JPH03155967A - インクシートカートリッジ及び記録装置 - Google Patents

インクシートカートリッジ及び記録装置

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JPH03155967A
JPH03155967A JP2196194A JP19619490A JPH03155967A JP H03155967 A JPH03155967 A JP H03155967A JP 2196194 A JP2196194 A JP 2196194A JP 19619490 A JP19619490 A JP 19619490A JP H03155967 A JPH03155967 A JP H03155967A
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reel
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gear
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実 横山
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Yasushi Ishida
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昭宏 朝田
Masakatsu Yamada
昌克 山田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は熱転写記録装置方式に使用されるインクシート
を巻回可能なインクシートリール及び前記インクシート
リールを用いるインクシートカートリッジ及びこれらを
用いる記録装置に関するものである。
−トリール。
(7)前記動力伝達手段はヘリカルギヤであることを特
徴とする請求項(3)記載のインクシートカートリッジ
(8)前記動力伝達手段はヘリカルギヤであることを特
徴とする請求項(4)又は請求項(5)記載の記録装置
(9)前記ヘリカルギヤのねじれ角は3度〜30度、好
ましくは4度〜15度、更に好ましくは5度〜10度で
あることを特徴とする請求項(6)記載のインクシート
リール。
00)前記へりカルギヤの歯数は52枚で、また前記ヘ
リカルギヤに噛合する記録装置側のギヤの歯数は12枚
であることを特徴とする請求項(8)記載の記録装置。
(11)前記へりカルギヤに噛合する記録装置側のギヤ
の歯数が、駆動力伝達ギヤと張力伝達ギヤとで異なって
いることを特徴とする請求項(8)記載の記録装置。
02)前記へりカルギヤに噛合する記録装置側のギヤの
歯数が、駆動力伝達ギヤの歯数より張力伝達ギここで記
録装置としては、例えばファクシミリ装置、タイプライ
タ、複写機及びプリンタ等が含まれる。
〈従来の技術〉 以下、記録装置としてファクシミリ装置を例に挙げて説
明する。
近年、インクシートを使用した所謂熱転写記録方式のフ
ァクシミリ装置が開発されている。
この熱転写記録方式のファクシミリ装置では、記録シー
トとして普通紙等を用いることが出来ると共に、画像を
鮮明に記録し得る利点がある。
そして前記熱転写記録方式のファクシミリ装置にあって
は、インクシートを供給する供給リールとこの供給リー
ルからのインクシートを巻き取る巻取リールを記録カバ
ー等の装填部に装填するか、或いは前記供給リールと前
記巻取リールを容器内に収納したインクシートカートリ
ッジとして記録カバー等の装填部に装填するものであり
、この装填がスムーズに且つ容易に行なえるようにする
ために前記供給リール及び巻取リールと装填部との間に
番才各リールの軸方向において若干の隙間が設けられて
いる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の熱転写記録方式のファクシミリ装
置にあっては、前記巻取リール、前記供給リール側の動
力伝達ギヤや前記搬送駆動系側の動力伝達ギヤとしては
スパーギヤが使用されている。このため前述の如く供給
リール、巻取リールと装填部との間に隙間を設けると、
前記巻取リール、供給リールが軸方向においてガタツタ
おそれがある。このためインクシートの斜行や皺、巻き
取り不良が発生ずる原因となってしまうという欠点があ
る。
また前記ガタ付きによって生じるインクシートの斜行等
を防止するためには、リールに軸方向の圧力(側圧)を
かけなければならず、このためにバネ手段等が必要とな
り、部品点数が増加する欠点がある。
本発明は従来の前記課題を解決するものであり、その目
的とするところは、より確実に駆動力を受に防止して記
録品質を向上されることが出来るインクシートを巻回可
能なインクシートリール及び前記インクシートリールを
用いるインクシートカートリッジ及びこれらを用いる記
録装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、インクシートの供給リールと巻取
リール、若しくは供給リールと巻取リールを容器内に収
納したインクシートカートリッジの記録カバー等への装
填を容易にしたまま部品点数を増加することなくインク
シートリールの軸方向のガタッキをなくすものである。
このことによってインクシートの斜行等を有効に防止し
て記録品質を向上させることが出来るインクシートを巻
回可能なインクシートリール及び前記インクシートリー
ルを用いるインクシートカートリッジ及びこれらを用い
る記録装置を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するだめの本発明に係る代表的な手段は
、インクシートを巻回可能なインクシーけることのでき
るインクシートリール及び前記インクシートリールを用
いるインクシートカー1−リッジ及びこれらを用いる記
録装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、インクシートに皺を発生ずること
なく搬送することのできるインクシートリール及び前記
インクシートリールを用いるインクシートカートリッジ
及びこれらを用いる記録装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、容易に装填することのできるイン
クシートリール及び前記インクジ−トリルを用いるイン
クシートカートリッジ及びこれらを用いる記録装置を提
供することにある。
本発明の他の目的は、精度良く装填することのできるイ
ンクシート及び前記インクシートリールを用いるインク
シートカートリッジ及びこれらを用いる記録装置を提供
することにある。
本発明の他の目的は、部品点数を増加することなくイン
クシートリールに軸方向のガタッキをなくし、これによ
ってインクシートの斜行等を有効ト巻同部と、前記イン
クシート巻回部に設けられて前記インクシート巻回部に
軸方向の推力を生ずる動力伝達手段とから構成したこと
を特徴としている。
〈作用〉 前記手段にあっては、動力伝達手段が駆動すると、イン
クシートリールのインクシート巻回部に軸方向の推力が
生じ、この推力によって該インクシート巻回部が軸方向
一端側に押圧されるようになる。尚、このとき供給側の
インクシートリールと巻取側のインクシートリールの推
力は同一方向に作用するようにすることが好ましい。
そして例えば記録装置側の装填部では前記インクシート
の巻回部を受は止める構成にすることにより、インクシ
