JPS60255629A - 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法 - Google Patents
磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法Info
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- JPS60255629A JPS60255629A JP59112521A JP11252184A JPS60255629A JP S60255629 A JPS60255629 A JP S60255629A JP 59112521 A JP59112521 A JP 59112521A JP 11252184 A JP11252184 A JP 11252184A JP S60255629 A JPS60255629 A JP S60255629A
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- magnetite
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、粒子表面がマグネタイ) (FeO・□y
Fe203 、但しQ<y≦1)で変成されている板状
BaFe+z−zxMxTiyO+q(但し、0<x≦
1.2 、MはCo(II)又はCo(11)とCo(
U)以外の2価金属イオンを示す6)微粒子からなる磁
気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法
である。
BaFe+z−zxMxTiyO+q(但し、0<x≦
1.2 、MはCo(II)又はCo(11)とCo(
U)以外の2価金属イオンを示す6)微粒子からなる磁
気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法
である。
近年、適当な抗磁力(He)と大きな磁化(M)値を有
した分散性の良好な強磁性の非針状粒子が記録用磁性材
料、特に垂直磁気記録用磁性材料として要望されつつあ
る。
した分散性の良好な強磁性の非針状粒子が記録用磁性材
料、特に垂直磁気記録用磁性材料として要望されつつあ
る。
一般に、強磁性の非針状粒子としてはBaフェライト粒
子がよ(知られている。
子がよ(知られている。
しかしながら、乾式法によって得られるBaフェライト
粒子は抗磁力について言えば、通常30000e以上を
有し、あまりにもその値いが高いため、磁気記録用磁性
材料としては好ましいものではない。即ち、磁気記録用
磁性材料としては300〜10000eのものが要求さ
れている。
粒子は抗磁力について言えば、通常30000e以上を
有し、あまりにもその値いが高いため、磁気記録用磁性
材料としては好ましいものではない。即ち、磁気記録用
磁性材料としては300〜10000eのものが要求さ
れている。
次に、平均径について述べれば、従来のBaフェライト
粒子粉末は、焼結によって平均径が数/fの多結晶より
なり、粉砕によってもせいぜい1μm程度である為に、
塗料化の際の分散性が悪く、磁気記録用磁性材料として
は好ましいものではない。
粒子粉末は、焼結によって平均径が数/fの多結晶より
なり、粉砕によってもせいぜい1μm程度である為に、
塗料化の際の分散性が悪く、磁気記録用磁性材料として
は好ましいものではない。
即ち、磁気記録用磁性材料としてはできるだけ微細で殊
に0.05〜0.3μm程度の平均径のものが要求され
ている。この事実は、例えば、特開昭53−20596
号公報の「・・・・0.5μを越えて磁気記録材として
均一に塗布することに難点があり、・・・・」なる記載
、例えば、特開昭56−125219号公報の[・・・
・垂直磁化記録が面内記録に対して、その有為性が明ら
かとなるのは、記録波長が1μm以下の領域である。
に0.05〜0.3μm程度の平均径のものが要求され
ている。この事実は、例えば、特開昭53−20596
号公報の「・・・・0.5μを越えて磁気記録材として
均一に塗布することに難点があり、・・・・」なる記載
、例えば、特開昭56−125219号公報の[・・・
・垂直磁化記録が面内記録に対して、その有為性が明ら
かとなるのは、記録波長が1μm以下の領域である。
しかしてこの波長領域で十分な記録・再生を行うために
は、上記フェライトの結晶粒径は、略0.3μm以下が
望ましい。しかし0,01μm程度となると、所望の強
磁性を呈しないため、適切な結晶粒径としては0.01
〜0.3μm程度が要求される。」なる記載、例えば、
特開昭57−212623号公報の[[・・・・バリウ
ムフェライト系磁性粉の平均粒径は−0,3μm以下が
