JP2728548B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2728548B2
JP2728548B2 JP2162629A JP16262990A JP2728548B2 JP 2728548 B2 JP2728548 B2 JP 2728548B2 JP 2162629 A JP2162629 A JP 2162629A JP 16262990 A JP16262990 A JP 16262990A JP 2728548 B2 JP2728548 B2 JP 2728548B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/007Conveyor belts or like feeding devices

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サーマルプリンタに関し、特に、一方向に
回転し、複数色のインクを重ねて記録するサーマルプリ
ンタにおけるプラテンローラ軸またはドラム軸などを含
む記録媒体巻き送り回転体を駆動させる伝達機構を有す
るサーマルプリンタに関する。
〔従来の技術〕
従来、プラテンローラを有し該プラテンローラの上で
記録を行う方式の、例えば特開昭60−63178号公報記載
のサーマルプリンタにおいて、記録を行う周期は、プラ
テンローラを駆動するモータの回転をカウンタによつて
検出することにより行つている。すなわち、プラテンロ
ーラを駆動するモータの回転角度を、例えばそのモータ
がDCモータのときは、FG(フリクエンシージエネレー
タ)またはエンコーダによつて検出し、カウンタによつ
て記録周期に相当する数のFGまたはエンコーダからの信
号をカウントし、記録するための制御回路へカウンタか
ら信号を送り記録を行なつている。
また、モータがパルスモータのときは、披動のパルス
数をカウンタでカウントし、記録周期に相当するパルス
をカウントすると前記DCモータの場合と同様にカウンタ
からの制御回路へ記録のための信号を送り記録してい
る。
また、本出願人等が先に先願した特開昭63−119123号
において開示されたサーマルプリンタがある。
上記サーマルプリンタは、ライン状サーマルヘツドに
対向したプラテン、該プラテンの軸方向両側に設けられ
た2個のドラム、該ドラムの円周方向に沿つて所定間隔
ごとに複数個設けられ、回転可能に支持された複数個の
プーリ、該プーリを支持し、ドラムの軸方向両側に設け
られた2個のプーリホルダ、前記プーリにガイドされ、
その内側に前記ドラム外周の一部(以下開口部という)
を残してドラム外周に密着したエンドレスベルトとを備
えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記特許公開公報に記載のサーマルプリンタにおいて
は、プラテンローラ軸またはドラム軸を駆動する伝達ギ
ヤ列に存在する伝達誤差が配慮されていない。すなわ
ち、記録紙を一方向に回転させて複数色のインクを重ね
記録させると、1色の記録周期に各ギヤが任意の角度回
転するために、伝達誤差による送りむらに1色記録する
周期での再現性が見られず、重ね記録した複数色のドツ
ト間に相対ずれを生じ色むらとなる問題があつた。
この問題に対処するため、ギヤの伝達精度を絶対的に
向上させることが考えられる。しかしながら、ギヤ列の
ギヤの数が多いと、個々のギヤの精度管理(例えばJIS1
級のピツチ精度,歯形精度,歯車の幅方向の歯筋精度)
を行つても伝達誤差の変動を一定に抑え色間の色むらを
なくすことはほとんど不可能に近い。
また、上記サーマルプリンタにおける印刷は、用紙の
両側縁を前記ドラムとベルトにより挟持し、用紙をドラ
ムに巻き付けた状態でドラムとプーリホルダを一体とし
て回転させて用紙を一方向に移動させ、この用紙移動時
にサーマルヘッドによりインクリボン及び用紙をプラテ
ンに押し付け、サーマルヘツドを発熱させインクリボン
を溶融または昇華させることによつて行われる。このよ
うに、上記サーマルプリンタは、用紙を往復移動させる
ことなくカラー印刷ができ、色ずれがない高印刷品質が
得られるという利点があるものである。なお用紙がドラ
ムに巻き付けられる給紙時及びドラムから排出される排
紙時にはドラムのみが回転され、該ドラム及びドラムの
回転によつて従動回転するベルトにより用紙を給紙・排
紙するようにしている。
しかし、上記サーマルプリンタには、次のような問題
がある。第1に、用紙をドラムの前記開口部の上側から
挿入し、また開口部上側から排出するようにしているの
で、ドラムの回転方向を給紙時と排紙時には反転させな
ればならない。このため、例えば給紙時において用紙が
