JPS5933292B2 - 合成樹脂製品凹凸面の加飾成形法とその製品並びに成形するための金型装置 - Google Patents
合成樹脂製品凹凸面の加飾成形法とその製品並びに成形するための金型装置Info
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- JPS5933292B2 JPS5933292B2 JP54081665A JP8166579A JPS5933292B2 JP S5933292 B2 JPS5933292 B2 JP S5933292B2 JP 54081665 A JP54081665 A JP 54081665A JP 8166579 A JP8166579 A JP 8166579A JP S5933292 B2 JPS5933292 B2 JP S5933292B2
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- B29K2705/02—Aluminium
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金型の雌型あるいは雄型のいづれかに形成した
所望製品の表面凹凸模様面成形用の塑造型に対して、溶
融樹脂の射出圧力と温度によりこれに即した形状に塑性
変形し得ると共に母体樹脂及び二次成形時の積層樹脂と
熱融動する加飾フイルムプレートを金型の雌型縁面に接
設した枠状の挟持型に保持させ、雄型の型締めにより該
フイルムプレートを所定寸法に自動的に切断して雌型内
に押し入れると同時に溶融樹脂の射出充填により前記塑
造型に無皺状態で合致するよう展延させながら塑性変形
させてこれを射出成形された製品の凹凸模様面に転換融
着させ、つづいて前記塑造型を形成した金型を二次成形
用と交換して模様の凹面に透明又は半透明の積層樹脂に
よる複合層を形成させることによつて、製品表面の凹凸
模様面全体を成形と同時に加飾成形する方法とその成形
用金型並びにこれによつて製された製品について提供せ
んとするものである。
所望製品の表面凹凸模様面成形用の塑造型に対して、溶
融樹脂の射出圧力と温度によりこれに即した形状に塑性
変形し得ると共に母体樹脂及び二次成形時の積層樹脂と
熱融動する加飾フイルムプレートを金型の雌型縁面に接
設した枠状の挟持型に保持させ、雄型の型締めにより該
フイルムプレートを所定寸法に自動的に切断して雌型内
に押し入れると同時に溶融樹脂の射出充填により前記塑
造型に無皺状態で合致するよう展延させながら塑性変形
させてこれを射出成形された製品の凹凸模様面に転換融
着させ、つづいて前記塑造型を形成した金型を二次成形
用と交換して模様の凹面に透明又は半透明の積層樹脂に
よる複合層を形成させることによつて、製品表面の凹凸
模様面全体を成形と同時に加飾成形する方法とその成形
用金型並びにこれによつて製された製品について提供せ
んとするものである。
本発明の実施は、プローチやペンダントなどの合成樹脂
製でなる身飾品、あるいは化粧品容器等のキヤツプの如
き合成樹脂製品のそれぞれの表面に成形された凹凸模様
面をメタリツクな色調や柄模様を施したフイルムプレー
トを介し凹凸模様面の成形と同時に加飾すると共に、凹
面に透明や半透明の積層樹脂による複合層を形成させて
立体感や美麗な立体的模様を現出させることを目的とし
、且つフイルムプレートの位置ずれや皺のない安定した
状態で正確に施こされることを特徴とするものである。
製でなる身飾品、あるいは化粧品容器等のキヤツプの如
き合成樹脂製品のそれぞれの表面に成形された凹凸模様
面をメタリツクな色調や柄模様を施したフイルムプレー
トを介し凹凸模様面の成形と同時に加飾すると共に、凹
面に透明や半透明の積層樹脂による複合層を形成させて
立体感や美麗な立体的模様を現出させることを目的とし
、且つフイルムプレートの位置ずれや皺のない安定した
