JPS60187542A - 制電性立毛製品及びその製造方法 - Google Patents
制電性立毛製品及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS60187542A JPS60187542A JP59043262A JP4326284A JPS60187542A JP S60187542 A JPS60187542 A JP S60187542A JP 59043262 A JP59043262 A JP 59043262A JP 4326284 A JP4326284 A JP 4326284A JP S60187542 A JPS60187542 A JP S60187542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- antistatic
- sheath
- length
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、扁度な色彩を有し、且つ侵れた制電性を有す
る立毛製品に関する。 編織物又は不織布なとがら基布及び比較的長翼\カット
パイルからなる毛皮様の製品は、独特の外観及びM%を
有し広く使用されている。しかしながら、従来の人工の
毛皮様製品は天然の毛皮に較へると精巧さ、複雑微妙さ
において大幅に劣っている。本発明′#1等は、^度の
外観、形態、色彩及び触感等を有する夏毛製、!i′I
!l及びその製造法を待聞昭56−15486号、同5
6−87834号で既に提案した。本発明は優れた外観
、形態、色彩及びi@感を有し、且っ優fした制mtg
:を有する毛皮様製品及びその製造法を提供するもので
ある。 合成線維からなる立毛を有する毛皮様製品は、帯電し易
く、埃の付着、火花放電、不快感(弱い感電)等か起り
、又帯電により立毛同志が付着或いは反発し毛ならびの
乱れが住じる等の欠点がある。この欠点を改良するため
に、通常の制電性線維製品に行なわれている方法、例え
は制電剤を練込んだ繊維を立毛に用いる方法では、立毛
の先端を分解又はm解法によって細化(先鋭化)する際
に!lI電剤が抽出又は分解或いは劣化し、制電性が低
F又は失なわれることが多い。 一方、制電性の樹脂を線維(パイル)の表面に皮膜状等
に付着させる後加工法、例えは一端又は両末端にアクリ
ル酸又はメタクリル酸などのような恵@用能な基7!=
有するポリアルキレンエーテル又はその@畳体を醐維の
表面に+1看させる旗苗する方法も自効であるか、長い
立毛や面密度に植毛された立毛を有する製品に烏能率で
均一に後加工することは相当困旙、又はコスト高であり
、触感も粗砂で、しかも多くの場合耐久性に劣る等の欠
点l・イJ゛する。 本発明の目的は容易且つ扁能率で製造し得、且つh度な
色彩並びに恒久的な優れた制電性を有する毛皮様立毛製
品及びその製造方法を提供するにある。 本発明のii!l電性立毛製品は、長さ5H以上、繊度
5dを越える立毛(以丁刺毛と記す)を有する。 a維構造物に於いて、該刺毛の少なくとも0.05重爪
形が、(a)導電性粒子を含有する制電性ポリマーから
なる芯と、非制電性の鞘からなる芯鞘複合w4釉からな
り、且つ (b)先端が細化され、芯が長さ0.’1w
以上に亘って鯰田していることを特徴とする。 本発明の制電性立毛製品の製造方法は、長さ5■以上、
細度5dを越える立毛(刺毛)を有し、該刺毛に対して
少なくとも0.057Mft%が、芯か′diil竜層
、鞘が弄ft1iI電層である芯鞘型複合繊維からなる
立毛la維構造物を回転体に取付は回転させ、立毛が起
立する方向に遠心力を加えっ\処理液とその接触長さを
変えっ\接触させ、先端に向って立毛を除々に細化し、
先端部に於いて該鞘層を完全に分解又は溶解除去し、芯
層を少なくとも長さ0、1 m以上に亘って露出させる
ことを特徴とする。 本発明の製品の刺毛の少なくとも一部は芯鞘型の制電性
複合繊維からなる。制電性複合繊維とは導電性粒子を含
有する制電性ポリマーからなる芯と、非制電性ポリマー
の鞘からなり、制電性ポリマーの比抵抗(直流100〜
1ooov程度印加してff1lJ走)力月OI″Ω・
Crn程度以下、好ましくはio8Ω・m以−ト、特に
奸計しくは106Ω・t−rn程度以下のものを云う。 l性粒子としては、カーボンブラック、金部粒子、酸化
亜鉛、酸化錫、硫化銅なとのような蛍1馬化合物粒子、
或いは酸化チタン粒子なとの無機化合物粒子の表面に酸
化亜鉛、酸化錫、酸化インジウムなどの金線化合物や金
属の皮膜を形成したもの、更に必要に応じ酸化アンチモ
ン、酸化アルミニウム等のドーピング剤(4電性改良剤
)を配合したもの或いはこれらを混打したものか挙けら
れる。か\るS tTt性粒子粒子有する制電性ポリマ
ーは通常、熱可塑性;jζリマーとこ1しら導電性粒子
とを混練することにまり容易に得ることができる。 上記!i+II′Ir1.性ポリマーとするに必要な導
電性粒子の含有量は、使用する導電性粒子の種類により
異なるが通常5〜85里量%、好ましくは1(1〜b導
電粒子により必要含有量が大幅に異なることか多い。例
えはカーボンブラック(ψ−178)の場合は5〜30
里量%で性能を発揮できるが、酸化チタン粒子に酸化錫
10〜20%程度コーティング処」モした粒子(ψ=4
.57)の場合は18〜77爪量%か必要である。又、
該導電性粒子を配合する熱可塑性ポリマーの種類によっ
ても若干の差異を生することがあるが、これらは目的、
用途により適宜jΔへはよい。こlしらの導f[性bl
子は黒、白、淡灰色、暗灰色、褐色、黄色等に着色さt
る立毛製品に関する。 編織物又は不織布なとがら基布及び比較的長翼\カット
パイルからなる毛皮様の製品は、独特の外観及びM%を
有し広く使用されている。しかしながら、従来の人工の
毛皮様製品は天然の毛皮に較へると精巧さ、複雑微妙さ
において大幅に劣っている。本発明′#1等は、^度の
外観、形態、色彩及び触感等を有する夏毛製、!i′I
!l及びその製造法を待聞昭56−15486号、同5
6−87834号で既に提案した。本発明は優れた外観
、形態、色彩及びi@感を有し、且っ優fした制mtg
:を有する毛皮様製品及びその製造法を提供するもので
ある。 合成線維からなる立毛を有する毛皮様製品は、帯電し易
く、埃の付着、火花放電、不快感(弱い感電)等か起り
、又帯電により立毛同志が付着或いは反発し毛ならびの
乱れが住じる等の欠点がある。この欠点を改良するため
に、通常の制電性線維製品に行なわれている方法、例え
は制電剤を練込んだ繊維を立毛に用いる方法では、立毛
の先端を分解又はm解法によって細化(先鋭化)する際
に!lI電剤が抽出又は分解或いは劣化し、制電性が低
F又は失なわれることが多い。 一方、制電性の樹脂を線維(パイル)の表面に皮膜状等
に付着させる後加工法、例えは一端又は両末端にアクリ
ル酸又はメタクリル酸などのような恵@用能な基7!=
有するポリアルキレンエーテル又はその@畳体を醐維の
表面に+1看させる旗苗する方法も自効であるか、長い
立毛や面密度に植毛された立毛を有する製品に烏能率で
均一に後加工することは相当困旙、又はコスト高であり
、触感も粗砂で、しかも多くの場合耐久性に劣る等の欠
点l・イJ゛する。 本発明の目的は容易且つ扁能率で製造し得、且つh度な
色彩並びに恒久的な優れた制電性を有する毛皮様立毛製
品及びその製造方法を提供するにある。 本発明のii!l電性立毛製品は、長さ5H以上、繊度
5dを越える立毛(以丁刺毛と記す)を有する。 a維構造物に於いて、該刺毛の少なくとも0.05重爪
形が、(a)導電性粒子を含有する制電性ポリマーから
なる芯と、非制電性の鞘からなる芯鞘複合w4釉からな
り、且つ (b)先端が細化され、芯が長さ0.’1w
以上に亘って鯰田していることを特徴とする。 本発明の制電性立毛製品の製造方法は、長さ5■以上、
細度5dを越える立毛(刺毛)を有し、該刺毛に対して
少なくとも0.057Mft%が、芯か′diil竜層
、鞘が弄ft1iI電層である芯鞘型複合繊維からなる
立毛la維構造物を回転体に取付は回転させ、立毛が起
立する方向に遠心力を加えっ\処理液とその接触長さを
変えっ\接触させ、先端に向って立毛を除々に細化し、
先端部に於いて該鞘層を完全に分解又は溶解除去し、芯
層を少なくとも長さ0、1 m以上に亘って露出させる
ことを特徴とする。 本発明の製品の刺毛の少なくとも一部は芯鞘型の制電性
複合繊維からなる。制電性複合繊維とは導電性粒子を含
有する制電性ポリマーからなる芯と、非制電性ポリマー
