JPS60234875A - 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 - Google Patents
熱転写プリンタのキヤリツジ機構Info
- Publication number
- JPS60234875A JPS60234875A JP9140884A JP9140884A JPS60234875A JP S60234875 A JPS60234875 A JP S60234875A JP 9140884 A JP9140884 A JP 9140884A JP 9140884 A JP9140884 A JP 9140884A JP S60234875 A JPS60234875 A JP S60234875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- carriage
- solenoid
- head
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/38—Slow, e.g. "creep", feed mechanisms
- B41J33/388—Slow, e.g. "creep", feed mechanisms the ribbon being fed only when type impression takes place
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、熱転写プリンタに係り、特に、感熱ヘッドと
インクリボンをキャリッジ上に搭載し、キャリッジが横
行移動すると同時にインクリボンの巻き取り動作を行な
わせ、かつ、スキップ機構を有した熱転写プリンタのキ
ャリッジ機構に関する。
インクリボンをキャリッジ上に搭載し、キャリッジが横
行移動すると同時にインクリボンの巻き取り動作を行な
わせ、かつ、スキップ機構を有した熱転写プリンタのキ
ャリッジ機構に関する。
従来は、リボン巻取動作の制御として、特開昭58−1
79680 等に示されるように、キャリッジ移動駆動
動力をクラッチ等の動力断続手段を用いて制御するのは
公知である。しかし、ヘッド押付用ソレノイド、を用い
てリボン巻取動作を制御させる方法はなく、シかもこす
り転写等の印字品質向上の手段にはふれられていない。
79680 等に示されるように、キャリッジ移動駆動
動力をクラッチ等の動力断続手段を用いて制御するのは
公知である。しかし、ヘッド押付用ソレノイド、を用い
てリボン巻取動作を制御させる方法はなく、シかもこす
り転写等の印字品質向上の手段にはふれられていない。
実開57−35058にはコイルバネクラッチを用いる
方法が開示されているが、この方法ではスキップ機能に
対応できない。
方法が開示されているが、この方法ではスキップ機能に
対応できない。
本発明の目的は、最も簡単で小形の構成で、スキップ機
能(−行印字中の印字不要箇所に対応して、感熱ヘッド
をプラテンから引き離しかつ転写フィルムの巻き取り動
作を停止させる機能)を満足させて、転写フィルムの無
駄な消費を防止させると同時に、こすり転写現象(概要
の項で詳述する)を防止し、かつ安定したスキップ動作
が得られるキャリッジ機構を提供することにある。
能(−行印字中の印字不要箇所に対応して、感熱ヘッド
をプラテンから引き離しかつ転写フィルムの巻き取り動
作を停止させる機能)を満足させて、転写フィルムの無
駄な消費を防止させると同時に、こすり転写現象(概要
の項で詳述する)を防止し、かつ安定したスキップ動作
が得られるキャリッジ機構を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するキャリッジ機構を得る為
に、下記の如く構成したものである。
に、下記の如く構成したものである。
(1)キャリッジ構造の大巾な簡素化、小形化を計る為
に、リボン巻取軸に必要な機能を集約する。
に、リボン巻取軸に必要な機能を集約する。
すなわち、キャリッジ横行移動動作の回転力変換゛機能
、ある一定値以上のトルクをリボン巻取コアに付加させ
ない為のすべりクラッチ機能、非印字時すなわち、スキ
ップ時およびリターン時にリボンの巻き取り動作を停止
させる機能を集約する。
、ある一定値以上のトルクをリボン巻取コアに付加させ
ない為のすべりクラッチ機能、非印字時すなわち、スキ
ップ時およびリターン時にリボンの巻き取り動作を停止
させる機能を集約する。
(2) キャリッジの巾寸法を極力小さくすることによ
り、キャリッジの横行移動範囲を広げて一行印字の範囲
を広げることを目的として、リボン巻取軸中心とヘッド
押付用ソレノイドの中心を同一鉛直面内になるよう配置
する。
り、キャリッジの横行移動範囲を広げて一行印字の範囲
を広げることを目的として、リボン巻取軸中心とヘッド
押付用ソレノイドの中心を同一鉛直面内になるよう配置
する。
(3)印字時のみヘッド押付用ソレノイドを吸引し、そ
れ以外のとき、すなわちスキップ時およびリターン時は
ソレノイドを吸引しないことに着目し、該ソレノイドと
連動させてリボンの巻取動作を行なわせる。これにより
構成が非常に簡素化する。
れ以外のとき、すなわちスキップ時およびリターン時は
ソレノイドを吸引しないことに着目し、該ソレノイドと
