JP5235474B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタや複写機等の画像形成装置に関するものである。特に、中間転写方式を用いた装置に関し、用紙の給紙動作よりも先に画像形成の開始を必要とする構成における、形成される画像と給紙される用紙との位置合わせに関するものである。
従来のカラーレーザプリンタやカラー複写機における画像形成方法の一つとして、像担持体としての一つの感光体に4色のトナー(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)からなる画像を順に形成する。そして、感光体に担持された画像を中間転写体等の転写体に順次転写し重ね合わせてから用紙に転写することによりカラー画像を形成する方式がある。しかし、この方式では最終的に用紙にカラー画像が形成されるまでに時間がかかるという問題があった。
そこで近年は、画像形成速度の高速化するために、像担持体としての感光体を複数有するカラーレーザプリンタが開発されている。この場合は、それぞれの感光体に対し光学装置より複数の光ビームをそれぞれ独立に走査して各色毎の画像を形成し、各色の画像を中間転写ベルト上重ね合わせて、最後に用紙へ転写することによりカラー画像を形成する。これは中間転写方式(以下、タンデム方式と言う)と呼ばれる方式である。このタンデム方式は複数の感光体を用いて複数色(4色)の画像形成を平行して実行する方式である。従って、最終的に用紙にカラー画像を形成するまでの時間を上記の方式に比べて大幅に短縮することができる。
次にタンデム方式の具体的な構成及び動作について図1を用いて説明する。帯電ローラ(15Y、15M、15C、15K)によって帯電された感光体(13Y、13M、13C、13K)の表面にレーザスキャナ(11Y、11M、11C、11K)からレーザ光を照射することで静電潜像を形成する。そして静電潜像に対して現像器(16Y、16M、16C、16K)でトナーを付着させることで可視化している。感光体(13Y、13M、13C、13K)上に付着したトナーは順次、中間転写ベルト17上に重ね合わせるように転写され、カラーのトナー画像を形成する。
一方、給紙部としてのカセット22内の用紙21は、二次転写ローラ29で中間転写ベルト17上のトナー画像と一致するタイミングで給紙ローラ25により給送される。そして搬送部としての搬送ローラ27により搬送され、転写部としての二次転写ローラ29により、中間転写ベルト17上のフルカラーのトナー画像が用紙21上に転写される。次にフルカラーのトナー画像を載せた用紙21は定着器30により定着されることで、最終的にフルカラーの印刷物を得る。
しかし、トナー画像と用紙21の位置合わせにおいて、カセット22内の用紙21が前の用紙21との摩擦力や静電気力等により、用紙21が分離ローラ26a、26bの位置まで連出されることがある。この場合は、用紙21から二次転写ローラ29による転写位置までの距離が短くなる場合がある。この場合は、中間転写ベルト17上の画像よりも早く、用紙21が二次転写ローラ29による転写位置に到達してしまうことがある。また、給紙ローラ25のスリップにより、中間転写ベルト17上の画像よりも遅れて、用紙21が二次転写ローラ29による転写位置に到達してしまうこともある。そうなると、トナー画像と用紙21との位置にズレが発生することになる。
そこで、用紙21が給紙された際のカセット22内での用紙21の連出しや、給紙ローラ25によって用紙21のスリップが発生した場合でも、トナー画像と用紙21の位置を合わせる工夫が従来から行われている。(例えば特許文献1参照)
図10は従来技術の一例であって、用紙搬送を一旦停止してトナー画像と用紙21の位置合わせ行う方式を説明する図である。図10の太線の部分は中間転写ベルト17に対し最上流側のY画像である。なお最上流側のY画像とは中間転写ベルトに対して一番最初に画像を一次転写されるイエロー画像を意味する。縦線の部分は理想的な用紙搬送タイミングに対して早く給紙された場合の用紙21を示している。すなわちカセット22内で用紙21の連出しが発生した場合の用紙21を示している。また横線の部分は理想的な用紙搬送タイミングに対して遅く給紙された場合の用紙21を示している。すなわちカセット22内で給紙ローラ25のスリップが発生した場合の用紙21を示している。
