JPS60220239A - パワ−ユニツトのマウンテイング装置 - Google Patents

パワ−ユニツトのマウンテイング装置

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Publication number
JPS60220239A
JPS60220239A JP7536184A JP7536184A JPS60220239A JP S60220239 A JPS60220239 A JP S60220239A JP 7536184 A JP7536184 A JP 7536184A JP 7536184 A JP7536184 A JP 7536184A JP S60220239 A JPS60220239 A JP S60220239A
Authority
JP
Japan
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fluid
mounting device
rubber elastic
fluid chambers
bypass passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP7536184A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Oota
太田 芳男
Yoshiki Funahashi
舟橋 芳樹
Nobuo Matsumoto
松本 伸夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP7536184A priority Critical patent/JPS60220239A/ja
Publication of JPS60220239A publication Critical patent/JPS60220239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
    • F16F13/262Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions changing geometry of passages between working and equilibration chambers, e.g. cross-sectional area or length

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、パワーユニットのマウンティング装置に係り
、特に車両の運転状態に応して、バネ特性と減衰特性を
任意に変えることの出来る、車体とパワーユニットとの
間に介装せしめられるマウンティング装置に関するもの
である。
従来技術 従来から、エンジンとトランスミッションとが一体に組
み合わされたパワーユニットを車体に取り付けるに際し
ては、かかるパワーユニットを支持し、前記エンジンか
らの振動入力や走行時における路面からの振動入力の伝
達を抑制し、またその減衰乃至は防振を行なうためのマ
ウンティング装置が、かかるパワーユニットと車体との
間に介装せしめられる構造となっている。
而して、かかるマウンティング装置には、一般に、走行
時の路面からの入力、及びアイドリング時のパワーユニ
ットからの入力による10〜40II z程度の低周波
振動を制振するための割振特性と、走行時にパワーユニ
ットから入力される40II z以」二の高周波振動を
防振するための防振特性とが必要とされているが、従来
の二つの取付金具間にインシュレータゴムを介在せしめ
たマウンティング構造においては、それに制振リノ果を
発揮させるべく減衰性能の良いゴム材料を用いた場合に
、高周波域でバネ定数がA <なり、tjLっ゛ζ振動
の伝達力が大きくなって、良好な防振効果が得られない
問題があり、またその逆に防振効果を高めるために、バ
ネ定数の小さなゴJ2材料を使用すると、その損失係数
が小さく、それ故減衰性能がイ](下する問題を内在し
ているのである。
特に、車両の走行状態におけるエンジンソエイク(エン
ジンマス−マウントバネ系の共振状態)時や、急発進、
急加速時等での急激なトルク変動時においては、パワー