連動させてリボンの巻取動作を行なわせる。これにより
構成が非常に簡素化する。
(4)ヘッド押付用ソレノイドの吸引力解除時、ヘッド
の戻しバネ力を利用して強制的にリボンの巻取を停止さ
せる。
の戻しバネ力を利用して強制的にリボンの巻取を停止さ
せる。
(5)リボン巻取軸に設けた制動ギヤと制動時にこれと
係合するレバー上の歯部又は爪部を以下のように構成し
、スキップ時の動作の安定化を計る。
係合するレバー上の歯部又は爪部を以下のように構成し
、スキップ時の動作の安定化を計る。
制動ギヤから発生する上記南部又は爪部に作用する反力
により、噛み合いを引き離そうとするモーメントが0又
は非常に小さくなる様構成する、具体的には、制動ギヤ
に対し、歯部又は爪部を鉛直方向あるいは、斜め鉛直方
向から噛み合わせる。
により、噛み合いを引き離そうとするモーメントが0又
は非常に小さくなる様構成する、具体的には、制動ギヤ
に対し、歯部又は爪部を鉛直方向あるいは、斜め鉛直方
向から噛み合わせる。
(6)こすり転写現象(印字開始の為に感熱ヘッドが転
写フィルムを被転写紙に押し付けた瞬間に、転写フィル
ムが感熱ヘッドと一体になってキャリッジ移動方向にひ
きずられることにより、被転写紙上で転写フィルムがこ
すられ、紙が汚れる現象)を防止することを目的として
、印字開始の為に、ヘッドが、プラテン上の被転写紙に
押し付けられる前に、リボンがヘッドの横行移動と逆方
向(すなわちリポ/巻取方向)に走行開始している構成
とする。このために、印字の為に、ヘッド押付用ソレノ
イドが吸引開始したとき、その吸引途中で、リボンが走
行開始して、その後、更に、部列することにより、感熱
ヘッドをプラテン上の被転写紙に押し付ける。
写フィルムを被転写紙に押し付けた瞬間に、転写フィル
ムが感熱ヘッドと一体になってキャリッジ移動方向にひ
きずられることにより、被転写紙上で転写フィルムがこ
すられ、紙が汚れる現象)を防止することを目的として
、印字開始の為に、ヘッドが、プラテン上の被転写紙に
押し付けられる前に、リボンがヘッドの横行移動と逆方
向(すなわちリポ/巻取方向)に走行開始している構成
とする。このために、印字の為に、ヘッド押付用ソレノ
イドが吸引開始したとき、その吸引途中で、リボンが走
行開始して、その後、更に、部列することにより、感熱
ヘッドをプラテン上の被転写紙に押し付ける。
(7)非印字時、すなわち、スキップ時およびリターン
時のキャリッジ横行移動速度を印字時よりも犬きくして
、実効印字速度を大きくすることはユーザーにとって多
大のメリットとなる。これを実現させる為には、キャリ
ッジ移動の動力源に作用するリボン巻取用の負荷が、印
字時以外は作用しない構造としなければならない。これ
を実現させる為に、コイルバネクラッチを使用し、かつ
、コイルバネクラッチの動作をヘッド押付用ソレノイド
と連動で行なわせ、スキップ時とリターン時の、リボン
巻取動作を停止させると同時に、キャリッジ横行駆動源
に作用するリボン巻取の為の負荷も0とする。
時のキャリッジ横行移動速度を印字時よりも犬きくして
、実効印字速度を大きくすることはユーザーにとって多
大のメリットとなる。これを実現させる為には、キャリ
ッジ移動の動力源に作用するリボン巻取用の負荷が、印
字時以外は作用しない構造としなければならない。これ
を実現させる為に、コイルバネクラッチを使用し、かつ
、コイルバネクラッチの動作をヘッド押付用ソレノイド
と連動で行なわせ、スキップ時とリターン時の、リボン
巻取動作を停止させると同時に、キャリッジ横行駆動源
に作用するリボン巻取の為の負荷も0とする。
以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図に熱転写プリンタの外観図を示す。
側板1と側板2間には軸3およびステー60が固定され
ている。又、軸3上およびステー60上を摺動可能にキ
ャリッジ4が配置され、キャリッジ4上には、リボンカ
セット5及び感熱ヘッド6が搭載され、前記リボンカセ
ット5内にはインクリボン7が収納されている。
ている。又、軸3上およびステー60上を摺動可能にキ
ャリッジ4が配置され、キャリッジ4上には、リボンカ
セット5及び感熱ヘッド6が搭載され、前記リボンカセ
ット5内にはインクリボン7が収納されている。
キャリッジ4け、キャリッジモーター8によりタイミン
グベルト9を介して、図では、左右方向に移動可能な構
成としている。ラインフィードモーター10によりプラ
テン11の軸に締結されたギヤ12に駆動力を伝達し、
被転写紙13を送る。
グベルト9を介して、図では、左右方向に移動可能な構
成としている。ラインフィードモーター10によりプラ
テン11の軸に締結されたギヤ12に駆動力を伝達し、
被転写紙13を送る。
又、プラテンノブ14を手で廻しても同様に紙送ゆが可
能である。15は紙ガイドである。リリースレバー16
を前後方向に移動させる事により、@17に摺動可能に
配置された紙押さえローラ18を、紙面に押し付けたり
、紙面から離したりする構造になっている。19けホー
ムポジションセンサ、20は感熱ヘッド64に通電させ
るためのフラットケーブルである。このプリンタは、キ
ャリッジ4が右方向に移動するときのみ印字をする片方
向印字方式で、右方向に移動するときはインクリボン7
を巻取り、左方向に移動するときは、インクリボン7は
