JP2585711B2 - 感熱転写記録装置 - Google Patents

感熱転写記録装置

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JP2585711B2
JP2585711B2 JP63119123A JP11912388A JP2585711B2 JP 2585711 B2 JP2585711 B2 JP 2585711B2 JP 63119123 A JP63119123 A JP 63119123A JP 11912388 A JP11912388 A JP 11912388A JP 2585711 B2 JP2585711 B2 JP 2585711B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/007Conveyor belts or like feeding devices

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感熱転写記録装置に係り、特に記録媒体をド
ラムにしつかり保持して位置ずれなしに高精度に搬送す
ることの可能な感熱転写記録装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の感熱転写記録装置における記録媒体搬送機構
は、実開昭62−48547号公報に記載のように、記録媒体
の長さ以上の周長を有するプラテンドラムの外周に設け
た記録媒体固定用グリツパで記録媒体の先端をドラムに
固定し、グリツパが感熱記録ヘツドを通過する際に、衝
突を避けるために該ヘツドをリトラクトさせるようにし
たものがあり、また、特開昭62−94363号に記載のよう
に、プラテンドラムの内部に記録媒体を固定するクラン
プ機構を設けて記録媒体を固定するようにしたものがあ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の前者の如きグリツパによる記録媒体おさえ機構
ではグリツパ部が感熱記録ヘツドを通過する都度、その
衝突を避けるためにヘツドをリトラクトする必要があつ
た。また後者の如きクランプ機構ではドラムの内部に該
機構を収納するためドラムのコストが高く且つ機構が複
雑になる。又、両方式とも記録媒体の先端のみをおさえ
て記録するため、記録中の記録媒体のずれが皆無とはい
えず、高精度の搬送ができなかつた。
本発明の目的は、記録媒体をドラム上に十分に挟持し
て高精度搬送を実現し、しかも、ドラムの回転時に感熱
記録ヘツドをリトラクトしなくても感熱記録ヘツドがド
ラムへの記録媒体挟持手段と衝突しないことを可能にし
た感熱転写記録装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、回転可能に支持されたプラテンローラと
これに対向する感熱記録ヘッドとの間にインクフィルム
の介在下に記録媒体を通して熱転写を行なう感熱転写記
録装置において、感熱記録ヘッドがプラテンローラ表面
の軸方向長さ範囲内に配置されていること、プラテンロ
ーラの軸方向両端にはそれとは独立別体の剛性の高い1
対のドラムが該プラテンローラと平行に回転可能に配置
してあること、該ドラムは記録媒体の両サイド部が該ド
ラムの周面上に来るような位置にあること、上記ドラム
の周長は記録媒体の送り方向の全長を巻きつけるに足る
長さであること、前記プラテンローラはその直径が上記
ドラムの直径より小であって、且つ感熱記録ヘッドに対
向する位置におけるプラテンローラ表面が上記ドラムの
周面とほぼ一致するように配置されていること、上記ド
ラムを駆動する機構が備えられていること、上記ドラム
の外周には該ドラムの周面に対接して該ドラム周面との
間に記録媒体の両サイドを挟持する記録媒体挟持手段が
配置されていることにより達成される。
〔作用〕
本発明の感熱転写記録装置において、記録媒体は1対
のドラムの周面上に両サイド部が記録媒体挟持手段で挟
持されて、ドラムの回転に伴いプラテンローラと感熱記
録ヘツドの間を通るときに該ヘツドの作用で記録が施さ
れる。該ヘツドは上記挟持手段とは、その配置関係上、
衝突することがない。
