JPS6025398B2 - グレ−ズドセラミック基板 - Google Patents
グレ−ズドセラミック基板Info
- Publication number
- JPS6025398B2 JPS6025398B2 JP55188236A JP18823680A JPS6025398B2 JP S6025398 B2 JPS6025398 B2 JP S6025398B2 JP 55188236 A JP55188236 A JP 55188236A JP 18823680 A JP18823680 A JP 18823680A JP S6025398 B2 JPS6025398 B2 JP S6025398B2
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- Japan
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- glass
- ceramic substrate
- oxide
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- substrate
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/02—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form
- C03C8/10—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form containing lead
- C03C8/12—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form containing lead containing titanium or zirconium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
- C03C3/087—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal containing calcium oxide, e.g. common sheet or container glass
-
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-
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0306—Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、サーマルヘッド用などのセラミック基板詳し
くは該基板上にガラス質をコートした所謂グレーズドセ
ラミツク基板に関する。
くは該基板上にガラス質をコートした所謂グレーズドセ
ラミツク基板に関する。
セラミック坂上にガラスをコートしたグレーズドセラミ
ックの該ガラスとしては二酸化シリコン(Si02)と
酸化鉛(Pb○)を主成分とするものが汎く採用されて
きた。
ックの該ガラスとしては二酸化シリコン(Si02)と
酸化鉛(Pb○)を主成分とするものが汎く採用されて
きた。
ところでグレーズドセラミツクの利用分野の1つである
サーマルヘッド(サーマルプリンタ、ファクシミリなど
の感熱像形成部)において画像解析力、画像形成速度の
向上が要求され、この結果グレーズドセラミック基板上
に設ける加熱素子を微細にし、また加熱温度を高くする
ことが必要になっている。これは該基板を単位面鰭当り
の発熱量の増大をもたらし、該基板を被覆するガラスに
は高温域における高い安定性を要求する。前述したSi
02一Pb○系のガラスでは高温域における安定性(軟
化、ひび割れ、結晶化などに対する)が不十分であり、
高性能なサーマルヘッド用には特性不満足であった。ま
た基板上に配線を施す場合は該基板上に配線金属を蒸着
し、フオトレジストを塗布し、露光、現像してパターニ
ングし、そのパターニングしたレジスト膜をマスクに蒸
着金属層をエッチングし、といった工程を経るが、従釆
のグレーズドセラミツク基板では耐薬品性に劣るという
問題がある。それ故本発明は、高温城において高い安定
性を示しまた優れた耐薬品性を持つグレーズドセラミッ
ク基板用ガラスを得ようとするものである。
サーマルヘッド(サーマルプリンタ、ファクシミリなど
の感熱像形成部)において画像解析力、画像形成速度の
向上が要求され、この結果グレーズドセラミック基板上
に設ける加熱素子を微細にし、また加熱温度を高くする
ことが必要になっている。これは該基板を単位面鰭当り
の発熱量の増大をもたらし、該基板を被覆するガラスに
は高温域における高い安定性を要求する。前述したSi
02一Pb○系のガラスでは高温域における安定性(軟
化、ひび割れ、結晶化などに対する)が不十分であり、
高性能なサーマルヘッド用には特性不満足であった。ま
た基板上に配線を施す場合は該基板上に配線金属を蒸着
し、フオトレジストを塗布し、露光、現像してパターニ
ングし、そのパターニングしたレジスト膜をマスクに蒸
着金属層をエッチングし、といった工程を経るが、従釆
のグレーズドセラミツク基板では耐薬品性に劣るという
問題がある。それ故本発明は、高温城において高い安定
性を示しまた優れた耐薬品性を持つグレーズドセラミッ
ク基板用ガラスを得ようとするものである。
本発明によれば、グレーズドセラミック基板の生産者に
は生産歩留の向上を、利用者には表面平滑性に殴れ、高
温特性および耐薬品性の良好な前記基板の取得という利