ユニットの振動乃至は運動を抑制するために、高減衰、
高バネ特性を有するマウント機能と為すことが望ましく
、一方アイ1′リング時や高速走行時等では、パワーユ
ニットからの振動入力の車体への伝達率を(1(下モし
める−11において、低バネ特性のマウント機能とする
ことが望ましいのであるが、従来からのマウンティング
装置は、必ずしもこの要求に応え(qるものではなかっ
たのである。
一方、ゴムの弾性(ハネ特性)と流体の流動抵抗を利用
した構造の弾性支持体、所謂、流体入りマウントは、従
来から種々提案されており、なかでも特開昭53−53
76号公報や特開昭57−9340号公報等においては
、仕切られた二つの流体室間にそれらを連通せしめるオ
リフィス部を設け、該オリフィス部を介して、それら流
体室間を流動する流体の流動抵抗によって、所定の振動
減衰作用を為すようにすると共に、更にそれら二つの流
体室を仕切る仕切り部材の一部に可動板を設けて、入力
される小さな振幅の振動に対しては、かかる可動板の移
動によって振動の絶縁作用が発揮され得るようにした構
造のものが、明らかにされている。
しかしながら、かかる構造のものにあっては、高周波、
低振幅の振動入力に対しては、前記可動板の存在によっ
て動バネ定数を下げることができるとごろから、良好な
防振効果を期待し得るものではあるが、アイドリング時
の振動等の10Hz〜40 If z程度の振動入力に
対する制振や騒音低減のための低動バネ特1’lを発現
せしめることは、極めて困難であったのである。1ノだ
し、アイドリング振動の如きイ1−周波、(1(振幅の
振動に対し゛C5可動板機構は有効でなく、それ故ゴム
自体の(1(動バネ定数を利用する必要が生ずるのであ
るが、流体入りゴムマウン1にあゲCは、かかるゴノ、
の低動バネ特性を有9JIに利用し1!tず、反ってそ
の内部に設けられた流体室がマウントの動的剛性を1口
1めることとなるからである。
発明の課題 ここにおいて、本発明は、かかる事情を11にして為さ
れたものであって、その「1的とするとごろは、上述の
如き流体入りマウンティング装置において、その基本性
能である減衰f’l能とバネ定数とを、車両の運転状態
に応じて適宜に変えl?lる31、うに為し、以て低周
′6Jl域での制振性1’lと高周波域での防振特性と
を、共に、容易に、11つ効果的に発揮させ得るように
した、構造の簡1)1な装置を(に供することにある。
解決手段 そして、本発明にあっては、かかる目的を達成するため
に、仕切り部材を挟んでその両側に第一の流体室と第二
の流体室を設けて、それら流体室内に所定の非圧縮性流
体を封入すると共に、それら流体室の少なくとも一方の
少なくとも一部を画成するようにゴム弾性体を設り、主
として該ゴム弾性体のばね特性と該二つの流体室間の流
体の移動作用とによって、該ゴム弾性体を介して入力さ
れる振動の減衰を図るようにした、車体とパワーユニッ
トとの間に介装せしめられるマウンティング装置におい
て、(a)前記第一の流体室と第二の流体室とを連通せ
しめ、それら流体室間を流動する前記非圧縮性流体の流
動抵抗によって所定の振動減衰作用を為すオリフィス手
段と、(b)前記第一の流体室と第二の流体室との間に
配置せしめられ、前記ゴム弾性体から入力される振動の
伝達方向に平行に移動可能とされた可動部材と、(C)
前記第一の流体室と第二の流体室とを連通せしめて、そ
れら流体室間の流体の流通を許容するバイパス通路と、
(d)該バイパス通路による前記二つの流体室間の連通
状態をlf′i続・口しめ(Uる弁機構と、(e)外部
からの指令によって該弁機構を作動せしめ、前記バイパ
ス通路による二つの流体室間の連通状態を断続せしめる
駆り1手段とを含むように、構成したのである。
発明の効果 かくの如き本発明の構成によれば、第一の流体室と第二
の流体室とを連In・lめるバイパス通路n路を、外部
からの指令によって駆Uトロしめられる駆動手段による
弁機構の作動によって、その連1ffl状態を断続せし
めることにより、それら二つの流体室間に設けられるオ
リフィス手段による振動減衰作用及び可動部(イによる
割振作用(振動遮断作用)を、任意に発現せしめ(りる
こととなったのでlhる。すなわち、車両の運転状況に
応じて、前記駆動手段を制御せしめるごとにより、各種
の運転状態において入力される振動を最も効果的に減衰
