JP3351274B2 - 転写成形品の製造方法および装置 - Google Patents

転写成形品の製造方法および装置

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JP3351274B2 JP34629496A JP34629496A JP3351274B2 JP 3351274 B2 JP3351274 B2 JP 3351274B2 JP 34629496 A JP34629496 A JP 34629496A JP 34629496 A JP34629496 A JP 34629496A JP 3351274 B2 JP3351274 B2 JP 3351274B2
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達也 田村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写フィルムの転写
層を転写した樹脂成形品の製造方法および製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】転写フィルムから転写層を転写した樹脂
成形品の製造方法として、転写フィルムを射出成形型の
キャビティ型とコア型間に挟んで型締めし、キャビティ
に樹脂を射出することによって、樹脂成形品の形成と同
時に転写層を転写して一体化する方法がある。この方法
では樹脂の射出圧を利用して転写を行うため、転写層の
接着強度が大きく、また樹脂が溶融状態で転写層と一体
化するため優れた外観の転写成形品が得られる。
【0003】しかしながら転写フィルムは剥離フィルム
に転写層を積層した構造であり、これを射出成形型に挟
むときは転写層を樹脂の射出側に対向させ、剥離フィル
ムをキャビティ型の型面に対向させて型締めし射出成形
を行う。一般にキャビティ型は成形品の外表面を形成す
るため、模様等の装飾性の型面が形成されるが、この型
面に剥離フィルムを対向させて射出成形を行うと、成形
品本体および転写層とキャビティ型の型面との間に剥離
フィルムが介在することになる。
【0004】このため射出圧を利用して転写を行って
も、型面と成形品本体または転写面が直接接しないた
め、型面の模様が正確に成形品本体または転写層に形成
されない。模様の縁形状が大形またはラフな場合には型
面の模様と外観的に差違が生じない場合があるが、例え
ばコンパクトディスク(CD)やヘアラインのような繊
細な模様を形成する場合には、型面の模様と外観上明ら
かな差となって視認される場合がある。
【0005】例えばキャビティ型の型面が小さくシャー
プなエッジまたは切込からなる模様を有する場合、剥離
フィルムはエッジまたは切込の部分で丸みを帯びた形状
となるため、成形品または転写層も丸みを帯びた凹凸が
形成されることになる。特に射出成形型のパーティング
面とキャビティ型の型面間に距離がある場合はその傾向
が大きくなり、型面に形成された模様を正確に転写して
形成することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、転写
フィルムを使用し、射出成形により転写成形品を形成す
る際、繊細な凹凸を形成する場合でも、型面の凹凸を正
確に成形品本体または転写層に形成することができる転
写成形品の製造方法、ならびにこのような転写成形品を
効率よく製造することが可能な製造装置を得ることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次の転写成形品
の製造方法および装置である。 (1) 剥離フィルムと転写層が積層された転写フィル
ムを、射出成形型のキャビティ型とコア型との間に、剥
離フィルムがキャビティ型の型面に対向し、転写層がコ
ア型の型面に対向するように配置して型締めする型締め
工程と、コア型の射出ゲートから溶融樹脂をキャビティ
に射出して成形品本体を形成するとともに転写フィルム
の転写層を積層一体化する射出工程と、成形品が自己保
形する軟化状態において、型を開いて剥離フィルムを転
写層から剥離する剥離工程と、剥離フィルムが介在しな
い状態で、成形品をコア型に付けた状態で、転写層を整
形型の型面に対向させ、コア型と整形型を合わせて圧縮
し、整形型の型面に形成された微細な凹凸形状に成形品
本体または転写層を整形する整形工程とを含む転写成形
品の製造方法。 (2) キャビティ型と整形型を別々に配置し、キャビ
ティ型および整形型とコア型とを相対的に移動させて射
出工程と整形工程を繰り返すようにした上記(1)記載