巻取らない方式のプリンタである。又、キャリッジモー
ター8、ラインフィードモーター10、感熱ヘッド6、
ホームポジションセンサ19等は、制御器55で制御さ
れているものとする。
能である。15は紙ガイドである。リリースレバー16
を前後方向に移動させる事により、@17に摺動可能に
配置された紙押さえローラ18を、紙面に押し付けたり
、紙面から離したりする構造になっている。19けホー
ムポジションセンサ、20は感熱ヘッド64に通電させ
るためのフラットケーブルである。このプリンタは、キ
ャリッジ4が右方向に移動するときのみ印字をする片方
向印字方式で、右方向に移動するときはインクリボン7
を巻取り、左方向に移動するときは、インクリボン7は
巻取らない方式のプリンタである。又、キャリッジモー
ター8、ラインフィードモーター10、感熱ヘッド6、
ホームポジションセンサ19等は、制御器55で制御さ
れているものとする。
第2図はキャリッジ4上に搭載したリボンカセット5の
内部構造図であり、カセット5の内部を上方向から見た
図である。送り出しコア21に巻かれた未使用のインク
リボン7は、順に、ガイドローラ22,23、固定ガイ
ドピン24,25、ガイドローラ26を経て、巻取コア
27の矢印方向の回転により転写後のリボンが巻取れる
構成となっている。巻取コア27は後述するキャリッジ
4に設けたリボン巻取軸28と保合する様に構成する。
内部構造図であり、カセット5の内部を上方向から見た
図である。送り出しコア21に巻かれた未使用のインク
リボン7は、順に、ガイドローラ22,23、固定ガイ
ドピン24,25、ガイドローラ26を経て、巻取コア
27の矢印方向の回転により転写後のリボンが巻取れる
構成となっている。巻取コア27は後述するキャリッジ
4に設けたリボン巻取軸28と保合する様に構成する。
次に本発明を実施したキャリッジ機構の構造を第3〜第
11図を用いて説明する。第3図は、本発明を実施した
キャリッジを上方向から見た平面図であり、第4図はそ
の断面構造図である。第5〜第7図はその動作説明図で
ある。第8図は本発明のもう1つの実施例を示すキャリ
ッジの断面構造図であり、第9〜第11図はその動作説
明図である。まず最初に第3図について説明する。なお
との図は、感熱ヘッド6がプラテン11上の被転写紙1
3に押し付けられて印字している状態を示す。キャリッ
ジケース4aを、軸3、およびステー60上に慴動可能
に配置する。キャリッジケース4aのキャリッジベース
板30を取付ける。キャリッジベース板30の上部にリ
ボン巻取軸28、および、該リボン巻取軸28を中心に
して自在に回転し得るプーリー31、リボン巻取軸と一
体に取付られた制動ギヤ32、前記プーリー31と噛み
合い、ループ状に取付られるタイミングベルト9、核タ
イミングベルト90両端をキャリッジベース板30に固
定する為の固定金具33 、.34等を取付ける。なお
、ここでタイミングベルト9は、表裏面の両方に歯を設
けである両歯のベルトである。次に第4図を用いて本発
明の構成を更に詳細に説明する。この図は感熱ヘッド6
がプラテン11に押し付けられて印字している状態を示
す。
11図を用いて説明する。第3図は、本発明を実施した
キャリッジを上方向から見た平面図であり、第4図はそ
の断面構造図である。第5〜第7図はその動作説明図で
ある。第8図は本発明のもう1つの実施例を示すキャリ
ッジの断面構造図であり、第9〜第11図はその動作説
明図である。まず最初に第3図について説明する。なお
との図は、感熱ヘッド6がプラテン11上の被転写紙1
3に押し付けられて印字している状態を示す。キャリッ
ジケース4aを、軸3、およびステー60上に慴動可能
に配置する。キャリッジケース4aのキャリッジベース
板30を取付ける。キャリッジベース板30の上部にリ
ボン巻取軸28、および、該リボン巻取軸28を中心に
して自在に回転し得るプーリー31、リボン巻取軸と一
体に取付られた制動ギヤ32、前記プーリー31と噛み
合い、ループ状に取付られるタイミングベルト9、核タ
イミングベルト90両端をキャリッジベース板30に固
定する為の固定金具33 、.34等を取付ける。なお
、ここでタイミングベルト9は、表裏面の両方に歯を設
けである両歯のベルトである。次に第4図を用いて本発
明の構成を更に詳細に説明する。この図は感熱ヘッド6
がプラテン11に押し付けられて印字している状態を示
す。
キャリッジベース板30の上部にリボン巻取軸28を配
設する。該リボン巻取軸28はキャリッジベース板30
に設けた軸受35と、リボンカセット5を搭載し、キャ
リッジケース4aに支持されるキャリッジカバー36に
設けた軸受37とで支持され回転自在である。また該リ
ボン巻取軸28の突出部28aには、リボンカセット内
の巻取コア27と係合する保合部材38を一体に固定す
る。また、タイミングベルト9と噛み合うグーIJ −
31を軸受39を介して巻取軸z8を中心にして回転自
在に取付ける。また、リボンの巻取が不要なときに巻取
軸28の回転を停止させる為の制動ギヤ32を固定ピン
40により巻取軸28に固定する。また、制動ギヤ32
とプーリー31の間に押バネ41を配設する。そして、
巻取軸28に設けたフランジ部28bに設けたフェルト
等の摩擦材42を介してプーリー31を押し下げようと
