ、樹脂
系プリント回路基板などを用いることができる。
以上のように構成された本実施例の同調器について以下
その基本動作についてまず説明する。
その基本動作についてまず説明する。
第15図(a)〜(g)は本発明の同調器における動作
を、、)l明するだめの等価回路である。第15図(a
)において、電気長lを有し、互いにアース端子を逆方
向側に設定したそれぞれの伝送路電極70.71によっ
て形成される伝送路に対して、電圧eを発生ずる信号源
72が伝送路電極70に接続されて信号を供給するもの
とする。そして、それによって伝送路電極70の先端に
おけるオープン端子には進行波電圧Gが励起されるもの
とする。一方、伝送路電極子1は上記の伝送路電極70
に近接して対向設置もしくは並設されているので、相互
誘導作用によって電圧が誘起される。その伝送路電極7
1の先端におけるオープン端子に誘起される進行波電圧
をeBとする。
を、、)l明するだめの等価回路である。第15図(a
)において、電気長lを有し、互いにアース端子を逆方
向側に設定したそれぞれの伝送路電極70.71によっ
て形成される伝送路に対して、電圧eを発生ずる信号源
72が伝送路電極70に接続されて信号を供給するもの
とする。そして、それによって伝送路電極70の先端に
おけるオープン端子には進行波電圧Gが励起されるもの
とする。一方、伝送路電極子1は上記の伝送路電極70
に近接して対向設置もしくは並設されているので、相互
誘導作用によって電圧が誘起される。その伝送路電極7
1の先端におけるオープン端子に誘起される進行波電圧
をeBとする。
ここで伝送路電極TOおよび71においてはそれぞれの
アース端子が逆方向側に設定されているので、誘起され
る進行波電圧eBは励起する進行波電圧eAに対して逆
位相となる。そして、それぞれの進行波電圧Gおよびe
Bは伝送路の先端がオープン状態であるので、伝送路電
極70および71より成る伝送路において電圧定在波を
形成することになる。ここで伝送路電極7oにおける電
圧定在波の分布様態を示す電圧分布係数をKで表わすも
のとすると、伝送路電極71における電圧分布係数は(
’1−K)で表わすことができる。
アース端子が逆方向側に設定されているので、誘起され
る進行波電圧eBは励起する進行波電圧eAに対して逆
位相となる。そして、それぞれの進行波電圧Gおよびe
Bは伝送路の先端がオープン状態であるので、伝送路電
極70および71より成る伝送路において電圧定在波を
形成することになる。ここで伝送路電極7oにおける電
圧定在波の分布様態を示す電圧分布係数をKで表わすも
のとすると、伝送路電極71における電圧分布係数は(
’1−K)で表わすことができる。
そとで次に、伝送路電極70および71において任意の
対向する部分において発生する電位差Vをめると ■−”K(1?A−(1−K)eB−−・−−−−(1
)で表わすことができる。ここで、それぞれの伝送路1
に極70および71が同じ電気長lであるとすると a−−e□ ・・・・・・・・・ し)となり、それに
よって第1式における電位差Vはv = Kg、 +(
1−K)e* −eA ・・・・・・・・・ (3) となる。すなわち伝送路電極70と71がそれぞれ対向
する全ての部分において電位差Vを発生さぜることがで
きる。
対向する部分において発生する電位差Vをめると ■−”K(1?A−(1−K)eB−−・−−−−(1
)で表わすことができる。ここで、それぞれの伝送路1
に極70および71が同じ電気長lであるとすると a−−e□ ・・・・・・・・・ し)となり、それに
よって第1式における電位差Vはv = Kg、 +(
1−K)e* −eA ・・・・・・・・・ (3) となる。すなわち伝送路電極70と71がそれぞれ対向
する全ての部分において電位差Vを発生さぜることがで
きる。
ここで伝送路電極70および71はその電極rlJWを
有するものとしく電極の厚みは薄いものとする)、さら
に誘電率ε8を有する誘電体を介して間隔dで対向され
ているものとする。この場合における伝送路の単位長当
りに形成するキャパシタンスCoは であり、故に Co−ε。εSd ・・・・・・・・・ (6)となる
。
有するものとしく電極の厚みは薄いものとする)、さら
に誘電率ε8を有する誘電体を介して間隔dで対向され
ているものとする。この場合における伝送路の単位長当
りに形成するキャパシタンスCoは であり、故に Co−ε。εSd ・・・・・・・・・ (6)となる
。
従って、第15図(+L)に示す伝送路は、第16図(
b)に示すような犀位長当りにおいて第6式て捷るCo
の分布キャパシタ73を含んだ伝送路となる。
b)に示すような犀位長当りにおいて第6式て捷るCo
の分布キャパシタ73を含んだ伝送路となる。
また、それぞれの伝送路電極70と伝送路電極71にお
ける電圧定在波分布(もしくは電流定在波分布)は、上
記において述べたように互いに逆位相関係にあるので、
この伝送路は等測的に平衡モードの伝送路として動作す
ることになる。これによって第15図(C)に示すよう
な、平衡電圧e′を有する平衡信号源74によって平衡
モードで励起される伝送路電極76および76によって
形成される平衡モード伝送路と等価になる。いうまでも
なくその電気長は第15図(a)において示したもとの
電気長eと同じである。さらに、この平衡モード伝送路
は第16図(d)に示すように、伝送路の分布インダク
タ成分および伝送路の屈曲形状により発生する集中イン
ダクタ成分それぞれによる総合的な分布インダクタ77
および78と分布キャパシタ73よりなる分布定数回路
と等価に表わすことができる。
ける電圧定在波分布(もしくは電流定在波分布)は、上
記において述べたように互いに逆位相関係にあるので、
この伝送路は等測的に平衡モードの伝送路として動作す
ることになる。これによって第15図(C)に示すよう
な、平衡電圧e′を有する平衡信号源74によって平衡
モードで励起される伝送路電極76および76によって
形成される平衡モード伝送路と等価になる。いうまでも
なくその電気長は第15図(a)において示したもとの
電気長eと同じである。さらに、この平衡モード伝送路
は第16図(d)に示すように、伝送路の分布インダク
