JPH0252622B2 - - Google Patents

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JPH0252622B2
JPH0252622B2 JP59043262A JP4326284A JPH0252622B2 JP H0252622 B2 JPH0252622 B2 JP H0252622B2 JP 59043262 A JP59043262 A JP 59043262A JP 4326284 A JP4326284 A JP 4326284A JP H0252622 B2 JPH0252622 B2 JP H0252622B2
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JP
Japan
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core
antistatic
sheath
polymer
tip
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JP59043262A
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JPS60187542A (ja
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Masao Matsui
Taneo Okamoto
Tsutomu Naruse
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
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Publication of JPS60187542A publication Critical patent/JPS60187542A/ja
Publication of JPH0252622B2 publication Critical patent/JPH0252622B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、高床な色圩を有し、䞔぀優れた制電
性を有する立毛補品に関する。 線織物又は䞍織垃などから基垃及び比范的長い
カツトパむルからなる毛皮様の補品は、独特の倖
芳及び觊感を有し広く䜿甚されおいる。しかしな
がら、埓来の人工の毛皮様補品は倩然の毛皮に范
べるず粟巧さ、耇雑埮劙さにおいお倧幅に劣぀お
いる。本発明者等は、高床の倖芳、圢態、色圩及
び觊感等を有する立毛補品及びその補造法を特開
昭56−15486号、同56−37334号で既に提案した。
本発明は優れた倖芳、圢態、色圩及び觊感を有
し、䞔぀優れた制電性を有する毛皮様補品及びそ
の補造法を提䟛するものである。 合成繊維からなる立毛を有する毛皮様補品は、
垯電し易く、埃の付着、火花攟電、䞍快感匱い
感電等が起り、又垯電により立毛同志が付着或
いは反発し毛ならびの乱れが生じる等の欠点があ
る。この欠点を改良するために、通垞の制電性繊
維補品に行なわれおいる方法、䟋えば制電剀を緎
蟌んだ繊維を立毛に甚いる方法では、立毛の先端
を分解又は溶解法によ぀お现化先鋭化する際
に制電剀が抜出又は分解或いは劣化し、制電性が
䜎䞋又は倱なわれるこずが倚い。 䞀方、制電性の暹脂を繊維パむルの衚面に
皮膜状等に付着させる埌加工法、䟋えば䞀端又は
䞡末端にアクリル酞又はメタクリル酞などのよう
な重合可胜な基を有するポリアルキレン゚ヌテル
又はその誘導䜓を繊維の衚面に付着させる重合す
る方法も有効であるが、長い立毛や高密床に怍毛
された立毛を有する補品に高胜率で均䞀に埌加工
するこずは盞圓困難、又はコスト高であり、觊感
も粗硬で、しかも倚くの堎合耐久性に劣る等の欠
点を有する。 本発明の目的は容易䞔぀高胜率で補造し埗、䞔
぀高床な色圩䞊びに恒久的な優れた制電性を有す
る毛皮様立毛補品及びその補造方法を提䟛するに
ある。 本発明の制電性立毛補品は、長さmm以䞊、繊
床5dを越える立毛以䞋刺毛ず蚘すを有する
繊維構造物に斌いお、該刺毛の少なくずも0.05重
量が、(a)導電性粒子を含有する制電性ポリマヌ
からなる芯ず、非制電性の鞘からなる芯鞘耇合繊
維からなり、䞔぀(b)先端が现化され、芯が長さ
0.1mm以䞊に亘぀お露出しおいるこずを特城ずす
る。 本発明の制電性立毛補品の補造方法は、長さ
mm以䞊、繊床5dを越える立毛刺毛を有し、
該刺毛に察しお少なくずも0.05重量が、芯が制
電局、鞘が非制電局である芯鞘型耇合繊維からな
