JPS60142358A - 紙処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子写真複写機、印刷機等の紙の移動を制御し
て転写領域に適切に整列させる紙処理装置に関する。さ
らに具体的には本発明は電子写真装置のトナーを帯びた
静電潜像に整列及び同期する様に複写紙を移動させる装
置に関する。

［従来技術］ 従来の電子写真もしくは静電写真装置においては１紙も
しくは複写紙が供給源から取出され、機械的ゲートに供
給されて、ここで待機する。そして複写紙は、移動光導
電体上の像領域と一致するように転写領域に送り込まれ
る。代表的には、ゲートの付勢は機械的カム及びスイッ
チ等によって制御される。そして複写紙は転写コロナを
通過する像領域と整列する様にピンチ・ローラによって
駆動Ｃれる。又ピンチ・ローラの紙を移動させる速度は
光導電体を含むドラムもしくはベラ１〜と同じ速度であ
る。

成る紙送り構造体はディジタル回路を使用して像位置を
モニタし、機械的解放ゲート及びピンチ・ローラ駆動装
置の動作を制御している。一つの例はヱ９８０年刊ＩＢ
Ｍ　ＴＥＣＨＮＩＣＡＬ　ＤＩＳＣＬＯ８ＵＲＥ　ＢＵ
ＬＬＥＴＩＮ第２２巻第１２号第５２６８−５２６’　
９頁のＪ、Ｌ。

Ｃｏｃｈｒａｎ等著の論文“５ｅｒｖｏ、　Ｃｏｎｔｒ
ｏｌｌｅｄ　ＰａｐｅｒＧａｔｅ”に開示されている。

この論文のディジタル回路は光導電体像フレーム位置を
モニタし、機械的ゲート及びＤＣモータ駆動装置の付勢
を制御し、紙速度を光導電体の速度速増速しでいる。

他の複写紙整列のためのディジタル制御論理装置の例は
米国特許第４．３１０２３６号に開示されている。この
特許ではステップ・モータが機械的ゲートを位置付け、
複写紙は文書の傾きと同じ傾きで送られる様になってい
る。論理制御装置が移動する像位置をモニタし、そして
文書が光導電体上に結像された時にセンサが感知した傾
きを補償する。

ステップ・モータを使用して、複写機の走査ステーショ
ンに送り込まれる文書自体の移動及び位置付けを制御す
る方法は米国特許第３８８８５７９号に開示されている
。この特許ではステップ・モータ、ローラ、シート検出
器及び制御装置が用いられ、文書の像が予定の像領域に
一致するように文書を送り込む。従って、光導電体像領
域の位置をモニタし、フォトセルで文書を感知し、文書
が走査窓を通過する時の速度を光導電体速度と一致させ
、適切なタイミングで文書の像を移動光導電体の予定の
像領域に位置付ける方法は周知である。しばしば結像ス
テーションの走査窓もしくはプラテンに導入される時に
文書は機械的基準端と整列される。この結果、文書のス
キューによる像のスキューはほとんど生じなくなる。循
環式文書給送に特に有用な整列装置の例は米国特許第４
３１６６６７号に示されている。かくして、複写紙によ
る文書のスキューの調節は一般に必要とされないが、複
写紙は光導電体に対して送られる時に文書給送路に関し
て整列される事を必要とし、この様にして複写紙は光導
電体の結像領域と適切に整列される。この問題に対する
従来の解決方法は、上述の機械的ゲート・フィンガによ
って前縁を整列させる方法である。

しかしながら、従来のシステムは複写紙が像領域に送り
込まれるのを待っている待機状態の間に駆動ベルトもし
くはピンチ・ローラによって複写紙が滑ったり、こすら
れたりする。さらに機械的フィンガに紙（特に薄い紙）
が送られる場合紙はこれの剛性停止部材と衝突して前縁
の屈曲を生じる。そしてこの様な屈曲は、ゲートが解放
される時に整列エラーを生じる。紙の速度と光導電体の
速度の差による像転写の動作低下を防止するためローラ
及びゲート解放装置の駆動速度を光導電体の駆動速度に
対して厳格に調整されねばならないさらにディジタル的
に調べられた速度プロフィル及び文書感知構造体を使用
して複写機の文書複写プラテン上の基準線に文書と電子
的に整列される装置が本出願人により提案されている。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は複写紙が像領域に解放される迄待機している間
の滑り、こすり、屈曲をなくし、紙と像領域の速度差を
なくして整列誤差をなくする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、移動光導電体の表面上の像と同期して複写紙
を給送する給紙装置に関する。コンベアが光導電体に向
かう予定の通路に沿って且つこの通路と整列して平行に
紙を供給する。この予定の通路に関連して配置されたセ
ンサがこの通路に沿った紙の通過を示す第１の信号を発
生する。光導電体の像領域の位置に対応する第２の信号
が発生される。制御装置が第１及び第２の信号に応答し
、コンベアの速度を制御して、紙が予定の通路を出る時
に紙と光導電体の像領域を同期して接触させる。