ートリールとその装填部との間に軸方向の隙間が存在し
ても、インクシートリールのガタッキをなくし、インク
シートの斜行を防止する。
またインクシートリールを枠体内に収納したインクシー
トカートリッジの場合、前記推力を枠体10 ではなく記録装置側の装填部で受は止めることにより、
枠体に推力に基づく応力が発生せず、枠体自体に剛性を
持たせる必要がなくなるものである。
〈実施例〉 以下、本発明の手段を適用したインクシートを巻回可能
なインクシートリール及び前記インクシートリールを用
いるインクシートカートリッジ及びこれらを用いる記録
装置の好ましい一実施例について図を用いて説明する。
本実施例に係る記録装置Aはファクシミリ装置の記録系
として構成されている。第1図(A)はファクシミリ装
置の外観斜視図、同図(B)はファクシミリ装置の断面
説明図、第2図(^)、(B)記録装置Aの斜視図であ
る。
先ず、第1図(^)、(B)及び第2図(A) 、 (
B)によりファクシミリ装置の全体構成を概略的に説明
する。尚、以後第2図(八)に於ける、矢印X方向を装
置の左右方向とし、矢印y方向を前後方向とし、矢印Z
方向を上下方向として説明する。
ファクシミリ装置は、記録系としての記録装置され記録
装置Aの外部に排出される。
前記記録シート1は、装置本体7に設けたロールホルダ
ー8に収納されている。前記ロールホルダー8.プラテ
ンローラ4.カッター5及び搬送ローラ対6は夫々装置
本体7に設けられている。
またインクシート2は、本実施例では後述するインクシ
ートカートリッジ(以下「インクカートリッジjという
)9に装填されている。そして前記インクカートリッジ
9は装置本体7に回動軸10を介して回動可能に構成さ
れた装填部としての記録カバー11に着脱自在に装填さ
れる。また前記記録へンド3は前記記録カバー11の所
定位置に設けられている。
読み取り系Bは、原稿12に光を照射してその反射を電
気信号に変換し、この信号を操作モードに応じて他機に
伝送し或いは記録装置Aに伝送するものである。
即ち、記録カバー11の上面に形成された原稿載置台1
3に原稿12を複数枚載置し、この原稿12を予備搬送
ローラ14a及び押圧コロ14bで予備搬送す 3− Aと、原稿に記載された画像を読み取るための読み取り
系Bと、装置パネルCとによって構成されている。
記録装置Aは、他機から伝送された画信号或いは後述す
る読み取り系Bから伝送された画信号に応じて記録シー
ト1に画像を形成するものである。
即ち、重合した記録シート1とインクシート2とを記録
手段としての記録ヘッド3によってプラテンローラ4側
に押圧し、プラテンローラ4を矢印方向に駆動すること
で記録シー1−1を矢印a方向に搬送すると共に、後述
する駆動機構44によってインクシート2を矢印す方向
に搬送する。前記記録シート1及びインクシート2の搬
送過程に於いて、記録ヘッド3を画信号に応じて駆動す
ることによってインクシート2に塗布したインクを溶融
(昇華を含む、以下同じ)させ、溶融したインクを記録
シート1に転写して画像を形成するものである。そして
所定の画像を形成した記録シートlは更に矢印a方向に
搬送され、力・ンター5によって切断された後、搬送ロ
ーラ対6によって搬送ると共に、分離ローラ15a及び
これに圧接する圧接片15bによって一枚ずつ分離給送
し、その原稿12を搬送ローラ対16a、16bによっ
て搬送して排出トレー17に排出するように構成してい
る。そして前記原稿12が搬送される間に光源18から
原稿面に光照射し、その反射光をミラー19及びレンズ
20を介してCCD等の光電変換素子21に至らせ、そ
の画信号をコピーモードの場合には自己の記録系に伝送
し、送信モードの場合には他機に記録系に伝送するよう
に構成している。
操作パネルCは、モード切り換え操作、コピ操作、送信
操作等の装置を行うためのパネルであり、各種操作に応
じたキーが設けられている。この操作パネルCは、読み
取り系Bに於ける原稿搬送機構の上部に設けられており
、装置本体7に対し回動可能に構成されている。尚、操
作パネルCの一例部には送信・受信を行う電話機りが装
備されている。
尚、第1図(B)に於いて、22は電装基板であり、2
3は電源部である。
−14〜 記録シー(・1としては、普通紙、プラスチックフィル
ム等及びその他の+4質であって、インクを転写し得る
ものを用いることが可能である。本実施例では、34幅
或いはA4幅の長尺状の普通紙を記録シー1−1として
用いている。そして記録シート1をロール状に巻いたシ
ートロール1aを装置本体7の所定位置(第1図(B)
の略中央)に設けたロールホルダー8に収納している。
記録シート1にはカールが発生するおそれがある。この
カールを除去するため、ロールホルダー8のプラテンロ
ーラ4側近傍には、デカールシャフト43が設けられて
いる。前記デカールシャフト43は、記録シート1に作
用する張力に応じて回動し、後述するガイドシャフト2
4と協働して記録シート1のカールを除去し得るよう構
成されている。
本実施例では、ランニングコストの低減を図るために記
録シート1とインクシート2とを速度差を設けて搬送し
て記録を行う所謂マルチプリン1−方式を採用している
このマルチプリント方式は、記録シート1の搬成分は、
接着剤としてのEVA等の樹脂、着色のためのカーボン
ブラックやニグロンン染料、パインディング材としての
カルバナワックス、パラフンンワックス等を主成分とし
て同一箇所でn回の使用に耐えるように配合されている
。この塗布量によって感度や濃度が異なり、任意に選択
できるものであるが、大体4 g/%〜Bg/d程度が
望ましい。
また第4層は印字しない部分で記録シー)1に第3Nの
インクが圧力転写されるのを防止するためのトップコー
ティング層であり、透明なワックス等で構成される。こ
れにより、圧力転写されるのは透明な第4層だけとなり
、記録シート1の地汚れを防止できる。
また第1層はサーマルヘッドである記録ヘッド3の熱か
ら第2層のベースフィルムを保護する耐熱コート層であ
る。この耐熱コート層は、同一箇所に0947分の熱エ
ネルギーが印加される可能性のある(黒情報が連続した
とき)マルチプリントには好適であるが、用いるか用い
ないかは適宜7 送長さ■5としたときインクシート2の搬送長さをそれ
よりも短<  (L/n : n>1 )として記録を
行い、記録シート1とインクシート2の搬送長さを同じ
にした従来の記録方式に比してインクシト2の使用効率
がn倍となるものである。
従って、インクシート2は、本実施例では第14図に示
すようにベースフィルム上にn回分の転写可能なインク
層を設けて例えば4層で構成されている。
即ち、第2層はインクシー1−2の支持体となるベース
フィルムである。マルチプリントの場合、同一箇所に何
回も熱エネルギーが印加されるため、耐熱性の高い芳香
族ポリアミドフィルムやコンデンサ紙が有利であるが、
従来のポリエステルフィルムでも使用に耐える。これら
の厚さは、媒体という役割からなるべく薄い方が印字品
質の点で有利となるが、強度の点を加味しなければなら
ず、大体3μm〜8pmが望ましい。
また第3層は記録シート1にn回分の転写が可能な量の
インクを含有したインク層である。この選択できる。ま
た、ポリエステルフィルムのように比較的耐熱性の低い
ベースフィルムには特に有効となる。
尚、インクシート2の構成は上述のものに限定されるも
のではなく、例えばベース層及びベース層の片側に設け