タ成分および伝送路の屈曲形状により発生する集中イン
ダクタ成分それぞれによる総合的な分布インダクタ77
および78と分布キャパシタ73よりなる分布定数回路
と等価に表わすことができる。
次に、この分布キャパシタ73の形成における伝送路の
電気長lとの関係について説明する。第16図(a)に
示すような平衡モード伝送路における中位1% ’l′
l−りの特性インピーダンスZoは、第16図(b)に
示す等価回路で表わすことができる。その特+/1イン
ピーダンスZoは一般的に となる。ことで伝送路が無損失の場合は0 Zo−一 ・・・・・・・・・ (8)O となる。本発明の同調器における実施例の多くはこの仮
定を適用するととができ、かつ説明の簡略化のだめ以下
第8式に示す特性インピーダンスZ。
電気長lとの関係について説明する。第16図(a)に
示すような平衡モード伝送路における中位1% ’l′
l−りの特性インピーダンスZoは、第16図(b)に
示す等価回路で表わすことができる。その特+/1イン
ピーダンスZoは一般的に となる。ことで伝送路が無損失の場合は0 Zo−一 ・・・・・・・・・ (8)O となる。本発明の同調器における実施例の多くはこの仮
定を適用するととができ、かつ説明の簡略化のだめ以下
第8式に示す特性インピーダンスZ。
を用いる。第8式におけるキャパシタンスcoは第6式
においてめた伝送路における単位長当りのキャパシタン
スCoと同じものである。すなわち伝送路における単位
長当りの特性インピーダンスZ。
においてめた伝送路における単位長当りのキャパシタン
スCoと同じものである。すなわち伝送路における単位
長当りの特性インピーダンスZ。
はキャパシタンスcoの関数であり、それはまたキャパ
シタcoに開力する誘電体の誘電率ε3.伝送路電極の
巾Wおよびそれぞれの伝送路電極の設置間隔dの関数で
もある。
シタcoに開力する誘電体の誘電率ε3.伝送路電極の
巾Wおよびそれぞれの伝送路電極の設置間隔dの関数で
もある。
以上のように、伝送路における?1′1位長当りの特性
インピーダンスがZoで、その電気長が4であり、かつ
先端がオーブン状態である伝送路の端子に発生する等価
リアクタンスXは X−−Z。COtθ ・・・・・・・・・ (9)で表
わすことができる。ここで l ・・・・・・・・・(10) θ−2π■ であり、特に θ二=0〜− の場合において等価リアクタンスXは 〈 xニー0 ・・・・・・・・・(12)となる。すなわ
ち伝送路の端子における等価リアクタンスはキャパシテ
ィブリアクタンスとなり得る。したがって伝送路の電気
長lによってθが第11式に該当する場合、すなわち例
えば電気長lをλ/4以下に設定することによりキヤ・
々シタを形成することができる。そして、その形成でき
るキャパシタのキャパシタンスcは で表わされるように、θの変化によって、すなわち伝送
路の電気長βの設定によって任意のキャパシタンスCを
実現することができる。
インピーダンスがZoで、その電気長が4であり、かつ
先端がオーブン状態である伝送路の端子に発生する等価
リアクタンスXは X−−Z。COtθ ・・・・・・・・・ (9)で表
わすことができる。ここで l ・・・・・・・・・(10) θ−2π■ であり、特に θ二=0〜− の場合において等価リアクタンスXは 〈 xニー0 ・・・・・・・・・(12)となる。すなわ
ち伝送路の端子における等価リアクタンスはキャパシテ
ィブリアクタンスとなり得る。したがって伝送路の電気
長lによってθが第11式に該当する場合、すなわち例
えば電気長lをλ/4以下に設定することによりキヤ・
々シタを形成することができる。そして、その形成でき
るキャパシタのキャパシタンスcは で表わされるように、θの変化によって、すなわち伝送
路の電気長βの設定によって任意のキャパシタンスCを
実現することができる。
以上第9式〜第13式において説明した伝送路の動作様
態について図に表わしだものが第17図である。第17
図では、先端がオープン状態の伝送路において、その電
気長lの変化に従って端子に発生する等価リアクタンス
Xが変化する様子を表わしている。第17図から明らか
なように、伝送路の電気長4がλ/4以下もしくはλ/
2〜4λ/3などにおけるような場合には負の端子リア
クタンスを形成することが可能であり、すなわち等価的
にキャパシタを形成することができる。さらに、負の端
子リアクタンスを発生させる条件において、伝送路の電
気長4を任意に設定することによって、キャパシタンス
Cを任意の葡に実現することがFiJ能である。
態について図に表わしだものが第17図である。第17
図では、先端がオープン状態の伝送路において、その電
気長lの変化に従って端子に発生する等価リアクタンス
Xが変化する様子を表わしている。第17図から明らか
なように、伝送路の電気長4がλ/4以下もしくはλ/
2〜4λ/3などにおけるような場合には負の端子リア
クタンスを形成することが可能であり、すなわち等価的
にキャパシタを形成することができる。さらに、負の端
子リアクタンスを発生させる条件において、伝送路の電
気長4を任意に設定することによって、キャパシタンス
Cを任意の葡に実現することがFiJ能である。
このようにして形成されるキャパシタCは、第15図(
e)において示す集中定数キャパシタ79として等価的
に置換することができる。そして、伝送路に存在する分
布インダクタ成分および伝送路の屈曲形成によって発生
する集中インダクタ成分それぞれの総合によって形成さ
れるインダクタは、集中定数インダクタ8oとして等何
曲に置換することができる。そして、仮想的な平衡信号
源了4およびそれぞれの伝送路におけるアースを、もと
の第15図(a)において示した状態と等何曲に同じに
なるように置換すれば、第15図(0に示すようになる
。との第15図(f)においてアース端子を共通化して
表わすと、明らかに/jTh終的には第15図(g)に
おいて示すように、集中定数キヤ・(ンタ79および集
中定数インダクタ80より成る並列共振回路と等価にな
り、同調器を実現することができる。
e)において示す集中定数キャパシタ79として等価的
に置換することができる。そして、伝送路に存在する分
布インダクタ成分および伝送路の屈曲形成によって発生
