JPS60186527A - 共重合ポリエステル - Google Patents

共重合ポリエステル

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JPS60186527A
JPS60186527A JP4227084A JP4227084A JPS60186527A JP S60186527 A JPS60186527 A JP S60186527A JP 4227084 A JP4227084 A JP 4227084A JP 4227084 A JP4227084 A JP 4227084A JP S60186527 A JPS60186527 A JP S60186527A
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polymer
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山本 二三男
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義人 首藤
Kan Yoshimura
吉村 完
Masahiko Nakamura
中村 眞彦
Masaru Honma
賢 本間
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高弾性率、および高強度の新規な共重合ポリエ
ステルに関するものであシ、しかもサーモトロピックな
液晶を形成するので、成形が容易であシ、成形材料、フ
ィルム、繊維として製品化出来る共重合ポリエステルに
関するものである。
近年、繊維、フィルムまたは成形品の何れかを問わず、
剛性、耐熱性および耐薬品性の優れた素材に対する要望
が高まっている。ポリエステルは、一般成形品の用途を
広く誌められるに到っているが、多くのポリエステルは
、曲げ弾性率のような機械的物性が劣るため、高強度が
要求される用途には適していなかった。この機械的物性
を向上させる為に、炭酸カルシウムやガラス繊維等の補
強材をブレンドする方法が知られているが、材料の比重
が大きくなるため、プラスチックの特徴である軽量の長
所が減じ、さらに成形時においては、成形機の摩耗等が
激しく、実用上の問題点が多い。補強材の必要がなく、
高強度が要求される用途に適しているポリエステルとし
て近年では、液晶性ポリエステルが注目されるようにな
った。特に注目を集めるようになったのは、ジャーナル
・オプ・ポリマー・サイエンス・ポリマー・ケミストリ
ー・エディジョン、l≠巻(lり76年)、zO+3頁
および特公昭rt−troit号公報にW、J、ジャク
ソンがポリエチレンテレフタレートとアセトキシ安息香
酸とからなる熱液晶高分子を発表してからである。この
中でジャクソンは、この液晶高分子がポリエチレンテレ
フタレートの5倍以上の剛性、≠倍以上の強度、26倍
以上の衝撃強度を発揮することを報告し、高機能性樹脂
への新しい可能性を示した。
しかしながら、この液晶性共重合ポリエステルは、共重
合ポリエステルの他に不融性の粒子(異種ポリマ、:゛
つが存在するし、Tmが210〜.220℃と高く 、
 −また 溶融粘度と剪断速度との関係を調べた場合、その温度依
存性が大きく、安定に成形することが出来ないし、また
、このポリマーを押出して得られた糸は極限伸びが小さ
いなどの難点を有している。
本発明者等はそのような点を鑑み、鋭意検討を行なった
結果、異種ポリマーが存在せず、溶融粘度の剪断速度と
の関係を調べた場合、その温度依存性が小さく、成形温
度の変化があっても安定成形可能である等の特徴を有す
るポリマーを見出し、本発明に到達した。
本発明共重合ポリエステルの成形品の機械的性質は前記
の従来の共重合ポリエステルの機械的性質と比較して優
るとも劣らないし心2.成形物の機械的強度の異方性1
’=なく、高剛性および高強度を有している。
本発明の要旨は、一般式(蜀で表わされるジカルボン酸