の鞘からなり、制電性ポリマーの比抵抗(直流100〜
1ooov程度印加してff1lJ走)力月OI″Ω・
Crn程度以下、好ましくはio8Ω・m以−ト、特に
奸計しくは106Ω・t−rn程度以下のものを云う。 l性粒子としては、カーボンブラック、金部粒子、酸化
亜鉛、酸化錫、硫化銅なとのような蛍1馬化合物粒子、
或いは酸化チタン粒子なとの無機化合物粒子の表面に酸
化亜鉛、酸化錫、酸化インジウムなどの金線化合物や金
属の皮膜を形成したもの、更に必要に応じ酸化アンチモ
ン、酸化アルミニウム等のドーピング剤(4電性改良剤
)を配合したもの或いはこれらを混打したものか挙けら
れる。か\るS tTt性粒子粒子有する制電性ポリマ
ーは通常、熱可塑性;jζリマーとこ1しら導電性粒子
とを混練することにまり容易に得ることができる。 上記!i+II′Ir1.性ポリマーとするに必要な導
電性粒子の含有量は、使用する導電性粒子の種類により
異なるが通常5〜85里量%、好ましくは1(1〜b導
電粒子により必要含有量が大幅に異なることか多い。例
えはカーボンブラック(ψ−178)の場合は5〜30
里量%で性能を発揮できるが、酸化チタン粒子に酸化錫
10〜20%程度コーティング処」モした粒子(ψ=4
.57)の場合は18〜77爪量%か必要である。又、
該導電性粒子を配合する熱可塑性ポリマーの種類によっ
ても若干の差異を生することがあるが、これらは目的、
用途により適宜jΔへはよい。こlしらの導f[性bl
子は黒、白、淡灰色、暗灰色、褐色、黄色等に着色さt
【ているためこれらを含有する制電性ポリマーも着色す
る。 この着色は立毛に独得の色彩を与え、製品の外観を篩度
複雑にするが、更に後処理によって芯を露出びせると、
その着色か強調され高度の色調の製品(例えは先端が黒
、白、黄等)が得られ好ましい。更に必要に応じ顔料、
染料を配合し、着色させることも出来る。 本発明の製品に使用する1IIISiL性複合繊維は上
記制電性ポリマーを芯成分とし、非制電性の熱可塑性ポ
リマーを鞘成分として複合紡糸し、必要に応じ1.1倍
以上の延伸、熱処理を施して得られる。 紡糸法としては湿式、乾式、帛融溶糸のいずiLでもよ
く目的、用途により選べはよいが、中でも溶融紡糸法か
容易であり、最も好ましい。 本発明の制電性立を製品には、長さ5朋、繊度5αを縄
える刺毛金石する繊維構造物であり、該刺毛の少なくと
も0()51爪%が上記芯イIJ型の制亀性複8紛維°
Cなければならない。制電性の観点からは0.05〜5
%程度で充分であるか、意匠性又は色彩、外観の点から
は1〜100%、特に111〜90%か効果Ex)な場
合が多い。 木兄1カの繊細8構造物は刺毛のみからなるものでもよ
いが、刺毛と該刺毛よりも少なくとも2■短か<、繊度
5d以トの綿毛とを何重るものが更に好ましい。 第2図は本丸間の立毛製品の具体例を示すパイル織物の
1すr面棟式図である。図に於いて、(3)、(4)は
刺毛であり、(3)は制電性複合細5雑、(4)は通常
の」°制電性繊組である。(5月i繊度5d以)の通常
繊維からなる綿毛であり、(6)は刺毛用繊維と綿毛用
繊維とが集束されたパイル糸であり、(7)及び(8)
は地糸である。図の織物か経パイルであれば(6)、(
7)か経糸で(8)が緯糸である。緯パイルであれば(
6)、(7)か緯糸であり、(8)が経糸である。立毛
以外の部分は毛皮の皮に相当するもので人工品では基布
という。第2図では基布は糸(6)、 (7)、(8)
からなる布であるか、勿論該基布は編物や不繊布でもよ
い。 又M’45はポリウレタン、コム、ABS等の弾性体や
アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、そtlらの繊維及びそ
の他の樹脂をi3 lbでいてもよい。むしろ基η」と
パイル(6)は相互に強固に接着固定さ才1.でいる力
か好ましいことか多い。 第2図では刺毛5本のうち1本か制電性複合級維の例で
ある。この場合、5本の刺毛か同−繊維で且つ、該集束
パイルが均一に植毛さ才Iたとす才1ば、制電性複合繊
維は刺毛に刻して20Δf呈%含有する。該集束パイル
を意匠的に、例メ、ば植毛個所5個に1個の割で飛び飛
びに植毛し、他はil−制電性繊組からなる集束パイル
とすれば、全刺毛に対し制電性複合amは0.4重量%
混在したものとなる。そのような交m(又細)品は例え
ばジャカード編織機で適宜な模様で製造することが出来
、意匠性に富み且つ、制電性も優れたものが得られる。 非制電性緑維からなろ刺毛は単一繊維でもよく、複合f
fvmJ&でもよい。該刺毛は円形断面、異形〜r囲い
ずれでt9>ってもよいか、扁平異形断面がより好まし
いことか多い。 本発明の立毛製品の刺毛の少なくとも1部に使用する制
電性複合緘址の立毛は、非粗化部、細化部及び芯成分か
露出している先端からなり、更に先端と弁軸化ム1)の
間が徐々Cζ細化していることが好ましい。先端は1制
い均一性が蜀求され、非細化部及びテーパ一部とのバラ
ンスのとれた即ち天然毛皮の滑らかな尖鋭状の如き先端
の太さが必要である。先端の太さは平均直径が3〜30
μmが好ましく、5〜2577771か更に好ましく、
8〜207zmか最も好ましい。 上記バランスのと11だ細化状態にするには、先端の太
さに対し非細化部の繊度は5dを越え、その平均1ii
1径か少なくとも2倍、甲でも5倍以上が好ましく、1
0〜80倍が特に好ましい。平均直径とは断面か円ノl
〉の場合はその直径であり、非円形の場合は同じ面積の
円の直径とする。先端の太さは長さ方向にはソ一様であ
り、実質的に一定とみなされる範囲(例えは、平均直径
の変化が40%以内、特に30%以内)である。この先
端は鞘成分が完全に消失し芯成分が露出しており、その
長さは少なくとも0.1 wxである必要がある。露出
長さは0.5〜15mが好ましく、1−10闘か特に好
ましい。先端か短かすぎては外観、触感及び制電性が劣
り、艮すぎると折れたり曲ったり或いは先端同志か交絡
し易い。同様に先端が則すきると折れ曲ったり交絡し易
く、太すぎると外観、触感が粗雑、粗硬となる。この先
端は芯鞘複合繊維の鞘を完全に除去し、芯を露出させる
ことにまり得られる。 細化部(テーパ一部)−≦先端と非細化部とを結合する
部分で、徐々に(連続的又は多段的に)、好ましくは滑
らかに、先端に向って細くなっている。細化部の長さは
美観及び触感にとって極めて重要であり、0.5〜Bo
xが好ましく、2〜2゜鯖が更に好ましく、5〜15m
が特に好蒙しい。 この長さが短かいと先端と非細化部とが不自然に接合さ
れているように見え、美観と柔軟性か失なわれる。支純
化都が余りに長ずざると立毛の腰、嵩高性、a置方、光
沢などが劣り、外観的にもやせた(αじを受け、低級化
する。 第1図は本1clJ+製品の刺毛の先端部の縦断面説明
図である。図に於いて、(1)は制電性ポリマーからな
る芯であり、(2月ま非制電性ポリマーからなる鞘をボ
す。(2)は先端の長さ、CB)は細化部の長さ、(C
)は非細化部の長さであり、■)は先端の直径、(ト)
)は非細化部の直径である。芯の制電性ポリマーは鞘の
非制電性ポリマーよりも、分解剤又は溶剤に対する分解
又は溶解速度が小さいことか望ましい。 例えばアルカリ水溶液によるポリエチレンテレフゆレー
t−m維の分解速度は、細化処理する条件トで該繊維を
処理して、その重量減少曲線(時間変化、)をめ、小伍
減少亭が50%時点での曲線の勾配(単位時的当りのj
l[減少率)をもって表わすことかできる。8唯すマー
の分解又は溶解速度が小さい程、先端は宗り損傷するこ
となく芯部を霧出できる。従って芯ポリマーの分解又は
溶解速度は鞘ポリマーのそれのl以下を望ましく、特ニ
115以下が好ましく、L40以Fが最も好ましい。 上記複合m維からなる立毛の非細化部の形状も極めて重
要である。刺毛は一般に毛皮の表面を形成するので、そ
の外観(嵩高性、腰、被覆能、光沢、色彩、視認穴さな
ど)、触感(剛軟性、弾力性、滑り易さ、復元力など)
、毛さばき性、断熱性及び@置注などに優れていなくて
はならない。 更に、刺毛の断面ノ1ン状は、軸化処理が円滑に進行す
るようなものでなくてはならない。 本発明の製品の最大の特徴は、刺毛の1部又は全部にお
いて制電性ポリマーからなる芯が長さ0、1 wtr以
上に亘って先端部に露出していることである。同一複合
m紬であっても、勤<べきことに芯を露出することによ
り著るしく制電性能かII4」上する。従って、同じ性
能を得るためには芯が露出していないものに比べ、芯の
導電性物質の含有量が少なくてよい。更に、露出1部は
