JPH0358290B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0358290B2
JPH0358290B2 JP59039037A JP3903784A JPH0358290B2 JP H0358290 B2 JPH0358290 B2 JP H0358290B2 JP 59039037 A JP59039037 A JP 59039037A JP 3903784 A JP3903784 A JP 3903784A JP H0358290 B2 JPH0358290 B2 JP H0358290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
sheet material
resin molded
molded product
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59039037A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60183124A (ja
Inventor
Kyoshi Hashimoto
Hideki Inooka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hashimoto Forming Industry Co Ltd filed Critical Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Priority to JP3903784A priority Critical patent/JPS60183124A/ja
Publication of JPS60183124A publication Critical patent/JPS60183124A/ja
Publication of JPH0358290B2 publication Critical patent/JPH0358290B2/ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、車輌用フイニツシヤやサイドモー
ル、バンパー等の樹脂成形品に対して平面にヘア
ーライン、エンボス等の凹凸を付形した模様の形
成方法に関するものである。
背景技術 一般に、車輌用のフイニツシヤやサイドモー
ル、バンパー等においては外表面部に車種名や装
飾的な文字、図形、記号、その他の適宜の模様を
形成することが行われている。
従来、この種の模様の付形にあたつては、模様
印刷をしたラベルを貼着するか或いは樹脂成形品
とは異色の転写フイルムを棒状の押圧型で樹脂成
形品の表面に押圧陥入するホツトスタンプで転写
膜として貼着成形することが行われている(特開
昭57−138913号)。然し、この被膜による模様は、
自動車の外装に供されるものの如き厳しい使用条
件下に置かれるものにあつては傷付きで簡単に素
地を呈出し或いは剥離してしまう虞れがある。特
に樹脂成形品の材質が可塑剤を含有する軟質の合
成樹脂で形成されているときには長期間の使用に
伴つて可塑剤が外表面に移行することから転写膜
が浮上り、極端な場合には部分的に剥がれ出して
しまうようになる。また、これらの方法で付形模
様の平面内にエンボスやヘアーライン等の凹凸を
付形するときには、予めラベルやホツトスタンプ
フイルムにエンボス加工やヘアーライン加工を施
したものを用いることにより形成するが、それで
は各パターンがボケて鮮明に形成できないばかり
でなく、摩擦で簡単に潰れしまう軟弱なものにし
か形成することができない。
発明の開示 本発明は、平面に刻明で剛直な凹凸パターンを
付形できしかも厳しい条件下での使用に十分耐え
られて確りとした模様を固着成形可能にする樹脂
成形品に対する模様の形成方法を提供すること、
を目的とする。
即ち、本発明に係る樹脂成形品に対する模様の
形成方法においては、文字、図形、記号等の所望
な付形模様と対応した形状の押圧面に微細な凹凸
を設けた押圧型を用い、その押圧型の押圧面で樹
脂成形品の略平坦な外表面部で異色で相溶性を有
するシート材料を所望形状に溶断付着すると共
に、この溶断付着されるシート材料の幅面内を押
圧面の微細な凹凸で押圧させてシート材料による
付形模様の全面を強固に加熱溶着するようにされ
ている。
作 用 この樹脂形成品に対する模様の付形方法では、
異色で相溶性を有するシート材料を樹脂成形品の
略平坦な外表面部に唯単に溶断付着するだけでは
なく、その溶断付着されるシート材料の幅面内を
押圧型の微細な凹凸が設けられた押圧面で押圧す
るから、このシート材料で形成される文字、図
形、記号等の付形模様を全面に亘つて樹脂成形品
の略平坦な外表面部に強く圧着することができ
る。従つて、その付形模様は樹脂成形品の外表面
部に強固に固着成形できるから剥離等が生ずるの
を防げるばかりでなく、エンボスやヘアーライン
等の凹凸模様を幅面内に鮮明に付形できるので美
麗な模様に形成することができる。
実施例 以下、図面を参照して説明すれば、次の通りで
ある。
図示実施例では、車輌用のフイニツシヤやサイ
ドモール、バンパー等を樹脂成形品1として、そ
の略平坦な外表面部11に樹脂成形品1の本体が
有する色と異色の文字、図形、記号等の模様2を
付形することが行われている。
茲で、樹脂成形品1としては発泡した塩化ビニ
ル樹脂のコア部12と、コア部12の外表面を覆
うよう非発泡の軟質ポリ塩化ビニル樹脂で形成す
る外郭部13とを一体に押出し成形したものが用
いられている。また、その樹脂成形品1に模様2
を形成するシート材料3としては、模様2の付形
面となる少なくとも外郭部13と相溶性を有しま
た外表面部11と異色に着色したものが用いられ
ている。例えば、外郭部13と同質で外表面部1
1の色と異色な軟質ポリ塩化ビニル樹脂で形成し
た厚さ0.05〜0.1mm程度のシート材料を用いるこ
とができる。そのシート材料3はストリツプ状で
付形模様の外形寸法よりやや広幅なテープ状に
し、所望する模様と相応した形状を有する押圧型
4で外表面部11に押圧するようにする。この押
圧型4は押圧面4aが例えば「H」等の付形する
模様の形状と対応して形成されており、その押圧
面4aには模様2の平面に付形するヘアーライ
ン、エンボス等の凹凸パターン4bが刻み込まれ
ている。この凹凸パターン4bは押圧面4aの内
側寄りに形成するとよく、その縁辺面は後述する
シート材料3の溶断と関連して扁平な縁取り面4