ユニット、 フェニレン基であp、aoモルチ以下が/、グーフェニ
レン基以外の06〜016の2価の芳香族炭化水素基、
04〜020の2価の脂環式炭化水素基または01〜0
4(+の2価の脂肪族炭化水素基を示す。但し、芳香族
炭化水素基(/、グーフェニレン基を含めて)のベンゼ
ン環の水素原子はノーログン原子、 Cl−C4のアル
キル基またはアルコキン基で置換されていてもよい) 一般式(B)で表わされるグリコールユニット−0−R
2−0−・・・・・・・・・ (B)(式中、R2は0
1〜020の2価の脂肪族炭化水素基または04〜02
Gの2価の脂環式炭化水素基を示す) および一般式(01で表わされるオキシカルボン酸ユニ
ット 11 一〇一旦−〇−・・・・・・・・・ (C)(式中、R
8の少なくとも20モルチ以上はl、グーフェニレン基
であシ、≠θモルチ以下が/、グーフェニレン基以外の
C6〜016の2価の芳香族炭化水素基を示す。但し、
芳香族炭化水素基(’+≠−フェニレン基を含めて)の
ベンゼン環の水素原子はハロゲン原子、C1〜C4のア
ルキル基またはアルコキシ基で置換されていてもよい)
からなるが、 オキシカルボン酸ユニット(03の一部はグリコールユ
ニツ) (B)の一部とエーテル結合によ多結合して一
般式(D) −0−R2−0−R”−0−・・・−・−・・(DJ(
式中、R2およびR8は(Blおよび(C1式における
R2およびR3と同意義である) で表わされるユニットを構成しておシ、ジカルボン酸ユ
ニット(蜀の含有量が/θ〜+t□モル斧であシ、 ジカルボン酸ユニット(A)とオキシカルボン酸ユニツ
) (0)の合計量に対するオキシカルボン酸ユニット
(C)の割合(a)/ (A)+ (0)が30−40
モルチであシ、 グリコールユニット(B)とオキシカルボン酸ユニッ)
 (0)の合計量に対するオキシカルボン酸ユニット(
C1の割合(0)/ (Bl + (Cりが30−!r
Oモルチであυ、 グリコールユニツ) (B) K 対するユニット(D
)の割合が3〜!Oモル係であシ、 差動走査熱量計(DBC)によシ測定した融点Tmと組
成の関係において、(0)/ (B) +(Cりが6j
モルチから3jモルチまで変化する際にTmが75℃以
上変化するものであって、 フェノールとテトラクロルエタンのl;l(重量比)の
混合液中o、!;t/dBの濃度で3θ℃で測定した対
数粘度ηinhが0.グ呻今以上である共重合ポリエス
テルに存する。
太祭ロロ外註釧ピ観旧ナスf−大冷叩北香仝ポリエステ
ルの特徴の第一は、DSOによシ測定したTmと組成の
関係において、(0)/(B)+ fcl)が2jモル
チから3J′モルチまで変化する際にTmが75℃以上
変化するような構造である点にある。
ユニツ) (C1の導入量の増加に伴うTmの低下が著
しいことは、ユニット(C)がポリマー鎖中に均一に分
散されていることを示していると考えられる。すなわち
、ユニツ) (Cりがポリマー鎖中に均一に導入されず
、ブロック的に入シ込む場合(例えば比較例の場合)に
は、比較的液晶ユニットの長さが長いため、ポリマー鎖
および構造があまシ乱されないのでTmの低下が少ない
が、ユニツ) (0)がポリマー鎖中に均一に導入され
ると、液晶ユニットの長さが短く、しかもポリマー鎖お
よび構造が非常に乱されるため、Tmの低下が大巾にな
ると思われるからである。
(0) / (B) + (0)が6jモルチから3j
モル%まで変化する際のTmの変化は75℃以上、好ま
しくは2JC以上、とくに好ましくは31℃以上である
。Tmの変化がij℃未満であると、比較例に示すよう
に、共重合ポリエステルの機械的異方性が太きくなシ好
ましくない。
本発明共重合ポリエステルの特徴の第二は、ユニッ) 
(D)の含有量が、(D)/(B)の割合で、3〜jO
モル悌、好ましくは3〜20モルチ、とくに好ましくは
j−/Iモルチであシ、このような範凹とすることが、
共重合体の弾性率を高くし、機械的異方性を少なくする
うえで好ましい。
ジカルボン酸またはその誘導体から誘導されルユニット
