JP2911237B2 - 熱転写式プリンタ - Google Patents

熱転写式プリンタ

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JP2911237B2
JP2911237B2 JP2862691A JP2862691A JP2911237B2 JP 2911237 B2 JP2911237 B2 JP 2911237B2 JP 2862691 A JP2862691 A JP 2862691A JP 2862691 A JP2862691 A JP 2862691A JP 2911237 B2 JP2911237 B2 JP 2911237B2
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JP
Japan
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motor
carriage
print head
gear
reel
Prior art date
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JP2862691A
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English (en)
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JPH04267177A (ja
Inventor
正一 砂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクリボンカセットを
用いる熱転写式プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクリボンカセットを用いる熱転写式
プリンタでは、例えば特開平2―204078号公報にて示さ
れる様に、複数回の印字が可能な所謂マルチストライク
リボンを用い、インクリボンのテープエンドを検出する
と自動的にインクリボンを巻き戻す様に構成したものが
あるが、上記の構成の場合、印字時のリボンの巻き取り
をモータで行い、このモータを利用してインクリボンの
巻き戻しを行っているが、モータによるインクリボンの
巻き取りは、キャリッジの移動とのタイミング設定が難
しいという問題がある。
【0003】そこで例えば特開昭62―55184号公報にて
示される様に、上記インクリボンの巻き取りはキャリッ
ジ駆動用モータの駆動を利用し、インクリボンの巻き戻
しは専用のモータにて行うものもあるが、この場合モー
タの追加が必要でコストアップを招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は比較的安価な
構成にて、印字後のインクリボンの巻き戻しを行う事を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はプラテンに対向
して往復移動するキャリッジを装着し、このキャリッジ
に印字ヘッド及びインクリボンカセットを載置し、かつ
印字ヘッドをキャリッジ内に装着したモータにてプラテ
ンに接離駆動するものにおいて、モータを正逆両方向に
回転可能なモータにて構成すると共に、このモータの一
方向への回転により印字ヘッドを駆動し、かつ他方向へ
の回転によりインクリボンカセットの供給リールを回転
し、巻取リールに巻かれた印字後のインクリボンを巻き
戻して成るものである。
【0006】
【作用】印字時にはモータを一方向に回転して印字ヘッ
ドをプラテンに押し当てると共に、図示しないキャリッ
ジ駆動用モータを回転してキャリッジを往復移動し、一
方インクリボンを巻き戻す場合には、モータを他方向に
回転して供給リールを回転し、巻取リールに巻かれたイ
ンクリボンを供給リールに巻き戻す。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を先ず図1に基づき説明する
と、(1)はキャリッジで、ガイドレール(2)にてプラテ
ン(3)に対向して左右摺動自在に支持され、図示しない
キャリッジモータに駆動されて往復移動する。
【0008】(4)は上記キャリッジ(1)にプラテン(3)
に近接して載置された印字ヘッドで、一対の支持レール
(5)(5)にてプラテン(3)に対し接離自在に支持され、
かつスプリング(6)にて常時プラテン(3)から離れる方
向に付勢され、かつバネ(7)にて常時プラテン(3)に接
する方向に付勢され、上記バネ(7)の弾力をスプリング
(6)の弾力よりも強く構成している。
【0009】(8)は上記キャリッジ(1)に着脱自在に載
置されるインクリボンカセット(9)に収納されたリボン
テープで、供給リール(10)に巻かれ、印字後には巻取リ
ール(11)に巻き取られる。
【0010】(12)は上記キャリッジ(1)の供給リール(1
0)に近いリボンテープ(8)通過部分に装着したテープエ
ンド検出センサで、例えば反射型のフォトセンサにて構
成し、上記リボンテープ(8)の最終部分に貼着された銀
テープ等によりテープエンドを検出するものである。
【0011】一方上記巻取リールは、上記ガイドレール
(2)に並行して装着されたガイド板(13)に設けられたラ
ックギヤ(14)に噛合するギヤ(15)にて、キャリッジ(1)
の、図中に矢印にて示す印字方向への移動時に、ギヤ(1
6)(17)を介して回転駆動される。
【0012】尚上記ギヤ(15)は上記印字ヘッド(4)がプ
ラテン(3)に押圧時のみラックギヤ(14)に噛合し、印字
ヘッド(4)がプラテン(3)より離れている時には、図2
にて示す様に印字ヘッド(4)に一体的に設けたアーム(1
8)の先端にて、上記ギヤ(15)(16)を装着した支持板(19)
をコイルバネ(20)に抗して押圧し、支持板(19)をギヤ(1
6)の軸(21)を中心に回転してギヤ(15)とラックギヤ(14)
との噛合を外し、例えばキャリッジ(1)のリターン動作
時等には、リボンテープ(8)を巻き取らない様に構成し
ている。
【0013】(22)は上記キャリッジ(1)に載置した正逆
両方向に回転可能なモータで、その回転軸(23)にウォー
ムギヤ(24)を固着していると共に、このウォームギヤに
中間ギヤ(25)を噛合し、かつこのギヤには中間ギヤ(27)
及び遊星ギヤ(28)を介してカム(29)を回転するカムギヤ
(30)を噛合し、一方上記遊星ギヤ(28)は連結板(31)にて
上記中間ギヤ(27)の軸(32)に枢支している。
【0014】又上記カム(29)は、上記バネ(7)を装着し
