JPH01172000A - 熱可塑性合成樹脂フイルムによるエンブレム等の成形方法 - Google Patents

熱可塑性合成樹脂フイルムによるエンブレム等の成形方法

Info

Publication number
JPH01172000A
JPH01172000A JP62333488A JP33348887A JPH01172000A JP H01172000 A JPH01172000 A JP H01172000A JP 62333488 A JP62333488 A JP 62333488A JP 33348887 A JP33348887 A JP 33348887A JP H01172000 A JPH01172000 A JP H01172000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
thermoplastic synthetic
resin film
pressing
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62333488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0633040B2 (ja
Inventor
Eiji Kuwabara
英二 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuroda Nobuo
Original Assignee
Kuroda Nobuo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuroda Nobuo filed Critical Kuroda Nobuo
Priority to JP62333488A priority Critical patent/JPH0633040B2/ja
Priority to US07/286,730 priority patent/US5143672A/en
Priority to KR1019880017166A priority patent/KR930010626B1/ko
Publication of JPH01172000A publication Critical patent/JPH01172000A/ja
Publication of JPH0633040B2 publication Critical patent/JPH0633040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は制服、制帽等に取り付けられるエンブレムある
いは装飾用のワッペン、ステッカ−等を熱可塑性・合成
樹脂フィルムを用いて基材上に成形する方法の改良に関
する。
従来の技術 熱可塑性合成樹脂フィルムまたはシートを用いてワッペ
ン、ステッカ−等を成形する方法としては、実公昭50
−35993号公報あるいは特公昭49−27421号
公報に示される手段が従来採用されている。
これ等の従来の方法は、第5図に示されるように、高周
波誘電加工用の一方の電極たる金型Aに溶断刃部B、C
,D、E等と押圧刃部G。
H等を配置し、他方の高周波誘電加熱電極たる金型台■
上の熱可塑性合成樹脂フィルムJを基材Kに押圧し、溶
断、溶着させるものである。
発明が解決しようとする問題点 第5図に示される従来の方法では、例えば溶断刃部C,
D間の熱可塑性合成樹脂フィルムは不要部分であり、成
形完了後に、手作業で毛抜きを用いて除去している。こ
のため、溶断刃部E、F間のように間隔が広い部分の除
去作業は容易であるものの、溶断刃部C,D間のように
間隔が狭くなるに従って、前記不要フィルム部分の除去
が困難となり、幅が0.5m+aまたはそれより狭いと
除去不能となり、このため、基材を視認できるようにし
た幅0.5mm以下の細線を成形部分間に形成すること
は不可能であり、このため従来方法で成形されるワッペ
ン、ステッカ−等は、見かけ上の高品質感に乏しく、特
に金モールの糸目模様等は現わし得ない欠点があった。
発明の目的 上述の現状に鑑み、本発明は、基材上に熱可塑性合成樹
脂フィルムを型押しして成形する方法であるにも拘らず
、模様の輪郭線等を0.5mm以下の細線状の基材を視
認できる明瞭な線として表現でき、しかも鎖線で囲まれ
た成形部分はやや膨隆した状態として、明瞭で高品質な
成形品たらしめ、金モール状のエンブレム、刺繍状のワ
ッペン、ステッカ−等を熱可塑性合成樹脂を用いて容易
に成形できる方法を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 前述の目的を達成するため、本発明は、基材上面に、熱
可塑性合成樹脂フィルムを重ね、該フィルム上から、模
様の外輪郭線に沿った尖鋭刃先を有する溶断刃部と、該
外輪郭線の刃先面より僅かに上方に位置する押圧刃先を
有する押圧刃部とを有する彫金型で押圧して高周波誘電
加熱を行ない、各刃部の食い込み分に相当するフィルム