乃至は防振し得るマウント機能と為すことが出来、以て
低周波域での割振特性と高周波域での防振特性とを、共
に発揮さ・lることが可1jヒとなったので0 ある。
加えて、かかる本発明に従うマウンティング構造によれ
ば、前記二つの流体室のバイパス通路による連通が、前
記弁機構の作動によって実行(現出)されることにより
、それら流体室間の流体の流通が自由に行なわれ得るよ
うにされた状態となり、そしてゴム弾性体自身の優れた
低動バネ定数を発揮せしめることが出来ることとなって
、これがマ・”ノンティング全体としての動バネ定数の
低下に寄りし、これによって、同じ周波数で、例えば1
0〜40 II zの領域の周波数で、高動バネ定数、
高減衰特性と共に、低動バネ特性をも発揮し得るマウン
ティング機能を実現することが可能となったのである。
実施例 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の実施例を、図面に基づいて詳細に説明することとす
る。
まず、第1図及び第2図には、本発明に従うマウンティ
ング装置の第一実施例が示されている。
1 そこにおいて、2は、円筒状の本体金1しごあり、この
本体金具2の内孔をその略中央部で仕切る、1、うに、
横断方向に仕切り部+A4が配置−口しめら相でおり、
これによって該本体金!1.2内が、軸心方向に二つの
空間が連設されるように、分割さねでいる。また、本体
金具2の両端部に(,1、それぞれその略中心部に取イ
・j金r、1.6が埋設されて、そのネジ部が外方に突
出せしめられた、所定のゴA +A tlからなるゴム
弾性体8が、その夕1周縁部に加硫成形等によって一体
的に設し」られた取付リング10を介して、ボルト12
によって/&密に取り(,1−4Jられ、固定せしめら
れている。
そして、このゴム押M体8.8が本体金!+2の両端部
に取り付LJられることに、1−リ、かかる本体金具2
の内部には、(lL!JJり部材4を挟んでその両側に
二つの流体室14.16が画成−uしめられ、そしてそ
れら流体室14.1(iに(91、従来と同様に、水、
ポリアルキレングリコール(例えば、ポリエチレングリ
コール等)、シリ:1−ン油や低分子量重合体等の所定
のジ1圧縮IIl流体が、それぞれ2 封入せしめられているのである。
また、このように本体金具2内を二つに仕切る仕切り部
+A4は、上下二枚のプレート部材18゜20にて構成
されており、そしてそれらプレート部4A18.20の
相対向する面に周方向にそれぞれ設りられた溝部22.
22にて、一つの円形の流体通路24が形成され、更に
この流体通路24が、その一端部において上プレート部
jtA18に設置)られた貫通孔26によって、一方の
側の流体室14に連通せしめられる一方、流体通路24
の他方の側の端部において、下プレート部材20を貫通
ずる貫通孔28によって、他方の流体室16に連通・u
しめられるようになっている。
さらに、かかる仕切り部材4を構成する上下のプレート
部材 置に設置′Jられた充分な大きさの孔32を遮断するよ
うに、板状の可動部JA30が、従来と同様に設りられ
ている。すなわち、この可動部材30は、」−プレート
部材18、下プレート部材20との間に形成された凹所
内に収容され、その周縁部がそl 3 ′ れらプレート部材18.20にて挾持−ロしめられた状
態で固定−〇しめられており、それを構成するゴム材料
の性質によって、取付金具6からゴム弾性体8を介して
入力される振動の伝達方向、ここでは第1図において−
1−下方1iilに、平行に移動可能とされている。ま
た、この可動部材30の上下方向の移動は、該可動部材
30..l−に延びる上下のプレート部材18.20の
張出し縁部34によって規制され、以てその過大な移動
力1ff!+lされるようになっている。なお、かかる
可動部材30の中央部の両側には、それぞれ補強のため
の円筒状のリブ36が所定高さで設置1られている。
そして、本体金具2のm壁部に4.(、それぞれの流体
室14.16に相当する位置に才几\て、それら流体室
に連通ずるバイパス孔40.42がそれぞれ貫通して形
成されており、そしてこのバイパス孔40.42の夕(
側に位置するように、バイパス部材44が配置されてい
る。このバイパス部口44は、第3図に示されるように