の方法。 (3) 成形品の外形よりも大きい転写フィルム、およ
びキャビティ型を整形型として使用し、型を開いた状態
で転写フィルムまたは剥離フィルムと射出成形型とを相
対的に移動させて、射出工程と整形工程を繰り返すよう
にした上記(1)記載の方法。 (4) キャビティ型を整形型として使用し、キャビテ
ィ型とコア型との間にスライドキャビティ型を配置し、
スライドキャビティ型が介在する状態で射出工程を行
い、スライドキャビティ型が介在しない状態で整形工程
を行うようにした上記(1)記載の方法。 (5) キャビティ型と整形型が類似の凹凸形状の型面
を有する上記(1)または(2)記載の方法。 (6) 成形品本体がコア型内に伸びる突出部により、
型開き後もコア型に保持された姿勢を保つようにした上
記(1)ないし(5)のいずれかに記載の方法。 (7) 転写フィルムをキャビティ型およびコア型間に
挟んで型締めし、コア型の射出ゲートから溶融樹脂を射
出して成形品本体を形成するとともに、転写フィルムの
転写層を転写して一体化し、型開きの後に転写フィルム
の剥離フィルムを転写層から剥離する射出成形型と、キ
ャビティ型とコア型との間に転写フィルムを送り出す転
写フィルム供給装置と、転写層が転写した成形品本体を
コア型に付け、剥離フィルムが介在しない状態で、成形
品本体または転写層を圧縮して微細な凹凸形状に整形す
る整形型とを有する転写成形品の製造装置。 (8) 隣接して配置されたキャビティ型および整形型
と、キャビティ型および整形型とコア型とをそれぞれの
対向位置に相対的に移動させる移動装置と、キャビティ
型および整形型とコア型とをそれぞれの対向位置におい
て型締めする駆動装置とを有する上記(7)記載の装
置。 (9) 整形型と兼用するキャビティ型と、型締めに先
立って転写フィルムをキャビティ型およびコア型間に繰
り出し、型開き状態において転写フィルムを巻き取る転
写フィルム供給装置とを有する上記(7)記載の装置。 (10) キャビティ型とコア型との間隔を射出工程にお
いて広くし、整形工程において狭くするように、キャビ
ティ型とコア型間に介在するスライドキャビティ型を有
する上記(9)記載の装置。 (11) キャビティ型と整形型が類似の凹凸形状の型面
を有する上記(7)または(8)記載の装置。 (12) コア型が成形品本体の裏面側から伸びる突出部
を形成する凹部を有する上記(7)ないし(11)のいず
れかに記載の装置。
【0008】本発明において製造の対象となる転写成形
品は、樹脂の射出成形品の外表面の一部または全面に転
写フィルムの転写層を転写して一体化し、その成形品本
体または転写層に微細凹凸による模様を形成したもので
ある。成形品本体は裏面側に突出部を形成することによ
り、コア型への保持性を高め、整形時の位置、姿勢保持
性を高めることができるとともに、完成品となったとき
に被取付体への取付手段としても使用し得る。
【0009】転写フィルムは剥離フィルムに転写層が剥
離可能な状態で積層された積層体であり、剥離フィルム
は保護フィルムとしての機能を有し、基材層と粘着剤層
により構成される。転写層は任意の材質、構造、形状の
ものが使用できるが、少なくとも成形品本体側に本体樹
脂との相溶性のある材質または接着剤を含むものが好ま
しく、また外表面側には保護層を有するものが好まし
く、これらの中間部に装飾性の金属蒸着層、着色層等の
転写本体層を有するものが好ましい。
【0010】上記の転写成形品を形成する射出成形型は
キャビティ型とコア型を有し、これらの間に供給された
/または送り出された転写フィルムを配置して/または
挟んで型締めできるように駆動装置を有し、コア型に設
けられた射出ゲートからキャビティ内に樹脂を射出して
成形品本体を形成するとともに転写フィルムの転写層を
転写して一体化するように構成される。すなわち転写フ
ィルムは予め本体と同一の寸法に形成されたものを個別
に供給する場合と、連続して送り出す場合があり、後者
では転写フィルムはキャビティ型とコア型の型面(パー
ティング面)間で挟まれて型締めされる。
【0011】整形型はキャビティ型と別に設けられる場
合、およびキャビティ型と兼用する場合がある。別に設
ける場合は整形型はキャビティ型と同一または類似の型
面を有するものを用い、これらを隣接して配置し、キャ
ビティ型と整形型か、あるいはコア型とスライド式、回
転式等により移動させる移動装置を設けてこれらの型を
対向位置に移動させ、駆動装置により型締めするように
構成する。この場合転写フィルム供給装置はキャビティ
型とコア型間に転写フィルムを間欠的に送り出すように
配置する。