適当であり、特に平均粒径0.03〜0.3μmの微粒
子が好適である。その理由は、平均粒径が0.03μm
未満では磁気記録に要する十分な強磁性を呈しないし、
また0、3μmを越えると高密度記録としての磁気記録
を有利に行ない難いからである。」なる記載等の通りで
ある。
は、上記フェライトの結晶粒径は、略0.3μm以下が
望ましい。しかし0,01μm程度となると、所望の強
磁性を呈しないため、適切な結晶粒径としては0.01
〜0.3μm程度が要求される。」なる記載、例えば、
特開昭57−212623号公報の[[・・・・バリウ
ムフェライト系磁性粉の平均粒径は−0,3μm以下が
適当であり、特に平均粒径0.03〜0.3μmの微粒
子が好適である。その理由は、平均粒径が0.03μm
未満では磁気記録に要する十分な強磁性を呈しないし、
また0、3μmを越えると高密度記録としての磁気記録
を有利に行ない難いからである。」なる記載等の通りで
ある。
更に、磁化値について言えば、出来るだけ大きいことが
必要であり、この事実は、例えば特開昭56−1493
28号公報の「・・・・磁気記録媒体材料に使われるマ
グネトブランバイトフェライトについては可能な限り大
きな飽和磁化・・・・が要求される。
必要であり、この事実は、例えば特開昭56−1493
28号公報の「・・・・磁気記録媒体材料に使われるマ
グネトブランバイトフェライトについては可能な限り大
きな飽和磁化・・・・が要求される。
」と記載されている通りである。
一方、従来からBaフェライトの製造法の一つとして、
BaイオンとFe(III) とが含まれたアルカリ性
懸濁液を反応装置としてオートクレーブを用いて水熱処
理をする方法(以下、これを単に水熱処理法という。)
が知られており、この水熱処理法によれば、反応条件を
選ぶことによってBaフェライト粒子が沈澱してくる。
BaイオンとFe(III) とが含まれたアルカリ性
懸濁液を反応装置としてオートクレーブを用いて水熱処
理をする方法(以下、これを単に水熱処理法という。)
が知られており、この水熱処理法によれば、反応条件を
選ぶことによってBaフェライト粒子が沈澱してくる。
この沈澱粒子は通常六角板状を呈しており、生成条件に
よってその粒度分布や平均径が相違することによって磁
気的性質が異なる。
よってその粒度分布や平均径が相違することによって磁
気的性質が異なる。
本発明者は、磁気記録用に適した保磁力Hc 300〜
1O000eであり、且つ、平均径0.05〜0.3
μmを有する板状Baフェライ+−i粒子を得るべく種
々検討をした結果、水熱処理法において、Ti(II)
及びGo(II)、必要によりCo(II)以外のFe
、 Zn、Mn等の2価の金属イオンの存在下でBaフ
ェライトの生成を行うことによりBaPe1t−zxM
xTiXo+q(但し、0<X≦1.2 、Mは Co
(II)又はCo(U)とCo(11)以外の2価金属
イオンを示す。)の組成を有する板状Baフェライト粒
子を生成した場合には、保磁力Hc 300〜1000
0eであり、且つ、平均径0.05〜0.3 μ稙を有
する板状Baフェライトi粒子が得られるという知見を
既に得ている(特願昭58−50800号)。
1O000eであり、且つ、平均径0.05〜0.3
μmを有する板状Baフェライ+−i粒子を得るべく種
々検討をした結果、水熱処理法において、Ti(II)
及びGo(II)、必要によりCo(II)以外のFe
、 Zn、Mn等の2価の金属イオンの存在下でBaフ
ェライトの生成を行うことによりBaPe1t−zxM
xTiXo+q(但し、0<X≦1.2 、Mは Co
(II)又はCo(U)とCo(11)以外の2価金属
イオンを示す。)の組成を有する板状Baフェライト粒
子を生成した場合には、保磁力Hc 300〜1000
0eであり、且つ、平均径0.05〜0.3 μ稙を有
する板状Baフェライトi粒子が得られるという知見を
既に得ている(特願昭58−50800号)。
生成するBaPe1t−t M’TI (11q微粒子
は、M(I[)としてGoイオンを添加した場合、X値
が大きくなるにつれてl(c値は小さくなり、X=1.
2で1000eになる。
は、M(I[)としてGoイオンを添加した場合、X値
が大きくなるにつれてl(c値は小さくなり、X=1.
2で1000eになる。
しかしながら、上記方法により得られたBaフエライH
k粒子の1OKOeに於ける磁化(M)値はX値が0.
3以上では40 emug−’以下のものしか得られな
かった。M(旧としてCo、(II )の一部をFe、
ZnやMnと変えた場合、金属イオンの種類やその変
化量によって若干磁性が変化する。
k粒子の1OKOeに於ける磁化(M)値はX値が0.