斜行してドラムに巻き付いた場合、ドラムの回転方向を
反転させて用紙を排出しなければならず、リカバリーが
簡単でない。第2に、前記ドラムの用紙挿入口近傍に用
紙の先端を検出する例えば反射式センサを設け、給紙時
から印刷時への移行は、該センサが用紙先端を検出して
から、印刷できる最大長さの用紙がドラムに巻き付けら
れるまでに要する時間が経過した後に行つている。した
がつて、用紙長さが短い用紙の場合、印刷動作に移る時
間が遅れ効率的でない。すなわち印刷速度が遅くなる。
また用紙長さに応じた時間経過後に印刷動作に移るよう
にすると、用紙長さを検出するセンサを必要とすると共
に回路構成が複雑になるか、または用紙長さに応じた操
作を必要とし操作性が悪くなる。第3に、給紙時,排紙
時におけるドラムのみの回転及び印刷時におけるドラム
とプーリホルダの一体回転の切り換えは歯車を軸方向に
スライドさせることにより行われる。しかしながら、歯
車をスライドさせる際、歯車の噛み合いがスムーズにい
かず、自動選択は困難であり、マニユアルで操作する必
要があり操作性が悪いと共に印刷速度が低下する。第4
に、印刷時に、サーマヘツドは弾性プラテンを若干変形
させる程度の所定圧力でプラテンに押し付けられるが、
プラテン外周面とドラムの外周面が一致するようにプラ
テンが取り付けられているため、サーマルヘツドの押し
付け時に用紙はプラテンの軸方向両端部において折り曲
げられることになる。この結果用紙に折れ目が発生し、
紙送り及び印刷品質に悪影響を及ぼす。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題を解決する
ことである。
本発明の別な目的は、駆動ギヤ列のギヤの伝達精度を
特に向上させることなく、記録媒体を一方向に回転させ
て複数色のインクを重ねて記録しても各色間の相対ずれ
のない、すなわち色むらを生じないサーマルプリンタを
提供することである。
本発明の他の目的は、操作性及び印刷速度を向上させ
たサーマルプリンタおよびサーマルプリンタの印刷法を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、ライン状サー
マルヘツドに対向して軸方向に延びたプラテンと、該プ
ラテンの軸方向両側に設けられ、少なくとも一方がモー
タによつて駆動される2個のドラムと、該ドラムの軸方
向外側に設けられた2個のプーリホルダと、ドラムの円
周方向に沿つて所定間隔ごとに複数個設けられ、プーリ
ホルダに装着されたプーリ軸に支持されたベルト支持用
プーリと、これらプーリにガイドされ、その内側が前記
ドラム外周の一部を残してドラム外周に密着するエンド
レスベルトとを備え、給紙時に前記ドラム及びベルトを
回転及び従動回転させて用紙をドラムとベルト間に挿入
して用紙の両側縁をドラムとベルトにより挟持し、印刷
時にドラム及びプーリホルダを一体として回転させて用
紙を一方向に移動させ、この用紙移動時に前記プラテン
とサーマルヘツドにより用紙上に印刷するサーマルプリ
ンタであつて、前記プーリホルダを一方向クラツチを介
してドラムの軸に装着し、給紙・排紙時及び印刷時にお
いて前記モータの回転方向を変え、給紙時及び排紙時に
前記ドラムのみを回転させ、また印刷時にドラムとプー
リホルダを一体として回転させるサーマルプリンタを提
供する。
また、本発明は、サーマルヘツドと、記録媒体巻き送
り回転体と、この記録媒体巻き送り回転体を駆動するモ
ータおよび駆動力伝達機構とを備え、前記サーマルヘツ
ドと前記記録媒体巻き送り回転体との間にインクフイル
ムと記録媒体とを重ねて通し、前記記録媒体巻き送り回
転体の一方向回転により複数色のインクを重ねて記録す
るサーマルプリンタであつて、駆動力伝達機構をギヤ列
で構成し、1色の記録周期に前記記録媒体巻き送り回転
体の回転軸とモータ軸とが整数回転となる速比とし、か
つ、モータ軸から前記記録媒体巻き送り回転体までの伝
達ギヤを整数回転となる歯数に設定したサーマルプリン
タを提供する。
〔作用〕
上記技術的手段による働きは次に記すとおりである。
1色記録する周期において、モータ軸から記録媒体巻
き送り回転体の回転軸までの伝達ギヤ列の各ギヤが整数
回転すれば、1色記録して更に一方向に前記記録媒体巻
き送り回転体が回転したときに、各ギヤは全て初期位置
に戻つており、再度同じ歯同士の噛合い伝達が行われる
のでギヤ列の送りむらは再度同じ変動を生じ再現され
る。したがつて、各色の記録開始位置を同期させて各ド
ツトの記録周期が一定であれば、各色のドツト間のずれ
はなく色むらをなくすことができる。
また、速比が大きく伝達系のギヤ列のギヤ数が多く、
全歯数を整数回転となるように設定できない場合、ギヤ
列の中間のギヤ軸またはギヤ列と噛み合うギヤ側に回転
角度検出器を設け、回転角度検出器の軸から記録媒体巻