すなわち、プラテンローラの直径はドラムの直径より
小であるから、ヘツドとプラテンローラとのニツプ部の
必要面圧を得るためにヘツドに加える押圧荷重は小さく
て足り、ヘツドの寿命を延ばすことができる。
〔実施例〕
実施例1 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図により説明
する。上板38,底板39,側板40、前後板42,43によつて筐
体のフレームが形成されている。フレーム内の構造物は
第1図,第3図において実質的に左右同一であり、以
下、主として左側に図示した構造について説明する。
第1図に示すように、プラテンローラ1の軸69は、固
定軸2に固定した厚板9内の軸受8によつて支持され
る。固定軸2は両側をフランジ24にかん合し、キー25に
よつて回り止めをして、フランジ24をそれぞれ右側板40
と左側板41に固着することによつて、固定されている。
固定軸2には、更に、軸受13と軸受15とによつて回転自
在に円筒軸14をかん合し、円筒軸14にプラテンローラ1
とは別体のトラム3と駆動プーリ11とを固定してある。
プラテンローラ1の軸69の端部には被動プーリ10を設
け、駆動プーリ11からベルト12によつて動力を伝達され
る。なお、図では左側のみに上記被動プーリ10、駆動プ
ーリ11およびベルト12を設けたが、これは右側にも同様
に設けてもよい。円筒軸14の外側には更に円筒軸17を軸
受18を介して回転自在にかん合してある。
円筒軸17には、弾性ベルト23を張架するプーリ21をフ
リー回転自在に支持するプーリ軸22を固定したフランジ
16を固定かん合してある。フリープーリ21はドラム3に
対して外周上にほぼ等ピツチで複数個配置されるように
フランジ16に夫々のプーリ軸22が固定されている。
このプーリ21とドラム3に対してループ状の弾性ベル
ト23が張架してある。このベルト23は、第2図に示すよ
うに、該ベルト23の外周面でドラム3の外周面と対接す
ると共に該ベルト23の内周面でプーリ21と接触して、張
架される。ベルト23のループの両端部間には、ベルト23
の無い区間Pが存在する。ドラム3を固定した円筒軸14
とフランジ16を固定した円筒軸17にはそれぞれ同歯数の
歯車20及び歯車19を固定かん合してある。上板38には感
熱記録ヘツド4がプラテンローラ1と対向して支持され
ており、記録媒体7とインクフイルム6とを重ねて感熱
記録ヘツド4とプラテンローラ1との間に通して記録及
び搬送を行うようになつている。感熱記録ヘツド4と対
向する位置におけるプラテンローラの周表面はドラム3
の周表面と一致している。ドラム3は記録媒体全長を巻
き付けるに足る周長を有する。次に感熱記録ヘツド4の
リトラクト機構について説明する。感熱記録ヘツド4は
ベース板5に固定され、ベース板5には複数のスライド
軸26,46が固定されている。スライド軸26,46は第1図及
び第2図に示すように例えば3本又は4本とし、上板38
に固定されたフランジ28内の針状コロ軸受29により垂直
方向にのみスライド可能なように支持されている。上板
38に固定されたバネ座30とベース板5との間にコイルバ
ネ31をはさみ、ヘツド4にプラテンローラ1の方への押
付け力を発生させる。スライド軸26は上部を1枚の板材
32に固定されており、板材32の下面は軸34に偏心して固
定された円板33と接する。軸34は上板38に支持された軸
受(不図示)によつて支持されている。よつて、該軸34
を不図示のモータから不図示のフオームおよびフオーム
ホイールを介して回転することにより、板材32、ひいて
は感熱記録ヘツド4をプラテンローラ1からリトラクト
させることができる。
第2図に示すように、インクフイルム6は、回転支持
され且つブレーキ抵抗を持つた供給ロール47から供給さ
れ、同様に回転支持され一定の巻き取りトルクを発生す
る巻き取りロール48へ、記録後、巻き取られるようにな
つている。但しインクフイルムロールの支持機構は図示
を省略する。なお図中には剥離ローラ50とガイドローラ
49とを示す。感熱記録ヘツド4と前記リトラクト機構を
有する上板38はヒンジ44によつてピン部45を中心として
開閉可能である。