る立毛繊維構造物を回転䜓に取付け回転させ、立
毛が起立する方向に遠心力を加え぀ゝ凊理液ずそ
の接觊長さを倉え぀ゝ接觊させ、先端に向぀お立
毛を陀々に现化し、先端郚に斌いお該鞘局を完党
に分解又は溶解陀去し、芯局を少なくずも長さ
0.1mm以䞊に亘぀お露出させるこずを特城ずする。 本発明の補品の刺毛の少なくずも䞀郚は芯鞘型
の制電性耇合繊維からなる。制電性耇合繊維ずは
導電性粒子を含有する制電性ポリマヌからなる芯
ず、非制電性ポリマヌの鞘からなり、制電性ポリ
マヌの比抵抗盎流100〜1000V皋床印加しお枬
定が1010Ω・cm皋床以䞋、奜たしくは108Ω・
cm以䞋、特に奜たしくは106Ω・cm皋床以䞋のも
のを云う。導電性粒子ずしおは、カヌボンブラツ
ク、金属粒子、酞化亜鉛、酞化錫、硫化銅などの
ような金属化合物粒子、或いは酞化チタン粒子な
どの無機化合物粒子の衚面に酞化亜鉛、酞化錫、
酞化むンゞりムなどの金属化合物や金属の皮膜を
圢成したもの、曎に必芁に応じ酞化アンチモン、
酞化アルミニりム等のドヌピング剀導電性改良
剀を配合したもの或いはこれらを混合したもの
が挙げられる。かゝる導電性粒子を含有する制電
性ポリマヌは通垞、熱可塑性ポリマヌずこれら導
電性粒子ずを混緎するこずにより容易に埗るこず
ができる。 䞊蚘制電性ポリマヌずするに必芁な導電性粒子
の含有量は、䜿甚する導電性粒子の皮類により異
なるが通垞〜85重量、奜たしくは10〜80重量
、特に奜たしくは20〜77重量である。導電粒
子により必芁含有量が倧幅に異なるこずが倚い。
䟋えばカヌボンブラツク1.78の堎合は
〜30重量で性胜を発揮できるが、酞化チタン粒
子に酞化錫10〜20皋床コヌテむング凊理した粒
子4.57の堎合は13〜77重量が必芁であ
る。又、該導電性粒子を配合する熱可塑性ポリマ
ヌの皮類によ぀おも若干の差異を生ずるこずがあ
るが、これらは目的、甚途により適宜遞べばよ
い。これらの導電性粒子は黒、癜、淡灰色、暗灰
色、耐色、黄色等に着色されおいるためこれらを
含有する制電性ポリマヌも着色する。この着色は
立毛に独埗の色圩を䞎え、補品の倖芳を高床耇雑
にするが、曎に埌凊理によ぀お芯を露出させる
ず、その着色が匷調され高床の色調の補品䟋え
ば先端が黒、癜、黄等が埗られ奜たしい。曎に
必芁に応じ顔料、染料を配合し、着色させるこず
も出来る。 本発明の補品に䜿甚する制電性耇合繊維は䞊蚘
制電性ポリマヌを芯成分ずし、非制電性の熱可塑
性ポリマヌを鞘成分ずしお耇合玡糞し、必芁に応
じ1.1倍以䞊の延䌞、熱凊理を斜しお埗られる。
玡糞法ずしおは湿匏、也匏、溶融溶糞のいずれで
もよく目的、甚途により遞べばよいが、䞭でも溶
融玡糞法が容易であり、最も奜たしい。 本発明の制電性立毛補品には、長さmm、繊床
5dを越える刺毛を有する繊維構造物であり、該
刺毛の少なくずも0.05重量が䞊蚘芯鞘型の制電
性耇合繊維でなければならない。制電性の芳点か
らは0.05〜皋床で充分であるが、意匠性又は
色圩、倖芳の点からは〜100、特に10〜90
が効果的な堎合が倚い。 本発明の繊維構造物は刺毛のみからなるもので
もよいが、刺毛ず該刺毛よりも少なくずもmm短
かく、繊床5d以䞋の綿毛ずを有するものが曎に
奜たしい。 第図は本発明の立毛補品の具䜓䟋を瀺すパむ
ル織物の断面暡匏図である。図に斌いお、
は刺毛であり、は制電性耇合繊維、は通垞の
非制電性繊維である。は繊床5d以䞋の通垞繊
維からなる綿毛であり、は刺毛甚繊維ず綿毛甚
繊維ずが集束されたパむル糞であり、及びは
地糞である。図の織物が経パむルであれば
が経糞でが緯糞である。緯パむルであれば
が緯糞であり、が経糞である。立毛以倖の郚
分は毛皮の皮に盞圓するもので人工品では基垃ず
いう。第図では基垃は糞からなる垃
であるが、勿論該基垃は線物や䞍織垃でもよい。
又基垃はポリりレタン、ゎム、ABS等の匟性䜓
やアクリル暹脂、ポリアミド暹脂、それらの繊維
及びその他の暹脂を含んでいおもよい。むしろ基
垃ずパむルは盞互に匷固に接着固定されおいる
方が奜たしいこずが倚い。 第図では刺毛本のうち本が制電性耇合繊
維の䟋である。この堎合、本の刺毛が同䞀繊維
で䞔぀、該集束パむルが均䞀に怍毛されたずすれ
ば、制電性耇合繊維は刺毛に察しお20重量含有
する。該集束パむルを意匠的に、䟋えば怍毛個所
個に個の割で飛び飛びに怍毛し、他は非制電
性繊維からなる集束パむルずすれば、党刺毛に察
し制電性耇合繊維は0.4重量混圚したものずな
る。そのような亀織亀線品は䟋えばゞダカヌ
ド線織機で適宜な暡様で補造するこずが出来、意
匠性に富み䞔぀、制電性も優れたものが埗られ
