JP2611445B2 - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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JP2611445B2
JP2611445B2 JP1223976A JP22397689A JP2611445B2 JP 2611445 B2 JP2611445 B2 JP 2611445B2 JP 1223976 A JP1223976 A JP 1223976A JP 22397689 A JP22397689 A JP 22397689A JP 2611445 B2 JP2611445 B2 JP 2611445B2
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JP
Japan
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gear
color ink
ribbon
ink ribbon
color
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JP1223976A
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智仁 八木
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はカラープリンタに関し、特に各々異なる色彩
のカラーインク部が交互に設けられた面順次方式のカラ
ーインクリボンを使用するカラープリンタに関する。
従来技術 従来、この種のカラープリンタにおいては、第4図お
よび第5図に示すように、リボンパンケーキ2から送り
出されたカラーインクリボン17がリボン供給側のガイド
ローラ12,13を介してサーマルヘッド8に達する。
このサーマルヘッド8を通過したカラーインクリボン
17は巻取り側のガイドローラ14,15およびキャプスタン
機構16を介してリボンパンケーキ3に巻取られるように
なっている。
リボンパンケーキ3はリボン巻取りピース11によって
回転駆動され、リボン巻取りピース11はスベリクラッチ
(図示せず)を介して駆動モータ(図示せず)により駆
動される。
印字動作が行われるときには、ヘッドカム6がヘッド
モータ4およびギヤ5によって回動されて加圧機構7が
サーマルヘッド8側に押付けられるため、サーマルヘッ
ド8がヘッドカム6の回動によってプラテン1に圧接さ
れる。
これにより、カラーインクリボン17にはサーマルヘッ
ド8の押圧力によりキャリア(図示せず)の移動ととも
に生ずる走行力と、キャプスタン機構16の回転力と、リ
ボン巻取りピース11の巻取りトルクとにより適度の走行
力が付勢される。
一方、リボン供給側のリボンパンケーキ2の回転を調
整するバックテンションピース20はスベリクラッチ21に
より適度な摩擦トルクを発生し、この摩擦トルクにより
カラーインクリボン17に一定の張力を付与し、カラーイ
ンクリボン17の安定した走行を補償している。
しかしながら、印字中断時にはサーマルヘッド8がヘ
ッドカム6の回動によってプラテン1から引き離される
ため、サーマルヘッド8によるカラーインクリボン17に
対する走行付勢力がゼロとなり、カラーインクリボン17
の走行力が低下する。
すなわち、印字動作中は「リボン巻取りピース11の巻
取りトルク+キャプスタン機構16の回転力+サーマルヘ
ッド8の押圧力による走行付勢力」がカラーインクリボ
ン17の走行力となるが、印字中断時は「リボン巻取りピ
ース11の巻取りトルク+キャプスタン機構16の回転力」
がカラーインクリボン17の走行力となり、「リボン巻取
りピース11の巻取りトルク+キャプスタン機構16の回転
力」<「バックテンショピース20による張力」になる
と、カラーインクリボン17は走行できなくなる。
このような従来のカラープリンタでは、印字中断時に
サーマルヘッド8がヘッドカム6の回動によってプラテ
ン1から引き離されるので、カラーインクリボン17の走
行力が低下して走行速度が不安定となるため、カラーイ
ンクリボン17においてカラー識別用リボンセンサである
バーコードの誤認識などの不都合が生ずる。
一方、面順次方式によるカラーインクリボン17は指定
色を選択する場合、印字動作を一時中断し、指定色以外
の不要の色部分をリボン巻取りピース11側に早送りする
必要が生ずるので、カラーインクリボン17の走行力低下
を予め想定してキャプスタン機構16の回転力およびリボ
ン巻取りピース11の巻取りトルクを予め強く設定するこ