3以上では40 emug−’以下のものしか得られな
かった。M(旧としてCo、(II )の一部をFe、
ZnやMnと変えた場合、金属イオンの種類やその変
化量によって若干磁性が変化する。
本発明者は、上述したところに鑑み、生成りaFe+z
−zzMxTi)O+q(0< x≦1.2)ffi粒
子の10 KOeの磁場下に於ける磁化(M)値を更に
高めるべく種々検討を重ねた結果、本発明に到達したも
のである。
−zzMxTi)O+q(0< x≦1.2)ffi粒
子の10 KOeの磁場下に於ける磁化(M)値を更に
高めるべく種々検討を重ねた結果、本発明に到達したも
のである。
即ち本発明は、粒子表面がマグネタイト(FeOy
・Fetus 、但しQ<y≦1)で変成されている板
状BaFe+z−zx1%TizO+q (但し、O<
X≦1.2 、MはCo(I[)又はCo(II)とC
o(I[)以外の2価金属イオンを示す。)微粒子から
なる磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及び板状
BaFe+z−zxMxTjx0.9(但し、0<X≦
1.2 、MはCo(■)又はGo(■)とGo(U)
以外の2価金属イオンを示す。)微粒子と、該板状Ba
Fe+z−zxMzTizo+q ffi粒子中の全F
e(III)に対し、Fe(I[)を50原子%以下の
割合で含むpH8,0〜14.0のFe(OR)zアル
カリ懸濁液とを混合し、該混合液を非酸化性雰囲気中、
50〜100℃の温度範囲で加熱処理することにより、
上記板状BaFe+z−zxMzTiyO+q微粒子の
粒子表面をマグネタイト(FeO4e、Os 、但しQ
<y≦1)で□y 変成させることよりなる磁気記録用板状BaフェライH
&粒子粉末の製造法である。
状BaFe+z−zx1%TizO+q (但し、O<
X≦1.2 、MはCo(I[)又はCo(II)とC
o(I[)以外の2価金属イオンを示す。)微粒子から
なる磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及び板状
BaFe+z−zxMxTjx0.9(但し、0<X≦
1.2 、MはCo(■)又はGo(■)とGo(U)
以外の2価金属イオンを示す。)微粒子と、該板状Ba
Fe+z−zxMzTizo+q ffi粒子中の全F
e(III)に対し、Fe(I[)を50原子%以下の
割合で含むpH8,0〜14.0のFe(OR)zアル
カリ懸濁液とを混合し、該混合液を非酸化性雰囲気中、
50〜100℃の温度範囲で加熱処理することにより、
上記板状BaFe+z−zxMzTiyO+q微粒子の
粒子表面をマグネタイト(FeO4e、Os 、但しQ
<y≦1)で□y 変成させることよりなる磁気記録用板状BaフェライH
&粒子粉末の製造法である。
次に、本発明の構成について述べる。
本発明者は、水熱処理法により得られたBaFe+z−
2XMXTIXOI9(0< X≦1.2)組成を有し
た抗磁力Hc30(1〜1o000eであり、且つ、平
均径0.05〜0.3μmを有する板状Baフェライト
粒子の磁化値を更に高めるべく種々検討を重ね、板状B
aFe、□−、xM、TizO+q(但し、O<X≦1
.2 、MはCo(II)又はCo(It)とCo(I
I)以外の2価金属イオンを示す。
2XMXTIXOI9(0< X≦1.2)組成を有し
た抗磁力Hc30(1〜1o000eであり、且つ、平
均径0.05〜0.3μmを有する板状Baフェライト
粒子の磁化値を更に高めるべく種々検討を重ね、板状B
aFe、□−、xM、TizO+q(但し、O<X≦1
.2 、MはCo(II)又はCo(It)とCo(I
I)以外の2価金属イオンを示す。
)微粒子と、該板状BaFe+g−zxM、yTiyo
+q fat粒子中の全Fe(lI[)に対し、Fe(
I[)を0.5原子%以下の割合で含むpH8,0〜1
4.0のFe (OH) zアルカリ懸濁液とを混合し
、該混合液を非酸化性雰囲気中、50〜100℃の温度
範囲で加熱処理した場合には、上記板状BaFe+z−
zxMxTixo+q(但し、Q<x≦1.2、NはG
o(II)又はCo(II)とGo(II)以外の2価
金属イオンを示す。)微粒子の粒子表面をマグネタイト
(Ld、 −Fezes 、但しO<y≦1)T:変成
させることができ、その結果、板状BaFe +。−2
xMメTigorv m粒子の磁化値を高めることがで
きるという知見を得た。
+q fat粒子中の全Fe(lI[)に対し、Fe(
I[)を0.5原子%以下の割合で含むpH8,0〜1
