JPH0732693A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0732693A
JPH0732693A JP18251593A JP18251593A JPH0732693A JP H0732693 A JPH0732693 A JP H0732693A JP 18251593 A JP18251593 A JP 18251593A JP 18251593 A JP18251593 A JP 18251593A JP H0732693 A JPH0732693 A JP H0732693A
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JP
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ink sheet
recording
sheet
ink
reel
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JP18251593A
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Hideaki Nagahara
英明 永原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクシートと記録シートとが貼り付いた場
合でも記録不能に陥ることなく、容易に剥離されるよう
に構成した記録装置を提供すること。 【構成】 インクシートの有するインクを記録手段によ
り選択的に転写して記録媒体に記録を行う記録装置に於
いて、インクシートの搬送方向と記録媒体の搬送方向と
が所定の角度を持って交叉するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクシートの有するイ
ンクを記録手段により選択的に転写して記録シートに記
録を行う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。これらの機器の
うち、ファクシミリ装置やプリンタ等の記録装置はオフ
ィスのみならず、一般家庭に於いても広く使用されるよ
うになっている。
【0003】これらファクシミリ装置等にあっては小型
化を容易にするために、加熱により発色する感熱シート
を使用した所謂感熱記録方式が一般的に使用されている
が、近年ではインクシートを使用した所謂熱転写記録方
式に係るファクシミリ装置も開発され、中でも記録シー
トの搬送量よりインクシートの搬送量を少なくしてイン
クシートのランニングコストを下げた熱転写記録方式
(以下、マルチプリント方式と呼ぶ)によるファクシミ
リ装置も開発されてきている。
【0004】例えば、図12に示すように、インクシート
100 を供給リール101 及び巻取リール102 に巻き付けて
装置本体に装填する。そして記録に際しては前記インク
シート100 を、駆動回転する搬送ローラ103aとピンチロ
ーラ103bの回転により搬送すると共に、記録ヘッド104
に押圧された記録シート105 をプラテンローラ106 で搬
送する。前記記録ヘッド104 は画信号に応じて発熱し、
インクシート100 の有するインクを前記記録シート105
に転写記録するものである。記録の行われた記録シート
105 はカッター107 によりカットされ、装置外部に排出
される。
【0005】尚、前記インクシート100 の搬送方向は、
図13に示すように記録シート105 の搬送方向に対して18
0 °反対方向に搬送されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ある条件下、例えば記録シート幅の4/5以
上の幅で黒を印字した後、全幅を白で印字しようとする
と、黒を印字するために記録ヘッドにより溶かされたイ
ンクシートのインクが急激に冷やされ、インクがあたか
も接着剤の如く記録シートとインクシートとを貼り付け
てしまうことがあった。このように記録シートとインク
シートとが貼り付いてしまうと、前記インクシートは巻
取リールにより正確に巻き取られるが、前記記録シート
は記録ヘッドとプラテンローラとに挟まれて搬送される
ため、前記記録シートはプラテンローラ上で滑ってしま
い前記インクシートに持っていかれ、記録不能状態に陥
るおそれがあった。
【0007】そこで、本発明の目的は、インクシートと
記録シートとが貼り付いた場合でも記録不能に陥ること