する集中インダクタ成分それぞれの総合によって形成さ
れるインダクタは、集中定数インダクタ8oとして等何
曲に置換することができる。そして、仮想的な平衡信号
源了4およびそれぞれの伝送路におけるアースを、もと
の第15図(a)において示した状態と等何曲に同じに
なるように置換すれば、第15図(0に示すようになる
。との第15図(f)においてアース端子を共通化して
表わすと、明らかに/jTh終的には第15図(g)に
おいて示すように、集中定数キヤ・(ンタ79および集
中定数インダクタ80より成る並列共振回路と等価にな
り、同調器を実現することができる。
以−]−において説明した構成と動作により、本発明の
同調器を実現するものであるが、本発明の同調器におけ
る構成とそれに係る動作原理は従来の同調器におけるも
のとは全く異なるものである。
同調器を実現するものであるが、本発明の同調器におけ
る構成とそれに係る動作原理は従来の同調器におけるも
のとは全く異なるものである。
そこで、本発明による同調器が従来の同調器もしくは本
発明の同調器における伝送路と同様のものを用いても他
の構成にしだものそれぞれと比1交して、全く異なるも
のであることを証明するために、従来の同調器もしくは
他の伝送路構成による同調器における構成および動作を
次に説明して対比する。それによって本発明による同調
器との差異を明確にすると共に、本発明における同調器
の新規性を明らかにする。
発明の同調器における伝送路と同様のものを用いても他
の構成にしだものそれぞれと比1交して、全く異なるも
のであることを証明するために、従来の同調器もしくは
他の伝送路構成による同調器における構成および動作を
次に説明して対比する。それによって本発明による同調
器との差異を明確にすると共に、本発明における同調器
の新規性を明らかにする。
第18図は、伝送路電極として例えば本発明における同
調器に用いるものと同様なもので形成しても、アース端
子が互いに同方向側に設定されている点が異なる場合の
動作を示すものである。第18図(a)において伝送路
電極81および82よりなる先端オープンの伝送路が、
′1Lr:f、eを発生ずる信号源83によってドライ
ブされているものとする。それによって伝送路電極81
の先端におけるオープン端子には定在波電圧6人が励起
され、それと対向設置もしくは並設される伝送路電極8
2の先端におけるオープン端子には定在波電圧eBが誘
起されるものとする。ここで、それぞれの伝送路電極8
1および82のアース端子は互いに同方向側に設定され
ているので、それぞれの定在波電圧eA、!:eBは互
いに同位相となる。従って、伝送路電極81および82
におけるそれぞれの電圧分布係数は同じKを有すること
になる。それによって伝送路電極が対向する任意の部分
における電位差Vは v−KeA−Ke、 ・・・・・・・・・64)となる
。ここで、それぞれの伝送路電極81および82の電気
長が同じ長さであるとするとeA−eB ・・・・・・
・06) となり、それによって第14式における電位差Vは v−にら−KeA= O=・−・−(r e)となる。
調器に用いるものと同様なもので形成しても、アース端
子が互いに同方向側に設定されている点が異なる場合の
動作を示すものである。第18図(a)において伝送路
電極81および82よりなる先端オープンの伝送路が、
′1Lr:f、eを発生ずる信号源83によってドライ
ブされているものとする。それによって伝送路電極81
の先端におけるオープン端子には定在波電圧6人が励起
され、それと対向設置もしくは並設される伝送路電極8
2の先端におけるオープン端子には定在波電圧eBが誘
起されるものとする。ここで、それぞれの伝送路電極8
1および82のアース端子は互いに同方向側に設定され
ているので、それぞれの定在波電圧eA、!:eBは互
いに同位相となる。従って、伝送路電極81および82
におけるそれぞれの電圧分布係数は同じKを有すること
になる。それによって伝送路電極が対向する任意の部分
における電位差Vは v−KeA−Ke、 ・・・・・・・・・64)となる
。ここで、それぞれの伝送路電極81および82の電気
長が同じ長さであるとするとeA−eB ・・・・・・
・06) となり、それによって第14式における電位差Vは v−にら−KeA= O=・−・−(r e)となる。
すなわち伝送路のいずれの部分においても電位差が発生
しないことになる3、第18図(a)における信号源8
3を伝送路端に置換設定したものが第18図(b)であ
り、電圧e′を発生ずる不平衡信IJ源84を設置した
ととと等価になる。そしてこの等価回路においては互い
に電位差を有しない平行伝送路が0存するのみである。
しないことになる3、第18図(a)における信号源8
3を伝送路端に置換設定したものが第18図(b)であ
り、電圧e′を発生ずる不平衡信IJ源84を設置した
ととと等価になる。そしてこの等価回路においては互い
に電位差を有しない平行伝送路が0存するのみである。
つまりこれは第18図(C)にノ1ミずように、等何曲
に単なる一本の伝送路電極85が存在する場合と同一で
あることば明らかである。そして、信号源83およびア
ース端子を第18図(a)に示したようにもとの回路に
等価置換することにより第18図(d)に示すようにな
る。つまり伝送路の分布インダクタ成分および伝送路の
屈曲形状により発生ずる集中インダクタ成分それぞれよ
り成る等何曲な集中定数インダクタ86のみを形成する
だけである。以上より明らかなように、インダクタと並
列にキャパシタを形成することができないので、目的と
する並列共振回路の同調器は実現することができない。
に単なる一本の伝送路電極85が存在する場合と同一で
あることば明らかである。そして、信号源83およびア
ース端子を第18図(a)に示したようにもとの回路に
等価置換することにより第18図(d)に示すようにな
る。つまり伝送路の分布インダクタ成分および伝送路の
屈曲形状により発生ずる集中インダクタ成分それぞれよ
り成る等何曲な集中定数インダクタ86のみを形成する
だけである。以上より明らかなように、インダクタと並
列にキャパシタを形成することができないので、目的と
する並列共振回路の同調器は実現することができない。
