JPS6178358A - 分離型液状調味料 - Google Patents

分離型液状調味料

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JPS6178358A
JPS6178358A JP59200085A JP20008584A JPS6178358A JP S6178358 A JPS6178358 A JP S6178358A JP 59200085 A JP59200085 A JP 59200085A JP 20008584 A JP20008584 A JP 20008584A JP S6178358 A JPS6178358 A JP S6178358A
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JP
Japan
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oil
aqueous phase
phase
liquid seasoning
xanthan gum
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JP59200085A
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JPH036782B2 (ja
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Takeshi Kajii
梶井 剛
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Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、分離型ドレッシングで代表されるような、上
部の油相と下部の水相とから成る分離型液状調味料に関
するものである。
従来の技術 油相と水相とから成る液状の調味料であって、手で振盪
したときに比較的長時間安定な乳化状態の維持が図りう
るものとして、特開昭、tA −26170号公報で開
示されているような、水相にキサンタンガムを含有し、
その水相の粘度が200〜100センチボイズである分
離型ドレッシングが知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来知られている上記したよ5な分離型ドレッ
シングは、手で振盪したときの乳化安定性カ優れたもの
であっても、含有せるキサンタンガムの含有程度に応じ
て種々の品質上の問題点を有するものであった。例えば
、キサンタンガムの含有割合が比較的低いものであって
は、製品の保存中にガム質が水相の下層部に沈降してく
るためかその水相の上層部が透明化し、また、ガム質の
含有割合が比較的高いものであっては、振盪したときに
微粒子状とな−た油滴がガム質に包み込まれるよ5な秋
態となり、その結果ガム質を軽くして浮上させるように
なるためかその後静置しておくと水相の下層部が透明化
し、いずれの場合も製品の見映えを悪くすると(・5問
題があ−た。更に、キサンタンガムの含有割合が高くな
るにつれ振盪により一旦乳化すると一晩経過しても油相
と水相とがきれいに再分離し難くなり、かつこのような
ものは振盪により乳化状としたものの粘度が高すぎるた
めか食感が重く、分離型液状調味料特有なサラリとした
風味窓が得難いと見・5問題があった。
よって、本発明はキサンタンガムが配合されていても上
記したような問題の生じ難い分離型液状調味料を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記の目的に即して鋭意研究を重ねた結果
、水相にキサンタンガムと共にグアーガムを配合したも
のであるならば、その製品の保存中に水相の上層部が透
明化したり、あるいは振盪静置後に水相の下層部が透明
化したりすることが起きにくく、更に振盪により乳化状
としたものはサラリとした風味窓を有することを見い出
し1本発明に至った。
本発明は油相と水相とから成り、該水相にキサンタンガ
ムおよびグアーガムを含有していることを特徴とする分
離型液状調味料を提供するものである。
本発明の分離型液状調味料における油相は、油相と水相
とから成る従来の分離型液状調味料におけるものとその
成分原料および配合割合等において特に異ならず、一般
的には主として食用油から成る。食用油としては大豆油
、コーン油、ヒマワリ油、サフラワー油、ナタネ油、綿
実油、オリーブ油、ゴマ油などのサラダ油が代表的なも
のとして挙げられろ。尚、必要に応じて、パプリカオイ
ル、マスタードオイル、ガーリックオイル、オレオレジ
ンカブシカム、オイルジンジャ−、オイルレモンなどの
油溶性スパイスオイルが適宜含有されうる。
本発明の分離型液状調味料における水相は、従来の分離
型液状調味料におけるものと、成分原料の一部としてキ
サンタンガムおよびグアーガムを含有していることを除
〜・て特に異ならず、一般的には清水、食酢、果汁(例
えば、レモン、ミカン、リンゴの果汁)、調味料(例え
ば、グルタミン酸ソーダ、砂糖、食塩、醤油、動植物エ
キス)などから成る、 水相の必須成分原料であるキサンタンガムは水相巾約0
.01−0.24の割合で配合されていることが好まし
く・。301%より少なく配合されると製品の振盪時の
一時乳化性がよくなくなる傾向が生じ、また、o、、:
ztl、より多く配合されると振盪後の再分離が悪くな
ると共に振盪により乳化状となったものの粘度が高くな
るためがサラリとした風味窓が失われる傾向がある。
水相の必須成分原料であるグアーガムは水相巾約0.1
,0,3t4の割合で配合されていることが好ましい。
0.14)より少なく配合されると所期の目的を達成し
た分離型液状調味料が得難くなり、キサンタンガムに対
するグアーガムの併用効果が生(≠) しにくくなる。また、0.34)より多く配合されると