4.0のFe (OH) zアルカリ懸濁液とを混合し
、該混合液を非酸化性雰囲気中、50〜100℃の温度
範囲で加熱処理した場合には、上記板状BaFe+z−
zxMxTixo+q(但し、Q<x≦1.2、NはG
o(II)又はCo(II)とGo(II)以外の2価
金属イオンを示す。)微粒子の粒子表面をマグネタイト
(Ld、 −Fezes 、但しO<y≦1)T:変成
させることができ、その結果、板状BaFe +。−2
xMメTigorv m粒子の磁化値を高めることがで
きるという知見を得た。
そして、マグネタイトの変成率は、主に過剰のN a
OHti度や加熱温度によって左右されること、生成し
たマグネタイトで変成されたBaFe 1□−z、gM
yT!yO0,微粒子の磁性や電導性は組成やマグネタ
イト変成率によって左右されるという知見を得た。
OHti度や加熱温度によって左右されること、生成し
たマグネタイトで変成されたBaFe 1□−z、gM
yT!yO0,微粒子の磁性や電導性は組成やマグネタ
イト変成率によって左右されるという知見を得た。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べる。
本発明におけるFe (OH) tの量は、板状BaF
e+i−zxMy、T IX O+ q微粒子中の全F
e(I[I)に対し、50原子%以下である。
e+i−zxMy、T IX O+ q微粒子中の全F
e(I[I)に対し、50原子%以下である。
50原子%以上である場合には、マグネタイト変成に寄
与しないFe (OR) zが残存するか、または酸化
物として混在する。
与しないFe (OR) zが残存するか、または酸化
物として混在する。
0.1原子%以下である場合には、マグネタイトによる
変成が充分ではない。
変成が充分ではない。
本発明における板状BaFe+z−zxMxTi)(0
+7m粒子とFe(Off)zアルカリ懸濁液との混合
順序は、いずれが先でも、また、同時でもよい。
+7m粒子とFe(Off)zアルカリ懸濁液との混合
順序は、いずれが先でも、また、同時でもよい。
本発明におけるpHは8.0〜14.0である。pHが
8.0以下である場合にはFe (OH) zが安定し
て存在し難い。また、強アルカリ性であればFe (O
R) Zは安定して存在し、同時にFe (OH) z
による板状Baフェライト粒子の変成反応も生起するの
で工業的効果を考慮すればpHは14,0以下で充分本
発明の目的は達成できる。
8.0以下である場合にはFe (OH) zが安定し
て存在し難い。また、強アルカリ性であればFe (O
R) Zは安定して存在し、同時にFe (OH) z
による板状Baフェライト粒子の変成反応も生起するの
で工業的効果を考慮すればpHは14,0以下で充分本
発明の目的は達成できる。
本発明における加熱温度は、50〜100℃である。
50℃以下である場合には、本発明におけるFe ((
11) tによる板状Baフェライト粒子の変成反応は
生起し難くなる。また、100℃以上でも変成反応は生
起するが、水溶液中で行われることを考慮すれば1,1
00℃以下の温度で充分に本発明の目的を達成すること
ができる。
11) tによる板状Baフェライト粒子の変成反応は
生起し難くなる。また、100℃以上でも変成反応は生
起するが、水溶液中で行われることを考慮すれば1,1
00℃以下の温度で充分に本発明の目的を達成すること
ができる。
以上の通りの構成の本発明は、次の通りの効果を奏する
ものである。
ものである。
即ち、本発明によれば、10 KOeの磁場における磁
化H値が40emug−’以上であり、抗磁力Hcが3
00〜10000eであって、且つ、粒子表面がマグネ
タイトで変成された平均径0.05〜0.3μmを有す
るBaFe+z−zxMxTi)(0+q微粒子を得る
ことができるので、磁気記録用磁性材料ミ特に垂直磁気
記録用磁性材料として好適である。
化H値が40emug−’以上であり、抗磁力Hcが3
00〜10000eであって、且つ、粒子表面がマグネ
タイトで変成された平均径0.05〜0.3μmを有す
るBaFe+z−zxMxTi)(0+q微粒子を得る
ことができるので、磁気記録用磁性材料ミ特に垂直磁気
記録用磁性材料として好適である。
また、本発明により得られる板状Baフェライト微粒子
は、粒子表面がマグネタイトで変成されている為、粒子
表面自体が改質され、しがも電気抵抗が低くなる。
は、粒子表面がマグネタイトで変成されている為、粒子
表面自体が改質され、しがも電気抵抗が低くなる。
次に、実施例及び比較例により本発明を説明する。