(A)の含有量は10−≠θモル%好tしくは/j−≠
Oモルチである。
ユニット(Nとグリコールユニット(B) (グリコー
ルから誘導されるユニットの全部を意味する。
従って、前記ユニツ) (DJに含まれるグリコール1
0七ルチである。
クリコールユニット(131とオキシカルボン酸ユニッ
) ((1り (オキシカルボン酸から誘導されるユニ
ットの全部を意味する。従って、前記ユニット(功に含
まれるオキシカルボン酸ユニットモ含モルチである。
ジカルボン酸ユニット(A)とオキシヵルボン酸ヱニッ
ト(に)の合計量に対するオキシカルボン酸1↑ ユニット(0)の割合(C1/(A)+(Ol−pJ 
O−10%#チ好ましくは3!〜70モルチである。
一般式(AJ、(B)、(C1および(DJにおけるR
1 、 R2およびR8としては、後記一般式(F)、
(G)および(均で表わされる化合物の例として挙げた
ものが、同様に例示される。とくに好ましくは R1お
よびR8としては、60モルチ以上が/、≠7エニレン
基で4toモルチ以下が/、3−もしくは/、2−フェ
ニレン基またはナフチレン基(但L、フェニレン基また
はす7チレン基のベンゼン環の水素原子はハσグン原子
、戻素数/〜グ(01〜c4)のアルキル基またはアル
コキン基で置換されていてもよい)であるか、すべてが
/、≠−7エニレン基であるものが、挙げられる。R2
としては、炭素数を以下(Oe以下)の脂肪族炭化水素
基とくにエチレン基が好ましい。
本発明共重合ポリエステルは、フェノールとテトラクロ
ルエタンの/:/(重量比)の混合液中O0!fμの濃
度で3θ℃で測定し九対数粘度ηinhが0.1Idl
t/を以上好ましくは0.、!rd(1/f〜/、jd
lt/lのものである。
しかして、本発明共重合ポリエステルは、ポリエステル
またはオリゴエステルとオキシカルボン酸とを接触反応
させて共重合オリゴマーを形成させた後にアセチル化お
よび重合をおこない、さらに脱酢酸をおこなうことによ
シ製造することができる。製造法をさらに詳細に説明す
るにこのような共重合ポリエステルの製造法は、一般に
は、一般弐田で表わされる原料ポリエステルまたはオリ
ゴエステル (式中、R1およびR2は、前足一般式(Nおよび(B
)におけるR1とR2と同意義である) が使用されるが、このような原料ポリエステル(E)を
製造するためには一般式(F)で表わされる゛カルボン
酸 HOOC,R’ 0OOH・・・・・・−・・・・(F
)およびそのエステルが、使用される。カルボン酸の例
を示すとテレフタル酸、メトキシテレフタル酸、エトキ
シテレフタル酸、フルオロテレフタル酸、クロロテレフ
タル酸、メチルテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸
、メトキンイソフタル酸、ジフェニルメタン≠、≠′−
ジカルボン酸、ジフェニルメタン3.3’ −ジカルボ
ン酸、 ・ジフェニルエーテル≠、≠′−ジカルボン酸
、ジフェニル−p、4t’−ジカルボン酸、ナフタリン
−λ、6−ジカルボン酸、ナフタリンl、!ジカルボン
酸、ナフタリンl、4/−ジカルボン酸、アジピン酸、
セパ7ン酸、アゼライン酸、スベU7rR、ドデカンジ
カルボン酸、3−メチルアゼライン酸、グリタール酸、
コハク酸、ンクロヘキサン/、44ジカルボン酸、/ク
ロヘキサン/、Jジカルボン酸、ンクロペンタンl、3
ジカルボン酸などが挙げられる。これらは混合して使用
してもよく一般式(F′)で表わされるものはいずれも
使用可能である。
また(I4を製造するために接剤される一般式(G)で
表わされるジオール HOR”OH・・・・・・・・・・・・ (Glの具体
例としてはエチレングリコ−/’、/、J−プロパンジ
オール、/、2−プロパンジオール、/、3ブタンジオ
ール、 /、弘−ブタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、l、6ヘキサンジオール、 /、/コードデカン
ジオール、ンクロヘキサンi、4cジオール、シクロヘ