する力を与え、該摩擦材42とプーリー31間に作用す
る庫擦力により、プーリー31の回転力をリボン巻取軸
28に伝達する構成とする。次に、キャリッジペース板
30の下部にソレノイド取付板43を介してヘッド押付
用ソレノイド44を取り付ける。なお、ヘッド押付用ソ
レノイドの中心とリボン巻取軸の中心が同一鉛直面内に
なるようにソレノイド44とリボン巻取軸28を取付け
る。
設する。該リボン巻取軸28はキャリッジベース板30
に設けた軸受35と、リボンカセット5を搭載し、キャ
リッジケース4aに支持されるキャリッジカバー36に
設けた軸受37とで支持され回転自在である。また該リ
ボン巻取軸28の突出部28aには、リボンカセット内
の巻取コア27と係合する保合部材38を一体に固定す
る。また、タイミングベルト9と噛み合うグーIJ −
31を軸受39を介して巻取軸z8を中心にして回転自
在に取付ける。また、リボンの巻取が不要なときに巻取
軸28の回転を停止させる為の制動ギヤ32を固定ピン
40により巻取軸28に固定する。また、制動ギヤ32
とプーリー31の間に押バネ41を配設する。そして、
巻取軸28に設けたフランジ部28bに設けたフェルト
等の摩擦材42を介してプーリー31を押し下げようと
する力を与え、該摩擦材42とプーリー31間に作用す
る庫擦力により、プーリー31の回転力をリボン巻取軸
28に伝達する構成とする。次に、キャリッジペース板
30の下部にソレノイド取付板43を介してヘッド押付
用ソレノイド44を取り付ける。なお、ヘッド押付用ソ
レノイドの中心とリボン巻取軸の中心が同一鉛直面内に
なるようにソレノイド44とリボン巻取軸28を取付け
る。
また、ソレノイドベース板30の突起部に設けたレバー
支持ピン45f、中心として転角可能なソレノイドレバ
ー46を設ける。該ソレノイドレバー46の一端46a
にヘッド押付用ソレノイド44のプランジャー47を連
結ピン48を介して係合させる。また、ソレノイドレバ
ー46のアーム部46Cに小歯車49を一体に固定する
。したがって該小歯車49は回転が拘束されている。ま
た、ソレノイドレバー46のもう一端46bにヘッド戻
しバネ50を係合させる。該ヘッド戻しバネ50はヘッ
ド支持板51の突起部51aとも係合させ、ソレノイド
44の吸引力解除時に、ソレノイドレバー46を転角さ
せて感熱ヘッド6を、プラテン11から引き離すと同時
に小歯車49と制動ギヤ32を噛み合わせる役目をする
。次に第5図〜第7図を用いてその動作を説明する。第
5図は、非印字時を示し、ソレノイド44の吸引力が解
除されている為ヘッド戻しバネ50により感熱ヘッド6
がプラテン11より引き離されている。
支持ピン45f、中心として転角可能なソレノイドレバ
ー46を設ける。該ソレノイドレバー46の一端46a
にヘッド押付用ソレノイド44のプランジャー47を連
結ピン48を介して係合させる。また、ソレノイドレバ
ー46のアーム部46Cに小歯車49を一体に固定する
。したがって該小歯車49は回転が拘束されている。ま
た、ソレノイドレバー46のもう一端46bにヘッド戻
しバネ50を係合させる。該ヘッド戻しバネ50はヘッ
ド支持板51の突起部51aとも係合させ、ソレノイド
44の吸引力解除時に、ソレノイドレバー46を転角さ
せて感熱ヘッド6を、プラテン11から引き離すと同時
に小歯車49と制動ギヤ32を噛み合わせる役目をする
。次に第5図〜第7図を用いてその動作を説明する。第
5図は、非印字時を示し、ソレノイド44の吸引力が解
除されている為ヘッド戻しバネ50により感熱ヘッド6
がプラテン11より引き離されている。
同時に、固定の小歯車49と制動ギヤ32が噛み合って
いる為、キャリッジが横行移動してタイミングベルト9
より、リボン巻取の為の回転力がグー リ−31に与え
られても、摩擦材42と巻取軸のフランジ部288間で
すべり、リボン巻取軸28は回転しない。すなわち回転
が゛拘束される。
いる為、キャリッジが横行移動してタイミングベルト9
より、リボン巻取の為の回転力がグー リ−31に与え
られても、摩擦材42と巻取軸のフランジ部288間で
すべり、リボン巻取軸28は回転しない。すなわち回転
が゛拘束される。
但し、摩擦材42と巻取軸28との間で発生する摩擦ト
ルクが負荷となりタイミングベルト9を介してキャリッ
ジの横行駆動源に作用する。この状態でのソレノイド4
4のストロークは図に示す様に1. とする。次に、印
字開始の為に、ソレノイド44が吸引し始めた直後の状
態を示す。この状態では、前記ストロークt1がt!に
小さくなり、ソレノイドレバー46をごくわずか転角さ
せる。
ルクが負荷となりタイミングベルト9を介してキャリッ
ジの横行駆動源に作用する。この状態でのソレノイド4
4のストロークは図に示す様に1. とする。次に、印
字開始の為に、ソレノイド44が吸引し始めた直後の状
態を示す。この状態では、前記ストロークt1がt!に
小さくなり、ソレノイドレバー46をごくわずか転角さ
せる。
すると、小歯車49と制動ギヤ3zの噛み合いがはずれ
、リボン巻取軸が回転し始めリボ′/が走行する。しか
しソレノイド44がプランジャー47を完全に吸引して
いない為、感熱ヘッド6はプラテン11に押し付けられ
ない。、第7図は、通常印字状態を示す。第6図の状態
のちと完全に吸引してヘッド6をプラテン11に押し付