状態で正確に施こされることを特徴とするものである。
従来此種の加飾方法としては、適当寸法に断裁したフイ
ルムプレートの単片を金型内の塑造型上に挿入して樹脂
の射出成形を行う方法、あるいは製品表面の凹凸模様面
に合致するよう予めプレス加工したプレートを金型内の
塑造型に嵌合させてから射出成形をなす方法など、所謂
インサート成形法は知られている。
ルムプレートの単片を金型内の塑造型上に挿入して樹脂
の射出成形を行う方法、あるいは製品表面の凹凸模様面
に合致するよう予めプレス加工したプレートを金型内の
塑造型に嵌合させてから射出成形をなす方法など、所謂
インサート成形法は知られている。
しかしながら、前者の方法によるときには、金型内に挿
人したフイルムプレートが溶融樹脂の充填に際してその
押圧力により挿入位置よりずれ易いため製品の所定個所
に正確に融着されることは困難であり、さらに皺を発生
しやすいために外観美を損うものとなり美麗な加飾は期
待できない。
人したフイルムプレートが溶融樹脂の充填に際してその
押圧力により挿入位置よりずれ易いため製品の所定個所
に正確に融着されることは困難であり、さらに皺を発生
しやすいために外観美を損うものとなり美麗な加飾は期
待できない。
後者の場合は、前者のような位置ずれや皺の憂いはない
ものの、予め製品表面の凹凸模様面に合致する形状にプ
レス加工しなければならない製作上の不便を伴う難点が
あり、良好な加飾手段とは云い難い。そこで本発明は従
来技術の欠陥を解消する手段として、冒述したように溶
融樹脂の射出圧力と温度によつて金型に形成した塑造型
に即した形状に塑性変形すると共に母体樹脂と熱融着し
得るよう構成された加飾フイルムプレートを金型の雌型
側に接設した挟持型に保持させ、雄型の型締めと母体樹
脂の射出充填を行うことにより該フイルムプレートを自
動切断して雌型内に押し入れると同時に射出圧力によつ
て展延と塑性変形をさせながら塑造型に合致させ、これ
を製品の凹凸模様面の所定位置に成形と同時かつ正確に
転換融着させ、つづいて模様面の凹面に積層樹脂による
複合層を形成させるようにしたものである。
ものの、予め製品表面の凹凸模様面に合致する形状にプ
レス加工しなければならない製作上の不便を伴う難点が
あり、良好な加飾手段とは云い難い。そこで本発明は従
来技術の欠陥を解消する手段として、冒述したように溶
融樹脂の射出圧力と温度によつて金型に形成した塑造型
に即した形状に塑性変形すると共に母体樹脂と熱融着し
得るよう構成された加飾フイルムプレートを金型の雌型
側に接設した挟持型に保持させ、雄型の型締めと母体樹
脂の射出充填を行うことにより該フイルムプレートを自
動切断して雌型内に押し入れると同時に射出圧力によつ
て展延と塑性変形をさせながら塑造型に合致させ、これ
を製品の凹凸模様面の所定位置に成形と同時かつ正確に
転換融着させ、つづいて模様面の凹面に積層樹脂による
複合層を形成させるようにしたものである。
以下、本発明を図示した実施例に基いて詳細に説明する
。
。
先づ本発明でいう加飾フイルムプレートとは、母体樹脂
の射出圧力に加圧によつて塑性変形し得る柔軟可撓性の
アルミニユームホイルや表面に蒸着鍍金を施した樹脂フ
イルムなどが基材で、メタリツクな色調を有するものや
、適宜模様を印刷したものが好適であり、さらにこれの
両面に製品の成形母体樹脂及び二次成形時の積層樹脂と
相溶性を有し熱融着し得る透明又は半透明のラミネート
材を層着した構造になるものを加飾フイルムプレートと
指称し、これを第７図にフイルムプレートをｆ１基材を
ａ１ラミネート材をｂで示してある。
の射出圧力に加圧によつて塑性変形し得る柔軟可撓性の
アルミニユームホイルや表面に蒸着鍍金を施した樹脂フ
イルムなどが基材で、メタリツクな色調を有するものや
、適宜模様を印刷したものが好適であり、さらにこれの
両面に製品の成形母体樹脂及び二次成形時の積層樹脂と