【0012】整形型とキャビティ型を兼用するときは、
型開き時に、キャビティ型とコア型との間に転写フィル
ムを送り出し、あるいは巻き取るように転写フィルム供
給装置を配置することにより、射出成形型に転写フィル
ムをキャビティ型とコア型間に介在させ、整形時には介
在させないようにする。またキャビティ型とコア型間に
スライドキャビティ型を配置し、スライドキャビティ型
の開閉によりキャビティ型とコア型の間隔を調整できる
ようにするのが好ましい。スライドキャビティ型として
は分割スライド式が好ましいが、他の形式のものでもよ
い。
【0013】キャビティ型および整形型は微細な凹凸形
状の型面を有し、両者は類似の形状のものを使用する
が、両者を同じ形状にしてもよい。別の形状の場合は整
形型として精細な形状の型面を有するものを用いる。コ
ア型は成形品本体の裏面から突出する突出部を形成する
ように凹部を形成する。
【0014】上記のような製造装置による転写成形品の
製造方法は、まず型締め工程において転写フィルム供給
装置から転写フィルムを送り出し、射出成形型のキャビ
ティ型とコア型との間に、剥離フィルムがキャビティ型
の型面に対向し、転写層がコア型の型面に対向するよう
に挟んで型締めし、射出工程においてコア型の射出ゲー
トから溶融樹脂をキャビティに射出して成形品本体を形
成するとともに、転写フィルムの転写層を積層一体化す
る。
【0015】次に剥離工程において、成形品が自然の状
態ではもはや流動しない温度未満で、力を加えることに
より流動する温度以上となったときに型を開いて剥離フ
ィルムを剥離し、整形工程において、剥離フィルムが介
在しない状態で、成形品をコア型に付けた状態で、転写
層を整形型の型面に対向させ、コア型と整形型を合わせ
て圧縮し、整形型の型面に形成された微細な凹凸形状に
そって成形品本体の樹脂または転写膜層を流動させ成形
品本体または転写層を整形することにより、転写成形品
を製造する。
【0016】キャビティ型と整形型を別々に配置する場
合は、キャビティ型とコア型間に転写フィルムを配置し
て/または挟んで射出成形を行い、型開きおよび剥離フ
ィルムの剥離後、キャビティ型および整形型とコア型と
を相対的に移動させて整形型とコア型間で整形を行い、
この射出工程と整形工程を繰り返すことにより転写成形
品を製造する。
【0017】キャビティ型を整形型として使用する場合
は、キャビティ型とコア型間に転写フィルムを挟んで射
出成形した後、型を開いた状態で転写フィルムまたは剥
離フィルムと射出成形型とを相対的に移動させて、整形
型とコア型間で整形を行い、この射出工程と整形工程を
繰り返すことにより射出成形品を製造する。
【0018】キャビティ型とコア型との間に、スライド
キャビティ型を配置する場合は、スライドキャビティ型
が介在する状態で射出工程を行い、型を開いた後スライ
ドキャビティをスライドさせてスライドキャビティ型が
介在しない状態で整形工程を行うことにより転写成形品
を製造する。
【発明の効果】
【0019】本発明の請求項1の転写成形品の製造方法
によれば、キャビティ型とコア型間に転写フィルムを挟
んで射出成形したのち、整形型とコア型間で整形を行う
ようにしたので射出成形により転写成形品を形成する
際、繊細な凹凸を形成する場合でも、型面に対応する凹
凸を正確に成形品本体または転写層に形成することがで
きる。
【0020】本発明の請求項7の製造装置によれば、キ
ャビティ型とコア型で射出成形を行い、整形型とコア型
間で整形を行うようにしたので、上記のような方法によ
り転写成形品を効率よく製造することができる。
【0021】本発明の請求項2の方法によれば、キャビ
ティ型と整形型を別々に配置し、キャビティ型および整
形型とコア型とを相対的に移動させて射出工程と整形工
程を繰り返すようにしたのでキャビティ型と整形型で異
なる型面を形成することができ、より繊細な凹凸を形成
することができる。
【0022】本発明の請求項8の装置によれば、キャビ
ティ型と整形型を隣接して配置し、これらとコア型とを
相対的に移動させるようにしたので、簡単な操作により
上記方法により転写成形品を効率よく製造することがで
きる。
【0023】本発明の請求項3の方法によれば、キャビ
ティ型を整形型として使用し、型を開いた状態で転写フ
ィルムまたは剥離フィルムと射出成形型とを相対的に移
動させて、射出工程と整形工程を繰り返すようにしたの
で、同じ型を用いて簡単な操作により転写成形品を製造
することができる。
【0024】本発明の請求項9の装置によれば、整形型
とキャビティ型を兼用し、型締めに先立って転写フィル