平面図として第3図に示すように、円筒軸14に固定か
ん合した歯車20と円筒軸17に固定かん合した歯車19は、
側板41にスライド可能に固定された中間軸73に固定され
た固定歯車51および軸受70によつて該中間軸73に回転支
持された回転歯車52(これは歯車51と同歯数)とかみ合
う。回転歯車52はパルスモータ60によつてウオーム56か
らウオームホイール57、更にウオームホイール57の固定
されている軸55に固定されて歯車54を介して駆動され
る。
中間軸73はコイルバネ53によつて側板41より内方に向
うスラスト力を受けており、そのスラスト力は、中間軸
73に剛結合した連結棒61の内側に接する円板71(これは
側板41に取付けられた不図示の軸受で支持された軸72に
軸心して固定されている)で受けている。
従つて不図示のDCモータにより不図示のウオームとウ
オームホイールを介して軸72を回転させることにより、
中間軸73をスライドさせることが可能である。なお、連
結棒61の他端はスライド軸58に剛結合されている。上記
中間軸73のスライドに依り、フランジ16と一体の歯車19
を固定歯車51とかみ合せた状態、回転歯車52を歯車20の
みとかみ合せる(モード1)と、固定歯車51が歯車19と
のかみ合いから外れて、回転歯車52が歯車19および歯車
20の両者にかみ合つた状態(モード2)とを選択可能で
ある。
上記は第3図の左側に示した機構に関する説明である
が、右側にも同様な機構がある。左側のそれと異なる点
は、スライド軸58(これは左側から延びている)と中間
軸73とが連結棒62で剛結合されているのではなくて、回
動自在にピン結合64されており、連結棒62は側板40に固
定された支持部材63に回転自在にピン結合64されていて
テコの働きをすることである。よつて、前記軸72の回転
による左側の中間軸73のスライド変位は、スライド軸5
8、右側の連結棒62を介して右側の中間軸73を相反的に
スライド変位させる。これにより、左側および右側にお
いて同時に、前記モード1又はモード2の選択がなされ
るようになつている。
第4図はドラム部への記録媒体の給排紙について示し
た斜視図であつて、用紙カセツト65から例えばピツクア
ツプローラ(不図示)で取り出した記録媒体7は搬送ロ
ーラ(不図示)によつてガイド板に沿つて送られる。ガ
イド板は図に示すように排出用ガイド板67を上に、供給
用ガイド板68を下にして2枚重ねて配置したものであ
る。ガイド板の先端部はドラム3に巻きつけられた記録
媒体面に接触しない程度にクリアランスをとつてある。
以上の実施例の装置において、ドラム3は剛性の高い
材料で作られている。プラテンローラ1はドラム3の直
径よりも直径が小さく(本実施例ではドラム3の直径の
1/2より小さい)、その表面はゴム等の弾性材料で作ら
れている。プラテンローラ1は感熱記録ヘツド4との対
向位置に配置されており、該対向位置におけるその周表
面はドラム3,3の周表面と一致している。感熱記録ヘツ
ド4の長さはプラテンローラの長さに亘つている。ま
た、感熱記録ヘツド4とプラテンローラとの間を通る記
録媒体の両サイド部は両側のドラム3の周面で担持され
るようになつている。
前述の被動プーリ10と駆動プーリ11の直径は、プラテ
ンローラ1をドラム3と同じ周速で同じ方向に回転させ
るように選定されている。
次に動作を説明する。
先ず中間軸73のスライド位置を前記のモード1に選択
し、これより、固定歯車51でフランジ16を回転不能に固
定し、ドラム3及びプラテンローラ1のみをモータ60の
駆動力で要素56,57,55,54,52,20,14,11,10を介して回転
させる。このとき、弾性ベルト23を支持する各フリープ
ーリ21の軸位置は不動であり、弾性ベルト23は、そのル
ープとしての全体位置は変らないまま、ドラム3に摩擦
力で従動して各フリープーリ21に案内されて周回運動す
る。そして、感熱記録ヘツド4をリトラクトさせた状態
下で、記録媒体7を供給用ガイド板68に沿つて前記の弾
性ベルト23の無い区間Pへ搬送すると、記録媒体7は、
その両サイド部が弾性ベルト23とドラム3とで挟持され
て、自動的にドラム3,3に巻き付けられて行く。
