JPH0434463A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 この発明は、像担持体に形成する画像先端と記録媒体と
の垂直同期タイミングを調整しながら画像を形成する画
像形成装置に関するものである。

〔従来の技術］ 従来、この種の画像形成装置、例えばレーザビームプリ
ンタは第６図に示すように構成されている。

１第６図は従来の画像形成装置の構成を説明する断面構
成図であり、１は静電潜像担持体となる感光ドラム、２
は半導体レーザ３から発せられたレーザビーム、４は前
記レーザビーム２を感光トラム１上で走査するためのポ
リゴンスキャナ、５は帯電ローラ、６は静電潜像をトナ
ーで現像する現像器、７はトナーを用紙に転写するため
の転写ローラ、８は前記感光ドラム１上の未転写トナー
を除去するクリーナ、９は用紙を給紙する給紙ローラで
ある。１０は給紙カセットで、用紙を収納する。

１２は紙先端を検出するレジストセンサ、１１は紙突き
当て所定量のたるみ（以下ループと称する）を形成して
紙の斜行を補正するとともに、感光ドラム１への画像デ
ータの書込みと紙搬送との同期を取るためのレジストロ
ーラ、１３は転写された用紙上のトナーを融着させる定
着器、１４は用紙の排紙を確認するための排紙センサ、
１５は排紙ローラである。

次に、従来の紙搬送シーケンスを第７図に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。

第７図は従来の画像形成装置における紙搬送シーケンス
の一例を説明するフローチャートである。なお、（１）
〜（ｌＯ）は各ステップを示す。

先ず、プリント要求信号を受信すると（１）、帯電器、
現像器、転写帯電器等の高圧部の立ち上げ、スキャナの
駆動開始、定着器をプリント温度に立ち上げる等の処理
を行う前回転処理を開始しく２）、前回転処理が終了し
たら（３）、給紙ローラ９の駆動を開始する（４）。そ
して、レジストセンサ１２が紙先端を検出するのを待機
しく５）　　レジストセンサ１２が紙先端を検出したら
、紙がレジストローラ１１に突き当たり所定のループを
形成する時間Ｔ＋ＳｅＣウェイトしく６）、給紙ローラ
９を停止して垂直同期要求信号を出力しく７）、垂直同
期信号を受信するのを待機しく８）、垂直同期信号を受
信したら、レジストローラ１１を駆動するとともに（９
）、画像書込みを許可して画像書込みを開始する（１０
）。そして、公知の電子写真プロセスにより現像画像が
記録紙に転写され、定着器１３により永久可視画像化さ
れ排紙されて行く。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来例では給紙ローラ９の部分で記
録紙の先端が飛び出しているような状態（前の紙の給紙
による連れ出し等）が発生すると、連続プリントした場
合の紙間隔は飛び出した量だけ縮んでしまい、これによ
って紙間で行うレーザ光量制御、高圧制御２両面搬送時
に記録紙搬送方向を切換えるフラッパの切換え等の処理
に悪影響を及ぼし、その結果画質の悪化を発生させてし
まう等の問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、給紙してからレジストセンサに紙が到達するまで
の時間を測定し、基準値との比較により給紙部の紙の飛
び出し量を検出し、紙がレジストローラに停止してから
垂直同期要求信号を出力するまでの時間を通常に比べて
飛び出し量に相当する時間だけ延長することにより、給
紙部の記録紙の飛び出しが発生しても、常に記録紙の紙
間を一定に保持しながら記録紙を搬送できる画像形成装
置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る画像形成装置においては、記録紙を給紙
する給紙手段と、記録紙の搬送と静電潜像担持体上への
画像書込みとの同期タイミングを制御するレジスト制御
手段と、このレジスト制御手段と給紙手段との間に、給
紙手段により給紙される記録紙の先端を検知する紙検出
手段と、この紙検出手段が記録紙の先端を検知するまで
の時間に基づいて静電潜像担持体上への画像書込みタイ
ミングを調整するタイミング調整手段とを設けたもので
ある。

［作用］ この発明においては、給紙手段により記録紙が給紙され
てから紙検出手段が給紙される記録紙端を検知までの時
間に基づいてタイミング調整手段が静電潜像担持体上へ
の画像書込みタイミングを調整し、記録紙の搬送状態に
係らず常に一定の紙間を保持しながら記録紙を搬送する
ことを可能とする。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置の構成
を説明する断面構成図であり、第６図と同一のものには
同じ符号を付しである。