肉を各刃部両側に膨隆させるとともに、各押圧刃部の押
圧刃先に当接した熱可塑性合成樹脂フィルム部分も溶融
させ、基材を視認できる程度に薄肉化させたのち、前記
溶断刃部外の熱可塑性合成樹脂フィルムを除去するとい
う構成を採用している。
作   用 本発明は、前述の構成であるから、溶断刃部と押圧刃部
とで押圧され、高周波誘電加熱を受けた熱可塑性合成樹
脂フィルムは、尖鋭刃先と押圧刃先との食い込みにより
、食い込み部分の体積に相当するフィルム肉が各刃部間
の空間へ流動し、該部分の熱可塑性合成樹脂フィルムを
若干膨隆させる。
また溶断刃部の尖鋭刃先が当接した部位の熱可塑性合成
樹脂フィルムは溶断されると同時に刃先相当部で基材に
溶着されるし、押圧刃部の押圧刃先で押圧された部位の
熱可塑性合成樹脂フィルムは、溶融した状態で押圧され
るため、一部は基材中へ浸み込み、著しく薄肉となって
基材が視認で診る状態となる。
この結果、0.5m+a以下の細幅の基材の視認できる
細溝たる細い模様線の成形も可能となり、細幅の間隔を
存して並列する金モール状あるいは刺繍状の糸目模様を
、1本1本の糸相当部分を膨隆させた状態で表現できる
ものである。
成形部分の冷却後に彫金型の脱型、溶断刃部より外方の
不要の熱可塑性合成樹脂フィルムの除去、所定形状の打
ち抜きを行なうものである。
実施例 第1図ないし第4図は、本発明の実施の一態様を示して
おり、′s1図に模型的に示されるように、織布1編布
、皮革9合成皮革等の任意の基材1の上面に塩化ビニル
等の熱可塑性合成樹脂フィルム2を重ねて、高周波誘電
加熱用の一方の電極たる金型台3に載置し、該フィルム
2の上から、高周波誘電加熱の他方の電極たる彫金型4
で押圧し高周波誘電加熱を行なう。
前述の彫金型4は、第1図および第2図に示されるよう
に、成形すべき模様の外輪郭線5(第3図参照)に沿っ
た尖鋭刃先6を有する溶断刃部7と、この刃部7で囲ま
れる外輪郭線5の、尖鋭刃先6で形成される刃先面8よ
り僅かに上方の面9に押圧刃先10を有する押圧刃部1
1とを有している。
図示例では、溶断刃部7と多数の押圧刃部11とが、金
モールを形成する飾糸1本分の太さに相当する間隔Sを
存して刻設されているが彫金型4の構造は、かかる形状
に限定されるものでないことは勿論である。
また押圧刃部11の押圧刃先10は溶断刃部7の尖鋭刃
先6はど鋭くは無く、後述するように、設計寸法の幅の
、基材を視認できる細い模様線を成形できる寸法、形状
に作られている。
前述の彫金型4による押圧と高周波誘電加熱とによって
、第1図に模型的に示したごとく、溶断刃部7の尖鋭刃
先6と、押圧刃部11の押圧刃先10が食い込んだ部位
の熱可塑性合成樹脂フィルム2は、食い込まれた体積に
相当するフィルム肉が、各刃部両側へ矢印で示すように
流動し、各刃部間に位置する熱可塑性合成樹脂フィルム
2を模様部12.13として僅かに膨隆させる。
そして尖鋭刃先6の当接部分で熱可塑性合成樹脂フィル
ム2は溶断され、押圧刃先10の当接部分の熱可塑性合
成樹脂フィルム2は溶融され、一部は基材1に浸透して
接着能を発揮し、一部は基材1上面に、該基材1を視認
させうる程の極めて薄い膜状に残存する。
上述の成形が完了し、冷却したのち、彫金型4を上昇、
脱型させ、外輪郭線5の外方に位置する不要フィルム部
分14の除去1.外輪郭線5の外方所定位置での基材の
打ち抜きが行なわれる。
第3図は前述の方法によって成形された金モール状のエ
ンブレムの一部を模型的に示す平面図であって、金モー
ルの飾糸1本分に相当する太さの幅Wを有する成形部分
15.16が、狭い幅Ll、L2の間隔部たる細溝1フ
、18を存して、第4図に示すように膨隆して形成され
ている。
前述の細溝17,18の底には、既述のように押圧刃部
11の押圧刃先10による押圧で基材1が視認できる程
の薄い膜状の残存部19゜20が形成されている。
第4図において、符号21.22は溶融した熱可塑性合
成樹脂フィルム分の浸透部分を示し、符号23は尖鋭刃
先6による溶断部分を示している。
なお、第3図において成形部分15.16の表面には、
予め熱可塑性合成樹脂フィルム2の外表面に与えられて
いた織布状の微細凹凸模様24.25が残存し、該フィ
ルム2に予め金属薄肉を金属蒸着等の手段で形成してお
くと、前述の微細凹凸模様24.25と金属膜の光輝面
との作用で成形部分15.16は細溝17゜18に視認
される基材1の色調で明確に分離された金モール状の外
観のものとなる。
なお、基材1と、重ねられる熱可塑性合成樹脂フィルム
2との間に熱可塑性合成樹脂の発泡シートを介装し、成
形部分15.16の膨隆度合をより大きくしてもよく、
その際は熱可塑性合成樹脂フィルム2の下面に既述の金
属薄膜を形成できるが、該フィルム単独で使用する際は
、金属薄膜をサンドイッチ状に内包するフィルムが使用
される。
効   果 本発明は、以上説明した構成9作用のものであって、基
材上に熱可塑性合成樹脂フィルムを彫金型で押圧し、高
周波誘電加熱するという工程のみで、模様の輪郭線等を
0.5mm以下の細線状の、基材を視認できる明瞭な線