かつ回転軸(33)にて枢支した駆動アーム(34)の遊端適所
にカム(29)を当接し、上記モータ(22)を図1及び図2中
に矢印にて示す一方向に回転時には、上記中間ギヤ(25)
(26)(27)及び遊星ギヤ(28)を介してカムギヤ(30)を回転
し、カム(29)にて駆動アーム(34)を回転して印字ヘッド
(4)をプラテン(3)に接離駆動する様に構成している。
【0015】一方上記モータ(22)を図3中に矢印にて示
す他方向に回転時には、中間ギヤ(25)(26)(27)の回転に
より連結板(31)を矢印にて示す時計方向に回転し、遊星
ギヤ(28)を上記供給リール(10)を回転するリール軸(35)
のリールギヤ(36)に噛合し、これを回転して上記リボン
テープ(8)を供給リール(10)に巻き戻す様に構成してい
る。
【0016】而して図2にて示す状態が非印字時で、印
字ヘッド(4)はプラテン(3)より離れていると共に、ギ
ヤ(15)はラックギヤ(14)と噛合していない。
【0017】そこで印字を開始する場合は、モータ(22)
を一方向に回転する事でウォームギヤ(24)が回転し、中
間ギヤ(25)(26)(27)、遊星ギヤ(28)を介してカムギヤ(3
0)を回転し、図1にて示す様にカム(29)にて駆動アーム
(34)を回転し、印字ヘッド( 4)をリボンテープ(8)及
び用紙(37)を介してプラテン(3)に押圧すると同時に
、上記印字ヘッド(4)の移動によりアーム(18)の先端
が支持板(19)より離れ、コイルバネ(20)の弾力により支
持板(19)を時計方向に回転してギヤ(15)をラックギヤ(1
4)に噛合する。
【0018】そして図示しないキャリッジモータを回転
し、キャリッジ(1)を図1中に矢印にて示す印字方向に
移動すると同時に印字ヘッド(4)に通電する事で、リボ
ンテープ(8)の印字部分を用紙(37)に転写して印字を行
うと共に、ギヤ(15)の回転によりギヤ(16)(17)を介して
巻取リール(11)を回転し、印字後のリボンテープを巻取
リール(11)に巻き取る。
【0019】一方上記印字によりリボンテープ(8)が全
て巻取リール(11)に巻取られ、これを上記テープエンド
検出センサ(12)により検出すると、上記モータ(22)を図
3にて示す他方向に回転し、中間ギヤ(25)(26)(27)の回
転により連結板(31)を時計方向に回転して遊星ギヤ(28)
をリールギヤ(36)に噛合して供給リール(10)を時計方向
に回転し、上記巻取リール(11)に巻き取られたリボンテ
ープ(8)を供給リール(10)に巻き戻す。
【0020】尚上記の説明では、リボンテープ(8)が全
て巻取リール(11)に巻き取られた時に巻き戻しを行う様
にしているが、例えばリボンテープ(8)にイエロー、マ
ゼンタ、シアンを順次設けたカラーリボンを用い、一行
印字後、或は印字途中に不使用リボン部を巻き戻す様に
構成し、カラーリボンの無駄を防止する等、これに限定
するものではない。
【0021】
【発明の効果】本発明による構成により、印字ヘッド移
動用モータを利用してリボンテープの巻き戻しを行う様
に構成する事で、比較的安価な構成にてリボンテープの
巻き戻しが可能となり、テープ切れによる印字の中断等
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図である。
【図2】同じく動作説明図である。
【図3】同じく動作説明図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 3 プラテン 4 印字ヘッド 8 インクリボン 9 インクリボンカセット 10 供給リール 11 巻取リール 22 モータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−204078(JP,A) 特開 平2−269083(JP,A) 特開 平3−36068(JP,A) 特開 昭63−137883(JP,A) 特開 昭62−270366(JP,A) 特開 昭63−92469(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 33/40 B41J 25/304 B41J 33/518 B41J 35/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに対向して往復移動するキャリ
    ッジを装着し、このキャリッジに印字ヘッド及びインク
    リボンカセットを載置し、かつ上記印字ヘッドを上記キ
    ャリッジ内に装着したモータにて上記プラテンに接離駆
    動するものにおいて、上記モータを正逆両方向に回転可
    能なモータにて構成すると共に、このモータの一方向へ
    の回転により上記印字ヘッドを駆動し、かつ他方向への
    回転により上記インクリボンカセットの供給リールを回
    転し、巻取リールに巻かれた印字後のインクリボンを巻
    き戻す事を特徴とする熱転写式プリンタ。
JP2862691A 1991-02-22 1991-02-22 熱転写式プリンタ Expired - Lifetime JP2911237B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2862691A JP2911237B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 熱転写式プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2862691A JP2911237B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 熱転写式プリンタ

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Publication Number Publication Date
JPH04267177A JPH04267177A (ja) 1992-09-22
JP2911237B2 true JP2911237B2 (ja) 1999-06-23

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JP2862691A Expired - Lifetime JP2911237B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 熱転写式プリンタ

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