処理剤により成る程度、実賀的に太さが損傷を受Cブな
い範囲内ではあZ・が、導電性物質を含有するポリマー
の1部が分解又は溶解除去され、導電性物質の含有率が
見掛上増加し制電性能か一層向上するという場合もある
。又芯か有色しているため刺毛畏さ方向に色彩、色調の
変化したものか得られる。例えば、導電性物質としてカ
ーホンブラックを用L)だ芯ポリマー(黒色)を酸化チ
タン粒子1.7重量%含有した鞘ポリマーで包んだ複合
繊維とすオ【ば、刺毛の非祷稙都は淡灰色又は白色、チ
ー/マ一部は灰色から和する方間に同って徐々に黒さが
増し、先端の露出部は濃黒色と変化する。この色彩変化
は特に扁平異形断面糸の場合は史に強調され好ましい。 このように立もの長さ方向に色調変化した製品は深味の
ある色彩、複雑な一度な外観を呈し、極めて面縁なもの
である。 第31〜第9因は、本発明製品の刺毛(非細化部)に好
適な81711電性繊維の横断向の例である。図に於い
て、芯を(1)、鞘を(2)で示す。第3因は丸断面で
芯(1)も円形のものである。第4図〜第9図は異形1
ト1曲であり、第4図は1個の翼状笑起(以下翼と記す
)を有し、芯(1)は非円形で中心にある例であるが、
芯(1)は線心していてもかまわない。該図は鞘(2)
の最外層fこ最外層(9) fj!イ]する例である。 この最外層(9)は、鞘(2)を分解剤又は磨削から1
時的に保護したり、染色性を変化させる場合に用いるが
、勿論最外層(9)の有無は目的、用途により自由に選
択すれはよい。第6図は3個の翼を有し、中心に円形の
芯(1)がある例である。こ\で長径を(8)で示し、
短径(Eと直角方向で最大内接円(G)の中心を通る径
)を促)で示す。扁平率は長径/短径の比、即ち(ト)
l / CF)である。 翼とは、最大の内接円(G)の外側の部分で末端に回っ
て徐々に幅が小さくなる部分をいう。末端の内接円、例
えは(mの直径は最大の内接円(G)の直径よりも小さ
い必要がある。翼の幅は単調に末端に向って小さくなる
必要があり、くびれ(極小部)があるのは好ましくない
。これは薬剤処理によって立毛の細化部が滑らかに細化
されるために必要である。 翼端内接円の直径は80μm以Fが好ましく、211μ
m以)が特に好ましく、3〜10μmが最も好ましい。 同様に翼端内接円1目径は短径(ト))の1/2以)か
好ましく、1/8以)が特に好ましい。第6図では翼(
1(11)(102)のなす角度が100度、與(10
2)(Ills)のなす角度が85度、翼(HlB)
(Hll)のなす角度か175度である。翼の長さ及び
角度は偏平率を1.2〜5にするように、任意に選ぶこ
とか出来る。 第7図は:3個の夾の父る角度が第6図とは異なる例で
ある。芯(1)は第6図のように円形でもよく、第7図
のように非円形でもよい。芯は立毛の先端を形成する重
要な成分である。芯の平均直径は3〜30μm−か好ま
しく、5〜2571mが更に好ましく、8〜20μmが
最も好ましい。第8〜9図は4つの島を有する例である
。この翼は対称性の低い形のものであってもよい。刺毛
(非細化部)の繊度は5dを越える太さが必要である。 余り太すぎると粗娩となり則すきると嵩高性、膝及び光
沢が劣る。 刺毛繊度は1 (1〜50dが特に好ましい。刺毛((
非細化部)の横断面は円形でもよいが、扁平な異形がよ
り好ましい。刺毛(非細化部)の扁平率は1.2〜5が
好ましく、特に1.5〜4が好ましい。 扁平率が大きすぎると、立毛が過度に柔軟となり且つフ
ィブリル化し易くなる。他方扁平率が小さすきると、立
毛の柔軟性、光沢、被覆能、保温力が尖る。このように
断面において適度の扁平率及び1〜4個の机をもつ立毛
は視認的太さ、嵩高性、腰、柔軟性、光沢などの点で刺
毛としですぐIしているだけでなく、史に尼さはき性、
ブラシング性にもすぐ1し、しかも容易に美しく、滑ら
か且つ均一に細化可能であるという優れた特長を有する
。 鞘の熱可塑性ポリマーは、強アルカリ(1(aOHlK
OH等)水浴液や溶剤で容易に分解又は溶解されるもの
でなければならない。好適なポリマーとして、例えはポ
リエチレンフ々レート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリエチレンオキシベンゾエート、ポリジメチルシクロ
ヘキサンテレフタレートなどのm#8形成性ポリエステ
ル及びそれらを主成分(50%以上)とし、第3成分を
共ル合又は混合した変性ポリエステル等のポリエステル
系、6ナイロン、66ナイロン、610ナイロン、12
ナイロン等及びそれらを主成分とする第8成分を共重合
した脂肪族ボリアミド、ポリオレフィン、ポリビニル糸
ポリマー5ポリスチレン、等が挙げら才する。 芯に用いられる熱可塑性ポリマーは上記鞘に使用するポ
リマー全でが極用2可能であるが、芯の露出を美しく且
つ均一に−HaたQには、鞘に使用するポリマーより、
処理剤に対する抵抗性の大占い例えば未変性又は変性度
の小さいポリマーを選択することか好ましい。 芯と鞘とは浴融複合紡糸可能なものが好ましく、更に相
互接着性であることが好ましい、未変性又は変性度の低
いポリブチレンテレフタレート(以下PB’l”と記す
)は芯ポリマーとして最適のものの例である。すなわち
アルカリ水溶液に対して抵抗性が大きく、且つ他のポリ
エステル、例えばポリエチレンテレフタlノート(以下
PE’l”と記す)に対して接着性があり、しかも曲げ
歪などに対する弾性回復率が鳥いために、立毛先端の形
を正しく保持し交絡しにくいという特長がある。PB’
l”の芯と組合せる鞘用のポリエステルの例としては、
1〜80%の第8成分を共重合又は混合し1こ変性PB
’l’、PET、変性率(共重合又は混合率)1〜30
%のPE’I’、同様に変性率1〜30%の他の繊維形
成性ポリエステルなどがあげられろ。ポリエステルの共
重合による変性の例としてi、アジピン酸、セパチン酸
なとの直鎮ジカルボン酸、イソフタル酸、スルホイソフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸なとの芳香族ジカルボ
ン酸、エチレングリコール、ブチレングリフール、ヘキ
サンジオールなどの直鎖グリコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリ
コールなどのポリアルキレングリコール類などを1〜8
0%(重量)程度共重合したものがあげられる。また、
混合にまる変性の例としては、ポリアルキレンゲリコー
ル類5脂肪族ポリエステル類(ポリエチレンアジペート
、ポリブチレンアジペート、ポリカプロラクトン等)ポ
リアルキレンゲリコール/ポリエステルブロック共重合
体、脂肪族/芳香族共重合ポリエステルなどを1〜30
%程度溶融混合・したものがあげられる。特にスルホン
基やエーテル結合を有する化合物を共重合又は混合した
場合はアルカリに対する抵抗が減少し変性効果が大きい
。 未変性のPFJTその他のホモポリエステルもPBTに
次いで芯ポリマーとして好適で、それに組合せる鞘ポリ
マーは変性PK’[’で、変性FBI’その他の変性ポ
リエステルか好ましい。鞘と芯とを同極のポリエステル
とするときは、鞘の変性率(共重合又は混合率)の芯の
それよりも1〜80%、特に5〜20%大きいものが多
くの場合好適である。鞘ポリマーへの酸化チタンなどの
艶消剤、着色剤、染料などの添加は任意であるが、良好
な光沢を得るためには艶消剤の添加率は0.5%以F。 特に0.2%以丁が好ましい。 上記芯鞘複合繊維は、周知の溶融複合紡糸によって製品
し得る。延伸後の芯の太さが8〜80μ洛になるよう設
計し、両成分を別々に溶融計量し、例えば芯鞘複合比1
/2〜1150、特に115〜V20で複合した後、扁
平な紡糸オリフィスから紡出し、冷却、オイリングし巻
取る。必要に応じ延伸、熱処理した後連続フィラメント
又は紡績糸の形でパイル糸等として使用する。高速(2
0(10m/分以上、特に400(1m/分以上)紡糸
した場合は延伸が不要な場合もある。またパイル糸とし
て使用するとき綿毛用の糸と金糸、合撚、混紡などして
用いてもよい。 立毛製品の製造法は、周知のパイルm繊機、スライバー
編機、タフティング法、静電植毛法、起毛法等も利用出
来るが、パイル編織機が均一性が高く最適である。これ
らの方法で、刺毛のカット長を所望(5鰭以上)のカッ
トパイル製品とした後、必要に応じ綿毛の切断、又は熱
収縮、刺毛先端細化、染色、脱色、仕上加工、バッキン
グ、ブラシングなどを行ない人工毛皮を得ることか出来
る。 綿毛の繊度は5d以下、特に8d以下か好ましく、0.