コンベアは、コンベア通路に平行な基準線に紙を整列さ
せる装置を含む。センサは、コンベアの整列機構による
整列後に通路上の紙の通過を検出する様に配置される事
が好ましい。一つの態様において、整列装置は経路上か
ら突出する表面である。そしてコンベアは紙が光導電体
に運ばれる時に、その側辺が整列装置の表面に接触する
様に紙を指向する。コンベアとしては真空ベルト・コン
ベアが適している。ステップ・モータによって真空ベル
ト・コンベアを駆動することにより、制御装置は、紙が
真空ベルトから光導電体に出る時のコンベアの速度と光
導電体の速度が一致させるための一連のパルスをステッ
プ・モータに与える。

本発明はディジタル回路及びマイクロプロセッサによっ
て実施されるに適している。

［実施例］ 第１図は顕像を紙に転写するために静電写真印刷機の顕
像化された静電像に、切断済用紙を整列させるためのシ
ステムの概略図である。閉ループ・ベルト１０はその上
に光導電体の表面を有し、通常の如く、印刷ヘッド、光
学走査器等から像を受取る。ベルト１０は、アイドラ・
ローラ１１．１２及び１３のまわりで閉ループの形をし
ており、そして駆動ローラ１５によって駆動されている
。

ローラ１５にはＤＣモータ１６が結合され、ベルト１０
は第１図で反時計方向に連続的に移動されている。

複写紙は右から左にベルト１０の上方領域１８を横切る
様に送られ、転写機能を行う、コロナ装置を有して示さ
れた転写領域１９を通過する。

第３図及び第４図は複写紙供給源、さらに具体的には給
紙カセット２０を示し、これは繰出しローラ２１を有す
る。このローラ２１によって紙はカセットから送り出さ
れ集中板２９中の溝中に位置付けられた真空ベルト２５
に供給される。カセット２０から紙を給送するにはコー
ナ・バラクラの如き他の装置も適している。ローラ２２
及び垂直に移動するブロック２３が協働して２重紙送り
を防止している。ブロック２３の下側の矢印はこれの移
動方向を示す。即ちブロック２３は、繰出されシートの
前縁が２２と２３の間のギャップに来る迄下げられてい
て、前端がギャップ内に到達すると、上に移動され、紙
をはさむ。ブロック２３はこの位置に固定されて、ロー
ラ２２の回転の間の下のシートの通過を防止する。ロー
ラ２２が回転される。真空ベルト２５は板２９の表面で
、基準案内部材２４に対してわずかな角度をなして（第
３図では誇張されている）配置されている。

案内部材２４の内側の表面はカセット２０及び光導電体
１０の間の通路と平行であり、ベルト２５及び板２９の
面から少なく共わずかに突出している。真空ベルト２５
は、駆動ローラ２６及びアイドラ・ローラ２７及び通常
の真空室２８のまわりの連続したループとして形成され
る。ローラ２６は第１図に示された如くステップ・モー
タ３０によって駆動される。

光源及び光検出器を含むセンサ３２は、ベルト２５によ
り送られる複写紙の存在に応答し、そしてベルト２５及
び板２９によって形成されている紙通路の下流に置かれ
、複写紙は、センサ３２に到達する前に基準案内部材２
４と完全に整列され。

