JPS60150262A - デイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［産業上の利用分野］ 本発明は１例えばコンパクトディスクプレーヤに適用す
るのに最適なディスクプレーヤであって、特に、ディス
クをディスクトレー上に水平に載置した状態でそのディ
スクトレーなプレーヤ本体に設けられた前面開口からプ
レーヤ本体内に水平に引込んだ後、そのディスクトレー
な下方に平行移動させ℃上記ディスクをターンテーブル
上に水平に装着させるように構成したディスクプレーヤ
に関するものである。 ［背景技術とその問題点〕 周知の如（、コンパクトディスクプレーヤに使用される
コンパクトディスクは直径が１２ｃｍと非常に小さいに
も拘わらず長時間の再生が可能である。従ってコンパク
トディスクプレーヤはアウトドア指向やカーステレオ化
に好適であり、近時コンパクトディスクプレーヤの薄型
化や小型化が大巾に促進されつつある。 しかしてこの際、コンパクトディスクをディスクトレー
上に載置してプレーヤ本体の前面開口からプレーヤ本体
内に水平に引込むようにした水平ローディング方式めコ
ンパクトディスクプレーヤの薄型化や小型化を図る上で
次の事が問題となる。 即ち、先ず、プレーヤ本体の奥行寸法の縮小に伴い、前
面開口からプレーヤ本体外へのディスクトレーの引出し
倉が制限される。この結果、ディスクトレー上に載置さ
れるコンパクトディスクをその全直径が前面開口から□
プレーヤ本体外に露呈される状態に引出丁ことが出来な
（なり、ディスクトレーなプレーヤ本体外にいっばいに
引出しても、コンパクトディスクの一部が前面開口から
プレーヤ本体内に挿入されたま＼の状態に残されてしま
うことになる。次に、プレーヤ本体の高さ寸法の縮小に
伴い、前面開口の上下寸法が制限されてしまい、ディス
クトレー上のディスクとプレーヤ本体の前面開口の上縁
との間の隙間が非常に小さくなってしまう。 以上の結果、ローディングに先立ってディスクトレー上
にコンパクトディスクを水平にセットする際及びエジェ
クト後にディスクトレー上からコンパクトディスクをリ
セットする際のディスクトレー上に対するコンパクトデ
ィスクの着脱操作時に、上記の如く非常に小さな隙間か
らコンパクトディスクの一部を斜めに出し入れしなけれ
ばならず、その着脱操作は非常に不便になってしまう。 しかもそのコンパクトディスクの斜めの出し入れ操作は
非常に慎重に行５必要があり、その斜めの出し入れ操作
中にコンパクトディスクを前面開口の上縁やディスクト
レー上に強くこすりつけるようなことかめると、コンパ
クトディスクが傷つけられてしまう危険がある。 〔発明の目的〕 本発明は、上述の如き実状に鑑み発明されたものであっ
て、ディスクプレーヤの大巾な薄型化及び小型化を図り
ながら、なおかつディスクトレー上に対するディスクの
着脱操作を極めて容易に行えるようにしたものを提供し
ようとするものである。 ［発明の１ａ費］ 本発明は、前述した水平ローディング方式のディスクプ
レーヤにおいて、上記ディスクトレーを上記前面開口か
ら上記プレーヤ本体外に引出した時、そのディスクトレ
ーな下方に平行移動させる機構を設けたことを特徴とす
るディスクプレーヤである。 このように構成された本発明によれば、ディスクトレー
な前面開口からプレーヤ本体外に引出した時に、そのデ
ィスクトレーを下方に平行移動させて、そのディスクト
レー上のディスク載置面とプレーヤ本体の前面開口の上
縁との間の隙間を下方に大きく拡大させることが出来る
ので、ディスクプレーヤの大巾な薄型化及び小型化を図
りながら、なおかつディスクトレー上に対するディスク
の着脱操作を、上記の如く下方に大きく拡大された隙間
を利用して極めて容易に行うことが出来る◎［実施例〕 以下１本発明を適用したコンパクトディスクプレーヤの
実施例を図面に基づき説明する。 先ス、第１図において、コンパクトディスク（以下単に
ディスクと記載する）】の直会は周知の如（１２ｃｍで
ある。これに対し℃コンパクトディスクプレーヤ（以下
単にディスクプレーヤと記載する〕２のプレーヤ本体３