ム供給装置から転写フィルムをキャビティ型およびコア
型間に繰り出し、型開き状態において転写フィルムを巻
き取るようにしたので、上記方法により転写成形品を効
率よく製造することができる。
【0025】本発明の請求項4の方法および請求項10
の装置によれば、キャビティ型とコア型間に介在するス
ライドキャビティ型を設けているのでキャビティ型とコ
ア型との間隔を射出工程において広くし、整形工程にお
いて狭くすることができ、これにより整形工程までに本
体が冷却に伴って収縮しても微細な凹凸を正確に形成す
ることができる。
【0026】本発明の請求項5の方法および請求項11
の装置によれば、キャビティ型と整形型が類似の凹凸形
状の型面を有するので、成形品本体または転写面に微細
な凹凸を正確に形成することができる。
【0027】本発明の請求項6の方法および請求項12
の装置によれば、コア型が成形品本体の裏面側から伸び
る突出部を形成する凹部を有するため軟化状態の成形品
の姿勢を正しく保った状態で射出工程から整形工程へ移
ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明実施の形態を図面に
より説明する。図1(a)は転写成形品の正面図、
(b)は転写フィルムの断面図である。
【0029】転写成形品1は樹脂の射出成形により形成
された円盤状の成形品本体2の裏面側から突出する突出
部3を有し、外表面には転写フィルム4の転写層5が転
写されて一体化しており、その外表面にヘアラインと呼
ばれる微細な溝状の凹凸形状6が形成されている。転写
成形品1は車両のホイールカバーとして使用されるもの
で突出部3はホイールに取付けるための取付脚を形成し
ているが、鎖線3aで示すように、放射状に伸びる突出
部を形成してもよい。
【0030】転写フィルム4は保護フィルム7aおよび
粘着剤層7bからなる剥離フィルム7に、接着剤層5
a、装飾層5bおよび保護層5cからなる転写層5が剥
離可能な状態に積層されている。粘着剤層7bは保護フ
ィルム7a側への粘着が転写層5側への粘着力より大き
く設定されているので、剥離フィルム7を剥離すると鎖
線7cに示すように、粘着剤層7bは保護フィルム7a
とともに剥離することになる。
【0031】接着剤層5aは成形品本体の射出成形に際
して活性化して接着力を示す加熱活性型の接着剤で、ホ
ットメルト型接着剤が使用されている。装飾層5bとし
ては着色、金属光沢層等の成形品本体2とは異色の箔等
が使用される。保護層はクリヤー(着色クリヤーを含
む)コーティング層が採用されている。
【0032】図2ないし図5は第1の実施形態を示し、
図2は製造装置の平面図で、図3のB−B矢視図を示
し、図3は正面図で、図2のA−A矢視図を示す。図4
(a)は射出成形工程を示す一部の断面図、(b)はそ
のC部拡大断面図、図5(a)は整形工程を示す一部の
断面図、(b)はそのD部の拡大断面図である。
【0033】製造装置10はキャビティ型11およびコ
ア型12からなる射出成形型13と、整形型14とが別
々に設けられている。キャビティ型11と整形型14は
隣接してベースプレート15に固着されている。コア型
12はスライドプレート16に取付けられ、スライドプ
レート16はスライドガイド17によりベースプレート
18にスライド可能に取付けられており、流体圧シリン
ダ、モータ等の駆動源19の駆動ロッド20により、コ
ア型12がキャビティ型11と対向する実線位置から、
整形型14と対向する二点鎖線位置12aまでY方向に
移動するようにされている。
【0034】キャビティ型11と整形型14は転写成形
品1の外表面側に対応するほぼ同形状の型面21、22
を有し、転写成形品1の凹凸形状6に対応する凹凸形状
23、24が形成されている。凹凸形状23、24はぼ
ぼ同形状に形成されているが、若干異なっていてもよ
く、この場合は凹凸形状24を凹凸形状23より精密な
形状にする。なお図4(a)におけるd1は、キャビテ
ィ型11のパーティング面30から型面21までの寸法
(深さ)を示している。
【0035】コア型には転写成形品1の裏面側に対応す
る型面25を有し、転写成形品1の突出部3を形成する
凹部26が形成されている。27はキャビティ、28は
ゲート、29はスプルー、30はパーティング面、31
は射出ノズル、32はスライドコア型、33はガイドピ
ン、34はガイド孔である。
【0036】ベースプレート15は可動式のダイプレー
ト35に取付けられ、ベースプレート18は固定式のダ
イプレート36に取付けられており、可動式のダイプレ
ート15をタイバー37に沿ってX方向にスラスドさせ
