JPS60183124A - 樹脂成形品に対する模様の形成方法 - Google Patents
樹脂成形品に対する模様の形成方法Info
- Publication number
- JPS60183124A JPS60183124A JP3903784A JP3903784A JPS60183124A JP S60183124 A JPS60183124 A JP S60183124A JP 3903784 A JP3903784 A JP 3903784A JP 3903784 A JP3903784 A JP 3903784A JP S60183124 A JPS60183124 A JP S60183124A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- molded product
- resin molded
- sheet material
- forming
- Prior art date
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- Granted
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、車輌用フィニッシャやサイドモール、バンパ
ー等の樹脂成形品に対して平面にヘアーライン、エンボ
ス等の凹凸を行形した模様の形成方法に関するものであ
る。
ー等の樹脂成形品に対して平面にヘアーライン、エンボ
ス等の凹凸を行形した模様の形成方法に関するものであ
る。
背景技術
一般に、車輌用のフィニッシャやサイドモール、バンパ
ー等においては外表面部に車種名や装飾的な文字1図形
、記号、その他の適宜の模様を形成することが行われて
いる。
ー等においては外表面部に車種名や装飾的な文字1図形
、記号、その他の適宜の模様を形成することが行われて
いる。
従来、この種の模様の行形にあたっては、模様印刷をし
たラベルを貼着するか或いは樹脂成形品とは異色の転写
フィルムを棒状の押圧型で樹脂成形品の表面に押圧陥入
するホットスタンプで転写膜として貼着成形することが
行われている(特開昭57−138913号)。然し、
この被膜による模様は、自動車の外装に供されるものの
如き厳しい使用条件下に置くものにあっては傷付きで簡
単に素地を呈出し或いは剥離してしまう虞れがあり、特
に樹脂成形品の材質が可塑剤を含有する軟質の合成樹脂
で形成されているときには長期間の使用に伴って可塑剤
が外表面に移行することから転写膜が浮上って極端な場
合には部分的に剥がれ出してしまうようになる。また、
これらの方法で行形模様の平面内にエンボスやヘアーラ
イン等の凹凸を行形するときには、予めラベルやホット
スタンプフィルムにエンボス加工やヘアーライン加工を
施したものを用いることにより形成するが。
たラベルを貼着するか或いは樹脂成形品とは異色の転写
フィルムを棒状の押圧型で樹脂成形品の表面に押圧陥入
するホットスタンプで転写膜として貼着成形することが
行われている(特開昭57−138913号)。然し、
この被膜による模様は、自動車の外装に供されるものの
如き厳しい使用条件下に置くものにあっては傷付きで簡
単に素地を呈出し或いは剥離してしまう虞れがあり、特
に樹脂成形品の材質が可塑剤を含有する軟質の合成樹脂
で形成されているときには長期間の使用に伴って可塑剤
が外表面に移行することから転写膜が浮上って極端な場
合には部分的に剥がれ出してしまうようになる。また、
これらの方法で行形模様の平面内にエンボスやヘアーラ
イン等の凹凸を行形するときには、予めラベルやホット
スタンプフィルムにエンボス加工やヘアーライン加工を
施したものを用いることにより形成するが。
それでは各パターンがボケで鮮明に形成できないばかり
でなく摩擦で簡単に潰れしまう軟弱なものにしか形成す
ることができない。
でなく摩擦で簡単に潰れしまう軟弱なものにしか形成す
ることができない。
発明の開示・
本発明は、平面に開明で剛直な凹凸パターンを何形でき
しかも厳しい条件下での使用に十分耐えられて確りとし
た模様を固着成形可能にする樹脂成形品に対する模様の
形成方法を提供すること、を目的とする。
しかも厳しい条件下での使用に十分耐えられて確りとし
た模様を固着成形可能にする樹脂成形品に対する模様の
形成方法を提供すること、を目的とする。
即ち、本発明に係る樹脂成形品に対する模様の形成方法
においては、押圧面に微細な凹または凸による所望のパ
ターンを形成した押圧型で樹脂成形品の略平坦面に異色
で相溶性を有するシート材料を文字1図形、記号等の何
形模様に応じて加熱溶着することにより、その軟化溶融
で抑圧面の凹凸パターンに応じた模様を平面に付ししか
も樹脂成形品の外表面部に互いに一体融合した模様とし
て形成するようにされている。
においては、押圧面に微細な凹または凸による所望のパ
ターンを形成した押圧型で樹脂成形品の略平坦面に異色
で相溶性を有するシート材料を文字1図形、記号等の何
形模様に応じて加熱溶着することにより、その軟化溶融
で抑圧面の凹凸パターンに応じた模様を平面に付ししか
も樹脂成形品の外表面部に互いに一体融合した模様とし
て形成するようにされている。
実施例
以下、図面を参照して説明すれば、次の通りである。
図示実施例では、車輌用のフィニッシャやサイドモール
、バンパー等を樹脂成形品lとして、その略平坦な外表
面部11に樹脂成形品lの本体が有する色と異色の文字
1図形、記号等の模様2を何形することが行われている
。