中間転写ベルト17を用いたタンデム方式では、一般的にカセット22からの給紙動作よりも先に、画像形成を開始する。先ず印刷が指示されると、中間転写ベルト17に対して最上流側のY画像から順に、Y、M、C、Kの順に夫々の感光体に画像形成が開始される。そして夫々の感光体の画像がY、M、C、Kの順に中間転写ベルト17に転写される。中間転写ベルト17上に形成されたトナー画像に対して早めにカセット22から用紙21の給送を開始する。給送された用紙21は搬送ローラ27で搬送され、センサ28が用紙21を検出すると、用紙21の搬送が停止される。このとき用紙21が給送開始されてからセンサ28によって検出されるまでの時間を計測しておき、その計測結果に応じて用紙21の搬送停止時間を算出する。そして算出された停止時間経過後に用紙21を再度搬送することで、中間転写ベルト17上のトナー画像と用紙21の位置(トナー画像の先端部と用紙の先端部との位置)を合わせている。
一方、給紙ローラ25や搬送ローラ27の駆動には、オープンループ方式で位置制御や速度制御が容易なステッピングモータ45が用いられる場合がある。ステッピングモータ45はその特性上、停止時の振動が十分減衰する前に再起動すると脱調を起こしてしまうため、振動が十分減衰させるために比較的長く停止時間を設ける必要がある。よって最も停止時間が短くなる給紙ローラ25でスリップが発生した場合でも、ステッピングモータ45の停止時の振動が十分に減衰する時間分、用紙21の搬送を停止する必要がある。この用紙21の搬送停止時間が増加すれば、給紙間隔が広がることにつながり、単位時間あたりの印刷枚数の低下を招く。単位時間あたりの印刷枚数を低下させないためにはプロセス速度を増加させることが考えられるが、モータ速度の高速化や画像形成条件を調整する等、コストアップや制御の複雑化につながることが想定される。
そこで昨今では、上記のように用紙21の搬送を一旦停止させずに中間転写ベルト17上のトナー画像と用紙21の位置を合わせる工夫も行われている。(例えば特許文献3参照)図11は従来技術の一例となる用紙搬送を停止せずにトナー画像と用紙21との位置合わせ行う方式を説明する図である。図10と同様に、太線の部分は中間転写ベルト17に対し最上流側のY画像である。縦線の部分は理想的な用紙搬送タイミングに対して早く給紙された場合の用紙21を示している。すなわちカセット22内で用紙21の連出しが発生した場合の用紙21である。横線の部分は理想的な用紙搬送タイミングに対して遅く給紙された場合の用紙21を示している。すなわちカセット22内で給紙ローラ25のスリップが発生した場合の用紙21を示している。
先ず印刷が指示されると、中間転写ベルト17に対し最上流側のY画像から順に、Y、M、C、Kと画像形成が開始され、中間転写ベルト17に順次転写される。その中間転写ベルト17上のトナー画像と用紙21との位置(トナー画像の先端部と用紙の先端部との位置)が合うタイミングでカセット22から用紙21の給送を開始する。給送された用紙21は搬送ローラ27で搬送され、センサ28が用紙21を検出する。このとき用紙21の給送開始からセンサ28による用紙21の検出までの時間を計測しておく。そして、その計測結果に応じ、トナー画像と用紙21との位置が合うように、二次転写ローラ29より上流の制御終了点(予め定められている位置)まで、用紙21の搬送速度を増速(加速)、もしくは減速させる。用紙21が制御終了点に到達した後は、搬送速度の増速、もしくは減速を終了して、搬送速度を予め設定された一定速度にする。この方式では給紙ローラ25や搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45を一時停止させる必要がなく、給紙間隔を短くすることができるため、単位時間あたりの印刷枚数の低下を抑制することができる。また、プロセス速度を増加させずに印刷効率を上げることができる。