は大巾な薄型化及び小型化が図られていて、そのプレー
ヤ本体３は実行寸法ＩＮが３３　ｃｍ前後、高さ寸法り
、が４　ｃｍ前後の小寸法に構成されている。そしてプ
レーヤ本体３の前面壁３ａに前面開口４が設けられ、デ
ィスクＪを水平に載置してプレーヤ本体３内に水平にロ
ーディングする為のディスクトレー５及びトレーキャリ
ヤ６が前面開口４からプレーヤ本体３内に矢印ａ及びｂ
で示した水平方向に出入り自在に設けられている。 なお、プレーヤ本体３の上面壁３ｂの前端部には、例え
ばフェザ−タッチスイッチにて構成されたローディング
・エジェクトスイッチ７、再生・ポーズスイッチ８．早
送りスイッチ９．早戻しスイッチ】０及び表示部

【時計
、モード、演奏曲の番地等を表示する）１１等が設けら
れている。 そして、このディスクプレーヤ２では、ディスク】をデ
ィスクトレー５上に水平にセットした後。 ローディング・エジェクトスイッチ７をオンにすると、
トレーキャリヤ６によってディスクトレー５が前面開口
４ρ）らプレーヤ本体３内に水平にローディングされる
。そしてこの後、再生・ポーズスイッチ８をオンすると
、ディスク】の再生が行ねれるが、この際、再生・ポー
ズスイッチ８をオンした後引き続いて早送りスイッチ９
をオンすると、ディスク１の早送りによる一発選曲が行
われ、また再生・ポーズスイッチ８をオンした後引き続
いて早戻しスイッチ１０をオンすると、ディスク１の早
戻しによる一発選曲が行われるよ５になされている。な
お再生後にローディング・エジェクトスイッチ７をオン
すると、トレーキャリヤ６によってディスクトレー５が
前面開口４からプレーヤ本体３外に水平にエジェクトさ
れる。 次に、ディスク１のローディング・エジェクト機構の第
１実施例とそれに関連された機構を第２図〜第ＪＯＢ図
によって説明する。 先ず、第２図に示す如（１デイスクトレー５の水平板１
４の上面にはディスク１を水平に載置して位置決めする
為の円形の凹部］５が形成されている。なおこの凹部１
５の中央部から後部−横側方にかけて開口１６が設けら
れている。そしてこのディスクトレー（５）は第４Ａ図
及び第４Ｂ図に示す如く断面はソコ形に形成されていて
、水平板１４から垂下された左石側面板１７ａ、“１７
ｂの前後両端近傍部には各一対の傾斜ガイド１８が設け
られている。な２これらの傾斜ガイド】８は長孔にて形
成されており、かつこれらの傾斜ガイド１８は夫々後方
上方に向って同一角度に傾斜されている。また一方の側
面板１７ａの後端には傾斜ガイド１８と平行な傾斜ラッ
ク１９が一体に設けられている。なおこのディスクトレ
ー５は合成樹脂にて一体成形されてｐす、必要に応じて
板金材等にて補強される。そしてこのディスクトレー５
を合成樹脂にて一体成形することによって前記傾斜ラッ
ク１９を極めて容易に形成することが出来る。 次に、第２図に示″′ｒＴ１口く、トレーキャリヤ６の
水平板２】の前端にはプレーヤ本体３の前面開口４ｙ！
−開閉する為の蓋２２が垂直状に一体成形されている。 なおこの水平板２１にもディスクトレー５の開口】６に
対向された開口２３が設けられている。そしてこのトレ
ーキャリヤ６も第４Ａ図及び第４Ｂ図に示す如（断面は
ｙコ形に形成されていて、水平板２］から垂下された左
右側面板２４８％　２４ｂの前後両端近傍部には各一対
のガイドピン２５が取付けられている。また一方の側面
板２４ａの後端近傍部にはビニオン２６が回転自在に取
付けられている。また水平板２１の下部で一方の側面板
２４ａの近傍位置には前後方向に延出された水平ガイド
軸２７と水平ランク２８とが取付けられている。また他
方の側面板２４ｂの後端近傍部には第８図に示す如く上
下一対のガイドローラ２９ａ、２９ｂが回転自在に取付
けられている。なお下部のガイドローラ２９ｂは側面板
２４ｂに支点ピン３０を中心として回動自在に取付げら
れた回動板３１に枢支されており、回動板３１はばね３
２によって矢印Ｃ方向に回動附勢されている。 次に、第３Ａ図〜第６Ｄ図に示す如（、ディスクトレー
５がトレーキャリヤ６上に水平に重ねられ％４つのガイ
ドピン２５が４つの傾斜ガイド１８内に夫々係合されて
いる。またピニオン２６の上部も傾斜ラック］９に係合