けて印字して、ヘッド6で吐き出したリボンを巻き取る
。
、リボン巻取軸が回転し始めリボ′/が走行する。しか
しソレノイド44がプランジャー47を完全に吸引して
いない為、感熱ヘッド6はプラテン11に押し付けられ
ない。、第7図は、通常印字状態を示す。第6図の状態
のちと完全に吸引してヘッド6をプラテン11に押し付
けて印字して、ヘッド6で吐き出したリボンを巻き取る
。
次に、第8図に、第4図の変形実施例を示す。
第4図の実施例では、非印字時にリボン巻取の為の回転
力がすべりトルクとなり負荷となってキャリッジ横行の
駆動源に作用するが、本例では、非印字時に、リボン巻
取軸の回転も拘束し、かつ、巻取の回転力の切断も行な
い、キャリッジの横行の駆動源に作用する巻取負貨を0
にする例である。
力がすべりトルクとなり負荷となってキャリッジ横行の
駆動源に作用するが、本例では、非印字時に、リボン巻
取軸の回転も拘束し、かつ、巻取の回転力の切断も行な
い、キャリッジの横行の駆動源に作用する巻取負貨を0
にする例である。
なお、第4図の実施例と異なるのは、リボン巻取軸部分
の構造のみであり、この部分のみ詳述する。
の構造のみであり、この部分のみ詳述する。
リボン巻取軸2Bを軸受52および53で支持する。軸
受52の外周に回転自在のプーリー54を設け、キャリ
ッジ横行移動用のタイミングベルト9をその外周の歯に
噛み合わせる。そしてキャリッジ移動の駆動源よりタイ
ミングベルト9を介してリボン巻取の回転力を該プーリ
ー54に与える。
受52の外周に回転自在のプーリー54を設け、キャリ
ッジ横行移動用のタイミングベルト9をその外周の歯に
噛み合わせる。そしてキャリッジ移動の駆動源よりタイ
ミングベルト9を介してリボン巻取の回転力を該プーリ
ー54に与える。
該プーリー54の下部にわずかのギャップΔ1゜をあけ
て従動伝達片55を設ける。そして、プーリー54と従
動伝達片55の外周に図のようにコイルバネ56を巻き
付ける。さらにコイルバネ56の一端56aと係合し、
プーリー54の外周部を中心にして自在に回転し得る制
動ギヤ57を設ける。このコイルバネ56は、キャリッ
ジが印字方向に移動するときのプーリー54の回転時に
コイルバネ56とプーリー54の外周の摩擦力により巻
き付き回転力を従動伝達片55に伝達し、逆方向回転の
ときは巻き付かない為、回転力を伝達しない様、コイル
バネ56の巻き方向を設定する。さらに従動片55の下
部にフェルト等の摩擦材58を介して軸方向には摺動可
能で回転力を巻取軸28に伝達できる様スプライン等で
巻取軸28に固定された押し付は板59をとりつける。
て従動伝達片55を設ける。そして、プーリー54と従
動伝達片55の外周に図のようにコイルバネ56を巻き
付ける。さらにコイルバネ56の一端56aと係合し、
プーリー54の外周部を中心にして自在に回転し得る制
動ギヤ57を設ける。このコイルバネ56は、キャリッ
ジが印字方向に移動するときのプーリー54の回転時に
コイルバネ56とプーリー54の外周の摩擦力により巻
き付き回転力を従動伝達片55に伝達し、逆方向回転の
ときは巻き付かない為、回転力を伝達しない様、コイル
バネ56の巻き方向を設定する。さらに従動片55の下
部にフェルト等の摩擦材58を介して軸方向には摺動可
能で回転力を巻取軸28に伝達できる様スプライン等で
巻取軸28に固定された押し付は板59をとりつける。
押し付は板59は押しバネ60により軸方向の上方向に
押し上げ、従動伝達片55におる一定以上のトルクが作
用すると、すべってそれ以上のトルクを伝達させないも
のである。
押し上げ、従動伝達片55におる一定以上のトルクが作
用すると、すべってそれ以上のトルクを伝達させないも
のである。
次にこの動作を、第9図〜第11図を用いて説明する。
第9図は、スキップ時およびリターン時の動作を示す。
まずスキップ時について説明する。
このときはソレノイド44の吸引力が解除される為ヘッ
ド戻しバネ50の戻し力により、ソレノイドレバー46
が転角して、感熱ヘッド6がプラテンから引き離されて
いると同時に小館車49が制動ギヤ57と噛み合う。し
たがって制動ギヤ57の回転が拘束される。したがって
これと係合しているコイルバネ56の一端56aも拘束
される為、コイルバネ56がプーリー54と従動伝達片
55に巻き付かない。図のようにわずかのギャップΔt
2があく。したがってプーリー54に作用する回転力が
切断される。またリターン時は、プーリー54が印字時
と逆方向に回転する為、同様にコイルバネ56の巻き付
きが行なわれず、回転力が伝達されない。このときのソ
レノイド44のストロークはtlである。
ド戻しバネ50の戻し力により、ソレノイドレバー46
が転角して、感熱ヘッド6がプラテンから引き離されて
いると同時に小館車49が制動ギヤ57と噛み合う。し
たがって制動ギヤ57の回転が拘束される。したがって
これと係合しているコイルバネ56の一端56aも拘束
される為、コイルバネ56がプーリー54と従動伝達片
55に巻き付かない。図のようにわずかのギャップΔt
2があく。したがってプーリー54に作用する回転力が
切断される。またリターン時は、プーリー54が印字時
と逆方向に回転する為、同様にコイルバネ56の巻き付
きが行なわれず、回転力が伝達されない。このときのソ
レノイド44のストロークはtlである。