5〜2dが最も奸才しい。綿毛は適度に巻縮しているこ
とが好ましく、断面は円形でも非円形でもよい(例えは
ヒョウタン形や亜鈴形が好ましい)。第10図〜第14
゛図に綿毛に好適な例の横断面図を示す1、素材ポリマ
ーはポリアミド、ポリエステル、ポリビニル糸なと自白
であるが、アルカリ水溶液で切陶1可能なポリエステル
か好適である。処理剤で切Iすfセす熱で高収納(30
%以上、好ましくは40%以上)する、素材を使用する
ことも好適である。綿毛の密度は最終製品において80
00〜80000本/cIA程度、特に5000〜20
000本/4ff度が好ましい。刺毛の密度は200〜
2000本/6Iy度、特に300−12oj一本/m
&度か好ましく、立毛がそのような範囲になるよう植毛
1−ることは容易である。また加工工程で基布を収縮さ
せて立毛密度を高めることも出来る。 本発明者は、遠心カケ利用した立毛品の高度な加工法及
びそわによって得られる製品を前述の特開昭で開示した
。この遠心加工法を本発明に適用し、綿毛切断、刺毛細
化、染色、脱色などを行なうことができる。 綿毛切断方法は、刺毛よりも分解又は溶解速度の大きい
綿毛繊維を遠心力で起立させ、基布から所定の距離以遠
の部分を例えばアルカリ水溶液等に浸漬して切断する方
法を好ましく適用し得る。 綿毛切断工程での刺毛の細化又は損傷を最小限にするた
めには、綿毛のアルカリ水溶液fこよる分解速度が刺毛
のそれよりも大きいことが望まれる。 実際は綿毛を刺毛よりも充分細くすることにより、刺毛
と同じポリマーであっても早(切断され、そのときの刺
毛の損傷をはと九と無視し得る程度(直径減少20%以
下、特に10%以下)とすることが出来る。勿論綿毛ポ
リマーとして、刺毛ポリマーよりもアルカリ水溶液によ
る分解速度の大きいもの、例えばその速度比1.5以上
、特に8以上のものを用いることにより、綿毛切断によ
る刺毛の細化、損傷を実質的に無視(M承減少10%以
下、特に5%以下)することが出来る。 刺毛先端の細化は、同様に遠心力で刺毛を起立させ、基
布から所望の距離(起点)から他の所望の距離(終点)
まで処理液の浸漬深さを徐々に罠えつつ(P1!面を移
動させつつ)複合繊維の鞘を部分的に溶解除去する方法
が好適である。勿論立毛の先端は、所望の長さだけ鞘を
完全に除去する。 このような立毛細化処理により、前記翼を有し、処理液
に対し抵抗力の大きい芯を何する複合m維は美しく滑ら
か且つ均一に先端に向って徐々に細化さ才【る。処理液
としては、ポリエステル系にはアルカリ水溶液、ポリア
ミド系には強酸(ギ酸、硫酸)、ポリスチレン等は芳香
族炭化水紫(ベンゼン、トルエン)等のような熱可塑性
ポリマーの分解剤又は浴剤かあり、目的、用途により選
択できる。中でもアルカリ水溶液が取扱い易く好適であ
る。 立毛の染色、脱色等にも遠心加工法が応用可能であるが
前記特開に詳述したので省略する。 本発明により、均一な先端及び滑らかな細化部を有する
美観にすぐれた立毛を有し、優れた制電性、更に嵩高性
、腰、柔軟性、光沢、被覆能、触感及び軽量性に優れ、
且つ高度な深味のある色彩を有し、天然の毛皮に匹敵す
る高度の人工毛皮を容易に製造し得る。 制電性の効果を^めるために基布に導電性繊維を混用し
たり、基布に含浸させる樹脂(例えば、ボリウレゆン弾
性体)などに導電性粒子(例えはカーボンブラックや酸
化錫粒子など)や制電性物質(例えば、ポリアルキレン
オキシド及びその跣導体、界面活性剤、有機電解質なと
)を混合することも出来る。このときは導電性繊維の導
電層か表面に露出しているものが好ましい。 本発明によって毛皮の摩擦等による帯電を効果的に抑制
することが出来る。例えば動物毛(ブタ毛など)、合成
1旨毛(塩化ビニル、ナイロン12など)などからなる
ヘアブラシ又は洋服ブラシで毛皮を摩擦したとき(20
’C14o%RH)の帯電圧を±aooov以内、特に
±20007以内、最も望ましくは±100OV以内に
抑制することが出来、帯電による障害を充分に防ぐこと
が出来る。 以rの実施例において部及び%は特記しない限り重量比
率である。 実施例I U有粘度0.64 (フェノール/テトラクロルエタン
−1/l vol混合浴媒、1%濃度、20°Cで測定
)のPBT粉末77部、カーボンブラック(パルカンX
C−72:ギヤボット社製)23部を275°Cに加熱
した2@混線機で溶融混合し、ポリマーP1イピ得Iこ
。 固有粘度0.62、酸化チタン粒子1.7%含有したP
ET/zポリマーP2とし、ナトリウムスルホイソフタ
ル酸を4.8%共重合した変性PETで酸化チタン粒子
の含有率0.1%、固有粘度0.63のものをポリマー
P8とする。 ポリマーP1を芯、ポリマーP2を鞘とした第5因に示
した、但し最外皮(9)を有さない翼2個の扁平な横断
面を有する芯鞘複合線mを製造した。即ち、2つのエク
ストルーダーでポリマーP1、P2を各々単独に295
°C,285°Cで溶融し、接合比率がP、 /P2=
1/9 (容量比)になるよう各々ギヤーポンプで計
量して、292°Cの紡糸口金より吐出し紡速700m
/分で巻き取った。 得られた未延伸糸をローラーヒーター84°C、プレー
トヒーター150°Cで389倍に延伸して、2 n
d/fの複合繊維Y、を得た。Y、は長径98μm、短
径39μm、扁平率2.5、芯の平均直径が12.57
部mであり、1.8 X 10′Ω・mの比抵抗を有し
ていた。 同様にして但しP、の代わりにカーボンブラックを含有
しないFB’[’を用い、同一横断面を自する2 0
cl/fの芯鞘複合繊維Y2を得た。Ylは扁平率2.
5、芯の平均直径が1.2.8μmであり、比抵抗は1
014Ω・0以上であった。 一万ポリマーP3を295°C″C−浴融紡糸し、延伸
して150d/144fの横断面が第12図に示した如
き単独繊維Y3を得た。Y3は才ゆ型扁平で扁平率1.
8である。このY3を糸速820m/分、予熱温度12
0°C、スタフィンボックス温度187°Cでパンロン
加工し、巻縮数207ケ/25fiの加工糸YF3を得
た。 Ylを1本、Y、を6本、YF、を1本をエアジェツト
ノズルで均一に湿繊した後、80T/mの撚りをかけパ
イル糸PY、を得た。 通常のPE’I’紡績糸(単糸1.5d、40番手双糸
中266d相当)を経及び緯糸の地糸に用い、PY+に
パイル糸に用いてカットパイル織物CP1を得た。CP
lの植毛密度は75個所/cd、カット長86朋のW型
植毛である。 CP、を特開昭56−15486号に開示した方法で遠
心加工する。即ち、CPlを直径1mの円筒(円筒)す
こ取付け、直径1.1mの円筒状の加工液容器(外向)
と共をζ600 rpmの速度(遠心力約200G)で
同転し立毛(パイル)を起立させ、外向の外部より赤外
線ヒーターで加熱し内局温度(パイル雰囲気温度)約1
70°Cとし15分同熱処理する9次に外筒にNaOH
1,5%水溶液をかなり急激に注入し、内側液面がCP
、の基布より17鰭の点まで満し、98°Cで10分胸
処理した後−アルカリ液を排出し、パイルを充分水洗し
乾燥した。この処理で綿毛に相当するYF、は、基布か
ら17簡の点で切断されたが刺毛に相当するYl及びY
、の損傷は僅か(直径減少率約5.9%)であった。 次にNaOH20%水溶液を外筒に徐々に注入し、先す
液面が基布から34IIj+の位置に保ち、100℃で
15分m」処理シフ、次いで数回を84tNから28露
まで40分りか\り徐々に移動(加工液の注入)させた
のち10分間で84 wL4−まで移動(加工液の排出
)させたのちすはやく排液し1、水洗、乾燥した。この
処理で刺毛(Y、及びY2共)の先端部はテーパー状に
細化され、先端は2闘の長さに亘り芯ポリマー(pi及
び、PB!f’)か完霊に露出していた。先端無出部の
太さは平均直径がYlか12.4μm、Y2か12.6
μmと殆んど損傷なかった。又、テーパ一部は長さ6鵬
に亘り先端に向って滑らかに細化していた。 次にmh速度を800rpm(約50G)に変え、蛍光
原′#4(日本化学工業製ニラカブライI−ATN2%
0W8)とキャリヤー29/l 、及び青味がかった灰
色のカチオン染料<0.05y/l)の混合液を基布か
らIHの点まで満し、98°Cで40分間染色し、排液
、水洗、乾燥後、ハイドロサルファイド2 f /L
、 NaOH1t/l 、アミラジンD2y7t、ソー
ダ灰22/lの混合液を基布からIMの点まで満し、7
0°C15分間還元洗浄を行い、水洗、乾燥した。次い
で遠心機を止めパイル織物を取外し、基布の長面に暗青
色の顔料を配合したポリウレタン樹脂を塗布、乾燥し、
刺毛密度525本15+、綿毛密度10,800本/−
の人工毛皮AP、を得た。 AF、は綿もが青味かかった薄い灰色、Y、即ち制電性
複合繊維からなる刺毛は根元から非細化部は白色〜淡灰
色、テーパ一部は灰色〜黒色、先端は真黒色と立毛長さ
方向に色調が変化しており、それかY2からなる白の刺
毛の中に点在し、高級なブルーフォックス酷似の色相を
有していた。 AF、と同様に、但しYlの含有率を変えるためにY2
との合糸率の変化、Y1含有パイル糸植毛個数を変化(
例えはAFlではY、含有パイル糸は均一植毛に対し、
Y、含有パイル糸とY、を含有しなシ)パイル糸を交互
植毛すればAFlのHの含有率となる)させて各々人工
毛皮AP、〜AF、を得た。又比較としてYlを全く含
まないAF8を得た。 得られた人工毛皮AP1〜AF8’E’2 n°C14