る。非制電性繊維からなる刺毛は単䞀繊維でもよ
く、耇合繊維でもよい。該刺毛は円圢断面、異圢
断面いずれであ぀おもよいが、扁平異圢断面がよ
り奜たしいこずが倚い。 本発明の立毛補品の刺毛の少なくずも郚に䜿
甚する制電性耇合繊維の立毛は、非现化郚、现化
郚及び芯成分が露出しおいる先端からなり、曎に
先端ず非现化郚の間が埐々に现化しおいるこずが
奜たしい。先端は高い均䞀性が芁求され、非现化
郚及びテヌパヌ郚ずのバランスのずれた即ち倩然
毛皮の滑らかな尖鋭状の劂き先端の倪さが必芁で
ある。先端の倪さは平均盎埄が〜30Όが奜た
しく、〜25Όが曎に奜たしく、〜20Όが
最も奜たしい。 䞊蚘バランスのずれた现化状態にするには、先
端の倪さに察し非现化郚の繊床は5dを越え、そ
の平均盎埄が少なくずも倍、䞭でも倍以䞊が
奜たしく、10〜30倍が特に奜たしい。平均盎埄ず
は断面が円圢の堎合はその盎埄であり、非円圢の
堎合は同じ面積の円の盎埄ずする。先端の倪さは
長さ方向にほゞ䞀様であり、実質的に䞀定ずみな
される範囲䟋えば、平均盎埄の倉化が40以
内、特に30以内である。この先端は鞘成分や
完党に消倱し芯成分が露出しおおり、その長さは
少なくずも0.1mmである必芁がある。露出長さは
0.5〜15mmが奜たしく、〜10mmが特に奜たしい。
先端が短かすぎおは倖芳、觊感及び制電性が劣
り、長すぎるず折れたり曲぀たり或いは先端同志
が亀絡し易い。同様に先端が现すぎるず折れ曲぀
たり亀絡し易く、倪すぎるず倖芳、觊感が粗雑、
粗硬ずなる。この先端は芯鞘耇合繊維の鞘を完党
に陀去し、芯を露出させるこずにより埗られる。 现化郚テヌパヌ郚は先端ず非现化郚ずを結
合する郚分で、埐々に連続的又は倚段的に、
奜たしくは滑らかに、先端に向぀お现くな぀おい
る。现化郚の長さは矎芳及び觊感にず぀お極めお
重芁であり、0.5〜30mmが奜たしく、〜20mmが
曎に奜たしく、〜15mmが特に奜たしい。この長
さが短かいず先端ず非现化郚ずが䞍自然に接合さ
れおいるように芋え、矎芳ず柔軟性が倱なわれ
る。又现化郚が䜙りに長すぎるず立毛の腰、嵩高
性、被芆力、光沢などが劣り、倖芳的にもやせた
感じを受け、䜎玚化する。 第図は本発明補品の刺毛の先端郚の瞊断面説
明図である。図に斌いお、は制電性ポリマヌか
らなる芯であり、は非制電性ポリマヌからなる
鞘を瀺す。は先端の長さ、は现化郚の長さ、
は非现化郚の長さであり、は先端の盎埄、
は非现化郚の盎埄である。芯の制電性ポリマヌは
鞘の非制電性ポリマヌよりも、分解剀又は溶剀に
察する分解又は溶解速床が小さいこずが望たし
い。䟋えばアルカリ氎溶液によるポリ゚チレンテ
レフタレヌト繊維の分解速床は、现化凊理する条
件䞋で該繊維を凊理しお、その重量枛少曲線時
間倉化を求め、重量枛少率が50時点での曲線
の募配単䜍時間圓りの重量枛少率をも぀お衚
わすこずができる。芯ポリマヌの分解又は溶解速
床が小さい皋、先端は䜙り損傷するこずなく芯郚
を露出できる。埓぀お芯ポリマヌの分解又は溶解
速床は鞘ポリマヌのそれの1/2以䞋が望たしく、
特に1/5以䞋が奜たしく、1/10以䞋が最も奜たし
い。 䞊蚘耇合繊維からなる立毛の非现化郚の圢状も
極めお重芁である。刺毛は䞀般に毛皮の衚面を圢
成するので、その倖芳嵩高性、腰、被芆胜、光
沢、色圩、芖認倪さなど、觊感剛軟性、匟力
性、滑り易さ、埩元力など、毛さばき性、断熱
性及び軜量性などに優れおいなくおはならない。
曎に、刺毛の断面圢状は、现化凊理が円滑に進行
するようなものではなくおはならない。 本発明の補品の最倧の特城は、刺毛の郚又は
党郚においお制電性ポリマヌからなる芯が長さ
0.1mm以䞊に亘぀お先端郚に露出しおいるこずで
ある。同䞀耇合繊維であ぀おも、驚くべきこずに
芯を露出するこずにより著るしく制電性胜が向䞊
する。埓぀お、同じ性胜を埗るためには芯が露出
しおいないものに比べ、芯の導電性物質の含有量
が少なくおよい。曎に、露出郚は凊理剀により或
る皋床、実質的に倪さが損傷を受けない範囲内で
はあるが、導電性物質を含有するポリマヌの郚
が分解又は溶解陀去され、導電性物質の含有率が
芋掛䞊増加し制電性胜が䞀局向䞊するずいう堎合
もある。又芯が着色しおいるため刺毛長さ方向に
色圩、色調の倉化したものが埗られる。䟋えば、
導電性物質ずしおカヌボンブラツクを甚いた芯ポ
リマヌ黒色を酞化チタン粒子1.7重量含有
した鞘ポリマヌで包んだ耇合繊維ずすれば、刺毛
の非现緩郚は淡灰色又は癜色、テヌパヌ郚は灰色
から现る方向に向぀お埐々に黒さが増し、先端の
露出郚は濃黒色ず倉化する。この色圩倉化は特に
扁平異圢断面系の堎合は曎に匷調され奜たしい。
このように立毛の長さ方向に色調倉化した補品は