第19図は、片側の伝送路電極として例えは本発明の同
調器におけるものと同じもので形成した一般的なマイク
ロストリップラインであるが、その伝送路電極と対向す
る電極が充分に広いアースとなっている点が異なる場合
の動作を示すものである。第19図(a)において伝送
路電極87が充分に広いアース電極88と対向し、電圧
eを発生する信号源89によってドライブされ、伝送路
の先端におけるオープン端子に定在波電圧eAが励起さ
れるものとし、その電圧分布係数をKとする。−ツバア
ース電極88には仮想的に電圧分布係数Kを有する定在
波電圧eBが発生するものと仮定すると、伝送路電極8
7とアース電極88が対向する任意の部分における電位
差Vは v−KeA−KeB・山・山・θ7) で表わされる。しかし、アース電極88における定在波
電圧6は一様にアース電位(零電位)であり eB−0・・・・・・・・・08) となる。従ってアース電極88には電圧分布係数も存在
しない。その結果、電位差Vは v=xら ・・・・旧・・(19) となる。これによって、伝送路電極87とアース電極8
8の間に分布キャパシタを形成することは[1]能であ
る。しかしながら、伝送路電極87はアース電極88と
所接して対向しているため、相り誘導作用によって伝送
路電極87における両先端がほとんどショート状態にな
ったものと等価になる。そのだめ伝送路電極87におけ
るインダクタ成分のQ性能を著しく劣化させることにな
る。すなわち、このマイクロストリップラインは第19
図(b)に示すように等価損失抵抗90を含む集中定数
インダクタ91および集中定数キャパシタ92それぞれ
より成る並列共振回路を形成する。ここで等価損失抵抗
90は実際には相当大きな抵抗値を有するものとなるた
め、共振回路における損失が非常に大きくなる。従って
、同調器としては明らかにQ性能が非常に低下したもの
しか実現できず、実際的には実用に適するものではない
。
調器におけるものと同じもので形成した一般的なマイク
ロストリップラインであるが、その伝送路電極と対向す
る電極が充分に広いアースとなっている点が異なる場合
の動作を示すものである。第19図(a)において伝送
路電極87が充分に広いアース電極88と対向し、電圧
eを発生する信号源89によってドライブされ、伝送路
の先端におけるオープン端子に定在波電圧eAが励起さ
れるものとし、その電圧分布係数をKとする。−ツバア
ース電極88には仮想的に電圧分布係数Kを有する定在
波電圧eBが発生するものと仮定すると、伝送路電極8
7とアース電極88が対向する任意の部分における電位
差Vは v−KeA−KeB・山・山・θ7) で表わされる。しかし、アース電極88における定在波
電圧6は一様にアース電位(零電位)であり eB−0・・・・・・・・・08) となる。従ってアース電極88には電圧分布係数も存在
しない。その結果、電位差Vは v=xら ・・・・旧・・(19) となる。これによって、伝送路電極87とアース電極8
8の間に分布キャパシタを形成することは[1]能であ
る。しかしながら、伝送路電極87はアース電極88と
所接して対向しているため、相り誘導作用によって伝送
路電極87における両先端がほとんどショート状態にな
ったものと等価になる。そのだめ伝送路電極87におけ
るインダクタ成分のQ性能を著しく劣化させることにな
る。すなわち、このマイクロストリップラインは第19
図(b)に示すように等価損失抵抗90を含む集中定数
インダクタ91および集中定数キャパシタ92それぞれ
より成る並列共振回路を形成する。ここで等価損失抵抗
90は実際には相当大きな抵抗値を有するものとなるた
め、共振回路における損失が非常に大きくなる。従って
、同調器としては明らかにQ性能が非常に低下したもの
しか実現できず、実際的には実用に適するものではない
。
第20図は従来において最も多く使用されているλ/4
共振器の回路構成を示し、その伝送路における先端条件
および伝送路の長さの設定と、更にアースの設定におけ
るそれぞれの点で本発明の同調器と全く異なることを示
すものである。第20図において平衡モード伝送路′電
極93および94は、その電気長eが共振周波数におけ
るλ/4に等しく設定され、かつ先端がショートされて
いる。
共振器の回路構成を示し、その伝送路における先端条件
および伝送路の長さの設定と、更にアースの設定におけ
るそれぞれの点で本発明の同調器と全く異なることを示
すものである。第20図において平衡モード伝送路′電
極93および94は、その電気長eが共振周波数におけ
るλ/4に等しく設定され、かつ先端がショートされて
いる。
そして電圧eを発生ずる平衡信号源95によって、それ
ぞれの伝送路電極が平行モードでドライブされているも
のとする。アース端子は平衡信号源96の中性IiI民
に設定され、特に伝送路電極におけるいずれかの端子に
アースを設定するものではない。
ぞれの伝送路電極が平行モードでドライブされているも
のとする。アース端子は平衡信号源96の中性IiI民
に設定され、特に伝送路電極におけるいずれかの端子に
アースを設定するものではない。
この場合における伝送路の端子に発生する等価的な端子
リアクタンスXは、伝送路の特性インピーダンスをZo
とすると X=ZOtanθ ・1川・・ (2唾となる。ここで
特性インピーダンスZoは第8式において示したものと
同じものであり、またθについても第10式において示
しだものと同じものである。この共振器では伝送路の電
気長lを4−λ/4 ・・・曲・・(21) としているので θ−π/2 ・・・・・・・・ (22)である。従っ
て第20式における端子リアクタンスXは X = ZOtan −= oo −= −−−−(2
3)となり、等価的に並列共振特性を得ることができる
ものである。しかしながら、とのλ/4共振器における
構成を本発明の同調器における構成と比較すると、まず
伝送路の端子条件についてみると本発明の同調器におい
てはオープン状態であるのに対して、従来のλ/4共振
器においてはショート状態であシ、従って端子条件にお
いて全く異なる構成であることが明らかである。更に伝
送路の電気長lの設定についてみると、本帛明の同調器
においては同調周波数のλ/4以下゛に設定するもので