き送り回転体までの伝達ギヤ列においても、1色記録す
る周期に各ギヤが整数回転し、回転角度検出器の信号で
タイミングをとつて記録すれば、回転角度検出器を設け
た軸から記録媒体巻き送り回転体及びプラテンローラ軸
までの伝達ギヤ列又は歯付きプーリ,歯付きベルトによ
る伝達要素の送りむらは1色記録する周期で再現され、
各色のドツト間のずれすなわち色むらをなくすことがで
きる。
また、給紙終了後及び印刷終了後直ちに夫々印刷動作
及び排紙動作に移ることができるので、印刷速度の高速
化が可能になる。また給紙・排紙時のドラム5の回転方
向が同一なので、例えば用紙26の斜行等の給紙不良があ
つた場合に簡単に用紙26を排出できるのでリカバリーが
容易になる。ドラム5の単独回転またはドラム5とプー
リホルダ7の一体回転の選択をモータ13の回転方向の切
り換えにより行うようにしたので、簡単に選択できるよ
うになると共に自動化が可能となり高印刷速度が更に図
れるようになる。更に、プラテン外周面がドラム外周面
より若干高くなつており、サーマヘツド1をプラテン2
に押し付けた際プラテン2がこの高くなつた分だけ圧縮
されるので、ドラム5及びベルト10により挾持された部
分と、ドラム5間すなわちサーマルヘツド1とプラテン
2間に位置する部分において用紙26はほぼ一直線とな
る。すなわち用紙26の上記したような変形すなわち折れ
目が発生することはほぼなくなり紙送り及び印刷品質に
悪影響を及ぼすことがなくなる。
〔実施例〕
第1図から第3図を参照すると、本発明の第1実施例
によるサーマルプリンタが示され、このサーマルプリン
タは、記録媒体巻き送り回転体を構成するプラテンロー
ラ1、このプラテンローラに対向配置されたライン状サ
ーマルヘツド2、このサーマルヘツドを固定するヘツド
ホルダ3、このサーマルヘツドを押圧するばね4、該プ
ラテンローラ1を回転可能に支持する一対のローラホル
ダ5、該プラテンローラ1に平行に延び、該ローラホル
ダ5を固定支持する固定軸6、この固定軸を支持する一
対のフレーム7,8、該固定軸の両端の近くにベアリング
を介して回転自在に支持された一対の円筒軸9、該プラ
テンローラの軸線方向の外方に設けられ、かつ該円筒軸
9に固定され、記録媒体巻き送り回転体を構成する一対
のドラム10、該円筒軸9に一方向クラツチ14を介して支
持された一対のプーリホルダ15、このプーリホルダの外
周に回転可能に支持された複数個のプーリ16、これらの
プーリにより該ドラムの外周に巻回された無端のベルト
17、一連の歯車列を介して記録媒体巻き送り回転体を回
転駆動するパルスモータ22、回転角度検出器を構成する
ロータリエンコーダ27および自動給紙排紙機構を含む。
サーマルヘツド2は、記録紙31の給紙排紙時およびイ
ンクフイルム32の各色の位置決め時には押圧を解除し
て、プラテンローラ1の表面から離れるようなリトラク
ト構造にされている。
記録媒体巻き送り回転は、プラテンローラ1および一
対のドラム10により構成される。該ドラム10の外周面は
該プラテンローラ1の外周面より僅かに、例えば約0.2m
mほど低くなるように構成され、組み立てられる。該ド
ラム10の外周長さは使用可能な記録紙31の最大長さより
も長くなるようにされている。プラテンローラ1は、該
円筒軸9に固定されたギヤ11、該ローラホルダ5に回転
可能に支持されたギヤ12および該プラテンローラ1の軸
1aに固定されたギヤ13により該ドラム10と同一方向にか
つ同一の周速で回転するようにされている。
一方クラツチ14は、ドラム10が第2図において反時計
方向に回転する記録時にのみ円筒軸9の回転をプーリホ
ルダ15に伝え、ドラム10が第2図において時計方向に回
転する給紙排紙時には空転して円筒軸9の回転をプーリ
ホルダ15に伝えないような構造にされている。プーリホ
ルダ15は外周部に歯15a(第2図参照)を設けられ、こ
の歯15aは軸30に固定された一対のギヤ28と噛み合い、
軸30は一方クラツチ29を介してフレーム7,8により支持
されている。これにより左右のプーリホルダ15は回転位
相が相互からずれるのを防止される。
パルスモータ22は第3図に示すようにドライバ34を介
して発振器33により駆動される。一方、パルスモータ22
はギヤボツクス23に連結され、こにギヤボツクスはブラ
ケツト24によりフレーム7に固定されている。ギヤボツ
クス23の出力軸に固定されたギヤ21は、フレーム7に回
転自在に支持されたギヤ20と噛み合い、このギヤ20に同
軸に固定されたギヤ19は該円筒軸9に固定されたギヤ18
と噛み合い、このギヤ18はフレーム7に回転自在に支持
された軸26の一端に固定されたギヤ25と噛み合い、該軸
26の他端はロータリエンコーダ27を取り付けている。
