JPH0229896B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0229896B2
JPH0229896B2 JP58219152A JP21915283A JPH0229896B2 JP H0229896 B2 JPH0229896 B2 JP H0229896B2 JP 58219152 A JP58219152 A JP 58219152A JP 21915283 A JP21915283 A JP 21915283A JP H0229896 B2 JPH0229896 B2 JP H0229896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sectional area
orifice
partition member
cross
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58219152A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60113832A (ja
Inventor
Tetsuo Naruse
Kazuaki Amatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP21915283A priority Critical patent/JPS60113832A/ja
Publication of JPS60113832A publication Critical patent/JPS60113832A/ja
Publication of JPH0229896B2 publication Critical patent/JPH0229896B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パワーユニツトのマウンテイング装
置に係り、特に、高周波振動に対する防振作用と
低周波振動に対する減衰作用とが共に得られるマ
ウンテイング装置に関するものである。
従来より、車両のエンジン及びトランスミツシ
ヨン等からなるパワーユニツトを弾性的に支持す
るために、そのパワーユニツトと車体との間に介
装せしめられるマウンテイング装置が提供されて
いる。かかるマウンテイング装置においては、高
速走行時等にパワーユニツトから入力される高周
波(30Hz程度以上)の振動騒音に対しては、動ば
ね定数を低くして振動伝達を防止する一方、変速
時のトルク変動に伴うローリング振動のような低
周波(30Hz程度以下)の振動に対しては、動ばね
定数を高くして振動を減衰する作用を奏せしめる
ことが望まれる。
これに対し、2個の取付金具の間に介在せしめ
られたゴムブロツクに切欠き、ストツパ等を設
け、そのゴムブロツクの変形量が一定値以上にな
つた時、ゴムブロツクの弾性変形を規制して動ば
ね特性を変化させるようにしたマウンテイング装
置が提供されているが、この場合には振動の周波
数や振幅等に関係なくゴムブロツクの変形量のみ
で動ばね定数が変化させられるため、マウンテイ
ング装置に要請される上述したような特性を充分
に満たし得なかつたのである。
また、ゴムの弾性と流体の流動抵抗や共振作用
を利用した、所謂流体入りマウンテイング装置に
おいては、実開昭58−29517号公報や実開昭58−
147817号公報、特開昭57−146933号公報等に示さ
れているように、オリフイスの流通断面積を大小
に切り換えることによつて、防振特性を入力振動
等に応じて切り換えるようにしたものが知られて
いる。
しかしながら、それら公報に示されている如
き、従来の流体入りマウンテイング装置にあつて
は、オリフイス断面積の切換機構のシール性を確
保するために構造が複雑となり、装置の信頼性お
よび耐久性が充分に確保され難いという問題や、
或いはオリフイス断面積の正確な制御が困難で、
安定した防振性能が発揮され難いといつた、マウ
ンテイング装置の基本的性能に拘わる大きな問題
を有していたのであつて、決して満足できるもの
ではなかつたのである。
ここにおいて、本発明は、以上の如き事情を背
景として為されたものであり、その目的とすると
ころは、高周波振動に対する防振作用と低周波振
動に対する減衰作用とが必要に応じて適当な時期
に、安定して発揮され得るマウンテイング装置
を、簡略な構造をもつて実現せしめることにあ
る。
そして、かかる目的を達成するために、本発明
は、仕切り部材の一方の側に弾性体を設けて、そ
の弾性体内に受圧室を形成すると共に、その仕切
り部材の他方の側に少なくとも一部が可撓性薄膜
からなる囲いにて平衡室を形成し、それら受圧室
と平衡室とを連通せしめる一方、その受圧室及び
平衡室内に所定の非圧縮性流体を封入した、車体
とパワーユニツトとの間に介装せしめられるマウ
ンテイング装置において、(a)前記受圧室と前記平
衡室とを連通せしめる、通路断面積の大なる状態
と通路断面積の小なる状態とを選択可能としたオ
リフイス機構と、(b)前記受圧室内において、前記
仕切り部材に対して所定距離接近/離隔変位可能
に配されて、前記オリフイス機構の通路断面積を
大と為す、かかる仕切り部材に対する離隔位置
と、前記オリフイス機構の通路断面積を小と為
す、かかる仕切り部材に対する直接乃至は間接的
な当接位置との二位置を採る作動部材と、(c)該作
動部材と前記仕切り部材との間に配されて、それ
ら両部材間に付勢力を及ぼすことにより、該作動
部材を、前記離隔位置および前記当接位置の何れ