られたインクが含有された多孔性インク保持層とからな
るものでも良く、またへ−スフィルム上に微細多孔質網
状構造を有する耐熱性インク層を設け、そのインク層内
にインクを含有させたものでもよい。またベースフィル
ムの材質としては、例えばポリイミド、ポリエチレン、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、トリアセチルセルロー
ス、ナイロン等からなるフィルム又は紙であってもよい
。更に、耐熱コート層は必ずしも必要でないが、その材
質としては、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹脂、フ
ッ素樹脂、ニトロセルロース等であってもよい。
また、熱昇華性インクを有するインクシート2の一例と
しては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、芳香族ポリアミドフ8 ィルム等で形成された基材上に、グアナミン系樹脂とフ
ッ素系樹脂で形成したスペーサ粒子及び染料を含有する
色材層を設けたインクシートが挙げられる。
以下にインクシートリール及びインクシートリールを有
したインクカートリッジ及びこれらを用いる記録装置の
構成について説明する。
記録装置Aに於いて、装填部としての記録カバー11に
後述する如く構成した供給リール25及び巻取り−ル2
6を夫々独立して装着し、供給リール25に巻き付けた
インクシート2を巻取リール26に巻き取ることによっ
て、該シート2を搬送して画像形成を実施することが可
能である。
しかし、本実施例に於けるインクシート2は、第3図乃
至第6図に示すように構成されたインクカートリッジ9
の枠体としてのカートリッジ9A内に装填されて保持さ
れている。
インクカートリッジ9は、供給リール25及び巻取リー
ル26を枠体としてのカートリッジ9Aの所定位置に装
着すると共に、供給リール25に巻き付前記薄肉部9e
は、カートリッジ9Aに供給リール25及び巻取り−ル
26を装填した後、第1筐体9aと第2筐体9bとを対
向させて閉鎖する際のヒンジとして構成されている。ま
た薄肉部9f9gはインクカートリッジ9を記録装置A
に装着した際に、扉9c、9dが第2図に示される記録
ヘッド3の両側に設けたフォーク部材3cによって開放
される際のヒンジとして構成されている。
前記薄肉部90〜9gは可撓性と適度な強度とを有して
いる。即ち、前記薄肉部9e〜9gの厚さ寸法は、用い
られるプラスチック材料に応じて適切な寸法で設定され
る。
前記薄肉部9e〜9gは全長に亘って形成しても良く、
且つ所定の長さを持って断続的に形成しても良い。
前記扉9c、9dを連結する詫状の連結片9h(第3図
及び第4図参照)は、インクカートリッジ9が未使用状
態にあるとき、該扉9c、9dの閉鎖を維持して該カー
トリッジ9の内部に塵や埃の侵入を防止するものである
。またインクカート1 けたインクシート2を巻取り−ル26側に張り渡すこと
によって、インクシート2を装填して構成されている。
このインクカー1−リッジ9を用いることによって、記
録装置Aに対するインクシート2の装填を極めて容易に
、且つ確実に安定した状態でなし得るものである。
ここで、本実施例に於けるカートリッジ9Aはプラスチ
ックの一体成形とすることによって、部品点数及び組み
立てコストを削減したものである。
図に示すようにカートリッジ9Aは、第1筺体9a、第
2筐体9b及び扉9c、9dがプラスチック成形により
一体成形されている。
即ち、カートリッジ9Aの断面図である第6図に示すよ
うに、第1筐体9aと第2筐体9bとの連結部に、前記
筺体9a、9bの肉厚よりも薄く成形した薄肉部9eを
設けると共に、第1筐体9aと該筐体9aの略中央に形
成した扉9c、9dとの連結部に同様な薄肉部9f、9
gを設けて成形されている。また前記扉9c、9dは詫
状の連結片9hによって連結されている。
リッジ9を記録装置Aに装着する際には、記録ヘッド3
に設けたフォーク部材3Cが扉9c、9dと当接して該
扉9c、9dを開放する際に容易に破断し得る寸法を持
って形成されている。
前記カートリッジ9Aの成形材料としては、ポリプロピ
レン樹脂、ABS樹脂等の樹脂を用いることが可能であ
る。
カートリッジ9Aに於いて、第2筺体9bの略中央には
、プラテンローラ4を挿入するための窓9iIが形成さ
れており、この窓91.に連続してプラテンローラ4の
軸部4bを逃げるための切欠9j2が形成されている。
前記第1筐体9a及び第2筐体9bの両側面には、夫々
側板9 a+、  9 blが起立形成されており、薄
肉部9e側及び開放側は夫々1/4円の曲面が形成され
ている。また前記開放側曲面には、第1筐体9a側に係
合凹部9agが形成されており、第2筐体9b側に前記
係合凹部9azと係合する係止突起9bzが形成されて
いる。更に第1筐体9a及び第2筐体9bの開放側曲面
には、インクカート 2− リッジ9を記録カバー11に装着した際に、該カバー1
1に設けた係止ハネ4〕と係合する係止突起9az9b
zが夫々形成されている。
前記第2筐体9bの側板9b、の両側所定位置には、イ
ンクカートリッジ9を記録カバー11に装着する際のガ
イドとなるガイドピン9jが形成されている。
前記側+ff19a1. 9b、の所定位置には、供給
り−ル25に装着した軸受27を遊嵌するためのU溝9
k及び巻取り−ル26に装着した軸受27を遊嵌するか
めのU溝9p、が夫々形成されている。また第1筐体9
a、第2筐体9bには、夫々供給リール25のリールギ
ヤ25c及び巻取り−ル26のリールギヤ26Cを露出
するための開口9mが形成されている。
尚、第4図に於いて9nはインクカートリッジ9を記録
カバー11に装着した際に、該カバー11に設けたセン
サー50と接触し、該センサー50によってインクカー
トリッジ9の有無、或いはインクカートリッジ9に装填
されたインクシート2のサイズ等を識別するだめの識別
部である。
付ける際に、各リール25.26は軸受27を介してU
溝9に、9p、に遊嵌される。そして軸受27は、イン
クカートリッジ9のカートす、ジ9Aから突出し、記録
装置Aの装置本体7に形成した軸受溝39a、39b、
40a、40bに嵌合される。
次に上記の如く構成したカートリッジ9Aにインクシー
ト2を装填してインクカートリッジ9を製造する場合に
ついて説明する。
第3図に示すように、カートリッジ9Aを開放した状態
で、インクシート2を有すると共に、両端に軸受27を
装着した供給リール25を第2筐体9b側のU溝9kに
取り付ける。また両側に軸受27を装着した巻取リール
26をU溝9!に取り付ける。
そして供給リール25からインクシート2の先端を引き
出し、該先端を巻取り−ル26のリール軸26aに接着
テープ等によって取り付ける。その後、第1筐体9aを
薄肉部9eを中心として屈折して第2筐体と対向させ、
係合凹部9azと係合突起9bzとを係合させることで
、第4図及び第5図に示すようにインクシート2を装填
したインクカートリ25 供給リール25及び巻取リール26は共に第3図に示す
ように、インクカートリッジ9の幅寸法よりも長い寸法
を有するリール軸25a、26aを有している。前記リ
ール軸25a、26aに、インクカートリッジ9の内寸
法と略等しい長さを持ってフランジ25b+、 25b
z、 26b+、 26bzが設けられている。
方のフランジ25b、、 26blには動力を伝達手段
