JPS6019479A - 分離液状ドレツシング組成物 - Google Patents

分離液状ドレツシング組成物

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JPS6019479A
JPS6019479A JP58127771A JP12777183A JPS6019479A JP S6019479 A JPS6019479 A JP S6019479A JP 58127771 A JP58127771 A JP 58127771A JP 12777183 A JP12777183 A JP 12777183A JP S6019479 A JPS6019479 A JP S6019479A
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gum
microcrystalline cellulose
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water
liquid dressing
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JP58127771A
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Hiromichi Tsuchiya
土屋 博道
Akihiro Sakamoto
昭宏 坂元
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1食事前に簡単な振盪を与えることにより、容
易に乳化懸濁液化し、通常は分離液化として存在してい
る分離液状ドレッシング組成物に関するものでちる。
本発明の目的は、士で2〜3回振倣するような低剪断力
下の分散条件下においても、容易に均質な乳化系を形成
し、しかも、非常にサラントしたテクスチャーを有し、
かつまた、分離液の状態でも、懸濁安定性、耐熱安定性
の優れた分離液状ドし/ンシングを提供することにある
従来、フレンチドレッシング類等に見られる分離液状P
レンジング組成物灯、”JA、9規格でも(認められて
いるように、乳化安定剤として、グアーガム、ローカス
トビーンガム、トラガカントガム、クマリンFシードガ
ム、キサンタンガム、ペクチン、カラギーナン等水溶性
ガムを種々組み合せて用いられている。
しかし、これら水溶性ガムを組み合せた従来品において
は次の様な問題点を有していた。
■ 水溶性ガムを使用した分離状ドレッシングは低剪断
力下・でも容易に均質な乳化系を作るが、乳化能と系の
粘度は直線的関係を宿しているため、優れた乳化能を賦
与しようとすると系の粘度が上昇しやすく、非常に口に
重いテクスチャーを示しやすい。
■ 水溶性ガムを使用した分離液状ドレッシングの分離
液は増粘作用によって乳化・懸濁安定性を賦与している
ため、温度変化により乳化、懸濁安定性機構が破壊逼れ
ることが多い。又、一度沈降した物を再分散させても、
均質な乳化液にはなり難いものであった。
■ 水溶性ガムを使用した分離液状ドレッシングの分離
液ははV透明な溶液を形成9ため、香辛料等の沈降物が
目につきやすいものであった。
本発明者らは、これら問題点を解決すべく鋭意検討した
結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、主として乳化安定剤、調味香辛料
、酸味料および水を含む水相成分と、油相成分とからな
シ、乳化安定剤が微結晶セルロースと保護コロイド作用
を示すガム類とを含有する分離液状ドレッシング組成物
である。
本発明の特徴は、分離液状ドレッシングの水相成分内に
、微結晶セルロースを必須成分とする乳化安定剤を添加
すること罠より、低剪断力下でも容易に均質な乳化液を
形成し、しかも、低粘性のため、サラントしたテクスチ
ャーを賦与し、かつまだ、分離した状U下の水相部の懸
濁安定性、耐熱安定性等を向上させた分離液状ドレッシ
ング組成物にある。
本発明で言う微結晶セルロースとは、インダストリアル
・アンr・エンジ冊アリング、ケミストリー、第42巻
、第502〜5:07頁(1950)に記載されている
O、 A、 Eattista の報文によって定義さ
れて、いるものであって、セルロースを酸加水分解又は
ア〃カリ酸化分解によって得られる実質的に一定の重合
度を有するセルロース結晶子集合物である。例えば1.
eルプを2.5規定の塩酸で105℃、15分間加水分
解処理をすると一定重合度を有する酸不溶等残渣を生成
し、これを洗浄、濾過すると微結晶セルロースが得られ
る。
上述の微結晶セル、ロースを本発明で言う分離゛・液状
ドレッシング組成物の水相成分中に添加しても。
微結晶セルロースが本来有している酸に対する凝集性の
ため、微結晶セルロース同士が凝集し沈片する。このた
め、分離液状ドレッシング組成物中の乳化安定剤として
は、微結晶セルロースト、コれを取シ巻く、保護コロイ
ド林用を有するガム類が必要となる。
本発明で用いる保護コロイド作用を有するガム類として
は、キサンタンガム、カラヤガム、ペクチン、タマリン
ドシードガム、トラガントガム、グアーガム、ローカス
トビー7ガム、アラビアガム、カラギーナンが好ましく
、特に、キサンタンガム、トラガントガム、カラヤガム
、グアーガムは、ガム自身乳化能力を有しておシ、かつ
又、微結晶セルロースとの相溶性も優れているため好適
である。
又、上記ガームの1種又は2種以上混合して使用するこ
とは、本発明の構成要件を制約するものではない。
又、本発明で用いるガム類の添加量は、微結晶セルロー
スの凝集を阻害するバリヤーを形成し得る量で良く、通
常の分離液状ドレッシングにおける添加量は組成物全体
に対し、帯喰0.01重蝋%以上必要である。、上限は
、目的とする分離液状ドレッシング組成物の粘度設計に
左右されるものであシ定め難い。
微結晶セルロースとガム類を含有した乳化安定剤を水相
に添加し、強力な剪断力を有するホモゾナイザーを通過
させると、平均2ミクロン以下に切断された微結晶セル
ロースが均一に分散し、微結晶セルローろ同士からなる