0%RH恒温憤湿中24時間調湿したのち、塩化ヒニル
製洋服ブラシで20回摩擦後の帯電圧を測定した結果、
第1表に示す。 第1表 第1表で明らかなようにAF□及びAF、〜AF7の本
発明製品は優tまた制電性を有している。 実施例2 実施例1と同様CP、を用い細化処理の際、芯露出長及
びテーパー長さが種々異なるようにした以外はAFlと
全く同様Iζ処理し夫々人工毛皮AF、〜Afi’、6
を得た。 比較例として同じCP、を用い、綿毛切断のみで刺毛細
化処理を除いた以外はAF、と同様後加工し、人工毛皮
様製品AP、、を得た。 又、同じく比較例としてY、の代わりに芯は同じPlを
、鞘は固■粘度0.78(溶剤:濃硫酸、濃度:0.5
%、20°Cで測定)、酸化チタン粒子1.7%含有し
た6ナイロンとした芯鞘複合繊維Y4(20d/f、比
抵抗1.6X10”Ω・倒)を用いた以外は実施例1の
AP、と全く同様に処理して人工毛皮AFよ、を得た。 このAP、8は刺毛Y、は細化されたがY4の鞘か6ナ
イロンのため細化されずなかった。 得ら1+、たAF、〜AP18 の製品につき外観、風
合。 摩擦帯電圧を測定した結果、第2表に示す。 82表で判るように、同じ@電性複合繊維(Yl)を用
いても、比較例のAFrvの如き細化処理しないものは
粗硬であるのに比べ細化処理したもの(AF。 〜16)は風合、外観共に改善され、制御!性能も向上
する。特に本発明製品(AP、□〜、6)の芯を0.1
卿以上賑出させたものは、風合、外観、制電性能が奢る
しく向上する。比較例AP、8はY2刺毛は細化されて
いるためAF、、に比べると著るしく風合は改善されて
いるが、非細化のY4が混在する為、外観はかなり劣り
、且つ制電性芯が露出していない為制電性もや\劣る。 しかし該AF 、8を更に遠心機にかげ90%ギ酸で鞘
成分の6ナイロンを溶解し細化して芯を露出(2m+)
シたAFtsは風合、外観、制電性共に著るしく向上し
た。 実施例8 実施例2に於いてY】の芯/鞘の複合比率のみを変化さ
せて芯の平均直径の異なる軸々の複合繊維を得、これを
AF、2及びAF、、と同様にして合撚、カットパイル
織物、綿毛切断、刺毛細化処理、染色加工+mし、各々
人工毛皮AF、、〜AF、を得た。 得られた人工毛皮AF、9〜AF2.を風合、外観、先
端交絡性、先端の折へ曲り易さく洋服ブラシで200同
ブラツシング後観察)及び制電性を評価した結果を第3
表に示す。但し先端の交絡性、折れ曲り易さの評価は交
絡しない、折れ曲り難いのを優ねでいる(○)として表
示した。 第3表 芯の平均直径が余りに細すぎると、先端の直立性かや\
劣り、逆に余りに太いと風合かや\粗硬となる。しかし
いずれの製品も優カた制電性を有する。 実施例4 実施例1と同様に、但しポリマーP1の代わりにカーボ
ンブラック含有率の異なる種々のポリマーを作成し、Y
□と同様lこ但し、比抵抗の各横異なる芯鞘複合繊維を
得た。これらを用いAP、と同様に製織次いで処理して
AF21!〜AFssを得た。得られた製品の摩擦帯電
圧を測定し、第4表に示した。 第4表 得られた人工毛皮AII’28〜八FBBはいずれも風
合、外観共に極めて良好であった。しかじ制電性能の観
点から複合繊維の比抵抗は1010Ω・m以下が好まし
く、108Ω・m以下かJり好筐しく、特に10’Ω・
m以下か好ましい。
る。 この着色は立毛に独得の色彩を与え、製品の外観を篩度
複雑にするが、更に後処理によって芯を露出びせると、
その着色か強調され高度の色調の製品(例えは先端が黒
、白、黄等)が得られ好ましい。更に必要に応じ顔料、
染料を配合し、着色させることも出来る。 本発明の製品に使用する1IIISiL性複合繊維は上
記制電性ポリマーを芯成分とし、非制電性の熱可塑性ポ
リマーを鞘成分として複合紡糸し、必要に応じ1.1倍
以上の延伸、熱処理を施して得られる。 紡糸法としては湿式、乾式、帛融溶糸のいずiLでもよ
く目的、用途により選べはよいが、中でも溶融紡糸法か
容易であり、最も好ましい。 本発明の制電性立を製品には、長さ5朋、繊度5αを縄
える刺毛金石する繊維構造物であり、該刺毛の少なくと
も0()51爪%が上記芯イIJ型の制亀性複8紛維°
Cなければならない。制電性の観点からは0.05〜5
%程度で充分であるか、意匠性又は色彩、外観の点から
は1〜100%、特に111〜90%か効果Ex)な場
合が多い。 木兄1カの繊細8構造物は刺毛のみからなるものでもよ
いが、刺毛と該刺毛よりも少なくとも2■短か<、繊度
5d以トの綿毛とを何重るものが更に好ましい。 第2図は本丸間の立毛製品の具体例を示すパイル織物の
1すr面棟式図である。図に於いて、(3)、(4)は
刺毛であり、(3)は制電性複合細5雑、(4)は通常
の」°制電性繊組である。(5月i繊度5d以)の通常
繊維からなる綿毛であり、(6)は刺毛用繊維と綿毛用
繊維とが集束されたパイル糸であり、(7)及び(8)
は地糸である。図の織物か経パイルであれば(6)、(
7)か経糸で(8)が緯糸である。緯パイルであれば(
6)、(7)か緯糸であり、(8)が経糸である。立毛
以外の部分は毛皮の皮に相当するもので人工品では基布
という。第2図では基布は糸(6)、 (7)、(8)
からなる布であるか、勿論該基布は編物や不繊布でもよ
い。 又M’45はポリウレタン、コム、ABS等の弾性体や
アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、そtlらの繊維及びそ
の他の樹脂をi3 lbでいてもよい。むしろ基η」と
パイル(6)は相互に強固に接着固定さ才1.でいる力
か好ましいことか多い。 第2図では刺毛5本のうち1本か制電性複合級維の例で
ある。この場合、5本の刺毛か同−繊維で且つ、該集束
パイルが均一に植毛さ才Iたとす才1ば、制電性複合繊
維は刺毛に刻して20Δf呈%含有する。該集束パイル
を意匠的に、例メ、ば植毛個所5個に1個の割で飛び飛
びに植毛し、他はil−制電性繊組からなる集束パイル
とすれば、全刺毛に対し制電性複合amは0.4重量%
混在したものとなる。そのような交m(又細)品は例え
ばジャカード編織機で適宜な模様で製造することが出来
、意匠性に富み且つ、制電性も優れたものが得られる。 非制電性緑維からなろ刺毛は単一繊維でもよく、複合f
fvmJ&でもよい。該刺毛は円形断面、異形〜r囲い
ずれでt9>ってもよいか、扁平異形断面がより好まし
いことか多い。 本発明の立毛製品の刺毛の少なくとも1部に使用する制
電性複合緘址の立毛は、非粗化部、細化部及び芯成分か
露出している先端からなり、更に先端と弁軸化ム1)の
間が徐々Cζ細化していることが好ましい。先端は1制
い均一性が蜀求され、非細化部及びテーパ一部とのバラ
ンスのとれた即ち天然毛皮の滑らかな尖鋭状の如き先端
の太さが必要である。先端の太さは平均直径が3〜30
μmが好ましく、5〜2577771か更に好ましく、
8〜207zmか最も好ましい。 上記バランスのと11だ細化状態にするには、先端の太
さに対し非細化部の繊度は5dを越え、その平均1ii
1径か少なくとも2倍、甲でも5倍以上が好ましく、1
0〜80倍が特に好ましい。平均直径とは断面か円ノl
〉の場合はその直径であり、非円形の場合は同じ面積の
円の直径とする。先端の太さは長さ方向にはソ一様であ
り、実質的に一定とみなされる範囲(例えは、平均直径
の変化が40%以内、特に30%以内)である。この先
端は鞘成分が完全に消失し芯成分が露出しており、その
長さは少なくとも0.1 wxである必要がある。露出
長さは0.5〜15mが好ましく、1−10闘か特に好
ましい。先端か短かすぎては外観、触感及び制電性が劣
り、艮すぎると折れたり曲ったり或いは先端同志か交絡
し易い。同様に先端が則すきると折れ曲ったり交絡し易
く、太すぎると外観、触感が粗雑、粗硬となる。この先
端は芯鞘複合繊維の鞘を完全に除去し、芯を露出させる
ことにまり得られる。 細化部(テーパ一部)−≦先端と非細化部とを結合する
部分で、徐々に(連続的又は多段的に)、好ましくは滑
らかに、先端に向って細くなっている。細化部の長さは
美観及び触感にとって極めて重要であり、0.5〜Bo
xが好ましく、2〜2゜鯖が更に好ましく、5〜15m
が特に好蒙しい。 この長さが短かいと先端と非細化部とが不自然に接合さ
れているように見え、美観と柔軟性か失なわれる。支純
化都が余りに長ずざると立毛の腰、嵩高性、a置方、光
沢などが劣り、外観的にもやせた(αじを受け、低級化
する。 第1図は本1clJ+製品の刺毛の先端部の縦断面説明
図である。図に於いて、(1)は制電性ポリマーからな
る芯であり、(2月ま非制電性ポリマーからなる鞘をボ
す。(2)は先端の長さ、CB)は細化部の長さ、(C
)は非細化部の長さであり、■)は先端の直径、(ト)
)は非細化部の直径である。芯の制電性ポリマーは鞘の
非制電性ポリマーよりも、分解剤又は溶剤に対する分解
又は溶解速度が小さいことか望ましい。 例えばアルカリ水溶液によるポリエチレンテレフゆレー
t−m維の分解速度は、細化処理する条件トで該繊維を
処理して、その重量減少曲線(時間変化、)をめ、小伍
減少亭が50%時点での曲線の勾配(単位時的当りのj
l[減少率)をもって表わすことかできる。8唯すマー
の分解又は溶解速度が小さい程、先端は宗り損傷するこ
となく芯部を霧出できる。従って芯ポリマーの分解又は
溶解速度は鞘ポリマーのそれのl以下を望ましく、特ニ