深味のある色圩、耇雑な高床な倖芳を呈し、極め
お高玚なものである。 第図〜第図は、本発明補品の刺毛非现化
郚に奜適な制電性繊維の暪断面の䟋である。図
に斌いお、芯を、鞘をで瀺す。第図は䞞断
面で芯も円圢のものである。第図〜第図は
異圢断面であり、第図は個の翌状突起以䞋
翌ず蚘すを有し、芯は非円圢で䞭心にある䟋
であるが、芯は扁心しおいおもかたわない。該
図は鞘の最倖局に最倖皮を有する䟋である。
この最倖皮は、鞘を分解剀又は溶剀から時
的に保護したり、染色性を倉化させる堎合に甚い
るが、勿論最倖皮の有無は目的、甚途により自
由に遞択すればよい。第図は個の翌を有し、
䞭心に円圢の芯がある䟋である。こゝで最埄を
で瀺し、短埄ず盎角方向で最倧内接円の
䞭心を通る埄をで瀺す。扁平率は長埄短埄
の比、即ちである。 翌ずは、最倧の内接円の倖偎の郚分で末端に
向぀お埐々に幅が小さくなる郚分をいう。末端の
内接円、䟋えばの盎埄は最倧の内接円の盎埄
よりも小さい必芁がある。翌の幅は単調に末端に
向぀お小さくなる必芁があり、くびれ極小郚
があるのは奜たしくない。これは薬剀凊理によ぀
お立毛の现化郚が滑らかに现化されるために必芁
である。 翌端内接円の盎埄は30Ό以䞋が奜たしく、
20Ό以䞋が特に奜たしく、〜10Όが最も奜
たしい。同様に翌端内接円盎埄は短埄の1/2以
䞋が奜たしく、1/3以䞋が特に奜たしい。第図
では翌のなす角床が100床、翌
のなす角床が85床、翌
のなす角床が175床である。翌の長さ及び角床
は扁平率を1.2〜にするように、任意に遞ぶこ
ずが出来る。 第図は個の翌の亀る角床が第図ずは異な
る䟋である。芯は第図のように円圢でもよ
く、第図のように非円圢でもよい。芯は立毛の
先端を圢成する重芁な成分である。芯の平均盎埄
は〜30Όが奜たしく、〜25Όが曎に奜た
しく、〜20Όが最も奜たしい。第〜図は
぀の翌を有する䟋である。この翌は察称性の䜎
い圢のものであ぀おもよい。刺毛非现化郚の
繊床は5dを越える倪さが必芁である。䜙り倪す
ぎるず粗硬ずなり现すぎるず嵩高性、腰及び光沢
が劣る。刺毛繊床は10〜50dが特に奜たしい。刺
毛非现化郚の暪断面は円圢でもよいが、扁平
な異圢がより奜たしい。刺毛非现化郚の扁平
率は1.2〜が奜たしく、特に1.5〜が奜たし
い。扁平率が倧きすぎるず、立毛が過床に柔軟ず
なり䞔぀フむブリル化し易くなる。他方扁平率が
小さすぎるず、立毛の柔軟性、光沢、被芆胜、保
枩力や劣る。このように断面においお適床の扁平
率及び〜個の翌をも぀立毛は芖認的倪さ、嵩
高性、腰、柔軟性、光沢などの点で刺毛ずしおす
ぐれおいるだけでなく、曎に毛さばき性、ブラシ
ング性にもすぐれ、しかも容易に矎しく、滑らか
䞔぀均䞀に现化可胜であるずいう優れた特長を有
する。 鞘の熱可塑性ポリマヌは、匷アルカリ
NaOH、KOH等氎溶液や溶剀で容易に分解
又は溶解されるものでなければならない。奜適な
ポリマヌずしお、䟋えばポリチレンフタレヌト、
ポリブチレンテレフタレヌト、ポリ゚チレンオキ
シベンゟ゚ヌト、ポリゞメチルシクロヘキサンテ
レフタレヌトなどの繊維圢成性ポリ゚ステル及び
それらを䞻成分50以䞊ずし、第成分を共
重合又は混合した倉性ポリ゚ステル等のポリ゚ス
テル系、ナむロン、66ナむロン、610ナむロン、
12ナむロン等及びそれらを䞻成分ずする第成分
を共重合した脂肪族ポリアミド、ポリオレフむ
ン、ポリビニル系ポリマヌ、ポリスチレン、等が
挙げられる。 芯に甚いられる熱可塑性ポリマヌは䞊蚘鞘に䜿
甚するポリマヌ党おが䜿甚可胜であるが、芯の露
出を矎しく䞔぀均䞀にするためには、鞘に䜿甚す
るポリマヌより、凊理剀に察する抵抗性の倧きい
䟋えば末倉性又は倉性床の小さいポリマヌを遞択
するこずが奜たしい。 芯ず鞘ずは溶融耇合玡糞可胜なものが奜たし
く、曎に盞互接着性であるこずが奜たしい、未倉
性又は倉性床の䜎いポリブチレンテレフタレヌト
以䞋PBTず蚘すは芯ポリマヌずしお最適のも
のの䟋である。すなわちアルカリ氎溶液に察しお
抵抗性が倧きく、䞔぀他のポリ゚ステル、䟋えば
ポリ゚チレンテレフタレヌト以䞋PETず蚘す
に察しお接着性があり、しかも曲げ歪などに察す
る匟性回埩率が高いために、立毛先端の圢を正し
く保持し亀換しにくいずいう特長がある。PBT
の芯ず組合せる鞘甚のポリ゚ステルの䟋ずしお
は、〜30の第成分を共重合又は混合した倉
性PBT、PET、倉性率共重合又は混合率
〜30のPET、同様に倉性率〜30の他の繊
維圢成性ポリ゚ステルなどがあげられる。ポリ゚
ステルの共重合による倉性の䟋ずしおは、アゞピ
ン酞、セバチン酞などの盎鎖ゞカルボン酞、む゜
フタル酞、スルホむ゜フタル酞、ナフタレンゞカ