そしてセンサ３２により感知される。

動作を説明すると、紙はカセット２０から板２９、次に
移動するベルト２５上に送られ、さらに光電導体ベルト
１０及び基準案内部材２４の両方に向って送られる。基
準案内部材の内側の面は複写紙の移動方向に平行である
。紙が案内２４の内側の面と接触するにつれて、紙はそ
の一辺がその全長にわたって案内部材と接触するに必要
なだけベルト上を横方向にスリップする。この過程によ
って紙の一辺は所望の移動方向と整列され、紙はベルト
１０上の顕像領域と横方向が整列される様になる。

紙の前縁がセンサ３２に達すると、モータ３０はベルト
２５を減速して停止させる。モータ３０及び関連給送素
子は予期される動作条件の全範囲にわたって各ステップ
・パルスに応答する様に選択されているので、紙と光導
電体ベルト１０の相対位置を知ることができる。必要な
らば、ベルト２５により移動されている複写紙の先端を
センサ３２が検出した後、ベルト２５が完全に停止され
る迄、高分解能ステップ・モータであるモータ３０のス
テップ数を数えて紙の位置を知る事が可能である。この
計数値は、ベルト２５が再始動される時の加速度プロフ
ィール（後述）をシフトするのに利用され得る。ベルト
２５を含むこの構造は、このベルトの停止後から、光導
電体ベルト１０上の像領域がその通路の予定の点に到着
する迄紙を固定位装置に保持する。像領域が予定の点に
到着すると、モータ３０はベルト２５及び紙を像領域の
速度と同じ速度になる迄加速し、像と一体的に紙を移動
するためにこの速度を保持する。

光導電体１０の像領域の位置は、第１図に示されたセン
サ３１に応答して調べられる。即ちセンサ３１の光源及
び光検出器の間をベルト１０の一端の開孔もしくは透明
な窓が通過する時、マスク同期制御信号が発生される。

多くの像が相継いでベルト１０上に形成される場合はベ
ルトの両端に開孔を設けることができる。センサ３１か
らのパルスは印刷装置３３の動作を制御する計数動作を
開始するのに使用される。後述の如く、センサ３１から
のパルスは複写紙の送給を直接もしくは間接に制御する
。次の印刷動作のための後続複写紙が前述の最初の複写
紙に続いて、送られ、従ってモータはこの後続複写紙を
受取りそして整列させることに備えて運転を継続する。

加速の間、紙の前縁と顕像の前縁と一致させるように紙
の位置が制御される。これはステップ数を計数して、ス
テップ・モータ３０のステップ相互間の時間を制御する
事によって達成される。ディジタル・ステップ・モータ
制御方法は周知であり、２進回路によるステップ・モー
タの加速、減速制御方法は米国特許第３３２８６５８号
に示されている。

ベルト１０上の予じめ選択された像領域はレーザ、発光
ダイオード・アレイもしくは他の印刷ヘッド装置３３か
ら像を受取る。ベルト１０上の像は次に現像器３４によ
って現像され、そして顕像は転写領域１９に到着し、複
写紙へ転写される。

荷電コロナ３６はベルト１０に電荷を与え、従って、こ
のベルト１０は、３３において印刷ヘッド又は文書走査
光学系からの光像を受取ることができる。図示されてい
ないが、放電ランプ、クリーニング・ステーション等の
通常の装置がシステム中に含まれ得る。

光導電体ベルト駆動モータ１６は適切な手段によってピ
ンチ・ローラ３８に結合されている。従って真空ベルト
２５が加速され光導電体ベルト１０と同じ速度に達する
時、ピンチ・ローラ３８は紙を保持し、従って紙は光導
電体の上面領域１８に接触し転写領域の転写コロナ１９
の下を通過する。そして、転写されたトナー像が乱され
ないように紙は真空移送装置３５の下の表面によって支
持される様になる。従って転写されたトナーは接触によ
って乱される事はない。真空移送装置３５は紙を通常の
融着装置に給送し、次に出力ドレイ、コレータ等に送り
込む。上面領域１８の幅が狭い場合には、ピンチ・ロー
ラ３８は必要なく、紙を光導電体ベルト１０の表面の像
領域と整列させる様に保持する簡単な案内路で十分であ
る。