相溶性を有し熱融着し得る透明又は半透明のラミネート
材を層着した構造になるものを加飾フイルムプレートと
指称し、これを第７図にフイルムプレートをｆ１基材を
ａ１ラミネート材をｂで示してある。
籾て、第１図乃至３図及び第６図Ａの実施例に於いて、
１は製品６の表面の凹凸模様面６ａを成形するための塑
造型２を内面に形成した一次成形用の雌型であつて、３
は当該雌型の内面壁と面一になるよう縁面に接設した枠
状のフイルムプレート挟持型である。４は前記雌型１と
型締めされるに際し挟持型３内に圧入してフイルムプレ
ートを切断するエツチ４ｂを周縁部に有する突入嵌合部
４ａと、背部中央から射出するスプル一４ｃを設けた雄
型であり、５は製品の凹凸模様面６ａの凹面内に複合層
ｇの射出成形を行う二次成形用の雌型である。
１は製品６の表面の凹凸模様面６ａを成形するための塑
造型２を内面に形成した一次成形用の雌型であつて、３
は当該雌型の内面壁と面一になるよう縁面に接設した枠
状のフイルムプレート挟持型である。４は前記雌型１と
型締めされるに際し挟持型３内に圧入してフイルムプレ
ートを切断するエツチ４ｂを周縁部に有する突入嵌合部
４ａと、背部中央から射出するスプル一４ｃを設けた雄
型であり、５は製品の凹凸模様面６ａの凹面内に複合層
ｇの射出成形を行う二次成形用の雌型である。
つぎに第４図と５図及び第６図Ｂに示す他の実施例に於
て、１１は雌型で縁面に内面壁と面一になるフイルムプ
レート挟持型１３を接設すると共に、背部中央に射出用
スプル一１１ａを具えており、これと型締めされる一次
成形用の雄型１４には上記挟持型内に圧入してフイルム
プレートを切断するエツチ１４ｂを周縁部に有し、先端
面に製品１６の凹凸模様面１６ａを成形する塑造型１４
ｃを形成した突入嵌合部１４ａが形成されている。
て、１１は雌型で縁面に内面壁と面一になるフイルムプ
レート挟持型１３を接設すると共に、背部中央に射出用
スプル一１１ａを具えており、これと型締めされる一次
成形用の雄型１４には上記挟持型内に圧入してフイルム
プレートを切断するエツチ１４ｂを周縁部に有し、先端
面に製品１６の凹凸模様面１６ａを成形する塑造型１４
ｃを形成した突入嵌合部１４ａが形成されている。
本発明の加飾成形用金型は以上の構成になり、合成樹脂
製品表面の凹凸模様面に対する加飾方法はつぎの要領に
よつてなされる。
製品表面の凹凸模様面に対する加飾方法はつぎの要領に
よつてなされる。
実施例 １
即ち、第６図Ａに示す如く、表面に凹凸模様面６ａを有
し、この凹凸模様全体を成形と同時にフイルムプレート
ｆを融着させて加飾し、さらに凹面のみに透明又は半透
明の複合層ｇを積層状態に成形した製品６を成形するも
のにおいて、先づ一次成形用雌型１の縁面に接設した挟
持型３に加飾フイルムプレートｆを保持させ、雄型４を
該雌型１に型締めすべく突入嵌合部４ａを挟持型３内に
圧入するとその周縁部のエツチ４ｂによりフイルムプレ
ートｆを雌型の内面壁と同径になる嵌合部４ａの寸法に
沿つて自動切断すると共に雌型１内に押し入れる。
し、この凹凸模様全体を成形と同時にフイルムプレート
ｆを融着させて加飾し、さらに凹面のみに透明又は半透
明の複合層ｇを積層状態に成形した製品６を成形するも
のにおいて、先づ一次成形用雌型１の縁面に接設した挟
持型３に加飾フイルムプレートｆを保持させ、雄型４を
該雌型１に型締めすべく突入嵌合部４ａを挟持型３内に
圧入するとその周縁部のエツチ４ｂによりフイルムプレ
ートｆを雌型の内面壁と同径になる嵌合部４ａの寸法に
沿つて自動切断すると共に雌型１内に押し入れる。
そこで直ちにスプル一４ｃから溶融母体樹脂の射出充填
を行うと、前記切断されて押し入れられたフイルムプレ
ートが射出圧力により加圧されて雌型内面の塑造型２に
即するよう展延されながら塑性変形され、塑造型２に合
致する形状に変形されると同時に母体樹脂による成形凹