か一方に保持せしめる付勢手段と、(d)前記仕切り
部材および前記作動部材の何れか一方の側から他
方の側に向かつて突出して設けられたコア部材
と、該コア部材の周囲に配されたコイル手段とを
有し、該コイル手段に対する通電によつて、前記
作動部材を、前記付勢手段による付勢力に抗し
て、前記離隔位置および前記当接位置の何れか他
方に保持せしめる電磁石手段とを、設けたこと
を、その特徴とするものである。
このようにすれば、電磁石手段及び付勢手段に
よつて、作動部材が、受圧室と平衡室とを流通断
面積の大きなオリフイスを通じて連通せしめてな
る位置と、受圧室と平衡室とを流通断面積の小さ
なオリフイスを通じて連通せしめてなる位置との
二位置に択一的に保持され、これにより受圧室と
平衡室との間に流通する非圧縮性流体によつて発
揮される防振効果が効果的に変化せしめられ得
て、装置の動ばね定数、減衰係数が2段階に切り
換えられることとなる。そして、この動ばね定数
の切換えは、電磁石手段に供給される外部からの
電気的入力によつて制御されるようなつているた
め、例えばパワーユニツトや車体の振動状態、或
いは車速、アクセル開度、シフトレバー位置等に
基づく振動特性に応じて電磁石手段の作動を制御
すれば、高周波振動に対する防振作用と低周波振
動に対する減衰作用とが、必要に応じた適当な時
期に発揮され得て、マウンテイング装置に要請さ
れる特性を充分に満足し得るのである。
また、このような本発明に従えば、オリフイス
の切換機構が、全て液室内に収容配置されること
から、かかる切換機構の配設に際して、封入流体
のシール性を特に考慮する必要がないのであつ
て、それ故、上述の如き、優れた防振性能を有す
るマウンテイング装置が、簡略な構造をもつて有
利に実現され得ることとなるのである。
ここで、上記流通断面積が小なるオリフイスの
断面積は、そこを流通する流体の流通抵抗や共振
作用と受圧室を画成する弾性体の弾性力とによつ
て、低周波振動に対する充分な減衰作用が得られ
るような大きさとされており、オリフイスの長
さ、流体の粘性等を考慮して、適宜に決定される
ものである。また、流通断面積が大なるオリフイ
スの断面積は、そこを流体が流通せしめられても
流通抵抗が殆ど生じない程度の大きさとされてお
り、この場合には専ら弾性体の弾性力のみが振動
荷重に対して作用させられるのである。そして、
この弾性体としては、高周波振動の伝達を極力防
止する上において低い動ばね定数を有するものが
好適に用いられることとなる。
次に、本発明を更に具体的に明らかにするため
に、本発明の幾つかの実施例を図面に基づいて詳
細に説明することとする。
まず、第1図において、10は、自動車等の車
両に積載されるエンジンであり、トランスミツシ
ヨン12と共にパワーユニツト14を構成してい
る。パワーユニツト14には、複数個のブラケツ
ト16が固設されており、それぞれマウンテイン
グ装置としてのマウント18を介して図示しない
車体に取り付けられるようになつている。なお、
図においては、一組のブラケツト16及びマウン
ト18を示したのみである。
マウント18は、第2図及び第3図に詳しく示
されているように、厚肉円板状を為す仕切り部材
20と、その仕切り部材20の一方の面に該仕切
り部材20と略同心的に固着せしめられた厚肉円
筒状の弾性体としてのゴム体22と、仕切り部材
20の他方の面に開口部が固着せしめられ、その
仕切り部材20との間に平衡室24を形成する囲
いとしての薄膜有底円筒形状を為す容積可変のゴ
ム製ダイヤフラム26とを備えている。
ゴム体22の仕切り部材20に固着せしめられ
た側と反対側の端面には、ゴム体22の外径より
大径で且つゴム体22の内径と同一の円穴を有す
る円板状の内側プレート28が固着せしめられて
いる。そして、その内側プレート28に円板状の
取付けプレート30が固定されることにより、前
記ゴム体22の内部に受圧室32が形成される一
方、取付けプレート30の中央部に軸心方向にお
いて外側へ向かつて突設された雄ネジ34によつ
て、前記パワーユニツト14のブラケツト16に
固定されるようになつている。また、ゴム体22
の外周面には円環状のリング36が埋設されて、
ゴム体22の外周側への膨出変形が規制されるよ
うになつている。なお、仕切り部材20、ゴム体
22、及び内側プレート28は、ゴム体22の加
硫成形時に同時に加硫接着することにより、一体
的な部材として容易に製造し得るものである。
前記仕切り部材20の受圧室32側の中央部に
は、有底の円穴38が穿設されていると共に、そ
の円穴38の開口部外周縁には浅い環状溝40が
設けられている。円穴38内には、段付き円柱状
を為す強磁性体製のコア部材42が埋設されてお
り、そのコア部材42の円穴38から突き出す小
径部にはコイル44が巻回されて、電磁石46が
構成されている。そして、そのコア部材42及び
仕切り部材20には、それら両部材42及び20
を貫通して受圧室32と平衡室24とを連通す
る、断面積の小さい第一のオリフイス48及び断
面積の大きい第二のオリフイス50が並列に設け
られている。なお、コア部材42と仕切り部材2
0との間には、コア部材42に生じる磁界を遮断
するために、磁器等の非磁性体が介在せしめられ
ている。
一方、受圧室32内には、コア部材42の小径
部側端面51から所定の隙間を隔てた位置に、作
動部材として鉄などの磁性材料からなる作動プレ
ート52が配設されている。この作動プレート5
2は、コア部材42の大径部より大径の円板状を