次に、印字開始直前の状態を第10図に示す。
このときは、ソレノイド44が吸引することによりスト
ロークがtlからL2に縮まることによりソレノイドl
/バー46がごくわずか転角する。した、かって小歯車
49と制動ギヤ57の噛み合いがはずれ、コイルバネ5
6の一端部56aの拘束が解除される為、コイルバネ5
6が巻き付き回転力の伝達が行なわれ、リボ/が走行し
始める。しかしこの状態では、ソレノイド44が完全に
吸引していない為、ヘッド6はプラテンに押し付けられ
ない。すなわち、ヘッド6がプラテンに押し付けられる
以前にリボンがヘッド6の横行移動方向と逆方向に走行
し始める。したがって前記こすり転写が発生しない。第
11図はソレノイド44が完全に吸引した状態を示し、
ヘッド6がプラテン11に押し付けられながら横行移動
することにょ9吐き出されたリボンを巻き取っている状
態を示す。
ロークがtlからL2に縮まることによりソレノイドl
/バー46がごくわずか転角する。した、かって小歯車
49と制動ギヤ57の噛み合いがはずれ、コイルバネ5
6の一端部56aの拘束が解除される為、コイルバネ5
6が巻き付き回転力の伝達が行なわれ、リボ/が走行し
始める。しかしこの状態では、ソレノイド44が完全に
吸引していない為、ヘッド6はプラテンに押し付けられ
ない。すなわち、ヘッド6がプラテンに押し付けられる
以前にリボンがヘッド6の横行移動方向と逆方向に走行
し始める。したがって前記こすり転写が発生しない。第
11図はソレノイド44が完全に吸引した状態を示し、
ヘッド6がプラテン11に押し付けられながら横行移動
することにょ9吐き出されたリボンを巻き取っている状
態を示す。
以上の様に構成すれば、こすり転写を防止できるのみで
なく、非印字時、リボン巻取負荷がキャリッジ移動駆動
源に作用しなくなるので、キャリッジ移動速度の高速化
が計れ実効印字速度が大きくなる。
なく、非印字時、リボン巻取負荷がキャリッジ移動駆動
源に作用しなくなるので、キャリッジ移動速度の高速化
が計れ実効印字速度が大きくなる。
本発明によれば次の効果がある。
(1)感熱ヘッド押し付は用ソレノイドと連動させてリ
ボンの巻取動作を制御し、リボン巻取の為の別のアクチ
ュエータが不必要となるので構造が非常に簡素化し、し
かも、印字開始時、感熱ヘッドがプラテンに押し付けら
れる前にリボンが走行できる構成であるのでこすり転写
を防止でき、高印字品質のキャリッジが得られる。
ボンの巻取動作を制御し、リボン巻取の為の別のアクチ
ュエータが不必要となるので構造が非常に簡素化し、し
かも、印字開始時、感熱ヘッドがプラテンに押し付けら
れる前にリボンが走行できる構成であるのでこすり転写
を防止でき、高印字品質のキャリッジが得られる。
(2) リボン巻取軸を制動させる保合レバーを鉛直方
向から係合させるので、保合レバーの回転モーメントと
制動ギヤからのギヤ反力の向きが直角方向になる。した
がって保合レバーがはじかれることがなく、連続スキッ
プなどの過酷な動作に対して安定した動作が得られる。
向から係合させるので、保合レバーの回転モーメントと
制動ギヤからのギヤ反力の向きが直角方向になる。した
がって保合レバーがはじかれることがなく、連続スキッ
プなどの過酷な動作に対して安定した動作が得られる。
(3)巻取軸とソレノイドを鉛直同一面内に構成するの
でキャリッジの巾寸法が短くなり、実効印字範囲が大き
くなる。
でキャリッジの巾寸法が短くなり、実効印字範囲が大き
くなる。
(4) コイルバネクラッチを用いれば、非印字時にキ
ャリッジ移動源に作用する巻取動力を切断できるので、
動力源への負荷が小さくなり、したがってキャリッジ横
行速度が大きくでき実効印字速度゛を大きくできる。
ャリッジ移動源に作用する巻取動力を切断できるので、
動力源への負荷が小さくなり、したがってキャリッジ横
行速度が大きくでき実効印字速度゛を大きくできる。
(5)リボン巻取軸に、キャリッジ横行移動動作の回転
力変換機能、すべりクラッチ機能、リボン巻取停止機能
を集約するので、キャリッジが大巾に小形化できる。
力変換機能、すべりクラッチ機能、リボン巻取停止機能
を集約するので、キャリッジが大巾に小形化できる。
第1図は、本発明を実施したプリンタの外観図、第2図
は、リボンカセットの内部構造を示す平面図、第3図は
キャリッジの平面図、第4図はキャリッジの断面構造図
、第5図〜第7図はその動作説明図、第8図は第4図の
応用変形例を示すキャリッジの断面構造図であり、第9
図〜第11図はその動作説明図である。 1・・・側板、2・・・側板、3・・・軸、4・・・キ
ャリッジ、5・・・リボンカセット、4a・・・キャリ
ッジケース、6・・・感熱ヘッド、7・・・インクリボ
ン、8・・・キャリッジモーター、9・・・タイミング
ベルト、10・・・ラインフィードモーター、11・・
・プラテン、12・・・ギヤ、13・・・被転写紙、1
4・・・プラテンノブ、15・・・紙ガイド、16・・
・リリースレバー、17・・・軸、18・・・紙押さえ
ローラ、19・・・ホームポジションセンサ、20・・
・フラットケーブル、21・・・送り出しコア、22・
・・ガイドローラ、23・・・ガイドローラ、24・・
・固定ガイドピン、25・・・固定ガイドピン、26・
・・ガイドローラ、27・・・巻取コア、28・・・リ