キサン/、!ジオール、シクロヘキ?ン/、λ−ジオー
ル、ンクロペンペンタン/、J−ジオールなどが挙げら
れるが、これらは混合して使用してもよく、一般式(G
Jで表わされるものはいずれも使用可能である。
本発明で用いる式(埒で示されるポリエステルまたはオ
リゴエステルとしては一般式(鵬で示されるものはいず
れも使用可能であるがその入手のしやすさからポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートおよ
びそれらのオy−tマーが好ましく、特にポリエチレン
テレフタレートおよびそのオリゴマーが好ましい。
次に反応方法について述べると一般式(E)で表わされ
る原料ポリエステルまたはオリゴエステルと一般式(匂
で表わされるオキシカルボン酸と1O−FL’0OO1
11・・・・・・・・・・・・ (刊(式中、R8は前
足一般式(07におけるR8と同意義である) 接触させて、常圧下l!O〜3jO℃で加熱して共重合
オリゴマーを形成させた後にアセチル化剤を加えてアセ
チル化および重合を行ない減圧下、さらに、真空下で脱
酢酸を行な−、反応を完結させることによル行なわれる
。また(鯛と(刊と接触させる際に(0)および(Fl
を共用することも可能である。
一般式(句で表わされるオキシ酸としてはバラヒ)”o
キ7安息香醒、l−ヒドロキ、シ3−、クロa安息香酸
、メタヒドロキシ安息香酸、弘−ヒドロキシ3J−ジメ
チル安息香酸、コーオキシ6−ナフトエ酸、/−オキシ
ターナフトエ酸、l−ヒドロキシ−≠−す7トエ酸、ン
ユリンガ@ 、 バニリン酸、l−ヒドロキシ−3−メ
チル安息香酸などが挙げられる。バラヒドロキシ安息香
酸を単独で用いるのが溶融異方性を保つためには好まし
いが一般式(E)で表わされるオキシカルボン酸はいず
れも使用可能である。
オキシカルボン酸の使用量は(W/(層+(句、(E)
/1烏+(巧+但)、@ / (1) + (句+(川
または(刊/(匂+(力+(G)+(6)として30−
10モルチである。
またアセチル化剤の代表的なものとしては無水酢酸が使
用されるが必ずしもこれに限定されるものではない。ま
た必要に応じ、エステル交換触媒、アセチル化触媒およ
び重合触媒を使用してもかまわな鱒。
さらに、本発明に係る共重合ポリエステルは、種々の目
的に応じて、少量の共重合成分を導入することもできる
このようにして得られる共重合ポリエステルは、DSO
による融点(1m)が比較的低く、組成によシ大きく変
化するので、Tmのコントロールが容易である(すなわ
ち、TIと組成比(C) / (B)+ (o)とは、
第1図に示されるような関係にある)。また、溶融粘度
の温度依存性が小さいので安定な成形に好適である。
たとえば、ポリマー中の((:り / (靭十(0)が
60〜3jモル−の場合、たとえば、比較例1のような
方法による場合には、低剪断速度では剪断速度に対する
溶融粘度依存性が大きく、温度を上昇した場合剪断速度
が/ 0”1see付近で、溶融粘度が剪断速度に依存
しない領域があられれるし、溶融粘度の温度依存性が大
きい。一方、本発明に係るポリマーにおiては、低剪断
速度では溶融粘度の剪断速度依存性が小さく、剪断速度
が大きくなると溶融粘度の剪断速度依存性も大きくなる
。またとのよ5な傾向は温度を上昇させても変化しない
し、また、溶融粘度の温度依存性は一般に小さい。
また、本発明によシ得られたポリマーは従来の方法によ
シ得られだ液晶ポリマーと比較して極限伸びが相当大き
く、しかも線膨張係数が従来のポリマーと同じオーダー
(t o”−6/’C)であシしかも収縮率も変化しな
い。また液晶ポリマー以外の樹脂では一般に線膨張係数
はt o−4〜l0−5/℃であり、本発明のポリマー
が糸としても非常にバランスのとれた物性を有している
ことが分る。以上のように本発明共重合ポリエステルは
、押出成形用材料として有用である。
以下実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発