凸模様面全体の所定位置に正確に転換融着する。この場
合、フイルムプレートは自動切断されて雌型内に押し入
れられ、母体樹脂の射出充填による加圧によつて塑造型
に合致する形状に展延されながら塑性変形され、成形凹
凸模様面に融着する工程を急速な一連作用で瞬時になさ
れるもので、フイルムプレートは切断後雌型内で遊動す
るようなことはまつたくないから、製品表面の凹凸模様
面に対して位置ずれを生じたり皺を発生することなく所
定位置に安定よく正確に融着し得る。つぎに前記の一次
成形用の雌型１のみを積層樹脂の射出用スプル一を有す
る二次成形の雌型５と交換してフイルムプレートで加飾
された凹凸模様面の凹面に透明又は半透明の積層樹脂を
射出して独特な感覚を現出する複合層ｇを形成する。実
施例 ２第６図Ｂに示す如き表面に凹凸模様面１６ａを
有する製品１６を、第４，５図に示すように一次成形用
の雄型１４の突入嵌合部先端面に形成した塑造型１４ｃ
によつて成形するものにおいて、前記実施例同様、雌型
１１側に接設した挟持型１３にフイルムプレートｆを保
持させ、雄型１４の突入嵌合部１４ａの圧入によつてエ
ツチ１４ｂによリフイルムプレートを自動切断し、先端
面の塑造型１４ｃに添接させた状態下において雌型内に
型締めをなすと同時に該雌型１１の背部スプル一１１ａ
から母体樹脂の射出充填を行い、フイルムプレートを加
圧して塑造型１４ｃに即するよう変形させ、これを製品
１６の凹凸模様面１６ａに融着させて製品の成形と同時
に加飾を施こし、つづいて二次成形用の雄型（不図示）
と交換してフイルムプレートで加飾した凹凸模様面の凹
面に透明又は半透明の積層樹脂による複合層ｇを形成さ
せ所定と製品となす。
を行うと、前記切断されて押し入れられたフイルムプレ
ートが射出圧力により加圧されて雌型内面の塑造型２に
即するよう展延されながら塑性変形され、塑造型２に合
致する形状に変形されると同時に母体樹脂による成形凹
凸模様面全体の所定位置に正確に転換融着する。この場
合、フイルムプレートは自動切断されて雌型内に押し入
れられ、母体樹脂の射出充填による加圧によつて塑造型
に合致する形状に展延されながら塑性変形され、成形凹
凸模様面に融着する工程を急速な一連作用で瞬時になさ
れるもので、フイルムプレートは切断後雌型内で遊動す
るようなことはまつたくないから、製品表面の凹凸模様
面に対して位置ずれを生じたり皺を発生することなく所
定位置に安定よく正確に融着し得る。つぎに前記の一次
成形用の雌型１のみを積層樹脂の射出用スプル一を有す
る二次成形の雌型５と交換してフイルムプレートで加飾
された凹凸模様面の凹面に透明又は半透明の積層樹脂を
射出して独特な感覚を現出する複合層ｇを形成する。実
施例 ２第６図Ｂに示す如き表面に凹凸模様面１６ａを
有する製品１６を、第４，５図に示すように一次成形用
の雄型１４の突入嵌合部先端面に形成した塑造型１４ｃ
によつて成形するものにおいて、前記実施例同様、雌型
１１側に接設した挟持型１３にフイルムプレートｆを保
持させ、雄型１４の突入嵌合部１４ａの圧入によつてエ
ツチ１４ｂによリフイルムプレートを自動切断し、先端
面の塑造型１４ｃに添接させた状態下において雌型内に
型締めをなすと同時に該雌型１１の背部スプル一１１ａ
から母体樹脂の射出充填を行い、フイルムプレートを加
圧して塑造型１４ｃに即するよう変形させ、これを製品
１６の凹凸模様面１６ａに融着させて製品の成形と同時
に加飾を施こし、つづいて二次成形用の雄型（不図示）
と交換してフイルムプレートで加飾した凹凸模様面の凹
面に透明又は半透明の積層樹脂による複合層ｇを形成さ
せ所定と製品となす。
本発明では、予め断裁したフイルムプレートの単片やプ
レス加工したものをインサート部材として雄型の型締め
前に雌型内にインサートし、それから母体樹脂の射出を
行つて製品に融着させるものではなく、前記詳述したよ