ボン巻取軸、28a・・・巻取軸の7ランク部、30・
・・キャリッジペース板、30a・・・突起部、−13
1・・・ブーIJ−132・・・制動ギヤ、33・・・
固定金具、34・・・固定金具、35・・・軸受、36
・・・キャリッジカバー、37・・・軸受、38・・・
保合部材、39・・・軸受、40・・・同定ピン、41
・・・押バネ、28b・・・巻取軸のフランジ部、42
・・・フェルト等の摩擦材、43・・・ソレノイド取付
板、44・・・ヘッド押付用ソレノイド、45・・・レ
バー支持ピン、46・・・ソレノイトレ/<−146a
・・・レバーo−q、4sb・・・レバーのもう一端、
46C・・・アーム部、47・・・プランジャー、48
・・・連結ピン、49・・・小歯車、50・・・ヘッド
戻しバネ、51・・・ヘッド支持板、51a・・・ヘッ
ド支持板の突起部、52・・・軸受、53・・・軸受、
54・・・グーl7−155・・・従動伝達片、56・
・・コイルバネ、56a・・・コイルバネの一端、57
・・・制動ギヤ、58・・・フェルト等の摩擦材、¥
t 図 第 ? 図 Tl1図 第1頁の続き ■Int、CI、4 識別記号 庁内整理番号I B
41 J 19/18 6822−2C@発 明 者
佐 々 木 暁 日立市東多賀江工場内 0発 明 者 1)島 邦 雄 日立市東多賀任工場内
は、リボンカセットの内部構造を示す平面図、第3図は
キャリッジの平面図、第4図はキャリッジの断面構造図
、第5図〜第7図はその動作説明図、第8図は第4図の
応用変形例を示すキャリッジの断面構造図であり、第9
図〜第11図はその動作説明図である。 1・・・側板、2・・・側板、3・・・軸、4・・・キ
ャリッジ、5・・・リボンカセット、4a・・・キャリ
ッジケース、6・・・感熱ヘッド、7・・・インクリボ
ン、8・・・キャリッジモーター、9・・・タイミング
ベルト、10・・・ラインフィードモーター、11・・
・プラテン、12・・・ギヤ、13・・・被転写紙、1
4・・・プラテンノブ、15・・・紙ガイド、16・・
・リリースレバー、17・・・軸、18・・・紙押さえ
ローラ、19・・・ホームポジションセンサ、20・・
・フラットケーブル、21・・・送り出しコア、22・
・・ガイドローラ、23・・・ガイドローラ、24・・
・固定ガイドピン、25・・・固定ガイドピン、26・
・・ガイドローラ、27・・・巻取コア、28・・・リ
ボン巻取軸、28a・・・巻取軸の7ランク部、30・
・・キャリッジペース板、30a・・・突起部、−13
1・・・ブーIJ−132・・・制動ギヤ、33・・・
固定金具、34・・・固定金具、35・・・軸受、36
・・・キャリッジカバー、37・・・軸受、38・・・
保合部材、39・・・軸受、40・・・同定ピン、41
・・・押バネ、28b・・・巻取軸のフランジ部、42
・・・フェルト等の摩擦材、43・・・ソレノイド取付
板、44・・・ヘッド押付用ソレノイド、45・・・レ
バー支持ピン、46・・・ソレノイトレ/<−146a
・・・レバーo−q、4sb・・・レバーのもう一端、
46C・・・アーム部、47・・・プランジャー、48
・・・連結ピン、49・・・小歯車、50・・・ヘッド
戻しバネ、51・・・ヘッド支持板、51a・・・ヘッ
ド支持板の突起部、52・・・軸受、53・・・軸受、
54・・・グーl7−155・・・従動伝達片、56・
・・コイルバネ、56a・・・コイルバネの一端、57
・・・制動ギヤ、58・・・フェルト等の摩擦材、¥
t 図 第 ? 図 Tl1図 第1頁の続き ■Int、CI、4 識別記号 庁内整理番号I B
41 J 19/18 6822−2C@発 明 者
佐 々 木 暁 日立市東多賀江工場内 0発 明 者 1)島 邦 雄 日立市東多賀任工場内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被転写紙を介して感熱ヘッドが押し付けられるプラ
テン、ループ状に巻いた転写フィルムを内蔵したリボン
カセット、該リボンカセットと前記感熱ヘッドを支持し
横行移動動作をするキャリッジ等より構成される熱転写
プリンタにおいて、キャリッジ内に設けたリボン巻取軸
に、キリツジの横行移動動作を回転運動に変換する手段
と、ある一定値以上のトルクを巻取軸に伝達させないす
べり機構と巻取動作を停止させる為の制動ギヤを設けた
ことを特徴とする熱転写プリンタのキャリッジ機構。 2、鉛直面内にリボン巻取軸の中心とヘッド押付用ソレ
ノイドの中心がある様リボン巻取軸とヘッド押付用ソレ
ノイドを配設し、かつその一端が上記ヘッド押付用ソレ
ノイドプランジャーと係合し、他端に、リボン巻取軸に
設けた制動ギヤと係合する歯部又は爪部を設けたレバー
を支点を中心に鉛直面内で転角可能に取付け、ソレノイ
ドの吸引時、前記制動ギヤとレバーの歯部又は爪部との
係合がはずれ、ソレノイドの吸引力解除時、バネ等のレ
バーを戻し力により、制動ギヤとレバーの歯部又は爪部
が係合する様構成したことを特徴とする熱転写プリンタ
のキャリッジ機構。 3、リボン巻取軸に設けた制動ギヤの制動時、該制動ギ
ヤに対し、これと係合するレバーの歯部又は爪部を、鉛
直方向あるいは斜め鉛直方向より転角運動させて、係合
させ、制動ギヤを制動することを特徴とする熱転写プリ
ンタのキャリッジ機構。 4、ヘッド押付用ソレノイドの吸引時、その吸引途中で