明はその要旨を越えない限シ以下の実施例に限定される
ものではない。
社製Dea−n型で行ない、試料をいったんものを、2
0℃/分で昇温した際の結晶部分の溶融温度をめた。
ン テ乙 また、剪断速度Iの測定は高化式フロー六;テトラクロ
ルエタン=/:/(重量比)の混合液中O,S秒箇で測
定(30℃)した。
実施例1 ロキン安息香酸≠へ44 f (0,3モル)及び酢酸
第1錫o、 o、2a tとを攪拌機のついた重合管に
仕込み窒素で3回パージした後重合管を、21θ℃のオ
イル浴に入れ窒素気流下で1時間攪拌した。
次に無水酢酸JO,tt(0,3モル)を添加し1時間
30分攪拌した。酢酸を溜めさせながら次いで浴温をコ
アjCに上げた後j TOrro真空下にて酢酸を完全
に溜めさせた。更に重合管を伶素で常圧に戻し酢酸亜鉛
二水和物0.0414りを添加した後(7,,2TOr
rの真空下に6時間攪拌し重合を完了した。
このポリマーのηinh = 0.70 dll/fで
あった。
またこのポリマーを日本電子製/ 00 MHz NM
Rで溶媒忙トリフルオロ酢酸を用いて分析したとユニッ
トのαメチレンのプロトン、τ=2.!−ニドのベンゼ
ン環のプロトンの吸収があった。これらの結果からめた
各ユニット含有量を表−7に示す。
またTmはlり3℃であシ、その場合の吸熱ピークより
めたΔHmは、2.4ccal/11であった。
実施例コ ポリエチレンテレフタレートオリゴマー使用した以外実
施例1と同様の反応を行なった。
その結果11nh −0,A O#/lの重合物が得ら
れた。
このポリマーについて実施例1と同様の方法でめた各ユ
ニット含有量およびTm、ΔHmの測定結果を表−1に
示す。
実施例3 ポリエチレンテレフタレートオリゴマーを使用した以外
実施例1と同様の反応を行なった。その結果11nh 
= 0. # J dlj/fの重合物が得られた。
また実施例1と同様の方法でめた。
各ユニット含有量およびTm、 janの測定結果を表
−1に示す。
また、得られた重合物の溶融粘度および剪断速度の温度
依存性を図−コに示す。
実施例弘 ポリエチレンテレフタレートオリゴマー(1inh =
θ、/θ8/2)を/り、λt(o、ioモル)灰ドロ
キシ安息香酸!j、λt(θ、41.Oモル)を使用し
た以外実施例1と同様の反応を行なった。
その結果11nh=o、r、2dIvto重合物カ得ラ
レ、実施例/と同様の方法でめたポリマー中の各ユニッ
ト含有量およびTm1ΔHmの測定結果を表−lに示す
実施例j ポリエチレンテレフタレートオリゴマー(:oinh 
=θ、1otta7t)を2LI t (0,1jモル
)がξ′1・。1.?7安息香酸4.tr、jt (o
、1s−e杓を使用した以外実施例1と同様の反応を行
なった。
その結果ηinh = 0 、♂θ8/2の重合物が得
られ、実施例1と同様の方法でめた。
各ユニット含有量およびTm、ΔHmの測定結果を表−
7に示す。
実施例を 無水酢酸をlIj、J r (0,4LIモル)使用し
真空下での重合時間を5時間とした以外実施例/と同様
の方法で反応を行なった。その結果η1fXh =θ、
 J Y dll/fの重合物が得られ、実施例1と同
様の方法でめたポリマー中の各ユニット含有量およびT
m、ΔHmの測定結果を表−fに示す。また、得られた
ボI) w−について、曲げ弾性率、曲げ強度、引張強
度、破断伸度を測定した。
測定は、日本製調味は1,118型射出成形機を用い、
シリンダ一温度2よ0℃、射出圧力よθり(ゲージ圧)
、金型温度!θ℃で、曲げ物性用には長さ41−0m、
巾Attm、厚み/wrmの短冊型試験片を成形し、引
張物性用には直線部の長さコ!簡、巾3.2−1厚みl
■でRが3只のダンベル型試験片を成形して、東洋ボー
ルドウィン■テンンロンU’I’M−JT型測定機を使
用して、曲げ試験は速度/ ttm 7分、支点間距離
30瓢、引張試験は速度j txa 7分、チャック間
距離JOwaにておこなった。結果を表−コに示す。
さらに溶融粘度および剪断速度の温度依存性を測定した
