JPS60116477A

JPS60116477A - 熱転写プリンタ

Info

Publication number: JPS60116477A
Application number: JP22423583A
Authority: JP
Inventors: Ikuo Kumagai; 熊谷　育夫; Akira Sasaki; 暁佐々木
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-11-30
Filing date: 1983-11-30
Publication date: 1985-06-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、熱転写プリンタに係り、特にキャリッジおよ
び当該キャリッジに搭載されるサーマルヘッド、サーマ
ルヘッド押付機構、インクリボンの巻取り・停止機構等
の構成に関するものである・〔発明の背景〕熱転写プリンタにおいて、サーマルヘッドとサーマルヘ
ッドの押付機構とインクリボンの巻取り、および停止機
構、インクリボンを収納したリボンカセットを搭載して
左右に走行するキャリッジは。

その機能上精度を要し１組立、調整に難があるためコス
ト高の要因になっている。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、組立・調整の容易な低価格のキャリッ
ジ機構を有する熱転写プリンタを提供することにある。

〔発明の概要〕

熱転写プリンタのキャリッジには、サーマルヘッド、サ
ーマルヘッドの押付機構とインクリボンの巻取り、停止
機構が搭載され・その機能上プラテンとサーマルヘッド
の相対位置関係、サーマルヘッドの抑圧に影響を与える
ソレノイドストローク、各構成部品の組立精度が重要で
ある。そのためサーマルヘッド・サーマルヘッドの押付
機構とインクリボンの巻取り、停止機構を２枚の地板間
に収納してユニット構成とし、当該ユニットとキャリッ
ジの寧付け、調整可能なるようにして、組立性および調
整を容易にしたものである。

〔発明の実施例〕

第１図に熱転写プリンタの外観図を示す。側板（１）１
と側板（２）２間には・軸（１）４が固定されている。

又軸（１）４上を摺動可能にキャリッジ５が配置され、
キャリッジ５上には、リボンカセット７およびサーマル
ヘッド１５が搭載され、前記リボンカセット７内には、
インクリボン１６が収納されている。

キャリッジ５は・キャリッジモータ８により、タイミン
グベルト１０を介して、図では左右方向に移動可能な構
成としている。ラインフィードモータ１１は、プラテン
１８の軸に締結されたギヤ（１）１２に駆動力を伝達し
１紙１４を送る。又プラテンノブ１３を手で回しても同
様に紙送りが可能である。１９は紙ガイドである。リリ
ースレバー２０を前後方向に移動させる事により、軸３
に摺動可能に配置された紙押さえローラ１７を、砥面に
押し付けたり１紙面から離したりする構造になっている
。６はホームポジションセンサ％９はサーマルヘッド１
５等に通電させるためのフラットケーブルである。

このプリンタは、キャリッジ５が右方向に移動する時の
み印字をする片方向印字方式で・右方向に移動する時は
、インクリボン１６を巻取り、左方向に移動する時はイ
ンクリボン１６は巻取らない。又、キャリッジモータ８
．ラインフィードモータ１１、ホームポジションセンサ
６、サーマルヘッド１５等は・制御器２１で制御されて
いるものとする。

第２図にインクリボン１６の巻取り機構を示す。

リボンカセット７の上ケースを外した状態を示す図で、
インクリボン１６はリボンセンサ２２、サーマルヘッド
１５の前面を通り、ピンチローラ２３および押えローラ
２４を通って巻取りコア２５に巻取られる。インクリボ
ン１６の巻取り経路中、鎖線は印字時の経路、実線は非
印字時を示している。又、ピンチローラ２３および巻覗
りコア２５は、キャリッジ５に設けたピンチローラ軸２
６および巻取り軸２７と係合し、図において右方向にキ
ャリッジ５が移動する時は・矢印方向の回転力を与えら
れ、左方向に移動する時は回転しない構成としている。

第３図にその構成を示す・第３図は・第２図のリボンカ
セット７を取外しキャリッジ５に搭載された内部構成を
上面から見た図である。図はキャリッジ５が右方向へ移
動する場合を示す。この時タイミングベルト１０の動力
で、プーリ（１）３５およびブー１月２）３８が矢印の
方向に回転する。又ブー１月１）３５とギヤ（２）３４
は一体成形されており。

ギヤ（３）３７は巻を軸２７に締結され・巻取軸ｚ７と
プーリ（２１３８間は摩擦クラッチを介している構成と
なっている。さらにレバー３３がプーリ（１）３５・ギ
ヤ（２）３４の軸（２）４７を支点に回動自在に取付ら
れ、レバー３３上には、アイドルギヤ３２が任意の摩擦
トルクを与えられを付けられている。

