JPS60239363A - 窒化けい素焼結体の製造法 - Google Patents

窒化けい素焼結体の製造法

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JPS60239363A
JPS60239363A JP59095295A JP9529584A JPS60239363A JP S60239363 A JPS60239363 A JP S60239363A JP 59095295 A JP59095295 A JP 59095295A JP 9529584 A JP9529584 A JP 9529584A JP S60239363 A JPS60239363 A JP S60239363A
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silicon nitride
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pressure
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sintered body
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は窒化けい未焼結体の製造法に関する。
窒化けい未焼結体は強度が大きく、熱衝撃抵抗も大きい
ので、自動車エンジン部品や耐熱性機械部品材料として
期待されている。
従来技術 従来の窒化けい未焼結体の製造法としては、(1)窒化
けい素と5〜20重量%の焼結助剤をカーボン型中で3
00〜500 kg/c+flに加圧し、 常圧窒素気
流中で1700〜1800℃に加熱するホラ(2)窒化
けい素と焼結助剤の混合物を成形した後、 ゛ドブレス
法。
常圧窒素気流中で1700〜1800 ’Cに加熱する
常圧焼結法。
(3)窒化けい素と焼結助剤の混合物をガラス容器に入
れ、1〜’2 ton/、(Jのガス圧で加圧しなから
1η00〜1800°Cに加熱する熱間静水圧焼結法。
が知られている。
しかし、これらの方法によって得られる焼結体は、いず
れも1200°C以上で急激な強度低下を示し、また使
用できる温度も1000°Cまでが限度である欠点があ
った。
このように高温強度が得られないのは、窒化けい素の粒
子間に生成するガラス相が高温で軟化するのが原因であ
る。このガラス相は焼結助剤と窒化けい素表面の酸化層
であるシリカ及び窒化けい素中の金属不純物が反応して
生成する。しかし、このガラス相は焼結温度で溶融し、
この溶融液中に原料が溶解して気孔部分に再析出するこ
とにより焼結が進行する作用をする。従ってこのガラス
相は酸量は必須とされていて、これを液相焼結と呼んで
いる。
従来の液相焼結法においては窒化けい素は約1900℃
で分解するので焼結温度は1800℃までとされて(、
sたため、1700℃以下で液相を生成す、 6mma
j¥′1”Q’i!9(ffim°01パ“・851非
を室温まで冷却すると液相はガラス相として窒化けい素
粒子間に残り、高温強度の大きい焼結体を得ることが困
難であった。
発明の目的 本発明はこの従来法の欠点を解消せんとするものであり
、高温強度の大きい窒化けい素焼粘体の製造法を提供せ
んとするものである。
発明の構成 本発明者らは多量のガラス相が高温強度を低下させる原
因であることに着目し、ガラス相が少な(て高温強度の
大きい窒化けい素を得る方法について鋭意研究の結果、
さきに高圧窒素ガス雰囲気中で焼結することによって1
800°C以上の高温で焼結が可能となり、高温強度を
高め得た。(特願昭50−123118号)しかし、こ
の方法によって液相量を少なくし得たが、未だかなりな
量の液相を必要としていた。
更に研究を重ねた結果、加圧窒素ガス雰囲気中で、窒化
けい素粉末と焼結助剤の混合物の成形物をプレス加圧を
同時に行って焼結すると、焼結温度を1800°C以上
2200°Cまで上げ得ると共に、ガラス相が少量でも
高温加圧により塑性変形が起り緻密な焼結体が得られ、
高温強度の大きい焼結体となし社jることを知見し得た
。そのためには原料窒化けい素とし7て金属不純物が0
5重量%以下で酸素含有率が15重@%以下であるもの
を使用し、ガラス相の生成量を少な(することがよいこ
とが分った。
更にまた原料混合物の成形物を、加圧型中で窒化けい素
や焼結助剤と反応せず圧力媒体として作用する窒化はう
素の粉末中に埋め込むと、複雑形状の成形体も容易に製
造し得られることが分った。
これらの知見に基づいて本発明を完成した。
本発明の要旨は、 (1)金属不純物が05重重景以下、酸素含有率が1.
5重量%以下である窒化けい素粉末に、05〜10重量
%の焼結助剤を混合し、該混合物を型に入れ、散型を2
気圧以上の窒素雰囲気中で10〜1000kg / c
otの加圧下で1800−2200°Cに加熱すること
を特徴とする窒化けい素焼粘体の製造法。
(2)金P;不純物が0.5重量%以下、酸素含有率が
1.5重量%以下である窒化けい素粉末に、0.5〜1
0重景%重量結助剤を混合し、該混合物を成型した後、
成型物を窒化はう素または窒化はう素を主成分とする粉
末中に埋め込み、これを2気圧以上の窒素雰囲気中で1
0〜1000 kg/ crAの加圧下で1800〜2
200°Cで加熱することを特徴とする窒化けい素焼粘
体の製造法にある。
原料の窒化けい素は金属不純物が015重量%以下で、
酸素含有率が1.5重量%以下のものを用いる。これら
の含有量がこれより多くなると焼結は容易であるが、他
方残留ガラス相の量が多(なり高温強度が低下する欠点
が生ずる。粉末の粒径は1.0ミクロン以下であること
が望ましい。焼結助剤としてはMgO、Y203. 希
土類金属酸化物等の一般に用いられる焼結助剤が用いら
れる。その量は0.5〜10重!96、好ましくは1〜