うに雌型の縁面にこれの内面壁と面一になる枠状の挟持
型を接設し、これにフイルムプレートを保持させておき
、且つ雌型と型締めされる雄型の突入嵌合部の周縁部に
フイルムプレートを自動的に切断するエツチを設け、雄
型を挟持型から雌型内に圧入するときにフィルムプレー
トを所定寸法に自動切断して雌型内に押し入れるように
なし、これと同時に母体樹脂の射出充填をなして一次成
形用の雌型内面もしくは同雄型の先端面に形成した塑造
型に対し加圧するようにして塑造型に合致するよう展延
させながら塑性変形させ、同時に成形された製品表面の
凹凸模様面所定位置に転換融着させて当該凹凸模様面を
成形と同時に加飾し、且つ二次成形用の雌型又は雄型の
交換によつて凹面に透明等の積層樹脂による複合層を形
成するもので、これら工程を急速な一連作用で瞬時に行
うものであるから、加飾フイルムプレートの位置ずれは
勿論、皺を生じることもなく安定した正確な加飾がなさ
れ、しかもメタリツク調や柄模様になるフイルムプレー
トと凹面の複合層による相乗的効果によつて独特な感覚
になる立体感や立体的模様などを現出する製品となし得
る特徴があるものである。
レス加工したものをインサート部材として雄型の型締め
前に雌型内にインサートし、それから母体樹脂の射出を
行つて製品に融着させるものではなく、前記詳述したよ
うに雌型の縁面にこれの内面壁と面一になる枠状の挟持
型を接設し、これにフイルムプレートを保持させておき
、且つ雌型と型締めされる雄型の突入嵌合部の周縁部に
フイルムプレートを自動的に切断するエツチを設け、雄
型を挟持型から雌型内に圧入するときにフィルムプレー
トを所定寸法に自動切断して雌型内に押し入れるように
なし、これと同時に母体樹脂の射出充填をなして一次成
形用の雌型内面もしくは同雄型の先端面に形成した塑造
型に対し加圧するようにして塑造型に合致するよう展延
させながら塑性変形させ、同時に成形された製品表面の
凹凸模様面所定位置に転換融着させて当該凹凸模様面を
成形と同時に加飾し、且つ二次成形用の雌型又は雄型の
交換によつて凹面に透明等の積層樹脂による複合層を形
成するもので、これら工程を急速な一連作用で瞬時に行
うものであるから、加飾フイルムプレートの位置ずれは
勿論、皺を生じることもなく安定した正確な加飾がなさ
れ、しかもメタリツク調や柄模様になるフイルムプレー
トと凹面の複合層による相乗的効果によつて独特な感覚
になる立体感や立体的模様などを現出する製品となし得
る特徴があるものである。
第１図乃至３図は本発明に係る加飾成形法の一実施例を
示すものでその工程を表わした断面図。 第４図及び５図は他の実施例を示すもので同じくその工
程を表わした断面図であり、前図実施例における第３図
に相当する図面は省略し，てある。第６図Ａは第１〜３
図の工程によつて加飾成形された製品の断面図で、同図
Ｂは第４〜５図の工程によつて加飾成形された製品の断
面図。第７図は本発明に使用する加飾フイルムプレート
の拡大断面図である。符号、１・・・・・・一次成形用
の雌型、２・・・・・・塑造型、３・・・・・・挟持型
、４・・・・・・雄型、４ａ・・・・・・突入嵌合部、
４ｂ・・・・・・エツチ、４ｃ・・・・・・スプル一
５・・・・・・二次成形用の雌型、６・・・・・・製品
、６ａ・・・・・・表面の凹凸模様面、１１・・・・・
・雌型、１１ａ・・・・・・スプル一１３・・・・・・
挟持型、１４・・・・・・一次成形用の雄型、１４ａ・
・・・・・突入嵌合部、１４ｂ・・・・・・エツチ、１
４ｃ・・・・・・塑造型、１６・・・・・・製品、１６
ａ・・・・・・表面の凹凸模様面、ｆ・・・・・・加飾
フイルムプレート、ｇ・・・・・・複合層。
示すものでその工程を表わした断面図。 第４図及び５図は他の実施例を示すもので同じくその工
程を表わした断面図であり、前図実施例における第３図
に相当する図面は省略し，てある。第６図Ａは第１〜３