として表現でき、語線で囲まれた成形部分は、やや膨隆
した状態に成形できる効果がある。
この結果、本発明によると、本物の金モールエンブレム
、刺繍ワッペン等と外観的に差異のない高品質の合成樹
脂製エンブレム等を廉価に高能率で製造できる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による加工状態の一例を模型的に示す
拡大縦断面図、第2図は第1図に示される彫金型の拡大
縦断面図、第3図は本発明による成形品の一例の一部を
示す略示平面図、第4図は第3図中rV−IT線断面略
示拡大図、第5図は従来方法の一例の加工直前の状態を
模型的に示した拡大縦断面図である。 1:基材、2:熱可塑性合成樹脂フィルム、4:彫金型
、5:外輪郭線、6:尖鋭刃先、7:溶断刃部、10:
押圧刃先、11:押圧刃部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  基材上面に、熱可塑性合成樹脂フィルムを重ね、該フ
    ィルム上から、模様の外輪郭線に沿った尖鋭刃先を有す
    る溶断刃部と、該外輪郭線の刃先面より僅かに上方に位
    置する押圧刃先を有する押圧刃部とを有する彫金型で押
    圧して高周波誘電加熱を行ない、各刃部の食い込み分に
    相当するフィルム肉を各刃部両側に膨隆させるとともに
    、各押圧刃部の押圧刃先に当接した熱可塑性合成樹脂フ
    ィルム部分も溶融させ、基材を視認できる程度に薄肉化
    させたのち、前記溶断刃部外の熱可塑性合成樹脂フィル
    ムを除去する熱可塑性合成樹脂フィルムによるエンブレ
    ム等の成形方法。
JP62333488A 1987-12-23 1987-12-28 熱可塑性合成樹脂フィルムによるエンブレム等の成形方法 Expired - Lifetime JPH0633040B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62333488A JPH0633040B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 熱可塑性合成樹脂フィルムによるエンブレム等の成形方法
US07/286,730 US5143672A (en) 1987-12-23 1988-12-20 Method for forming emblem of thermoplastic synthetic resin film
KR1019880017166A KR930010626B1 (ko) 1987-12-23 1988-12-22 열가소성 합성수지 필름에 의한 엠블렘(Emble)의 성형 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62333488A JPH0633040B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 熱可塑性合成樹脂フィルムによるエンブレム等の成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172000A true JPH01172000A (ja) 1989-07-06
JPH0633040B2 JPH0633040B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=18266623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62333488A Expired - Lifetime JPH0633040B2 (ja) 1987-12-23 1987-12-28 熱可塑性合成樹脂フィルムによるエンブレム等の成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633040B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006103200A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Masuo Fukumoto レリーフ壁の成形システムおよびレリーフ壁の成形工法、並びにレリーフ壁のエアブロー成形システム
WO2011125173A1 (ja) * 2010-04-06 2011-10-13 黒田 暢夫 熱可塑性合成樹脂製移染防止装飾片
WO2014157173A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 東海化成工業株式会社 樹脂成形品およびその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6359092B2 (ja) 2014-05-02 2018-07-18 黒田 暢夫 Icチップが組み込まれたエンブレムを製造する装置及び方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5470402A (en) * 1977-11-12 1979-06-06 Takeo Mitani Patterning of leather