115以下が好ましく、L40以Fが最も好ましい。 上記複合m維からなる立毛の非細化部の形状も極めて重
要である。刺毛は一般に毛皮の表面を形成するので、そ
の外観(嵩高性、腰、被覆能、光沢、色彩、視認穴さな
ど)、触感(剛軟性、弾力性、滑り易さ、復元力など)
、毛さばき性、断熱性及び@置注などに優れていなくて
はならない。 更に、刺毛の断面ノ1ン状は、軸化処理が円滑に進行す
るようなものでなくてはならない。 本発明の製品の最大の特徴は、刺毛の1部又は全部にお
いて制電性ポリマーからなる芯が長さ0、1 wtr以
上に亘って先端部に露出していることである。同一複合
m紬であっても、勤<べきことに芯を露出することによ
り著るしく制電性能かII4」上する。従って、同じ性
能を得るためには芯が露出していないものに比べ、芯の
導電性物質の含有量が少なくてよい。更に、露出1部は
処理剤により成る程度、実賀的に太さが損傷を受Cブな
い範囲内ではあZ・が、導電性物質を含有するポリマー
の1部が分解又は溶解除去され、導電性物質の含有率が
見掛上増加し制電性能か一層向上するという場合もある
。又芯か有色しているため刺毛畏さ方向に色彩、色調の
変化したものか得られる。例えば、導電性物質としてカ
ーホンブラックを用L)だ芯ポリマー(黒色)を酸化チ
タン粒子1.7重量%含有した鞘ポリマーで包んだ複合
繊維とすオ【ば、刺毛の非祷稙都は淡灰色又は白色、チ
ー/マ一部は灰色から和する方間に同って徐々に黒さが
増し、先端の露出部は濃黒色と変化する。この色彩変化
は特に扁平異形断面糸の場合は史に強調され好ましい。 このように立もの長さ方向に色調変化した製品は深味の
ある色彩、複雑な一度な外観を呈し、極めて面縁なもの
である。 第31〜第9因は、本発明製品の刺毛(非細化部)に好
適な81711電性繊維の横断向の例である。図に於い
て、芯を(1)、鞘を(2)で示す。第3因は丸断面で
芯(1)も円形のものである。第4図〜第9図は異形1
ト1曲であり、第4図は1個の翼状笑起(以下翼と記す
)を有し、芯(1)は非円形で中心にある例であるが、
芯(1)は線心していてもかまわない。該図は鞘(2)
の最外層fこ最外層(9) fj!イ]する例である。 この最外層(9)は、鞘(2)を分解剤又は磨削から1
時的に保護したり、染色性を変化させる場合に用いるが
、勿論最外層(9)の有無は目的、用途により自由に選
択すれはよい。第6図は3個の翼を有し、中心に円形の
芯(1)がある例である。こ\で長径を(8)で示し、
短径(Eと直角方向で最大内接円(G)の中心を通る径
)を促)で示す。扁平率は長径/短径の比、即ち(ト)
l / CF)である。 翼とは、最大の内接円(G)の外側の部分で末端に回っ
て徐々に幅が小さくなる部分をいう。末端の内接円、例
えは(mの直径は最大の内接円(G)の直径よりも小さ
い必要がある。翼の幅は単調に末端に向って小さくなる
必要があり、くびれ(極小部)があるのは好ましくない
。これは薬剤処理によって立毛の細化部が滑らかに細化
されるために必要である。 翼端内接円の直径は80μm以Fが好ましく、211μ
m以)が特に好ましく、3〜10μmが最も好ましい。 同様に翼端内接円1目径は短径(ト))の1/2以)か
好ましく、1/8以)が特に好ましい。第6図では翼(
1(11)(102)のなす角度が100度、與(10
2)(Ills)のなす角度が85度、翼(HlB)
(Hll)のなす角度か175度である。翼の長さ及び
角度は偏平率を1.2〜5にするように、任意に選ぶこ
とか出来る。 第7図は:3個の夾の父る角度が第6図とは異なる例で
ある。芯(1)は第6図のように円形でもよく、第7図
のように非円形でもよい。芯は立毛の先端を形成する重
要な成分である。芯の平均直径は3〜30μm−か好ま
しく、5〜2571mが更に好ましく、8〜20μmが
最も好ましい。第8〜9図は4つの島を有する例である
。この翼は対称性の低い形のものであってもよい。刺毛
(非細化部)の繊度は5dを越える太さが必要である。 余り太すぎると粗娩となり則すきると嵩高性、膝及び光
沢が劣る。 刺毛繊度は1 (1〜50dが特に好ましい。刺毛((
非細化部)の横断面は円形でもよいが、扁平な異形がよ
り好ましい。刺毛(非細化部)の扁平率は1.2〜5が
好ましく、特に1.5〜4が好ましい。 扁平率が大きすぎると、立毛が過度に柔軟となり且つフ
ィブリル化し易くなる。他方扁平率が小さすきると、立
毛の柔軟性、光沢、被覆能、保温力が尖る。このように
断面において適度の扁平率及び1〜4個の机をもつ立毛
は視認的太さ、嵩高性、腰、柔軟性、光沢などの点で刺
毛としですぐIしているだけでなく、史に尼さはき性、
ブラシング性にもすぐ1し、しかも容易に美しく、滑ら
か且つ均一に細化可能であるという優れた特長を有する
。 鞘の熱可塑性ポリマーは、強アルカリ(1(aOHlK
OH等)水浴液や溶剤で容易に分解又は溶解されるもの
でなければならない。好適なポリマーとして、例えはポ
リエチレンフ々レート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリエチレンオキシベンゾエート、ポリジメチルシクロ
ヘキサンテレフタレートなどのm#8形成性ポリエステ
ル及びそれらを主成分(50%以上)とし、第3成分を
共ル合又は混合した変性ポリエステル等のポリエステル
系、6ナイロン、66ナイロン、610ナイロン、12
ナイロン等及びそれらを主成分とする第8成分を共重合
した脂肪族ボリアミド、ポリオレフィン、ポリビニル糸
ポリマー5ポリスチレン、等が挙げら才する。 芯に用いられる熱可塑性ポリマーは上記鞘に使用するポ
リマー全でが極用2可能であるが、芯の露出を美しく且
つ均一に−HaたQには、鞘に使用するポリマーより、
処理剤に対する抵抗性の大占い例えば未変性又は変性度
の小さいポリマーを選択することか好ましい。 芯と鞘とは浴融複合紡糸可能なものが好ましく、更に相
互接着性であることが好ましい、未変性又は変性度の低
いポリブチレンテレフタレート(以下PB’l”と記す
)は芯ポリマーとして最適のものの例である。すなわち
アルカリ水溶液に対して抵抗性が大きく、且つ他のポリ
エステル、例えばポリエチレンテレフタlノート(以下
PE’l”と記す)に対して接着性があり、しかも曲げ
歪などに対する弾性回復率が鳥いために、立毛先端の形
を正しく保持し交絡しにくいという特長がある。PB’
l”の芯と組合せる鞘用のポリエステルの例としては、
1〜80%の第8成分を共重合又は混合し1こ変性PB
’l’、PET、変性率(共重合又は混合率)1〜30
%のPE’I’、同様に変性率1〜30%の他の繊維形
成性ポリエステルなどがあげられろ。ポリエステルの共
重合による変性の例としてi、アジピン酸、セパチン酸
なとの直鎮ジカルボン酸、イソフタル酸、スルホイソフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸なとの芳香族ジカルボ
ン酸、エチレングリコール、ブチレングリフール、ヘキ
サンジオールなどの直鎖グリコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリ
コールなどのポリアルキレングリコール類などを1〜8
0%(重量)程度共重合したものがあげられる。また、
混合にまる変性の例としては、ポリアルキレンゲリコー
ル類5脂肪族ポリエステル類(ポリエチレンアジペート
、ポリブチレンアジペート、ポリカプロラクトン等)ポ
リアルキレンゲリコール/ポリエステルブロック共重合
体、脂肪族/芳香族共重合ポリエステルなどを1〜30
%程度溶融混合・したものがあげられる。特にスルホン
基やエーテル結合を有する化合物を共重合又は混合した
場合はアルカリに対する抵抗が減少し変性効果が大きい
。 未変性のPFJTその他のホモポリエステルもPBTに
次いで芯ポリマーとして好適で、それに組合せる鞘ポリ
マーは変性PK’[’で、変性FBI’その他の変性ポ
リエステルか好ましい。鞘と芯とを同極のポリエステル
とするときは、鞘の変性率(共重合又は混合率)の芯の
それよりも1〜80%、特に5〜20%大きいものが多
くの場合好適である。鞘ポリマーへの酸化チタンなどの
艶消剤、着色剤、染料などの添加は任意であるが、良好
な光沢を得るためには艶消剤の添加率は0.5%以F。 特に0.2%以丁が好ましい。 上記芯鞘複合繊維は、周知の溶融複合紡糸によって製品
し得る。延伸後の芯の太さが8〜80μ洛になるよう設
計し、両成分を別々に溶融計量し、例えば芯鞘複合比1
/2〜1150、特に115〜V20で複合した後、扁
平な紡糸オリフィスから紡出し、冷却、オイリングし巻
取る。必要に応じ延伸、熱処理した後連続フィラメント
又は紡績糸の形でパイル糸等として使用する。高速(2
0(10m/分以上、特に400(1m/分以上)紡糸
した場合は延伸が不要な場合もある。またパイル糸とし
て使用するとき綿毛用の糸と金糸、合撚、混紡などして
用いてもよい。 立毛製品の製造法は、周知のパイルm繊機、スライバー
編機、タフティング法、静電植毛法、起毛法等も利用出
来るが、パイル編織機が均一性が高く最適である。これ
らの方法で、刺毛のカット長を所望(5鰭以上)のカッ
トパイル製品とした後、必要に応じ綿毛の切断、又は熱
収縮、刺毛先端細化、染色、脱色、仕上加工、バッキン
グ、ブラシングなどを行ない人工毛皮を得ることか出来
る。 綿毛の繊度は5d以下、特に8d以下か好ましく、0.