ここで、第1実施例におけるギヤ列の各ギヤの歯数と
1色記録する周期における回転数を述べる。ギヤ18の歯
数は112、ギヤ25の歯数は28、ギヤ11の歯数は90、ギヤ1
2の歯数は30、ギヤ13の歯数は18である。プラテンロー
ラ1の径は34φ、ドラム10の径は170φに設定される。
1色記録の周期において、ドラム10は1回転し、プラテ
ンローラ1は5回転し、ギヤ12は3回転し、ギヤ25は4
回転する。したがつて、各ギヤは記録周期において整数
回転するから、伝達誤差により送りむらは再現性を有す
る。
自動給紙排紙機構は、一対の上部ガイド41および下部
ガイド42から成る給紙ガイド,排紙ガイド43,ピツクア
ツプローラ45,給紙カセツト44および該下部ガイド42の
軸線方向の両端近傍に設けられた2個のセンサ40を含
む。これら給紙ガイド41,42,排紙ガイド43および給紙カ
セツト44は図示しない支持フレームに固定され、ピツク
アツプローラ45は適当な駆動装置により回転駆動されて
給紙カセツト44内の記録紙31を給紙ガイド41,42へ向か
つて送り出す。センサ40は例えば反射式光学センサであ
つて、ドラム10に保持された記録紙31の有無を検出し、
理論値1または0の出力を出す。また、センサ40の出力
信号の変化を検出することにより、記録紙31の先端およ
び終端を検出可能である。
すなわち、給紙時において記録紙31の終端がドラム10
に巻き付けられたことを検出することができ、該検出信
号によつてパルスモータ22を反転させてドラム10及びプ
ーリホルダ15を反時計方向に回転させることにより直ち
に印刷動作に移ることが可能となる。また給紙時及び印
刷時において2個のセンサ40が記録紙31の終端または先
端を検出するタイミングを監視することにより、記録紙
31の斜行を検出することが可能となる。なお給紙時にお
いてかかる記録紙31の斜行が検出された場合、パルタモ
ータ22を反転させないでドラム10の時計方向の回転を続
けると記録紙31は自動的に排出されるようになり、リカ
バリーが簡単になる。更に印刷時においてセンサ40が記
録紙31を検出している時間すなわちセンサ40の出力が理
論値1になつている時間を監視することまたはセンサ40
が先端または終端を検出する周期を監視すること等によ
り、記録紙31のジヤム,破れ,外れ等の記録紙走行異常
やドラム10,パルスモータ22等の回転異常を検出できる
ようになる。
ベルト17は第2図に示すようにドラム10の一部である
開口部10aを除いた残りのドラム10の部分に接触するよ
うにされている。給紙ガイド41,42は該開口部10aの下方
に位置し、排紙ガイド43は該開口部10aの上方に位置し
ている。記録サイクルにおいて、自動給紙排紙機構に対
する開口部10aの位置決めは、ドラム10およびプーリホ
ルダ15が第2図において反時計方向に回転する時に行わ
れる。すなわち、プーリホルダ15に取り付けられた、例
えばスリツト,磁石,導電箔等の被検出片(図示せず)
がセンサ(図示せず)により検出された時点でパルスモ
ータ22が停止され自動給紙排紙機構に対し開口部10aを
位置決めする。
第3図を参照すると、ロータリエンコーダ27がドラム
10を固定した円筒軸9の回転角度を検出し、この検出回
転角度に基づいてサーマルヘツド2が記録を行うシーケ
ンスが示される。パルスモータ2がプラテンローラ1お
よび一対のドラム10から成る記録媒体巻き送り回転体を
ギヤ列を介して駆動する速度は、マイクロコンピユータ
の中央処理装置(以下MPUという)36によりドライバ34
を介して制御される。すなわち、カウンタ39はロータリ
エンコーダ27からの信号を計数し、所定のパルスを計数
したら信号をMPU36に送り、MPU36はドライバ38を駆動し
てサーマルヘツド2を通電させ記録させる。画像メモリ
(ラインメモリ)35に収納された画像情報と画質情報RO
M37に格納された画質情報は、MPU36に与えられ、1ライ
ンのデータとしてサーマルヘツド2のラインバツフアに
読み込まれる。
以下記録紙の給紙から排紙までの過程について簡単に
説明する。
ピツクアツプローラ45を駆動すると給紙カセツト上の
記録紙31がピツクアツプされ、上部ガイド41と下部ガイ
ド42の間に送られる。記録紙の先端がドラム10近傍に到
達した適当なタイミングすなわちピツクアツプローラ45
の回転開始から所定時間経過後にパルスモータ22が駆動
され、ドラム10及びベルト17が時計方向に回転及び従動
回転させられる。この結果、記録紙31はドラム10とベル
ト17との間に挿入され、記録紙の両側縁がドラム10とベ
ルト17に挾持されて送られる。
記録紙31が送られその終端がセンサ40によつて検出さ
れると、該センサ40の検出信号によりパルスモータ22は
