JPS6015051Y2 - 空気調和機の設定温度変更機構 - Google Patents
空気調和機の設定温度変更機構Info
- Publication number
- JPS6015051Y2 JPS6015051Y2 JP12487879U JP12487879U JPS6015051Y2 JP S6015051 Y2 JPS6015051 Y2 JP S6015051Y2 JP 12487879 U JP12487879 U JP 12487879U JP 12487879 U JP12487879 U JP 12487879U JP S6015051 Y2 JPS6015051 Y2 JP S6015051Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- air conditioner
- humidity
- room temperature
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
この考案は空気調和機に係り、特にその設定温度変更機
構の改良に関するものである。
構の改良に関するものである。
従来技術
一般に夏期高温多湿となる日本において、空気調和機の
必要性の大きなことは衆知の所である。
必要性の大きなことは衆知の所である。
しかし空気調和機は、多くの電力を消費することが問題
であり電力消費の少ない空気調和機の提供や、電力消費
の少ない使用方法をすることは大きな意義をもつもので
ある。
であり電力消費の少ない空気調和機の提供や、電力消費
の少ない使用方法をすることは大きな意義をもつもので
ある。
空気調和機にて冷房運転を行ったとき、温度の低下とと
もに、湿度の低下があること、又湿度が低い場合には温
度が高くても室内にいる人にとって同等な快適性が得ら
れること、又室内の温度を上昇させると、冷房負荷が低
下し電力消費量を少くすることができることは衆知の所
である。
もに、湿度の低下があること、又湿度が低い場合には温
度が高くても室内にいる人にとって同等な快適性が得ら
れること、又室内の温度を上昇させると、冷房負荷が低
下し電力消費量を少くすることができることは衆知の所
である。
いいかえれば暖房の場合には湿度が上昇すると蒸し暑く
感じ、冷房の場合には湿度が低下すると寒さを感するな
どの不快感を受は好ましくなかった。
感じ、冷房の場合には湿度が低下すると寒さを感するな
どの不快感を受は好ましくなかった。
このため室内湿度の高さに応じて室温の設定目標値を自
動的に変化させ、人間に快感を与えるよう空気調和機の
制御をする必要性があった。
動的に変化させ、人間に快感を与えるよう空気調和機の
制御をする必要性があった。
従来たとえば、第4図に示す特開昭48−35653号
公報においては、9は直流電源、3は可変抵抗器よりな
る室温設定装置、1は温度抵抗特性を有する室内温度検
知用の温度センサー 2は室内湿度検知用の湿度センサ
ー、10,11,12,13.14は固定抵抗器、15
.16はシュミット回路を構成するトランジスタ、17
は電磁リレー5への通電を制御するトランジスタ、6は
電磁リレー5の接点で空調機たとえば圧縮機8への通電
を司るものである。
公報においては、9は直流電源、3は可変抵抗器よりな
る室温設定装置、1は温度抵抗特性を有する室内温度検
知用の温度センサー 2は室内湿度検知用の湿度センサ
ー、10,11,12,13.14は固定抵抗器、15
.16はシュミット回路を構成するトランジスタ、17
は電磁リレー5への通電を制御するトランジスタ、6は
電磁リレー5の接点で空調機たとえば圧縮機8への通電
を司るものである。
このような構成のため、室内の温度又は湿度のいずれか
が設定値に達したとき電磁リレー5の作動により圧縮機
8の通電を断つもので冷房運転時では温度が設定値に達
しているが湿度が未だ下っていないときと、湿度も設定
値に達している場合では、その快適感に大きな差がある
。
が設定値に達したとき電磁リレー5の作動により圧縮機
8の通電を断つもので冷房運転時では温度が設定値に達
しているが湿度が未だ下っていないときと、湿度も設定
値に達している場合では、その快適感に大きな差がある
。
即ち温度も湿度も下り切ってしまうと設定温度よりもは
るかに冷寒を感するものであり、十分に湿度が下ってい
る状態に関しての配慮がなされておらず、むだな冷しす
ぎの傾向にあり、電力をむだに消費してしまう結果とな
っていた。
るかに冷寒を感するものであり、十分に湿度が下ってい
る状態に関しての配慮がなされておらず、むだな冷しす
ぎの傾向にあり、電力をむだに消費してしまう結果とな
っていた。
考案の概要
この考案はかかるむだな電力消費をなくすため、湿度の
低下にともなって、室内温度を上昇させる機構を空気調
和機に設は従来の欠点を除去することを提案するもので
ある。
低下にともなって、室内温度を上昇させる機構を空気調
和機に設は従来の欠点を除去することを提案するもので
ある。
考案の実施例
この考案の一実施例を第1図および第2図に示すとおり
、温度センサー1と湿度センサー2は空気調和機7の室
内空気の吸込部に設置され室内空気の温度と湿度を検知
する。
、温度センサー1と湿度センサー2は空気調和機7の室
内空気の吸込部に設置され室内空気の温度と湿度を検知
する。
室温設定装置3とマイクロコンピュータ4とリレードラ
イバー5と圧縮機制御用リレー6は空気調和機7の本体
に内蔵している。
イバー5と圧縮機制御用リレー6は空気調和機7の本体
に内蔵している。
マイクロコンピュータ4は温度センサー1からの室温検