JPS59115900A (ja) * 1982-12-23 1984-07-04 広田 喜一 合成樹脂製の装飾体の製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5470402A (en) * 1977-11-12 1979-06-06 Takeo Mitani Patterning of leather
JPS59115900A (ja) * 1982-12-23 1984-07-04 広田 喜一 合成樹脂製の装飾体の製造法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006103200A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Masuo Fukumoto レリーフ壁の成形システムおよびレリーフ壁の成形工法、並びにレリーフ壁のエアブロー成形システム
WO2011125173A1 (ja) * 2010-04-06 2011-10-13 黒田 暢夫 熱可塑性合成樹脂製移染防止装飾片
JP5291249B2 (ja) * 2010-04-06 2013-09-18 黒田 暢夫 熱可塑性合成樹脂製移染防止装飾片
US8859461B2 (en) 2010-04-06 2014-10-14 Nobuo Kuroda Dye migration preventing decoration pieces made of thermoplastic synthetic resin
WO2014157173A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 東海化成工業株式会社 樹脂成形品およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0633040B2 (ja) 1994-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3246066A (en) Method of making three dimensional molded articles
US5143672A (en) Method for forming emblem of thermoplastic synthetic resin film
US4183986A (en) Method for making straps
US6309582B1 (en) Method for making insignias with raised designs including two pressing steps
WO1994014590A1 (en) Insert molded article, and apparatus and method for producing the insert molded article
JPWO2019130487A1 (ja) 熱可塑性合成樹脂製立体装飾片及びその製造方法
JP3058611B2 (ja) 成形された本体とはめ込まれた装飾要素からなる部片およびその部片の製造方法
JPH01172000A (ja) 熱可塑性合成樹脂フイルムによるエンブレム等の成形方法
JPH0572855B2 (ja)
JPH02145320A (ja) 熱可塑性合成樹脂フィルムによる立体的な装飾片の製造方法とその成形型
JPH07102620B2 (ja) 合成樹脂製装飾片の製造方法
JP2694682B2 (ja) エンブレム、ワッペン等の装飾体の製造方法
JPS60159034A (ja) エンブレムマ−クの製造方法
EP0481119A1 (en) Synthetic resin moulding and method for the manufacture thereof
JPH0586906B2 (ja)
KR100201199B1 (ko) 홀로그램 시트를 이용한 엠블렘 제조방법
JPS61132314A (ja) 表皮一体樹脂成形品の製造方法
JPH01167000A (ja) 熱可塑性合成樹脂フイルム製エンブレム等の古び加工方法
JP2002331800A (ja) オーナメント及びエンブレムの製造方法
JPS5989114A (ja) 積層成形品の真空圧空成形方法
JPS6195931A (ja) 発泡シ−ト成形品の製造方法
KR20200047212A (ko) 로고 라벨 및 그 제조방법
JP3084655B2 (ja) 革靴の製法
JPS6239436B2 (ja)
JPS60183124A (ja) 樹脂成形品に対する模様の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502

Year of fee payment: 14