回転方向が反転させられる。この結果ドラム10を嵌着し
た円筒軸9を給紙時と逆方向に回転させ、同時にドラム
10内に位置し前記円筒軸9に嵌着されたギヤ11から中間
ギヤ12を介してギヤ13によつてプラテンローラ1をドラ
ム10と同一方向に、かつ、等周速で駆動し、サーマルヘ
ツド2より記録タイミングに合わせて記録を行う。この
とき、プーリホルダ15は、そのボス部に設けてあるワン
ウエイクラツチ14がロツクする方向なのでドラム10と一
体となつて回転する。すなわち、ベルト17が記録紙31を
ドラム外周上に押圧固定したまま回転する。この際サー
マルヘツド1は図示しない駆動機構により下降してお
り、図示しないインクリボンの色例えばイエローで記録
紙上に記録する。なお記録時のパルスモータ22の速度は
給紙時の速度の約1/4に設定されている。
記録紙31の先端がサーマルヘツド1とプラテン2間を
通過すると一色目の記録が終了し、記録紙31の後端がサ
ーマルヘツド1に到達するまでの時間を利用して前記イ
ンクリボンの二色目例えばシアンがサーマルヘツド1の
位置に来るようにいわゆるインクリボンの頭出し制御が
行われる。このようにしてイエロー,シアン,マゼンタ
の3色またはこれにブラツクを加えた4色の記録が行わ
れる。すなわち、記録紙31が3周または4周することに
より記録が終了し、上記した如く、記録紙が往復移動す
ることなく記録されるので、色ずれの無い高記録品質が
得られるようになる。なお、各色の記録終了は記録デー
タの有無を監視し、該データが無くなつたことにより記
録終了を検出できる。
3色または4色の記録が終了したらドラム10及びプー
リホルダ15が第2図に示す状態になるまで反時計方向の
回転を継続する。すなわち上記した如く、プーリホルダ
15の前記被検出片が検出されるまで回転される。被検出
片が検出され、ドラム10及びプーリホルダ15が第2図の
状態になつたタイミングでパルスモータ22が再度反転さ
れ、ドラム10及びベルト17が再び時計方向に回転及び従
動回転される。この結果、記録紙は開口部10aの上側か
ら排紙ガイド43に向かつて排出される。
次に、第5図に、従来の歯数のギヤ列で駆動した場合
の色ずれを予測した結果を示す。第5図では、横軸に記
録時間をとり、縦軸にプラテンローラ送り量をとり、伝
達誤差なしを直線状の実線、イエロー(Y)記録の伝達
誤差を実線、マゼンタ(M)記録の伝達誤差を鎖線、シ
アン(C)記録の伝達誤差を一点鎖線で示している。
3本の線が示すように、伝達誤差に再現性がみられな
いため、1色の記録周期で一致させても他の色の記録周
期では、図に示すように3色間のずれ、すなわち色むら
が生じることになる。
これに対し、本実施例の歯数のギヤ列で駆動した場合
の状態を第6図に示す。第6図は、第5図と全く同様の
表わし方をした線図である。
第6図に示すように、伝達誤差の絶対精度は必ずしも
向上しないが、Y,M,Cの3本の線がほとんど一致するこ
とから、3色間のずれ、すなわち色むらは生じない。
すなわち、記録のタイミングを検出するロータリエン
コーダ軸26のギヤ25(歯数28),円筒軸9のギヤ18(歯
数112),ドラム軸のギヤ11(歯数90),アイドラ軸の
ギヤ12(歯数30枚),プラテンローラ軸のギヤ13(歯数
18枚)の5種類の伝達ギヤの歯数を、1色の記録周期に
おいて整数回転となるようにすることで、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の3色記録によ
る色むらをなくすことが可能である。
第4図は、駆動力伝達機構の一部に歯付きプーリ及び
歯付きベルトを使用した第2実施例を示す。この第2実
施例は、全体の構成及び、パルスモータ22からドラム10
を嵌合した円筒軸9の端部に嵌合したギヤ18までの伝達
機構は第1図の第1実施例と類似しており、以下におい
て第1実施例と異なる構成について説明する。
ドラム10を嵌合した円筒軸9のドラム内側端部に嵌合
した歯付きプーリ50は歯付きベルト53によつてプラテン
ローラ1の軸端部に嵌合した歯付きプーリ52を駆動す
る。歯付きベルト53は、アイドラの歯付きプーリ51によ
つてテンシヨンを調整されている。プラテンローラ1は
他端側軸部に同様に歯付きプーリ52を嵌合しており、歯
付きベルト53で他方のドラム10を嵌合する円筒軸9に嵌
合した歯付きプーリ50を駆動する。ここで、歯付きプー
リ50の歯数は90、歯付きプーリ52の歯数は18、歯付きベ
ルト53の歯数は90であり、プラテンローラ径はφ34、ド
ラム径はφ170であるから、ドラム10の1回転が1色記
録の周期と一致している。プラテンローラ1は1色記録
の周期において5回転し、歯付きベルト53は、1回転す
る。従つて各歯付きプーリ軸及び歯付きベルトは記録周