あり実際的にはλ/16程度の非常に短いものに設定し
て構成するものであるが、従来のλ/4共振器において
は厳密に共振周波数のλ/4に設定するものであり、従
って伝送路の電気長eの設定において根本的に異なる構
成であることも明らかである。
リアクタンスXは、伝送路の特性インピーダンスをZo
とすると X=ZOtanθ ・1川・・ (2唾となる。ここで
特性インピーダンスZoは第8式において示したものと
同じものであり、またθについても第10式において示
しだものと同じものである。この共振器では伝送路の電
気長lを4−λ/4 ・・・曲・・(21) としているので θ−π/2 ・・・・・・・・ (22)である。従っ
て第20式における端子リアクタンスXは X = ZOtan −= oo −= −−−−(2
3)となり、等価的に並列共振特性を得ることができる
ものである。しかしながら、とのλ/4共振器における
構成を本発明の同調器における構成と比較すると、まず
伝送路の端子条件についてみると本発明の同調器におい
てはオープン状態であるのに対して、従来のλ/4共振
器においてはショート状態であシ、従って端子条件にお
いて全く異なる構成であることが明らかである。更に伝
送路の電気長lの設定についてみると、本帛明の同調器
においては同調周波数のλ/4以下゛に設定するもので
あり実際的にはλ/16程度の非常に短いものに設定し
て構成するものであるが、従来のλ/4共振器において
は厳密に共振周波数のλ/4に設定するものであり、従
って伝送路の電気長eの設定において根本的に異なる構
成であることも明らかである。
1だ、構成における伝送路の電気長eの異いに起因して
、両者において同一の同調周波数もしくけ共振周波数に
1没泪しても、本発明の同i、!I B:;においては
小型化することができるが、λ/4共振器にisいては
非常に長い伝送路を設ける必要があり大型化する不都合
があった。従来のλ/4共振器を小型化する目的で誘電
率の非常に大きな誘電体を介在させて伝送路の長さを短
縮化したものもみもれるが、それに用いる誘電率の高い
誘電体は一般に誘1L休40失tanδが非常に大きく
、従って共振器としての9件能が著しく低下する不都合
があった。
、両者において同一の同調周波数もしくけ共振周波数に
1没泪しても、本発明の同i、!I B:;においては
小型化することができるが、λ/4共振器にisいては
非常に長い伝送路を設ける必要があり大型化する不都合
があった。従来のλ/4共振器を小型化する目的で誘電
率の非常に大きな誘電体を介在させて伝送路の長さを短
縮化したものもみもれるが、それに用いる誘電率の高い
誘電体は一般に誘1L休40失tanδが非常に大きく
、従って共振器としての9件能が著しく低下する不都合
があった。
史に、誘電率の高い誘電体における誘電率の温度依存性
は一般に大きく、従って共振周波数の安定1ノ1を確保
することが困iffである不都合もあった。
は一般に大きく、従って共振周波数の安定1ノ1を確保
することが困iffである不都合もあった。
次に、本発明の同調器における性能の優秀性を明らかに
するために、従来の同調器における性能と比較した実験
結果を示して説明する。第21図は同調周波数の温度依
存特性を測定した実1験結果を表すグラフである。そし
て第22図は共振Qの温度依存特性を測定した実験結果
を表すグラフである1、第21図および第22図におい
て、特性(A)は本発明における同調器の温度依存特性
であり、誘電体とl−でアルミナセラミック利もしくは
樹脂系プリント回路21(板を使用した場合の実1験結
果である。一方、特性CB)は第2図において示すよう
な、従来において最も多く用いられていた同調器におけ
る温度依存時1シ1である。とれらの実験結果から、本
゛稽四の同調器においては一般的な誘電体を用いて構成
したものでもその同調周波数は(fめて安定であり、更
に共振Qが高く、かつ安定であることが明らかである。
するために、従来の同調器における性能と比較した実験
結果を示して説明する。第21図は同調周波数の温度依
存特性を測定した実1験結果を表すグラフである。そし
て第22図は共振Qの温度依存特性を測定した実験結果
を表すグラフである1、第21図および第22図におい
て、特性(A)は本発明における同調器の温度依存特性
であり、誘電体とl−でアルミナセラミック利もしくは
樹脂系プリント回路21(板を使用した場合の実1験結
果である。一方、特性CB)は第2図において示すよう
な、従来において最も多く用いられていた同調器におけ
る温度依存時1シ1である。とれらの実験結果から、本
゛稽四の同調器においては一般的な誘電体を用いて構成
したものでもその同調周波数は(fめて安定であり、更
に共振Qが高く、かつ安定であることが明らかである。
一方、従来の同調器においては、インダクタを構成する
フェライ) 14のコアにおける透磁率μとQの根本的
な不安定性、およびコイル部分の膨張と収縮によるイン
ダクタンスの変化がそれぞれ原因して、同調周波数と共
振Qの安定14tを確保することが困難であった。それ
によって、他の温度補償部品もしくは他の自動安定化補
償回路を付加して不安定性を補っていた。
フェライ) 14のコアにおける透磁率μとQの根本的
な不安定性、およびコイル部分の膨張と収縮によるイン
ダクタンスの変化がそれぞれ原因して、同調周波数と共
振Qの安定14tを確保することが困難であった。それ
によって、他の温度補償部品もしくは他の自動安定化補
償回路を付加して不安定性を補っていた。
次に本発明の実施例に示すように、アース端子の接続位
置をずらした場合について説明を加える。
置をずらした場合について説明を加える。
この場合、第23図(a)に示すように、アース端子の
接続位置を設定することは分布インダクタ95の任意の
電極部位95aにアースψlA+子を接続することにな
る。との結果、分布キャパシタンス96と分布インダク
タンス96のそれぞれの値を任意に可変することが可能
である。
接続位置を設定することは分布インダクタ95の任意の
電極部位95aにアースψlA+子を接続することにな
る。との結果、分布キャパシタンス96と分布インダク
タンス96のそれぞれの値を任意に可変することが可能
である。