されている。一方、トレーキャリヤ６は前記プレーヤ本
体３内に設けられた水平ガイド軸受３４と水平ガイドレ
ール３５とによって水平に支持されている。 即ち、第３．Ａ図〜第４Ｂ図及び帛７図に示す如（、プ
レーヤ本体３の左石側面壁３６ａ、３６ｂのうち、一方
の側面壁３６　ａの内側でかつ前記前面開口４の近傍位
置に水平ガイド軸受３４が固着されており、この水平ガ
イド軸受３４に水平状に設けられた軸挿通孔３７に水平
ガイド軸２７が挿通されている。また他方の側面壁３６
ｂ（７）内面に水平ガイドレール３５が一体に設けられ
ていて、この水平ガイドレール３５の上下両面に上下両
ガイドローラ２９ａ、２９ｂが係合されている。従って
、トレーキャリヤ６は上部にディスクトレー５を載置し
た状態で、水平ガイド軸２７と水平ガイドレール３５と
によって案内されて水平移動されるように構成されてい
る。なおこの際、第８図に示す如（ばね３２の力によっ
て上下両ガイドローラ２９ａ、２９ｂが水平ガイドレー
ル３５を上下から弾性的に挾みつけているので、水平ガ
イドレール３５に対するトレーキャリヤ６のガタッキが
抑えられて、トレーキャリヤ６はスムーズに水平移動す
ることが出来る。 次に、第３Ａ図〜第４Ｂ図に示す如く、プレーヤ本体３
内にはローディング・エジェクト駆動用モータ３８と、
ウオームとウオームホイルとからなるウオームギヤ３９
を有する減速駆動機構を介してモータ３８にて回転駆動
されるピニオン４゜とが取付けられている。そしてピニ
オン４０がトレーキャリヤ６の水平ラック２８に係合さ
れていて、モータ３８の正逆回転駆動により、ピニオン
４０によって水平ランク２８が駆動されて、トレーキャ
リヤ６が水平に移動されるように構成されている。 また、＃！２図及び第７図に示す如く、ディスクトレー
５の水平板１４とトレーキャリヤ６の水平板２】との一
部に夫々設けられた一対のばね係止部４１．４２間にば
ね４３が前後方向に架は渡されてい′ｃ、このばね４３
の力によってディスクトレー５がトレーキャリヤ６の後
方ｔｉｌｌ（矢印ａ方向）に移動附勢されている。なお
はね４３はトレーキャリヤ６の水平板２１に設けられた
長孔４４内に挿入されている。 なお、Ｍ６Ａ図に示す如（、トレーキャリヤ６が前面開
口４からプレーヤ本体３外に水平に引出されて停止され
る直前に前記ピニオン２６の下部が係合されてそのピニ
オン２６’！に回転駆動する水平ラック４６がプレーヤ
本体３内に固溜され℃いる。なおこの水平ラック４６は
前後方向に短（構成されたものでめって、第４Ａ図及び
第４Ｂ図に示す如く水平ガイド軸受３４の一側部に一体
成形されている。 また、第６Ｄ図に示す如（、トレーキャリヤ６がプレー
ヤ本体３内に水平に引込まれ王停止される直前に後述す
るクランパーを下降駆動する為のピンＩ７がトレーキャ
リヤ６の一方の側面板２４ａの後端部に取付けられ℃い
る。 次に、第５Ａ図〜第５Ｄ図に示す如く、プレーヤ本体３
内のはソ中央位置にはターンテーブル５１が水平状に配
置されている。このターンテーブル５］は駆動用モータ
５２のモータ軸５３の上端に取付けられていて、そのモ
ータ５２によって水平に回転駆動されるように構成され
ている。またそのターンテーブル５１の上方位置にはク
ランパー５４が昇降自在に配置されている。このクラン
パー５４は第３Ａ図、第３Ｂ図及び第９図に示す如（昇
降アーム５５の先端の下部に支軸５６を介して回転自在
に取付けられている。そして昇降アーム５５の他端はプ
レーヤ本体３の後面壁５７の一端側の内側に水平な支点
軸５８を介して上下方向に揺動自在に取付けられていて
、ばね５９によって下方（第９図で矢印ｄ方向）に回動
附勢されている。一方、プレーヤ本体３の一方の側面壁
３６ａの内面には支点ビン６０を介して制御板６Ｊが上
下方向に回動自在に取付けられており。 その制御板６】の上端６１ａに一体に設けられた突起６
２上に昇降アーム５５の一部に一体に設けられた突起６
３が載置されている。そして制御板６１の下端６１ｂと
後面壁５７とに設げられたばね係止部６４．６５間にば
ね６６が斜め上下方向に架は渡されていて、このばね６