なく、容易に剥離されるように構成した記録装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、インクシートの有するイン
クを記録手段により選択的に転写して記録媒体に記録を
行う記録装置に於いて、インクシートの搬送方向と記録
媒体の搬送方向とが所定の角度を持って交叉するように
構成したことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、インクシートの搬送方向と記
録シートの搬送方向とが所定の角度を持って交叉するよ
うに構成しているため、前記インクシートと前記記録シ
ートとがインクシートの有するインクによって貼り付い
てしまった場合でも、記録不能に陥ることなく、容易に
剥離される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る記録装置
の一実施例について説明する。
【0011】〔第一実施例〕本発明の第一実施例に係る
記録装置はファクシミリ装置の記録系として構成されて
おり、図1はそのファクシミリ装置の全体構造説明図、
図2は外観斜視図、図3はインクシートカートリッジの
展開説明図である。
【0012】(ファクシミリ全体説明)先ず、図1及び
図2によりファクシミリ装置の全体構成を説明する。
【0013】このファクシミリ装置は図1に示すように
記録装置としての記録系Aと、原稿に記載された画像を
読み取るための読取系Bと、操作部Cと、装填されたイ
ンクシートカートリッジDによって構成されている。
【0014】{記録系}記録系Aは他機から伝送された
画信号、或いは後述する読取系Bから伝送された画信号
に応じて記録シート1に画像を記録するものである。即
ち、重合した記録シート1とインクシート2とを記録手
段3を構成する記録ヘッド3aによってプラテンローラ
3b側に押圧し、プラテンローラ3bを図1の矢印方向
へ駆動回転させることで記録シート1を矢印a方向へ搬
送すると共に、後述するインクシート搬送部材であるキ
ャプスタンローラ31によってインクシート2を矢印b方
向へ搬送する。前記記録シート1及びインクシート2の
搬送と同期して記録ヘッド3aを画信号に応じて発熱さ
せてインクシート2を塗布したインクを溶融(昇華を含
む、以下同じ)させ、溶融したインクを記録シート1に
転写して画像を形成するものである。
【0015】そして所定の画像を形成した記録シート1
を更に矢印a方向に搬送し、カッター4によって切断し
た後、排出ローラ対5a,5bによって搬送して装置外
へ排出する。
【0016】前記記録シート1は、装置本体6に設けた
ロールホルダー7に収納されており、このロールホルダ
ー7及びプラテンローラ3b、カッター4、更には排出
ローラ対5a,5bは夫々装置本体6に設けられてい
る。
【0017】またインクシート2は、本実施例では後述
する構成よりなるインクシートカートリッジDに収納さ
れている。そしてこのインクシートカートリッジDは装
置本体6に回動軸8を介して回動可能に構成された蓋体
としての記録カバー9に着脱自在に装填される。また前
記記録ヘッド3aは前記記録カバー9の所定位置に設け
られている。
【0018】{読取系}一方、読取系Bは原稿10に光を
照射してその反射光を電気信号に変換し、この信号を操
作モードに応じて他機に伝送し、或いは自己の記録系A
に伝送するものである。
【0019】即ち、記録カバー9の上面に形成された原
稿載置台9bに原稿10を複数枚載置し、この原稿10を予
備搬送ローラ11a及び押圧片11bで予備搬送すると共
に、分離ローラ12a及びこれに圧接する圧接片12bによ
って一枚ずつ分離給送し、その原稿10を搬送ローラ対13
a,13b及び排出ローラ対14a,14bによって搬送して
排出トレイ15へ排出するように構成している。そして前
記原稿10が搬送される間に光源16から原稿面に光照射
し、その反射光をミラー17及びレンズ18を介してCCD
等の光電変換素子19に至らせ、その画信号をコピーモー
ドの場合には自己の記録系に伝送し、送信モードの場合
は他機の記録系に伝送するように構成している。
【0020】{操作部}また操作部Cは、図2に示すよ
うに前記モード切り換え操作、コピー操作、送信操作等
の操作を行うためのパネルであり、各種操作に応じたキ
ーが設けられている。この操作部Cは、読取系Bに於け
る原稿搬送機構の上部に設けられており、装置本体6に
対して回動可能に構成されている。尚、操作部Cの一方
端側には送信・受信を行う電話機のハンドセット20が装
備されている。
【0021】尚、図1に於いて、21は電装基板であり、
22は電源部である。