図の工程によつて加飾成形された製品の断面図で、同図
Ｂは第４〜５図の工程によつて加飾成形された製品の断
面図。第７図は本発明に使用する加飾フイルムプレート
の拡大断面図である。符号、１・・・・・・一次成形用
の雌型、２・・・・・・塑造型、３・・・・・・挟持型
、４・・・・・・雄型、４ａ・・・・・・突入嵌合部、
４ｂ・・・・・・エツチ、４ｃ・・・・・・スプル一
５・・・・・・二次成形用の雌型、６・・・・・・製品
、６ａ・・・・・・表面の凹凸模様面、１１・・・・・
・雌型、１１ａ・・・・・・スプル一１３・・・・・・
挟持型、１４・・・・・・一次成形用の雄型、１４ａ・
・・・・・突入嵌合部、１４ｂ・・・・・・エツチ、１
４ｃ・・・・・・塑造型、１６・・・・・・製品、１６
ａ・・・・・・表面の凹凸模様面、ｆ・・・・・・加飾
フイルムプレート、ｇ・・・・・・複合層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 表面に凹凸模様面を有し、この凹凸模様面全体を成
形と同時にフィルムプレートを融着させて加飾し、さら
に凹面のみに透明又は半透明の複合層を積層状態に成形
した製品を成形する方法であつて、金型の一次成形用雌
型の内面に形成した所望製品の表面凹凸模様面成形用の
塑造型に対して、溶融樹脂の射出圧力と温度によりこれ
に即した形状に塑性変形し得ると共に母体樹脂及び二次
成形時の積層樹脂と熱融着する加飾フィルムプレートを
金型の雌型縁面に接設した枠状の挟持型に保持させ、雄
型の型締めにより該フィルムプレートを所定寸法に自動
的に切断して雌型内に押し入れると同時に雄型側からの
溶融樹脂の射出充填により前記塑造型に無皺状態で合致
するよう展延させながら塑性変形させてこれを射出成形
された製品の凹凸模様面に転換融着させ、つづいて前記
の雌型を二次成形用雌型と交換して模様の凹面に透明又
は半透明の積層樹脂による複合層を形成させることによ
つて、製品表面の凹凸模様面全体を成形と同時に加飾成
形する、ことを特徴とする合成樹脂製品表面の凹凸模様
面加飾成形法。 ２ 表面に凹凸模様面を有し、これ凹凸模様面全体を成
形と同時にフィルムプレートを融着させて加飾し、さら
に凹面のみに透明又は半透明の複合層を積層状態に成形
した製品を成形する方法であつて、金型の一次成形用雄
型の先端面に形成した所望製品の表面凹凸模様面成形用
の塑造型に対して、溶融樹脂の射出圧力と温度によりこ
れに即した形状に塑性変形し得ると共に母体樹脂及び二
次成形時の積層樹脂と熱融着する加飾フィルムプレート
を金型の雌型縁面に接設した枠状の挟持型に保持させ、
雄型の型締めにより該フィルムプレートを所定寸法に自
動的に切断して先端面の塑造型に添接させた状態下にお
いて雌型側からの溶融樹脂の射出充填により前記塑造型
に無皺状態で合致するよう展延させながら塑性変形させ
てこれを射出成形された製品の凹凸模様面に転換融着さ
せ、つづいて前記の雄型を二次成形用雄型と交換して模
様の凹面に透明又は半透明の積層樹脂による複合層を形
成させることによつて、製品表面の凹凸模様面全体を成
形と同時に加飾成形する、ことを特徴とする合成樹脂製
品表面の凹凸模様面加飾成形法。 ３ 表面に凹凸模様面を有し、この凹凸模様面全体を成
形と同時にフィルムプレートを融着させて加飾し、さら
に凹面のみに透明又は半透明の複合層を積層状態に成形
した製品を成形する金型であつて、内面に製品表面の凹
凸模様面を成形するための塑造型を形成し、縁面に内面
壁と面一になる枠状のフィルムプレート挟持型を接設し
た一次成形用の雌型と、前記雌型と型締めされるに際し
挟持型内に圧入してフィルムプレートを切断するエッチ
を周縁部に有する突入嵌合部を形成すると共に背部に射
出用スプルーを設けた雄型と、一次成形用の雌型によつ
て成形され凹凸模様面にフィルムプレートを転換融着さ
れた製品表面模様面の凹面に積層樹脂による複合層を形