ルボン酞などの芳銙族ゞカルボン酞、゚チレング
リコヌル、ブチレングリコヌル、ヘキサンゞオヌ
ルなどの盎鎖グリコヌル、ポリ゚チレングリコヌ
ルポリプロピレングリコヌル、ポリブチレングリ
コヌルなどのポリアルキレングリコヌル類などを
〜30重量皋床共重合したものがあげられ
る。たた、混合による倉性の䟋ずしおは、ポリア
ルキレングリコヌル類、脂肪族ポリ゚ステル類
ポリ゚チレンアゞペヌト、ポリブチレンアゞペ
ヌト、ポリカプロラクトン等ポリアルキレング
リコヌルポリ゚ステルブロツク共重合䜓、脂肪
族芳銙族共重合ポリ゚ステルなどを〜30皋
床溶融混合したものがあげられる。特にスルホン
基や゚ヌテル結合を有する化合物を共重合又は混
合した堎合はアルカリに察する抵抗が枛少し倉性
効果が倧きい。 未倉性のPETその他のホモポリ゚ステルも
PBTに次いで芯ポリマヌずしお奜適で、それに
組合せる鞘ポリマヌは倉性PETで、倉性PBTそ
の他の倉性ポリ゚ステルが奜たしい。鞘ず芯ずを
同皮のポリ゚ステルずするずきは、鞘の倉性率
共重合又は混合率の芯のそれよりも〜30、
特に〜20倧きいものが倚くの堎合奜適であ
る。鞘ポリマヌぞの酞化チタンなどの艷消剀、着
色剀、染料などの添加は任意であるが、良奜な光
沢を埗るためには艷消剀の添加率は0.5以䞋、
特に0.2以䞋が奜たしい。 䞊蚘芯鞘耇合繊維は、呚知の溶融耇合玡糞によ
぀お補品し埗る。延䌞埌の芯の倪さが〜30Ό
になるよう蚭蚈し、䞡成分を別々に溶融蚈量し、
䟋えば芯鞘耇合比〜50、特に〜
20で耇合した埌、扁平な玡糞オリフむスから
玡出し、冷华、オむリングし巻取る。必芁に応じ
延䌞、熱凊理した埌連続フむラメント又は玡瞟糞
の圢でパむル糞等ずしお䜿甚する。高速2000
分以䞊、特に4000分以䞊玡糞した堎合
は延䌞が䞍芁な堎合もある。たたパむル糞ずしお
䜿甚するずき綿毛甚の糞ず合糞、合撚、混玡など
しお甚いおもよい。 立毛補品の補造法は、呚知のパむル線織機、ス
ラむバヌ線機、タフテむング法、静電怍毛法、起
毛法等も利甚出来るが、パむル線織機が均䞀性が
高く最適である。これらの方法で、刺毛のカツト
長を所望mm以䞊のカツトパむル補品ずした
埌、必芁に応じ綿毛の切断、又は熱収瞮、刺毛先
端现化、染色、脱色、仕䞊加工、バツキング、ブ
ラシングなどを行ない人工毛皮を埗るこずが出来
る。 綿毛の繊床は5d以䞋、特に3d以䞋が奜たしく、
0.5〜2dが最も奜たしい。綿毛は適床に巻瞮しお
いるこずが奜たしく、断面は円圢でも非円圢でも
よい䟋えばヒペりタン圢や亜鈎圢が奜たしい。
第図〜第図に綿毛に奜適な䟋の暪断面図
を瀺す。玠材ポリマヌはポリアミド、ポリ゚ステ
ル、ポリビニル系など自由であるが、アルカリ氎
溶液で切断可胜なポリ゚ステルが奜適である。凊
理剀で切断せず熱で高収瞮30以䞊、奜たしく
は40以䞊する玠材を䜿甚するこずも奜適であ
る。綿毛の密床は最終補品においお3000〜30000
本cm2皋床、特に5000〜20000本cm2が奜たしい。
刺毛の密床は200〜2000本cm2皋床、特に300〜
1200本cm2皋床が奜たしく、立毛がそのような範
囲になるよう怍毛するこずは容易である。たた加
工工皋で基垃を収瞮させお立毛密床を高めるこず
も出来る。 本発明者は、遠心力を利甚した立毛品の高床な
加工法及びそれによ぀お埗られる補品を前述の特
開昭で開瀺した。この遠心加工法を本発明に適甚
し、綿毛切断、刺毛现化、染色、脱色などを行な
うこずができる。 綿毛切断方法は、刺毛よりも分解又は溶解速床
の倧きい綿毛繊維を遠心力で起立させ、基垃から
所定の距離以遠の郚分を䟋えばアルカリ氎溶液等
に浞挬しお切断する方法を奜たしく適甚し埗る。
綿毛切断工皋での刺毛の现化又は損傷を最小限に
するためには、綿毛のアルカリ氎溶液による分解
速床が刺毛のそれよりも倧きいこずが望たれる。
実際は綿毛を刺毛よりも充分现くするこずによ
り、刺毛ず同じポリマヌであ぀おも早く切断さ
れ、そのずきの刺毛の損傷をほずんど無芖し埗る
皋床盎埄枛少20以䞋、特に10以䞋ずする
こずが出来る。勿論綿毛ポリマヌずしお、刺毛ポ
リマヌよりもアルカリ氎溶液による分解速床の倧
きいもの、䟋えばその速床化1.5以䞊、特に以
䞊のものを甚いるこずにより、綿毛切断による刺
毛の现化、損傷を実質的に無芖重量枛少10以
䞋、特に以䞋するこずが出来る。 刺毛先端の现化は、同様に遠心力で刺毛を起立
させ、基垃から所望の距離起点から他の所望
の距離終点たで凊理液の浞挬深さを埐々に倉
え぀぀液面を移動させ぀぀耇合繊維の鞘を郚
分的に溶解陀去する方法が奜適である。勿論立毛
の先端は、所望の長さだけ鞘を完党陀去する。こ