また、画像形成装置は用紙21の種類に応じて複数のプロセス速度を設定する場合がある。用紙21は厚みや材質の違い、表面の平滑度等によって定着性が異なることが分かっている。例えば厚い用紙21の場合、定着器30の熱は普通紙(厚い用紙よりも薄い用紙)よりも奪われ易い。よってトナーを十分に溶かし、厚い用紙21上の画像を十分に定着させるためには、遅い速度で定着器30内を搬送させる必要がある。この場合、定着性を確保するためには、用紙21の搬送速度を、用紙が定着器30で搬送されている期間遅い速度で搬送すればよい。しかし、装置の構成上、用紙21が定着器30だけでなく二次転写ローラ29や搬送ローラ27にも挟持(搬送)されている場合がある。従って、定着器以外の画像形成部を含めた装置全体のプロセス速度(用紙の搬送速度)を遅くする必要がある。(特許文献2参照)
なお、用紙の搬送遅れを判断して遅れた時間を取り戻すように用紙の搬送速度を早くする技術については特許文献1に記載されている。また、用紙を給紙する給送装置のピックアップ時間のばらつきを用紙の搬送を停止させずに補正する技術が特許文献3に記載されている。
特開平11−249525号公報 特開平6−208262号公報 特開2004−33609号公報
しかしながら、上記従来例の画像形成装置では、次のような課題がある。
用紙の種類に応じて複数のプロセス速度を設定する場合において、給紙された用紙21の搬送速度を増減させて、用紙搬送を停止せずにトナー画像と用紙21との位置合わせを行うことになる。すると、給紙ローラ25や搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲(ステッピングモータ45に設定される駆動周波数の設定範囲)が大きくなる。
例えば通常のプロセス速度(普通紙の場合のプロセス速度)に対して、厚みのある用紙21の時のプロセス速度を1/4とする。そして、そのときの給紙ローラ25や搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数を、それぞれ1000pps(pulse per secondの略)、250ppsとする。更にはトナー画像と用紙21との位置合わせに必要な用紙21の搬送速度の増減率を±20%とすると、最終的な給紙ローラ25や搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数は、200ppsから1200ppsと大変広範囲になる。
ステッピングモータ45はその特性上、より低速度の領域では振動や騒音の問題が発生し、より高速度の領域ではトルクの低下による脱調が発生しやすいという特性がある。この特性を考慮して、更に振動や騒音を抑えるための振動吸収材や、トルクの不足を補うためのステッピングモータ45の大型化を行うとコストアップに繋がってしまう。
上記の課題を鑑み、本発明は、給紙された用紙の搬送を一時停止させずに用紙の搬送を行う装置において、モータをコストアップせずにトナー画像と用紙との位置合わせを行うことが可能な画像形成装置を目的とする。
例えば、本発明は、給紙された用紙の搬送を一時停止させずに用紙の搬送を行う装置において、モータの振動や騒音を抑制するための部材の追加、または、速度調整範囲が広い大型のモータを用いることよるコストアップを回避しつつ、トナー画像と用紙との位置合わせを行うことが可能な画像形成装置を目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、用紙を給紙する給紙部と、前記給紙部から給紙された用紙に像担持体に形成された画像を転写する転写部と、前記給紙部によって給紙された用紙を前記像担持体に形成された画像に同期させるために、前記給紙部から前記転写部によって前記像担持体に形成された画像が用紙に転写される転写位置まで用紙を停止させることなく、搬送速度を変化させて搬送する搬送部と、を有し、用紙に画像を形成する際の画像形成速度として複数の画像形成速度を設定することが可能な画像形成装装置において、前記給紙部から用紙を給紙する給紙タイミングを制御する制御部を有し、複数の前記画像形成速度のうち、最大の画像形成速度で画像を形成する場合に、前記制御部は、前記転写位置で前記像担持体に形成された画像が前記最大の画像形成速度と同じ搬送速度で前記給紙部から搬送されてきた用紙に転写されるように用紙を給紙する所定のタイミングよりも早いタイミングになるように前記給紙タイミングを制御することを特徴とする。