尚、以下の実施例並びに比較例における粒子の平均径は
、電子顕微鏡写真により測定した値で示したものである
。
、電子顕微鏡写真により測定した値で示したものである
。
また、磁化値は粉末状態で10 Hoeの磁場において
測定したものであり、抗磁力は充填度1.6 g/cJ
において測定した値で示したものである。
測定したものであり、抗磁力は充填度1.6 g/cJ
において測定した値で示したものである。
実施例1
平均径が0.2〜0.3μmの板状BaFe+ 1.3
6COO,zzTie、 zzo+q粒子120 g(
比表面積S値49m/g、磁化門値31emug−’、
保磁力Hc 6800e)と0.21 molのFe(
OH)2アルカリ懸濁液とを混合(Fe(It)に対し
、Fe(Il) 17.1原子%に該当する。)し、次
いで、水を添加することにより、全容1.!M (pH
12,4)とした後、該混合液の温度を加熱によって9
0℃とし、この温度で可及的に空気の混入を防止しなが
ら、1時間液を攪拌した。
6COO,zzTie、 zzo+q粒子120 g(
比表面積S値49m/g、磁化門値31emug−’、
保磁力Hc 6800e)と0.21 molのFe(
OH)2アルカリ懸濁液とを混合(Fe(It)に対し
、Fe(Il) 17.1原子%に該当する。)し、次
いで、水を添加することにより、全容1.!M (pH
12,4)とした後、該混合液の温度を加熱によって9
0℃とし、この温度で可及的に空気の混入を防止しなが
ら、1時間液を攪拌した。
生成した黒褐色粒子粉末は、炉別、水洗し、アセトン処
理した後、室温で乾燥した。電子顕微鏡観察の結果、反
応前後に於ける粒子形状や大きさに著しい差は見出せな
かった。
理した後、室温で乾燥した。電子顕微鏡観察の結果、反
応前後に於ける粒子形状や大きさに著しい差は見出せな
かった。
得られた黒褐色粒子粉末は、比表面積S値41rrr/
gであり、保磁力Hc 5300e 、磁化り値43e
mug−’であった。また、得られた黒褐色粒子粉末は
、X線回折め結果、Baフェライトとマグネタイトのピ
ークを示しており、二相構造を示していることがわかる
。
gであり、保磁力Hc 5300e 、磁化り値43e
mug−’であった。また、得られた黒褐色粒子粉末は
、X線回折め結果、Baフェライトとマグネタイトのピ
ークを示しており、二相構造を示していることがわかる
。
実施例2
平均径が0.1〜0.2μIの板状BaFe+ o、
5cOo、 bTio、bO+q粒子120 g(比表
面積S値り1n?/g、磁化H値33 emug−’、
保磁力Hc 5400e)と0.31 molのFe(
OR) Zアルカリ懸濁液とを混合(Fe(、+11)
に対し、Fe(n) 26.5原子%に該当する。)シ
、次いで、水を添加することにより、全容t、5; j
!(pH13,0)とした後、該混合液の温度を加熱に
よって90°Cとし、この温度で可及的に空気の混入を
防止しながら、1時間液を攪拌した。
5cOo、 bTio、bO+q粒子120 g(比表
面積S値り1n?/g、磁化H値33 emug−’、
保磁力Hc 5400e)と0.31 molのFe(
OR) Zアルカリ懸濁液とを混合(Fe(、+11)
に対し、Fe(n) 26.5原子%に該当する。)シ
、次いで、水を添加することにより、全容t、5; j
!(pH13,0)とした後、該混合液の温度を加熱に
よって90°Cとし、この温度で可及的に空気の混入を
防止しながら、1時間液を攪拌した。
生成した黒褐色粒子粉末は、炉別、水洗し、アセトン処
理した後、室温で乾燥した。電子顕微鏡観察の結果、反
応前後に於ける粒子形状や大きさに著しい差は見出せな
かった。
理した後、室温で乾燥した。電子顕微鏡観察の結果、反
応前後に於ける粒子形状や大きさに著しい差は見出せな
かった。
得られた黒褐色粒子粉末は、比表面積S値35n(/g
、磁化H値5.1emug−’、保磁力Hc 4300
eであった。
、磁化H値5.1emug−’、保磁力Hc 4300
eであった。
図1は、得られた黒褐色粒子粉末のX!’51回折図で
ある。
ある。
図1中、ピークAはマグネタイトのピークを示し、ピー
クBはBaフェライトのピークを示しており、二相構造
を示していることがわかる。
クBはBaフェライトのピークを示しており、二相構造
を示していることがわかる。
実施例3
実施例2に於いてpHを14、反応温度を70℃とした
以外は同様にして黒褐色粒子粉末を得た。
以外は同様にして黒褐色粒子粉末を得た。
生成した黒褐色粒子粉末は、電子顕微鏡観察の結果、反