為し、その作動プレート52の仕切り部材20側
外周縁部には、作動プレート52をコア部材42
の端面51から離隔する方向へ付勢する、付勢手
段としての薄膜円筒状を為すゴム製筒体54の一
方の開口部が固着せしめられている。筒体54の
他方の開口部には、コア部材42の大径部より大
径の円穴を有する座金56が固着せしめられてお
り、その座金56が前記環状溝40内に圧入され
て仕切り部材20に固定されることにより、筒体
54は、前記電磁石46を取り囲むように配設さ
れている。なお、これら作動プレート52、筒体
54、及び座金56は、前記仕切り部材20、ゴ
ム体22、及び内側プレート28を固着する場合
と同様に、加硫接着によつて一体的な部材として
製造されている。
そして、このようにして設けられた作動プレー
ト52には、前記第一及び第二のオリフイス4
8,50の総断面積よりも充分に大きい断面積を
有する流通孔58が、第一のオリフイス48に対
向する位置に形成されている。従つて、その作動
プレート52が筒体54の弾性力に基づいて第一
の連通状態位置、すなわちコア部材42の端面5
1から離隔する位置に位置させられている場合に
は、流通孔58と第一及び第二のオリフイス4
8,50とを介して、受圧室32と平衡室24と
が連通させられることとなる。第2図には、この
状態が示されている。
また、電磁石46が作動せしめられることによ
り、作動プレート52が筒体54の弾性力に基づ
く付勢力に抗してコア部材42の端面51に吸着
させられると、即ちコア部材42を介して仕切り
部材20に対して間接的に当接せしめられてなる
第二の連通状態位置に位置させられた場合には、
第二のオリフイス50が作動プレート52によつ
て閉鎖され、受圧室32と平衡室24とは、流通
孔58及び第一のオリフイス48を介して連通さ
せられることとなる。第4図には、この状態が示
されている。
なお、作動プレート52が第一の連通状態位置
に位置させられている場合における、作動プレー
ト52と端面51との間の隙間は、第一及び第二
のオリフイス48,50を流通する流体が充分に
流通し得る寸法以上であり、且つ電磁石46が作
動せしめられた場合には、その磁力によつて、作
動プレート52が吸引され得る寸法とされてい
る。
ところで、仕切り部材20の前記ダイヤフラム
26側には、有底円筒状を為す取付けプレート6
0がそのダイヤフラム26を内部に収容する状態
で固定されている。そして、取付けプレート60
の底部中央には、軸心方向において外側へ向かつ
て突き出す雄ネジ62が固定されており、その雄
ネジ62によつて、図示しない車体に固定される
ようになつている。なお、取付けプレート60
は、その開口部が仕切り部材20の外周縁部にか
しめられることによつて取り付けられており、ダ
イヤフラム26は、その開口部が仕切り部材20
と取付けプレート60との間に挟圧されることに
よつて、固着されている。また、取付けプレート
60とダイヤフラム26の間には、ダイヤフラム
26の膨脹変形を許容する所定の空間64が設け
られている。
以上のように構成されたマウント18の受圧室
32及び平衡室24内には、水、ポリアルキレン
グリコール等の非圧縮性流体が充填されており、
マウント18は、その流体が受圧室32と平衡室
24との間を流通する際に生じる流通抵抗、及び
ゴム体22の弾性力に基づいて、パワーユニツト
14を弾性的に支持するのである。そして、その
流体の流通抵抗は、作動プレート52が筒体54
の弾性力(付勢力)及び電磁石46の磁力に従つ
て第2図に示す第一の連通状態位置或いは第4図
に示す第二の連通状態位置に択一的に位置させら
れることにより、二段階に切り換えられるのであ
る。すなわち、作動プレート52が第一の連通状
態位置にある場合には、第一及び第二のオリフイ
ス48,50を介して流体が流通せしめられるた
め、流体の流通断面積が大きくなつて、その流通
抵抗は殆ど生じないのに対し、作動プレート52
が第二の連通状態位置にある場合には、第一のオ
リフイス48のみを介して流体が流通せしめられ
るため、流体の流体の流通断面積が小さくなるこ
とによつて、或いはまたかかる流体の共振作用に
よつて、その流通抵抗が大きくなるのである。
ここで、かかる流通抵抗の大きさは、第一及び
第二のオリフイス48,50の断面積の大きさや
長さ、或いは流通する流体の粘性等によつて異な
るものであるが、第一のオリフイス48の断面積
は、そこを流通する流体の流通抵抗や共振作用に
基づいて、低周波数域の振動入力時に大きな減衰
作用が得られるように、比較的小さく設定されて
いる。また、第二のオリフイスの断面積は、高周
波数域の振動入力時においても、そこを流体が流
通する際に殆ど流通抵抗が生じないように、比較
的大きく設定されているのである。
一方、電磁石46の磁力は、作動プレート52
をコア部材42の端面51に吸着した状態下にお
いて、マウント18に引張方向の荷重が加えられ
た場合、すなわち受圧室32が膨張してその液圧
が平衡室24内の液圧より低くなつた場合に、そ
の圧力差によつて、作動プレート52が該端面5
1から離脱させられることのないような大きさの
力に設定されており、これはコイル44の巻数や
供給する電流の大きさによつて、容易に調整し得
る。
尤も、このようなマウント18にあつては、通
常、受圧室32内に平衡室24内よりも低い圧力
が発生するリバウンド入力よりも、該受圧室32
内に平衡室24内よりも高い圧力が発生するバウ
ンド入力の方が、著しく大きいのであるが、上記
マウント18においては、作動プレート52が受