。結果を図−2に示す。
実施例7 と2.rt(0,4モル)及び酸化ジ−n−ブチル錫o
、ortとを攪拌機の付いた重合管に仕込み窒素で3回
パージした後重合管をJ7j’Cのオイル浴に入れ窒素
気流下で7時間攪拌した。次かで浴温を、230℃に下
げ無水酢酸6o r (o、tモル)を添加し窒素気流
下で1時間30分攪拌した。酢酸を溜出させながら次い
で浴温を再び27!’Cに上げた後OJ Torrの真
空にして7時間攪拌し重合を完了した。このポリマーの
麩血はθ、グ4tdll/lであった。得られたポリマ
ーの各ユニット含有量、Tm、ΔHmは表−7の通シで
あつIた。
実施例r 安息香酸を//2.1モルおよび酢酸第1錫り、02と
を攪拌機のついた重合槽に仕込み、窒素置換後重合槽を
2’AO℃に上昇し、i、o時間攪拌した。次に無水酢
酸を1%At、3モル用また170℃で/、1時間攪拌
した。酢酸を溜出させながら271℃’l;で昇温後酢
酸亜鉛二水和物を/l、j1加え0.3 reHl テ
J 7 j ℃テ/ 0時間反応を行ないvi曲=0.
tハW/fの重合物を得た。得られたポリマー中の各ユ
ニット含有量、Tm、ΔJimは表−1の通シであった
。ポリマーをキャピラリーレオメータ−にょシ、口径/
θ麿で4tfのテーパーのついたノズルを用い、剪断速
度lθ” / secで押し出した。押出温度2V℃、
押出速度はlam/分、得られたサンプル径は□、’l
 −0,6m+であった。その押出物の物性を表−3に
示す。
ヤング率は、東洋ボールドウィン社製 Rheov土bron DDV−j −Bを用いて、密
度/、jF。
測定長≠Oc!nで測定した。
線膨張率(α)は、東洋ボールドライン社製テンンロン
BL引張試験機を用い、長さsotmの試鋏片の伸び変
化を測定して算出した。
極限伸び(ε)は、東洋精機製ヌトログラフS−T引張
試験機で伸び変化をビデオカメラで撮影し、変位計測機
(Width Analyser )にょシ読みとシ、
伸びを計算する。
熱収縮率は、rθ℃、730℃シリコーン油槽中に30
分浸漬し、浸漬前後の長さを測定して算出。初期長!O
α。’NMRスペクトル図(積分曲線と共に)を図−6
に示す。
比較例1 香酸j≠、 / f (0,−?tX、ル)を用い特公
昭j6でl♂0/を号公報記載の方法(実施例1の方法
)と同様の方法で重合を行ない vinh = 0’、
 l / altの重合物を得た。その重合物について
実施例1と同様の方法でめたポリマー中の各ユニットの
含有量およびTm、ΔHmの測定結果を表−7に示す。
得られた重合物の溶融粘度と剪断速度の温度比較例ノ ポリエチレンテレフタレート(vinh =θ、6グd
i/f)を!7.6 f (0,3今モル)β手セトキ
ン安息香酸をjt、I P (0,,20モル)を用い
た以外比較例1と同様の反応を行ないvinh = 0
.77dB、今の重合物を得た。この場合ポリマー中の
各ユニット含有量は表−lの通りであった。その重合物
の溶粘度と剪断速度の温度依存性を図−jに示す。また
この場合のTmは213℃であルΔ胆は3.7 cal
/fであった。
比較例3 /l、2.9モル使用して真空下での重合時間を70時
間に延長した以外比較例1と同様の反応を行なった。そ
の結果マinh = 0. t j dlvfの重合物
が得られた。その重合物を、2よθ℃セキャビラリレオ
メーターを用い口径10tmでIIj’のテーバ−のつ
いたノズルを用い剪断速度10”/secで押し出した
その押出し物の物性を表−2FC示す。
比較例弘 ポリエチレンテレフタレート(vinh = 0. t
〆a/f ) ヲ4A I t (0、J j モル)
 β斗化=) dt V 安Ji香酸を弘1./1(0
,25モル)を用いた以外比較例1と同様の反応を行な
いvinh = 0 、67 altの重合物を得た。
この場合ポリマー中の各ユニツFの含有量は表−/の通
シであった。またDECで測定したTmはJ/7℃であ
シ、Δ−は3.2cal/fであった。