成させるための二次成形用の雌型とから構成されている
、ことを特徴とする合成樹脂製品表面の凹凸模様面加飾
成形用金型。 ４ 表面に凹凸模様面を有し、この凹凸模様面全体を成
形と同時にフィルムプレートを融着させて加飾し、さら
に凹面のみに透明又は半透明の複合層を積層状態に成形
した製品を成形する金型であつて、縁面に内面壁と面一
になる枠状のフィルムプレート挟持型を接設し、背部に
射出用スプルーを設けた雌型と、前記雌型と型締めされ
るに際し挟持型内に圧入してフィルムプレートを切断す
るエッチを周縁部に有する突入嵌合部の先端面に製品表
面の凹凸模様面を成形するための塑造型を形成した一次
成形用の雄型と、一次成形用の雄型によつて成形され凹
凸模様面にフィルムプレートを転換融着された製品表面
模様面の凹面に積層樹脂による複合層を形成させるため
の二次成形用の雄型とから構成されている、ことを特徴
とする合成樹脂製品表面の凹凸模様面加飾成形金型。 ５ 合成樹脂製品表面の凹凸模様面に金型の塑造型によ
つて塑性変形された加飾フィルムプレートを製品の射出
成形と同時に転換融着して、前記凹凸模様面の凹面に透
明又は半透明の積層樹脂による複合層を形成した構成、
を特徴とする表面凹凸模様面の加飾製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54081665A JPS5933292B2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 合成樹脂製品凹凸面の加飾成形法とその製品並びに成形するための金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54081665A JPS5933292B2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 合成樹脂製品凹凸面の加飾成形法とその製品並びに成形するための金型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS565747A JPS565747A (en) | 1981-01-21 |
| JPS5933292B2 true JPS5933292B2 (ja) | 1984-08-15 |
Family
ID=13752619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54081665A Expired JPS5933292B2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 合成樹脂製品凹凸面の加飾成形法とその製品並びに成形するための金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933292B2 (ja) |
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| JPS4881950A (ja) * | 1972-02-07 | 1973-11-01 | ||
| JPS5077465A (ja) * | 1973-09-24 | 1975-06-24 | ||
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-
1979
- 1979-06-28 JP JP54081665A patent/JPS5933292B2/ja not_active Expired
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS565747A (en) | 1981-01-21 |
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