圧室32内に配されていることにより、そのよう
なバウンド入力時における液圧が、該作動プレー
ト52をコア部材42側に押圧する方向に作用せ
しめられるところから、いかに大きな液圧が発生
しても、バウンド入力によつては、かかる作動プ
レート52のコア部材42からの離隔が生ぜしめ
られることがないのであつて、第一のオリフイス
48のみの開口状態が、有効に維持され得るので
ある。
従つて、作動プレート52が第一の連通状態位
置に位置させられた状態においては、マウント1
8は、専らゴム体22の弾性力に基づいてパワー
ユニツト14を支持することとなり、それ故ゴム
体22として動ばね定数が低いゴムを採用するこ
とにより、マウント18は軟かいばね特性を示す
のである。なお、この時流体の移動に伴つて、ダ
イヤフラム26が膨脹、収縮変形せしめられるこ
ととなるが、この変形に基づく動ばね定数は極め
て小さい。また、作動プレート52が第二の連通
状態位置に位置させられた状態においては、マウ
ント18は、ゴム体22の弾性力と流体の大きな
流通抵抗や共振作用とが並列に作用させられるた
め、全体として硬いばね特性を示すこととなる。
ここで、上記作動プレート52は、前述したよ
うに、常時筒体54の弾性力(付勢力)に従つて
第一の連通状態位置に位置させられているが、電
磁石46が作動させられると、その磁力によつて
第二の連通状態位置に位置させられるようになつ
ており、その電磁石46は制御装置66から供給
される励磁電流に従つて駆動される。制御装置6
6は、車両の走行状態を感知するためのセンサ6
8、例えば速度センサ、アクセル開度センサ、シ
フトレバー位置感知センサ等からの信号を受け、
その論理回路で車両の走行状態を識別し、それに
基づいて所定の電流(電圧)をコイル44に供給
するようなつている。
したがつて、前記マウント18のばね特性や減
衰係数は、エンジンシエイクや急激なトルク変動
時、或いはアイドリング時や高速走行時等の車両
の運転状況に応じて、任意に切り換えられるた
め、各種運転状況における最も適した振動対策が
講じられ得ることとなるのである。
このように、本実施例のマウント18によれ
ば、高周波振動に対する防振作用と低周波振動に
対する減衰作用とが、必要に応じた適当な時期に
発揮され得るため、マウンテイング装置に要請さ
れる特性を充分に満足し得るのである。
また、上述の如きマウント18にあつては、第
一のオリフイス48および第二のオリフイス50
の連通状態を切り換える、作動プレート52やゴ
ム製筒体54、電磁石46等からなるオリフイス
切換機構が、全て受圧室32内に収容配置されて
なる構造とされているところから、かかるオリフ
イス切換機構の配設に際して、マウントのシール
性の確保を特別に考慮する必要がないのであり、
それ故シール構造の複雑化等が問題となるような
こともなく、簡略な構造をもつて、優れた耐久性
と信頼性とが、有利に確保され得ることとなるの
である。
更にまた、上述の如き構造とされたマウント1
8においては、作動プレート52が受圧室32内
に収容配置されており、バウンド方向の振動入力
時に受圧室32内に生ぜしめられる内圧が、該作
動プレート52をコア部材42側に押圧する方向
に及ぼされるようになつていることから、バウン
ス等の大振幅振動の入力時にも、かかる作動プレ
ート52のコア部材42に対する当接状態が確実
に維持され得るのであり、それによつて、そのよ
うな大振幅振動に対して、第一のオリフイス48
内を流動せしめられる流体による高減衰効果が、
有効に且つ安定して発揮せしめられ得るのであ
る。
また、付勢手段として、ゴム製筒体54が用い
られているため、構造が簡単で、組付けが容易と
なる利点がある。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、
以下の説明において、前述の実施例と共通する部
分には同一の符号を付して、説明を省略すること
とする。
先ず、第5図及び第6図に示されたマウント1
8の作動プレート52は、仕切り部材20の電磁
石46の回りに立設された4本の頭付きガイドピ
ン72に摺動可能に取り付けられている。そし
て、そのガイドピン72の作動プレート52と仕
切り部材20との間には、それぞれ圧縮コイルス
プリング74が嵌装されていて、作動プレート5
2は、常時ガイドピン72の頭部に当接させられ
ている。すなわち、圧縮コイルスプリング74
は、作動プレート52を、コア部材42の端面5
1から離隔した第一の連通状態位置に保持する付
勢手段を為しているのである。また、作動プレー
ト52は、前述の実施例の場合と異なり、流通孔
58を備えておらず、コア部材42の端面51に
は、第一のオリフイス48の開口部から外周面に
向かつて、その第一のオリフイス48の断面積以
上の断面積を有する溝76が設けられている。
従つて、作動プレート52が、圧縮コイルスプ
リング74の付勢力に従つて、第一の連通状態位
置に位置させられている場合には、受圧室32と
平衡室24とは、第一及び第二のオリフイス4
8,50を介して連通せしめられる一方、作動プ
レート52が第二の連通状態位置に位置させられ
ている場合、すなわち電磁石46の作動に従つて
コア部材42の端面51に吸着されている場合に
は、受圧室32と平衡室24とは、第一のオリフ
イス48及び溝76を介して、連通せしめられる
こととなる。
次に、第7図及び第8図に示された実施例にお
いては、仕切り部材20及びコア部材42を貫通
する1個の連通路78が形成されている一方、作