知手段42、室温設定装置3からの室温設定手段43と
室温検知温度と室温設定温度の比較手段44(以下、温
度比較手段という)と、湿度センサー2からの室内湿度
検知と室内湿度設定との比較手段45(以下、湿度比較
手段という)を備え、更に温度比較手段からのリレード
ライバーON、OFF手段5へのOFF信号をカウント
するOFFカウンタ46と、OFFカウンタ46のカウ
ント数に応じて室温設定手段42の設定値を変更する設
定温度変更手段47がプログラム化されている。
知手段42、室温設定装置3からの室温設定手段43と
室温検知温度と室温設定温度の比較手段44(以下、温
度比較手段という)と、湿度センサー2からの室内湿度
検知と室内湿度設定との比較手段45(以下、湿度比較
手段という)を備え、更に温度比較手段からのリレード
ライバーON、OFF手段5へのOFF信号をカウント
するOFFカウンタ46と、OFFカウンタ46のカウ
ント数に応じて室温設定手段42の設定値を変更する設
定温度変更手段47がプログラム化されている。
リレードライバー5はマイクロコンピュータ4の出力信
号を増幅し、圧縮機制御用リレー6を駆動するものであ
る。
号を増幅し、圧縮機制御用リレー6を駆動するものであ
る。
温度設定装置3はスイッチで構成されており、スイッチ
の位置によって希望の温度をマイクロコンピュータ4に
入力することができるようなされており、室内湿度設定
値はマイクロコンピュータ4に予かしめ記憶させである
。
の位置によって希望の温度をマイクロコンピュータ4に
入力することができるようなされており、室内湿度設定
値はマイクロコンピュータ4に予かしめ記憶させである
。
次に作用を述べると、高温多湿の状態から温度設定装置
3により運転初期の希望温度を設定温度トシてマイクロ
コンピュータ4に記憶させた後運転を開始すると、マイ
クロコンピュータ4は、温度センサー1からの室内温度
と、温度設定装置3からの設定温度を温度比較手段44
により比較し、室内温度が設定温度よりも高いと、リレ
ードライバー5へ出力信号を出し、リレードライバー5
をONさせ、圧縮機制御用リレー6をONさせ圧縮機8
を運転させ、冷房運転を開始する。
3により運転初期の希望温度を設定温度トシてマイクロ
コンピュータ4に記憶させた後運転を開始すると、マイ
クロコンピュータ4は、温度センサー1からの室内温度
と、温度設定装置3からの設定温度を温度比較手段44
により比較し、室内温度が設定温度よりも高いと、リレ
ードライバー5へ出力信号を出し、リレードライバー5
をONさせ、圧縮機制御用リレー6をONさせ圧縮機8
を運転させ、冷房運転を開始する。
冷房運転を行うことにより、室内温度が低下し、設定温
度よりも低くなるとマイクロコンピュータ4はリレード
ライバー5をOFFさせ、圧縮機制御用リレー6をOF
Fさせ、冷房運転を停止する。
度よりも低くなるとマイクロコンピュータ4はリレード
ライバー5をOFFさせ、圧縮機制御用リレー6をOF
Fさせ、冷房運転を停止する。
すると室内二室外の熱負荷により室内温度が高くなり再
び圧縮機8の運転を再開し、あと同一のサイクルを繰か
えす。
び圧縮機8の運転を再開し、あと同一のサイクルを繰か
えす。
一般に空気調和機は室内側の熱負荷に合わせてその容量
が決められているため、冷房運転時の温度と湿度の変化
は多くの場合はぼ決ったパターンを描くため湿度の変化
を空気調和機の温度調節器の作動回数や、運転継続時間
によって近似的に求めることも可で、温度調節器の作動
回数で求めることが出来る。
が決められているため、冷房運転時の温度と湿度の変化
は多くの場合はぼ決ったパターンを描くため湿度の変化
を空気調和機の温度調節器の作動回数や、運転継続時間
によって近似的に求めることも可で、温度調節器の作動
回数で求めることが出来る。
第3図に示すフローチャートで説明すると、温度比較手
段44のOFF信号回数をOFFカウンタでカウントし
、カウント値はN1で1℃、N2で2℃設定温度を上げ
る。
段44のOFF信号回数をOFFカウンタでカウントし
、カウント値はN1で1℃、N2で2℃設定温度を上げ
る。
まずステップ31で設定温変心を読み取りステップ32
でOFFカウンタが≧N1の場合ステップ33へ進みO
FFカウンタが≧N2の場合はステップ34で設定温度
TSを2°C上げ、≧N2でない場合はステップ35で
設定温変心を1°C上げ、ステップ36へ進や室温TA
を読み取る。
でOFFカウンタが≧N1の場合ステップ33へ進みO
FFカウンタが≧N2の場合はステップ34で設定温度
TSを2°C上げ、≧N2でない場合はステップ35で
設定温変心を1°C上げ、ステップ36へ進や室温TA
を読み取る。
またステップ32でOFFカウンタ≧N1でない場合は
そのままステップ36へ進み室温TAを読み取り、ステ
ップ37で設定温変心と室温TAとを比較しYの場合は
ステップ38へ進みリレードライバー“Hi”出力し圧
縮機をON状態にする。
そのままステップ36へ進み室温TAを読み取り、ステ
ップ37で設定温変心と室温TAとを比較しYの場合は
ステップ38へ進みリレードライバー“Hi”出力し圧
縮機をON状態にする。
またNの場合はステップ39へ進みリレードライバー6
6Hi9′であればステップ40へ進みOFFカウンタ
でカウントし設定温度を1℃上げステップ41へ進みリ
レードライバー“Low”出力し圧縮機をOFF状態に
するが、リレードライバー44)(i99でない場合は
ステップ41へ進みリレードライバー“Low”出力し
圧縮機をOFF状態にするものである。