記録媒体7の全長をドラム3に巻き付けることが完了
(この完了は別途設けたフオトセンサによる記録媒体端
部検出または駆動用パルスモータ60のパルス管理によ
る)した後、中間軸73のスライド位置を前記モード2に
選択し、インクフイルム6を色決めし(例えばイエロー
となるようにする)、感熱記録ヘツド4を下げてプラテ
ンローラ1上の記録媒体7に押圧させる。このとき、中
間軸73のスライド位置を上記の如くモード2に選択した
ことにより、モータ60の駆動力は、前記伝達絡路を介し
てドラム3及びプラテンローラ1を回転させるだけでな
く、要素54,51,19,17を介してフランジ16をも同じ回転
速度で同方向に回転させるので、弾性ベルト23とドラム
3は、両者間に記録媒体7を挟持したまま、ベルト23と
ドラム3との間に相対的運動を生ずることなく、一体的
に回転する。(即ち、弾性ベルト23のループ全体とドラ
ム3とが一体的になつて固定軸2の周りに回転する。)
この回転中に感熱記録ヘツド4に画像データに応じて通
電することにより記録媒体7に記録を行う。
インクフイルム6の色決めを行なつて上記の回転を3
回転行ない、記録をイエロー、マゼンタ、シアンの3色
について完了したら、感熱記録ヘツド4をリラクトし、
中間軸73のスライド位置を再びモード1にしてフランジ
16を固定し、モータ60を逆回転させてドラム3及びプラ
テンローラ1を逆転させることによつて、弾性ベルト23
の無い前記区間Pから記録媒体7は排出ガイド板67上に
沿つて排出され、排出トレイ66上へセツトされる。
本実施例によれば、下記の効果がある。すなわち、記
録媒体をドラムの周面にほぼ記録媒体の全長に亘つて弾
性ベルト23で挟持するので、記録中に記録媒体の位置ず
れを生ずることなく、高精度で確実に記録媒体を搬送す
ることができる。また、この弾性ベルト23による挟持手
段は、感熱記録ヘツドの両外側に配置されているので、
該へツドに衝突しないから、従来の如く衝突防止のため
に感熱記録ヘツドをリトラクトさせる必要がない。ま
た、記録媒体挟持用の該弾性ベルトに対接するドラムは
剛性の高い材料で作られているので、記録媒体を高精度
で担持し得る。
更に、両側のドラムに比べてプラテンローラの直径が
小さいから、所要の面圧を得るために感熱記録ヘツドに
加える必要のある荷重はプラテンローラがドラムと同径
である場合に比べて小さくて済み、ヘツドの寿命が長く
なる。ドラムの周面を粗面にするか、又は表面のみ摩擦
係数の高い材料(例えば、ラバー)を被覆すれば記録媒
体の固定保持により効果的である。
記録媒体7への記録は、記録媒体7がドラム3と弾性
ベルト23との挟持部に巻き付けられていく過程で初めて
記録部を通過する時から始めることも可能である。この
場合にには、感熱記録ヘツド4をリトラクトさせず押し
付けておく。また、前述の如く巻き付け完了後に記録を
行う実施例においても、巻き付けの過程から既に記録ヘ
ツド4を記録媒体に押し付けておくようにすることも可
能である。
1色(例えば黒)だけの記録を行う場合には、黒色の
みのインクフイルムを用いれば記録のための回転は1回
転で足り、インク色決め動作も不要となる。
なお、前記構成では、プラテンローラ1をドラム3と
同一周速となるように、プーリ10,11およびベルト12で
駆動するようにしているが、これらプーリ10,11および
ベルト12を省略し、ドラム3に巻き付けられた記録媒体
との摩擦力でプラテンローラ1が従動するようにしても
よい。
実施例2 第5図は3個の感熱記録ヘツドを用いて1回転で複数
色の記録を行う実施例を示す。実施例1と同一ないし対
応する部分は同じ符号で示す。プラテンローラ1は3個
あり、夫々定まつた位置に回転自在に支持されている。
夫々のプラテンローラ1に対向してリトラクト可能な感
熱記録ヘツド4が夫々配置され、これに対応してインク
フイルム6とその供給側および巻取側ロール47,48も3
組設けられている。ドラム3に固定されたプーリ11から
ベルト12で駆動される1つのプラテンローラがベルト12
で他のプラテンローラを駆動することによつて、全ての
プラテンローラ1はドラム3と同じ周速で同方向に回転