【0022】また本実施例ではランニングコストの低減
を図るために、記録シート1の搬送速度よりもインクシ
ート2の搬送速度を遅くして記録を行う所謂マルチプリ
ント方式を採用している。このマルチプリント方式は、
記録時に於ける記録シート1の搬送長さLP よりも、イ
ンクシート2の搬送長さLI を短く、(LP /LI =n
>1)として記録を行うものである。このようにする
と、記録シート1とインクシート2の搬送長さを同じに
した従来の記録方式(LP /LI =1)に比べてインク
シート2の使用効率をn倍にすることができる。
【0023】{インクシートカートリッジ}インクシー
トカートリッジDの構成は、図3に示すように第一巻回
部材となる供給リール25及び第二巻回部材となる巻取リ
ール26を枠体27の所定位置に装着すると共に、供給リー
ル25に巻き付けたインクシート2を巻取リール26側に張
り渡すことによって、インクシート2を装填している。
このインクシートカートリッジDを用いることによっ
て、記録系Aに対するインクシート2を極めて簡単に、
且つ確実に安定した状態で装填し得るものである。
【0024】前記インクシートカートリッジDはインク
シート2が使い終わると、そのインクシート2と共に廃
棄される。即ち、インクシートカートリッジDは使い捨
てとなるために、安価に提供し得ることが要求される。
次に前記インクシートカートリッジDの各部について具
体的に説明する。
【0025】(枠体)本実施例に於ける枠体27は第一筐
体27a,第二筐体27bが超音波溶着されている。即ち、
図3に示すように第一筐体27aと第二筐体27bとの連結
部の溶着部27c1,27c2を超音波溶着し、第一筐体27aの
略先端及び側端に形成した溶着部27a1,27a4と、第二筐
体27bの略先端及び側端に形成した溶着部27b1,27b6と
を超音波溶着することによって構成している。
【0026】前記溶着部27a1,27b1及び27c1,27c2は全
長にわたって形成しても良く、インクシート幅方向へ所
定の長さを持って断続的に形成しても良い。
【0027】前記枠体27の成形材料としては、ポリプロ
ピレン樹脂、ABS樹脂等の樹脂を用いることが可能で
ある。
【0028】前記枠体27に於いて、第一筐体27aの略中
央には図3に示すように記録ヘッド3aを挿入するため
の開口部である窓27dが形成されており、第二筐体27b
の略中央にはプラテンローラ3bを挿入するための開口
部である窓27eが形成されており、この窓27eに連続し
てプラテンローラ3bの軸部3b1(図1参照)を逃げる
ための切欠27e1が形成されている。
【0029】また前記第一筐体27a及び第二筐体27bの
両側面には、夫々側板27a2,27b2が起立形成されてお
り、溶着部27c1,27c2側及び開放側は夫々1/4円の曲
面が形成されている。そして第一筐体27aの開放側曲面
端部に形成された溶着部27a1には嵌入孔27a3が穿孔さ
れ、第二筐体27bの開放側曲面端部に形成された溶着部
27b1には前記嵌入孔27a3に嵌入する嵌入突起27b3が形成
されている。
【0030】また第二筐体27bの開放側曲面には、イン
クシートカートリッジDを記録カバー9に装着した際
に、該カバー9に設けたロックラッチと係合する係止突
起27b4が形成されている。更に第二筐体27bの側板27b2
の両側所定位置には、インクシートカートリッジDを記
録カバー9に装着する際のガイドとなるガイドピン27f
が形成されている。
【0031】前記側板27a2,27b2の所定位置には、供給
リール25の一方端に装着した軸受28aを保持するための
U溝27g1と、供給リール25の他方端に取り付ける滑りク
ラッチ29の軸部29aを保持するための角溝27g2が形成さ
れていると共に、巻取リール26の一方端に装着した軸受
28bを保持するためのU溝27g3と、巻取リール26の他方
端に取り付ける滑りクラッチ30の軸部30aを保持するた
めのU溝27g4が形成されている。また前記側板27a2,27
b2には後述するインクシート搬送部材であるキャプスタ
ンローラ31の軸受31aを保持するためのU溝27g5,27g6
が形成されている。更に第二筐体27bには巻取リール26
のリールギア32を露出するための開口27hが形成されて
いる。
【0032】(供給リール及び滑りクラッチ)供給リー
ル25はインクシート2を巻き付けるためのものである。
これは図3に示すようにインクシート2の幅寸法と略同
一の長さを有するリール軸25aの両端にフランジ25b1,