、−に部流体室14に連通ずるバイパス孔40に対応す
る弁孔464 を有し、目つ該弁孔46の周囲に所定高さの弁座48を
有している一方、かかる弁座48の外縁に円弧状の連通
孔50が設けられることによって、バイパス孔42を介
して、下側の流体室16に連通−uしめられるようにな
っているのである。換言すれば、上下の流体室14及び
16は、バイパス孔40及び42、並びにバイパス部材
44の弁孔46及び連通孔50によって連通せしめられ
るようになっており、従ってここでは、それらの孔40
.42.46.50にてバイパス通路が構成されている
のである。
また、かかるバイパス部材44の弁座48に対向するよ
うに、ゴム材料からなる可撓性の弁体52が、該バイパ
ス部材44の開口部(46)を覆蓋するようにして、液
密に取り付けられており、そしてこの弁体52が、その
外側に配置された、磁1を目A料からなる押圧ロッド5
4に押し付けられて、第4図(a)の状態から第4図(
b)の状態となるように弁座48に押圧せしめられるこ
とに、Lって、該弁体52にて弁孔46を閉鎖せしめ、
】5 これによって上下の流体室14と16の連1fflが遮
断されるようになっている。
ところで、このような押1し1ノF 54による弁体5
2の押圧作動は、馴り1手段としてのソ1/ノイド56
が外部電源からの入力(lh令)に、Lって励磁せしめ
られるごとにより、行なわれる、1、うになっている。
すなわち、かかるソレノイド5 (iへの電気的入力は
、第1図に示される如く、制御装置58の制御下におい
て行なわれ、またかかる制御装置58は、車両の走行状
態を感知するためのセンサ60、例えば速度センサ、ア
クセル開度センサ、シフトレバ−位置感知センサ等から
の信号を受け、その論理回路で車両の走行状態を識別し
、それに基づいて、所定の電流(電圧)をソレノイド5
6に対して通電若しくは遮断・すしめるように構成され
ている。そして、そのjirl電状態において、押圧ロ
ッド54は、第1図において左方向に移動せしめられて
、その頭部にて弁体52を弁Pド48に押圧せしめて、
第4図(b)に示される如く、二つの流体室14.16
間の連通を遮断せしめる6 のである。
なお、ソレノイド56が通電を遮断された状態にある時
には、抑圧ロッド54は、コイルスプリング62によっ
て右方向に移動せしめられて、第4図(a)に示される
如(、弁座48に対して弁体52を離隔〜uしめ、以て
バイパス孔40.42及び弁孔46、連通孔50によっ
て、二つの流体室14.16を連通−uしめるのである
そして、このように構成されたマウンティング装置は、
第5図に示されるように、パワーユニソ1−1u11(
または車体1l111)に、上下のゴム弾性体8に埋設
された改行金具6に取り付けられたブラケフト64を介
して取り付けられる一方、車体側(またはパワーユニッ
ト側)には、本体金具2の側部に一体的に設りられたフ
ランジ部66を介して取り付けられて、それらパワーユ
ニットと車体との間における振動伝達をすJ果的に遮断
ないしは抑制−I上しめるようにされるのである。
従って、かくの如き構成のマウンティング装置にあって
は、制御装置58の制御下において、車7 両の運転状態に応じ−でソレノイド56に通電が行なわ
れると、該ソレノイド56の励磁に、1、る?li磁石
作用によって、押圧「四ノl’54が、=1イルスプリ
ング62のバネ力に抗して、第1図におい″()、:方
向に移動せしめられ、そして該押圧ロソ1゛54にて弁
体52をバイパス部列44の弁1+48に押圧セしめ、
それによって弁孔46が閉鎖・lしめられることにより
、バイパス通路による」−下−“つの流体室14.16
間の連通が遮断・口しめられることとなるのである。
それ故、かかるソレノイド56への通電による励磁状態
下においては、二つの流体室I4と16との間の連通は
、仕りjり部4A4に設りられた流体通路24のみにて
行なわれることとなり、(tっ°ζそれら二基間の非圧
縮性流体の流動は、オリフィス手段としての流体通路2
4を通じてのみ行なわれ、それ故かかる流体通路24の
断面積及び長さを適度に設定することにより、加振入力
に対して、各流体室14.16内の非圧縮111流体が
該流体通路24を通って互いに他方の流体室に至る際に
惹8 起される流動抵抗(流通抵抗)にて、大きな粘性減衰が