第２図は時間及び位置の関数として種々の素子の速度プ
ロフィールを示している。曲線４０は複写紙の先端の動
きを示し、これは時刻４１でローラ２１．２２によって
十分に繰出される迄は静止している。この時点４１で紙
は真空ベルト２５によって移動され、センサ３２が前轍
即ち先端の到達を検出する迄移動曲線４２に沿って動く
。時刻４３で、ベルト及び紙の移動は停止する。制御装
置が、像パネルの到着が近づいていることを感知し、ス
テップ・モータを加速して時刻４５で紙と光導電体の像
は同じ速度となる。その後時刻４６によって示された如
く転写領域１９を紙が通過する時に像転写が開始される
。従って、直線４８は光導電体ベルト１０上の現像され
た像の前縁の移動を表わし、そして時点４５からは、ベ
ルト１０及びこれと適切に整列された複写紙が一致して
同時に移動することを表わしている。

第１図に示された如く、光導電体ベルト１０はＤＣモー
タ１６に（もしくはステップ・モータ）よって駆動され
、モータ１６は又エンコーダ５０を付勢して線５１上に
ベルトの歩進移動を表わす出力を発生する。この出力は
エラー・カウンタ５２に減数計数値として与えられる。

カウンタ５２は、印刷ヘッド３３から受取られる入力線
５３のパルス列に応答してカウンタ・アップする。この
パルス列はベルト１０の所望の移動を示している。

従ってエラー・カウンタ５２は、夫々像うスクの線の数
及びエンコーダ５０のパルスの数を表わしている入力５
１及び５３上に受取られる夫々のパルスの数の間の累積
差のダイナミック・カウントを保持している。この差カ
ウントはこの位置偏差を０に減少するために使用される
。エラー・カウンタ５２の出力は、Ｄ／Ａ変換器５５こ
れに接続された補償回路５６、これに接続されたパルス
幅変調器（ＰＷＭ）５７、これに接続された駆動口゛路
５８を含むアナログ回路５４に接続されている。

駆動回路５８がＤＣモータ１６を駆動する。補償回路５
６は、リード補償（速度を表わす位置偏差の微分）を与
えこれが位置偏差と組合されて、サーボのための所望の
動的特性が与えられる。

パルス幅変調器５７は、補償されたアナログ偏差信号を
パルス列に変換する。パルス列のパルス幅即ちデユーテ
ィ・サイクルはモータ１６に印加される電圧の割合を表
わしている。ＰＷＭ５７の使用によって高電流駆動装置
５８は常にオンもしくはオフで動作され、電力の消費が
減少される。

第１図の構成でこの分野の通常の専門家にとっては十分
と考えられるが、第６図は第１図のアナログ回路５４の
詳細な図を示している。これ等の回路も又この分野で周
知のものであり、従って説明はされない。

第６図の回路は印刷ヘッド即ち結像装置３３の速度に対
応する速度で光導電体ベルト１０を駆動する手段を与え
るものである。もしもエンコーダ５０もしくは類似の回
路からのパルスにより働くのであれば適切な定速度で光
導電体ベルトを駆動する事も可能である。この実施例に
おける同期パルスは故障発見の便宜のために、主に印刷
ヘッド３３から誘導される。なんなとなれば、光導電体
ベルトのためのモータ１６が何等かの理由で停止した場
合でも給−紙は続けられるからである。もし望まれるな
らば、同期パルスを直接エンコーダ５０から引き出す事
によってベル１−１０の動作をより正確に追跡する事が
出来る。

紙センサ３２の出力６０はステップ・モータ・カウンタ
及び制御回路６１（第１図）への入力として導入される
。回路６１の第２の入力は光導電体ベルトのサーボ動作
と同期する印刷ヘッド３３から引き出され入力６２に与
えられる信号である。

回路６１の出力は、ディジタル信号列として駆動回路６
５に与えられ、ステップ・モータ３０を付勢する。

カウンタ及び制御ロジックを含み、ステップ・モータ・
カウンタ及び制御回路６１は、印刷ヘッド（もしくはエ
ンコーダ５０）から入力６２に与えられる同期パルスを
計数し、そして真空ベルト２５に所望の速度プロフィー
ルを与えるために適切な時刻に相変化してステップ・モ
ータ３０を進めるパルスを発生する。このタインミング
関係は第５図に示されている。この所望の速度プロフィ
ール７０は、光導電体ベルト上の潜像の位置に対応する
特定なパルスで始まる同期パルス７２をカウンタで計数
してそして基準線７１に沿って示すように、所望の角速
度でステップ・モータ３０の磁場を前進させるに必要な
計数値で夫々ステップ・パルスを発−生ずることによっ
て得られる。