第23図(b)はこれを集中定数等価回路で示しだもの
で、nJ変インククタ97とb]俊キ\・バイト98の
並列回路を形成することになる。
で、nJ変インククタ97とb]俊キ\・バイト98の
並列回路を形成することになる。
この同調器のインダクタが有するインダクタンスはスパ
イラル形状電極の捲回数もしくは電極長さによって任意
に膜用することができる。一方、分布キャパシタのキャ
パシタンスは対向スるスパイラル形状電極の対向面積と
誘電体の誘電率εおよび厚みによって任意に設計するこ
とができる。
イラル形状電極の捲回数もしくは電極長さによって任意
に膜用することができる。一方、分布キャパシタのキャ
パシタンスは対向スるスパイラル形状電極の対向面積と
誘電体の誘電率εおよび厚みによって任意に設計するこ
とができる。
この分布キャパシタンスの形式について第24図と共に
説明する。対向するスパイラル形状電極の伝送路等価長
さをlとし、この伝送路等価長さlは使用する誘電体の
誘電率εによって定まる波長短縮率1/Vを考慮しノヒ
動作周波数におけるλ/4長よりもケ1フいものに設言
1する。とのλ/4長に対する伝送路等価Jくさeの割
合いを任意に設計することによりキVバンチイブリアク
タンスxcの値を任7当、に膜用することが可能である
。このキャパゾティフIJアクタンスXcと動作周波数
f。によってキャパシタンスC−残π几Xc が得らJ
q、る。
説明する。対向するスパイラル形状電極の伝送路等価長
さをlとし、この伝送路等価長さlは使用する誘電体の
誘電率εによって定まる波長短縮率1/Vを考慮しノヒ
動作周波数におけるλ/4長よりもケ1フいものに設言
1する。とのλ/4長に対する伝送路等価Jくさeの割
合いを任意に設計することによりキVバンチイブリアク
タンスxcの値を任7当、に膜用することが可能である
。このキャパゾティフIJアクタンスXcと動作周波数
f。によってキャパシタンスC−残π几Xc が得らJ
q、る。
今この伝送路等価長さ4を伝送路等価長さe′に短縮す
るとキャパシティブリアクタンスXcはキャパシティブ
リアクタンスXc/に変化する。このキャパシティブリ
アクタンスxc′と動作周波数f。によってキャパシタ
ンスC′−〃πfoxc′が11Iられ、C′〈Cとな
ってキャパシタンスを1iJ変できる。このキャパシタ
ンスCを有するキャパシタが第23図(b)に示す可変
キャパシタ98と等価である。ここでアースとなるキャ
パシタ電極を形成するスパイラル形状電極(第11図(
C)におけるスパイラル形状電極50)の長さは、以上
の説明においてインダクタ電極を形成するスパイラル形
状電極(第11図(a)におけるスパイラル形状電極4
9)と同じ長さとしたが、第12図(a)〜(0)の実
施例において説明したようにインダクタ電極長さよりも
短い範囲で任意の長さに設計しても良く、まだインダク
タ電極と対向する任意の位置に形成しても所要の[1的
は達成できる。
るとキャパシティブリアクタンスXcはキャパシティブ
リアクタンスXc/に変化する。このキャパシティブリ
アクタンスxc′と動作周波数f。によってキャパシタ
ンスC′−〃πfoxc′が11Iられ、C′〈Cとな
ってキャパシタンスを1iJ変できる。このキャパシタ
ンスCを有するキャパシタが第23図(b)に示す可変
キャパシタ98と等価である。ここでアースとなるキャ
パシタ電極を形成するスパイラル形状電極(第11図(
C)におけるスパイラル形状電極50)の長さは、以上
の説明においてインダクタ電極を形成するスパイラル形
状電極(第11図(a)におけるスパイラル形状電極4
9)と同じ長さとしたが、第12図(a)〜(0)の実
施例において説明したようにインダクタ電極長さよりも
短い範囲で任意の長さに設計しても良く、まだインダク
タ電極と対向する任意の位置に形成しても所要の[1的
は達成できる。
第25図、第26図および第27図、第28図に第11
図に示す実施例を代表して可変キャパシタと可変インダ
クタの調整可変の様子を示す。第25図、第26図はキ
ャパシタ電極のアース端子位置の調整によってn」変キ
ャパシタを調整するモ−ドの説明図であり、第26図に
示すようにオープン端子99を起点とするアース端子位
置までの電極長さを電極有効長dとし、それに対する分
布ギヤパフ2フフ0.分布インダクタンスL、および自
己共振周波数f0の関係は第26図のようになる。すな
わち、電極有効長dの増大に対して分布キャパシタンス
Cは増大するが分布インダクタンスLは不変である。そ
れにしだがって自己共振周波数f。は低くなる。一方、
第27図、第28図はインダクタ電極のアース端子位置
の調整によってrjJ変インダクタと可変キャパシタを
同時に調整するモードの説明図であり、第27図に示す
ようにオープン端子100を起点とするアース端子位置
捷での電極長さを同じく電極有効長dとし、それに対す
る分布インダクタL2分布キャパシタC2および自己共
振周波数f。の関係は第28図のようになる。すなわち
電極有効長dの増大に対して分布インダクタンスLと分
布キャパシタンスCは共に増大し、それにしだがって自
己共振周波数f。は低くなる。
図に示す実施例を代表して可変キャパシタと可変インダ
クタの調整可変の様子を示す。第25図、第26図はキ
ャパシタ電極のアース端子位置の調整によってn」変キ
ャパシタを調整するモ−ドの説明図であり、第26図に
示すようにオープン端子99を起点とするアース端子位
置までの電極長さを電極有効長dとし、それに対する分
布ギヤパフ2フフ0.分布インダクタンスL、および自
己共振周波数f0の関係は第26図のようになる。すな
わち、電極有効長dの増大に対して分布キャパシタンス
Cは増大するが分布インダクタンスLは不変である。そ
れにしだがって自己共振周波数f。は低くなる。一方、
第27図、第28図はインダクタ電極のアース端子位置
の調整によってrjJ変インダクタと可変キャパシタを
同時に調整するモードの説明図であり、第27図に示す
ようにオープン端子100を起点とするアース端子位置
捷での電極長さを同じく電極有効長dとし、それに対す
る分布インダクタL2分布キャパシタC2および自己共
振周波数f。の関係は第28図のようになる。すなわち