なお、実施例、l−6および比較例1.λ、≠、jのT
mと(0)/(BJ + (0)の関係を図−7に示し
た。図−1のΔは比較例、○は実施例である。
比較例! ポリエチレンテレフタレー) (Vinh=0.A p
#/f) ヲJJ、A t (o、171モル) W−
k ) * シ安息香酸J−t、4 f (0,325
モル)を用−九以外比較例1と同様の反応を行な%/A
マinh W O,6り4今の重合物を得た。
得られたポリマー中の各ユニット含有量、Tm、ΔHm
は表−lの通シであった。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明に係る共重合ポリエステルの融および剪断
速度の温度依存性を示す。 図6は実施例における共重合ポリエステルのNMRスペ
クトルを示す。 出 願 人 日本電信電話公社 ほか7名 代 理 人 弁理士 長谷用 − ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(蜀で表わされるジカルボン酸ユニット、 (式中、R1の少なくとも60モルチ以上はl、≠−フ
    ェニレン基であ〕、≠Oモルチ以下がl、クーフェニレ
    ン基以外のC6〜aSSの2価の芳香族炭化水素基、0
    4〜020のコ価の脂環式炭化水素基または山〜C4o
    のコ価の脂肪族炭化水素基を示す。但し、芳香族炭化水
    素基(l、弘−フエニレン基ヲ含めて)のベンゼン環の
    水素原子はハロゲン原子、01〜04のアルキル基また
    はアルコキシ基で置換されていてもよい) 一般式(B)で表わされるグリコールユニット−0−R
    ”−〇−・・・・・・・・・・・・・・・ CB)(式
    中、R2はC1−020の2価の脂肪族炭化水素基また
    は04〜C2oの2価の脂環式炭化水素基を示す) および一般式(C)で表わされるオキシカルボン酸ユニ
    ット −0−R”−0−・・・・・・・・・・・・・・・ (
    す(式中、R8の少なくとも60モルチ以上は/、4’
    −フェニレン基であ〕、≠θモルチ以下がl、l−フェ
    ニレン基以外のC6〜aSSの2価の芳香族炭化水素基
    を示す。但し、芳香族炭化水素基(l、≠−フェニレン
    基を含めて)のベンゼン環の水素原子はハロゲン原子、
    a、〜04のアルキル基またはアルコキン基で置換され
    ていてもよい) からなるが、 オキシカルボン酸ユニット(0)の一部はグリコールユ
    ニット(B)の一部とエーテル結合によ多結合して一般
    式(D) 11 %式%() (式中、F2およびR11は(B)および(0)式にお
    けるR2およびR8と同意義である) で表わされるユニットを構成しておシ、ジカルボン酸ユ
    ニツ) (A)の含有量が10〜グOモル饅であシ、 ジカルボン酸ユニット(A)とオキシカルボン酸ユニン
    I−(0)の合計量に対するオキシカルボン酸ユニット
    (C)の割合(0)/(A)+ (a)が3O−1rO
    モル係であシ、 グリコールユニット(B)とオキシカルボン酸二二ツ)
     (0)の合計量に対するオキシカルボン酸z = 7
    ト(0) ノ割合+CI)/(B)+(0)が30−4
    0モル裂であシ、 グリコールユニット(13) K 対−J−ルユニット
    (D)の割合(D)/(B)が3〜jOモル裂であシ、
    差動走査熱量計(DB O)によシ測定した融点Tmと
    組成の関係において、(f:り/ (Bl +(0)が
    t!モルチから3jモルチまで変化する際にTmが13
    ℃以上変化するものであって、フェノールとテトラクa
    ルエタ7(D/:1(重量比)の混合液中o、r 2μ
    の濃度で30℃で測定した対数粘度11nhがθ、≠d
    127f以上である共重合ポリエステル
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