25b2が設けられ、一方のフランジ25b1側には軸受28aが
装填され、他方のフランジ25b2側にはテンション付与手
段である滑りクラッチ29が取り付けられている。
【0033】前記滑りクラッチ29は供給リール25から引
き出されるインクシート2にバックテンションを付与す
るためのものである。この滑りクラッチ29の構成は、図
4(a)の分解図及び図4(b)の断面図に示すよう
に、二方取りされた端部を有する軸29aにスプリングバ
ネ29bが締め付けるように取り付けられ、このバネ29b
にフック部29b1が形成されている。そして前記バネ29b
を取り付けた軸29aを鍔29cの貫通孔29c1に挿通し、E
リング29dを軸29aの先端に取り付けて抜け止めする。
このとき前記スプリングバネ29bのフック部29b1が貫通
孔29c1に形成した凹部29c2に係止するように取り付け
る。更に、前記鍔29cの中空状のリール軸25aに嵌入
し、鍔29cの外周部に突設した凸部29c3をリール軸25a
の端部に形成したコ字形溝25cに嵌入係止して取り付け
る。
【0034】前記構成において、供給リール25を枠体27
に取り付けた状態でインクシート2が引き出されると、
供給リール25が図4(a)の矢印c方向(インクシート
2を繰り出す方向)に回転する。このとき軸29aは枠体
27の角溝27g2に嵌入して回転不能状態にあるために、軸
29aを締め付けているスプリングバネ29bは弛み方向に
回転力を受け、軸29aの外周とスプリングバネ29bの内
周との間に摩擦負荷が発生する。この摩擦負荷はインク
シート2が搬送力を受け、供給リール25が所定トルク以
上の回転力を受けると、スプリングバネ29bが軸29aの
外周を前記所定トルクを受けながら滑る。
【0035】従って、供給リール25からインクシート2
を引き出す場合には常に一定の負荷がかかり、これによ
ってインクシート2にバックテンションが付与されるも
のである。尚、前記スプリングバネ29bの弛みトルク負
荷は値が安定しているために、インクシート2には安定
したバックテンションが付与されるものである。
【0036】(巻取リール及び滑りクラッチ)次に巻取
リール26は記録に際して供給リール25から引き出された
インクシート2を巻き取るものである。これは図3に示
すように、前述した供給リール25と同様にインクシート
2の幅寸法と略同一の長さを有するリール軸26aの両端
にフランジ26b1,26b2が設けられ、一方のフランジ26b1
側には軸受28bが装填され、他方のフランジ26b2側には
回転力伝達制限手段である滑りクラッチ30が取り付けら
れている。
【0037】前記滑りクラッチ30は巻取リール26に一定
の回転トルクを付与するためのものである。この滑りク
ラッチ30の構成は、図5(a)の分解図及び図5(b)
の断面図に示すように、Dカット嵌合部30a1を有する軸
部30aにスプリングバネ30bが締め付けるように取り付
けられ、このバネ30bにフック部30b1が形成されてい
る。そして前記バネ30bを取り付けた軸部30aにリール
ギア32を遊嵌すると共に、この軸部30aを鍔30cの貫通
孔30c1に挿通し、Eリング30d,30eを軸部30aの端部
に取り付けて抜け止めする。このとき前記スプリングバ
ネ30bのフック部30b1がリールギア32に形成した凹部32
aに係止するように取り付ける。更に、前記鍔30cを中
空状のリール軸26aに嵌入し、鍔30cの外周部に突設し
た凸部30c2をリール軸26aの端部に形成したコ字形溝26
cに嵌入係止して取り付ける。
【0038】前記構成において、装置の駆動系によって
リールギア32が図5(a)の矢印d方向(巻取リール26
がインクシート2を巻き取る方向)に回転すると、軸部
30aを締め付けているスプリングバネ30bは弛み方向に
回転力を受け、軸部30aの外周とスプリングバネ30bの
内周との間に摩擦負荷が発生する。この摩擦負荷を受け
て巻取リール26が図5(a)の矢印d方向に回転してイ
ンクシート2を巻き取るものである。
【0039】前記スプリングバネ30bは所定以上のトル
クを受けると軸部30aの外周を前記所定トルクを付与し
ながら滑る。従って、巻取リール26には常に一定のトル
クで回転力が付与されるものである。尚、前記スプリン
グバネ30bの弛みトルク負荷は値が安定していることは
供給リール25の滑りクラッチ29の場合と同様である。
【0040】本実施例にあっては、供給リール25に滑り
クラッチ29を内蔵し、また巻取リール26に滑りクラッチ
30を内蔵することにより、前記滑りクラッチ29,30を設