としてリールギヤ25c、26cが一体的に形成されて
いる。
本実施例では前記リールギヤ25c、26cはヘリカル
ギヤであって、該リールギヤ25c、26cの歯のねじ
り方向はリール軸25a、26aにフランジ25b+、
 26b+側からフランジ25b2.26bz方向、即
ち軸方向一端側に推力を発生し得る方向をもって構成さ
れている。
またリール軸25a、26aの両端はリールギヤ25c
、26c及びフランジ25b2.26b2の外方に突出
して構成されている。この突出端に軸受27が回転可能
に装着されている。従って、各リール25.26をイン
クカートリッジ9のカートリッジ9Aに取りッジ9を製
造することができる。
前記インクカートリッジ9は、後述する如く構成した装
着溝28を介して記録カバー11に装着される。
記録ヘッド3及びプラテンローラ4によって記録部が構
成されている。前記記録ヘッド3及びプラテンローラ4
は対向して配設されている。記録ヘッド3は記録カバー
11に揺動可能に設けられており、且つプラテンローラ
4は装置本体7に回転可能に設けられている。
本実施例の場合、記録へラド3は勺−マルヘンドで、複
数個の発熱素子を有しており、記録カバー11に設けた
ヘッド支持部3aに揺動可能に取り付けられている。ま
た記録ヘッド3は、該ヘッド3と記録カバー11との間
に配設されたバネ3bによってプラテンローラ4側に付
勢されている。そしてこの付勢力によって、重合した記
録シートlとインクシート2とをプラテンローラ4側に
圧接している。
記録へラド3の両側にフォーク部材3cが設け=26 られている。このフォーク部材3cは、記録カバー11
にインクカートリッジ9を装着する際に、該カートリッ
ジ9に形成した扉9c、9dを開放させると共に、プラ
テンローラ4の軸部4bと係合してプラテンローラ4に
対する記録ヘッド3の位置を設定するための位置決め機
能を有するものである。
プラテンローラ4は第1図(B)に示されるように記録
シー1−1の搬送方向下流側に設けられている。前記プ
ラテンローラ4には記録シート1の幅寸法に応したロー
ラ部4aが形成されている(第2図参照)。前記ローラ
部4aの両側に軸部4bが形成されており、該軸部4b
に記録ヘッド3に設けたフォーク部材3cが係合し得る
ように構成されている。
前記プラテンローラ4はモーター29の駆動力によって
駆動される。前記モーター29は、装置本体7の側板7
aに固着されている。またモーター29は、装置本体7
の側板7aに固着されている。またモーター29の回転
は、動力伝達ギヤ30a〜30c台13例の端部に位置
させている。
即ち、第7図乃至第9図(A) 、 (n)に示すよう
に記録カバー11は、上面が原稿載置台13として構成
されており、この原稿載置台13には読み取り系Bに向
かって下向き傾斜を持った傾斜部13aが形成されてい
る。そして原稿載置台13の水平部13bが操作パネル
Cの上面と略等しい高さとなるように構成されている。
前記記録カバー11の読み取り系B側の端部、即ら、第
7図及び第8図で示されるように原稿g、載置台3の傾
斜部13aの端部には、両側部に回動軸10を有する軸
部材3Iが設けられている。この軸部材31は記録カバ
ー11の原稿載置台13側に突出し、回動軸10を装置
パネルCの側方に位置させるように構成されている。尚
、傾斜部13aには、原稿12をガイドするスライダー
13が設けられており、該スライダー13cは原稿12
のサイズに合わせてスライド可能になっている。
装置本体7の側板7a、7bの仕切板7c側の端部には
一対のブラケット31が対向して固着され9 を介してプラテンローラ4に伝達されている。そして記
録シート1に対する画像形成の実施に際しては、プラテ
ンローラ4を第1図(B)に示されるように矢印方向に
回転させて記録シート1を矢印a方向に搬送し、且つ記
録シート1がカッター5によって切断された後は、プラ
テンローラ4を矢印方向とは反対方向に回転させて記録
シート1を矢印a方向とは反対方向に搬送するものであ
る。
前記プラテンローラ4等を設けるための装置本体7は第
2図に示されるように、剛性を有するコ字状に形成され
ている。前記装置本体7の両側面には側板7a、7bが
構成されており、該側板7a、7bが仕切板7cによっ
て連結されている。
前記仕切板7cは記録装置Aと読み取り系Bとを離隔す
る機能を有している。
そして前記装置本体7には、記録カバー11が回動軸1
0を介して開閉可能に取り付けられている。
ここで本実施例では、装置本体7に対する記録カバー1
1の回動中心を、操作パネルCの側方であって且つ記録
カバー11の上面に形成した原稿載置ている。このブラ
ケット32は装置本体7に対し記録カバー11を回動可
能に構成するための支持部となるものである。このため
、第9図に示されるようにブラケット32には記録カバ
ー11に設けた回動軸10を嵌挿するための軸孔10a
が形成されている。
前記軸孔10aは丸孔で形成しても良いが、本実施例で
は記録カバー11を装置本体7に対し前後方向に移動し
得る長孔が形成されている。
前記ブラケット32は第7図及び第8図に示すように、
該ブラケット32に形成した軸孔10aを、操作パネル
Cの側方であって、且つ操作パネルCの原稿載置台13
側の端部に位置させるように構成されている。即ち、記
録カバー11の回動中心を操作パネルCの側方であって
、且つ操作パネルCの原稿載置台13側の端部に位置さ
せるように構成されている。
前記ブラケット32に形成した軸孔10aに記録カバー
11の回動軸10を嵌合することによって、装置本体7
に記録カバー11を開閉可能に取り付け、これにより、
記録カバー11の回動中心を、操作バネ0 ルCの側方であって且つ原稿載置台13例の端部に位置
さ一μることが可能となる。
上記の如く装置本体7に対する記録カバー11の回動中
心を、操作パネルCの側方であって且つ原稿載置台13
例の端部に位置さゼることによって、記録カバー11を
開放する際に、操作パネルCの端部と原稿載置台】3の
端部とが干渉することは無い。
このため、操作パネルCを原稿載置台13側に接近させ
て配置することが可能となり、従って、装置全体の長さ
を短く構成することが可能となる。
前記記録カバー11を閉鎖する際に回動軸10には、記
録カバーIIの重心に作用する重力と、回動軸10と重
心までの水平距離とに応じた回動トルクが作用する。従
って記録カバー11を開放状態から自由落下させた場合
には、該カバーIIが閉鎖する際に前記回動トルクの作
用によづて衝撃を発生するおそれがある。
そこで本実施例では、記録カバー11の開放姿勢を維持
するためのカバーステー33に設けた軸部33Cにねじ
りコイルバネ36を装着し、該バネ36によ1 記録カバー11の開放状態を保持するためのものである
前記軸部材33cを軸方向に貫通して貫通孔33dが形
成されている。前記貫通孔33dを介してカバーステー
33を取付部35に設けた軸35aに嵌合することによ
って、該ステー33は該軸35aを中心として回動可能
に装置本体7に取り付けられている。
前記軸部材33cの外周にはねじりコイルバネ36が装
着されている。前記ねじりコイルバネ36の一方の腕3
6aは、側板7bに設けた取付部35に形成した溝35
bに嵌挿されて装置本体7に固定されており、他方の腕
36bは自由端となっている。そしてねじりコイルバネ
36は、カバーステー33が記録カバー11の閉鎖方向
に回動する際に締まり勝手となり、且つ記録カバー11