図において、２１はコントローラで、ＲＯＭ２１ａ　、
ＲＡＭ２　ｌｂ　、タイマ２１ｃ等を備え、ＲＯＭ２１
ａに記憶された制御プログラムに基づいて各部を総括的
に制御するとともに、レジストセンサ１２が給紙ローラ
９の駆動により記録紙が給紙されてから紙先端を捉える
間での時間を、例えばタイマ２１ｃにより検出し、その
時間を測定し、あらかじめ記憶された基準値との比較に
より給紙部の紙の飛び出し量を検出する。

具体的には、給紙手段（この実施例では給紙ローラ９）
により記録紙が給紙されてから紙検出手段（レジストセ
ンサ１２）が給紙される記録紙端を検知までの時間に基
づいてタイミング調整手段（この実施例ではコントロー
ラ２１）が静電潜像担持体（感光ドラム１）上への画像
書込みタイミングを、例えば図示しないデータ入力源に
出力する垂直同期要求信号の送出タイミングを検出され
た時間を相殺できるだけ出力タイミングを遅延調整し、
記録紙の搬送状態に係らず常に一定の紙間を保持しなが
ら記録を搬送することを可能とする。

以下、第２図〜第４図を参照しながらこの発明に係る画
像形成装置における画像処理動作について説明する。

第２図はこの発明に係る画像形成装置における画像処理
手順の一例を説明するフローチャートである。なお、（
Ｕ〜（１５）は各ステップを示す。

先ず、プリント要求信号を受信したら（１）、前回転処
理を開始しく２）、前回転処理終了を待機しく３）、前
回転処理を終了したら、給紙ローラ９を駆動する（４）
。給紙ローラ９の駆動後からレジストセンサ１２に給紙
された記録紙の紙先端が到着するま、での時間を測定す
るタイマ２１ｃのカウントを開始する（５）。次いで、
記録紙の先端がレジストセンサ１２に到着したら、レジ
ストセンサ１２が紙を検出したら（６）、先行したタイ
マのカウントを停止させ（７）、正常な状態で給紙した
場合の基準値と比較しと、その差分時間Ｔ。ｓｅｃを算
出して＋８）　　　ＲＡＭ２Ｉｂ上に記憶する。

次いで、時間Ｔ、ｓｅｃウェイトした後（９）、給紙ロ
ーラ９を停止しく１０）、前に測定した差分時間Ｔｏｓ
ｅｃ間ウェイトウエイト）、差分時間ＴｏＳｅＣ間経過
後、垂直同期要求信号をホストに出力しく１２）、ホス
ト等からの垂直同期信号受信を待機しく１３）、垂直同
期信号受信を受信したら、レジストローラ１１を駆動し
て（１４）、画像書込み開始を行い（１５）、印字の終
了した用紙の排紙処理を行うのと並行して、第３図に示
す連続プリントの要求を判定する処理を実行する。

第３図はこの発明に係る画像形成装置における連続プリ
ントの要・求を判定する処理手順の一例を説明するフロ
ーチャートである。なお、（１）〜（１１）は各ステッ
プを示す。

先ず、レジストローラ１１が駆動状態となるのを待機し
く１）　　　レジストローラ１１が駆動したら、搬送中
の紙サイズデータを読み取り（２）、例えば紙サイズが
Ａ４かどうかを判定しく３）Ｎ。

ならば紙サイズがＢ５かどうかを判定しく４）ＮＯなら
ば紙サイズがＬＴＲかどうかを判定しく５）、それぞれ
に対応する紙サイズが検知された場合には、各紙サイズ
に応じて機内の所定位置に到達するまでの時間（例えば
Ａ４サイズでは時間ＴＡ。

Ｂ５サイズでは時間Ｔ、、ＬＴＲサイズでは時間Ｔｃ）
をウェイトしく６）　、　（７）　、　（８）　、その
時間経過後にプリント要求があるかどうか、プリント要
求信号を受信したかどうかを判定しく９）　　ＹＥＳの
場合は、給紙ローラ９を駆動状態へ遷移し、所定の紙間
を保ち連続プリントを行う。

一方、ステップ（９）の判断でＮｏの場合は、感光ドラ
ムのイニシャライズおよびモータ類の停止等の処理を行
う後回転を開始しく１０）、後回転終了後（１１）、初
期のプリント待機状態に遷移する。

なお、上記実施例ではレジストローラ１１により感光ド
ラム１と記録紙の画像書込みタイミングを同期させる画
像形成装置にこの発明を適用する場合について説明した
が、第４図に示すようにレジストローラ１１が存在しな
い画像形成装置にも、以下に説明するようにこの発明を
適用することができる。