る駆動装置が設けられているが、図示は省略されてい
る。40は転写フィルム供給装置であり、供給ロール4
1から転写フィルム4をキャビティ型11とコア型12
間のパーティング面30付近に送り出し、巻取ロール4
2により巻き取るように構成されている。
【0037】上記の装置による転写成形品の製造方法は
次のように行われる。まず図2、図3の実線に示すよう
に、射出成形型13を射出成形位置において型開きした
状態で、転写フィルム供給装置40により供給ロール4
1から転写フィルム4をキャビティ型11とコア型12
間に供給する。このとき転写フィルム4の転写層5がコ
ア型12の型面25に対向し、剥離フィルム7がキャビ
ティ型11の型面21に対向するようにする。
【0038】この状態でキャビティ型11をX方向に移
動させ、図4に示すようにコア型12と合わせて転写フ
ィルム4を両型の型面間で挟んで型締めし、射出ノズル
31から加熱溶融状態の樹脂38をキャビティ27に射
出し、成形品本体2および突出部3を形成するととも
に、射出圧を利用して転写フィルム4の転写層5を成形
品本体2と積層一体化する。
【0039】このとき転写フィルム4は、加熱融溶樹脂
38の熱によって加熱されて軟化するとともに樹脂38
の圧力によって伸ばされ、キャビティ型11の型面21
に密着するとともに転写層5の接着剤層5aが活性化し
て、転写層5と成形品本体2が固着され、型面21の凹
凸形状23に略対応する凹凸形状6も形成されるが、剥
離フィルム7が型面21側に介在するため、成形品本体
2側の凹凸形状6は図4(b)に示すようにやや丸味を
帯びた形状となる。
【0040】成形品本体2が自然の状態ではもはや流動
しない温度未満で、力を加えることにより流動する温度
以上(以下、自己保形軟化温度という)まで冷却された
段階でキャビティ型11を後退させて型開きすると、剥
離フィルム7は張力により引張られて転写層5から剥離
し、転写層5は成形品本体側に残る。そして成形品本体
は突出部3によりコア型にしっかり保持され、コアに対
して正常な位置姿勢を保つ。
【0041】この状態で駆動源19により駆動ロッド2
0を介してスライドプレート16をY方向にスライドさ
せることにより、コア型12を整形位置12aまで移動
させる。そしてダイプレート35をX方向に移動させる
と、図5に示すように整形型14が移動してコア型12
と合わされ、型締めが行われる。
【0042】これにより剥離フィルム7が介在しない状
態で、整形型14の型面22により成形品本体2および
転写層5が圧縮され、このため軟化状態にある樹脂38
が型面22に沿って流動して、成形品本体2または転写
層5が型面22に密着し、凹凸形状24にほぼ正確に対
応する凹凸形状6が形成される。なお、得たい凹凸形状
6が非常に細かい場合には射出工程では表面平滑な成形
品を形成して整形工程で凹凸形状を形成してもよい。
【0043】転写フィルム4の厚みを、剥離フィルム7
の厚みt1+転写層の厚みt2とする場合、コア型12と
のパーティング面30から整形型14の型面までの寸法
(深さ)d2を図4(a)に示すキャビティ型11の型
面21までの寸法 1 (t1+t2)よりも浅くしてお
くと、すなわちパーティング面30を基準として整形型
14の型面22をキャビティ型11の型面21よりも浅
く、一般的には0.5mm程度浅くしておくと充分圧縮
でき、凹凸形状6の形成が鮮明で良好な転写が得られ
る。
【0044】上記の転写成形品4の製造方法によれば、
キャビティ型11とコア型12間に転写フィルム4を挟
んで射出成形したのち、剥離フィルム7を取り除き、更
にt 1分だけ突出した整形型14とコア型12間で整形
を行うようにしたので繊細な凹凸でも、正確に成形品本
体または転写層に形成することができる。
【0045】この場合、キャビティ型11と整形型14
を別々に配置し、コア型を移動させて射出工程と整形工
程を繰り返すようにしたので、キャビティ型11と整形
型14で異なる型面を形成することができ、その場合、
より繊細な凹凸形状6を形成することができる。上記の
実施形態においては、転写フィルム4は必らずしも連続
して送り出す必要はなく、予め成形品本体の大きさと同
じか、小さい形状に形成されたものを個別的に供給して
もよい。
【0046】また上記の製造装置10は、キャビティ型
11とコア型12からなる射出成形型13で射出成形を
行い、整形型14とコア型12間で整形を行うようにさ
れ、しかもキャビティ型11と整形型14を隣接して配
置して、これらに対しコア型12を移動させて工程を切
換えるようにしたので、上記方法により転写成形品4簡