また、本発明の他の画像形成装置は、用紙を給紙する給紙部と、前記給紙部から給紙された用紙に像担持体に形成された画像を転写する転写部と、前記給紙部によって給紙された用紙を前記像担持体に形成された画像に同期させるために、前記給紙部から前記転写部によって前記像担持体に形成された画像が用紙に転写される転写位置まで用紙を停止させることなく、搬送速度を変化させて搬送する搬送部と、を有し、用紙に画像を形成する際の画像形成速度として複数の画像形成速度を設定することが可能な画像形成装装置において、前記給紙部から用紙を給紙する給紙タイミングを制御する制御部を有し、複数の前記画像形成速度のうち、最小の画像形成速度で画像を形成する場合に、前記制御部は、前記転写位置で前記像担持体に形成された画像が前記最小の画像形成速度と同じ搬送速度で前記給紙部から搬送されてきた用紙に転写されるように用紙を給紙する所定のタイミングよりも遅いタイミングになるように前記給紙タイミングを制御することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、給紙された用紙の搬送を一時停止させずに用紙の搬送を行う場合において、モータをコストアップせずにトナー画像と用紙との位置合わせを行うことができる。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1に係るタンデム方式のカラー画像形成装置の全体を示す構成図である。先ず図1を用い、画像形成装置の構成について説明する。
タンデム方式のカラー画像形成装置はイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを重ねあわせることでフルカラー画像を出力できるように構成されている。そして各色の画像形成のために、レーザスキャナ(11Y、11M、11C、11K)とカートリッジ(12Y、12M、12C、12K)が備えられている。カートリッジ(12Y、12M、12C、12K)は、図中矢印の方向に回転する感光体(13Y、13M、13C、13K)と、感光体(13Y、13M、13C、13K)に接するように設けられた感光体クリーナ(14Y、14M、14C、14K)、帯電ローラ(15Y、15M、15C、15K)、及び現像器(16Y、16M、16C、16K)から構成されている。更に各色の感光体(13Y、13M、13C、13K)には中間転写ベルト17が接して設けられ、この中間転写ベルト17を挟み、各感光体に対向するように一次転写ローラ(18Y、18M、18C、18K)が設置されている。また中間転写ベルト17には中間転写ベルト17に残留したトナーを回収するベルトクリーナ19が設けられる。ベルトクリーナ19で回収したトナー(廃トナー)が収納される廃トナー容器20も設置されている。また用紙21を格納するカセット22には、カセット22内にある用紙21の位置を規制するガイド23、及びカセット22内の用紙21の有無を検出する用紙有無センサ24が設けられている。用紙21の搬送路には給紙ローラ25、分離ローラ対26a及び26b、搬送ローラ27が設けられ、搬送ローラ27の用紙搬送方向の下流側近傍にセンサ28が設けられている。中間転写ベルト17と接するように二次転写ローラ29、そして二次転写ローラ29の後段に定着器30が設置されている。なお、レーザスキャナは不図示のレーザ発光素子やポリゴンミラー等の部材から構成されているが、周知の構成であるので詳細な説明は省略する。
次に電子写真プロセスについて説明する。カートリッジ(12Y、12M、12C、12K)内において、感光体(13Y、13M、13C、13K)表面を帯電ローラ(15Y、15M、15C、15K)で均一に帯電させる。次にレーザスキャナ(11Y、11M、11C、11K)により画像データに応じて変調したレーザ光を感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に照射し、レーザ光が照射された部分の帯電電荷が除去されることで、感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に静電潜像を形成する。現像器(16Y、16M、16C、16K)では帯電したトナーを感光体上に形成した静電潜像に付着させることで、各色のトナー画像を感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に形成する。そして、それぞれ感光体(13Y、13M、13C、13K)表面上に形成されたトナー画像を一次転写ローラ(18Y、18M、18C、18K)により中間転写ベルト17に順次重ね合わせるように転写する。