生じ、またこれと共に、高い動的剛性を発現・l!シめ
得て、これによりマウンティング装置に高剛性、高減衰
を与え得るのである。
しかも、かかる構造のものにあっては、二つの流体室1
4.16間に可動部材30が設けられているところから
、一方の流体室への高周波、低振幅の振動入力に対して
は、かかる可動部材30が、他方の流体室側に効果的に
移動せしめられ、これに31、って振動が入力された流
体室側の圧力上昇がりj果的に阻1にされ得、その結果
、動バネ定数を効果的に低下せしめることができるので
ある。換言すれば、高周波、低振幅の振動入力に対して
、流体が流体通路24内を流通し得ない場合においても
、かかる可動部材30の移動により圧力上昇を回避して
、動バネ定数の上昇を阻It、することにより、車両の
高速走行時等に生じるこもり音等の不具合の発生を、効
果的に解消せしめ得るのである。
一方、制御装置t 5 Bによってソレノイド56へ。
の通電が遮断されると、それによる励磁作用が解9 消せしめられて、押圧1−1ソ1゛54ζ1F、コイル
スプリング62の付勢作用に、l、って、第1図におい
て右方向に移動せしめられ、これに31、り第41A 
(a)に示される如く、弁118から弁体52が前隅さ
れ、以て弁孔46が開「1せしめられるとごろから、二
つの流体室I4及びI6は、イ1切り部材4に設けられ
た流体通路24と共に、バイパス通路となるバイパス孔
40.42及びバイパス部+(44の弁孔46、連通孔
50によっても、連通せしめられた状態となるのである
そして、このように二つの流体室Ill、16が二種の
連通機構に、Lって連1111−Llめられた状態下に
おいては、振動が入力せしめられる流体室14゜16内
の非圧縮性流体は、外部からの加振入力時におけるゴム
弾性体8の変化にスムーズに追従し、殆どバネとして関
与しなくなるのでJlる。換言すれば、オリフィスとな
る連1ffl路の断面積の増加により、流体はそれら流
体室14.16間をスムーズに移動可能となり、連11
11路部分での減衰は殆ど生しないのであり、またその
ようなスムーズな流0 体の移動により、ゴム弾性体8の拘束によるハネ(より
(iど生しないところから、ゴム弾性体8のゴム本来の
バネが主成分となって、軟らかいハネ特性が実現され、
以て低動バネ特性が発現せしめられiするのである。
このように、かかる構造のマウンティング装置におりる
防振性能は、ソレノイド56への通電による励磁作用に
てオリフィス(連通路)の断面積を操作することにより
、換言すれば流体室14゜16間の連通な仕切り部材4
に設けた流体通路24のみ、或いはそのような流体通路
24とバイパス1ffl路(40,42,46,50>
にて行なうことにより、コントロール可能となるのであ
る。そして、オリフィス断面積を小さくすることにより
、二つの流体室14.16間の流体の流動を拘束せしめ
、且つ流動抵抗を発現せしめることによって、高い減衰
性能と高い動的剛性が発揮される一方、可!l] fi
lj材30の存在により、高周波、低振幅の振動に対し
て動ハネ定数を下げることが可能となり、またバイパス
通路を介して連通せしめて、オリフ1 イス断面積を大ならしめることにより、それら流体室1
4.16間の流体の移動を自由に行なわ・Uることによ
って、低周波、低振幅の振動に対しては、動バネ定数を
低く為しくシまたのである。
そして、かくの如く、マウンティング装置の動バネ特性
、減衰特性も;F、外部の制御装置5Bによって制御さ
れるソレノイt’ 5 (iの励磁状態により効果的に
コントロールされ得るところから、エンジンシェイクや
急激なトルク変動時、或いはアイドリング時、更には高
速走行時等の車両の運転状態に応じて、マウンティング
装置のバネ定数と減衰力を任意に変えることができ、以
て各種運転状態における最も適した振動対策をとり得る
こととなったのである。
また、第6図〜第8図には、本発明に係るマウンティン
グ装置の他の実施例(第二)が示されているが、構造的
には、前記実施例と同様なものであるため、同様な部分
には同一の符すjを(11シて、説明を省略し、異なる
部分についてのみ、ツ下に記述する。
2 すなわち、本実施例のマウンティング装置は、前例のマ
ウンティング装置とは異なり、二つの流体室14.16