単な操作で効率よく製造することができる。
【0047】図6ないし図8は第2の実施形態を示し、
図6は射出工程に入る前の製造装置の正面図、図7は整
形工程の製造装置の正面図、図8(a)は射出工程にお
ける一部の拡大断面図、(b)は整形工程における一部
の拡大断面図である。
【0048】第2の実施形態は前記第1の実施形態にお
ける整形型14を使用せず、キャビティ型11を整形型
と兼用する例を示す。キャビティ型11はベースプレー
ト15に取付けられ、前記とほぼ同様の構成となってい
る。コア型12も前記とほぼ同様の構成となっている
が、スライドプレート16、スライドガイド17および
駆動源19は不要となり、コア型12はベースプレート
18に直接固定されており、図2におけるY方向への移
動はなくなっている。なお、この例は、整形工程に入る
までの間に成形品の冷却に伴う収縮が小さいものに適す
る。
【0049】転写フィルム供給装置40は供給ロール4
1から転写フィルム4をコア型12のパーティング面3
4付近に送り出し、巻取ロール42で巻き取る点は前記
のものと同じであるが、巻取ロール42は移動アーム4
3に支持されており、Z方向(上下方向)に移動可能と
なっている。巻取ロール42は駆動力伝達部44により
駆動され転写フィルム4を巻き取るように構成されてい
る。
【0050】上記の装置による転写成形品の製造におけ
る型締め工程および射出工程は前記第1の実施形態と同
様に行われる。すなわち図6のように型開き状態におい
て、転写フィルム供給装置40の移動アーム43を下降
させ、転写フィルム4をキャビティ型11およびコア型
12間に送り出した状態でキャビティ型11を前進させ
て両型の型面間に転写フィルム4を挟んで型締めし、射
出成形を行い、図8(a)に示すように成形品本体2の
形成と転写層5の転写一体化を行う。
【0051】自己保形軟化温度に冷却された段階でキャ
ビティ型を後退させて型開きすると、図6に示すように
転写フィルム4は張力により剥離し、コア型12から離
れる。このとき転写層5はキャビティ27のある部分で
は成形品本体2に一体化して残こるが、キャビティ27
が存在しないコア型12に接する部分では、転写層5は
剥離フィルム7とともにコア型12から離れる。
【0052】そして図6の状態から駆動力伝達部44に
より巻取ロール42を回転させて転写フィルム4を巻取
りながら移動アーム43をZ方向に沿って上昇させ、図
7に示すようにキャビティ型11を前進させて型締めを
行う。このとき、図8(b)に示すように、キャビティ
型11の型面27の一部が転写層5の一部に接触する段
階では、キャビティ型11とコア型12のパーティング
面間には転写層5の厚さt2に相当する間隙39が残こ
る。このためこの間隙分だけキャビティを前進させて型
締めすることにより、成形品本体2および転写層5は圧
縮され、流動可能な状態の樹脂38が流動して整形が行
われ、凹凸形状24に対応した凹凸形状6が形成され
る。
【0053】なお上記の装置において、転写フィルム供
給装置40、移動アーム43を上下方向に移動させるよ
うに構成したが横方向に移動させてキャビティ型11の
往復路から外すことにより、射出工程と整形工程を行う
こともできる。この場合は供給ロール41を含む全体を
移動させる必要がある。
【0054】上記の製造方法によれば、キャビティ型1
1を整形型として使用し、型を開いた状態で転写フィル
ム4を射出成形型13に対して移動させて、射出工程と
整形工程を繰り返すようにしたので、同じ型を用いて簡
単な操作により転写成形品4を製造することができる。
【0055】また上記の製造装置10は、キャビティ型
11を整形型と兼用し、型締めに先立って転写フィルム
供給装置40から転写フィルム4をキャビティ型11お
よびコア型12間に繰り出し、射出成形後の型開き状態
において転写フィルムを巻き取りながら転写フィルム供
給装置40を移動させるようにしたので、上記方法によ
り転写成形品4を効率よく製造することができる。
【0056】図9および10は第3の実施形態を示し、
図9は射出工程における射出成形型を示す一部の断面
図、図10はそのE−E断面図である。
【0057】第3の実施形態も第2の実施形態と同様に
キャビティ型を整形型と共用する例であるが、第1の実
施形態の整形工程におけ圧縮幅と同様の作用が得られ
るように構成されている。このために図9および10で
はキャビティ型11とコア型12間にスライドキャビテ
ィ型45が設けられている。
【0058】スライドキャビティ型45は厚さt3の4
分割の分割型からなり、キャビティ27側に型面46が