６の力によって制御板６】が第９図で矢印ｅ方向に回動
附勢され。 この制御板６】によって鉤突起６２．６３を介して昇降
アーム５５が上方（第９図で矢ｆ４ｆ方向）に回動附勢
されている。なお制御板６】は一方の側面壁３６ａの内
面に城付けられたストッパー６７に当接されて矢印ｅ方
向の回動を規制されている。 次に、第３Ａ図及び第３Ｂ図に示す如（１プレ一ヤ本体
３内の後端側の一側部には前記ディスク１の読み取り再
生用の光学ピックアップ装置６９が配置されている。周
知の如く、この光学ピックアップ装置６９にはレーザビ
ームをディスク］の下面の記録トラックに照射集光する
為の対物レンズ７０及びその２軸駆動デバイス７１等を
有していて、一対の平行ガイド軸７２によって案内され
てディスク１０半径方向（矢印ｇ方向〕に水平移動され
るように構成されている。但しこの際１．光学ピツクア
ツプ装置６９′（Ｉ−プレーヤ本体３の側面壁３６ｂ及
び後面壁５７に対してはソ４５°の角度θ１に傾余Ｆさ
れた基準線Ｐ１に沿ってディスク】の半径方向（矢印ｇ
方向）に水平移動させるように構成している。この結果
、対物レンズ７ｏがディスク１の最外周の記録トラック
位置へ移動された時に。 その光学ピックアップ装置６９を側面Ｍ３６ｂと後面壁
５７とのコーナ部分７３へ移動させるようにして、その
光学ピックアップ装置６９が占めるデッドスペースによ
ってプレーヤ本体３の奥行き寸法１．が大き（なること
が防止されている。 次に、ディスク］のローディング動作を説明する。 先ず、第６Ａ図に示す如（、ローディング動作開始前に
おいては、トレーキャリヤ６が前面開口４からプレーヤ
本体３外に所定の引出し量！、で矢印す方向に水平に引
出されている。そしてそのトレーキャリヤ６上のディス
クトレー５はそのトレーキャリヤ６に対して各傾斜ガイ
ド１８と平行に、その引出し方向（矢印す方向〕に向っ
て斜め下方（矢印直方向）に平行移動（下降）されてい
る。 但し、ディスクトレー５全体をプレーヤ本体３外に引出
すことは出来ず、そのディスクトレー５の後端部５ａは
プレーヤ本体３内に長さ２８分だけ挿入された状態に残
されている。なおこのｐ−ディング動作開始前において
は、第６Ａ図及び第１０Ａ図に示す如く、ピニオン２６
の上部が傾斜ラック、１９の上端１９ａに係合されてお
ｏｌかっピニオン２６の下部が水平ラック４６の前端位
置に係合されている。また第６Ａ図に示す如（、各ガイ
ドピン２５は各傾斜ガイド１８の上端１８ａへ移動され
ている。また第７図に示す如く、はね４３は引き伸ばさ
れており、トレーキャリヤ６の水平ガイド＠２７の後端
支持部７５が水平ガイド軸受３４の後面に当接されて、
トレーキャリヤ６の引出し位置が規制されている。 そこで次に、第５Ａ図に実線で示す如（、ディスク１を
ディスクトレー５の凹部１５内に挿入してその底面１５
ａ上に水平に位置決めした状態にセットする。なおこの
際には％第５Ａ図に１点鎖線で示す如（、ディスク１の
一部ン前面開ロ４からプレーヤ本体３円に矢印ｊ方向か
ら斜め下方に　−挿入した後、そのディスク１を矢印に
方向に回動させるよ５ｖｃ、シて凹部１５内に水平に挿
入させる。 以上の如く、ディスク１をディスクトレー５上に水平に
セットした後、第１図に示されたロー、ディング・エジ
ェクトスイッチ７ｙ３１′オンすると、第３Ａ図に示す
如く、モータ３８が正回転駆動されて、そのモータ３８
によりウオームギヤ３９を介してピニオン４０が矢印ｎ
方向に回転駆動される。 すると水平ラック２８を介してトレーキャリヤ６が矢印
ａ方向に駆動されて、水平ガイド軸２７及び水平ガイド
レール３５にて案内されながらトレーキャリヤ６が第５
Ｂ図及び第６Ｂ図に示す如く矢印ａ方向に水平に引込ま
れる。 しかしてこの際、トレーキャリヤ６が第６Ａ図に示され
た引出し位置ρ）ら第６Ｂ図に示された位置まで矢印ａ
方向に所定距離１４分水平移動される間に、ディスクト
レー５がトレーキャリヤ６に対して各傾斜ガイド１８と
平行に、その引込み方向（矢印ａ方向）に向って斜め上
方（矢印ｎ方向〕に平行移動（上昇）される。即ち、ト
レーキャリヤ６の矢印ａ方向への水平移動に伴い％第１