なお、上記のレーザスキャナ、感光体、帯電ローラ、現像器は、カラー画像形成装置における画像形成部を構成する。つまり、感光体を帯電ローラによって一様な電位に帯電し、その後レーザスキャナによって潜像を形成する。そして形成された潜像を現像器によって現像することで感光体上に画像が形成される構成である。
一方、カセット22内の用紙21は給紙ローラ25により給紙され、用紙21が複数枚給紙されても、分離ローラ対26a及び26bにより、用紙21が一枚だけ搬送ローラ27へ搬送されるようになる。次に中間転写ベルト17上のトナー画像を搬送ローラ27で搬送された用紙21に二次転写ローラ29で転写する。最後に用紙21上のトナー画像は定着器30により定着され、画像形成装置外に排出される。
更に図1、図2を用いてトナー画像と用紙21の位置合わせについて説明する。図2はトナー画像と用紙21の位置合わせを説明する図である。ここではトナー画像を用紙21に転写する二次転写ローラ29による転写位置から一番遠くに配置されているカートリッジ12Yでの画像形成と用紙21との搬送タイミングのみの説明とし、他のカートリッジ(12M、12C、12K)については省略する。
図2における縦軸は用紙が搬送を開始されてから用紙にトナー画像が転写ローラで転写される間までの位置を示す。縦軸のカセット後端の位置とは用紙21がカセット内に有る状態での用紙21の搬送方向後端の位置である。また、画像書出しの位置は図1におけるAの位置であり、制御終了点は図1におけるBの位置である。なお、分離ローラ26a及び26bのニップ部、ローラ27、センサ28、転写ローラ(二次転写ローラ29)の位置は図1で示されているとおりである。なお、横軸は時間を示している。
図2において搬送される先の用紙が分離ローラ対26a及び26bのニップ部に達してから次の用紙が分離ローラ対26a及び26bのニップ部に達するまでの時間が給紙間隔となる。また、本実施例では、画像書出しのタイミングが用紙の搬送の開始よりも早く、用紙が搬送される前に中間転写ベルト17にトナー画像が形成されている。従って、用紙の搬送タイミングや搬送速度を調整してトナー画像と用紙との同期を取って位置を合わせる。
感光体13Yのレーザ照射位置から一次転写ローラ18Yまでの画像の移動時間は感光体13Yのレーザ照射点から一次転写ローラ18Yまでの距離Ldと感光体13Yの角速度Vdによって決定される。そして、その画像が感光体13Y上を移動する時間TdはLd/Vdとなる。一次転写ローラ18Yによって中間転写ベルト17上に転写された後の画像の移動時間は一次転写ローラ18Yから二次転写ローラ29による転写位置までの距離Lbと中間転写ベルト17の駆動速度(又は表面速度とも言う)Vbによって決定される。そして、その画像が中間転写ベルト17上を移動する時間TbはLb/Vbとなる。
カセット22から二次転写ローラ29による転写位置までの用紙21の搬送時間は、次の各搬送区間における搬送時間の和になる。なお一般的には中間転写ベルトの表面速度Vbをプロセス速度とし、図2では用紙21の搬送速度をプロセス速度Vbと同じ速度としている。カセット22の用紙搬送方向側の端部から二次転写ローラ29による転写位置までの搬送時間Tpは、カセット22の用紙搬送方向側の端部から分離ローラ対26a及び26bのニップ部までの距離をLl、分離ローラ対26a及び26bのニップ部からセンサ28までの距離をLf、センサ28から二次転写ローラ29までの距離をLc+Lrとすると、(Ll+Lf+Lc+Lr)/Vbとなる。よって画像形成の開始後Td+Tb―Tp=Tg時間後に用紙21を搬送することで、トナー画像と用紙21の位置が一致する。以後、画像形成開始から用紙21の搬送を開始するまでの時間をTgとする。ここでLcは用紙がセンサ28に到達してからの速度制御区間を示しており、Lcの区間では速度の増減を実行することが可能である。その後のLrの区間は速度を中間転写ベルトの表面速度Vbに設定する必要がある区間である。図2は用紙にスリップや連出しが発生していない状態でのトナー画像と搬送される用紙との関係を示している。