形成されている。スライドキャビティ型45にはスライ
ド部材47が設けられ、駆動部48によりスライド溝4
9に沿ってW方向(放射方向)にスライド可能となって
いる。45aはスライドキャビティ型45の後退位置を
示す。50はスライドキャビティ型の分割面である。
【0059】上記の装置による転写成形品4の製造方法
は、射出成形型13の型開き状態において、図6および
7に示すような転写フィルム供給装置により、転写フィ
ルム4をコア型12の前に供給する。そして図9および
10に示すように、駆動部48によってスライドキャビ
ティ型45をW方向中心向にスライドさせるとともに、
キャビティ型11を前進させて型締めし、前記と同様に
射出成形を行う。このとき転写フィルム4をコア型12
とスライドキャビティ型45との型面で挟む場合には、
分割面50は転写フィルム4に覆われるので樹脂の漏れ
はない。
【0060】その後型開きし、転写フィルム4(剥離フ
ィルム7)を剥離して移動させ、スライドキャビティ型
45を後退させた状態でキャビティ型11を前進させて
型締めを行うと、キャビティ型11はスライドキャビテ
ィ型45の厚さt3プラス転写層5の厚さ相当分多く前
進するため、冷却中に樹脂が収縮しても成形品本体2お
よび転写層5は十分な圧縮を受けて凹凸形状23に正確
に対応する凹凸形状6が形成される。
【0061】上記の装置による転写成形品の製造方法に
よれば、キャビティ型11とコア型12間に介在するス
ライドキャビティ型45を設けているので、キャビティ
型11とコア型12との間隔を射出工程において広く
し、整形工程において狭くすることができ、これにより
整形工程までに樹脂成形品が冷却に伴って収縮しても微
細な凹凸形状6を確実かつ正確に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は転写成形品の正面図、(b)は転写フ
ィルムの断面図である。
【図2】第1の実施形態の製造装置の平面図で、図3の
B−B矢視図である。
【図3】第1の実施形態の製造装置の正面図で、図2の
A−A矢視図である。
【図4】(a)は射出成形工程を示す一部の断面図、
(b)はC部拡大図である。
【図5】(a)は整形工程を示す一部の断面図、(b)
はD部拡大図である。
【図6】第2の実施形態の製造装置の射出工程に入る前
の正面図である。
【図7】第2の実施形態の製造装置の整形工程の正面図
である。
【図8】(a)は射出工程における一部の拡大断面図、
(b)は整形工程における一部の拡大断面図である。
【図9】第3の実施形態の射出成形型を示す一部の断面
図である。
【図10】図9のE−E断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形品 2 成形品本体 3 突出部 4 転写フィルム 5 転写層 6 凹凸形状 7 剥離フィルム 10 製造装置 11 キャビティ型 12 コア型 13 射出成形型 14 整形型 15、18 ベースプレート 16 スライドプレート 17 スライドガイド 19 駆動源 20 駆動ロッド 21、22、25、46 型面 23、24 凹凸形状 26 凹部 27 キャビティ 28 ゲート 29 スプルー 30 パーティング面 31 射出ノズル 32 スライドコア型 33 ガイドピン 34 ガイド孔 35、36 ダイプレート 37 タイバー 38 樹脂 40 転写フィルム供給装置 41 供給ロール 42 巻取ロール 43 移動アーム 44 駆動力伝達部 45 スライドキャビティ型 47 スライド部材 48 駆動部 49 スライド溝 50 分割面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−314553(JP,A) 特開 平5−138736(JP,A) 特開 平2−63807(JP,A) 特開 平8−156017(JP,A) 特開 平6−198671(JP,A) 特開 平4−69221(JP,A) 特開 昭63−60718(JP,A) 特開 平6−140746(JP,A) 特開 昭63−81896(JP,A) 特開 昭59−202831(JP,A) 特開 昭57−195683(JP,A) 特開 平3−75113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/16 B29C 45/10 B29C 45/26

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離フィルムと転写層が積層された転写