益をもたらすことができる。以下本発明の詳細を説明す
る。本発明においてセラミック基板を被覆するガラスの
組成は二酸化シリコン(Si02)が50〜6の重量%
、アルミナ(AI203)が10〜2の重量%、酸化カ
ルシウム(Cao)と酸化マグネシウム(M釘)が15
〜3の重量%、酸化ジルコニウム(Zr02)が2〜6
重量%であり、この他に後述の徴量成分が必要に応じて
添加される。
は生産歩留の向上を、利用者には表面平滑性に殴れ、高
温特性および耐薬品性の良好な前記基板の取得という利
益をもたらすことができる。以下本発明の詳細を説明す
る。本発明においてセラミック基板を被覆するガラスの
組成は二酸化シリコン(Si02)が50〜6の重量%
、アルミナ(AI203)が10〜2の重量%、酸化カ
ルシウム(Cao)と酸化マグネシウム(M釘)が15
〜3の重量%、酸化ジルコニウム(Zr02)が2〜6
重量%であり、この他に後述の徴量成分が必要に応じて
添加される。
このガラス組成のうちN203については、セラミック
基板との親和性から10%以上の添加が必要Zであるが
、量が増大するにつれてガラス粘度が上昇し、焼成後の
冷却工程における表面平滑性に影響を与える、及び他の
主成分であるSi02,Ca○を考えた場合のガラス化
の問題から、上限は20%とするのがよい。
基板との親和性から10%以上の添加が必要Zであるが
、量が増大するにつれてガラス粘度が上昇し、焼成後の
冷却工程における表面平滑性に影響を与える、及び他の
主成分であるSi02,Ca○を考えた場合のガラス化
の問題から、上限は20%とするのがよい。
Sj02については、これは被覆Zしたガラスの高温安
定性の目安となる転移温度を高める働きがあり、前述し
た高性能サーマルヘッドとしての高温安定性を得るには
50%以上の添加が必要であるが、AI203,Ca○
を考えた場合のガラス化の問題から、上限は60%とす
るのがよい。Ca○,Mg0については、これらはガラ
スの溶融状態における粘度を低下させ、被覆ガラスの表
面平滑度を向上させ、かつガラス化範囲を広げ結晶化を
抑制するという効果から15%以上の添加が必要である
が、量が多いと高温安定性を悪くするので上限は30%
とするのがよい。酸化ジルコニウム(Zの2)について
は、これは転移温度を著しく高め、また高温域における
容積変化を大としてセラミック基板と被覆ガラスとの熱
的物性(熱膨張)を近似させる効果から添加されるが、
2%の添加でその効果が得られる。
定性の目安となる転移温度を高める働きがあり、前述し
た高性能サーマルヘッドとしての高温安定性を得るには
50%以上の添加が必要であるが、AI203,Ca○
を考えた場合のガラス化の問題から、上限は60%とす
るのがよい。Ca○,Mg0については、これらはガラ
スの溶融状態における粘度を低下させ、被覆ガラスの表
面平滑度を向上させ、かつガラス化範囲を広げ結晶化を
抑制するという効果から15%以上の添加が必要である
が、量が多いと高温安定性を悪くするので上限は30%
とするのがよい。酸化ジルコニウム(Zの2)について
は、これは転移温度を著しく高め、また高温域における
容積変化を大としてセラミック基板と被覆ガラスとの熱
的物性(熱膨張)を近似させる効果から添加されるが、
2%の添加でその効果が得られる。
またこのZの2はCa○,Mg0の添加量範囲を30%
まで許容させる優れた効果を待つが、添加量が6%を越
えるとCa○,Mg0添加による表面平滑度の向上を阻
害する。本ガラスには以上の組成成分の他にチタニア(
Ti02)、酸化バリウム(母○)、酸化亜鉛(Zn○
)、酸化鉛(POO)、五酸化リン(P205)、酸化
ホウ素(B2Q)等を、ガラスの表面特性向上、ガラス
化領域の拡大などの目的で前記組成成分に加えて利用で
きるが、これらは転移温度の降下、電気的特性の低下等
を惹起するので、添加量は適量とするのがよい。
まで許容させる優れた効果を待つが、添加量が6%を越
えるとCa○,Mg0添加による表面平滑度の向上を阻
害する。本ガラスには以上の組成成分の他にチタニア(
Ti02)、酸化バリウム(母○)、酸化亜鉛(Zn○
)、酸化鉛(POO)、五酸化リン(P205)、酸化
ホウ素(B2Q)等を、ガラスの表面特性向上、ガラス
化領域の拡大などの目的で前記組成成分に加えて利用で
きるが、これらは転移温度の降下、電気的特性の低下等
を惹起するので、添加量は適量とするのがよい。
またアルカリ成分としてNa20、及び又はK20を主
組成成分に加えてもよく、これらはガラスの粘性低下に
よる表面の平滑化に有効であるが、電気的特性を損うの
で0〜4%が望ましい。次に本発明の実施例を説明する
。か)るガラスに対する所要原料を秤量し、混合、凝固
したのち粉砕し、ガラス原料フリットを作る。製造した
フリットの組成成分はSi0256%、AI20314
%Zr024%、Ca022%、Mg02%、&032
%である。このガラスフリットは粒径を分級した後、テ
レビノール、エチルセルロースを加えて混練し、ペース
ト状とする。このペーストをアルミナ基板上にスクリー
ン印刷し、テレビノール、エチルセルロースを飛散させ
た後約140ぴ0の温度に加熱してその状態で1〜2時
間保持し、焼成する。この工程によって製造されたグレ
ーズドアルミナ基板における被覆ガラスの転移温度は7
70ooと極めて高く(従来のものではハイブリッドI
C基板用で500oo、サーマルヘッド用基板で600
〜6500C)、良好な高温安定性を示した。なお基板
としては、上記のアルミナ基板に限らず、ベリリア、マ
グネシア、ステアタィト、フオルステライト、ジルコニ
ア等の適宜のセラミック基板を利用できる。以上説明し