を連通せしめるオリフィス孔70及びバイパス通路72
、更には該バイパス通路72を開閉−uしめる弁機構(
74)の構成に特徴を有し2ている。 。
要するに、第6図〜第8図から明らかなように、本体金
具2内を二つに仕切る仕切り部材4は、該本体金具2に
一体的に設けられており、そして該仕IJJり部材4を
貫通するように、所定の孔径のオリフィス孔70が穿設
されて、−上下の流体室14゜16を連通せしめている
。また、仕切り部材4上には、押えプレート76がボル
ト締めにて固定されており、該押えプレート76と仕切
り部材4との間に、ゴム製の板状可動部材30が前例と
同様に1−下方向に移動可能に取りイ1けられている。
さらに、仕切り部材4を貫通して、充分に大きな開1−
1形状とされたバイパス通路72が、該仕切り部’fA
4自月に設りられており、そして該バイパス通路72を
開閉するスライドドア構造の弁プレ3 −ト74が、かかる仕切り部’rA4のL面に、第に図
において左右方向に摺動1(l能に設fJられている。
なお、この板状の弁プレート74は、仕切り部)(4と
押えプレート7Gとの間に形成される隙間によって、そ
の両側部が挾まれた状態で案内セしぬられるようになっ
ている。
そして、かかる弁プレート74は、ソレノイi′56に
よる励磁によって、第6図におい゛C左11方向に移動
せしめられる作動i]ノド78の先端に取り付けられ、
該作動ロノF 7 Bの移動に31、って、バイパス通
路72を開閉−ロしぬ得るようになっ゛ている。
従って、本実施例にあっても、制御装置58からの電気
的入力によるソレノイi5にの励磁の台無に従ってバイ
パス通り872が開閉−ロしぬられることにより、上下
の流体室14と16との間の連通状態が断続せしめられ
ることとなり、以゛ζそのようなバイパス通路72によ
る連通状態の断続1)11びにオリフィス孔70及び可
動部月30の作用によって、車両の運転状態に応じて、
バネ特11Fと減4 衰特性を任意番ご変えることのできるマウンティング装
置と為し得たのである。
以上、二つの実施例は、何れも二つの流体室14.1G
の一部を画成するためにゴム弾性体8゜8がそれぞれ用
いられ、そしてそのような相対向するゴム弾性体8,8
から、それぞれの流体室14.16に対して交互に逆方
向の振動入力が為される構成となっているが、本発明が
、そのような構造のマウンティング装置のみに限定して
通用されるものでは決してなく、第9図及び第10図に
示される如き、流体室14側にのみゴム弾性体8を設け
た構造のマウンティング装置などに対しても、本発明は
有利に適用され得るものである。
例えば、第9図及び第10図に示された本考案の第三の
実施例においては、ゴム弾性体8は、その外周部に加硫
成形手法等によって一体的に固着されたスリーブ80を
有しており、このスリーブ80を介して 本体金具2内
に圧入せしめられた後、本体金!L2の端部がカシメら
れることによって、該ゴム弾性体8と、本体金具2内に
横断方向5 に配置、固定せしめられている仕切り部444との間に
おいて、」二部の流体室(受圧室)14を画成している
また、本体金具2の他方の端部側にζ」、その開口部を
覆うようにして、rIJ撓性薄腺とし゛このダイヤフラ
ム82が設けられて、その周縁部が保護キャップ84と
共にカシメ固定されており、これによって、仕νJり部
材4とダイヤフラム82との間に、液密に仕切られた容
積可変の下部流体室< I+i衡室)16が形成されて
いる。なお、この保護キャップ84には、略その中央部
に、ネジ部を夕1方に突出するように貫設された取付は
ボルト86が配置されており、該取付りボルト86を介
して、車体側の所定の取(=J部ヰA(図示せず)に取
り付けられるようになっている。また、この保護キャッ
プ84には、必要に応じて、該保護キャップ84の内外
の空気を流通せしめるための通孔が設けられている。
そして、本体金具2を11通して、それぞれの流体室1
4.16に通ずるバイパス孔40.42を6 含むバイパス通路が、前記第1実施例と同様な構造にお
いて設けられている。なお、そのようなノ\イバス通路
の構成については、前記第1実施例の該当個所の記述を
援用することとして、その詳細な説明は省略することと
するが、要するに、ソレノイド56による励磁によって