の開放方向に回動する際に緩み勝手となるように軸部材
33cに装着されている。またねじりコイルバネ36の
内径は、軸部材33cの外径と略等しいか、或いは僅か
に小さく形成されている。従って、ねしりコイルバネ3
6と軸部材33cとの間には常に摩擦負荷が作用してい
る。
3 って制動力を発生させるように構成している。
即ち、第10図及び第11図(八)、(n)に示すよう
乙こ装置本体7の側板7bにカバーステー33が回動可
能に装着されており、記録カバー11にピン34が設け
られている。
前記カバーステー33は側板7bに設けた取付部35に
取り付けられている。前記取付部35の位置は、装置本
体7と記録カバー11との回動中心である回動軸10よ
りも記録カバー11の重心位置Gに接近して設けられて
いる。またピン34は記録カバー11の重心位置近傍に
設けられている。
前記カバーステー33は、溝33aを形成した板部材3
3bとねじりコイルバネ36を装着するための軸部33
cとによって構成されている。前記溝33aは軸部33
cの近傍に弧状溝33a lが形成され、該弧状溝33
8.に連続して略直線状の溝33a2が形成されている
。そして記録カバー11に設けたピン34が溝33aに
嵌合され、記録カバー110回動力がピン34を介して
カバーステー33に伝達される。尚、溝33a2の端部
に形成した突起33a3は、ピン34と係合して2 上記の如く構成したカバーステー33の溝33aに記録
カバー11に設けたピン34を嵌合することによって、
記録カバー11を閉鎖する際にねしりコイルバネ36に
よって制動力を発生させることが可能である。
即ち、第8図に示す記録カバーIIの開放状態から第7
図に示す記録カバー11の閉鎖状態に移行する間(記録
カバー11を等角速度運動で開放状態から閉鎖状態に移
行する間)で、第11図(八)に示すようにカバーステ
ー33の溝33a2とピン34とが係合する、このとき
、記録カバー11の回動に伴いカバーステー33が回動
するが、この回動角度は溝33a2が直線状であるため
、大きくはない。そして記録カバー11の回動が進行し
、ピン34が同図(B)に示すように弧状溝33a1と
係合すると、カバーステ33の回動角度が大きくなる。
従って、ねじりコイルバネ36と軸部材33cとの摩擦
負荷が大きくなり、該バネ36が締まり勝手となること
によって、カバーステー33に制動力が作用する。この
とき、カバーステー33の軸部33cに作用する回動ト
ルクは記4 録カバー11の回動軸10に作用する回動トルクよりも
小さな値となり、従って、ねじりコイルバネ36の剛性
を小さくすることが可能である。
本実施例の記録装置Aは熱転写方式を用いている。前述
したようにこの記録方式は、記録シート1とインクシー
ト2とを重合させ、インクシート2の支持シート側から
画像パターン状に加熱することでインクを溶融して記録
シート1に転写して画像を形成している。このため、記
録シー1−1とインク層との間に熔融したインクの張り
付き力が作用する。そして前記張り付き力によって記録
シート1に作用する搬送力がインクシート2を介して記
録カバー11に伝達され、該カバー11を記録シート1
のIII送方向に移動させる力が作用する。
画像形成が正常に実施されている場合には、インクが熔
融しているため張り付き力は小さく問題とはならない。
しかし、画像形成中に何等かの事情により記録シート1
とインクシート2とが重合した状態で溶融したインクが
固化した場合には、大きな張り付き力が発生し、これに
より記録カバ記録カバー11を装置本体7に対し正確に
位置決めすると共に、該カバー11の前後方向に対する
移動を防止している。
上記構成に於いて、記録シート1とインク層との間に発
生する張り付き力は、インクシート2を介して記録カバ
ー11に伝達され、更に係止部材38から軸37を介し
て装置本体7に伝達される。このとき、係止部材38と
軸37とが所定の公差をもって嵌合することから、記録
カバー11が前後方向に移動することがない。
次に、前記インクカー1・りンジ9が着脱可能に装填さ
れる記録カバー11の装填部分と、該インクカートリッ
ジ9内のインクシート2の搬送する搬送系のギヤ部分の
構成について説明する。
本実施例では装填部としての記録カバー11にインクカ
ートリッジ9を装着して該カバー11を閉鎖することに
よって、各リール25.26の前後方向の位置及び上下
方向の位置を軸受溝39a、 39b、 40a、40
b及び支持部材42によって設定すると共に、久リール
25.26に推力を作用させることによって、7 −11が記録シート1の搬送方向に移動するおそれがあ
る。
このため、本実施例では記録カバー11を装置本体7に
固定し、該記録カバー11が前後方向に移動することの
ないように構成している。
即ち、第2図及び第7図、第8図に示すように、装置本
体7の側板7a、7bであって記録シート1の搬送方向
下流側に軸37が夫々設けられている。
前記軸37はプラテンローラ4の軸方向に対し所定の平
行度を持って配設されている。
記録カバー11の両側には前記軸37と対向した位置に
一対の係止部材38が固着されている。この係止部材3
8は、前記軸37と係合するU溝38aを有するフォー
ク状に形成されている。U溝38aの内径寸法は軸37
の外径寸法に対し所定のはめあい公差をもって構成され
ている。前記一対のU溝38aの中心を結ぶ線は、イン
クシート2の供給リール25及び巻取リール26と平行
に配設されている。そして装置本体7に対し記録カバー
11を閉鎖する際に、前記軸37に係止部材38を係合
させることによって、各リール25.26の左右方向の
位置を設定し得るように構成している。
先ず、インクカートリッジ9が装填される部分の構成を
具体的に説明すると、インクカートリッジ9を着脱可能
に装填するための装着溝28は第2図に示すように、記
録カバー11の両側に対向して設けられている。この装
着溝28はインクカートリッジ9のガイドピン9jを係
止するためにカギ状の溝によって形成されている。また
記録カバー11の両側には、夫々対向して各リール25
.26の両端部に嵌合した軸受27と嵌合し、該軸受2
7を位置決めするためのU字状の軸受溝39a、 39
b、 40a40bが同一延長線上に所定間隔をもって
設けられている。前記軸受溝39a、40aは記録カバ
ー11を貫通したU溝として形成されており、軸受溝3
9b。
40bは軸方向の端部が閉塞されたU溝として形成され
ている。また記録カバー11の開放端部側付近にはイン
クカートリッジ9の係止突起9b、lを係止するための
係止バネ41が設けられている。
記録カバー11に形成した軸受溝39a、 39b、 
408 a、40bと対向する装置本体7の側板7a、7bには
、支持部材42が設けられている。前記支持部材42は
、各リール25.26の両端Gこ嵌合した軸受27と当
接して、該軸受27を前記軸受溝39a、39b40a
、40b側に付勢することによって、各リール25、2
6の記録カバー11に対する位置を保持させるものであ
る。前記支持部材42は、側板7a  7bに固着され
たケース42aと、一端がケース42a内に収納され他
端に軸受27との当接面を有する支持片42bと、ケー
ス42a内に収納されたバネとによって構成されている
従って、インクカートリッジ9のガイドピン9jをカギ
状溝28aに嵌入して係止し、該ガイドピン9jを中心
としてインクカートリッジ9を回転させ、係止突起9b
iを係止バネ41に係止することによって、インクカー