期において整数回転であるから、伝達誤差による送りむ
らは再現性を持つ。なお、エンコーダ27で記録タイミン
グを取つた場合も、第1図の第1実施例の場合と同様で
ある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、駆動ギヤ列のギ
ヤの伝達精度を特に向上させることなく、記録媒体を一
方向に回転させて複数個のインクを重ねて記録しても各
色間の相対ずれのない、すなわち色むらを生じないサー
マルプリンタを提供することができる。
また、本発明によると、記録速度の高速化が可能にな
る。また給紙動作,記録動作及び排紙動作への移行が自
動的に行うことが可能になると共にその構成も簡単にで
きる等の効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例によるサーマルプリンタの
破断断面図、第2図は用紙の給紙時および排紙時におけ
るドラムおよび関連部品の位置関係を示す概略図、第3
図は記録のシーケンスを示すブロツク図、第4図は本発
明の第2実施例によるサーマルプリンタの破断断面図、
第5図は従来技術の装置で記録した場合の3色間の色む
らを示す線図、および第6図は本発明の装置で記録した
場合の3色間の色むらを示す線図である。 1……プラテンローラ、2……サーマルヘツド、3……
ヘツドホルダ、5……ローラホルダ、6……固定軸、7,
8……フレーム、9……円筒軸、10……ドラム、11……
ギヤ、12……ギヤ、13……ギヤ、14……クラツチ、15…
…プーリホルダ、16……プーリ、17……ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀樹 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内 (72)発明者 石塚 義和 茨城県土浦市神立町603番地 日立土浦 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大嶺 勉 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 日立工機株式会社内 (72)発明者 宮坂 昌男 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社内 (72)発明者 浅野 貢 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社内 (72)発明者 五十嵐 明 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社内 (72)発明者 高萩 浩 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株 式会社内 (56)参考文献 特開 平1−290470(JP,A) 特開 昭62−264979(JP,A) 特開 昭56−28884(JP,A) 実開 平1−110939(JP,U)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライン状サーマルヘッドに対向して軸方向
    に延びたプラテンと、前記プラテンの軸方向両側に設け
    られ、少なくとも一方がモータによって駆動される2個
    のドラムと、前記ドラムの軸方向外側に設けられた2個
    のプーリホルダと、前記ドラムの円周方向に沿って所定
    間隔ごとに複数個設けられ、前記プーリホルダに装着さ
    れたプーリ軸に支持されたベルト支持用プーリと、前記
    プーリにガイドされ、その内側が前記ドラム外周の一部
    を残してドラム外周に密着するエンドレスベルトとを備
    え、給紙時に前記ドラム及びエンドレスベルトを回転及
    び従動回転させ、用紙を前記ドラム面とエンドレスベル
    トの間に挿入し、前記用紙の移動方向に対して直角方向
    の両端側を前記エンドレスベルトでドラムに挟持し、印
    刷持に前記ドラム及び前記プーリホルダを一体として回
    転させて用紙を一方向に移動させ、前記用紙移動時に前
    記プラテンとサーマルヘッドにより用紙上に印刷するサ
    ーマルプリンタにおいて、 前記プーリホルダを一方向クラッチを介してドラム軸に
    装着し、給紙時と給紙時のモータの回転方向と、印刷時
    のモータの回転方向を逆にし、前記給紙時と排紙時に前
    記クラッチを開放して前記ドラムのみを回転させ、印刷
    時に前記クラッチを閉じて前記ドラムとプーリホルダを
    一体として回転させることを特徴としたサーマルプリン
    タ。
  2. 【請求項2】前記プラテンを装着したプラテン軸の両端