本発明の実施例では同期パルス７２はレーザ掃引制御装
置又はレーザ鏡制御装置（共に図示されず）から発生さ
れる。このパルスはセンサ３１及び主電源（６０１１ｚ
）からのパルスと関連づけされる。パルス７２はタコメ
ータ５０もしくは他の同期パルス発生源からも発生出来
る。又固体発光ダイオード印刷ヘッドで使用される内部
発振器がマスク・クロック信号発生回路として適してい
る。

説明中の実施例では、レーザ・ミラースピン速度がカウ
ンタ５２の入力５３に印加され、光導電体ベルト１０の
速度を制御するためのマスク・クロックを発生する。エ
ンコーダ５０から受取られる各タコメータ・パルス毎に
レーザ鏡による多数の掃引が生じる。例えばレーザ掃引
毎に、光導電体ベルト１０はわずか６．３５　Ｘ　１０
−’ｃｍ移動する。

いずれにしても同期パルス７２は殆んど一定の周波数を
有し、ただ印刷ヘッド３３（もしくは光導電体）の速度
が変化する時だけ変化し、そして、光導電体ベルト位置
に対して全ての機能を調時させるために使用される。同
期パルス７２の周期はほぼ一定なので、ステップ・モー
タ３０の軸の歩進角度を規定するステップ相互間の時間
を指定するクロックとして働く。ステップ・モータのス
テップ当りの同期パルスの数を指定してカウンタ６１に
与える事により、各ステップ毎にモータの速度が指定さ
れる。勿論この速度はロータが磁場の移動に追従出来る
様な十分なトルクを有するモータによって得られる。

歩進カウンタ及び制御装置６１は、光導電体ベルト上へ
の像形成に対応する同期パルス時に初期設定される。こ
の計数値は、加速傾斜部を含む第５図の速度プロフィー
ル７、Ｏ′を始めさせそして形成するのに用いられる。

種々の計数値（ｎＡ１、ｎ　Ａ　２、・・・・ｎＡＪ）
が解読されて第５図のように間隔が次第に減少するステ
ップ・パルス７１が発生され、加速度勾配信号が得られ
る。予定の計数の後に加速期間の終りに来ると、カウン
タは各ステップ・パルスの後にリセットされ、次いで１
ステツプが発生される毎に同じ値（ｎ　Ｒ）迄カウンタ
・バックされる。このことは、プロフィール７０の一定
速度部分を生じる。

時刻７３でセンサ３２の出力６０（これはセンサ３２に
次の複写紙の先端が到達したことを表わす）が感知され
ると、カウンタは次のステップでリセットされ、間隔が
次第に増大する予定のステップ・パルスを発生し、減速
プロフィールを与える。詳細に説明すると、減速中はス
テップ相互間の計数値がだんだん多くなり（ｎＤｌ、ｎ
Ｄ２）最後にモータ３０が停止する。減速及び加速勾配
は共に一定の計数を含むので、センサの感知から紙と像
が一体になる迄に像が移動する時間及び距離は−ステッ
プに関連する物理的変位内で指定する事が出来る。この
ステップ・パルスが通常の駆動回路６５を介してモータ
に電流を流す。

第７図乃至第１０図はステップ・カウンタ及び制御回路
６１の素子を示している。これ等の図によって示された
制御システムは簡単のために組合せ論理回路として示さ
れているが、この分野の専門家にとっては、必要なタイ
ミングの詳細は容易に理解され、又マイクロプロセッサ
、プログラム可能論理配列体の如き他の手段が利用可能
な事も明らかである。

第７図において、４つの状態がフリップ・フロップ８１
及び８２より成る状態計数器８０によって作られる。こ
の状態は待機（００もしくはＥＣ（符号器計数器）イネ
ーブル）、加速（１０もしくはＡＣ’Ｃ）、走行（１１
）及び減速（０１もしくはＤＥＣ）より成り、解読アレ
イ８６によって感知される。計数器８０はアンド回路８
４の出力パルスに応答する。アンド回路８４は入力６２
上のエンコーダ・パルス及び以下説明される第１０図の
解読論理装置から発生される状態計数器前進イネーブル
入力に応答して出力を発生する。オア回路８５の出力８
８は第８図のエンコーダ・ノ（ルス計数器９０のための
エンコーダ計数器（ＥＣ）イネーブル信号である。