電極有効長dの増大に対して分布インダクタンスLと分
布キャパシタンスCは共に増大し、それにしだがって自
己共振周波数f。は低くなる。
以上に説明した構成と動作により所要の目的を達成する
ものであるが、その構成形態の有効性を他の電極構成に
した場合と簡単に比較する。可変インダクタを形成する
スパイラル形状電極は上記の説明のものと同様として、
まず可変ギヤパンクを形成するスパイラル形状電極をス
パイラル形状とせずに全面アース電極どした場合は1相
変インダクタのQ性能が著しく低下して実用性はなくな
る。
ものであるが、その構成形態の有効性を他の電極構成に
した場合と簡単に比較する。可変インダクタを形成する
スパイラル形状電極は上記の説明のものと同様として、
まず可変ギヤパンクを形成するスパイラル形状電極をス
パイラル形状とせずに全面アース電極どした場合は1相
変インダクタのQ性能が著しく低下して実用性はなくな
る。
次に可変キャパシタを形成するスパイラル形状電極をス
パイラル形状どしてもアースポイントを可変インダクタ
を形成するスパイラル形状電極と同方向側に設定すると
、両者は単一の可変インダクタとして作用するのみで分
布キャパシタンスを形成することは不可能となり所要の
目的は達成できない。
パイラル形状どしてもアースポイントを可変インダクタ
を形成するスパイラル形状電極と同方向側に設定すると
、両者は単一の可変インダクタとして作用するのみで分
布キャパシタンスを形成することは不可能となり所要の
目的は達成できない。
以」二のように本実施例の特徴としてインダクタ電極を
キャパシタ電極と共用したこと、およびアースとなるキ
ャパシタ電極のインダクタンス成分を+1消したことに
より0y7&インダクタとijl変キャパシタの一体化
を実現17ている。
キャパシタ電極と共用したこと、およびアースとなるキ
ャパシタ電極のインダクタンス成分を+1消したことに
より0y7&インダクタとijl変キャパシタの一体化
を実現17ている。
なお、上記それぞれの実施例における電極は金属導体、
プリント金属薄導体、厚膜導体もしくは薄膜導体を使用
することができ、さらに対向するそれぞれの電極をそれ
ぞれ異種の導体で形成しても所要の目的は達成できる。
プリント金属薄導体、厚膜導体もしくは薄膜導体を使用
することができ、さらに対向するそれぞれの電極をそれ
ぞれ異種の導体で形成しても所要の目的は達成できる。
さらにそれらの電極は第12図の実施例に示すように誘
電体の表面のみならずその内部に設置しても所要の目的
は達成できる。また電極表面を保護するために他の誘電
体月別で気密封止しても所要の目的は達成iiJ能であ
る。また誘電体旧料としてはアルミナセラミック、チタ
ン酸バリウム、プラスチック、ポリフッ化エチレン、ガ
ラス、マイカ、樹脂系プリント回路基板等を用いること
ができる。
電体の表面のみならずその内部に設置しても所要の目的
は達成できる。また電極表面を保護するために他の誘電
体月別で気密封止しても所要の目的は達成iiJ能であ
る。また誘電体旧料としてはアルミナセラミック、チタ
ン酸バリウム、プラスチック、ポリフッ化エチレン、ガ
ラス、マイカ、樹脂系プリント回路基板等を用いること
ができる。
発明の効果
以上のように本発明は誘電体を介して対向設置した電極
にそれぞれ接続するアース端子の接続位置が電極によっ
て異なることにより、以下の効果がt(jられる。
にそれぞれ接続するアース端子の接続位置が電極によっ
て異なることにより、以下の効果がt(jられる。
■ 簡r)tな構成で司変イングクタと可変キャパ7り
を一体化できる。
を一体化できる。
■ 超薄型、超小型の同調器を実現できる。
■ 同調器をモジュール化できるので、調整後の同調周
波数は極めて安定であり、特に機械的振動による同調周
波数のずれを極小にできる。
波数は極めて安定であり、特に機械的振動による同調周
波数のずれを極小にできる。
■ 可変インダクタと可変ギャバイトがリードレスで接
続されるのでリードインダクタンスマ・ス)・1ノーキ
ヤパシタの影響がなくなり、従って回路動作が極めて安
定になる。
続されるのでリードインダクタンスマ・ス)・1ノーキ
ヤパシタの影響がなくなり、従って回路動作が極めて安
定になる。
0 部品点数を削減することがijJ能で製造の合理化
やコストダウンが実現できる。
やコストダウンが実現できる。
■ 調整が電極の非破壊手段で行なえる。
■ キャパシタンスもしくはインダクタンスの増減調整
がくり返し可能である。
がくり返し可能である。
■ 調整スピードが速くなる。
等の優れた効果が得られる。
さらに同調器の同調周波数の設定に対するインダクタン
スとキャパシタンスのそれぞれの初期値の設計は電極パ
ターンの簡単なアートワークに依存し、同調器の設計の
自由度が向上すると共に定数の修正対応が容易である。
スとキャパシタンスのそれぞれの初期値の設計は電極パ
ターンの簡単なアートワークに依存し、同調器の設計の
自由度が向上すると共に定数の修正対応が容易である。
さらに電極導体の一部は誘電体基板の内部に設置しても
良いので、多層回路基板構成の中間層に形成することも
可能であり、同調器の実装設計における自由度を拡大す
ることができる。
良いので、多層回路基板構成の中間層に形成することも
可能であり、同調器の実装設計における自由度を拡大す
ることができる。
第1図は基本的な同調器の回路図、第2図、第3図はそ
れぞれ従来の同調器の斜視図、第4図(a)〜(C)〜
第13図(a)〜(C)は本発明の実施例における同調
器の表面図、側面図および裏面図、第14図(1)、
(b)は本発明の他の実施例における同調器の正面図と
上面図、第15図(a)〜(g)、第16図(a)l
(b)、る両角原理を示す説明図、第21図、第22図
は本発明と従来の同調器の湿度変化に対する同調周波数
と共振Qの特性図、第23図(2L)、 (b)は本発
明だめの同同調器の正面図、第26図は同同調器の調整
可変モードを説明するだめの特性図、第27図は同同調
器の可変モードを説明するだめの同同調器の裏面図、第
28図は同同調器の調整可変モードを説明するだめの特
性図である。 15+ 22. 29. 361 39. 421 4
5948.51,54,57・・山・誘電体、16,1