5〜2dが最も奸才しい。綿毛は適度に巻縮しているこ
とが好ましく、断面は円形でも非円形でもよい(例えは
ヒョウタン形や亜鈴形が好ましい)。第10図〜第14
゛図に綿毛に好適な例の横断面図を示す1、素材ポリマ
ーはポリアミド、ポリエステル、ポリビニル糸なと自白
であるが、アルカリ水溶液で切陶1可能なポリエステル
か好適である。処理剤で切Iすfセす熱で高収納(30
%以上、好ましくは40%以上)する、素材を使用する
ことも好適である。綿毛の密度は最終製品において80
00〜80000本/cIA程度、特に5000〜20
000本/4ff度が好ましい。刺毛の密度は200〜
2000本/6Iy度、特に300−12oj一本/m
&度か好ましく、立毛がそのような範囲になるよう植毛
1−ることは容易である。また加工工程で基布を収縮さ
せて立毛密度を高めることも出来る。 本発明者は、遠心カケ利用した立毛品の高度な加工法及
びそわによって得られる製品を前述の特開昭で開示した
。この遠心加工法を本発明に適用し、綿毛切断、刺毛細
化、染色、脱色などを行なうことができる。 綿毛切断方法は、刺毛よりも分解又は溶解速度の大きい
綿毛繊維を遠心力で起立させ、基布から所定の距離以遠
の部分を例えばアルカリ水溶液等に浸漬して切断する方
法を好ましく適用し得る。 綿毛切断工程での刺毛の細化又は損傷を最小限にするた
めには、綿毛のアルカリ水溶液fこよる分解速度が刺毛
のそれよりも大きいことが望まれる。 実際は綿毛を刺毛よりも充分細くすることにより、刺毛
と同じポリマーであっても早(切断され、そのときの刺
毛の損傷をはと九と無視し得る程度(直径減少20%以
下、特に10%以下)とすることが出来る。勿論綿毛ポ
リマーとして、刺毛ポリマーよりもアルカリ水溶液によ
る分解速度の大きいもの、例えばその速度比1.5以上
、特に8以上のものを用いることにより、綿毛切断によ
る刺毛の細化、損傷を実質的に無視(M承減少10%以
下、特に5%以下)することが出来る。 刺毛先端の細化は、同様に遠心力で刺毛を起立させ、基
布から所望の距離(起点)から他の所望の距離(終点)
まで処理液の浸漬深さを徐々に罠えつつ(P1!面を移
動させつつ)複合繊維の鞘を部分的に溶解除去する方法
が好適である。勿論立毛の先端は、所望の長さだけ鞘を
完全に除去する。 このような立毛細化処理により、前記翼を有し、処理液
に対し抵抗力の大きい芯を何する複合m維は美しく滑ら
か且つ均一に先端に向って徐々に細化さ才【る。処理液
としては、ポリエステル系にはアルカリ水溶液、ポリア
ミド系には強酸(ギ酸、硫酸)、ポリスチレン等は芳香
族炭化水紫(ベンゼン、トルエン)等のような熱可塑性
ポリマーの分解剤又は浴剤かあり、目的、用途により選
択できる。中でもアルカリ水溶液が取扱い易く好適であ
る。 立毛の染色、脱色等にも遠心加工法が応用可能であるが
前記特開に詳述したので省略する。 本発明により、均一な先端及び滑らかな細化部を有する
美観にすぐれた立毛を有し、優れた制電性、更に嵩高性
、腰、柔軟性、光沢、被覆能、触感及び軽量性に優れ、
且つ高度な深味のある色彩を有し、天然の毛皮に匹敵す
る高度の人工毛皮を容易に製造し得る。 制電性の効果を^めるために基布に導電性繊維を混用し
たり、基布に含浸させる樹脂(例えば、ボリウレゆン弾
性体)などに導電性粒子(例えはカーボンブラックや酸
化錫粒子など)や制電性物質(例えば、ポリアルキレン
オキシド及びその跣導体、界面活性剤、有機電解質なと
)を混合することも出来る。このときは導電性繊維の導
電層か表面に露出しているものが好ましい。 本発明によって毛皮の摩擦等による帯電を効果的に抑制
することが出来る。例えば動物毛(ブタ毛など)、合成
1旨毛(塩化ビニル、ナイロン12など)などからなる
ヘアブラシ又は洋服ブラシで毛皮を摩擦したとき(20
’C14o%RH)の帯電圧を±aooov以内、特に
±20007以内、最も望ましくは±100OV以内に
抑制することが出来、帯電による障害を充分に防ぐこと
が出来る。 以rの実施例において部及び%は特記しない限り重量比
率である。 実施例I U有粘度0.64 (フェノール/テトラクロルエタン
−1/l vol混合浴媒、1%濃度、20°Cで測定
)のPBT粉末77部、カーボンブラック(パルカンX
C−72:ギヤボット社製)23部を275°Cに加熱
した2@混線機で溶融混合し、ポリマーP1イピ得Iこ
。 固有粘度0.62、酸化チタン粒子1.7%含有したP
ET/zポリマーP2とし、ナトリウムスルホイソフタ
ル酸を4.8%共重合した変性PETで酸化チタン粒子
の含有率0.1%、固有粘度0.63のものをポリマー
P8とする。 ポリマーP1を芯、ポリマーP2を鞘とした第5因に示
した、但し最外皮(9)を有さない翼2個の扁平な横断
面を有する芯鞘複合線mを製造した。即ち、2つのエク
ストルーダーでポリマーP1、P2を各々単独に295
°C,285°Cで溶融し、接合比率がP、 /P2=
1/9 (容量比)になるよう各々ギヤーポンプで計
量して、292°Cの紡糸口金より吐出し紡速700m
/分で巻き取った。 得られた未延伸糸をローラーヒーター84°C、プレー
トヒーター150°Cで389倍に延伸して、2 n
d/fの複合繊維Y、を得た。Y、は長径98μm、短
径39μm、扁平率2.5、芯の平均直径が12.57
部mであり、1.8 X 10′Ω・mの比抵抗を有し
ていた。 同様にして但しP、の代わりにカーボンブラックを含有
しないFB’[’を用い、同一横断面を自する2 0
cl/fの芯鞘複合繊維Y2を得た。Ylは扁平率2.
5、芯の平均直径が1.2.8μmであり、比抵抗は1
014Ω・0以上であった。 一万ポリマーP3を295°C″C−浴融紡糸し、延伸
して150d/144fの横断面が第12図に示した如
き単独繊維Y3を得た。Y3は才ゆ型扁平で扁平率1.
8である。このY3を糸速820m/分、予熱温度12
0°C、スタフィンボックス温度187°Cでパンロン
加工し、巻縮数207ケ/25fiの加工糸YF3を得
た。 Ylを1本、Y、を6本、YF、を1本をエアジェツト
ノズルで均一に湿繊した後、80T/mの撚りをかけパ
イル糸PY、を得た。 通常のPE’I’紡績糸(単糸1.5d、40番手双糸
中266d相当)を経及び緯糸の地糸に用い、PY+に
パイル糸に用いてカットパイル織物CP1を得た。CP
lの植毛密度は75個所/cd、カット長86朋のW型
植毛である。 CP、を特開昭56−15486号に開示した方法で遠
心加工する。即ち、CPlを直径1mの円筒(円筒)す
こ取付け、直径1.1mの円筒状の加工液容器(外向)
と共をζ600 rpmの速度(遠心力約200G)で
同転し立毛(パイル)を起立させ、外向の外部より赤外
線ヒーターで加熱し内局温度(パイル雰囲気温度)約1
70°Cとし15分同熱処理する9次に外筒にNaOH
1,5%水溶液をかなり急激に注入し、内側液面がCP
、の基布より17鰭の点まで満し、98°Cで10分胸
処理した後−アルカリ液を排出し、パイルを充分水洗し
乾燥した。この処理で綿毛に相当するYF、は、基布か
ら17簡の点で切断されたが刺毛に相当するYl及びY
、の損傷は僅か(直径減少率約5.9%)であった。 次にNaOH20%水溶液を外筒に徐々に注入し、先す
液面が基布から34IIj+の位置に保ち、100℃で
15分m」処理シフ、次いで数回を84tNから28露
まで40分りか\り徐々に移動(加工液の注入)させた
のち10分間で84 wL4−まで移動(加工液の排出
)させたのちすはやく排液し1、水洗、乾燥した。この
処理で刺毛(Y、及びY2共)の先端部はテーパー状に
細化され、先端は2闘の長さに亘り芯ポリマー(pi及
び、PB!f’)か完霊に露出していた。先端無出部の
太さは平均直径がYlか12.4μm、Y2か12.6
μmと殆んど損傷なかった。又、テーパ一部は長さ6鵬
に亘り先端に向って滑らかに細化していた。 次にmh速度を800rpm(約50G)に変え、蛍光
原′#4(日本化学工業製ニラカブライI−ATN2%
0W8)とキャリヤー29/l 、及び青味がかった灰
色のカチオン染料<0.05y/l)の混合液を基布か
らIHの点まで満し、98°Cで40分間染色し、排液
、水洗、乾燥後、ハイドロサルファイド2 f /L
、 NaOH1t/l 、アミラジンD2y7t、ソー
ダ灰22/lの混合液を基布からIMの点まで満し、7
0°C15分間還元洗浄を行い、水洗、乾燥した。次い
で遠心機を止めパイル織物を取外し、基布の長面に暗青
色の顔料を配合したポリウレタン樹脂を塗布、乾燥し、
刺毛密度525本15+、綿毛密度10,800本/−
の人工毛皮AP、を得た。 AF、は綿もが青味かかった薄い灰色、Y、即ち制電性
複合繊維からなる刺毛は根元から非細化部は白色〜淡灰
色、テーパ一部は灰色〜黒色、先端は真黒色と立毛長さ
方向に色調が変化しており、それかY2からなる白の刺
毛の中に点在し、高級なブルーフォックス酷似の色相を
有していた。 AF、と同様に、但しYlの含有率を変えるためにY2
との合糸率の変化、Y1含有パイル糸植毛個数を変化(
例えはAFlではY、含有パイル糸は均一植毛に対し、
Y、含有パイル糸とY、を含有しなシ)パイル糸を交互
植毛すればAFlのHの含有率となる)させて各々人工
毛皮AP、〜AF、を得た。又比較としてYlを全く含
まないAF8を得た。 得られた人工毛皮AP1〜AF8’E’2 n°C14
0%RH恒温憤湿中24時間調湿したのち、塩化ヒニル
製洋服ブラシで20回摩擦後の帯電圧を測定した結果、
第1表に示す。 第1表 第1表で明らかなようにAF□及びAF、〜AF7の本
発明製品は優tまた制電性を有している。 実施例2 実施例1と同様CP、を用い細化処理の際、芯露出長及
びテーパー長さが種々異なるようにした以外はAFlと
全く同様Iζ処理し夫々人工毛皮AF、〜Afi’、6
を得た。 比較例として同じCP、を用い、綿毛切断のみで刺毛細
化処理を除いた以外はAF、と同様後加工し、人工毛皮
様製品AP、、を得た。 又、同じく比較例としてY、の代わりに芯は同じPlを
、鞘は固■粘度0.78(溶剤:濃硫酸、濃度:0.5
%、20°Cで測定)、酸化チタン粒子1.7%含有し
た6ナイロンとした芯鞘複合繊維Y4(20d/f、比
抵抗1.6X10”Ω・倒)を用いた以外は実施例1の
AP、と全く同様に処理して人工毛皮AFよ、を得た。 このAP、8は刺毛Y、は細化されたがY4の鞘か6ナ
イロンのため細化されずなかった。 得ら1+、たAF、〜AP18 の製品につき外観、風
合。 摩擦帯電圧を測定した結果、第2表に示す。 82表で判るように、同じ@電性複合繊維(Yl)を用
いても、比較例のAFrvの如き細化処理しないものは
粗硬であるのに比べ細化処理したもの(AF。 〜16)は風合、外観共に改善され、制御!性能も向上
する。特に本発明製品(AP、□〜、6)の芯を0.1
卿以上賑出させたものは、風合、外観、制電性能が奢る
しく向上する。比較例AP、8はY2刺毛は細化されて
いるためAF、、に比べると著るしく風合は改善されて
いるが、非細化のY4が混在する為、外観はかなり劣り
、且つ制電性芯が露出していない為制電性もや\劣る。 しかし該AF 、8を更に遠心機にかげ90%ギ酸で鞘
成分の6ナイロンを溶解し細化して芯を露出(2m+)
シたAFtsは風合、外観、制電性共に著るしく向上し
た。 実施例8 実施例2に於いてY】の芯/鞘の複合比率のみを変化さ
せて芯の平均直径の異なる軸々の複合繊維を得、これを
AF、2及びAF、、と同様にして合撚、カットパイル
織物、綿毛切断、刺毛細化処理、染色加工+mし、各々
人工毛皮AF、、〜AF、を得た。 得られた人工毛皮AF、9〜AF2.を風合、外観、先
端交絡性、先端の折へ曲り易さく洋服ブラシで200同
ブラツシング後観察)及び制電性を評価した結果を第3