次に図1、図3、図4を用いて本発明の実施例1に係る、画像形成装置において設定可能な最高速のプロセス速度Vbmaxにおけるトナー画像と用紙21の位置合わせの制御について説明する。図3は制御部41の構成を示すものである。計測部42にはセンサ28が接続されており、カセット22からの用紙21の搬送開始からセンサ28までの到達時間を計測する。計測部42は演算部43と接続されており、計測部42での計測結果に応じて最適な給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度を演算し、給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動回路44に出力する構成となっている。
図4は画像形成装置が有する最高速のプロセス速度における中間転写ベルト17に形成されたトナー画像と用紙21の位置合わせを説明する図である。図4中の太線の部分は中間転写ベルト17に対し最上流側のY画像を示す。縦線の部分は理想的な用紙搬送タイミング(図2)に対して早く給紙された場合の用紙21を示している。すなわちカセット22内で用紙21の連出しが発生した場合の用紙21を示している。また横線の部分は理想的な用紙搬送タイミング(図2)に対して遅く給紙された場合の用紙21を示している。すなわちカセット22内で給紙ローラ25のスリップが発生した場合の用紙21を示している。
先ず用紙搬送の基本動作について説明する。カセット22から搬送された用紙21は中間転写ベルト17の駆動速度Vbと同じ速度で搬送され、センサ28に到達する。このとき計測部42はカセット22からの用紙21の搬送開始からセンサ28への到達時間を計測しており、トナー画像と用紙21の位置が合うようにセンサ28から制御終了位置までの速度制御区間Lcの間、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の速度を変更する。そして制御終了位置以降は中間転写ベルト17の表面速度Vbmaxと同じ速度に設定する。
更に詳細に画像形成装置が有する最高速度のプロセス速度Vbmaxにおけるトナー画像と用紙21の位置合わせを説明する。感光体13Yで画像形成が開始されると、画像形成開始から用紙21の搬送を開始するまでの時間Tgよりも、時間α分、早くカセット22から用紙21の搬送を開始する。すなわちトナー画像よりも時間α早く用紙21が二次転写ローラ29による転写位置に到達するようにカセット22から用紙21の搬送を開始する。この時、カセット22内での給紙ローラ25のスリップによる用紙搬送遅延の最大許容時間をTsとする。そして、この最大許容時間Tsに相当するスリップが発生した場合、カセット22内の用紙21の搬送開始からセンサ28までの到達時間は、スリップが発生しない時と比べ、計測部42にてTs遅く計測される。よってセンサ28から制御終了位置までの速度制御区間Lcで時間Ts分を補正する必要がある。
ところが用紙21の搬送がトナー画像に対して時間α先行しているため、トナー画像と用紙21の位置合わせに必要な補正時間はTs−αとなる。速度制御区間Lcでの本来の搬送速度をVbとすると、同区間の搬送時間はLc/Vbとなり、時間Ts―αの遅れを取り戻すためには、(Lc/Vbmax)−(Ts―α)の時間で速度制御区間Lcを搬送する必要がある。つまり搬送速度は以下示す式(1)によって求められる。
搬送速度=(Vbmax×Lc)/((Lc−Vbmax×(Ts−α))・・・式(1)
ここで、時間αの設定範囲は、0<α≦Tsとして速度調整範囲を設定することで、速度制御区間Lcでの増速(加速)側の補正量を低減することが出来る。更にα=Tsの時、増速側に補正する量の低減が最大(補正なし)となり、最高速のプロセス速度Vbmaxに対して増速の必要が無くなる。
本実施例における最高速のプロセス速度Vbmaxとは、画像形成装置において普通紙を用いて画像形成を行う際の画像形成速度である。画像形成装置としては、このプロセス速度Vbmaxよりも遅いプロセス速度に設定することができる。例えば厚紙(普通紙よりも厚みが厚い、または坪量が大きい)の場合にはプロセス速度をVbmaxの1/2の速度にする。また、グロス紙(普通紙よりも表面の光沢度が高い)の場合にはVbmaxの3/4の速度にする。
