JPS60229236A - 磁気テ−プの製造方法及びその装置 - Google Patents

磁気テ−プの製造方法及びその装置

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JPS60229236A
JPS60229236A JP8470484A JP8470484A JPS60229236A JP S60229236 A JPS60229236 A JP S60229236A JP 8470484 A JP8470484 A JP 8470484A JP 8470484 A JP8470484 A JP 8470484A JP S60229236 A JPS60229236 A JP S60229236A
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JP
Japan
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magnetic
film
linear member
magnetic tape
tape
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Application number
JP8470484A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoneda
弘 米田
Kumiko Kameyama
亀山 久美子
Hirotsugu Takagi
高木 博嗣
Kenji Suzuki
謙二 鈴木
Fumio Kishi
岸 文夫
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は磁気テープの製造方法及びその製造装置に関す
るものである。
(2)従来の技術 従来から磁気テープ等の磁気記録短体としては、いわゆ
る塗布型媒体と金属薄膜型磁気記録媒体とがある。最近
は記録密度の増大を目指して、金属薄膜型磁気記録媒体
の研究開発が盛んに行われている。金属薄膜型磁気記録
媒体は、非磁性基体上に磁性金属薄膜を湿式メッキ法、
真空蒸着法、スパッタリング法あるいはイオンブレーテ
ィング法等の薄膜堆積法により形成される。
従来の磁気テープは、まず非磁性基体上に磁性層を形成
した後、あるいはさらにその上に保M層などを形成し、
処理を施した後、この磁性層の形成された基体を所望の
テτプ幅に切断して製造していた。
(3)従来技術の問題点 薄膜堆積方法により形成した磁性層は、樹脂バインダー
を使用する塗布型媒体に比べて硬度が高い゛ため、所望
のテープ幅に精度よく切断することが難しかった。この
ため、従来の製造方法で製造した薄膜型磁気テープでは
、デツキのドラムをいためたり、テープ使用時の走行性
に問題が生じた。
また、磁性層が硬いために、切断部近傍の磁性層にひび
われやはがれが発生し、その部分を記録再生に使用でき
なくなるとともに、ヘッドタッチが悪化するなどの問題
があった。
また、磁性層が硬いために切断用の刃が摩耗しやすく、
このため前記問題の発生を、さらに助長していた。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、所望のテ
ープ幅に精度よく切断することができ、ひび割れや剥離
が発生せず、しかも切断用の刃の劣化が少ない磁気テー
プの製造方法を提供することを目的とする。
(4)問題点を解決するための手段及び作用本発明によ
る磁気テープの製造方法は、非磁性基体上に磁性層を薄
膜堆積法で形成するもので、前記非磁性基体の長手方向
に沿って線状部材を配置し、前記線状部材をマスクとし
て前記非磁性基体上に磁性材料を堆積させて前記非磁性
基体上に溝のある磁性層を形成し、前記溝のところで前
記非磁性基体を切断するものである。
本発明の製造方法においては、湿式メッキ法、真空蒸着
法、スパッタリング法あるいはイオンブレーティング法
等の通常のli!IM堆積法を使用する。
線状部材の材質としては、鉄、アルミニウム、銅などの
金属、あるいはテフロンなどの有機樹脂が使用できる。
また、一般的には線状部材の断面形状は円形が好ましい
が、円形だけに限らずその他の形状であってもかまわな
い。
線状部材の断面形状は楕円形、あるいは三角形や四角形
などの多角形であってもかすわない。
フィルムとしては、例えばポリエステルやポリイミドな
どが好ましい。磁性材料としては例えばFe−Ni 、
Ni−Co、Co−Crなどが好ましい。
本発明の製造方法は、線状部材のマスキング効果によっ
て非磁性基体上に溝のある磁性層を形成し、この溝のと
ころで非磁性基体を切断する。このため、切断用の刃は
磁性層を直接切ることがない。