動プレート52には、その連通路78に対して偏
心して位置し、且つ作動プレート52が電磁石4
6の端面51に吸着された時、連通路78の入口
部と僅かに重なる流通孔80が形成されるように
なつている。
従つて、作動プレート52が、電磁石46の端
面51から離隔する第一の連通状態位置に位置さ
せられている場合には、受圧室32と平衡室24
とは連通路78を介して連通せしめられる一方、
作動プレート52が第二の連通状態位置に位置さ
せられる場合には、受圧室32と平衡室24と
は、入口部が作動プレート52によつて狭隘化さ
れた連通路78を介して連通せしめられることと
なる。すなわち、連通路78は、断面積の大きい
第二のオリフイスを為しているのであり、この連
通路78の入口部が狭隘化されることによつて、
断面積の小さい第一のオリフイスが形成されるよ
うになつているのである。
この場合には、前述した各実施例に比較して、
第一及び第二のオリフイス48,50の代わり
に、一個の連通路78のみを設ければ良いため、
マウント18の製造が容易となる利点がある。
また、第9図及び第10図、第11図及び第1
2図に示される実施例は、共に上記第7図及び第
8図の実施例に比較して、連通路78の入口部に
第一のオリフイス48を形成する構造を異にする
ものである。
先ず、第9図及び第10図の実施例は、作動プ
レート52の連通路78に対向する部分に第一の
オリフイス48に相当する断面積を有する小円穴
82を設ける一方、その小円穴82の回りで連通
路78に対向しない部分に、小円穴82を含む総
断面積が連通路78の断面積以上となるように、
4個の大円穴84を設けたものである。従つて、
作動プレート52が第一の連通状態位置に位置さ
せられている場合には、受圧室32と平衡室24
とは、連通路78、及び小円穴82、4個の大円
穴84を介して連通せしめられる一方、作動プレ
ート52が第二の連通状態位置に位置させられた
場合には、受圧室32と平衡室24とは、連通路
78及び小円穴82を介して連通せしめられるこ
ととなり、この時小円穴82は、第一のオリフイ
スに相当する作用を為すものである。
また、第11図及び第12図の実施例は、作動
プレート52の端面51に対向しない部分に、連
通路78の断面積以上の断面積を有する流通孔8
6を設ける一方、電磁石46の断面51に、連通
路78の入口部から外周面に向かつて、第一のオ
リフイスに相当する断面積を有する溝88を設け
たものである。従つて、作動プレート52が第一
の連通状態位置に位置させられている場合には、
受圧室32と平衡室24とは、連通路78及び流
通孔86を介して連通せしめられる一方、作動プ
レート52が第二の連通状態位置に位置せしめら
れた場合には、第12図に示すように、受圧室3
2と平衡室24とは、連通路78、溝88、及び
流通孔86を介して連通せしめられることとな
り、この時溝88が、第一のオリフイスに相当す
る作用を為すのである。
次に、第13図乃至第15図に示す実施例は、
円筒状を為すゴム製筒体54の軸心方向中間部
に、その軸心に対して直角を為す方向に細長く、
且つ作動プレート52が第一の連通状態位置に位
置させられている場合においては、第二のオリフ
イス50に相当する断面積を有する一方、作動プ
レート52が第二の連通状態位置に位置させられ
た場合には、筒体54の弾性圧縮変形に基づいて
閉塞せしめられる切欠90を設けると共に、その
切欠90の長手方向中間部分に、作動プレート5
2が第二の連通状態位置に位置させられて、筒体
54が弾性圧縮変形せしめられた場合において、
第一のオリフイスに相当する断面積を有する円穴
を形成する一対の半円穴92を、切欠90と並列
的に且つ一体的に連設したものである。なお、筒
体54に、このような切欠90、半円穴92が形
成されることにより、作動プレート52には流通
孔58等が設けられていない。また、仕切り部材
20及びコア部材42には、切欠90及び一対の
半円穴92の総断面積以上の断面積を有する連通
路94が設けられていると共に、コア部材42の
端面51には、総断面積が、一対の半円欠92に
よつて形成される円穴の断面積以上となる複数の
溝96が、連通路94から外周面に向かつて設け
られている。
従つて、作動プレート52が第一の連通状態位
置に位置させられている場合には、受圧室32と
平衡室24とは、連通路94、及び筒体54に設
けられた切欠90、一対の半円穴92を介して連
通せしめられることとなり、この時、切欠90は
第二のオリフイスの作用を為している。第14図
は、この状態を示したものである。
また、作動プレート52が第二の連通状態位置
に位置させられた場合には、受圧室32と平衡室
24とは、連通路94、複数の溝96、及び一対
の半円穴92によつて形成される円穴を介して連
通せしめられることとなり、この時、一対の半円
穴92は、第一のオリフイスの作用を為している
のである。第15図は、この状態を示したもので
ある。
なお、この場合に、切欠90と半円欠92とを
別体として設けたり、或いは複数の切欠90、半
円穴92によつて、第二のオリフイス、第一のオ
リフイスの作用を為すようにすることも可能であ
る。
第16図の実施例は、前述の第2図の実施例に
比較して、流通孔58を作動プレート52の端面
51に対向しない位置に設ける一方、第一のオリ
フイス48を、仕切り部材20の電磁石46と筒
体54との間に設けたものであり、第2図の実施
例と全く同様な作用、効果が得られる。
また、第17図の実施例は、第2図の実施例に
比較して、コア部材42の端面51に2本の頭付