トリッジ9が記録カバー11に装着される。このとき、
軸受27は夫々の軸受溝39a、39b、40a、40
bに嵌合する。そして記録カバー11を閉鎖したとき、
軸受27が支持部材42の支持片42bによって支持さ
れると共に、軸受溝39に対し閉鎖したとき、各リール
25.26の上下方向の位置を前記軸受溝39a、39
b、40a、40b及び支持部材42によって設定して
いる。
またインクカートリッジ9を記録カバー11に装着した
とき、該カバー11に設けたセンサー50がインクカー
トリッジ9の識別部9nと当接してインクカーI・リッ
ジ9の有無、或いはインクカートリッジ9に装填したイ
ンクシート2のサイズ等を検出し得るように構成してい
る。
次に、インクシート2の搬送系の動力伝達手段としての
ギヤ部分について説明する。
即ち、記録カバー11にインクカートリッジ9を装着し
たとき、巻取り−ル26のリールギヤ26cは記録カバ
ー11に設けられた巻取リール26の駆動機構44を構
成する駆動力伝達ギヤ44a(第13図参照)と噛合し
、且つ供給リール25のリールギヤ25cは第2図に示
されるように装置本体7に設けられたバンクテンシゴン
付与機構45を構成する張力伝達ギヤ45aと噛合し得
るように構成されている。
前記リール25.26のり−ルギャ25c、26cは、
1 a、39b、40a、40b側に付勢されることによっ
て、各リール25.26は夫々記録カバー11に対する
装着位置を設定される。
また前記の如く記録カバー11にインクカートリッジ9
を装着する際に、該カートリッジ9を記録カバー11に
回動可能に設けた第1図に示されるガイドシャフト24
に当接させ、このガイドシャフト24に沿わせて挿入す
ることが可能である。また第2図に示される装着溝28
にインクカートリッジ9のガイドピン9jを嵌入し、そ
の後インクカートリッジ9を回転させる際に、記録ヘッ
ド3の両側に設けたフォーク部材3cがインクカートリ
ッジ9の扉9c、9dと当接し、該扉9c、9dを連結
する詫状の連結片9hを破断して押し開く。これによっ
て記録ヘッド3がインクカートリッジ9の内部に挿入さ
れる。
前記の如くして記録カバー11にインクカートリッジ9
を装着したとき、各リール25.26の前後方向の位置
を軸受溝39a、39b、40a、40bによって設定
している。また記録カバー11を装置本体7前述の如く
へりカルギヤによって構成されている(第3図参照)。
また前記リールギヤ25c、26cと噛合する記録カバ
ー11側の駆動力伝達ギヤ44a及び張力伝達ギヤ45
aも同様にヘリカルギヤによって構成されている。
そして第12図に示すように、巻取り−ル26のリール
ギヤ26cと記録カバー11側の駆動力伝達ギヤ44a
とを噛合させ、駆動力伝達ギヤ44aに回転力を作用さ
せることによって、巻取り−ル26に軸方向の推力を発
生させている。
また供給リール25のリールギヤ25cと記録カバー1
1側の張力伝達ギヤ45aとを噛合させている。
供給リール25に巻き付けたインクシート2が巻取リー
ル26によって巻き取られる際、インクシート2に作用
する張力によって供給リール25が回転する。そして前
記回転力がリールギヤ25cから記録カバー11側の張
力伝達ギヤ45aに作用する際に、リールギヤ25cは
供給リール25に軸方向の推力を発生させている。この
とき、供給側のインクシートリール25と巻取側のイン
クシートリール26の軸2 方向の推力が、同一方向に作用するよう、ヘリカルギヤ
25c、26cは設置されている。
従って、各リール25.26に作用する推力は、記録カ
バー11に設けた軸受溝39b、40bに嵌合された軸
受27に伝達される。そして前記推力は軸受27から記
録カバー11に伝達され、結局リール25.26は同一
方向の側端に位置決めされた状態で、該カバー11によ
って支持されることとなる。
」二記の如く構成した供給リール25及び巻取り−ル2
6にあっては、インクシート2の搬送中には軸方向の推
力が作用する。このため、前記各リール25、26は常
に記録カバー11に形成した軸受溝39b40b方向に
付勢される。従って、各リール25.26がインクシー
ト2の搬送中に軸方向に移動することが無く、インクシ
ート2の斜行を防止すると共に、該斜行によって発生す
るジャムの発生を防止する。また各リール25c、26
cの推力は軸受溝39b、40bによって受は止められ
、インクカートリッジ9に直接作用しないため、該イン
クカートリッジ9に剛性を持たせる必要がない。
成するため、インクシート2を搬送するにはインクシー
ト2と記録ヘッド3との摩擦力とインクの剪断力とを加
えた力が必要となる。このため、インクシート2に対す
る搬送力は従来のワンタイムインクシートを用いた場合
の搬送力と比較して大きな力が必要となる。
またマルチプリント方式にあっては、記録シート1に1
ライン分の画像を形成する毎にインクシート2を1/n
ライン分だけ確実に搬送することが必要であり、前記搬
送が確実に行われることによって記録画像の品質を高め
ることが可能となる。
上記条件を満足させるために、本実施例ではインクシー
ト2を搬送するための巻取り−ル26の駆動機構44を
第2図(B)に示すように、記録カバー11の側面に設
けている。また前記駆動機構44は第13図に示すよう
に構成されている。
前記駆動機構44は記録カバー11の側面(本実施例で
は右側面)にブラケット46を固着し、該ブラケット4
6に駆動モーター44bが固着されている。
前記駆動モーター44bの軸にモーターギヤ44cが5 尚、上記の如くへりカルギヤによって構成したリールギ
ヤ25c、26c、駆動力伝達ギヤ44a、張力伝達ギ
ヤ45aに於いて、へりカルギヤのねじり角が3度より
も小さいと、軸方向の推力が充分に得られず、また20
度よりも大きくなると、軸方向の推力は大きくなるもの
のギヤの回転に支障をきたすので、3度乃至30度の範
囲内に設定されるが、この範囲内でも4度〜15度の範
囲に設定することが好ましく、更には5度〜10度の範
囲に設定することが最も好ましいものである。
また本実施例に於いては、リールギヤ25c  26C
の歯数は例えば52枚に設定し、また駆動力伝達ギヤ4
4a、張力伝達ギヤ45aの歯数は例えば12枚に設定
することが好ましい。このようにギヤ25c。
26c、44a、45aの歯数を設定すると、無理なく
最適なインクシート搬送速度が得られると共に、軸方向
推力が得られる。
本実施例では記録装置Aとしてマルチプリント方式を採
用しているが、この記録方式の場合には、インク層内に
於いてインクを剪断しつつ画像を形取り付けられている
。またブラケット46には、第1減速ギヤ44d、第2
減速ギヤ44e及び駆動力伝達ギヤ44aと一体的に形
成された第3減速ギヤ44fが夫々回転可能に、且つ各
ギヤ間に於ける所定の軸間距離を保持して取り付けられ
ている。従って、駆動モーター44bの回転は各ギヤ4
4cから44d〜44fを介して減速されつつ駆動力伝
達ギヤ44aに確実に伝達される。
上記の如く、本実施例の駆動機構44にあっては、駆動
モーター44bの回転を確実に駆動力伝達ギヤ44aに
伝達することが可能であり、従って、インクシート2を
所定の搬送速度をもって確実に搬送することが可能とな
る。
尚、本実施例では前述の如く記録カバー11に係止部材
38を設ける・と共に、装置本体7に前記係止部材38
と係合する軸37を設け、記録カバー11を閉鎖するこ
