JPH0440172B2 - - Google Patents

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JPH0440172B2
JPH0440172B2 JP59235081A JP23508184A JPH0440172B2 JP H0440172 B2 JPH0440172 B2 JP H0440172B2 JP 59235081 A JP59235081 A JP 59235081A JP 23508184 A JP23508184 A JP 23508184A JP H0440172 B2 JPH0440172 B2 JP H0440172B2
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JP
Japan
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ball
mold
vinyl sheet
vinyl
inlay
Prior art date
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JP59235081A
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English (en)
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JPS61114821A (ja
Inventor
Makoto Ishikawa
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は塩化ビニル製中空ボールの表面に、
絵、文字、模様等の装飾を施した塩化ビニル製の
象嵌用ビニルシートを一体に接着させる象嵌ビニ
ル樹脂中空ボールの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、中空ボールの表面に象嵌用ビニルシート
を一体に接着したものは特公昭47−9382号公報、
特公昭51−17979号公報などに開示されているよ
うに、象嵌用ビニルシートを回転成形型の内面に
接着剤で貼着後、該回転成形型内にボール成形用
の塩化ビニル樹脂等を入れて回転成形により、ボ
ールの成形と同時にそのボールの表面に象嵌用ビ
ニルシートを一体に接着している。
ところが、この方法によれば、表面に凹凸状の
模様を有するボールには象嵌用ビニルシートが全
く接着できない不具合がある。これはそのボール
の回転成形型に、ボールの凹凸に対応した凹凸の
模様が切穿されているため、象嵌用ビニルシート
を、その成形型の内面に貼着しても、該ビニルシ
ートと成形型内面との間に間隙が生じる。従つ
て、この間隙にボール成形時にボール成形用の塩
化ビニル樹脂が入り込むため、ビニルシートの表
面に、ボール成形用の塩化ビニル樹脂に付着する
し、或いは、ボール成形時にビニルシートが成形
型の内壁より剥離するためである。
(発明の目的) そこで本発明は特に表面に凹凸状の模様を有す
る塩化ビニル製中空ボールにおいて、その表面
に、絵、文字、模様等の装飾を施した塩化ビニル
樹脂製の象嵌用ビニルシートが的確且つ簡単に接
着できるようにすることを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は内面に模様形成用凹凸を有する回転成
形型で、表面に凹凸模様が設けてある中空塩化ビ
ニル製ボールを成形後、その成形型(例えば割型
の場合においては成形後のボールが収納されてい
ない一方の型)の内面に、象嵌用ビニルシートを
入れて、このビニルシートを成形後のボールで成
形型の内面に挾持し、この状態で成形型を加熱し
てビニルシートを溶着させて接着するものであ
る。つまり、成形型の加熱により中空のボールが
膨出し成形型内面に圧接すると共にその外表面が
溶けてビニルシートを接着させてボール表面にビ
ニルシートを象嵌させる方法である。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。まず、塩化ビニル製の中空ボールAを従来
と同一の方法によつて成形する。即ち、このボー
ルAは表面に凹凸状(図示するものは略格子状の
凸状a……が設けてあるため、この凸状aに対応
する凹溝bが成形型Bの内壁面に刻設されてい
る。そしてこの成形型Bは上下一対の上型10と
下型11とから構成され、上型10は下型11の
所定位置に常に嵌合して密閉し中空球型を構成す
る構造である。従つて、この成形型B内に塩化ビ
ニル樹脂ペーストなど、ボール成形用の樹脂を入
れて該成形型Bを加熱し乍ら回転成形法により成
形すると前記表面に凸状aを有する中空状のボー
ルAが得られる。
なお、このボールAは固形片からなるエチレン
酢酸ビニル共重合体を回転成形法により架橋発泡
して成形したものでもよい。
このボールA成形後、上型10を第1図に示す
ように、下型11から外して、その上型10内
に、象嵌用ビニルシート1を容れて、再度この上
型10を下型11に嵌合する。すると、象嵌用ビ
ニルシート1はボールAによつて上型10内面に
挟持される。そして、前記上型10はその内面に
設けた凹溝bとボールAの凸状aとが一致するよ