のような立毛现化凊理により、前蚘翌を有し、凊
理液に察し抵抗力の倧きい芯を有する耇合繊維は
矎しく滑らか䞔぀均䞀に先端に向぀お埐々に现化
される。凊理液ずしおは、ポリ゚ステル系にはア
ルカリ氎溶液、ポリアミド系には匷酞ギ酞、硫
酞、ポリスチレン等は芳銙族炭化氎玠ベンれ
ン、トル゚ン等のような熱可塑性ポリマヌの分
解剀又は溶剀があり、目的、甚途により遞択でき
る。䞭でもアルカリ氎溶液が取扱い易く奜適であ
る。 立毛の染色、脱色等にも遠心加工法が応甚可胜
であるが前蚘特開に詳述したので省略する。 本発明により、均䞀な先端及び滑らかな现化郚
を有する矎芳にすぐれた立毛を有し、優れた制電
性、曎に嵩高性、腰、柔軟性、光沢、被芆胜、觊
感及び軜量法に優れ、䞔぀高床な深味のある色圩
を有し、倩然の毛皮に匹敵する高床の人工毛皮を
容易に補造し埗る。 制電性の効果を高めるために基垃に導電性繊維
を混甚したり、基垃に含浞させる暹脂䟋えばポ
リりレタン匟性䜓などに導電性粒子䟋えばカ
ヌボンブラツクや酞化錫粒子などや制電性物質
䟋えば、ポリアルキレンオキシド及びその誘導
䜓、界面掻性剀、有機電解質などを混合するこ
ずも出来る。このずきは導電性繊維の導電局が衚
面に露出しおいるものが奜たしい。 本発明によ぀お毛皮の摩擊等による垯電を効果
的に抑制するこずが出来る。䟋えば動物毛ブタ
毛など、合成暹脂毛塩化ビニル、ナむロン12
などなどからなるヘアブラシ又は掋服ブラシで
毛皮を摩擊したずき20℃、40RHの垯電圧
を±3000V以内、特に±2000V以内、最も望たし
くは±1000V以内に抑制するこずが出来、垯電に
よる障害を充分に防ぐこずが出来る。 以䞋の実斜䟋においお郚及びは特蚘しない限
り重量比率である。 実斜䟋  固有粘床0.64プノヌルテトラクロル゚タ
ン1vol混合溶媒、濃床、20℃で枬定
のPBT粉末77郚、カヌボンブラツクバルカン
XC−72キダボツト瀟補23郚を275℃に加熱し
た軞混緎機で溶融混合し、ポリマヌP1を埗た。 固有粘床0.62、酞化チタン粒子1.7含有した
PETをポリマヌP2ずし、ナトリりムスルホむ゜
フタル酞を4.8共重合した倉性PETで酞化チタ
ン粒子の含有率0.1、固有粘床0.63のものをポ
リマヌP3ずする。 ポリマヌP1を芯、ポリマヌP2を鞘ずした第
図に瀺した、䜆し最倖皮を有さない翌個の扁
平な暪断面を有する芯鞘耇合繊維を補造した。即
ち、぀の゚クストルヌダヌでポリマヌP1P2
を各々単独に295℃、285℃で溶融し、接合比率が
P1P2容量比になるよう各々ギダヌ
ポンプで蚈量しお、292℃の玡糞口金より吐出し
玡速700分で巻き取぀た。 埗られた未延䌞糞をロヌラヌヒヌタヌ84℃、プ
レヌトヒヌタヌ150℃で3.89倍に延䌞しお、20d
の耇合繊維Y1を埗た。Y1は長埄98Ό、短埄
39Ό、扁平率2.5、芯の平均盎埄が12.5Όであ
り、1.8×103Ω・cmの比抵抗を有しおいた。 同様にしお䜆しP1の代わりにカヌボンブラツ
クを含有しないPBTを甚い、同䞀暪断面を有す
る20dの芯鞘耇合繊維Y2を埗た。Y2は扁平率
2.5、芯の平均盎埄が1.2.8Όであり、比抵抗は
1014Ω・cm以䞊であ぀た。 䞀方ポリマヌP3を295℃で溶融玡糞し、延䌞し
お150d144fの暪断面が第図に瀺した劂き単
独繊維Y3を埗た。Y3はたゆ型扁平で扁平率1.8で
ある。このY3を糞速320分、予熱枩床120℃、
スタフむンボツクス枩床187℃でバンロン加工し、
巻瞮数20.7ケ25mmの加工糞YF3を埗た。 Y1を本、Y2を本、YF3を本を゚アゞ゚
ツトノズルで均䞀に湿繊した埌、80Tの撚り
をかけパむル糞PY1を埗た。 通垞のPET玡瞟糞単糞1.5d、40番手双糞≒
266d盞圓を経及び緯糞の地糞に甚い、PY1をパ
むル糞に甚いおカツトパむル織物CP1を埗た。
CP1の怍毛密床は75個所cm2、カツト長36mmの
型怍毛である。 CP1を特開昭56−15486号に開瀺した方法で遠
心加工する。即ち、CP1を盎埄の円筒内
筒に取付け、盎埄1.1の円筒状の加工液容噚
倖筒ず共に600rpmの速床遠心力玄200G
で回転し立毛パむルを起立させ、倖筒の倖郚
より赀倖線ヒヌタヌで加熱し内筒枩床パむル雰
囲気枩床玄170℃ずし15分間熱凊理する。次に
倖筒にNaOH15氎溶液をかなり急激に泚入し、
内偎液面がCP1の基垃より17mmの点たで満し、98
℃で10分間凊理した埌、アルカリ液を排出し、パ
むルを充分氎掗し也燥した。この凊理で綿毛に盞
圓するYF3は、基垃から17mmの点で切断されたが
刺毛に盞圓するY1及びY2の損傷は僅か盎埄枛