第８図は待機を除くすべての状態でアクティブであるエ
ンコーダ・パルス計数器９０を示してし）る。２つの４
ビツト計数器９１及び９２は入力８β上のＥＣイネーブ
ルに応答し、エンコーダ・ノくルス入力６２上のパルス
を計数し、第１０図の解読論理装置によって発生される
入力８９上のＥＣリセットによってリセットされる。夫
々計数器９１及び９２の出力にはインバータ回路アレイ
９３及び９４が組合されていて、夫々図示された如く８
ビツト２進計数構成の出力を発生し、第１０図のエンコ
ーダ・パルス計数器解読論理装置の適切な入力を与える
。

エンコーダ・パルス計数器９０の出力９５は第１０図で
解読され、状態計数器前進信号８３、新らしい状態に入
る時に計数器９０をリセットするエンコーダ・パルス計
数器リセット８９及び第９図に示された駆動回路６５を
介してステップ・モータ３０の巻線を適切に制御する出
力１００上の適切な間隔のステップ・パルス詮発生する
。第１０図のランチ１０１は、紙が走行状態の間の保持
位置に接地する時に、センサ３２（第１図）に紙の前縁
が到達した事を表わす信号６０の立ち上がりを認識して
減速及び停止シーケンスを開始する。

紙の加速は、紙と光導電体上の像を整列する様に調時さ
れた機械制御システムからの開始パルス１０２゛によっ
て開始される。シーケンスのステップの数は、解読論理
装置の該当するセクション（例えば、加速のためのナン
ド・ゲート１０４乃至１０７）中のナンド・ゲートの数
によって決定される。各ステップの計数値は、特定のゲ
ートに１乃至それ以上の入力を与える様に選択されたエ
ンコーダ割数器９０（第８図）の出力９５によって決定
される。加速モードの場合、ナンド・ゲート１０４乃至
１０７は、ＡＣＣ入力１０８によって付勢される時に夫
々入力１１０乃至１１３適切な間隔のパルス列を発生す
る。入力１１０乃至１１３は、エンコーダ・パルス計数
器の出力９５（第８＠）の８ビツトの特定の組合せによ
って決定される。従って、第５図において、ナンド・ゲ
ート１０４の出力はｎ　Ａ　１に、ゲート１０５の出力
はｎＡ２に、ゲート１０６の出力はｎ　Ａ　３に対応し
、この様にしてゲート１０７の出力はｎ　Ａ　Ｊに対応
する。これ等のパルスは、論理ゲート１１５を通過して
出力１００に加速用のステップ・パルス列を与える。

走行状態にある時に、入力１１８はナンド・ゲ−）−１
２０を付勢し、そしてこのナンド・ゲート１２０は、そ
の後入力線１２１によって表わされた予定の出力９５（
第８図）に応答する。これによって、出力１００には規
則正しく発生するステップ・パルスｎＲが与えられる。

減速シーケンスは同様にしてＤＥＣ入力によって付勢さ
れて、ナンド・ゲート１２５乃至１２７によって発生さ
れる。入力１３１乃至１３３は同様に出力９５（第８図
）に存在する特定の計数値を表わしている。

これ等のナンド・ゲートの出力はナンド・ゲー１へ１２
５からのｎＤｌからナンド・ゲーｌ〜１２７からのｎＤ
Ｋ（第５図）に対応している。状態計数器８０Ｃ第７図
）の前進には前進パルス８３が発生される前に各状態シ
ーケンスの完了を必要とする事を理解されたい。

モータ３０（第１図）のステップ動作は第９図の駆動回
路６５によって制御される。図示されていない手段によ
って、機械制御システムは駆動回路イネーブル入力１４
０に付勢信号を与える。これによって、高電流スイッチ
１４１乃至１４４の各々が付勢される。ステップ・パル
スが第１０図の解読器から入力１００上に到達する時に
、フリップ・フリップ回路１４５及び１４６はこれに応
答してその出力Ｃ１て、Ｄ及びＤ出力に２進レベルのシ
ーケンスを発生する。これはスイッチ１４１乃至１４４
からモータ３０の巻線に対してスイッチ１４１乃至１４
４から適切な出力シーケンスを発生し、モータ３０は正
しいタイミングで機械的にステップする。