作動せしめられる押圧ロッド54の先端部によって、ゴ
ム製の弁体52がバイパス部材44の弁座48に対して
押圧・口しめられ、そしてそれによって弁孔46が閉塞
せしめられることにより、バイパス通路による二つの流
体室14と16との連通が1IIIiせしめられるよう
になっている。
従って、かかる構造のマウンティング装置にあっても、
センサ60にて感知される車両の運転状態に応じて、制
御装置58にてソレノイド56への通電を制御せしめる
ことにより、押圧ロッド54の移動による弁体52の押
圧作動に従って、前記実施例と同様に、仕切り部材4に
設けたオリフィス手段としての流体通路24のみによる
流体の流動に従って惹起される流動抵抗や、可動部材3
7 0の振動入力に対する移動作用に加えて、バイパス通路
による二つの流体室14.16間の流体の自由な移動に
基づくゴJ、弾りIt体8110の有効なバネ特性の発
現によって、大きな粘性減衰の発生や高いハネ定数の発
現、更にはそれとはjF!の低いバネ定数の発現等を適
宜に実現しtlるのである。
なお、以トの実施例においてG、l、オリフィス手段と
しての流体通路24又はオリフィス孔70は、何れも仕
切り部材4に設りられているが、本体金具2自体に、或
いは本体金具2と仕り)り部4A4との間等に設けるこ
とも可能であり、またそのようなオリフィス手段の1f
fl路断l路中その長さ等は、それぞれ目的とする低周
波振動のタイプに応して適宜に決定されるものである。
また、二つの流体室14と16とを連通−uしめるバイ
パス通路にあっても、ゴJい弾性体8を介して入力され
る振動によって、それぞれの流体室14.16内の流体
圧力が実質的に上昇しない程度に応じて、適宜な大きさ
において選択されるごととなる。
8 さらに、可動部材30としては、例示の如き板状のもの
を用い、その外周部を固定せしめる構造のものが最も望
ましいものであるが、勿論、公知の各種の可動部材構造
のものを採用することが可能である。
さらにまた、前例にあっては、駆動手段としてソレノイ
ド56による電磁石機構を採用しているが、これに代え
て、圧力流体にて駆動されるシリンダ機構などの他の手
段も採用し得ること、言うまでもないところである。
以」二峰性したように、本発明は、各種の形態において
実施され得るものであり、上記の例示以外にも種々の実
施形態が存在し、ここでは、更にそれらを例示すること
は避けるが、それら各種の実施形態のものが、本発明の
趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも本発明の範囲内
に含まれるものであること、言うまでもないところであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマウンティング装置の一実施例を
示す縦断面図であって、第2図における9 1−1断面に相当するものであり、第2図は第1図の装
置において21−側のゴム弾(11体を取り外した状態
における要部平面部分図であり、第3図は第1図におけ
るIII −li1方向要部視図であり、第4図(a)
及び(b)はそれぞれバイパス通路にお目る弁体による
通路の開Ji&及び閉鎖状態を示す第1図の部分拡大図
であり、第5図はそのようなマウンティング装置の取(
;1け形態を示す斜視説明図であり、第6図は本発明に
従うマウンティング装置の他の一実施例を示す縦断面図
であって、第7図におけるVl−Vl断面に相当するも
のであり、第7図は第6図の装置における第2図に相当
する要部平面部分図であり、第8図は第7図におりる■
−■断面図であり、第9図は本発明に従うマウンティン
グ装置の更に他の異なる例を示す縦断面図であり、第1
0図はそのようなマつンティング装置に用いられる仕切
り部材の平面説明図である。 2:本体金具 4;仕切り部材 8:ゴム弾性体 +4,16:流体室 18:上プレー1・部材 0 20:下プレート部材 24:流体通路 30:可動部材 32;孔 40.42:バイパス孔 44:バイパス部材 46:弁孔 48:弁座 50:連通孔 52:弁体 54:押圧ロッド 56:ソレノイド 58:制御装置 6o;センサ 70ニオリフイス孔 72:バイパス通路 74:弁プレート 78:作動ロッド 82:ダイヤフラム 84:保護キャップ 出願人 トヨタ自動車株式会社 同 東海ゴム工業株式会社 1 工し 藁゛Qny+ 第8図 慎”5 Q/ソ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 txt 仕切り部材を挟んでその両側に第一の流体室と