    に、前記2個のドラムに装着された歯車に噛み合う歯車
    を装着し、前記プラテン軸を介して他方のドラムを駆動
    することを特徴とした請求項1記載のサーマルプリン
    タ。
  3. 【請求項3】前記プーリホルダの外周面に歯車を設け、
    前記歯車に噛み合う2個の歯車を装着した回転軸を設
    け、2個のプーリホルダの回転位相を一致させることを
    特徴とした請求項1記載のサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】前記2個の歯車を装着した回転軸の両端が
    一方向クラッチを介して固定フレームにより支持してい
    ることを特徴とする請求項3記載のサーマルプリンタ。
  5. 【請求項5】前記ドラムの外周長さを、印刷できる最大
    長さの用紙より長くしたことを特徴とする請求項1記載
    のサーマルプリンタ。
  6. 【請求項6】前記用紙の移動経路近傍に用紙の有無を検
    出するセンサを用紙の幅方向の両端の位置に設け、前記
    用紙の幅方向の両端が通過する時間を監視して前記用紙
    の走行異常を検出することを特徴とする請求項1または
    5記載のサーマルプリンタ。
  7. 【請求項7】前記用紙の移動経路近傍に前記用紙の有無
    を検出するセンサを設け、前記用紙の先端または終端が
    1周する時間を監視して前記用紙の走行異常を検出する
    ことを特徴とする請求項1または5記載のサーマルプリ
    ンタ。
  8. 【請求項8】ライン状サーマルヘッドに対向して軸方向
    に延びたプラテンと、前記プラテンの軸方向両側に設け
    られ、少なくとも一方がモータによって駆動される2個
    のドラムと、前記ドラムの軸方向外側に設けられた2個
    のプーリホルダと、前記ドラムの円周方向に沿って所定
    間隔ごとに複数個設けられ、前記プーリホルダに装着さ
    れたプーリ軸に支持されたベルト支持用プーリと、前記
    プーリにガイドされ、その内側が前記ドラム外周の一部
    を残してドラム外周に密着するエンドレスベルトとを備
    え、給紙時に前記ドラム及びエンドレスベルトを回転及
    び従動回転させ、用紙を前記ドラム面とエンドレスベル
    トの間に挿入し、前記用紙の移動方向に対して直角方向
    の両端側を前記エンドレスベルトでドラムに挟持し、印
    刷持に前記ドラム及び前記プーリホルダを一体として回
    転させて用紙を一方向に移動させ、前記用紙移動時に前
    記プラテンとサーマルヘッドにより用紙上に印刷するサ
    ーマルプリンタにおいて、 前記プラテンの表面が前記サーマルヘッドにより押圧さ
    れていない状態では前記プラテンの表面が前記ドラムの
    表面より僅か外方に突出するように構成したことを特徴
    とするサーマルプリンタ。
  9. 【請求項9】サーマルヘッドと、記録媒体巻き送り回転
    体と、前記記録媒体巻き送り回転体を駆動するモータ及
    び駆動力伝達機構を備え、前記サーマルヘッドと前記記
    録媒体巻き送り回転体との間にインクフィルムと記録媒
    体とを重ねて通し、前記記録媒体巻き送り回転体の一方
    向回転により複数色のインクを重ねて記録するサーマル
    プリンタにおいて、 前記駆動力伝達機構をギヤ列で構成し、前記ギヤ列の1
    軸またはギヤ列と噛み合うギヤ軸に回転角度検出器を設
    け、1色毎の前記記録媒体巻き送り回転体の1回転にお
    いて、 前記記録媒体巻き送り回転体の回転軸と前記回転角度検
    出器を設けた軸とが整数回転となる速比とし、かつ、前
    記回転角度検出器を設けた軸から前記記録媒体巻き送り
    回転体までの伝達ギヤを整数回転となる歯数に設定した
    サーマルプリンタ。
  10. 【請求項10】前記駆動力伝達機構におけるギヤ列の少
    なくとも一部に歯付きベルトと歯付きプーリを用い、全
    ての歯付きプーリ及び歯付きベルト及びギヤを一回転毎
    の前記記録媒体巻き送り回転体の1回転において、 整数回転となる歯数に設定したことを特徴とする請求項
    9記載のサーマルプリンタ。
  11. 【請求項11】サーマルヘッドと、記録媒体巻き送り回
    転体と、前記記録媒体巻き送り回転体を駆動するモータ
    及び駆動力伝達機構を備え、前記サーマルヘッドと前記
    記録媒体巻き送り回転体との間にインクフィルムと記録
    媒体とを重ねて通し、前記記録媒体巻き送り回転体の一
    方向回転により複数色のインクを重ねて記録するサーマ
    ルプリンタにおいて、 前記駆動力伝達機構をギヤ列で構成し、記録媒体巻き送