表に示す。但し先端の交絡性、折れ曲り易さの評価は交
絡しない、折れ曲り難いのを優ねでいる(○)として表
示した。 第3表 芯の平均直径が余りに細すぎると、先端の直立性かや\
劣り、逆に余りに太いと風合かや\粗硬となる。しかし
いずれの製品も優カた制電性を有する。 実施例4 実施例1と同様に、但しポリマーP1の代わりにカーボ
ンブラック含有率の異なる種々のポリマーを作成し、Y
□と同様lこ但し、比抵抗の各横異なる芯鞘複合繊維を
得た。これらを用いAP、と同様に製織次いで処理して
AF21!〜AFssを得た。得られた製品の摩擦帯電
圧を測定し、第4表に示した。 第4表 得られた人工毛皮AII’28〜八FBBはいずれも風
合、外観共に極めて良好であった。しかじ制電性能の観
点から複合繊維の比抵抗は1010Ω・m以下が好まし
く、108Ω・m以下かJり好筐しく、特に10’Ω・
m以下か好ましい。
第り図は本発明製品の細化された複合繊維からなる立毛
の先端部の縦断面の例であり、第2図は本発明立毛製品
の例を示す模式図である。第8図〜第9図は本発明立毛
製品の刺毛に好適な制電性複合繊維の例を示す横断面図
であり、第1o図〜第14図は本発明立毛製品の綿毛に
用いることができる横断面の例である。 〃 カネボウ合繊株式会社 第1図 1A3図 第4図 第5図
の先端部の縦断面の例であり、第2図は本発明立毛製品
の例を示す模式図である。第8図〜第9図は本発明立毛
製品の刺毛に好適な制電性複合繊維の例を示す横断面図
であり、第1o図〜第14図は本発明立毛製品の綿毛に
用いることができる横断面の例である。 〃 カネボウ合繊株式会社 第1図 1A3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 長さ5朋以上、繊度5dを越える立毛(以下刺
毛と記す)を有する繊維構造物に於いて、該刺毛の少な
くとも0.05重量%が、 ((転)導電性粒子を含有する制電性ポリマーからなる
芯と、非@亀性の鞘からなる芯鞘型複合繊維からなり、
且つ (b) 先端が細化され、芯か長さ0.1−以上に亘っ
て臨出している ことを特徴とする制電性立毛製品。 (2)制電性ポリマーからなる芯が0.5〜15m蕗出
した特許請求の範囲第1項記載の製品。 (3)制電性ポリマーからなる芯の露出部の平均直径が
5〜25μmである特許請求の範囲第1項記載の製品。 (4) 制電性ポリマーからなる芯が金属粒子、金属化
合物粒子、又はカーボンブラック等を含有する熱可塑性
重合体からなる特許請求の範囲第1項記載の製品。 (5) 制電性ポリマーからなる芯が、比抵抗1×lO
6Ω・口以Fである特許請求の範囲第1項記載の製品。 (6)複合繊維が少なくとも2個の翼状突起を有し、扁
平牢1.5〜4.0の扁平な横断面を有する特許請求の
範囲第1項記載の製品。 (7)翼状突起が8〜4個である特許請求の範囲第7項
記載の製品。 (8)複合繊維の混線率が、刺毛の0.11量%以上で
ある特許請求の範囲第1項記載の製品。 (9)複合繊維の立毛が、芯の謝出した部分(先端)と
非則化部との間に、長さ2〜20++−に且つて太さが
テーパー状又は多部的に変化する部分(テーパ一部)を
有する特許請求の範囲第1項記載の製品。 00)刺毛と、刺毛より少なくとも長さ2m−短かく、
繊度5d以下の立毛(以下綿毛と記す)からなる特許請
求の範囲第1項記載の製品。 (U) 長さ5騎以上、繊度5dを越える立毛(刺毛)
を有し、該刺毛に対して少なくとも0.05重爪形か芯
か制m層、鞘が非制電ノーである芯鞘型抜゛台繊維から
なる立毛繊着E構造物を同転体に取付は回転させ、立毛
が起立する方向に遠心力を加えつ\処理液とその接触長
さを変えっ\接触させ、先端に向って立毛を除々に椛化
し、先端部に於いて該鞘/i!Iを完全に分解又は溶解
除去し、芯層を少なくとも長さ0.1 m以上に亘って
殆出させることを特徴とする制電性立毛製品の製造方法
。 範囲第1O項記載の方法。 (13)芯及び鞘を形成する熱可塑性ポリマーが、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
並ひにこれらを主成分とする第3物質との共重合体、脂
肪族系ボリア芝ド、ポリスチレン、ポリオレフィン、又
はビニル糸ポリマーである特許請求の範囲第1項記載の
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59043262A JPS60187542A (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 制電性立毛製品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59043262A JPS60187542A (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 制電性立毛製品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60187542A true JPS60187542A (ja) | 1985-09-25 |
JPH0252622B2 JPH0252622B2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=12658933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59043262A Granted JPS60187542A (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 制電性立毛製品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60187542A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6452818A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-28 | Unitika Ltd | Electrically conductive polyester fiber and production thereof |
JPH0291243A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Nippon Filcon Co Ltd | 非帯電性搬送用織物 |
JP2006193835A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Teijin Fibers Ltd | 導電性複合繊維 |
JP2009280947A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-12-03 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 蓄熱性布帛および中綿用不織布 |
JP2012220628A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Tsuchiya Tsco Co Ltd | 画像形成装置用のブラシ |
WO2020261914A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | 株式会社クラレ | 導電性複合繊維およびそれを用いた繊維構造物 |
-
1984
- 1984-03-06 JP JP59043262A patent/JPS60187542A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6452818A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-28 | Unitika Ltd | Electrically conductive polyester fiber and production thereof |
JPH0291243A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Nippon Filcon Co Ltd | 非帯電性搬送用織物 |
JP2006193835A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Teijin Fibers Ltd | 導電性複合繊維 |
JP2009280947A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-12-03 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 蓄熱性布帛および中綿用不織布 |
JP2012220628A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Tsuchiya Tsco Co Ltd | 画像形成装置用のブラシ |
WO2020261914A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | 株式会社クラレ | 導電性複合繊維およびそれを用いた繊維構造物 |
JPWO2020261914A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | ||
CN114008254A (zh) * | 2019-06-27 | 2022-02-01 | 株式会社可乐丽 | 导电性复合纤维及使用其的纤维结构物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252622B2 (ja) | 1990-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0134141B1 (en) | Pile articles and their production | |
JPS626021B2 (ja) | ||
JP2022140604A (ja) | 化粧ブラシ用毛材、その毛材を用いた化粧ブラシ | |
JPS60187542A (ja) | 制電性立毛製品及びその製造方法 | |
JPS6356349B2 (ja) | ||
JPH04153339A (ja) | 毛皮調パイル布帛およびその製造方法 | |
JP3787670B2 (ja) | 静電植毛用フロックおよびその製造方法 | |
JPH02139476A (ja) | 毛皮調パイル布帛およびその製法 | |
JPS626019B2 (ja) | ||
JPS6227177B2 (ja) | ||
JPH0130937B2 (ja) | ||
JPS626020B2 (ja) | ||
JPH10331075A (ja) | 人工皮革 | |
JPS58144146A (ja) | 立毛製品の製造方法 | |
JPS6244052B2 (ja) | ||
JPS623255B2 (ja) | ||
JP3664284B2 (ja) | 立毛布帛 | |
JPS6223095B2 (ja) | ||
JPS60167947A (ja) | 立毛製品及びその製造方法 | |
JPS6223096B2 (ja) | ||
JPS62299545A (ja) | 人工毛皮 | |
JPH09119063A (ja) | 立毛用短繊維フロックおよび立毛構造体 | |
JPS60173142A (ja) | 立毛製品及びその製造方法 | |
JPS60215842A (ja) | 立毛製品及びその製造方法 | |
JPS60194147A (ja) | 立毛製品及びその製造方法 |