なお、Vbmaxの1/2や3/4のプロセス速度の場合には上記のようにα時間、早く用紙の搬送を開始する動作は行わない。つまり、Vbmaxの1/2や3/4のプロセス速度の場合に用紙の搬送を開始するタイミングを基準タイミングとすれば、その基準タイミングよりもα時間、早く搬送を開始させる点が本実施例の特長である。
また図4において、搬送速度の補正量が大きい場合、用紙21のセンサ28到達後及び制御終了点で、用紙21の搬送速度を急激に変更することになる。搬送速度を急激に変更すると、ステッピングモータ45は特性上、脱調を起こす可能性があるが、ステッピングモータ45の速度を徐々に変更する、スローアップ制御、スローダウン制御を行うことで脱調を回避することができるこの場合はセンサ28から制御終了点間で、時間Ts−αの遅れを取り戻すように、スローアップ制御、スローダウン制御の速度カーブ及び減速時の速度を設定することで、搬送速度を急激に変更する場合と同様の効果が得られる。なお、以後の実施例におけるステッピングモータ45の増減速においても、搬送速度を急激に変更する場合と同様の効果が得られるため、説明は省略する。
以上、本実施例によれば、用紙21の搬送速度の増率を最小限に留めることができる。したがって、給紙ローラ25及び搬送搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の高速域でのトルクの低下による脱調、更にはステッピングモータ45の大型化を回避しながら、トナー画像と用紙21の位置合わせを行うことができる。
(実施例2)
実施例2では、図1、図3、図5を用いて、画像形成装置が有する最低速のプロセス速度Vbminにおけるトナー画像と用紙21の位置合わせ制御について説明する。基本的な構成は同じであるため、図1、図3の説明は省略する。図5は画像形成装置が有する最低速のプロセス速度Vbminにおけるトナー画像と用紙21の位置合わせを説明する図である。図5中の太線の部分は中間転写ベルト17に対し最上流側のY画像を示している。また、縦線の部分は理想的な用紙搬送タイミング(図2)に対して早い場合の用紙21、すなわちカセット22内で用紙21の連出しが発生した場合の用紙21を示している。また、横線の部分は理想的な用紙搬送タイミング(図2)に対して遅い場合の用紙21、すなわちカセット22内で給紙ローラ25のスリップが発生した場合の用紙21を示している。感光体13Yで画像形成が開始されると、画像形成開始から用紙21の搬送を開始するまでの時間Tgよりも、時間β遅くカセット22から用紙21の搬送を開始する。すなわちトナー画像よりも時間β遅く用紙21が二次転写ローラ29による転写位置に到達するようにカセット22から用紙21の搬送を開始する。この時、カセット22内での用紙21の最大連出し量は、カセット22の用紙搬送方向側端部から分離ローラ26a、26bまでの距離Llである。なお、連出しとは、カセットの最上位の用紙を給紙した際に次の用紙が重なったままの状態で搬送される現象である。
そして、この最大連出し量の場合、カセット22内の用紙21の搬送開始からセンサ28までの到達時間は次のようになる。
Llでの用紙21の搬送速度をプロセス速度と同じVbminとすると、連出しが発生していない時と比べ、計測部42にてLl/Vbmin早く計測される。よってセンサ28から制御終了位置までの速度制御区間Lcで時間Ll/Vbmin分の補正する必要がある。
ところがトナー画像が用紙21の搬送に対して時間β先行しているため、トナー画像と用紙21の位置合わせに必要な補正時間はLl/Vbmin−βとなる。速度制御区間Lcでの本来の搬送速度をVbminとすると、同区間の搬送時間はLc/Vbminとなり、時間Ll/Vbmin−βの進み補正するためには、(Lc/Vbmin)+(Ll/Vbmin−β)の時間で速度制御区間Lcを搬送する必要がある。つまり搬送速度以下示す式(2)によって求められる。
搬送速度=(Vbmin×Lc)/(Lc+Ll−Vbmin×β)・・・式(2)
ここで、時間βの設定範囲を、0<β≦(Ll/Vbmin)として速度制御範囲を設定することで、速度制御区間Lcでの減速側の補正量を低減することが出来る。更にβ=Ll/Vbminの時、減速側の補正量の低減が最大となり、最低速のプロセス速度Vbminに対して減速の必要が無くなる。