ＯＡ進行される。するとそのピニオン２６の矢印０方向
の自転力によって傾斜ラック】９が矢印ｎ　方向に駆動
され、それと第７図に示されたばね４３の力によるトレ
ーキャリヤ６に対するディスクトレー５の矢印ａ方向へ
の引張り作用との共働作用によｎｂＭ６ｓ図に実線で示
す如く、ディスクトレー５がトレーキャリヤ６に対して
斜め上方（矢印ｎ方向）に平行移動（上昇）される。な
お第６Ｂ図に示す如く、ディスクトレー５の矢印ｎ方向
への平行移動により、ｑ！ｒガイドピン２５が各傾斜ガ
イド】８の下端１８ｂへ移動されると共に、ピニオン２
６の上部が傾斜ラック１９の下端１９ｂへ移動される。 そしてこの後のトレーキャリヤ６の引き続きの矢印ａ方
向への水平引込みに伴い第６Ｂ図に示す如くピニオン２
６の下部は水平ラック４６から離脱される。 そしてこのディスクトレー５の矢印ｎ方向への平行移動
（上昇）により、第６Ｂ図に示す如（、そのディスクト
レー５の後端部５ｂがトレーキャリヤ６の後端部６ａか
ら矢印ａ方向に所定長さ！。 に突出されると共に、第４Ａ図及び第５Ｂ図に示す如く
、ディスクトレー５がトレーキャリヤ６の上面に所定高
さり、に上昇される。そしてこの結果。 第５Ｂ図に示す如（、ディスクトレー５上のディスク１
がターンテーブル５］とクランパー５４との中間位置ま
で上昇される。 そしてトレーキャリヤ６が引き続いて矢印ａ方向に水平
に引込まれることによって、ディスク】がターンテーブ
ル５１とクランパー５５との間へ水平に引込まれる。そ
して第５Ｃ図に示す如く、ディスク１のセンタ一孔１ａ
の中心がターンテーブル５１のセンターピン５１ａの中
心と一致する位＆までディスク１が矢印ａ方向に水平に
引込まれた時に、第６Ｃ図に示す如く、ディスクトレー
５の後端部５ａがプレーヤ本体３の後Ｗｒｉ壁５７に肖
接されて、ディスクトレー５はその位置にて停止される
。 そしてこのディスクトレー５の停Ｊｔ後も、トレーキャ
リヤ６は第６Ｄ図に示す位置まで第６Ｃ図に示された所
定長さ１６分だけ引き続いて矢印ａ方向に水平に引込ま
れる。するとこの際、第６Ｄ図に示す如（、各ガイドピ
ン２５が谷仙斜ガイド］８の上１４ｉ１８　ａへ移動さ
れ、その時の各傾斜ガイド１８による案内作用により、
ディスクトレー５が矢印ｑ方向に垂直に平行移動（下降
）される。 即ちこの際には、ディスクトレー５は、トレーキャリヤ
６の矢印ａ方向への移動に伴い、そのトレーキャリヤ６
に対して上記矢印ａ方向とは反対方向に向って斜め下方
（矢印ｉ方向）に平行移動されることになり、実際上は
、上記矢印ａ方向とは反対方向の移動成分がトレーキャ
リヤ６の矢印ａ方向の移動成分によってキャンセルされ
て、ディスクトレー５は矢印ｑ方向に垂直に平行移＃（
下降）されることになる。なおこの時に、第７図に示さ
れたばね４３は内び引き伸ばされる。 そしてこのディスクトレー５の矢印ｑ方向への平行移動
（下降）により、第４Ｂ図及び第５Ｄ図に示す如く、デ
ィスクトレー５上のディスク１が下降されてターンテー
ブル５１上に水平に装着されて、そのディスク１のセン
タ一孔ｌａがターンテーブル５１のセンターピン５］ａ
に係合される。 なおこの際、ディスクトレー５が最下降位置に達する直
前にディスク１がターンテーブル５】上に装着される為
、第５Ｄ図に示す如く、ディスクトレー５が最下降位置
に達した状態では、ディスク１はディスクトレー５の凹
部】５の底面１５ａより上方に所定高さｈｌだけ浮き上
げられて、そのディスク１の回転が自由となる。 以上により、トレーキャリヤ６がプレーヤ本体３内に完
全に引き込まれ、第５Ｄ図に示す如（、そのトレーキャ
リヤ６の前端の蓋２２によってプレーヤ本体３の前面開
口４が閉蓋される。 一方この際、トレーキャリヤ６が第６Ｃ図に示された位
置から所定長さ１６分だけ引き続いて矢印ａ方向に水平
に引込まれる間に、第９図に実線で示す如り、トレーキ
ャリヤ６のピン４７か制御板６］の下端６１ｂＫ当接し
て、そのピン４７が第９図に１点鎖線で示す位置まで制
御ｆｉ６］を矢印ａ方向に押す。すると第９図に】点鎖
線で示す如く、制御板６１がばね６６に抗して矢印ｒ方
向に回動され、昇降アーム５５がばね５９によって矢印