［発明の効果］ 上述の如く、本発明では、唯３つの可動部分即ちモータ
３０及び駆動ロール２６、真空ベルト２５並びに駆動ロ
ール２７を有する簡単な構成によって、コピー・シート
整列及びゲート動作の２つの機能が達成され得る事が明
らかであろう。機械的ゲートが必要とされず、従って紙
が像領域に送り込まれるのを待機している間のベルト上
でのすベリ又は摩擦そしてピンチ・ローラ上に対する滑
り又はこすれをなくすことができる。さらに紙が剛性の
停止ゲートに対して駆動されることがなく従ってこのよ
うな時に生じる複写紙の前縁の曲がりそしてこれに基づ
く整列エラーの発生をなくすることができる。ステップ
・モータ駆動は正確な速度と位置の制御を与え、そして
タコメータ等のフィードバックを必要としない。勿論図
示された開放ループ・システムの代わりにタコメータを
用いる閉ループ・システムを使用する事も可能である。

減速歯車等を使用する事なくステップ・モータからの直
接駆動が可能であり、紙の加速は歯車使用時のきしみ、
伝達遅延等を伴わずになめらかに制御される。複写紙の
取扱いが無理なく行われるので高い信頼性が得られ、こ
の様な機能は簡単な機構で達成される。従って本発明の
システムは高速電子写真印刷機等の機械で特に有用であ
る。

光導電体ベルト１０を駆動するのにり、Ｃ，モータ１６
を用いたがこれの代わりにステップ・モータを用いるこ
ともできる。そして、ステップ・モータの制御としては
真空ベルト２５のものと同じ制御を用いることができ、
そしてエンコーダ５０は不要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従う光導電体ベルＩ・・システムの素
子及び関連制御回路を示した概略図である。 第２図は第１図の素子の運動を時間の関数として示す図
である。第３図は第１図のシステムの複写紙供給カセッ
トと整列用真空ベルト・コンベア間の相互関係を示した
平面図である。第４図は第３図の構造体の側面図である
。第５図は複写紙を同期して送るためのステップ・モー
タの速度プロフィールを時間の関数として示す図である
。第６図は光導電体ベルト駆動制御装置の概略図である
。 第７図、第８図、第９図及び第１０図は第１図のステッ
プ・モータ制御回路６１の種々の部分の詳細を示した回
路図である。 １０・・・・光導電体ベルト、１５・・・・駆動ローラ
、１６・・・・駆動ローラ、２０・・・・紙供給カセッ
ト、２５・・・・真空コンベア、３０・・・・ステップ
・モータ、３１・・・・紙前縁センサ、３２・・・・光
導電体ベルト位置センサ、３４・・・・現像器、３５・
・・・真空移送ベルト、５０・・・・エンコーダ、５２
・・・・エラー計数器、５４・・・・アナログ回路、６
１・・・・ステップ計数器及び制御回路、６５・・・・
駆動回路。 出願人　インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・
コーポレーション 代理人　弁理士　山　本　仁　朗 （外１名） ＦＩＧ、　２ 位置 ＦＩＧ、　９ ＦＩＧ、　３ ＦＩＧ、　４ 第１頁の続き ■Ｉｎｔ、Ｃ１，４識別記号　庁内整理番号０発　明　
者　デーピッド・ケント・　アメリカ合衆国コギプソン
　イブ２７４彊地

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 移動する光導電体上の像と同期接触するように紙を供給
   する紙処理装置において、光導電体に向う予定の通路に
   沿って上記紙を移動させるコンベア手段と、 上記予定の通路に関連して位置付けられていて、上記予
   定の経路に沿う上記紙の通過を示す第１の信号を発生す
   るために、上記通路に対して配置された感知手段と、 上記光導電体の像領域の位置を表わす第２の信号を発生
   する手段と、 上記紙が上記通路から出る時に上記紙を上記光導電体上
   の像領域に同期して接触させるように上記コンベア手段
   の速度を制御するために上記第１信号及び第２信号に応
   答する制御手段とを備えた上記紙処理装置。