とが行われている。
しかしながら、キャプスタン機構16の回転力およびリ
ボン巻取りピース11の巻取りトルクを予め強く設定する
と、通常の印字動作中にサーマルヘッド8とキャプスタ
ン機構16との間でカラーインクリボン17に伸びが生じ、
カラーインクリボン17にしわが発生するという不都合が
生ずる。
発明の目的 本発明は上記のような従来のものの問題点を除去すべ
くなされたもので、印字中断時におけるカラーインクリ
ボンの安定走行を可能とし、カラー識別用リボンセンサ
の誤動作を防止することができ、印字作業を良好に行う
ことができるカラープリンタの提供を目的とする。
発明の構成 本発明によるカラープリンタは、外周の一部に配設さ
れたギヤ部を含みかつ回動動作に応じて印字ヘッドのプ
ラテンへの押付け及び離脱を行うカム部材と、前記カム
部材の前記ギヤ部に噛合可能な位置に配設されたギヤを
含みかつ前記ギヤ部と前記ギヤとが噛合して前記ギヤの
回転が制止された時に各々異なる色彩のカラーインク部
が交互に設けられたカラーインクリボンに所定の張力を
付与するバックテンション機構とを有し、前記印字ヘッ
ドの前記プラテンへの押付け時に前記カム部材の回動に
連動して前記ギヤ部と前記バックテンション機構のギヤ
とを噛合することで前記カラーインクリボンに前記所定
の張力を付与し、前記印字ヘッドの前記プラテンからの
離脱時に前記カム部材の回動に連動して前記ギヤ部と前
記バックテンション機構のギヤとの噛合を解除すること
で前記カラーインクリボンへの前記所定の張力の付与を
解除するようにしたことを特徴とする。
実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図および第3図は本発明の一実施例を示す部分断
面を含む構成図であり、第2図は第1図のバックテンシ
ョンピース10の構成を示す図である。これらの図におい
て、第4図および第5図に示す従来例と同一の構成部品
には同一符号を付してある。また、それら同一の構成部
品の動作も従来例の動作と同様である。
図示せぬキャリアにはサーマルヘッド8と、サーマル
ヘッド8をプラテン1側に圧接するための加圧機構7
と、カラーインクリボン17に走行力を付勢するキャプス
タン機構16とが、インクリボンカートリッジ(図示せ
ず)とともに搭載されており、図示せぬキャリアシャフ
トに案内されてプラテン1に沿って往復移動可能となっ
ている。
インクリボンカートリッジにはリボンパンケーキ2,3
と、リボン供給側のガイドローラ12,13と、リボン巻取
り側のガイドローラ14,15とが収納されている。
ヘッドモータ4の回転軸に取付けられたギヤ5にはヘ
ッドカム6のギヤ部が噛合っており、ギヤ5がヘッドモ
ータ4により回動すると、ヘッドカム6のカム部に当接
された加圧機構7によってサーマルヘッド8がプラテン
1側に押し付けられたり、あるいはプラテン1側から引
き離されたりする。
また、ヘッドカム6のギヤ部にはクラッチギヤ9が噛
合っており、そのクラッチギヤ9にスベリクラッチで連
結されたバックテンションギヤ18に、バックテンション
ピース10に連結されたギヤ19が噛合っている。
これらヘッドカム6とバックテンションピース10とバ
ックテンションギヤ18とは夫々キャリア上に搭載されて
いる。
以下、第1図〜第3図を用いて本発明の一実施例の動
作について説明する。
印字動作時にはヘッドモータ4が駆動され、ギヤ5を
介してヘッドカム6が回転する。これにより、ヘッドカ
ム6のカム部に当接された加圧機構7がサーマルヘッド
8をプラテン1側に押し付けて印字動作が行われる。
このとき、ヘッドカム6の回転によりヘッドカム6の
ギヤ部とクラッチギヤ9とが噛合い、またヘッドカム6
のギヤ部がヘッドモータ4のギヤ5によってロックされ
ているため、クラッチギヤ9はヘッドカム6のギヤ部に
ロックされて回転することができなくなる(第1図参
照)。
これにより、バックテンションギヤ18のスベリクラッ
チが働いてバックテンションピース10に適度な摩擦トル
クを発生させ、この摩擦トルクによりカラーインクリボ
ン17に一定の張力が付加され、カラーインクリボン17の
安定した走行が補償される。
一方、印字中断時にはヘッドモータ4が印字動作時と
逆方向に回転駆動され、ギヤ5を介してヘッドカム6が
逆方向に回転する。これにより、ヘッドカム6のカム部
に当接された加圧機構7がサーマルヘッド8をプラテン
1側から引き離すため、印字動作が一時中断される。
このとき、ヘッドカム6の逆方向への回転によりヘッ
ドカム6のギヤ部がクラッチギヤ9から外れるため、ク