けるための特別のスペースが不要となる。このため、駆
動系の設計におけるギア等の配置を容易なものとし、組
立性の向上が図れるものである。また前記クラッチ29,
30はインクシートカートリッジDと共に交換されるた
め、インクシート一巻分の耐久性があれば足りることに
なる。更に前記クラッチ29,30は構造が簡単であるため
に、市販されているパウダークラッチと比較して安価に
製造し得る等の利点がある。
【0041】ここで、本実施例にあっては、前記巻取リ
ール26にインクシート2を巻き取る場合、インクシート
2の端部をテープ等によって巻取リール26aに貼り付
け、インクシート2のインク塗布面側が巻取ロールの内
側を向くように巻取リール26を回転させるものである。
【0042】(キャプスタンローラ)次にキャプスタン
ローラ31はインクシート2に搬送力を付与するインクシ
ート搬送部材であり、本実施例にあっては図3に示す如
きインクシートカートリッジD内に収納保持される。
【0043】このキャプスタンローラ31は金属材料で構
成された芯部31bの外周面にシリコンゴム等を吹き付け
塗装してローラ部31cを形成し、且つ芯部31bの端部に
ギア31dを固着して構成している。前記キャプスタンロ
ーラ31は枠体27のU溝27g5,27g6に軸受31aを嵌入して
取り付けるが、枠体27内に収納するインクシート2の上
面側に位置するように取り付ける。そしてインクシート
カートリッジDを記録系Aに装填した場合、図1に示す
ようにインクシート2の記録搬送方向(図1の矢印b方
向)に於いて、記録手段3よりも下流側であって巻取リ
ール26よりも上流側でキャプスタンローラ31インクシー
ト2に接触するように構成している。
【0044】記録に際してインクシート2は図1の矢印
c方向に回転するキャプスタンローラ31によって搬送さ
れるものである。本実施例のように記録シート1とイン
クシート2とを逆方向へ搬送しながら記録を行うマルチ
プリント方式にあっては、インクシート2を搬送する力
として最大15kg程度の力が必要とされている。そのた
め本実施例ではキャプスタンローラ31とインクシート2
の摩擦係数が10〜20の範囲になるように設定すると、両
者間でのスリップを防止することができる。尚、本実施
例では前記摩擦係数を約14程度に設定している。
【0045】また、図6に示すようにキャプスタンロー
ラ31に対するインクシート2の巻付角θが大きい程キャ
プスタンローラ31とインクシート2との接触面積が増す
ためにスリップが生じ難くなる。そこで本実施例では巻
取リール26にインクシート2が全く巻き付いていない状
態(巻取ロール径最小)で前記巻付角θが約30°となる
ように設定している。そして図1からも明らかなように
インクシート2のインク面が内側に向かって巻き取られ
るために、インクシート2が巻取リール26に巻き取ら
れ、巻取ロール径が大きくなると、前記巻付角θも大き
くなる。従って、インクシート2が巻取リール26に巻き
取られる程にキャプスタンローラ31によって確実にイン
クシート搬送力が付与されるものである。前記巻付角θ
は、基本的にはキャプスタンローラ31とインクシート2
が接触していれば良いのであるが、記録装置本体6及び
インクシートカートリッジD等の寸法精度のバラツキを
考慮すれば、キャプスタンローラ径にもよるが、5°≦
θ≦ 180°の範囲になるように設定すると良い。
【0046】尚、本実施例では巻取ロール径の変化によ
って前記巻付角θが30°以上90°以下の範囲で変化する
ように構成している。
【0047】前述の如くインクシート2に対して高摩擦
係数のキャプスタンローラ31が所定の巻付角θで巻き付
くようにすることにより、インクシート2への搬送力付
与をキャプスタンローラ31のみで行うことが可能とな
り、従来の如きピンチローラが不要となる。
【0048】(インクシートカートリッジの組立)次に
前記インクシートカートリッジDを組み立てるには、図
3に示すインクシート2を巻き付けた供給リール25の一
方端に軸受28aを取り付け、該軸受28aを第二筐体27b
に形成したU溝27g1に嵌合すると共に、滑りクラッチ29
の二方取りされた軸部29aを角溝27g2に嵌合する。更に
巻取リール26の一方端に軸受28bを取り付け、該軸受28
bを第二筐体27bのU溝27g3に嵌合すると共に、滑りク
ラッチ30の軸部30aをU溝27g4に嵌合する。そして本実
施例にあってはキャプスタンローラ31の軸受31aを第二
筐体27bに形成したU溝27g5,27g6に嵌合する。次に第
一筐体27aを第二筐体27bと対向させ、溶着部27a1,27