きガイドピン98を立設し、これにより作動プレ
ート52の移動を案内するようにしたものであ
る。このようにすれば、作動プレート52が電磁
石46に吸着された場合における、流通孔58と
第一のオリフイス48との間の位置ずれが防止さ
れる。また、頭付きガイドピン98が用いられて
作動プレート52の離脱が防止されているところ
から、作動プレート52と筒体54とを必ずしも
固着せしめる必要はなくなる。
最後に、第19図の実施例であるが、これは、
第2図の実施例に比較して、筒体54の作動プレ
ート52側端部に薄肉のゴム板100を一体に設
けたものであり、このゴム板100が作動プレー
ト52に固着せしめられている。このようにすれ
ば、作動プレート52が、電磁石46の作動に従
つてその端面51に吸着されるとき、ゴム板10
0が端面51に当接して、作動プレート52と端
面51との当接に起因する金属音の発生が防止さ
れる。すなわち、ゴム板100が緩衝材としての
作用を為すのである。なお、ゴム板100を端面
51に設けても、同様な効果が得られるのは勿論
であり、また上述した何れの実施例に対しても同
様に適用し得る。
以上、本発明の幾つかの実施例について詳細に
説明したが、本発明は、その他の態様においても
実施され得る。
例えば、前述の実施例においては、何れも、電
磁石46が仕切り部材20の受圧室32側に設け
られているが、平衡室24側に設けても良いので
ある。
また、電磁石46を仕切り部材20から離隔し
た位置に設ける一方、それら電磁石46と仕切り
部材20との間に作動プレート52を介在させ
て、常時はゴム、スプリング等の付勢手段によつ
て作動プレート52を仕切り部材20に密着さ
せ、第一のオリフイス48のみにて受圧室32と
平衡室24とを連通せしめる一方、電磁石46の
作動時には、作動プレート52を電磁石46に吸
引して仕切り部材20から離隔させ、第一及び第
二のオリフイス48,50にて、受圧室32と平
衡室24とを連通せしめるようにすることも、可
能である。
さらに、作動プレート52をアルニコ、フエラ
イト等の永久磁石を用いて製造し、電磁石46の
極性を切り換えることによつて、作動プレート5
2を吸引、離隔せしめるようにしても良い、この
場合には、電磁石46が、電磁石手段と付勢手段
とを兼ねることとなる。
また、前述の実施例では、平衡室24を形成す
る囲いとしてゴム製ダイヤフラム26が用いられ
ているが、平衡室24の所定量の膨脹、収縮変形
が許容されれば、囲いの一部のみがゴム製ダイヤ
フラム26のような可撓性薄膜で形成されたもの
でも良い。
さらに、前述の実施例では、取付けプレート3
0がパワーユニツト側に、取付けプレート60が
車体側に取り付けられるようになつているが、こ
れらは、逆に取り付けられても良い。
その他、本発明は、その精神を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を
施した態様で実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるマウンテイン
グ装置がパワーユニツトに取り付けられる状態を
示す斜視図である。第2図は第1図に示すマウン
テイング装置の拡大縦断面図とその作動を制御す
る制御系のブロツク線図とを含む図である。第3
図は第2図の−断面図である。第4図は第1
図のマウンテイング装置の作動を説明する図で、
第2図に対応する図である。第5図〜第19図は
それぞれ本発明の他の実施例を説明する図で、第
5図はマウンテイング装置の縦断面図で上記第2
図に相当する図であり、第6図は第5図の実施例
の横断面図で上記第3図に相当する図である。第
7図はマウンテイング装置の要部を示す縦断面図
であり、第8図は第7図の実施例の要部を示す平
面断面図である。同様に、第9図はマウンテイン
グ装置の要部を示す縦断面図であり、第10図は
第9図の実施例の要部を示す平面断面図である。
また、第11図はマウンテイング装置の要部を示
す縦断面図であり、第12図は第11図の実施例
の作動を説明する図である。第13図はマウンテ
イング装置の要部を示す縦断面図であり、第14
図は第13図の実施例における付勢手段に設けら
れた第一及び第二のオリフイスを示す正面説明図
である。また、第15図は第13図の実施例の作
動を説明する図で、第14図に対応する図であ
る。第16図はマウンテイング装置の要部を示す
縦断面図である。第17図はマウンテイング装置
の要部を示す縦断面図であり、第18図は第17
図の実施例の要部を示す平面断面図である。第1
9図はマウンテイング装置の要部を示す縦断面図
である。 14:パワーユニツト、18:マウント(マウ
ンテイング装置)、20:仕切り部材、22:ゴ
ム体(弾性体)、24:平衡室、26:ダイヤフ
ラム(囲い)、32:受圧室、42:コア部材、
44:コイル、46:電磁石(電磁石手段)、4
8:第一のオリフイス、50:第二のオリフイ
ス、52:作動プレート(作動部材)、{54:筒
体、74:圧縮コイルスプリング}(付勢手段)、
{78:連通路、90:切欠}(第二のオリフイ
ス)、{82:小円穴、88:溝、92:半円穴}
(第一のオリフイス)、100:ゴム板(緩衝材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 仕切り部材の一方の側に弾性体を設けて、該
    弾性体内に受圧室を形成すると共に、該仕切り部
    材の他方の側に少なくとも一部が可撓性薄膜から