    り回転体を前記サーマルヘッドに対向したプラテンロー
    ラと前記プラテンローラの軸方向両側に設けられた2個
    のドラムで構成し、1色毎の前記ドラムの1回転におい
    て、前記プラテンローラ及びドラムとプラテンローラ間
    の伝達ギヤ全てが整数回転となる歯数に駆動力伝達機構
    を設定したサーマルプリンタ。
  12. 【請求項12】前記駆動力伝達機構を歯付きプーリと歯
    付きベルトで構成し、前記記録媒体巻き送り回転体を、
    前記サーマルヘッドに対向したプラテンローラと、前記
    プラテンローラの軸方向両側に設けられた2個のドラム
    で構成し、1色毎に前記ドラムの1回転において、前記
    プラテンローラ及びドラムとプラテンローラ側の歯付き
    プーリと歯付きベルト全てが整数回転となる歯数に駆動
    力伝達機構を設定した請求項11記載のサーマルプリン
    タ。
  13. 【請求項13】ライン状サーマルヘッドに対向して軸方
    向に延びたプラテンと、前記プラテンの軸方向両側に設
    けられ、少なくとも一方がモータによって駆動される2
    個のドラムと、前記ドラムの軸方向外側に設けられた2
    個のプーリホルダと、前記ドラムの円周方向に沿って所
    定間隔ごとに複数個設けられ、前記プーリホルダに装着
    されたプーリ軸に支持されたベルト支持用プーリと、前
    記プーリにガイドされ、その内側が前記ドラム外周の一
    部を残してC字状にドラム外周に密着するエンドレスベ
    ルトとを備え、給紙時に前記ドラム及びエンドレスベル
    トを回転及び従動回転させ、用紙を前記ドラム面とエン
    ドレスベルトの間に挿入し、前記用紙の移動方向に対し
    て直角方向の両端側を前記エンドレスベルトでドラムに
    挟持し、印刷持に前記ドラム及び前記プーリホルダを一
    体として回転させて用紙を一方向に移動させ、前記用紙
    移動時に前記プラテンとサーマルヘッドにより用紙上に
    印刷するサーマルプリンタにおいて、 前記用紙を給紙時、前記ドラム上の前記C字状に巻き付
    けられた前記エンドレスベルトの巻き付けられていない
    部分である開口部のドラム下側の前記エンドレスベルト
    と接触する位置を用紙挿入口とし、前記ドラム及び前記
    エンドレスベルトを回転させて前記用紙を前記用紙挿入
    口より挿入し、排紙時、前記開口部のドラム上側の前記
    エンドレスベルトとの接触する位置を用紙排出口とし
    て、前記ドラム及び前記エンドレスベルトを給紙時と同
    一方向に回転させて前記用紙を前記用紙排出口から排出
    することを特徴としたサーマルプリンタ。
JP2162629A 1989-06-26 1990-06-22 サーマルプリンタ Expired - Lifetime JP2728548B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

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JP16075889 1989-06-26
JP1-160758 1989-06-26
JP1-219579 1989-08-25
JP21957989 1989-08-25
JP30504289 1989-11-24
JP1-305042 1989-11-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03227673A JPH03227673A (ja) 1991-10-08
JP2728548B2 true JP2728548B2 (ja) 1998-03-18

Family

ID=27321743

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JP2162629A Expired - Lifetime JP2728548B2 (ja) 1989-06-26 1990-06-22 サーマルプリンタ

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DE (1) DE4020313C2 (ja)

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US5061092A (en) 1991-10-29
JPH03227673A (ja) 1991-10-08
DE4020313C2 (de) 1994-05-05

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