ラッチギヤ9は自由に回転することができるようになる
(第3図参照)。
よって、バックテンションギヤ18にはスベリクラッチ
による摩擦トルクがかからなくなり、バックテンション
ピース10によるカラーインクリボン17への張力の付与が
解除される。
これにより、キャリアの移動に伴うサーマルヘッド8
の押圧力によるカラーインクリボン17の走行力がゼロと
なっても、カラーインクリボン17はリボン巻取りピース
11の巻取りトルクとキャプスタン機構16の回転力とによ
り安定した走行が補償される。
したがって、面順次方式のカラーインクリボン17を用
いて異なった色を数多く印字するカラープリンタにおい
て、必要とする色のリボン部分を迅速に検索することが
でき、印字動作が行われているか否かにかかわらず、カ
ラーインクリボン17を安定して走行させることができる
ので、カラー識別用リボンセンサの誤動作の防止をはじ
めとして関連する各部の動作の安定を図ることができ
る。
また、印字動作時にのみバックテンションギヤ18のス
ベリクラッチの摩擦トルクによりカラーインクリボン17
に張力を加えるので、予めキャプスタン機構16の回転力
およびリボン巻取りピース11の巻取りトルクを強く設定
する必要がなくなるため、通常の印字動作中にサーマル
ヘッド8とキャプスタン機構16との間でカラーインクリ
ボン17に伸びが生じてカラーインクリボン17にしわが発
生するということもなくなる。
このように、印字動作時にはクラッチギヤ9をヘッド
カム6のギア部でロックしてバックテンションギヤ18の
スベリクラッチの摩擦トルクによってバックテンション
ピース10によりカラーインクリボン17に張力を付与し、
印字中断時にはクラッチギヤ9をヘッドカム6のギア部
から外してバックテンションピース10によるカラーイン
クリボン17への張力の付与を解除するようにすることに
よって、カラーインクリボン17の空送り時の走行力の低
下を防ぐことができ、カラーインクリボン17の走行速度
を安定させることができる。
よって、カラー識別用リボンセンサの誤動作の防止を
はじめとして関連する各部の動作の安定を図ることがで
き、良好な印字作業を行わせることができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、プラテンからの
印字ヘッドの離脱動作に応答してバックテンション機構
によるカラーインクリボンへの張力の付与を解除するよ
うにすることによって、印字中断時におけるカラーイン
クリボンの安定走行を可能とし、カラー識別用リボンセ
ンサの誤動作を防止することができ、印字作業を良好に
行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の一実施例を示す部分断面
を含む構成図、第2図は第1図のバックテンションピー
スの構成を示す図、第4図は従来例を示す構成図、第5
図は第4図のバックテンションピースの構成を示す図で
ある。 主要部分の符号の説明 1……プラテン 2,3……リボンパンケーキ 6……ヘッドカム 8……サーマルヘッド 9……クラッチギヤ 10……バックテンションピース 18……バックテンションギヤ 19……ギヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周の一部に配設されたギヤ部を含みかつ
    回動動作に応じて印字ヘッドのプラテンへの押付け及び
    離脱を行うカム部材と、前記カム部材の前記ギヤ部に噛
    合可能な位置に配設されたギヤを含みかつ前記ギヤ部と
    前記ギヤとが噛合して前記ギヤの回転が制止された時に
    各々異なる色彩のカラーインク部が交互に設けられたカ
    ラーインクリボンに所定の張力を付与するバックテンシ
    ョン機構とを有し、前記印字ヘッドの前記プラテンへの
    押付け時に前記カム部材の回動に連動して前記ギヤ部と
    前記バックテンション機構のギヤとを噛合することで前
    記カラーインクリボンに前記所定の張力を付与し、前記
    印字ヘッドの前記プラテンからの離脱時に前記カム部材
    の回動に連動して前記ギヤ部と前記バックテンション機
    構のギヤとの噛合を解除することで前記カラーインクリ
    ボンへの前記所定の張力の付与を解除するようにしたこ
    とを特徴とするカラープリンタ。
JP1223976A 1989-08-30 1989-08-30 カラープリンタ Expired - Lifetime JP2611445B2 (ja)

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