(5)実 雄側 以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説
明する。
81図は本発明による製造方法を実施する装置の一例を
示すもので、非磁性基体のフィルム10は送り出しロー
ルlから矢印Aの方向に送り出され、キャン3を経て巻
きとりロール2により巻きとられる。
フィルム10がキャン3に沿って移動する部分3aで、
ターゲット6より磁性材料がフィルム10に堆積される
一方、フィルム10に磁性材料が堆積される範囲には、
フィルム10の長手方向に沿って線状部材4が配置され
ている。つまり、ターゲット6とキャン3の間に線状部
材4が設けられている9線状部材4は固定治具5,11
に固定されている。磁性材料がフィルム10上に堆積さ
れる範囲では、線状部材4はフィルム10と接触してお
り、キャン3と線状部材4とでフィルムlOをはさみこ
む構成となっている。線状部材4同士の間隔は請求める
磁気テープの幅によって決まる。第1図には3木の線状
部材4が示されているが、線状部材4の本数はこれに限
定されない、線状部材4の本数は、フィルム10の幅と
める磁気テープの幅により決まる。
こうして、フィルム10を送りつつ蒸着を行うと、フィ
ルム10上には第2図に示すように溝13を有する磁性
層12が形成される。満13は線状部材4のマスキング
効果によりできる。尚、第2図は模式的に示しであるの
で、寸法比は実際と異なる。
最後にフィルムlOを溝13のところで切断して所望の
磁気テープが製造される。
溝13の幅Wは、使用する線状部材4の太さにより決ま
る。一般的には線状部材4の直径を大きくした方が丈夫
であり制御しやすいが、いくらでも大きくすることはで
きない。その理由は、磁気テープの使用規格により磁気
テープの使用される領域が決まっており、少なくともそ
の領域には磁性層が存在しなくてはならないからである
以上の点から、線状部材4の直径は50gmから500
1Lmの範囲が望ましい。
次に本実施例により得た磁気テープと、従来方法により
作成した磁気テープとを比較した。
その評価結果を第1表に示す。
第1表より明らかなように、本実施例により得た磁気テ
ープは従来方法により作成した磁気テープよりも切断面
の凹凸が格段に小さいことがわかる。
これらの磁気テープを、実際にVH5のビデオデツキに
走行させて信号の記録再生を行った。その結果、従来方
法で作成した磁気テープは、トラックずれなどの影響に
より出力変動が大きかったが1本実施例により得た磁気
テープは走行特性が良好であり、出力変動も3dB以下
であった。この出力変動の(i(3dB以下)も磁気テ
ープの磁気的特性の長手方向位置の変動に寄因′してい
ることがわかっているので、本発明の製造方法による出
力変動はほとんどないことがわかる。
また、刃の劣化も従来方法で製造した磁気テープでは、
2m切断したところで刃の劣化が生じていたが、本発明
の製造方法で製造した磁気テープでは10000m切断
するまで刃の劣化が生じなかった。
tjS1表 第3図は本発明の製造方法を実施するための製造装置の
他の例を示すもので、線状部材4の支持方法が第1図の
製造装置とは異なる。第3図に示す製造装置では、線状
部材4は送り出しロール8から送り出される。つまり、
線状部材4は、フィルムlOとともに移動する。そして
線状部材4はボール7.14を経て巻き取りロール18
に巻き取られる。ポール7.14にはそれぞれ溝9,1
5が形成されていて、線状部材4のガイドの役目をする
。線状部材4のマスク効果については、w41図に示す
製造装置と同様である。
送り出しロール19巻き取りロール2.キャン3につい
ては第1図と同様であるので説明を省略する。
第3図に示した製造装置によれば、線状部材4が順次送
り出されるため、線状部材4上に磁性材料が付着して線
状部材4の太さが変化することがない。このため、時間
の経過とともに溝15の幅Wが広くなることがなく、常
に同品質の磁気テープを製造することができる。
また、第3図に示した製造装置においては。
線状部材4の送り速度とフィルム10の送り速度とを同
一に設定することができ、フィルム10の送り速度の変
動を最小限に押えることができる。さらに、キャン3を
回転させ、その周速をフィルム10及び線状部材4の送
り速度と同一にすることもできる。このようにすると、
フィルム10の実効的な送り速度をより正確にすること
ができる。
つまり、線状部材4が固定されている場合、線状部材4
とフィルム10の間にI[擦が生じ、これがフィルム1
0の実際の送り速度に変動を生じさせる場合があるが、
フィルム10.線状部材4さらにはキャン3の送り速度
を全て同一に設定すると、各間には相対速度はなくフィ