ｄ方向に回動されて、クランパー５４が下降される。そ
して第５Ｄ図に示す如く、クランパー５４がはね５９の
力によってディスク】を上方から押圧して、そのディス
ク１ケターンテーブル５１上に固定する。 以上により、ディスク】のローディング動作カ完了し、
トレーキャリヤ６の第６Ｄ図に示された引込み完了位置
がセンサー（１示せず〕によって検出されて、モータ３
８が停止され、トレーキャリヤ６はその引込み完了位置
にて停止される。なおｉ３Ｂ図に示す如く、モータ３８
によるピニオン４０の減速駆動機構中にブし在されたウ
オームギヤ３９のウオームとウオームホイルとによるセ
ルフロック機能により、トレーキャリヤ６は上記停止位
置にてそのま＼ロックされる。 次に１以上の如きディスク】のローディング動作の完了
後に、第１図に示された再生・ポーズスイッチ８等がオ
ンされると、モータ５２が作動され、ターンテーブル５
１によってディスク１が回転駆動されると共に、第３Ｂ
図に示す如く、光学ピックアップ装置６９がディスク１
０半径方向（矢印ｇ方向）に移動制御されて、その対物
レンズ７０からディスクｊの下面の記録トラックに照射
集光されるレーザビームによって、ディスク１の所望の
読み取り再生が行われることになる。 次に、ディスク１のエジェクト動作を説明する。 ディスク１の所望の再生後に、第１図に示されたローデ
ィング・エジェクトスイッチ７をオンすると、第３Ｂ図
に示す如く、モータ３８が逆回転駆動されて、そのモー
タ３８によりウオームギヤ３９を介してピニオン４０が
矢印Ｓ方向に回転駆動される。するとローディング時の
逆動作で、トレーキャリヤ６が矢印す方向に水平に引出
される。 即ち、エジェクト動作は全てローディング動作の逆動作
であり、先ず、トレーキャリヤ６が第６Ｄ図に示された
位置から第６Ｃ図に示された位置まで所定長さ！、だげ
矢印す方向に水平に引出される間に、第９図に実線で示
す如（、トレーキャリヤ６のピン４７が制御板６］の下
端６］ｂから矢印す方向に離脱される。そして制御板６
】がばね６６によって矢印ｅ方向に回動されて、両突起
６２．６３Ｙ介して昇降アーム５５が上方に押され、こ
の昇降アーム５５がばね５９に抗して矢印ｆ方向に同動
されて、クランパー５４が第５Ｃ図に示された位置へ上
昇される。 また、この間に、第６Ｃ図に示す如く、第７図に示され
たばね４３の力によって、ディスクトレー５が矢印を方
向に平行移動（上昇）されて、ディスク…が第５Ｃ図に
示す如くそのディスクトレー５の凹部】５の円に再び収
容されてターンテーブル５】の上方に持ち上げられる。 次に、引き続いてトレーギヤ・リヤ６が第６Ｃ図に示さ
れた位置から第６Ａ図に示された引出し位置まで矢印す
方向に水平に引出されて、ディスクトレー５によってデ
ィスク１が前面開口４から第５Ａ図に示されたプレーヤ
本体３外の引出し位置へ水平に引出される。 しかしてこの際、トレーキャリヤ６が第６Ｂ図に示され
た位置まで矢印す方向に水平に引出された後に、第１０
８図に示す如（、ピニオン２６の下部が固定の水平ラッ
ク４６の後端位置へ係合される。そしてトレーキャリヤ
６が第６Ｂ図に示された位置から第６Ａ図に示された引
出し位置まで矢印す方向に所定距＊／４分水平に引出さ
れる間に、ピニオン２６が第１０Ａ図及び第１０Ｂ図に
示す如（、水平ラック４６上を転動して、矢印Ｕ方向に
自転されながら矢印す方向に進行される。 そしてこの際には、ローディング時の逆に、ピニオン２
６の自転力によって傾斜ラック１９が矢印Ｉ方向に駆動
され、第６Ａ図に示す如く、ディスクトレー５がトレー
キャリヤ６に対して％傾斜ガイド１８と平行に、その引
出し方向（矢印す方向］に向って斜め下方（矢印１方向
）に平行移動（下降）される。なおこの時に、第７図に
示されたばね４３は再び引き伸ばされる。 以上により、ディスク１のエジェクト動作が完了し、ト
レーキャリヤ６はＭ７図に示す如く水平ガイド軸２７の
後端支持部７５によって水平ガイド軸受３４の後面に当
接されて停止されると共に、そのトレーキャリヤ６の引
出し完了位置がセンサー

【図示せずノによって検出され
てモータ３８が停止される。 以上要するに、このディスクプレーヤ２においては、第
５Ａ図に示す如く、ディスク１をディスクトレー５によ
って前面開口４からプレーヤ本体３外の引出し位置へ矢
印す方向から水平に引出してエジェクトする際、第６Ａ
図に示′″ｒ如く、トレーキャリヤ６が引出し完了位置
に矢印す方向から水平に引出されて停止される直前に、
ディスクトレー５をトレーキャリヤ“６に対してそめ引
出し方向（矢印す方向〕に向って斜め下方（矢印量方向
）に平行移動（下降）させるように構成したものである
。 従って、ディスク】のエジェクト完了状態では。 第５Ａ図に示す如く、ディスクトレー５上のディスク載
置面でめる凹部１５の紙面１５ａが、プレ−ヤ本体３の
前面開口４の上縁４ａに対して充分に低い位置へ引下げ
られていて、その底面１５ａと上９４ｍとの間の隙間７
６の上下寸法り、は下方に充分に大きく拡大されている
。この結果、このディスクＪのエジェクト後に、第５Ａ
図に１点鎖線で示す如く、ディスクトレー５上のディス
ク１を矢印Ｖ方向に回動させてから矢印Ｗ方向に向けて
斜め上方に抜取るようにリセットする際の、ディスク１
の最大回動角θ、な非常に太き（取ることが出来る。そ
してこのことから、ローディングに先立ってディスク１
をディスクトレー５上に水平にセットする際及びエジェ
クト後にディスクトレー５上からディスク］をリセット
する際のディスクトレー５上に対するディスク１０着脱
縁作を極めて容易に行える。 また、第６Ａ図に示す如く、ディスクトレー５をその引
出し方向である矢印す方向に進行させながら斜め下方向
である矢印ｎ方向に平行移動させるように構成したこと
によって、プレーヤ本体３外へのトレーキャリヤ６の引
出し：ｆｉ／ｌＹ比較的小さく抑えながら、ディスクト
レー５をプレーヤ本体３外に最大限に大きく引出すこと
が出来る。この結果、ディスクトレー５及びトレーキャ
リヤ６の全長寸法１６に：＆めて小さくすることが出来
て、プレーヤ本体３の奥行き寸法！、をディスク１の直
径（１２ｃｍ）に非常に近い１３ｃｍ前後に縮小するこ
とに成功している。 次に、ディスク】のローディング・エジェクト機構の第
２実施例を第１１Ａ図及び第１１８図によって説明する
。 この場合は、ディスクトレー５をトレーキャリヤ６上に
に石一対の平行回連リンクｍｓ”ｒ用いて前述した斜め
上下方向（矢印ｉ及びｎ方向）に昇降自在に堰付けたも
のである。即ち、左石各一対の平行リンク７８ａ、７８
ｂの下端がトレーキャリヤ６の左右側面板２４ａ、２４
ｂに夫々支点ピン７９ａ、７９ｂＹ介して（ロ）動自在
に枢支され。 これら各一対の平行リンク７８８％７８ｂの上端がディ
スクトレー５の左石側面板１７ａ、１７ｂに夫々支点ピ
ンｓｏａ、８０ｂを介して回動自在に枢支されている。 そして一方の平行リンク７８ａに設けられたばね係止部
８１とトレーキャリヤ６の左右側面板２４ａ、２４ｂに
設けられたばね係止部８２との間に架は渡されたばね８
３の力によって各一対の平行リンク７８　ａ　４７８　
ｂが第１１Ａ図で矢印Ｘ方向に回動附勢されている。な
お−万の平行リンク７８ａには支点ピン７９ａより下方
に延出されたアーム８４が一体に設げられており、第１
１Ａ図に示す如く左石側面板２４ａに設けられたストッ
パー８５にこのアーム８４が当接されて矢印Ｘ方向の回
動が規制される。 従ってこの場合には、前述したディスク】のエジェクト
動作時におい″Ｃ，第１１Ａ図に示す如く、トレーキャ
リヤ６が前面開口４からプレーヤ本体３外に矢印す方向
に水平に引出される際には、ばね８３の力によって各一
対の平行リンク７８ａ１７８ｂが矢印Ｘ方向に回動され
ていて、ディスクトレー５はトレーキャリヤ６に対する
斜め上方（矢印ｎ方向ンに所定高さり、に平行移動（上
昇〕されたま＼の状態でトレーキャリヤ６によって水平
に引出される〇 そしてトレーキャリヤ６が１ｌｌＢ図に示された引出し
完了位置に達する直前に、一方の平行リンク７８ａのア
ーム８４がプレーヤ本体３に設けられたストッパー８６
に当接されることによって、ばね８３に抗して各一対の
平行リンク７８ａ％７８ｂが８１１８図に示す如（矢印
Ｘ方向に回動される。この結果、第１１８図に示す如＜
、トレーキャリヤ６が引出し完了位置に達する直前に。 ディスクトレー５がトレーキャリヤ６に対してその引出
し方向（矢印す方向〕に向って斜め下方（矢印ｎ方向）
に平行移動（下ｎ）される。そしてこのディスクトレー
５の矢印ｎ方向への平行移動（下降）により、ｇｌｌＢ
図に示す如（前述した隙間７６の上下寸法り、が大き（
拡大されることになる。 以上本発明の実施例に付き述べたが、本発明は実施例に
限定されることな（１本発明の技術的思想に基づき’Ｓ
種有効な変更が可能である。 【応用例］ 本発明は、コンパクトディスクプレーヤ以外にも、各種
のオーディオディスクやビデオディスクを用いる各種の
ディスクプレーヤに適用可能である。 〔発明の効果〕 本発明は上述した如く、ディスクのエジェクト時におい
て、ディスクトレーな前面開口からプレーヤ本体外に引
出した時に、そのディスクトレーン下方に平行移動させ
て、そのディスクトレー上のディスク載置面とプレーヤ
本体の前面開口の上級との間の隙間ケ下方に太き（拡大
させることが出来る。従つエディスフプレーヤの大巾な
薄型化及び小型化によって、プレーヤ本体外へのディス
クトレーの引出し量が制限されて、ディスクをその全直
径が前面開口からプレーヤ本体外に露呈される状態に引
出すことが出来なくなり、かつまた前面開口の上下寸法
が制限されてしまって、ディスクトレー上のディスクと
プレーヤ本体の前面開口の上縁との間の隙間が非常に小
さくなってしまうものであっても、ディスクトレー上に
対するディスクの着脱操作を、上記の如く下方に大きく
拡大された隙間を利用して極めて容易に行うことが出来
る。そしてこのことにより、ディスクプレーヤのより一
層の薄型化及び小型化を図ることが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明をコンパクトディスクプレーヤに適用した
実施例を示したものであって１ＭＪ図は全体の斜視図で
ある。第２図〜第１０Ｂ図はディスクのローディング・
エジェクト機構の第］実施例とそれ°に関連きれた機構
を示１−にものであり。 第２図はディスクトレーとトレーキャリヤの分解斜視図
、第３Ａ図及び第３Ｂ図はディスクトレーの引出し状態
と引込み状態とを示した一部切久き　′平面図、第４Ａ
図は第３Ａ図ＩＶ　Ａ　−ｍＶ　Ａ線矢視の断面図、第
４Ｂ図は第３Ｂ図ＩＶＢ−ＩＶＢ！矢視の断面図、第５
Ａ図〜第５Ｄ図はディスクのローディング及びエジェク
ト動作を説明する断面図、第６Ａ図〜第６Ｄ図は第５Ａ
図〜第５Ｄ図に対応さレタディスクトレー及びトレーキ
ャリヤの移動状況を説明する側面図、第７図は第３Ａ図
■−■線矢視の断面図、第８図は第３Ａ図■−鴇線矢視
の拡大断面図、第９図はクランパーの昇降機構を説明す
る側面図、第１０Ａ図及び第ＪＯＢ図はディスクトレー
のトレーキャリヤに対する斜め上下方向の駆動を説明す
る要部の拡大側面図である。第１１Ａ図及び第１１Ｂ図
はディスクのローディング・エジェクト機構の第２実施
例を示した断面図である。 また図面に用いられた符号において。 １φ・・・ｅ・・・・・コンパクトディスク２・・・・
・・・・・・コンパクトディスクプレーヤ３・・・・・
・・・・・プレーヤ本体 ４・・・・・・・・・・前面開口 ５・・・・・・・・・・ディスクトレーである。 代理人　上屋　勝 常　包　芳　男 ３３１ 特開昭ＧＯ−１５０２６２（１３） 特開昭ＧＯ−１５０２６２（１５）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスクをディスクトレー上に水平に載置した状態でそ
   のディスクトレーをプレーヤ本体に設けられた前面開口
   からプレーヤ本体内に水平に引込んだ後、そのディスク
   トレーを下方に平行移動させて上記ディスクをターンテ
   ーブル上に水平に装着させるようＫＩ１１！成したディ
   スクプレーヤにおいて、上記ディスクトレーを上記前面
   開口から上記プレーヤ本体外に引出した時、そのディス
   クトレーを下方に平行移動させる機構を設けたことケ特
   徴とするディスクプレーヤ。