    なる囲いにて平衡室を形成し、それら受圧室と平
    衡室とを連通せしめる一方、該受圧室及び該平衡
    室内に所定の非圧縮性流体を封入した、車体とパ
    ワーユニツトとの間に介装せしめられるマウンテ
    イング装置において、 前記受圧室と前記平衡室とを連通せしめる、通
    路断面積の大なる状態と通路断面積の小なる状態
    とを選択可能としたオリフイス機構と、 前記受圧室内において、前記仕切り部材に対し
    て所定距離接近/離隔変位可能に配されて、前記
    オリフイス機構の通路断面積を大と為す、かかる
    仕切り部材に対する離隔位置と、前記オリフイス
    機構の通路断面積を小と為す、かかる仕切り部材
    に対する直接乃至は間接的な当接位置との二位置
    を採る作動部材と、 該作動部材と前記仕切り部材との間に配され
    て、それら両部材間に付勢力を及ぼすことによ
    り、該作動部材を、前記離隔位置および前記当接
    位置の何れか一方に保持せしめる付勢手段と、 前記仕切り部材および前記作動部材の何れか一
    方の側から他方の側に向かつて突出して設けられ
    たコア部材と、該コア部材の周囲に配されたコイ
    ル手段とを有し、該コイル手段に対する通電によ
    つて、前記作動部材を、前記付勢手段による付勢
    力に抗して、前記離隔位置および前記当接位置の
    何れか他方に保持せしめる電磁石手段とを、 設けたことを特徴とするパワーユニツトのマウン
    テイング装置。 2 前記オリフイス機構が、前記仕切り部材にそ
    れぞれ別個に設けられた、通路断面積の小なる第
    一のオリフイスと通路断面積の大なる第二のオリ
    フイスとから構成され、前記作動部材の作動によ
    つて、該第二のオリフイスの開閉のみが行なわれ
    るように構成された特許請求の範囲第1項記載の
    マウンテイング装置。 3 前記仕切り部材が前記オリフイス機構の通路
    断面積の大なる状態に相当する連通路を有する一
    方、該連通路の入口部が前記作動部材の当接によ
    つて狭隘化されて前記オリフイス機構の通路断面
    積の小なる状態が形成されるようにした特許請求
    の範囲第1項記載のマウンテイング装置。 4 前記付勢手段が、前記電磁石手段を取り囲む
    ようにその周囲に配設された、弾性材料からなる
    筒状部材であり、且つ該筒状部材の開口部が前記
    作動部材にて覆蓋されている特許請求の範囲第1
    項乃至第3項の何れかに記載のマウンテイング装
    置。 5 前記付勢手段の周壁部が前記オリフイス機構
    の通路断面積の大なる状態に相当する連通路を有
    する一方、前記作動部材の前記仕切り部材に対す
    る当接状態下にかかる付勢手段が圧縮変形せしめ
    られることにより、該連通路が部分的に閉塞され
    て前記オリフイス機構の通路断面積の小なる状態
    が形成されるようにした特許請求の範囲第4項に
    記載のマウンテイング装置。 6 前記仕切り部材と前記作動部材との当接面の
    少なくとも何れか一方に、所定厚さの緩衝材層が
    形成されている特許請求の範囲第1項乃至第5項
    の何れかに記載のマウンテイング装置。
JP21915283A 1983-11-21 1983-11-21 パワ−ユニットのマウンティング装置 Granted JPS60113832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21915283A JPS60113832A (ja) 1983-11-21 1983-11-21 パワ−ユニットのマウンティング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21915283A JPS60113832A (ja) 1983-11-21 1983-11-21 パワ−ユニットのマウンティング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113832A JPS60113832A (ja) 1985-06-20
JPH0229896B2 true JPH0229896B2 (ja) 1990-07-03

Family

ID=16731015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21915283A Granted JPS60113832A (ja) 1983-11-21 1983-11-21 パワ−ユニットのマウンティング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60113832A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799189B2 (ja) * 1986-06-12 1995-10-25 本田技研工業株式会社 流体封入型防振装置
US4733758A (en) * 1986-08-18 1988-03-29 Lord Corporation Tunable electrorheological fluid mount
US4720087A (en) * 1986-09-05 1988-01-19 Lord Corporation Inertia type fluid mount using electrorheological and other fluid