うに嵌合する。つまり、上型10と下型11との
台座の四隅に設けた通孔10a,10a……11
a,11a……とにボルト12,12などの固定
部材で固定することにより前記上型10の凹溝b
とボールAの凸状aとは一致する。
なお、象嵌用ビニルシート1は絵画、文字等を
有する装飾片の表面を透明塩化ビニルで、また裏
面をボールAと相溶性に優れた樹脂(例えばボー
ルAと同質の塩化ビニルシート)で被覆されてい
る。
上型10内に象嵌用ビニルシート1を装着しそ
のビニルシート1をボールAで挟持した後、成形
型Bを加熱(ボールAの象嵌用ビニルシート1接
合部が溶解する程度、或いはビニルシート1の裏
面であるボールAの接合部が溶解する程度の加熱
温度)する(第2図)。具体的には200度以上で3
分以上加熱すると象嵌用ビニルシート1がボール
Aの外表面に一体に接着する。そしてそのビニル
シート1の表面に設けた透明合成樹脂膜を成形型
Bの加熱温度で溶解するものを使用した場合には
上型10の凹溝bに沿つた凸状が象嵌用ビニルシ
ート1の表面に現出する。
なお、図示するものはボールA成形後、直ち
に、上型10内に象嵌用ビニルシート1を容れ
て、ボールAに接着しているが、ボール成形後、
そのボールAを成形型Bから取り出して上、下型
10,11に象嵌用ビニルシート1を容れて、そ
のビニルシート1をボールAに接着するも任意で
ある。
(効 果) 本発明によれば、ボール成形後にそのボール成
形型内に象嵌用ビニルシートを入れ、このビニル
シートをボールで挟持し乍ら、加熱することによ
つてボール表面に象嵌用ビニルシートを象嵌でき
る。従つて、ボール成形後に象嵌するため、ボー
ルの表面が平滑状のものでも或いは凹凸状の模様
を表わしたものでも、簡単且つ的確に象嵌でき
る。依つて本発明によれば従来全く象嵌不可能で
あつた表面に凹凸を有するボールに象嵌でき、意
匠的に優れた中空ボールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は成形型内に象嵌用ビニルシートを容れ
た状態を示す斜視図、第2図は象嵌用ビニルシー
トを接着する状態を示す断面図である。 図中、Aは中空ボール、Bは成形型、1は象嵌
用ビニルシート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内面に凹凸状の模様が施されている回転成形
    型を使用して、回転成形により中空ボール成形
    後、該回転成形型の内面に、前記中空ボールと相
    溶性に優れた合成樹脂製の象嵌用ビニルシートを
    当て、次に、回転成形型内に中空ボールを収納し
    た状態で、回転成形型を加熱することにより、象
    嵌用ビニルシートを中空ボールに一体に接着して
    なることを特徴とする象嵌ビニル樹脂中空ボール
    の製造方法。
JP23508184A 1984-11-09 1984-11-09 象嵌ビニル樹脂中空ボ−ルの製造方法 Granted JPS61114821A (ja)

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JP23508184A JPS61114821A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 象嵌ビニル樹脂中空ボ−ルの製造方法

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JP23508184A JPS61114821A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 象嵌ビニル樹脂中空ボ−ルの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS61114821A JPS61114821A (ja) 1986-06-02
JPH0440172B2 true JPH0440172B2 (ja) 1992-07-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102465146B1 (ko) * 2022-10-13 2022-11-11 (주)탱크마스타 중공 탄성볼 판넬의 제조방법 및 이에 사용되는 중공 탄성볼 성형장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491468A (ja) * 1972-04-25 1974-01-08
JPS5335821A (en) * 1976-09-15 1978-04-03 Trudel Roger Method and device for fuel supply to internal combustion engine

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JPS491468A (ja) * 1972-04-25 1974-01-08
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JPS61114821A (ja) 1986-06-02

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