たように本発明によれば高い高温安定性、優れた耐薬品
性および平面平坦性を持つグレーズドセラミック基板が
得られサーマルヘッド用およびハイブリッドIC用各基
板などに好適である。
組成成分に加えてもよく、これらはガラスの粘性低下に
よる表面の平滑化に有効であるが、電気的特性を損うの
で0〜4%が望ましい。次に本発明の実施例を説明する
。か)るガラスに対する所要原料を秤量し、混合、凝固
したのち粉砕し、ガラス原料フリットを作る。製造した
フリットの組成成分はSi0256%、AI20314
%Zr024%、Ca022%、Mg02%、&032
%である。このガラスフリットは粒径を分級した後、テ
レビノール、エチルセルロースを加えて混練し、ペース
ト状とする。このペーストをアルミナ基板上にスクリー
ン印刷し、テレビノール、エチルセルロースを飛散させ
た後約140ぴ0の温度に加熱してその状態で1〜2時
間保持し、焼成する。この工程によって製造されたグレ
ーズドアルミナ基板における被覆ガラスの転移温度は7
70ooと極めて高く(従来のものではハイブリッドI
C基板用で500oo、サーマルヘッド用基板で600
〜6500C)、良好な高温安定性を示した。なお基板
としては、上記のアルミナ基板に限らず、ベリリア、マ
グネシア、ステアタィト、フオルステライト、ジルコニ
ア等の適宜のセラミック基板を利用できる。以上説明し
たように本発明によれば高い高温安定性、優れた耐薬品
性および平面平坦性を持つグレーズドセラミック基板が
得られサーマルヘッド用およびハイブリッドIC用各基
板などに好適である。
Claims (1)
- 1 二酸化シリコン50〜60重量%、酸化アルミニウ
ム10〜20重量%、酸化カルシウムと酸化マグネシウ
ム15〜30重量%、および酸化ジルコニウム2〜6重
量%を主組成成分とするガラスによつて被覆されたこと
を特徴とするグレーズドセラミツク基板。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55188236A JPS6025398B2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | グレ−ズドセラミック基板 |
GB8138204A GB2090242B (en) | 1980-12-27 | 1981-12-18 | Glazed ceramic substrate |
US06/333,402 US4396682A (en) | 1980-12-27 | 1981-12-22 | Glazed ceramic substrate |
DE3151206A DE3151206C2 (de) | 1980-12-27 | 1981-12-23 | Glasiertes, keramisches Trägermaterial |
FR8124245A FR2497188A1 (fr) | 1980-12-27 | 1981-12-24 | Substrat en ceramique emaillee |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55188236A JPS6025398B2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | グレ−ズドセラミック基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57111288A JPS57111288A (en) | 1982-07-10 |
JPS6025398B2 true JPS6025398B2 (ja) | 1985-06-18 |
Family
ID=16220166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55188236A Expired JPS6025398B2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | グレ−ズドセラミック基板 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4396682A (ja) |
JP (1) | JPS6025398B2 (ja) |
DE (1) | DE3151206C2 (ja) |
FR (1) | FR2497188A1 (ja) |
GB (1) | GB2090242B (ja) |
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- 1981-12-18 GB GB8138204A patent/GB2090242B/en not_active Expired
- 1981-12-22 US US06/333,402 patent/US4396682A/en not_active Expired - Fee Related
- 1981-12-23 DE DE3151206A patent/DE3151206C2/de not_active Expired
- 1981-12-24 FR FR8124245A patent/FR2497188A1/fr active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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GB2090242A (en) | 1982-07-07 |
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