DE3721811A1 (de) * 1987-07-02 1989-01-12 Freudenberg Carl Fa Motorlager
US5197692A (en) * 1991-05-29 1993-03-30 Lord Corporation Adaptive fluid mount
FR2733564B1 (fr) * 1995-04-27 1997-06-20 Peugeot Agencement d'amortissement par laminage d'un fluide et systeme de suspension, notamment de vehicule automobile, equipe d'un tel agencement d'amortissement
DE19751783C2 (de) * 1997-11-21 2000-07-06 Btr Avs Technical Centre Gmbh Hydraulisch dämpfendes Zweikammer-Motorlager
KR100391519B1 (ko) * 2000-09-20 2003-07-12 기아자동차주식회사 능동 자기제어형 엔진 마운팅 구조
DE10214325A1 (de) * 2002-03-28 2003-10-16 Zf Lemfoerder Metallwaren Ag Verfahren zum Betreiben eines Hydrolagers und hierfür ausgebildetes Lager
DE10302385B4 (de) * 2003-01-22 2008-09-11 Trelleborg Automotive Technical Centre Gmbh Hydraulisch dämpfendes Lager
GB201212534D0 (en) * 2012-07-13 2012-08-29 Dtr Vms Ltd Hydraulically damped mountinf device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829517B2 (ja) * 1976-06-10 1983-06-23 ニツカン工業株式会社 音譜用連続シ−トを用いた音楽録音再生方式

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829517U (ja) * 1981-08-22 1983-02-25 三菱自動車工業株式会社 エンジンの支持装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829517B2 (ja) * 1976-06-10 1983-06-23 ニツカン工業株式会社 音譜用連続シ−トを用いた音楽録音再生方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60113832A (ja) 1985-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6527262B2 (en) Fluid-filled active elastic engine mount
US6491290B2 (en) Fluid-filled vibration damping device having pressure receiving chamber whose spring stiffness is controllable
JP4120828B2 (ja) 流体封入式能動型防振装置
US4648576A (en) Mounting structure for power unit
US5167403A (en) Fluid-filled elastic mount having two orifice passages one of which is selectively opened and closed by means of vacuum pressure
JPH0689803B2 (ja) 流体封入式マウント装置
JPH0229896B2 (ja)
JPH10184770A (ja) 流体封入式防振装置
JPS60220239A (ja) パワ−ユニツトのマウンテイング装置
JP3688836B2 (ja) 防振装置
JPH0771515A (ja) 電子制御エンジンマウント
JPH026934B2 (ja)
JP2009144892A (ja) 液封入式防振装置
JPH0949541A (ja) 流体封入式防振装置
JPH1089402A (ja) 流体封入式マウント装置
JP4258847B2 (ja) 流体封入式能動型防振装置
JP2618784B2 (ja) 流体封入式防振装置
JPH07109227B2 (ja) 流体封入式マウント装置
JP3384021B2 (ja) 流体封入式マウント装置の制御方法
JP2008157411A (ja) 流体封入式防振装置
JP2002276724A (ja) 防振装置用のエア切換バルブとそれを用いた防振装置
JP2008163974A (ja) 流体封入式防振装置
JP2006266425A (ja) 能動型流体封入式防振装置
JP5002176B2 (ja) 電磁式能動型マウント
JPH0389044A (ja) 流体封入式防振マウント

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees