JPH0599472A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JPH0599472A
JPH0599472A JP3260011A JP26001191A JPH0599472A JP H0599472 A JPH0599472 A JP H0599472A JP 3260011 A JP3260011 A JP 3260011A JP 26001191 A JP26001191 A JP 26001191A JP H0599472 A JPH0599472 A JP H0599472A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
indoor
temperature difference
cooling operation
set temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP3260011A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Kawashima
秀司 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH0599472A publication Critical patent/JPH0599472A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房運転による就寝中の冷え過ぎを防止す
る。 【構成】 リモコン等により冷房運転の温度Tsを設定
し、冷房運転の開始を指示する。最初の約1分間は例え
ば圧縮機は運転せず、室内ファンと室外ファンのみを運
転して正確な室内温度Trを検出する。次に、この室内
温度Trと設定温度Tsとの温度差ΔTを室内側制御部
の記憶部に記憶させる。その後、圧縮機を運転し、室内
温度Trを設定温度Tsまで降下させる。室内側制御部
の記憶部には予め温度差ΔTに対応する複数の設定温度
Tsの補正値Tを記憶させておき、冷房運転中にリモコ
ン等により就寝運転がセット(指示)されたら、設定温
度Ts がTs +Tの温度になるまで、例えば30分毎に
0.5℃ずつ上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の制御方法に
係わり、さらに詳しくは、就寝中の冷房運転の制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】暑くて寝苦しい夏場には就寝中も冷房運
転を行うことがあるが、設定温度が起きている時のまま
になっていると寝冷えを起こす恐れがある。そこで、従
来の空気調和機では就寝中の冷え過ぎを防止する目的
で、例えば、就寝前にリモコン制御等により所定のセッ
トを行えば、室温を時間の経過と共に徐々に上げていく
機能を持たせていた。最も一般的な例としては、図5に
示されるように、就寝運転(おやすみ運転)がセットさ
れると、それまでの設定温度を先ず0.5℃上昇させて
30分間運転し、更に0.5℃上昇させて30分間運転
するという制御を四段階に分けて実行し、設定温度を2
℃上昇させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷房負
荷が小さい場合、言い換えれば、設定温度が高めにセッ
トされていた場合は、上述の制御によって室温が2℃上
昇することによって圧縮機の運転率が低下し、若しくは
運転しなくなり、これに伴って湿度が上昇するなどして
快適性を著しく損なう場合があった。また、設定温度が
低めにセットされていた場合は、その設定温度を2℃上
昇させるだけでは冷え過ぎを防止するのに不十分であっ
た。したがって、本発明においては、このような課題を
解決することのできる空気調和機の制御方法を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、就寝後に冷房運転
の設定温度を自動的に変更することのできる就寝運転の
設定手段を備えてなる空気調和機において、冷房運転開
始時に室内温度を検出し、その室内温度と設定温度との
温度差を求めて記憶させておき、就寝運転がセットされ
たら、前記温度差に対応させて予め記憶された設定温度
の補正値まで、前記設定温度を段階的に、かつ、所定時
間が経過する毎に上昇させるようにした。
【0005】
【作用】上記の制御方法であれば、冷房運転が指示され
ると、室内温度が検出され、その室内温度と設定温度と
の温度差が求められ、その温度差は記憶部に記憶され
る。そして、冷房運転が行われているとき、就寝運転が
セットされると、冷房運転開始時の設定温度は予めメモ
リに記憶された設定温度の補正値まで、段階的にかつ所
定時間が経過する毎に上昇して行く。したがって、快適
性を損なうことなく、冷え過ぎを防止することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1は空気調和機の制御系の概略を表す
ブロック図である。図において、Aは室内ユニット側、
Bは室外ユニット側を表し、1はリモコン信号の受光
部、2は室内温度を検出する温度検出センサ、3は室内
の湿度を検出する湿度検出センサ、4は温度検出センサ
2等からの入力信号に基づいて室内ファン5の運転制御
を行うと共に、室外ユニット側Bとの信号のやりとりを
行う室内側制御部、6は室外側制御部、7は室外側制御
部6に駆動制御されるインバータ部、8はインバータ制
御される圧縮機、9は室外ファン、10は室外温度を検出
する温度検出センサである。
【0007】ところで、室内側制御部4には図示はされ
てないが、図2に示されているような、冷房運転開始時
の室内温度Trと冷房運転の設定温度Tsとの温度差Δ
Tの大きさに対応させて区分設定されたカウント値
(4,3,2)を記憶している記憶部、温度差ΔTの区
分判定に利用される比較手段、30分経過する毎にカウ
ントダウンするカウンタCNT等々があり、利用者が例
えばリモコン操作により冷房運転の指示を行うと、室内
側制御部4は室内ファン5を、室外側制御部6は室外フ
ァン9をそれぞれ運転開始させる。この室内ファン5お
よび室外ファン9だけの運転は約1分間継続され、その
後で圧縮機8の運転が開始されるようになっているが、
この圧縮機8の運転開始前に室内側制御部4は温度検出
センサ2で検出される室内温度Trを得、この室内温度
Trと冷房運転の設定温度Tsとの温度差ΔTを算出し
て記憶部に記憶させるようになっている。そして、この
記憶部に記憶された温度差ΔTは就寝運転がセットされ
たとき、冷房運転の制御に利用されるようになってい
る。
【0008】図3はこの制御の様子を表している。図の
左側に示された冷房開始の時点から約1分間は既に説明
したように室内ファン5および室外ファン9だけの運転
がなされ、その間に温度検出センサ2により室内温度T
rが検出される。この室内温度Trは冷房運転開始前に
設定した設定温度Tsとの温度差ΔTを得るのに使用さ
れ、記憶部に温度差ΔTが記憶されると圧縮機8の運転
が開始され、室内温度Trは設定温度Ts に向かって降
下して行く。室内温度Trが設定温度Ts に達すると、
室外側制御部6は室内側制御部4からの信号を得て、室
内の温度が安定に推移するように圧縮機8を制御する。
もし、この冷房運転中にリモコン(図示せず)等の操作
により就寝運転がセットされると、先に説明した温度差
ΔTに対応する図2に示されるカウント値がカウンタC
NTにセットされる。すると、設定温度Ts は図3に示
されるように0.5℃アップされ、その後は30分経過
する毎に0.5℃ずつ段階的にアップされ、Ts+T℃
まで上昇させる制御を行うようになっている。
【0009】設定温度Tsの補正値T(℃)は本実施例
の場合、図2に示されているように3通りに区分され、
冷房運転開始時の室内温度Trから設定温度Tsを減じ
て得た温度差ΔTが、ΔT≧5℃の場合は設定温度Ts
の補正値Tを2℃とし、ΔTが5℃>ΔT≧3℃の場合
は設定温度Tsの補正値Tを1.5℃とし、ΔTが3℃
>ΔTの場合は設定温度Tsの補正値Tを1℃としてい
る。その理由は、冷房運転開始時の室内温度Trと設定
温度Tsとの温度差ΔTが大きければ大きい程、冷やし
過ぎとなる傾向が強いからである。したがって、図2に
示されたような補正値Tに基づいて、図3に示されたよ
うな制御を行えば就寝中の冷え過ぎが防止されることに
なる。
【0010】図4は以上説明した制御方法をフローチャ
ートで表したもので、冷房運転が開始されると、先ずス
テップST1では温度検出センサ2により初期室温Tr
を検出する。次のステップST2においてはステップS
T1で検出された初期室温Trと設定温度Tsとの温度
差ΔTを求め、この温度差ΔTを記憶部に記憶する。す
ると、圧縮機8は高速運転され、室温Trは設定温度T
sに近づいて行く。室温Trが設定温度Tsに近づくと
圧縮機8は低速で制御され、室温Trはほぼ一定とな
る。ステップST3では就寝運転(おやすみ運転)がセ
ットされたかどうかの判定が繰り返し実行され、就寝運
転がセットされると次のステップST4に進行する。
【0011】ステップST4では記憶部に記憶されてい
る初期室温Trと設定温度Tsとの温度差ΔTが5℃以
上になっているかどうかの判定がなされ、ΔTが5℃以
上であればステップST5に進めてカウンタCNTにカ
ウント値4をセットするが、ΔTが5℃未満であればス
テップST6に進める。このステップST6では初期室
温Trと設定温度Tsとの温度差ΔTが3℃以上になっ
ているかどうかの判定がなされ、ΔTが3℃以上であれ
ばステップST7に進めてカウンタCNTにカウント値
3をセットするが、ΔTが3℃未満であればステップS
T8に進めてカウンタCNTにカウント値2をセットす
る。
【0012】このようにして、ステップST5,ステッ
プST7,ステップST8の何れかに、図2に示される
ΔTの大きさに対応するカウント値がセットされるとス
テップST9に進行するが、このステップST9ではカ
ウンタCNTのカウント値が0になったかどうかの判定
がなされ、カウント値が0でなければステップST10に
進め、設定温度Tsを0.5℃アップする。すると、ス
テップST11ではタイマが動作を開始し、30分が経過
するまでステップST10で設定された設定温度Tsによ
る冷房運転がなされる。タイムアップすると次のステッ
プST12に進行し、カウンタCNTの値が一つだけ減ら
され、ステップST9に戻される。このようにしてステ
ップST9〜ステップST12の作業が繰り返し実行さ
れ、ステップST9において、カウント値が0になると
ステップST13に進行し、設定温度Tsの変更作業は終
了する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように制御される空気調和
機であるならば、就寝時に就寝運転をセットすることに
より、就寝中の室内温度を、冷房運転開始時の室内温度
と設定温度との温度差に対応する補正値まで段階的に上
昇させることができるので、就寝中の冷え過ぎがなくな
り、健康維持に寄与すると共に、消費電力も抑えられる
ので経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気調和機の制御系の概略を示
すブロック図である。
【図2】本発明の制御に適用される設定温度の補正値の
区分図である。
【図3】本発明の制御方法を示すタイムチャートであ
る。
【図4】本発明の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【図5】従来の制御方法を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 リモコン信号受光部 2 温度検出センサ 3 湿度検出センサ 4 室内側制御部 5 室内ファン 6 室外側制御部 7 インバータ部 8 圧縮機 9 室外ファン 10 温度検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 就寝後に冷房運転の設定温度を自動的に
    変更することのできる就寝運転の設定手段を備えてなる
    空気調和機において、冷房運転開始時に室内温度を検出
    し、その室内温度と設定温度との温度差を求めて記憶さ
    せておき、就寝運転がセットされたら、前記温度差に対
    応させて予め記憶された設定温度の補正値まで、前記設
    定温度を段階的に、かつ、所定時間が経過する毎に上昇
    させるようにしてなることを特徴とする空気調和機の制
    御方法。
  2. 【請求項2】 前記温度差が大のときは、前記設定温度
    の補正値を大にし、前記温度差が小のときは、前記設定
    温度の補正値を小にしてなる請求項1記載の空気調和機
    の制御方法。
JP3260011A 1991-10-08 1991-10-08 空気調和機の制御方法 Pending JPH0599472A (ja)

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