ルム10の実効的な送り速度を正確に保つことができる
。この結果本実施例で作成した磁気テープでは、磁気テ
ープの磁気的な特性を均一にすることができ、磁気テー
プとして記録再生を行った時の出力変動を、はぼldB
以内におさえることができる。これは磁気テープの磁気
特性の均一性と、トラッキングなどを含んだ走行特性の
両方が良好であることを示している。
以上述べたように、第3図に示した製造装置によれば、
線状部材4が移動するので、本発明の効果が製造時間に
かかわらず維持されること、及び線状部材4の送り速度
をフィルムと同一にすることにより線状部材4の実効的
な送り速度の変動をなくし、その結果として磁気テープ
の長手方向位置における磁気的特性の変動を改善するな
どの効果がある6 第4因は、第1図及び第3図に示したキャン3の他の例
を示すもので、キャン23の円周側面23a上に溝21
が形成されている。溝21は円周側面23aを一周して
形成されている。
溝21同士は線状部材4の間隔と同じ間隔で形成する。
また溝21の幅は、線状部材4の直径と同等程度に設定
されている。このキャン23を使用して磁気テープを製
造する場合には、第5図に示すようにフィルム10をは
さんで線状部材4が溝21に一致するように構成する。
この溝21の形成されたキャン23を使用すると、線状
部材4が、蒸着中に横方向にずれることがない、また、
フィルムlOを製造装置に設置する際に、線状部材4の
位置決めを容易に行うことができる。このように溝21
の形成されたキャン23は、作業性の向上やテープ幅の
精度向上に大変有効である。
(6)発明の効果 本発明による磁気テープの製造方法は、フィルムのみを
切断して磁性層を切断することがない。
このため、以下のよ・うな効果がある。
■ テープ切断面の凹凸を格段に小さくすることができ
る。
■ テープ幅の精度を向上させることができる。
■ テープ切断面付近における磁性層のひびわれ、はが
れの発生がなくなり、磁気テープのへラドタッチが大変
優れたものになる。
■ 切断用の刃の劣化が少なくなるので、刃の取りかえ
など装置の保守が軽減される。
■ 切断速度を速くすることができるので、生産性が向
上する。
■ 以上の結果として走行特性が改善し、使用時の出力
変動を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気テープの製造方法を実施する
装置の一例を示す概略図、第2図は第1図に示す装置で
製造された切断前の磁気テープの断面図、第3図は本発
明による磁気テープの製造方法を実施する装置の他の例
を示す概略図、第4図は本発明による磁気テープの製造
方法を実施する装置に使用するキャンの他の例を示す斜
視図、MIJS図は第4図に示すキャンの使用例を示す
断面図である。 1−−−−一送り出しロール 2−−−−一巻き取りロール 3−−−−−キャン 4−−−−一線状部材 6−−−−一ターゲット 10−−−−−フィルム 12−−−−一磁性層 第1図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性基体上に磁性層を薄膜堆積法で形成する磁
    気テープの製造方法において、前記非磁性基体の長手方
    向に沿って線状部材を配置し、前記線状部材をマスクと
    して前記非磁性基体上に磁性材料を堆積させて前記非磁
    性基体上に溝のある磁性層を形成し、前記溝のところで
    前記非磁性基体を切断することを特徴とする磁気テープ
    の製造方法。
  2. (2)前記線状部材が、前記線状部材の長手方向に移動
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁
    気テープの製造方法。
  3. (3)前記線状部材の直径が50pmから5007tm
    の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲w41項
    又はw112項に記載の磁気テープの製造方法。
  4. (4)円筒状キャンの円周側面上に非磁性基体を移動さ
    せながら前記非磁性基体上に磁性材料を堆積させる磁気
    テープの製造装置において、前記キャンの円周側面に泊
    って線状部材を配置するとともに、前記線状部材の位置
    に対応して、前記キャンの円周側面上に溝を形成したこ
    とを特徴とする磁気テープの製造装置。
JP8470484A 1984-04-26 1984-04-26 磁気テ−プの製造方法及びその装置 Pending JPS60229236A (ja)

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