、バンパー等を樹脂成形品lとして、その略平坦な外表
面部11に樹脂成形品lの本体が有する色と異色の文字
1図形、記号等の模様2を何形することが行われている
。
芸で、樹脂成形品lとしては発泡した塩化ビニル樹脂の
コア部12と、コア部12の外表面を覆うよう非発泡の
軟質ポリ塩化ビニル樹脂で形成する外郭部13とを一体
に押出し成形したものが用いられている。また、その樹
脂成形品1に模様2を形成するシート材料3としては、
模様2の行形面となる少なくとも外郭部13と相溶性を
有しまた外表面部11と異色に着色したものが用いられ
ている0例えば、外郭部13と同質で外表面部11の色
と異色な軟質ポリ塩化ビニル樹脂で形成した厚さ0.0
5〜0.1履腸程度のシート材料を用いることができる
。そのシート材料3はストリップ状で何形模様の外形寸
法よりやや広幅なテープ状にし、所望する模様と相応し
た形状を有する押圧型4で外表面部11に押圧するよう
にする。この押圧f14は押圧面4aが例えばrHJ等
の何形する模様の形状と対応して形成されており、その
押圧面4aには模様2の平面に何形するヘアーライン、
エンボス等の凹凸パターン4bが刻み込まれている。
コア部12と、コア部12の外表面を覆うよう非発泡の
軟質ポリ塩化ビニル樹脂で形成する外郭部13とを一体
に押出し成形したものが用いられている。また、その樹
脂成形品1に模様2を形成するシート材料3としては、
模様2の行形面となる少なくとも外郭部13と相溶性を
有しまた外表面部11と異色に着色したものが用いられ
ている0例えば、外郭部13と同質で外表面部11の色
と異色な軟質ポリ塩化ビニル樹脂で形成した厚さ0.0
5〜0.1履腸程度のシート材料を用いることができる
。そのシート材料3はストリップ状で何形模様の外形寸
法よりやや広幅なテープ状にし、所望する模様と相応し
た形状を有する押圧型4で外表面部11に押圧するよう
にする。この押圧f14は押圧面4aが例えばrHJ等
の何形する模様の形状と対応して形成されており、その
押圧面4aには模様2の平面に何形するヘアーライン、
エンボス等の凹凸パターン4bが刻み込まれている。
この凹凸パターン4bは押圧面4aの内側寄りに形成す
るとよく、その縁辺面4Cは後述するシート材料3の溶
断と関連して偏平な枠取り状に形成するのが好ましい。
るとよく、その縁辺面4Cは後述するシート材料3の溶
断と関連して偏平な枠取り状に形成するのが好ましい。
この押圧型4を用いては、シート材料3を樹脂成形品l
の外表面部11上に載置させた後、押圧型4を下降動せ
て樹脂成形品lの外表面部11に接触させる0次に、シ
ート材料3が樹脂成形品lの外表面部11から内部に向
けて陥入するまで押圧型4を更に降下させて加熱すると
、抑圧型4と直接に接触するシート部分3aが僅かに軟
化して溶融或いは半溶融状態になる。このとき、軟化し
たシート部分3aは流動して押圧面軸の凹凸パターン4
bに馴じみしかも樹脂成形品lの外表面部11と互いに
溶は合うことにより樹脂成形品lと一体化するようにな
る。この状態で、シート材料3を左右方向または上方向
に引張すると、溶着部分3aと通常の部分との境界線で
抑圧型4の偏平な周縁による押圧作用と相俟ってシート
材料3が切れることにより上方に離反動じ、平面が凹凸
パターン4bで凹凸面3bに何形された溶着部分3aの
み樹脂成形品lの外表面部11に残存することにより平
面にヘアーラインやエンボス等の微細模様2aを持ちま
た周縁を偏平面2bに縁取りした模様2を形成できるよ
うになる。
の外表面部11上に載置させた後、押圧型4を下降動せ
て樹脂成形品lの外表面部11に接触させる0次に、シ
ート材料3が樹脂成形品lの外表面部11から内部に向
けて陥入するまで押圧型4を更に降下させて加熱すると
、抑圧型4と直接に接触するシート部分3aが僅かに軟
化して溶融或いは半溶融状態になる。このとき、軟化し
たシート部分3aは流動して押圧面軸の凹凸パターン4
bに馴じみしかも樹脂成形品lの外表面部11と互いに
溶は合うことにより樹脂成形品lと一体化するようにな
る。この状態で、シート材料3を左右方向または上方向
に引張すると、溶着部分3aと通常の部分との境界線で
抑圧型4の偏平な周縁による押圧作用と相俟ってシート
材料3が切れることにより上方に離反動じ、平面が凹凸
パターン4bで凹凸面3bに何形された溶着部分3aの
み樹脂成形品lの外表面部11に残存することにより平
面にヘアーラインやエンボス等の微細模様2aを持ちま
た周縁を偏平面2bに縁取りした模様2を形成できるよ
うになる。
この実施例は車輌用フィニッシャ等lに模様2を形成す
るに好適なものとして説明したが、それ以外にシート材
料3を予め所定形状に形取り成形して押圧型4で加熱溶
着することができ、また押圧型4はシート材料3の圧着
前に予め130〜200℃程度に加熱してもよい、樹脂
成形品lは模様2を正大成形するときに外表面部11の
陥入を容易にしまたシート材料3の切れをよくするため
予めポリ塩化ビニル樹脂のガラス転移温度80〜90℃
程度に加熱処理して樹脂成形品lに弾性を持たせると最
もよく、その弾性は40〜60℃程度に加熱することで
も付与することができる。また、模様2は樹脂成形品1
の外表面部11を陥入した窪み内に埋設する場合に限ら
ず、外表面部11の表面上に厚みを早出して溶着固定す
ることにより互いに一体融合するよう形成することもで
きる。
るに好適なものとして説明したが、それ以外にシート材
料3を予め所定形状に形取り成形して押圧型4で加熱溶
