JP5932252B2 - バックテンション機構を備えた印刷装置 - Google Patents
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Description
更にフェルトを挟持している一つがギアであり、該ギアにサーマルヘッド上昇力と連動する動力を付与して、インクリボンを巻き戻し方向に駆動するようになっている。サーマルヘッドが下降する場合はワンウェイ機構が働き、ヘッド下降力が働かないようになっている。しかしながら、特許文献1の構成では以下の問題があった。
即ち、本発明のバックテンション機構を備えた印刷装置は、装填されたインクリボンカセットを所定位置に保持する保持手段を有し、前記インクリボンカセットのインクリボンボビンに係合してバックテンションを付与するバックテンション機構を備えた印刷装置であって、前記バックテンション機構は、前記インクリボンカセットの装填方向奥側に設けられた固定面と、回転軸のまわりに回転可能に装着されたプレッサーと、前記固定面と前記プレッサーの間に設けられたバックテンション発生部材であって、前記固定面及び前記プレッサーのいずれか一方に固定され、前記固定面及び前記プレッサーのいずれか他方と弾接することによりバックテンションを発生させるバックテンション発生部材と、前記バックテンション発生部材によりバックテンションが発生するように、前記プレッサーを前記固定面側へ付勢するための第一弾性部材と、前記プレッサーと同軸で一体的に回転し、且つ、前記回転軸の軸方向の位置には前記プレッサーに対して移動可能に構成されていると共に、前記インクリボンカセットが装填されたときに前記インクリボンボビンに係合するブッシュと、前記第一弾性部材とは独立して設けられ、前記ブッシュを付勢する第二弾性部材と、前記第一弾性部材及び前記第二付勢部材の互いの付勢力が伝わるのを防ぐための止め部材と、を有し、前記第二弾性部材は、前記保持手段による保持が解除されると、前記ブッシュを介して付勢される前記インクリボンカセットが装置外へ離脱するように、前記ブッシュを付勢することを特徴とする。
図4(a)は、本実施形態の印刷装置のシャーシ400とバックテンション発生手段10を抽出して表している。シャーシ400はプレス曲げ成形で一体構成になっている。インクシートカセット装填口401が一端側に開口しており、インクシートカセット装填方向の奥側である他端側に、インクシート供給側ボビン110の回転係合部303と係合するバックテンション発生手段10が具備されている。
より正確なバックテンション力を発生させるために、バックテンションばね、リボンブッシュばねの端部にワッシャ等を介在させて、ばね端部の回転摺動摩擦の低減を行ってもよい。
110 インクシート供給側ボビン
108 インクシート巻取り側ボビン
400 シャーシ
402 フェルト
403 プレッサー
404 ブッシュ
405 バックテンションばね
406 Eリング
407 ブッシュばね
408 Cリング
409 シャーシ絞り部
410 軸
502 カセットロックレバー
Claims (7)
- 装填されたインクリボンカセットを所定位置に保持する保持手段を有し、前記インクリボンカセットのインクリボンボビンに係合してバックテンションを付与するバックテンション機構を備えた印刷装置であって、
前記バックテンション機構は、
前記インクリボンカセットの装填方向奥側に設けられた固定面と、
回転軸のまわりに回転可能に装着されたプレッサーと、
前記固定面と前記プレッサーの間に設けられたバックテンション発生部材であって、前記固定面及び前記プレッサーのいずれか一方に固定され、前記固定面及び前記プレッサーのいずれか他方と弾接することによりバックテンションを発生させるバックテンション発生部材と、
前記バックテンション発生部材によりバックテンションが発生するように、前記プレッサーを前記固定面側へ付勢するための第一弾性部材と、
前記プレッサーと同軸で一体的に回転し、且つ、前記回転軸の軸方向の位置には前記プレッサーに対して移動可能に構成されていると共に、前記インクリボンカセットが装填されたときに前記インクリボンボビンに係合するブッシュと、
前記第一弾性部材とは独立して設けられ、前記ブッシュを付勢する第二弾性部材と、
前記第一弾性部材及び前記第二付勢部材の互いの付勢力が伝わるのを防ぐための止め部材と、を有し、
前記第二弾性部材は、前記保持手段による保持が解除されると、前記ブッシュを介して付勢される前記インクリボンカセットが装置外へ離脱するように、前記ブッシュを付勢することを特徴とするバックテンション機構を備えた印刷装置。 - 前記バックテンション機構は更に、前記固定面に植設された回転軸部を有し、前記ブッシュ及び前記プレッサーは、前記回転軸部に回転可能に嵌合支持されており、
前記第一弾性部材及び第二弾性部材は、前記回転軸部に配置されており、前記第一弾性部材と第二弾性部材の間に前記止め部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックテンション機構を備えた印刷装置。 - 前記インクリボンカセットは、インクシートが予め巻回された前記インクリボンボビンが回転可能に保持されると共に、前記インクリボンボビンを係合方向に付勢するボビン付勢手段と、前記インクリボンボビンとカセットカバーの間の係合部とを有することを特徴とする請求項2に記載のバックテンション機構を備えた印刷装置。
- 前記バックテンション機構は、
前記インクリボンカセットの装置内の第一位置で、前記インクリボンボビンと前記ブッシュの係合が解除されると共に、前記インクリボンボビンと前記カセットカバーが前記係合部にて係合して前記インクリボンボビンが回転規制され、
前記インクリボンカセットの装置内の第二位置で、前記インクリボンボビンと前記ブッシュが係合すると共に、前記インクリボンボビンと前記カセットカバーの係合が解除されて前記インクリボンボビンが回転可能になることを特徴とする請求項3に記載のバックテンション機構を備えた印刷装置。 - 前記バックテンション機構の前記プレッサーと前記ブッシュは、軸方向に櫛歯状に互いに突出する突起を介して係合することにより、前記回転軸を中心に一体的に回転し、且つ、前記回転軸の軸方向には移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックテンション機構を備えた印刷装置。
- 前記バックテンション機構の前記第一弾性部材と前記第二弾性部材は、前記プレッサーの回転軸に沿って直列に配置されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のバックテンション機構を備えた印刷装置。
- 前記バックテンション機構は、
前記インクリボンカセットが前記保持手段で保持された状態で前記第一弾性部材、前記第二弾性部材、前記ボビン付勢手段の順に付勢力が大きく設定されることを特徴とする請求項3に記載のバックテンション機構を備えた印刷装置。
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