、リボン巻取軸に設けた制動ギヤとレバーの歯部又は爪
部がはずれ、その後更に吸引した点で、感熱ヘッドをプ
ラテンに押し付けることを特徴とする熱転写プリンタの
キャリッジ機構。 5、リボンの巻取軸、又は、これに回転力を伝達する軸
上にコイルバネクラッチを設け、印字時にコイルバネク
ラッチのコイルが巻き付く様にその向きを設定し、印字
不要のスキップ時には、ヘッド押付用ソレノイドのプシ
ンジャーと連動スるレバーにより、前記コイルの巻き付
きを解除させ、リボン巻取の動力を切断して、リボンを
巻き取らせないよう構成したことを特徴とする熱転写グ
リンタのキャリッジ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9140884A JPS60234875A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9140884A JPS60234875A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234875A true JPS60234875A (ja) | 1985-11-21 |
Family
ID=14025551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9140884A Pending JPS60234875A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60234875A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5137378A (en) * | 1991-05-22 | 1992-08-11 | Tohoku Ricoh Co., Ltd. | Thermal printer having ribbon conserving mechanism |
JP2020075456A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | 沖電気工業株式会社 | キャリッジユニット、印字装置及び自動取引装置 |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP9140884A patent/JPS60234875A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5137378A (en) * | 1991-05-22 | 1992-08-11 | Tohoku Ricoh Co., Ltd. | Thermal printer having ribbon conserving mechanism |
JP2020075456A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | 沖電気工業株式会社 | キャリッジユニット、印字装置及び自動取引装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS635278B2 (ja) | ||
JPS60234876A (ja) | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 | |
KR890000372Y1 (ko) | 더어멀 프린터 | |
JPS60234875A (ja) | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 | |
US4654673A (en) | Thermal printer with graduated cam actuation | |
JP2611445B2 (ja) | カラープリンタ | |
JPH0439437B2 (ja) | ||
JPS58120054U (ja) | サーマルプリンタ | |
JPS60109886A (ja) | 転写型感熱プリンタのキヤリツジ機構 | |
JPH0712017Y2 (ja) | プリンタにおけるインクリボン巻取機構 | |
JPH0746544Y2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2682877B2 (ja) | 熱転写プリンタの駆動制御方法 | |
JP2725865B2 (ja) | 熱転写プリンタのインクリボン巻戻し装置 | |
JP2685604B2 (ja) | 熱転写プリンタの駆動制御方法 | |
JPH0373480B2 (ja) | ||
JPS62142670A (ja) | プリンタ | |
JP3534836B2 (ja) | シリアル記録装置 | |
JPS63278887A (ja) | 熱転写シリアルプリンタのリボン巻取機構 | |
JPH078226Y2 (ja) | インクリボン送り機構 | |
JPH059183Y2 (ja) | ||
JPH0241282A (ja) | プリンタの印字装置 | |
JPH0611818Y2 (ja) | サーマルプリンタの印字装置 | |
JPS6280085A (ja) | 記録装置 | |
JPH0234048Y2 (ja) | ||
JPS60116477A (ja) | 熱転写プリンタ |