7゜23.24,30,31,37,38,40゜41
.43,44,46p 47,49,50゜52.53
,55,56,58,59・川・・電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2F!4 第3図 第4図 (OJ) (b〕 ccフ 第5図 (α) Cb+ (C) 第6図 ((11(1)J (C) 第7図 (CL) Cb) (CJ 第8図 (α〕 (b) (C) @9図(Q、+ (b) C−C) 第11 図 (α] I )l)) (C) 第14図 第15図 第15図 7 第16図 艶′、b。 第17図 ・(−イ云す虹11\e民1) 第18図 #119図 @20図 第21図 う益′J¥、(°C) 第2g図 5昌度(・C) 第23図 (α) (距 第24図 ←イ云送 了か、長、 第25図 q9 第26図 →質+#li!肩幻伏d OO 第28図 −1糧南効蒼d
れぞれ従来の同調器の斜視図、第4図(a)〜(C)〜
第13図(a)〜(C)は本発明の実施例における同調
器の表面図、側面図および裏面図、第14図(1)、
(b)は本発明の他の実施例における同調器の正面図と
上面図、第15図(a)〜(g)、第16図(a)l
(b)、る両角原理を示す説明図、第21図、第22図
は本発明と従来の同調器の湿度変化に対する同調周波数
と共振Qの特性図、第23図(2L)、 (b)は本発
明だめの同同調器の正面図、第26図は同同調器の調整
可変モードを説明するだめの特性図、第27図は同同調
器の可変モードを説明するだめの同同調器の裏面図、第
28図は同同調器の調整可変モードを説明するだめの特
性図である。 15+ 22. 29. 361 39. 421 4
5948.51,54,57・・山・誘電体、16,1
7゜23.24,30,31,37,38,40゜41
.43,44,46p 47,49,50゜52.53
,55,56,58,59・川・・電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2F!4 第3図 第4図 (OJ) (b〕 ccフ 第5図 (α) Cb+ (C) 第6図 ((11(1)J (C) 第7図 (CL) Cb) (CJ 第8図 (α〕 (b) (C) @9図(Q、+ (b) C−C) 第11 図 (α] I )l)) (C) 第14図 第15図 第15図 7 第16図 艶′、b。 第17図 ・(−イ云す虹11\e民1) 第18図 #119図 @20図 第21図 う益′J¥、(°C) 第2g図 5昌度(・C) 第23図 (α) (距 第24図 ←イ云送 了か、長、 第25図 q9 第26図 →質+#li!肩幻伏d OO 第28図 −1糧南効蒼d
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)誘電体を介して対向設置した電極にそれぞれ接続
するアース端子の接続位置が、上記電極によって異なる
ように設定された同調器。 (2)誘電体の表裏に電極を設置した特許請求の範囲第
1項記載の同調器。 (3)誘電体の同一面に電極を設置した特許請求の範囲
第1項記載の同調器。 (4)誘電体の内部に少なくとも一方の電極の一部また
は全てが位置するように設置し、た特Wv請求有する特
許請求の範囲第1項記載の同調器。 (6)電極がスパイラル形状である特許請求の範囲第1
項記載の同調器。 (7)電極の等測長さが異なる特許請求の範囲第1項記
載の同調器。 (8)誘電体が円筒形状または角筒形状をしている特許
請求の範囲第1項記載の同調器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14135583A JPS6032405A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 同調器の共振周波数を可変制御する方法 |
US06/627,727 US4614925A (en) | 1983-07-05 | 1984-07-03 | Resonator filters on dielectric substrates |
DE8484304606T DE3474890D1 (en) | 1983-07-05 | 1984-07-05 | Resonator filters on dielectric substrates |
EP84304606A EP0132088B1 (en) | 1983-07-05 | 1984-07-05 | Resonator filters on dielectric substrates |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14135583A JPS6032405A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 同調器の共振周波数を可変制御する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032405A true JPS6032405A (ja) | 1985-02-19 |
JPH0582762B2 JPH0582762B2 (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15290045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14135583A Granted JPS6032405A (ja) | 1983-07-05 | 1983-08-01 | 同調器の共振周波数を可変制御する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032405A (ja) |
-
1983
- 1983-08-01 JP JP14135583A patent/JPS6032405A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0582762B2 (ja) | 1993-11-22 |
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