b1と溶着部27a4,27b6を夫々超音波溶着することで、イ
ンクシート2、供給リール25、巻取リール26、及びキャ
プスタンローラ31を装填したインクシートカートリッジ
Dが組み立てられる。
【0049】このインクシートカートリッジDは図1に
示す如く記録系Aにおける記録カバー9を開き、カート
リッジ元部のガイドピン27fを記録カバー9に形成され
た係止凹部9aに係止すると共に、カートリッジ先端部
の係止突起27b4を記録カバー9に取り付けたラッチ部材
33で係止することにより記録系Aに装填するものであ
る。
【0050】(インクシートカートリッジの装填方法)
前記インクシートカートリッジDは、図1に示す如く記
録系Aに於ける記録カバー9を開き、カートリッジ元部
のガイドピン27fを記録カバー9に形成された図示しな
い案内カードレールに沿って挿入して係止凹部9aに係
止した後、カートリッジDを図1の矢印f方向へ押し上
げてカートリッジ先端部の係止突起27b4を記録カバー9
に形成されたラッチ部材33と係止することにより記録カ
バー9に装着される。その後、前記記録カバー9を閉じ
ると、図示しない部材によってインクシートカートリッ
ジDが装置本体内に精度良く位置決め装填される。
【0051】尚、本実施例に係る記録装置にあっては、
前述の如くインクシートカートリッジDを位置決め装填
した際に、インクシート2の搬送方向が記録シート1の
搬送方向と同一直線上にならないように構成している。
即ち、図7に示すように、前記記録シート1の搬送方向
と前記インクシート2の搬送方向とが所定の角度αを持
って交叉するように構成している。本実施例では前記な
す角度αを約170 °程度に保つように構成している。
【0052】(インクシートと記録シートとの剥離の説
明)本実施例にあっては、インクシート2のインクによ
り記録シート1とインクシート2とが貼り付いた場合で
も、記録シート1の搬送方向とインクシート2の搬送方
向とが同一直線上にない、即ちなす角度αを持って交叉
しているため、以下に述べる理由によりインクシート2
に貼り付いた記録シート1がインクシート2の搬送方向
に持っていかれることはない。
【0053】図8はインクシート2と記録シート1とが
印字位置で貼り付いた状態を模式的に示した説明図であ
る。記録シート1は搬送力Fpaper で図の右側方向へ、
インクシート2は搬送力Fink で図の左上方向へ引っ張
られている。前記インクシート8には一様な力fが均等
にかかっており、この力fのインクシート幅に対する積
分値が前記搬送力Fink である。
【0054】通常、インクシート2はインクシート搬送
方向に関し略均一に伸びようとする。ここで図8に示す
如く点gで記録シート1とインクシート2とが貼り付い
たとすると、図8の斜線で示される範囲ではインクシー
ト2は伸びが生じない。そこで記録シート1とインクシ
ート2とを剥離する力F2 ,…,Fn は、 F2 =0,…,Fn =0 となり、記録シート1とインクシート2とを剥離する力
1 は、 F1 =Fink /Δl となる。
【0055】これが仮にインクシート2の搬送方向と記
録シート1の搬送方向とが同一直線上であった場合、即
ちインクシート2の搬送力Fink と記録シート1の搬送
力Fpaper とのなす角αが0°(搬送方向が同方向)若
しくは180 °(搬送方向が逆方向)の場合の記録シート
1とインクシート2とを剥離する力Fs は、 Fs =Fink /L となる。
【0056】上記2式を用いて、インクシート2の搬送
方向と記録シート1の搬送方向とがなす角度αを持って
交叉している場合と、前記両搬送方向が同方向或いは逆
方向である場合とを比較検討すると、インクシート幅の
関係が、 Δl≪L であるため、記録シート1とインクシート2とを剥離す
る力の関係は、 F1 ≫Fs となり、記録シート1とインクシート2とを容易に剥離
することができるため、インクシート2に貼り付いた記
録シート2がインクシート2が持っていかれるようなこ
とはない。
【0057】〔第二実施例〕本発明の第二実施例に係る
記録装置は情報の出力機器として用いられるプリンタ装
置であって、図9はプリンタ装置の全体構造説明図であ
り、図10は外観斜視説明図である。尚、前述した第一実
施例の記録装置と同等の構成及び機能を有する部材には
同一符合を付している。
【0058】このプリンタ装置は図9に示すように記録
装置としての記録系Aと、操作部C、インクシートカー
トリッジDによって構成されている。
【0059】記録系Aは、例えばプリンタ装置に接続さ