Cで枠取り形成するのが好ましい。
この押圧型4を用いては、シート材料3を樹脂
成形品1の外表面部11上に載置させた後、押圧
型4を下降動させて樹脂成形品1の外表面部11
に接触させる。次に、シート材料3が樹脂成形品
1の外表面部11から内部に向けて陥入するまで
押圧型4を更に降下させて加熱すると、押圧型4
と直接に接触するシート部分3aが僅かに軟化し
て溶融或いは半溶融状態になる。このとき、軟化
したシート部分3aは流動して押圧面4aの凹凸
パターン4bに馴じみしかも樹脂成形品1の外表
面部11と互いに溶け合うことにより樹脂成形品
1と一体化するようになる。この状態で、シート
材料3を左右方向または上方向に引張すると、溶
着部分3aと通常の部分との境界線で押圧型4の
扁平な縁取り面4Cによる押圧作用と相俟つてシ
ート材料3が切れることにより上方に離反動し、
平面が凹凸パターン4bで凹凸面3bに付形され
た溶着部分3aのみ樹脂成形品1の外表面部11
に残存することにより平面にヘアーラインやエン
ボス等の微細模様2aを持ちまた周縁を扁平面2
bに縁取りした模様2を形成できるようになる。
この実施例は車輌用フイニツシヤ等1に模様2
を形成するに好適なものとして説明したが、それ
以外にシート材料3を予め所定形状に形取り成形
して押圧型4で加熱溶着することができ、また押
圧型4はシート材料3の圧着前に予め130〜200℃
程度に加熱してもよい。樹脂成形品1は模様2を
圧入成形するときに外表面部11の陥入を容易に
しまたシート材料3の切れをよくするため予めポ
リ塩化ビニル樹脂のガラス転移温度80〜90℃程度
に加熱処理して樹脂成形品1に弾性を持たせると
最もよく、その弾性は40〜60℃程度に加熱するこ
とでも付与することができる。また、模様2は樹
脂成形品1の外表面部11を陥入した窪み内に埋
設する場合に限らず、外表面部11の表面上に厚
みを呈出して溶着固定することにより互いに一体
融合するよう形成することもできる。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る樹脂成形品に対する
模様の付形方法に依れば、樹脂成形品と相溶性の
あるシート材料を外表面部に押圧型で軟化させて
互いに一体融合すると共に平面に凹凸パターンの
付形を行うため、厳しい使用条件にも耐えられま
た可塑剤による剥離等を生ずることもない強固な
模様に形成できしかも平面の凹凸パターンも刻明
で耐摩耗性に優れた剛直なものとして形成できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法で模様を付形した樹
脂成形品の斜視図、第2図は本発明に係る模様付
形工程の説明図、第3図は同付形工程で用いる押
圧型の説明図、第4図は同押圧型でシート材料を
押圧している状態の説明図、第5図は同押圧状態
の拡大説明図である。 1:樹脂成形品、11:外表面部、2:付形模
様、3:シート材料、4:押圧型、4a:押圧
面、4b:凹凸パターン、4c:偏平な縁辺面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文字、図形、記号等の所望な付形模様と対応
    した形状の押圧面に微細な凹凸を設けた押圧型を
    用い、その押圧型の押圧面で樹脂成形品の略平坦
    な外表面部に異色で相溶性を有するシート材料を
    所望形状に溶断付着すると共に、この溶断付着さ
    れるシート材料の幅面内を押圧面の微細な凹凸で
    押圧させてシート材料による付形模様の全面を強
    固に加熱溶着するようにしたことを特徴とする樹
    脂成形品に対する模様の形成方法。 2 上記押圧面を扁平な縁取り面で枠取りし、そ
    の縁取り面でシート材料を文字、図形、記号等の
    所望な付形模様に相応させて溶断するようにした
    ところの特許請求の範囲第1項記載の模様の付形
    方法。
JP3903784A 1984-02-29 1984-02-29 樹脂成形品に対する模様の形成方法 Granted JPS60183124A (ja)

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JP3903784A JPS60183124A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 樹脂成形品に対する模様の形成方法

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JP3903784A JPS60183124A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 樹脂成形品に対する模様の形成方法

Publications (2)

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JPS60183124A JPS60183124A (ja) 1985-09-18
JPH0358290B2 true JPH0358290B2 (ja) 1991-09-05

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ID=12541914

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JP3903784A Granted JPS60183124A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 樹脂成形品に対する模様の形成方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898220A (ja) * 1981-12-08 1983-06-11 Inoue Mtp Co Ltd 合成樹脂基材に文字・模様等の表示部を形成する方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898220A (ja) * 1981-12-08 1983-06-11 Inoue Mtp Co Ltd 合成樹脂基材に文字・模様等の表示部を形成する方法

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JPS60183124A (ja) 1985-09-18

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