するようになつている。他の構成は実施例1に準ずるも
のとする。
実施例1と同様に、各感熱記録ヘツド4をリトラクト
させ、モード1を選択して、弾性ベルト23を案内張架す
るプーリ軸22を支持するフランジ16を固定してドラム3
を回転させることにより、ドラム3の外周に記録媒体7
を巻き付けて挟持する。次に各記録部のインクフイルム
を記録開始位置にセツトする。次に実施例1と同様にモ
ード2を選択し、感熱記録ヘツド4を押圧して、ドラム
3と各プラテン1及び各プラテンローラ1および弾性ベ
ルト23の支持系を同期させて回転させ、感熱記録ヘツド
4へタイミングに合せて通電することにより、一回転で
複数色の重ね記録が可能となる。その後、実施例1と同
様にモード1を再び選択して、記録媒体の排出を行う。
実施例3 読み取り及び記録が可能なドラム式カラープリンタの
一実施例を第6図により説明する。実施例1と同じ部分
は同じ符号で示す。以下に述べる点以外は構成は実施例
1と同じである。
読取りのためのスキヤナーの読み取り部について説明
すると、スキヤナーブロツクはガラス板83、ロツドレン
ズアレイ84、イメージセンサ85及びLEDアレイ86からな
り、スキヤナーブロツク全体はレバー89を介して後板43
に支持され、バネ87によつて押圧される構造となつてい
る。感熱記録ヘツド4と対向するプラテンローラ1の他
に、スキヤナーブロツクに対向するプラテンローラ1が
設けられ、これら両プラテンローラ1,1は駆動プーリ11
からベルト12でドラム3と同一周速で同方向に回転され
るようになつている。偏心カム88の回転角度の選択によ
つて、スキヤナーブロツクとそれに対向するプラテンロ
ーラ1とのギヤツプを設定値に保持し、原稿読み取り時
にはスキヤナーブロツクを動作ギヤツプになるよう該プ
ラテンローラに近づけ、感熱記録ヘツド4による記録時
には障害とならないようにスキヤナーブロツクをリトラ
クトさせることができる。
次に概要的に動作について説明する。モード1を選択
し、感熱記録ヘツド4およびスキヤナーブロツクをリト
ラクトし、原稿89をガイド板82に沿つて供給し、ドラム
3上へ弾性ベルト23によつて巻き付ける。次にスキヤナ
ーブロツクを動作ギヤツプになるように押圧させ、モー
ド2を選択してドラム3及びプラテンローラ1並びにフ
ランジ16の回転により原稿を1回転させて原稿を読み取
る。次にスキヤナーブロツクをリトラクトさせ、再びモ
ード1を選択し、逆回転を行なつて原稿を排出トレイ67
上に排出させる。その後ホスト側で画像データを編集を
行なつた後、給紙トレイ68より記録媒体7を供給し、モ
ード1を選択してドラム3上へ記録媒体7を同様に巻き
付ける。次にモード2を選択し、感熱記録ヘツド4をイ
ンクフイルムのセツト後押圧し、記録媒体7を3回転さ
せ3色の重ね記録を行う。記録の終了後感熱記録ヘツド
4をリトラクトさせ、モード1を選択して記録媒体を同
様に排出トレイ67上へ排出させ、動作を終了させる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、記録媒体を剛性の高いドラム外周に
記録媒体のほぼ全長に亘つて挟持するので、位置ずれを
生ずることなく確実に高精度に記録媒体を搬送すること
ができる。また記録媒体を挟持する手段は感熱記録ヘツ
ドよりも両外側にあるので、ドラムが回転しても該ヘツ
ドと衝突せず、従来の如く衝突を回避させる目的でヘツ
ドをリトラクトさせるようなことは必要でない。更に、
プラテンローラを両側のドラムと別体にして且つそれよ
りも小径とした構成を採用したことにより、必要な面圧
を得るために感熱記録ヘツドに作用させるべき荷重を小
さくし得るので、ヘツドの寿命が長くなる効果を期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の縦断面図、第2図は同じく
横断面図、第3図は同じく平面図、第4図は同じく斜視
図、第5図は本発明の実施例2の横断面図、第6図は本
発明の実施例3の横断面図である。 1……プラテンローラ、2……固定軸、3……フラン
ジ、4……感熱記録ヘツド、6……インクフイルム、7
……記録媒体、9……板厚、10,11……プーリ、12……