6Hi9′であればステップ40へ進みOFFカウンタ
でカウントし設定温度を1℃上げステップ41へ進みリ
レードライバー“Low”出力し圧縮機をOFF状態に
するが、リレードライバー44)(i99でない場合は
ステップ41へ進みリレードライバー“Low”出力し
圧縮機をOFF状態にするものである。
一方、マイクロコンピュータ4は湿度センサー2からの
信号を受け、温度比較手段44のOFF信号回数〈N1
(又はN2)であっても概に室内湿度があらかじめマイ
クロコンピュータ4に記t、Wされている湿度より下っ
た場合、湿度比較手段45からリレードライバー5にO
FF信号を出し、リレードライバー5をOFFさせ、圧
縮機制御用リレー6をOFFさせ、冷房運転を停止させ
ることもできる。
信号を受け、温度比較手段44のOFF信号回数〈N1
(又はN2)であっても概に室内湿度があらかじめマイ
クロコンピュータ4に記t、Wされている湿度より下っ
た場合、湿度比較手段45からリレードライバー5にO
FF信号を出し、リレードライバー5をOFFさせ、圧
縮機制御用リレー6をOFFさせ、冷房運転を停止させ
ることもできる。
考案の効果
この考案は以上に述べたように構成されており、湿度が
低くなったときに自動的に設定温度を高くするため、温
度調節器の作動回数をカウントし近似的に検知したから
、使用者の手をわずられすことなく、快適性を確実に得
ることができ、かつ電力消費量を少くすることが可能と
なる効果を有するものである。
低くなったときに自動的に設定温度を高くするため、温
度調節器の作動回数をカウントし近似的に検知したから
、使用者の手をわずられすことなく、快適性を確実に得
ることができ、かつ電力消費量を少くすることが可能と
なる効果を有するものである。
第1図はこの考案の空気調和機の設定温度変更機構を示
す制御系統図、第2図は第1図の概略説明図、第3図は
この考案のフローチャート図、第4図は従来例図である
。 なお、1は温度センサー、2は湿度センサー3は温度設
定装置、4はマイクロコンピュータ、5はリレードライ
バー、6は圧縮機制御用リレー、42は室温検知手段、
43は室温設定手段、44は室温検知温度と室温設定温
度との比較手段、46はOFFカウンタ、47は設定温
度変更手段である。 図中同一符号は同一または相当部分を示す。
す制御系統図、第2図は第1図の概略説明図、第3図は
この考案のフローチャート図、第4図は従来例図である
。 なお、1は温度センサー、2は湿度センサー3は温度設
定装置、4はマイクロコンピュータ、5はリレードライ
バー、6は圧縮機制御用リレー、42は室温検知手段、
43は室温設定手段、44は室温検知温度と室温設定温
度との比較手段、46はOFFカウンタ、47は設定温
度変更手段である。 図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 温度センサーからの室温検知手段及び室温設定手段と、
室温検知温度と室温設定温度との比較手段と、リレード
ライバーON、OFF手段とを備え室内空気の温度制御
を行う空気調和機において、リレードライバーへのOF
F信号をカランするOFFカウンタと、OFFカウンタ
がカウントするOFF回数に応じて設定温度を変更する
設定温度変更手段を備えたことを特徴とする空気調和機
の設定温度変更機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12487879U JPS6015051Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 空気調和機の設定温度変更機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12487879U JPS6015051Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 空気調和機の設定温度変更機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5642736U JPS5642736U (ja) | 1981-04-18 |
JPS6015051Y2 true JPS6015051Y2 (ja) | 1985-05-13 |
Family
ID=29356764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12487879U Expired JPS6015051Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 空気調和機の設定温度変更機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015051Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5012777B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2012-08-29 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP12487879U patent/JPS6015051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5642736U (ja) | 1981-04-18 |
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