    フィルムを、射出成形型のキャビティ型とコア型との間
    に、剥離フィルムがキャビティ型の型面に対向し、転写
    層がコア型の型面に対向するように配置して型締めする
    型締め工程と、 コア型の射出ゲートから溶融樹脂をキャビティに射出し
    て成形品本体を形成するとともに転写フィルムの転写層
    を積層一体化する射出工程と、 成形品が自己保形する軟化状態において、型を開いて剥
    離フィルムを転写層から剥離する剥離工程と、 剥離フィルムが介在しない状態で、成形品をコア型に付
    けた状態で、転写層を整形型の型面に対向させ、コア型
    と整形型を合わせて圧縮し、整形型の型面に形成された
    微細な凹凸形状に成形品本体または転写層を整形する整
    形工程とを含む転写成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 キャビティ型と整形型を別々に配置し、
    キャビティ型および整形型とコア型とを相対的に移動さ
    せて射出工程と整形工程を繰り返すようにした請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 成形品の外形よりも大きい転写フィル
    ム、およびキャビティ型を整形型として使用し、型を開
    いた状態で転写フィルムまたは剥離フィルムと射出成形
    型とを相対的に移動させて、射出工程と整形工程を繰り
    返すようにした請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 キャビティ型を整形型として使用し、キ
    ャビティ型とコア型との間にスライドキャビティ型を配
    置し、スライドキャビティ型が介在する状態で射出工程
    を行い、スライドキャビティ型が介在しない状態で整形
    工程を行うようにした請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 キャビティ型と整形型が類似の凹凸形状
    の型面を有する請求項1または2記載の方法。
  6. 【請求項6】 成形品本体がコア型内に伸びる突出部に
    より、型開き後もコア型に保持された姿勢を保つように
    した請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 転写フィルムをキャビティ型およびコア
    型間に挟んで型締めし、コア型の射出ゲートから溶融樹
    脂を射出して成形品本体を形成するとともに、転写フィ
    ルムの転写層を転写して一体化し、型開きの後に転写フ
    ィルムの剥離フィルムを転写層から剥離する射出成形型
    と、 キャビティ型とコア型との間に転写フィルムを送り出す
    転写フィルム供給装置と、 転写層が転写した成形品本体をコア型に付け、剥離フィ
    ルムが介在しない状態で、成形品本体または転写層を圧
    縮して微細な凹凸形状に整形する整形型とを有する転写
    成形品の製造装置。
  8. 【請求項8】 隣接して配置されたキャビティ型および
    整形型と、 キャビティ型および整形型とコア型とをそれぞれの対向
    位置に相対的に移動させる移動装置と、 キャビティ型および整形型とコア型とをそれぞれの対向
    位置において型締めする駆動装置とを有する請求項7記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 整形型と兼用するキャビティ型と、 型締めに先立って転写フィルムをキャビティ型およびコ
    ア型間に繰り出し、型開き状態において転写フィルムを
    巻き取る転写フィルム供給装置とを有する請求項7記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 キャビティ型とコア型との間隔を射出
    工程において広くし、整形工程において狭くするよう
    に、キャビティ型とコア型間に介在するスライドキャビ
    ティ型を有する請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 キャビティ型と整形型が類似の凹凸形
    状の型面を有する請求項7または8記載の装置。
  12. 【請求項12】 コア型が成形品本体の裏面側から伸び
    る突出部を形成する凹部を有する請求項7ないし11の
    いずれかに記載の装置。
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