着することができ、また押圧型4はシート材料3の圧着
前に予め130〜200℃程度に加熱してもよい、樹脂
成形品lは模様2を正大成形するときに外表面部11の
陥入を容易にしまたシート材料3の切れをよくするため
予めポリ塩化ビニル樹脂のガラス転移温度80〜90℃
程度に加熱処理して樹脂成形品lに弾性を持たせると最
もよく、その弾性は40〜60℃程度に加熱することで
も付与することができる。また、模様2は樹脂成形品1
の外表面部11を陥入した窪み内に埋設する場合に限ら
ず、外表面部11の表面上に厚みを早出して溶着固定す
ることにより互いに一体融合するよう形成することもで
きる。
発明の効果
以上の如く、本発明に係る樹脂成形品に対〒る模様の刊
形方法に依れば、樹脂成形品と相溶性のあるシート材料
を外表面部に押圧型で軟化させて互いに一体融合すると
共に平面に凹凸パターンの行形を行うため、厳しい使用
条件にも耐えられまた可塑剤による剥離等を生ずること
もない強固な模様に形成できしかも平面の凹凸パターン
も開明で耐摩耗性に優れた剛直なものとして形成できる
ものである。
形方法に依れば、樹脂成形品と相溶性のあるシート材料
を外表面部に押圧型で軟化させて互いに一体融合すると
共に平面に凹凸パターンの行形を行うため、厳しい使用
条件にも耐えられまた可塑剤による剥離等を生ずること
もない強固な模様に形成できしかも平面の凹凸パターン
も開明で耐摩耗性に優れた剛直なものとして形成できる
ものである。
第1図は本発明に係る方法で模様を行形した樹脂成形品
の斜視図、第2図は本発明に係る模様何形工程の説明図
、第3図は回付形工程で用いる押圧型の説明図、第4図
は同押圧型でシート材料を押圧している状態の説明図、
第5図は同押圧状態の拡大説明図である。 1:樹脂成形品、11:外表面部、2:何形模様、3:
シート材料、4:押圧型、4a:押圧面、4b:凹凸パ
ターン、4c:偏平な縁辺面。
の斜視図、第2図は本発明に係る模様何形工程の説明図
、第3図は回付形工程で用いる押圧型の説明図、第4図
は同押圧型でシート材料を押圧している状態の説明図、
第5図は同押圧状態の拡大説明図である。 1:樹脂成形品、11:外表面部、2:何形模様、3:
シート材料、4:押圧型、4a:押圧面、4b:凹凸パ
ターン、4c:偏平な縁辺面。
Claims (2)
- (1)抑圧面に微細な凹または凸による所望のパターン
を形成した押圧型で樹脂成形品の略平坦な外表面部に異
色で相溶性を有するシート材料を文字。 図形、記号等所望の行形模様に応じて加熱溶着したこと
を特徴とする樹脂成形品に対する模様の形成方法。 - (2)上記抑圧面の縁辺面を偏平に枠取りした押圧型で
シート材料を溶断するようにしたところの特許請求の範
囲第1項記載の模様の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3903784A JPS60183124A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 樹脂成形品に対する模様の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3903784A JPS60183124A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 樹脂成形品に対する模様の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60183124A true JPS60183124A (ja) | 1985-09-18 |
JPH0358290B2 JPH0358290B2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=12541914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3903784A Granted JPS60183124A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 樹脂成形品に対する模様の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60183124A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5898220A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-11 | Inoue Mtp Co Ltd | 合成樹脂基材に文字・模様等の表示部を形成する方法 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP3903784A patent/JPS60183124A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5898220A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-11 | Inoue Mtp Co Ltd | 合成樹脂基材に文字・模様等の表示部を形成する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0358290B2 (ja) | 1991-09-05 |
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