    第二の流体室を設けて、それら流体室内に所定の非圧縮
    性流体を封入すると共に、それら流体室の少なくとも一
    方の少なくとも一部を画成するようにゴム弾性体を設け
    、主として該ゴム弾性体のハネ特性と該二つの流体室間
    の流体の移動作用とによって、該ゴム弾性体を介して入
    力される振動の減衰を図るようにした、車体とパワーユ
    ニットとの間に介装せしめられるマウンティング装置に
    して、 前記第一の流体室と第二の流体室とを連通せしめ、それ
    ら流体室間を流動する前記非圧縮性流体の流動抵抗によ
    って所定の振動減衰作用を為すオリフィス手段と、 前記第一の流体室と第二の流体室との間に配置せしめら
    れ、前記ゴム弾性体から入力される振動の伝達方向に平
    行に移動可能とされたiiJ動部材と、 前記第一の流体室と第二の流体室とを連通−1!しめて
    、それら流体室間の流体の流通を許容するバイパス通路
    と、 該バイパス通路による前記二つの流体室間の連通状態を
    断続・すしぬ得る弁機構と、外部からのIh令によって
    該弁機構を作動−1!シめ、前記バイパス通路による二
    つの流体室間の連通状態を断続−〇しめる駆動手段とを
    、含むことを特徴とするパワーユニットのマウンティン
    グ装置。 (2)前記オリフィス手段及び/又は前記可動部材が、
    前記仕切り部(Aに設りられている特許請求の範囲第1
    項記載のマウンティング装置。 (3) 前記駆動手段が、外部からの電気的入力によっ
    て励磁ゼルめられ、該励磁によって前記弁機構を作動せ
    しめて、前記バイパス通路による二つの流体室間の連通
    状態を断続・υルめる機構を有する特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載のマウンティング装置。 (4)前記弁機構が、前記バイパス通路に設けられた弁
    座に対して押圧せしめられ得る可撓性弁体と、該弁体を
    前記弁座に向かって押圧せしめるように、前記駆動手段
    にて付勢せしめられる作動部桐とを含む特許請求の範囲
    第1項乃至第3項の何れかに記載のマウンティング装置
    。 (5)前記仕切り部材が筒状金具内に横断方向に配置−
    〇・しめられて、該筒状金具内が、その軸心方向に二つ
    の空間が連設されるように分割せしめられる一方、該筒
    状金具の両端部にそれぞれゴム弾性体を設けて、それら
    ゴム弾性体と前記二つの空間にて前記第−及び第二の流
    体室をそれぞれ形成せしめると共に、該二つのゴム弾性
    体に埋設した取付金具を介して、前記車体とパワーユニ
    ットの何れか一方に取り付けられる一方、該車体とパワ
    ーユニットの他方には前記筒状金具を介して取り付けら
    れるように構成された特許請求の範囲第1項乃至第4項
    の何れかに記載のマウンティング装置。 (6)前記バイパス通1/8が、前記仕りJり部IAに
    設けられている特許請求の範囲第5項記載のマウンティ
    ング装置。 (7) 前記バイパス通路が、前記筒状金!先のiI?
    i壁部に設けられている特許請求の範囲第5項記載のマ
    ウンティング装置。 (8)前記仕切り部材の一方の側に設けられた前記第一
    の流体室の少なくとも一部が、前記ゴJえ弾性体にて画
    成されるとJ(に、l&−rム押(11体に埋設された
    取付金具を介して振f!I+が入力−uしめられるよう
    にされる一方、該イ1すj幻部)Aの他方の側に設けら
    れたriii記第二の流体室の少なくとも一部が、可撓
    1ノF薄膜からなる囲いにて画成されて、その容積がi
    I’f変とされている特許請求の範囲第1項乃至第4項
    の1Iilれかに記載のマウンティング装置。
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