今キャリッジ５が右方向に移動すると、プーリ（１１３
５とプーリ（２＞　３８　、ギヤ（３１３７が図の矢印
の方向に回転しはじめると共に、レバー３３には、図中
Ａ方向の作用力が働き・アイドルギヤ３２がピンチロー
ラギヤ３１に噛合う事により、プーリ（１）３５の回動
力がギヤ（２）　３４　、アイドルギヤ３２を介しピン
チローラギヤ３１に与えられ・図示矢印の方向に回転す
る。その結果ピンチローラ軸２６と巻取軸２７が矢印の
方向に回転し第２図に示したようにインクリボン１６を
巻取るものである。

又、キャリッジ５が左方向に移動する場合には。

グー１月１）３５、プーリ（２）３８が図の矢印と反対
向きに回転すると共にレバー３３が・図示Ａ方向とは逆
方向の作用力を受けて、レバー３３の突起（１）３６が
ギヤ（３）３７に噛合い巻取軸２７の回転を止める。そ
こで、前述の摩擦クラッチが働き、プーリ（２１３８は
回転するが巻取軸２７は回転しない状態となり、さらに
ピンチローラ軸２６もアイドルギヤ３２と噛合わない状
態となる事からインクリボン１６の巻取りを停止するも
のである。以上がリボン巻取機構である。

次にサーマルヘッド押付機構を説明する。押付の駆動源
はソレノイド２８であり・印字時は図示の如くプランジ
ャーを引くとソレノイド２８には、レバー（２）３０が
回動自在に係合されているので、レバー（２）３０の突
起（２）２９が押付バネ機構３９を介してサーマルヘッ
ド１５を押付ける構造にしている。前述の摩擦クラッチ
機構について第４図を用いて説明する。

第４図は、リボンカセット７を搭載したキャリッジ５の
軸方向の要部断面図である。

摩擦クラッチ機構は以下のように構成されている。巻取
軸２７のフランジ部に摩擦板４２を接着し、次に、内側
に軸受（１）４０に圧入したプーリ（２）３８’に巻取
軸２７に挿入し次にバネ（１）４１’ｅ入れ・さらにギ
ヤ（３）３７を挿入し・ブツシュナツト４４で固定する
。この時ギヤ（３１３７は・巻取軸２７に締結され、２
つの部品間では、回転方向にはすべらな−。この構成で
は・バネ（１）４１のバネ力で摩擦板４２とグー！Ｊ（
２）３８の摩擦面との摩擦力を発生させている。巻Ｊ４
５Ｎｌ！ｔ［］２７の上下部に軸受（２）４３を配設し
１１！ｌｌｌ全支持している。そのため通常はタイミン
グベルト１０の動力でプーリ（２）３８が回転するので
摩擦板４２を介してその動力が巻取軸２７に伝達される
。（リボンを巻取る状態）又レバー３３の突起（１）３
６が、ギヤ（３）３７に噛合い巻取軸２７の回転を止め
る。そこでタイミングベルト１０からプーリ（２）３８
に与えられる動力は摩擦板４２とプーリ（２）３８の摩
擦面間の摩擦力より大きいため、摩擦面ですべりが生じ
４プーリ（２＞３８のみが回転するのである。（リボン
は巻取りしない状態）以上が摩擦クラッチの構成である
。

第５図は、軸と直角方向のキャリッジ要部断面図である
。アイドルギヤ３２の摩擦力はバネ（２）４５を止め輪
４６で固定しアイドルギヤ３２をレバー３３の上面に押
し付ける事で得ている。

以上の如きキャリッジ５の移動時のインクリボン１６の
巻取・停止機構・サーマルヘッド１５・およびサーマル
ヘッド１５の押付機構を構成する各部材は・単板で製作
精度の出し易い２枚の地板間に収納され、キャリッジ５
に搭載されている構造である。

すなわち、第３図〜第８図に示すように、軸受（２）　
４３　、レバー３３の回動支点となる軸（２１４７。

レバー（２）３０の回動支点となる軸（３）　４８　、
押バネ機構３９の回動支点となる軸（４）４９およびス
タッド５０が、カシメ等により一体化された単板の地板
（１）５１があり・当該地板（１）５１にはサーマルヘ
ッド１５が・サーマルヘッド支持軸５７を介して回動可
能なるように取付けられ、かつ、サーマルヘッド１５の
押付、駆動源であるソレノイド２８が・その位置を第６
図の上下方向に移動できるより地板（１）５１の長孔を
貫通するネジ（１）５２により取り付けられている。当
該地板（１）５１を底として前述Ｉ７たインクリボン１
６の巻取、停止機構、サーマルヘッド１５の押付機構を
構成する各部材およびタイミングペル）１０等を・順次
上方向より組込み、これら各部材が組込まれた後に、単
板の地板（２）５３をかぶせ・スタッド５０の上端部に
設けたネジ孔と地板（２）５３の孔を貫通するネジ（２
）５４にて地板（２）５３を固定する。ここにインクリ
ボン１６の巻取、停止機＃ｔ１サーマルヘッド１５の押
付機構を構成する各部材、サーマルヘッド１５およびタ
イミングベルト１０は、地板（１）５１と地板（２＋５
３の間に収納されて、一つのユニットを構成する。この
ユニットをキャリッジ５に載せ、第８図の如くスペーサ
５８を介して地板（２）５３の長孔を貫通してネジ（３
）５５によりキャリッジ５と固定する。この時プラテン
１８とサーマルヘッド１５の上下方向の位置ずれは、ス
ペーサ５８にて調整することにより当該部分の組立完了
となるものである。