少率玄5.9であ぀た。 次にNaOH20氎溶液を倖筒に埐々に泚入し、
先ず液面が基垃から34mmの䜍眮に保ち、100℃で
15分間凊理し、次いで液面を34mmから28mmたで40
分間かゝり埐々に移動加工液の泚入させたの
ち10分間で34mmたで移動加工液の排出させた
のちすばやく排液し、氎掗、也燥した。この凊理
で刺毛Y1及びY2共の先端郚はテヌパヌ状に
现化され、先端はmmの長さに亘り芯ポリマヌ
P1及びPBTが完党に露出しおいた。先端露出
郚の倪さは平均盎埄がY1が12.4Ό、Y2が12.6ÎŒ
ず殆んど損傷なか぀た。又、テヌパヌ郚は長さ
mmに亘り先端に向぀お滑らかに现化しおいた。 次に回転速床を300rpm玄50Gに倉え、蛍光
染料日本化孊工業補ニツカブラむトATN2
owsずキダリダヌ、及び青味がか぀た
灰色のカチオン染料0.05の混合液を基
垃からmmの点たで満し、98℃で40分間染色し、
排液、氎掗、也燥埌、ハむドロサルフアむト
、アミラゞンD2、゜ヌダ灰
の混合液を基垃からmmの点たで満し、70℃15
分間還元掗浄を行い、氎掗、也燥した。次いで遠
心機を止めパむル織物を取倖し、基垃の裏面に暗
青色の顔料を配合したポリりレタン暹脂を塗垃、
也燥し、刺毛密床525本cm2、綿毛密床10800本
cm2の人工毛皮AF1を埗た。 AF1は綿毛が青味がか぀た薄い灰色、Y1即ち
制電性耇合繊維からなる刺毛は根元から非现化郚
は癜色〜淡灰色、テヌパヌ郚は灰色〜黒色、先端
は真黒色ず立毛長さ方向に色調が倉化しおおり、
それがY2からなる癜の刺毛の䞭に点圚し、高玚
なブルヌフオツクス酷䌌の色盞を有しおいた。 AF1ず同様に、䜆しY1の含有率を倉えるため
にY2ずの合糞率の倉化、Y1含有パむル糞怍毛個
数を倉化䟋えばAF1ではY1含有パむル糞は均
䞀怍毛に察し、Y1含有パむル糞ずY1を含有しな
いパむル糞を亀互怍毛すればAF1のの含有
率ずなるさせお各々人工毛皮AF2〜AF7を埗
た。又比范ずしおY1を党く含たないAF8を埗た。 埗られた人工毛皮AF1〜AF8を20℃、40RH
恒枩恒湿䞭24時間調湿したのち、塩化ビニル補掋
服ブラシで20回摩擊埌の垯電圧を枬定した結果、
第衚に瀺す。
【衚】 第衚で明らかなようにAF1及びAF3〜AF7の
本発明補品は優れた制電性を有しおいる。 実斜䟋  実斜䟋ず同様CP1を甚い现化凊理の際、芯露
出長及びテヌパヌ長さが皮々異なるようにした以
倖はAF1ず党く同様に凊理し倫々人工毛皮AF9〜
AF16を埗た。 比范䟋ずしお同じCP1を甚い、綿毛切断のみで
刺毛现化凊理を陀いた以倖はAF1ず同様埌加工
し、人工毛皮様補品AF17を埗た。 又、同じく比范䟋ずしおY1の代わりに芯は同
じP1を、鞘は固有粘床0.78溶剀濃硫酞、濃
床0.5、20℃で枬定、酞化チタン粒子1.7
含有したナむロンずした芯鞘耇合繊維Y4
20d、比抵抗1.6×103Ω・cmを甚いた以倖
は実斜䟋のAF1ず党く同様に凊理しお人工毛皮
AF18を埗た。このAF18は刺毛Y2は现化されたが
Y4の鞘がナむロンのため现化されずなか぀た。 埗られたAF9〜AF18の補品に぀き倖芳、颚合、
摩擊垯電圧を枬定した結果、第衚に瀺す。
【衚】
【衚】 第衚で刀るように、同じ制電性耇合繊維
Y1を甚いおも、比范䟋のAF17の劂き现化凊理
しないものは粗硬であるのに比べ现化凊理したも
のAF9〜16は颚合、倖芳共に改善され、制電
性胜も向䞊する。特に本発明補品AF11〜16の
芯を0.1mm以䞊露出させたものは、颚合、倖芳、
制電性胜が著るしく向䞊する。比范䟋AF18はY2
刺毛は现化されおいるためAF17に比べるず著る
しく颚合は改善されおいるが、非现化のY4が混
圚する為、倖芳はかなり劣り、䞔぀制電性芯が露
出しおいない為制電性もやゝ劣る。しかし該
AF18を曎に遠心機にかけ90ギ酞で鞘成分の
ナむロンを溶解し现化しお芯を露出mmした
AF18は颚合、倖芳、制電性共に著るしく向䞊し
た。 実斜䟋  実斜䟋に斌いおY1の芯鞘の耇合比率のみ
を倉化させお芯の平均盎埄の異なる皮々の耇合繊
維を埗、これをAF12及びAF15ず同様にしお合
撚、カツトパむル織物、綿毛切断、刺毛现化凊
理、染色加工を斜し、各々人工毛皮AF19〜AF27
を埗た。 埗られた人工毛皮AF19〜AF27を颚合、倖芳、
先端亀絡性、先端の折れ曲り易さ掋服ブラシで
200回ブラツシング埌芳察及び制電性を評䟡し
た結果を第衚に瀺す。䜆し先端の亀絡性、折れ
曲り易さの評䟡は亀絡しない、折れ曲り難いのを
優れおいる〇ずしお衚瀺した。
【衚】
【衚】 芯の平均盎埄が䜙りに现すぎるず、先端の盎立
性がやゝ劣り、逆に䜙りに倪いず颚合がやゝ粗硬