ベルト、14……円筒軸、16……フランジ、17……円筒
軸、18……軸受、19,20……歯車、21……プーリ、23…
…弾性ベルト、26……スライド軸、31……コイルバネ、
32……板材、38……上板、39……底板、40……右側板、
41……左側板、42……前板、43……後板、47……供給側
インクフイルムロール、48……巻取り側インクフイルム
ロール、49……ガイドローラ、50……剥離ローラ、51…
…固定歯車、52……回転歯車、53……コイルバネ、58…
…スライド軸、60……パルスモータ、61,62……連結
棒、63……支持部材、64……ピン、65……給紙カセツ
ト、66……排出トレイ、67……排出ガイド板、68……供
給ガイド板、69……プラテンローラ軸、70……回転歯車
軸受、73……中間軸、74……排出後の記録媒体、81……
ベルト、82……供給ガイド板、83……ガラス板、84……
ロツドレンズアレイ、85……イメージセンサ、86……LE
Dアレイ、87……コイルバネ、89……原稿。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 裕也 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内 (72)発明者 大嶺 勉 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 日立工機株式会社内 (72)発明者 浅野 貢 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 日立工機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−28884(JP,A) 実開 昭61−130439(JP,U) 実開 昭62−116839(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能に支持されたプラテンローラとこ
    れに対向する感熱記録ヘッドとの間にインクフィルムの
    介在下に記録媒体を通して熱転写を行なう感熱転写記録
    装置において、感熱記録ヘッドがプラテンローラ表面の
    軸方向長さ範囲内に配置されていること、プラテンロー
    ラの軸方向両端にはそれとは独立別体の剛性の高い1対
    のドラムが該プラテンローラと平行に回転可能に配置し
    てあること、該ドラムは記録媒体の両サイド部が該ドラ
    ムの周面上に来るような位置にあること、上記ドラムの
    周長は記録媒体の送り方向の全長を巻きつけるに足る長
    さであること、前記プラテンローラはその直径が上記ド
    ラムの直径より小であって、且つ感熱記録ヘッドに対向
    する位置におけるプラテンローラ表面が上記ドラムの周
    面とほぼ一致するように配置されていること、上記ドラ
    ムを駆動する機構が備えられていること、上記ドラムの
    外周には該ドラムの周面に対接して該ドラム周面との間
    に記録媒体の両サイドを挟持する記録媒体挟持手段が配
    置されていること、を特徴とする感熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】前記プラテンローラを複数本具備すると共
    に、それぞれのプラテンローラに対向する感熱記録ヘッ
    ドを具備した請求項1記載の感熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】前記プラテンローラをドラムと周方向に同
    周速で駆動する機構を備えた請求項1又は2記載の感熱
    転写記録装置。
  4. 【請求項4】少なくとも一本のプラテンローラに対向し
    て感熱記録ヘッドの代りに画像読取器を配置した請求項
    2又は3記載の感熱転写記録装置。
JP63119123A 1988-05-18 1988-05-18 感熱転写記録装置 Expired - Lifetime JP2585711B2 (ja)

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