応前後に於ける形状や大きさに著しい差は見出せなかっ
た。
応前後に於ける形状や大きさに著しい差は見出せなかっ
た。
得られた黒褐色粒子粉末は、比表面積S値39rd/g
SM1イい値60emug−’、保磁力Hc 3200
eであった。
SM1イい値60emug−’、保磁力Hc 3200
eであった。
また、得られた黒褐色粒子粉末は、xm回折の結果、マ
グネタイトとBaフェライトのピークを示しており、二
相構造を示していることがわかる。
グネタイトとBaフェライトのピークを示しており、二
相構造を示していることがわかる。
図1は、実施例2で得られた黒褐色粒子粉末のX線回折
図である。 図1中、ピークAはBaフェライトのピークを示し、ピ
ークBはマグネタイトのピークを示す。 特許出願人 戸田工業株式会社 財団法人生産開発科学研究所
図である。 図1中、ピークAはBaフェライトのピークを示し、ピ
ークBはマグネタイトのピークを示す。 特許出願人 戸田工業株式会社 財団法人生産開発科学研究所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11粒子表面がマグネタイト(FeO−Fez03
、但□y 、L O< y≦1)で変成されている板状BaFe+
□−2メMd1xO+q (イ旦し、0<x≦1.2
、MはCo(II)又はCo(II)とCo(II)以
外の2価金属イオンを示す。)微粒子からなる磁気記録
用板状Baフェライト微粒子粉末。 (2)板状BaFe+z−z)+MxTi70+q(但
し、O<X≦1.2、台はCo(旧又はCo(旧とCo
(U)以外の2価金属イオンを示す。)微粒子と、該板
状BaFe+z−zxM)(TixO+q 微粒子中の
全Fe(I[l)に対し、Fe(U)を50原子%以下
の割合で含むpH8,0〜14.0のFe (Of()
wアルカリ懸濁液とを混合し、該混合液を非酸化性雰
囲気中、50〜100 ’Cの温度範囲で加熱処理する
ことにより、上記板状Babe+z4xMdixO+q
6粒子の粒子表面をマグネタイト(鳳・Fe2O3、
但しQ<y≦1)で変成させることを特徴とする磁気記
録用板状Baフェライト微粒子粉末の製造法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59112521A JPS60255629A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法 |
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KR1019850003666A KR900000429B1 (ko) | 1984-05-31 | 1985-05-28 | 자기 기록용 판상 아철산 바륨입자와 그 제조방법 |
DE8585303830T DE3571964D1 (en) | 1984-05-31 | 1985-05-30 | Barium ferrite particles for magnetic recording media |
EP85303830A EP0164251B1 (en) | 1984-05-31 | 1985-05-30 | Barium ferrite particles for magnetic recording media |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP59112521A JPS60255629A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法 |
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JPH0469091B2 JPH0469091B2 (ja) | 1992-11-05 |
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1984
- 1984-05-31 JP JP59112521A patent/JPS60255629A/ja active Granted
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JPS63275103A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0469091B2 (ja) | 1992-11-05 |
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