とによって、前記軸37に係止部材38を係合させるこ
とで、記録カバー11の前後方向への移動を防止してい
る。
次に、巻取り−ル25にバックテンションを付与6 するだめのバノクテンソヨン付与機構45について説明
する。ハノクテンンヨン(=J与機構45は、第2図(
A) 、 (B)に示すように、装置本体7の側板7a
に設りられている。
前記ハックテンンヨン付与機横45は、側板7aに回動
支点45blを中心として回動可能に構成した回動板4
5b2と、前記回動板45b、に固着されると共に、張
力伝達ギヤ45aと連結された滑りクラッチ45cと、
回動板45b2を上方に付勢する引張バネ45dとによ
って構成されている。
上記の如く構成したハックテンシミ!ン付与機構45に
於いて、供給リール25のリールギヤ25cと張力伝達
ギヤ45aとが咄合し、該リール25に巻き付けられた
インクシート2が巻き戻されると、リール25が回転す
る。供給リール250回転は、リールギヤ25cから張
力伝達ギヤ45aを介して滑りクラッチ45cに伝達さ
れる。これにより、インクシート2には所定のパンクテ
ンションが付与される。
次に」二記の如く構成した記録装置Aに於ける画像の形
成について説明する。
印a方向に搬送すると共に、駆動モーター44bによっ
てインクシート2が矢印す方向に搬送される。
そして伝送された画信号に応じて記録ヘッド3を駆動す
ることによって、記録シート1に画像を形成する。所定
の画像が形成された記録シートlは更に矢印a方向に搬
送され、画像の端部がカンタ−5に至ると、該カッター
5が駆動されて記録シートlを切断する。切断された記
録シートは搬送ローラ対6によって搬送され装置外部に
排出される。また記録シー1〜1はプラテンローラ4に
よって矢印a方向とは反対方向に搬送される。
上述の如くして、記録シート1に所定の画像を形成する
ことができる。
前記実施例では駆動力伝達ギヤ44a、張力伝達ギヤ4
5aの歯数が同しである場合を示したが、異なる歯数の
ギヤを用いてもよい。駆動力伝達ギヤ44aと張力伝達
ギヤ45aの歯数を自由に選ぶことよって駆動力伝達ギ
ヤ44aによるインクシート2の送り速度と張力伝達ギ
ヤ45a及びパックテンション付与機構45によるイン
クシート2への張力を49 先ず、第8図に示すように記録カバー11を開放して、
ロールホルダー8にシートロール1aを収納し、記録シ
ート1の先端をプラテンローラ4まで引き出す。次いで
、前述の如くしてインクカートリッジ9を記録カバー1
1に装着することによってインクシート2を装填し、該
カバー11を閉鎖する。前記記録カバー11の閉鎖によ
って、インクカートリッジ9に装着した供給リール25
及び巻取リール26は軸受溝39 a 、 39 b 
、 40 a 、 40 bに嵌合し、各リール25.
26は所定位置に位置決めされる。同時に記録カバー1
1に設けた係止部材38が装置本体に設けた軸37と係
合することによって、記録カバー11は装置本体7に対
し、所定の位置に設定されると共に、前後方向への移動
を規制される。
記録カバー11の」二面に形成した原稿載置台13に原
稿12を載置し、操作パネルCに於いてコピーモードを
選択した場合には、前記原稿12が読み取り系Bに於い
て読み取られると共に、画信号が記録装置Aに伝送され
る。同時に、モーター29によってプラテンローラ4が
駆動され記録シート1を矢独立に選択することができる
。この場合、本実施例ではヘリカルギヤの歯数を50枚
〜54枚とすると、駆動力伝達ギヤ44aの歯数として
は14枚〜20枚に設定すると良く、更には16枚〜1
8枚に設定することが好ましい。張力伝達ギヤ45aの
歯数としては15枚〜21枚に設定すると良く、更には
17枚〜19枚と設定することが好ましい。
またこのようにへりカルギヤ及び伝達ギヤの歯数を設定
した場合には、ヘリカルギヤによって生ずる推力を考慮
してへりカルギヤのねじり角を3度〜30度の範囲内に
、好ましくは5度〜20度の範囲内に、最も好ましく度
〜30度〜16度の範囲内に設定すると良い。
また前記実施例ではインクカートリッジ9に適用した場
合を示したが、カートリッジ9Aに収納しないインクシ
ートリール(供給リール252巻取リール26)のまま
記録装置に装填する場合にも適用できることは勿論であ
る。
また、熱転写記録方式としてマルチプリント方式を採用
した場合を示したが、1回の画像記録に5 〇− より完全にインクを記録シート1に転写する方式の記録
装置の場合にも同様に適用することができる。
尚、本明細書中で用いているへりカルギヤとは歯すじが
つる巻線状であって、円筒面をピッチ面としたもの及び
1条又は多状ネジと同様の形をした歯車のことをさす。
また歯ずしは円筒面に対し、直線形であっても曲線形で
あっても良く、更に一部が円筒面上で逆向きの歯すじを
もつもの等であっても良い。要するにインクシートリー
ルに軸方向の推力を生し得るギヤであれば、本明細書中
で用いているヘリカルギヤに含まれる。
そこで前記実施例では、軸方向に推力を生しさせるギヤ
手段としてヘリカルギヤ(リールギヤ25c、26c)
を使用した場合を示したが、これに限定されず、例えば
ヘヘルギャ等を用いても軸方向に推力を発生させること
ができ、これらも本明細書に於いてはヘリカルギヤに含
まれるものとする。
またインクカートリッジ9 (供給リール259巻取リ
ール26)を記録カバー11側に装填した場合をするも
の等、インクを保持し得るものであれば使用可能である
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、インクシートを巻回可能なイン
クシート巻回部と、このインクシート巻回部に設けられ
て、インクシート巻回部に軸方向の推力を生じる動力伝
達手段とを備えているので、従来のようなバネ手段を設
けなくても軸方向のガタ付きを無くすことができ、これ
によってインクシートの斜行等を有効に防止して、記録
品質を向上させ、また部品点数を減らしてコストダウン
を図ることができる。
また記録装置の装填部で前記推力を受は止めるようにし
た場合には、インクシートリールを枠体内に収納したイ
ンクカートリッジの該枠体自体に剛性を持たせなくても
済み、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は(A)は本発明の一実施例に係るファクシミリ
装置の外観斜視図、同図(B)はファクシミ3 示したが、装置本体7側に装填するようにしても良い。 また前述した実施例ではインクカートリッジ9をプラス
チックにより一体成形した場合を示したが、第1筐体9
a、第2筐体9b等を別部品として形成しても良い。 またインクカートリッジ9の枠体であるカートリッジ9
Aとして記録ヘッド3等が挿入される部品を除いてイン
クシート2をほぼ完全に覆うように構成した場合を示し
たが、インクシートリール(供給リール252巻取り−
ル26)を保持するだりの骨組み部分からなるものでも
良い。 尚、前記実施例ではインクシートとじて始めからインク
を保持したものを用いているが、供給リールに巻かれて
いるときはインクを保持しておらず、供給リールから送
り出された後にインクを保持させるものであっても良い
ことは言うまでもない。この場合、供給リールに巻かれ
ているシート状部材としては前述したような材質のイン
クシートのベースフィルム上に微細多孔質網状構造を有
す装置の断面説明図、第2図は(A)、(B)は記録装
置の斜視図、第3図乃至第6図はインクカートリッジの