また・組立完了後・ソレノイド２８の吸引ストロークを
調整する場合には、地板（２）５３に設けた、調整孔５
６よりドライバー等によりネジ（１）５２をゆるめて、
ソレノイド２８の位置を任意の量移動させることにより
可能であり、プラテン１８とサーマルヘッド１５間の寸
法は、ネジ（３１５５をゆるめて前述のユニット全体を
プラテン１８に近すけたり、あるいはプラテン１８から
遠ざけて任意の距離を移動させることにより可能なるも
のである。

以上述べた如く精度を要するインクリボンの巻取・停止
機構・サーマルヘッドの押付機構を構成する各部材およ
びサーマルヘッドを・２枚の地板間に収納し、プラテン
とサーマルヘッドの上下方向の位置ずれは、スペーサで
調整可能とし・かつ・ソレノイドのストローク調整およ
びプラテンとサーマルヘッド間の間隙寸法調整が組立て
た状態で可能になったため１組立、分解性および調整が
非常に容易になった・〔発明の効果〕本発明によれば、プリンタの構成部品中張も精度を必要
とする機構部において、必要精度の維持が容易になると
共に、組立、分解、調整も非常に容易に、かつ、短時間
で可能になり、性能向上、コスト低減において大巾な効
果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は熱転写プリンタ外観図、第２図はリボンカセッ
ト構造図、第３図はキャリッジ動作説明図、第４図はキ
ャリッジ要部断面図（１）、第５図はキャリッジ要部断
面図（２）、第６図はキャリッジ部上面図、第７図は地
板固定説明図、第８図はユニット取付説明図を示す。１・・・側板（１）、　Ｚ・・・側板（２）、３・・・
軸・４・・・軸（１１，５・・・キャリッジ、６・・・
ホームポジションセンサ、７・・・リボンカセット、８
・・・キャリッジモータ、９・・・フラットケーブル、
１０・・・タイミングベルト２１１・・・ラインフィー
ドモータ、１２・・・ギヤ（１）。１３・・・プラテンノブ、１４・・・紙、１５・・・サ
ーマルヘッド、１６・・・インクリボン、１７・・・紙
押さえローラ、１８・・・プラテン、１９・・・紙ガイ
ド、２０・・・リリースレバー、２１・・・制御器、２
２・・・リボンセンサ、２３・・・ピンチローラ、２４
・・・押さえローラ、２５・・・巻取コア、２６・・・
ピンチローラ軸、２７・・・巻取軸、２８・・・ソレノ
イド、２９・・・突起（２）、３０・・・レバー（２）
、３１・・・ピンチローラギヤ、３２・・・アイドルギ
ヤ、３３・・・レバー、３４・・・ギヤ（２）、３５・
・・ブー１月１）、３６・・・突起（１）、３７・・・
ギヤ（３）、３８・・・プーリ（２）・３９・・・押付
バネ機構、４０・・・軸受（１）・４１・・・バネ（１
）、４２・・・摩擦板、４３・・・軸受（２）。４４・・・ブツシュナツト、４５・・・バネ（２）、４
６・・・止め輪、４７・・・軸（２）、４８・・・軸（
３）、４９・・・軸（４）。５０・・・スタッド、５１・・・地板（１）、５２・・
・ネジ（１）、５３・・・地板（２）、５４・・・ネジ
（２）・５５・・・ネジ（３）。５６・・・調整孔、５７・・・サーマルヘッド支持軸、
５８・・・スペーサ。第１胆１

Claims

【特許請求の範囲】

１、インクリボンとサーマルヘッドとサーマルヘッドを
移動させるキャリッジおよび印字動作を制御せしめる制
御器等を有する熱転写プリンタにおいて・サーマルヘッ
ド・サーマルヘッド押付機構およびインクリボンの巻取
り・停止機構等を２枚の地板間に収納し、ユニット構成
としてキャリッジに搭載させ、当該ユニットとキャリッ
ジの取付は、任意の位置に調整可能なる構造としたこと
を特徴とする熱転写プリンタ。　。