キサンタンガムとの共存により水相の粘度が高くなり食
感を重くするようになる。尚、本発明において、キサン
タンガムに対するグアーガムの併用効果が損われない限
り、例えば、ローカストビーンガム、タマリンドガム、
カラギーナン、アラビアゴム、カラヤガムなどのガム質
が適宜配合されうる。
上記したような範囲でキサンタンガムとグアーガムを含
有する水相の粘度は通常約330〜SSOセンチポイズ
の範囲にあり、この下限は製品保存中における水相上層
部の透明化防止の点から、また上限は振盪後の油相と水
相の分離を良くする点や最終製品のサラリとした風味窓
を確保する点からこのような範囲にあることが好ましい
。尚、このような粘度にあってはスパイス類等の固形物
を含む場合であってもそれらを静置時に水相中に良好に
分散させうる。
本発明の分離型液状調味料における上記したような油相
と水相との割合は、従来の分離型液状調法科におけるも
のと異なることはなく、重量割合で通常、油相対水相が
l:り〜り:l程度でよい。
このような本発明の分離型液状調味料は、従来のこの種
のものの製造法に準じて製造すればよく、水相の成分原
料の一部としてキサンタンガムおよびグアーガムを用い
ることを除いて特に異ならない。尚1本発明の分離型液
状調味料は、スパイス類等、特に粗砕スーシイス類、の
固形物を含ませた形態にあ−ても所期の目的を達成した
分離型液状調味料を提供しうるという利点を有するが、
そのような形態の製品の製造も従来のこの種のものの製
造法に準じて製造すればよく、一般的には、製造工程の
いずれかの段階で例えば荒びきのペパー[(例tば、ホ
ワイトペパー、レッドペルペパー、ブラックペパー)あ
るいは粒状またはフレーク状の野菜類(例えば、トマト
、セロリ、オニオン)を水相巾約、2〜3壬の割合で水
相に他の原料と共に配合させればよい。
作用 本発明の分離型液状調味料においては、その水相中にキ
サンタンガムと共に含有されているグアーガムが、製品
の保存中におけるキサンタンガムの沈降を、また、振盪
静置後のキサンタンガムの浮上をいずれも防止するよう
に作用しているのではないかと考えられる。
発明の効果 本発明の分離型液状調味料は、製品の保存中における水
相の上層部の透明化、また、振盪静置後の水相の下層部
の透明化がいずれも生じ難いので、従来の分離型液状調
味料に比べて見映えがよく、かつ分離型液状調味料特有
のサラリとした風味窓を有するものである。
更にまた、本発明の分離型液状調味料は、水相中におけ
るスパイス類郷の固形物の分散性がよいので、これら固
形物を成分原料の一部として配合する形態にあ−ては製
品の見映えを一段と高いものとすることができる。
実施例 以下、本発明を実施例でもって更に詳しく説明する。尚
、本発明において係はすべて重量%を意味する。
実施例1および比較対照例 下記の表/に示した配合割合の成分原料から分離型ドレ
ッシング形態の分離型液状調味料を製造した。
まず、水相の成分原料を均一に混合して水相用混合液を
調製した。次いで別途準備しておいた、200 ml容
のガラス製容器にこの混合液を120.9宛充填し、更
にその上に大豆サラダ油をAopずつ載置して液高が約
/jc+nの分離型ドレッシング形態の分離型液状調味
料特有品を製造した。
尚、対照として、上記の製造法にお〜・てガム質として
キサンタンガムのみを下記の表1に示した割合で用い、
二種類の比較対照品を製造した。
(r) 表1 このようにして得られた各分離型ドレッシング製品の製
造1週間後の水相上層部の状況、振盪乳化状物の食感お
よび振盪静置後73時間後の油相と水相の分離状況およ
びその際の水相下層部の状況に関してそれぞれ調べた。
結果は下記の表2に示した通りである。
/ふ ′−11 実施例コ 下記の表3は示した配合割合の成分原料から上記実施例
1の製造法に準じ、ただし油相と水相との配合割合を重
量割合でコニIrとした他は同様にして分離型ドレッシ
ング形態の分離型液状調味料を製造した。
(/コ) 表3 実施例3 下記の表グに示した配合割合の成分原料から上記実施例
1の製造法に準じ、ただ1.油相と水相との配合割合を
重量割合で3ニアとした他は同様にして分離型ドレッシ
ング形態の分離型液状調味料を製造した。
表t (is ) 上記実施例コおよび3において得られた製品は、いずれ
も、保存中に水相の上層部が透明化することもなく、ま
た、振盪静置後73時間以内に油相と水相との界面はき
れ〜・K分離し、かつその際水相の下層部に透明化の形
跡は認められず、更に振盪によシ乳化状としたものはサ
ラリとした風味感を有しているものであった。
出願人代理人   猪 股    清 (/A)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、油相と水相とから成り、該水相にキサンタンガムお
    よびグアーガムを含有していることを特徴とする分離型
    液状調味料。 2、水相の粘度が約350〜550センチポイズである
    、特許請求の範囲第1項記載の分離型液状調味料。 3、キサンタンガムを水相中約0.08〜0.2重量%
    、およびグアーガムを約0.1〜0.3重量傷含有して
    いる、特許請求の範囲第1項記載の分離型液状調味料。
JP59200085A 1984-09-25 1984-09-25 分離型液状調味料 Granted JPS6178358A (ja)

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JPH036782B2 JPH036782B2 (ja) 1991-01-30

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JPH036782B2 (ja) 1991-01-30

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