説明図、第7図は記録カバーを閉鎖した状態の説明図、
第8図は記録カバーを開放した状態の説明図、第9図(
A) 、 (B)は装置本体に対する記録カバーを取り
付は説明図、第10図はカバーステーの説明図、第11
図(A) 、 (B)はカバーステーの動作説明図、第
12図は記録カバーに装着した巻取リールの説明図、第
13図は駆動機構の説明図、第14図はインクシートの
断面図である。 Aは記録装置、Bは読み取り系、Cは操作パネル、Dは
電話機、1は記録シート、2はインクシート、3は記録
ヘッド、3aはヘッド支持部、3bはバネ、3Cはフォ
ーク部材、4はプラテンローラ、4aはローラ部、4b
は軸部、5はカッタ、6,16a、16bは搬送ローラ
対、7は装置本体、7a、7bは側板、7cは仕切板、
8はロールホルダー、9はインクカートリッジ、9Aは
カートリッジ、9aは第1筐体、9bは第2筐体、9a
、9b1は側板、9azは係合凹部、9 an、  9
 bz。 4 9b3は係止突起、9c、9dは扉、9e、9f9gは
薄肉部、9 k+は迎鮎片、9i1は窓、9izは切欠
、9jはガイドビン、9に、9ffiはり溝、9mは開
口、9nは識別部、lOは回動軸、10aは軸孔、11
は記録カバー、12は原稿、13は原稿載置台、+3a
は傾斜部、13bは水平部、13cはスライダーI4a
は予備搬送ローラ、141)は押圧コロ、15aは分離
ローラ、15bは圧接片、17は排出トレー、18は光
源、19はミラー、20はレンズ、21は光電変換素子
、22は電装基板、23は電源部、24はガイドシャフ
ト、25は供給リール、26は巻取リール、25a26
aはリール軸、25c、26cはリールギヤ、25b2
5b2.26bl、 、26b2はフランジ、27は軸
受、28は装着溝、28aはカギ状溝、29はモーター
、30a、30b、30cは動力伝達ギヤ、31は軸部
材、32はブラケット、33はカバーステー、33aは
溝、33a1は弧状溝、33a2は溝、33a3は突起
、33cは軸部(軸部材)、33dは貫通孔、34はピ
ン、35は取付部、35aは軸、35bは溝、36はね
しりコイルハネ、36a36bは腕、37は軸、38は
係止部材、38aはU溝、39 a 、 39 b 、
 40 a 、 40 bは軸受溝、41は係止ハネ、
42は支持部材、/12aはケース、42bは支持片、
43はデカールシャフト、44は駆動機構、44aは駆
動力伝達ギヤ、44bは駆動モーター、44cはモータ
ーギヤ、44dば第1減速ギヤ、44eは第2減速ギヤ
、44fは第3減速ギヤ、45はバンクテンション付与
機構、45aは張力伝達ギヤ、45b1は回動支点、4
5b2は回動板、45cは滑りクラッチ、45dは引張
バネ、46ばブラケソI・である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録装置に装填可能なインクシートリールにおい
    て、 インクシートを巻回可能なインクシート巻回部と、 前記インクシート巻回部に設けられて前記インクシート
    巻回部に軸方向の推力を生じる動力伝達手段と、 を有することを特徴とするインクシートリール。
  2. (2)記録装置に装填可能なインクシートリールにおい
    て、 インクシートを巻回可能なインクシート巻回部と、該イ
    ンクシート巻回部に設けられて前記インクシート巻回部
    に軸方向の推力を生じる動力伝達手段とを備えた供給リ
    ールと、 インクシートを巻回可能なインクシート巻回部と、該イ
    ンクシート巻回部に設けられて前記インクシート巻回部
    に軸方向の推力を生じる動力伝達手段とを備えて、前記
    供給リールからのインクシートを巻き取る巻取リールと
    を有し、 前記供給リールの動力伝達手段の推力と前記巻取リール
    の動力伝達手段の推力が同方向に作用するように構成し
    たことを特徴とするインクシートリール。
  3. (3)記録装置に装填可能なインクシートカートリッジ
    において、 インクシートを巻回可能なインクシート巻回部と、 前記インクシート巻回部に設けられて前記インクシート
    巻回部に軸方向の推力を生じる動力伝達手段と、 前記インクシート巻回部を保持して前記記録装置に装填
    可能な枠体と、 を有することを特徴とするインクシートカートリッジ。
  4. (4)被記録媒体に画像の記録を行うための記録装置に
    おいて、 前記請求項(1)又は請求項(2)記載のインクシート
    リールが装填可能な装填部と、 前記被記録媒体に画像の記録を行うために前記装填部に
    装填された前記インクシートリールのインクシートに作
    用する記録手段と、 前記被記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有する
    記録装置。
  5. (5)被記録媒体に画像の記録を行うための記録装置に
    おいて、 前記請求項(3)記載のインクシートカートリッジが装
    填可能な装填部と、 前記被記録媒体に画像の記録を行うために前記装填部に
    装填された前記インクシートカートリッジのインクシー
    トに作用する記録手段と、 前記被記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有する
    記録装置。
  6. (6)前記動力伝達手段はヘリカルギヤであることを特
    徴とする請求項(1)又は請求項(2)記載のインクシ
    ートリール。
  7. (7)前記動力伝達手段はヘリカルギヤであることを特
    徴とする請求項(3)記載のインクシートカートリッジ
  8. (8)前記動力伝達手段はヘリカルギヤであることを特
    徴とする請求項(4)又は請求項(5)記載の記録装置
  9. (9)前記ヘリカルギヤのねじれ角は3度〜30度、好
    ましくは4度〜15度、更に好ましくは5度〜10度で
    あることを特徴とする請求項(6)記載のインクシート
    リール。
  10. (10)前記ヘリカルギヤの歯数は52枚で、また前記
    ヘリカルギヤに噛合する記録装置側のギヤの歯数は12
    枚であることを特徴とする請求項(8)記載の記録装置
  11. (11)前記ヘリカルギヤに噛合する記録装置側のギヤ
    の歯数が、駆動力伝達ギヤと張力伝達ギヤとで異なって
    いることを特徴とする請求項(8)記載の記録装置。
  12. (12)前記ヘリカルギヤに噛合する記録装置側のギヤ
    の歯数が、駆動力伝達ギヤの歯数より張力伝達ギヤの歯
    数の方が多いことを特徴とする請求項(11)記載の記
    録装置。
  13. (13)記録装置側の駆動力伝達ギヤの歯数が14枚〜
    20枚であり、前記ヘリカルギヤの歯数を50枚〜54
    枚とした場合に、前記ヘリカルギヤのねじれ角を3度〜
    30度、好ましくは5度〜20度、更に好ましくは10
    度〜16度とすることを特徴とした請求項(6)記載の
    インクシートリール。
  14. (14)シート状部材を巻回可能なシート巻回部と、前
    記シート状部材巻回部に設けられて前記シート状部材巻
    回部に軸方向の推力を生じる動力伝達手段と、 を有することを特徴とするインクシートリール。
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