れているコンピュータ等からの信号(画像情報等)に応
じて記録シート35に画像を記録するものである。
【0060】操作部Cは図10に示すように、プリンタ装
置の各種操作を行うキーや表示部としてのLCD等が設
けられているおり、プリンタ装置の状態が一目で確認す
ることができる。
【0061】インクシートカートリッジDは前述した第
一実施例と略同等の構成となっている。即ち、インクシ
ートカートリッジDの構成は、図3に示すように第一巻
回部材となる供給リール25及び第二巻回部材となる巻取
リール26を枠体27の所定位置に装着すると共に、供給リ
ール25に巻き付けたインクシート2を巻取リール26側に
張り渡すことによって、インクシート2を装填してい
る。このインクシートカートリッジDを用いることによ
って、記録系Aに対するインクシート2を極めて簡単
に、且つ確実に安定した状態で装填し得るものである。
前記インクシートカートリッジDはインクシート2が使
い終わると、そのインクシート2と共に廃棄される。即
ち、インクシートカートリッジDは使い捨てとなるため
に、安価に提供し得ることが要求される。
【0062】次にインクシートカートリッジDの装置本
体への装着方法について説明すると、先ず図9に示す如
く記録カバー34を開き(図9の二点鎖線位置)、前記イ
ンクシートカートリッジDを装置本体へ収納する。尚、
このとき図11に示すように前記インクシートカートリッ
ジDは、インクシート2の搬送方向と記録シート35の搬
送方向とが所定の角度βを持って交叉するように、即ち
インクシート2の搬送方向が記録シート35の搬送方向に
対して約160 °の角度を持つように保持収納される。次
いで前記記録カバー34を閉じると、該記録カバー34に設
けられた図示されていない位置決め部材のU溝によって
前記インクシートカートリッジDの供給リール25、巻取
リール26、キャプスタンローラ31の上下方向のガタが取
り除かれ、更に前記供給リール25とキャプスタンローラ
31の間で且つ記録シート35の搬送方向に対して直角に記
録ヘッド3aがセットされ、前記インクシートカートリ
ッジDは装置本体に精度良く位置決め装着される。
【0063】次に前述した記録装置の記録動作について
説明すると、前記プリンタ装置に接続されているケーブ
ル(不図示)を通して記録信号が伝達されると、記録シ
ートカセット39から分離ローラ37によって記録シート35
が一枚ずつ分離し給送される。分離給送された記録シー
ト35は搬送ローラ40a及び押圧コロ40bにより記録位置
である記録ヘッド3aのプラテンローラ3bのニップ部
まで送られる。重合した記録シート35とインクシート2
とを記録手段3を構成する記録ヘッド3aによってプラ
テンローラ3b側に押圧しながら、プラテンローラ3b
を図9の矢印方向へ駆動回転させ、記録シート35を矢印
g方向へ搬送すると共に、キャプスタンローラ31によっ
てインクシート2を矢印h方向へ搬送する。前記記録シ
ート35及びインクシート2の搬送と同期して記録ヘッド
3aを画信号に応じて発熱させてインクシート2に塗布
したインクを溶融(昇華を含む、以下同じ)させ、溶融
したインクを記録シート35に転写して画像を形成する。
そして所定の画像を形成した記録シート35を更に矢印i
方向に搬送し、排出ローラ対38a,38bによって搬送し
て装置外へ排出する。
【0064】また本実施例ではランニングコストの低減
を図るために記録シート35の搬送速度よりも、インクシ
ート2の搬送速度を遅くして記録を行う所謂マルチプリ
ント方式を採用している。このマルチプリント方式につ
いては前述した第一実施例において詳しく説明している
ので、ここではその説明は省略する。
【0065】上述したように、本実施例のプリンタ装置
においても、前述した第一実施例と同様にインクシート
2の搬送方向と記録シート35の搬送方向とが所定の角度
α(本実施例にあっては、前記なす角度αは160 °)を
持って交叉しているため、前記記録シート35とインクシ
ート2とが貼り付いて記録不能に陥ることはない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本記録装置では、
インクシートの搬送方向と記録シートの搬送方向とが所
定の角度を持って交叉するように構成しているので、前
記インクシートと前記記録シートとがインクシートの有
するインクによって貼り付いてしまった場合でも、記録
不能に陥ることなく、容易に剥離され、記録装置全体の
信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の全体構造説明図である。