ずなる。しかしいずれの補品も優れた制電性を有
する。 実斜䟋  実斜䟋ず同様に、䜆しポリマヌP1の代わり
にカヌボンブラツク含有率の異なる皮々のポリマ
ヌを䜜成し、Y1ず同様に䜆し、比抵抗の各皮異
なる芯鞘耇合繊維を埗た。これらを甚いAF1ず同
様に補織次いで凊理しおAF28〜AF33を埗た。埗
られた補品の摩擊垯電圧を枬定し、第衚に瀺し
た。
【衚】
【衚】 埗られた人工毛皮AF28〜AF33はいずれも颚
合、倖芳共に極めお良奜であ぀た。しかし制電性
胜の芳点から耇合繊維の比抵抗は1010Ω・cm以䞋
が奜たしく、108Ω・cm以䞋がより奜たしく、特
に106Ω・cm以䞋が奜たしい。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明補品の现化された耇合繊維から
なる立毛の先端郚の瞊断面の䟋であり、第図は
本発明立毛補品の䟋を瀺す暡匏図である。第図
〜第図は本発明立毛補品の刺毛に奜適な制電性
耇合繊維の䟋を瀺す暪断面図であり、第図〜
第図は本発明立毛補品の綿毛に甚いるこずが
できる暪断面の䟋である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  長さmm以䞊、繊床5dを越える立毛以䞋
    刺毛ず蚘すを有する繊維構造物に斌いお、該刺
    毛の少なくずも0.05重量が、 (a) 導電性粒子を含有する制電性ポリマヌからな
    る芯ず、非制電性の鞘からなる芯鞘型耇合繊維
    からなり、䞔぀ (b) 先端が现化され、芯が長さ0.1mm以䞊に亘぀
    お露出しおいる こずを特城ずする制電性立毛補品。  制電性ポリマヌからなる芯が0.5〜15mm露出
    した特蚱請求の範囲第項蚘茉の補品。  制電性ポリマヌからなる芯の露出郚の平均盎
    埄が〜25Όである特蚱請求の範囲第項蚘茉
    の補品。  制電性ポリマヌからなる芯が金属粒子、金属
    化合物粒子、又はカヌボンブラツク等を含有する
    熱可塑性重合䜓からなる特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の補品。  制電性ポリマヌからなる芯が、比抵抗×
    106Ω・cm以䞋である特蚱請求の範囲第項蚘茉
    の補品。  耇合繊維が少なくずも個の翌状突起を有
    し、扁平率1.5〜4.0の扁平な暪断面を有する特蚱
    請求の範囲第項蚘茉の補品。  翌状突起が〜個である特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の補品。  耇合繊維の混繊率が、刺毛の0.1重量以䞊
    である特蚱請求の範囲第項蚘茉の補品。  耇合繊維の立毛が、芯の露出した郚分先
    端ず非现化郚ずの間に、長さ〜20mmに亘぀お
    倪さがテヌパヌ状又は倚郜的に倉化する郚分テ
    ヌパヌ郚を有する特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    補品。  刺毛ず、刺毛より少なくずも長さmm短か
    く、繊床5d以䞋の立毛以䞋綿毛ず蚘すから
    なる特蚱請求の範囲第項蚘茉の補品。  長さmm以䞊、繊床5dを越える立毛刺
    毛を有し、該刺毛に察しお少なくずも0.05重量
    が芯が制電局、鞘が非制電局である芯鞘型耇合
    繊維からなる立毛繊維構造物を回転䜓に取付け回
    転させ、立毛が起立する方向に遠心力を加え぀ゝ
    凊理液ずその接觊長さを倉え぀ゝ接觊させ、先端
    に向぀お立毛を陀々に现化し、先端郚に斌いお該
    鞘局を完党に分解又は溶解陀去し、芯局を少なく
    ずも長さ0.1mm以䞊に亘぀お露出させるこずを特
    城ずする制電性立毛補品の補造方法。  芯局の制電性物質を含有する熱可塑性ポリ
    マヌの凊理液に察する分解又は溶解速床が鞘を圢
    成する熱可塑性ポリマヌのそれの1/3以䞋である
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  芯及び鞘を圢成する熱可塑性ポリマヌが、
    ポリ゚チレンテレフタレヌト、ポリブチレンテレ
    フタレヌト䞊びにこれらを䞻成分ずする第物質
    ずの共重合䜓、脂肪族系ポリアミド、ポリスチレ
    ン、ポリオレフむン、又はビニル系ポリマヌであ
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。
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