第４図はこの発明の他の実施例を示す画像形成装置の構
成を説明するブロック図であり、第１図と同一のものに
は同じ符号を付しである。

図において、Ｐは画像転写位置からドラム周上距離ｉは
ど給紙方向に遡った位置に対応し、この位置Ｐより所定
距離！、程給紙方向に遡った位置にレジストセンサ１２
が配設されている。従って、レジストセンサ１２が給紙
ローラ９の駆動により給紙される記録紙の先端を検知し
てから図中の位置Ｐに到達する所定時間経過後に、プリ
ント開始信号をコントローラ２１より図示しない画像デ
ータ供給源に送出し、このプリント開始信号に同期させ
て画像信号を半導体レーザ３に出力する。

なお、給紙ローラ９を駆動する駆動手段として、他の駆
動機構とは独立したステッピングモータ等により構成さ
れている。

第５図は、第４図に示した画像形成装置における画像処
理手順の一例を説明するフローチャートである。なお、
（１１〜（１３）は各ステップを示す。

先ず、プリント要求信号を受信したかどうかを判断しく
１）、プリント要求がなされたら前回転処理を開始しく
２）、前回転処理終了を待機しく３）前回転処理が終了
したら、給紙ローラ９の駆動を開始すると同時に（４）
、記録紙がレジストセンサ１２に到達するまでの時間を
測定するためのタイマ２１ｃのカウントを開始する（５
）。レジストセンサ１２が記録紙先端を検出したら（６
）　　タイマ２１ｃのカウントを停止しく７）、基準値
、すなわち給紙ローラ９からレジストセンサ１２までの
距ｉ　ｅ　１を通常搬送速度Ｖ。で除した値との差分を
算出する演算を行い（８）、基準値より小さいかどうか
を判定しく９）　　ＮＯならばステップ（１１）以降に
進み、ＹＥＳならばステッピングモータへのパルスレー
トｎを算出して変更する処理を実行する（１０）。なお
、パルスレートｎの演算は、下記筒（１）式に基づいて
演算する。

ただし、ｎｏは通常搬送スピードのモータパルスレート
（Ｐ／５ｅｅ）を示し、△Ｔは基準値との差分子５ｅｃ
ｌ　を・示す。

次いで、時間Ｔ　、　（ｓｅｅ）ウェイトしく１１）、
ステッピングモータへのパルスレートｎを通常値に戻し
く１２）、画像書込み開始信号出力を行い（１３）、排
紙処理を行う。

［発明の効果〕 以上説明したように、この発明は記録紙を給紙する給紙
手段と、記録紙の搬送と静電潜像相持体上への画像書込
みとの同期タイミングを制御するレジスト制御手段と、
このレジスト制御手段と給紙手段との間に、給紙手段に
より給紙される記録紙の先端を検知する紙検出手段と、
この紙検出手段が記録紙の先端を検知するまでの時間に
基づいて静電潜像相持体上への画像書込みタイミングを
調整するタイミング調整手段とを設けたので、給紙され
た記録紙の状態が通常の給紙位置よりも先行した状態で
給紙される事態が発生しても、常に通常の紙間が保持さ
れるタイミングまで画像書込み処理開始タイミングを調
整することができる。

従って、連続プリント処理時においてもあらかじめ設定
された紙間に保持させながら記録を搬送することができ
る。また、紙間不良に伴う光量制御、高圧制御９両面搬
送時のフラッパ制御に対する悪影響を回避でき、印字品
位を向上させることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置の構成
を説明する断面構成図、第２図はこの発明に係る画像形
成装置における画像処理手順の一例を説明するフローチ
ャート、第３図はこの発明に係る画像形成装置における
連続プリントの要求を判定する処理手順の一例を説明す
るフローチャート、第４図はこの発明の他の実施例を示
す画像形成装置の構成を説明するブロック図、第５図は
、第４図に示した画像形成装置における画像処理手順の
一例を説明するフローチャート、第６図は従来の画像形
成装置の構成を説明する断面構成図、第７図は従来の画
像形成装置における紙搬送シケーンスの一例を説明する
フローチャートである。 図中、１は感光ドラム、９はレジストローラ、１２はレ
ジストセンサ、２１はコントローラである。 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 静電潜像担持体上に形成された静電潜像をトナーで現像
   して記録紙に転写して画像を形成する画像形成装置にお
   いて、記録紙を給紙する給紙手段と、前記記録紙の搬送
   と前記静電潜像担持体上への画像書込みとの同期タイミ
   ングを制御するレジスト制御手段と、このレジスト制御
   手段と前記給紙手段との間に、前記給紙手段により給紙
   される前記記録紙の先端を検知する紙検出手段と、この
   紙検出手段が前記記録紙の先端を検知するまでの時間に
   基づいて前記静電潜像担持体上への画像書込みタイミン
   グを調整するタイミング調整手段とを具備したことを特
   徴とする画像形成装置。