【図2】ファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図3】インクシートカートリッジの展開説明図であ
る。
【図4】供給リール側の滑りクラッチの構成説明図であ
る。
【図5】巻取リール側の滑りクラッチの構成説明図であ
る。
【図6】インクシート搬送経路の説明図である。
【図7】記録シートとインクシートとの位置関係を模式
的に示した平面図である。
【図8】記録シートとインクシートとが貼り付いた時の
両者の搬送力の関係を示す模式図である。
【図9】プリンタ装置の全体構造説明図である。
【図10】プリンタ装置の外観斜視図である。
【図11】記録シートとインクシートとの位置関係を模式
的に示した平面図である。
【図12】従来技術の説明図である。
【図13】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
A…記録系 B…読取系 C…インクシートカートリッ
ジ D…操作部 1…記録シート 2…インクシート
3…記録手段 3a…記録ヘッド 3b…プラテンロー
ラ 3b1…軸部 4…カッター 5a,5b…排出ロー
ラ 6…装置本体 7…ロールホルダー 8…回動軸
9…記録カバー 9a…係止凹部 9b…原稿載置台
10…原稿 11a…予備搬送ローラ 11b…押圧片 12a
…分離ローラ 12b…圧接片 13a,13b…搬送ローラ
14a,14b…排出ローラ 15…排出トレイ 16…光源
17…ミラー 18…レンズ 19…光電変換素子 20…ハ
ンドセット 21…電装基板 22…電源部 25…供給リー
ル 25a…リール軸 25b1,25b2…フランジ 25c…コ
字形溝 26…巻取リール 26a…リール軸 26b1,26b2
…フランジ 26c…コ字形溝 27…枠体 27a…第一筐
体 27a1…溶着部 27a2…側板 27a3…嵌入孔 27a4…溶着部 27b…第二
筐体 27b1…溶着部 27b2…側板 27b3…嵌入突起 27
b4…係止突起 27b6…溶着部 27c1,27c2…溶着部 27
d,27e…窓 27e1…切欠 27f…ガイドピン 27g1…
U溝 27g2…角溝 27g3,27g4,27g5,27g6…U溝 27h…開口 28a,28
b…軸受 29…滑りクラッチ 29a…軸部 29b…スプ
リングバネ 29b1…フック部 29c…鍔 29c1…貫通孔
29c2…凹部 29c3…凸部 29e…Eリング 30…滑り
クラッチ 30a…軸部 30a1…Dカット嵌合部 30b…
スプリングバネ 30b1…フック部 30c…鍔 30c1…貫
通孔 30c2…凹部 30d,30e…Eリング 31…キャプ
スタンローラ 31a…軸受 31b…芯部 31c…ローラ
部 31d…ギア 32…リールギア 32a…凹部 33…ラッチ部材 34…記録カバー 35…記
録シート 37…分離ローラ 38a,38b…排出ローラ対
39…記録シートカセット 40a…搬送ローラ 40b…押圧コロ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシートの有するインクを記録手段
    により選択的に転写して記録媒体に記録を行う記録装置
    に於いて、 インクシートの搬送方向と記録媒体の搬送方向とが所定
    の角度を持って交叉するように構成したことを特徴とす
    る記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクシートの搬送速度と前記記録
    媒体の搬送速度とが相対速度を有することを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクシートの搬送方向は、前記記
    録媒体の搬送方向に対して約170 °の角度を持って交叉
    していることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インクシートの搬送方向は、前記記
    録媒体の搬送方向に対して約160 °の角度を持って交叉
    していることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
JP18251593A 1993-07-23 1993-07-23 記録装置 Pending JPH0732693A (ja)

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