特異な網状構造を形成する。
この特異な網状構造は、香辛料等水不溶性の固形物を網
状構造体中に捕捉し、香辛料の懸濁安定性を賦与すると
共に、油味同士の合一をも防害し。
乳化安定化作用を示すものと考えられている。
又微結晶セルロースは、水不溶性の剛体として存在して
いるため、他の乳化安定剤の様に線状コロイドとして働
かず、粘度もさほど上昇させない。
本発明で言う微結晶セルロースの分離液状ドレッシング
全体に対する添加量は、目的とするO/W比によっても
異なるが、一般的には0.5重量%以上、好適には1.
0〜5.0重量%添加する必要がある。分液液状ドレッ
シング組成物に対し、0.5重量%以下の場合は、網状
構造自体が弱く、本発明の効果は得難い。また、微結晶
セルロースを5重量%以上添加すると、粘度による制約
と味の点で悪くなる傾向がある。
本発明は、製剤化した微結晶セルロース複合体を用いる
ことによっても得る事ができる。
例えば現在、アビセル■R,0−N81(商品名、旭化
成工業(株)製)として市販されているものが挙げられ
る。この製品は、水中において微結晶セルロースが微分
散するように改良された閤品であり、その組成は、特公
昭57−14771号公報に記載があるごとく、微結晶
セルロース50〜95重量%分散剤と崩壊剤の合計が5
0〜5重量%であって、分散剤と崩壊剤の重址比が9/
1−1/9であるような三者を水分の存在下で磨砕練合
した後乾燥粉砕処理した微結晶セルロース複合体である
上述の分散剤、崩壊剤とは、水中において微結晶セルロ
ースの粒子−個一個を迅速に解きほぐす役割を果すもの
であり、分散剤として、キサンタンガム、カシギーナン
、カラヤガム、トラガントガム、アラビアガム、タマリ
ンドシードガム、ガンティガム等の中よ91種以上を使
用している。
又、崩壊剤として、庶糖、果糖、乳糖などの単糖類の他
、三糖類、デキスト1ノン、低粘性の変性デンプンが使
用されている。
本発明において、製剤化された微結晶セルロース複合体
を使用するi合、微結晶セルロース複合体中に添加され
ている分散剤と、本発明で言う保護コロイド作用を示す
ガム類は、はV同一の物を指しておシ、本発明における
分離液状ドレッシング組成物の水相成分に製剤化された
微結晶セルロース複合体を添加する場合は、必ずしもキ
サンタンガム、カラヤガム、ペクチン等の保護コロ41
作用を示すガム類を添加する必要はない。
本発明における微結晶セルロース複合体の添加量は、前
述の微結晶セルロース添加の場合と同様に、分離液状ド
レッシング組成物全体量に対し、微結晶セルロース複合
体を0.5重針%以上、好ましくは1〜5重量%添加す
る必要がある。
本発明で用いる調味香辛料、酸味料、油脂類について具
体的に述べると、調味香辛料とは塩、砂糖、MSG、白
こしよう、粉末ニンニク、洋からし、タマネギ汁等を指
し、酸味料とは食酢、クエン酸、DL−IJンゴ酸等の
他レモン汁の様な天然果実酸をも含み、油脂類とは、コ
ーンオイル、菜稲油、大豆油、ゴマ油、綿実油、・ξ−
ム油、ビーナツツ油等、一般的なドレッシング組成物に
用いられている物質を広い範囲で選択できる。これらの
種類、添加量は任意に選ぶことができる。
又、上記の基本成分の他、がくし味、着色、着香、保存
を目的として、トコフェノール、卵黄、卵白、乳製品、
トマト加工品、酒類、β−カロチン、アンチョビーペー
スト等、任意の素材を使用することができる。
以下に実施例を示し、 不発明を更に詳細に説明するが
、これら例により本発明はなんら制限さを2.5NH(
l溶液中で105℃、20分間加水分解処理(浴比(1
5倍)した後、温純水で洗浄濾過し、水分70几のペー
スト状微結晶セルロースを得た。
(微結晶セルロース複合体) 市販されている、アビセル■RO−N81(商品基地化
成工業(株)製)を供試した。
(2) フレンチrレッシングの作成 (作成手順) ■ 上記(1)で調整した微結晶セルロース(以降MU
(3どう)とガム類、まだは微結晶セルロース複合体(
以降R(J−N81という)を水に分散させた後、さら
に、ディスノミ−ミルにかけ均質化する。
■ さらに攪拌を続けながら、玉ネギ汁、ニンニク汁、
白コシヨウ、オースラデイシュ粉末、コハク酸ナトリウ
ム、ブドウ糖を添加し、15分間攪拌を続ける。
■ 食塩、M、S、G、を添加した彼、攪拌を続けなが
ら徐々にレモン酢を添加する。
■ 秤量したサラダ油を添加して、下記表1に示す如き
分離液状フレンチドレッシングを作成した。
(3)評価 (評価方法) 乳化能:500mgサンプル瓶に、450dの試作した
ドレッシングを入れ1両手で5回振盪させた後、10分
後の乳化相をSで表示した。
懸濁安定性二室温に1週間静置しておき、固液分離及び
沈降物の有無について評価した。
耐熱安定性二60℃のオーシン中に3日間放置した後、
室温下に24時間静置し、固液分離と沈降物の有無を評
価した。
テクスチャー=lO℃における粘度を測定した。
◎・・・50cps以下(サラントした食感)○・・・
50〜100 CpS (や\サラットした食感)×・
・・100 cps以上(コツテリした食感)(評価結
果) 上記評価方法により評価した結果を表2に示す。
表 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 主として乳化安定剤、調味香辛料、酸味料および
    水を含む水相成分と、油相成分とからなシ、乳化安定剤
    が微結晶セルロースと保護コロ41作用を示すガム類と
    を含有することを特徴とする分離液状ドレッシング組成
JP58127771A 1983-07-15 1983-07-15 分離液状ドレツシング組成物 Granted JPS6019479A (ja)

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JPS6019479A true JPS6019479A (ja) 1985-01-31
JPH045422B2 JPH045422B2 (ja) 1992-01-31

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