3重量%である。0.5重量%より少ないと効果が十分
でな(,10重量%を超えると焼結体の耐酸化性が低下
する。
窒化けい素と焼結助剤の混合に際して酸化を酪ぐために
有機溶媒中でボールミル等により混(合することが望ま
しい。得られた混合物を乾燥ニジた後、窒化はう素を塗
布したカーボン型中に入れ加圧する。圧力は10〜10
00 kg/ 09子ましくは100〜300廟/Cl
1lである。圧力が10−/cti未満では焼結促進の
効果が十分でな(,1000kg / cJを超えると
焼結は容易となるが、この圧力に耐える高強度のカーボ
ン材料や大型のプレス装置が必要となるので実用的でな
い。
カーボン型に直接−料理合物を入れて加圧する方法は操
作は容易であるが、単純な形状のものしか得られない。
これを克服するには混合物を成形した後、該成形物を窒
化けい素や焼結助剤と反応せず、圧力媒体として作用す
る窒化はう素または窒化はう素を主成分とするものに埋
め込んでカーボン型に入れて加圧すると、成形体に等方
向に圧力がかかるため、複雑形状の成形体でも均一に焼
結することができる。前記窒1 イ、5.う。、、:よ
えイ1..い。1、ア9□3つ、ヶ共存していてもよい
焼結温度は1800〜2200°C1好ましくは190
0〜2050℃である。1800°Cより低いと焼結が
十分できな(,2200’Cを超えると粒成長速度が早
(なり、焼結体の強度が低下する。
雰囲気の窒素圧は焼結温度と関連し、高温はど高圧にす
る必要がある。1800℃では 2気圧、1900°C
では10kg/cJ、 2000°Cでは30 kg/
 cJ、2100°Cでは80kg / crR,22
00°Cでは150kg/c−の圧力を少なくとも必要
とする。それぞれ、この圧力より低いと窒化けい素の熱
分解が起り、緻密な焼結体を得ることができない。
焼成時間は30分〜4時間好ましくは30分〜2時間で
あり、高温はど短時間でよい。
実施例1゜ 窒化けい素粉末(平均粒径06ミクロン、金属不純物0
.2重量%、酸素含有率1.0重量96)に5重量%の
Yv (:hを加え、これを窒化けい素製ボールミルで
ヘキサン中で2時間混合した。この混合物的0.5gを
窒化はう素で内面を塗布した直径10即のカーボン型に
入れ、ガス圧プレスを用いて’300 kg / ct
Aに加圧した。雰囲気を置換し窒素圧85 kg / 
cntとし、温度を30°C/分の速度で昇温し、19
50℃に到達した後1時間保った。雰囲気の窒素圧は5
2 kg / cfに上昇した。冷却後試料を取出し、
重量減少、密度及び気孔率を測定したところ、重量減少
は0.796で密度は3.22 g/cntであり、気
孔率は1.796であった。
実施例2゜ 実施例1におけるY203に代えMg01 重量%とC
e()4重量%を用い実施例1と同様にして300kg
 / crAの圧力下、45 kg / oaの窒素圧
中で1900°Cで1時間保った。重量減少は1.29
6、焼結体密度は3.25g/c+4、気孔率は0.9
%であった。
実施例3゜ 実施例1と同じ原料粉末的1.5gを直径14Mの金型
で200 kg/c+Jの圧力で一次成形し、次いで2
ton/(−でラバープレスして2次成形した。窒化は
う素をつめ成形体を埋め込んだ直径25mmのカーボン
型で200 kg/cntに加圧し、雰囲気の窒素圧7
0気圧で、2050°Cで30分間加熱した。重量減少
は0.7重量%、焼結体密度は3.24g/crfl、
気孔率は1.596であった。
比較例 実施例1と同じ原料約1,5gを窒化はう素を内面に塗
布した直径15mmのカーボン型に入れた。これを圧力
300kg/CrAに加圧し、1気圧の窒素ガス中テ1
750°Cで1時間ホットプレスした。重量減少20.
896であった。
発明の効果 本発明の方法によると、試料を高い雰囲気窒素圧中で加
圧下で焼結でき、従来法におけるよりも高い温度で焼結
することにより、これらの相剰効果でガラス相の極めて
少ない窒化けい素焼粘体が得られる。これにより実施例
、比較例とを比較からも明らかなように、焼結体の重量
減少は半分以下、焼結体密度を0.6g/cI11以上
高め得ると共に、気孔率は格段と少なくなし得る優れた
効果を奏し得られる。
特許出願人 科学技術庁無機材質研究所長手続補正書 昭和59年12月12[1 特許庁長官殿 1 事件の表示 昭和59年特許願第 95295 号 2 発明の名称 窒化けい素焼粘体の製造法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 6 補正の内容 別添の内容全部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属不純物が0,5重量%以下、酸素含有率が1.
    5重量%以下である窒化けい素粉末に、0.5〜10重
    量%の焼結助剤を混合し、該混合物を型に入れ、散型を
    2気圧以上の窒素雰囲気中で10〜1000kg/c♂
    の加圧下で1800〜2200°Cに加熱することを特
    徴とする窒化けい未焼結体の製造法。 2、金属不純物が0.5重量%以下、酸素含有率が1.
    5重量%以下である窒化けい素粉末に、0.5〜10重
    量%の焼結助剤を混合し、該混合物を成型した後、成型
    物を窒化はう素または窒化はう素を主成分とする粉末中
    に埋め込み、これを2気圧以上の窒素雰囲気中で、10
    〜1000 kg / cfの加圧下で1800〜22
    00′Cに加熱することを特徴とする窒化けい未焼結体
    の製造法。
JP59095295A 1984-05-11 1984-05-11 窒化けい素焼結体の製造法 Granted JPS60239363A (ja)

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