なお、Vbmaxの1/2や3/4のプロセス速度の場合(実施例1で説明した)には上記のようにβ時間、遅く用紙の搬送を開始する動作は行わない。つまり、Vbmaxの1/2や3/4のプロセス速度の場合に用紙の搬送を開始するタイミングを基準タイミングとすれば、その基準タイミングよりもβ時間、遅く搬送を開始させる点が本実施例の特長である。
以上、本実施例によれば、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度の減速率を最小限に留めることができる。そして、給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の低速域での振動や騒音、更には振動吸収材の使用を回避しながら、トナー画像と用紙21の位置合わせを行うことができる。
(実施例3)
実施例3では、画像形成装置が有する複数のプロセス速度において、最高速のプロセス速度の場合は画像形成に対する用紙の給紙タイミングを早め、用紙21の搬送速度を増減させる制御手段の増減する速度範囲を減速側にずらす。そして、最低速のプロセス速度の場合は画像形成に対する用紙の給紙タイミングを遅らせて、用紙21の搬送速度を増減させる制御手段の増減速範囲を増速側にずらすことを組み合わせて行う場合について説明する。つまり実施例1と実施例2とを組み合わせて給紙タイミングを変更する制御を行う。
それぞれ、最高速のプロセス速度Vbmaxにおけるトナー画像と用紙21の位置合わせ制御、及び最低速のプロセス速度Vbminにおけるトナー画像と用紙21の位置合わせ制御の詳細については、実施例1及び実施例2にて説明しているため省略する。
本実施例では、最高速のプロセス速度Vbmaxを200mm/s、最低速のプロセス速度Vbminを50mm/s、それぞれの場合に搬送搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数を1000pps及び250ppsとする。そして速度制御区間Lcを120mm、カセット22内での給紙ローラ25のスリップによる用紙搬送遅延の最大許容値Tsを100ms、カセット22内での用紙21の最大連出し量Llを30mmとする。更に最高速のプロセス速度における画像に対する給紙タイミングを時間α早くし、最低速のプロセス速度における画像に対する給紙タイミングを時間β遅くしたとすると、最高速のプロセス速度でのスリップによる用紙搬送遅延の最大許容値Tsを補正するための搬送速度は実施例1の式(1)と同様、(Vbmax×Lc)/((Lc−Vbmax×(Ts−α))となる。また、最低速のプロセス速度での最大の連出し量Llを補正するための搬送速度は実施例2の式(2)と同様、(Vbmin×Lc)/(Lc+Ll−Vbmin×β)となる。
図6は複数のプロセス速度において、トナー画像と用紙21の位置合わせの為の給紙ローラ25及び搬送ローラ27の増速(加速)及び減速を含んだ場合の、給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲を示したものである。なお、最高速のプロセス速度における減速補正時、及び最低速のプロセス速度における増速補正時の値は、給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲に影響を与えないため省略する。つまり、実施例1、2で説明したようなVbmaxの1/2や3/4のプロセス速度の場合には、用紙がスリップや連出しが発生しても、速度制御範囲が50mm/s〜200mm/sの範囲内に収まるため、用紙の搬送開始のタイミングを変更する必要は無い。
(a)はα=β=0msの時すなわち本発明を用いない場合の給紙ローラ25及び搬送搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲である。つまり、Vbmaxの1/2や3/4のプロセス速度の場合と同様に用紙の搬送のタイミングを変更しない。この場合、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度は40mm/s〜240mm/s、給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数は200pps〜1200ppsとなる。
(b)は本発明を用いα=50ms、β=300msとした場合の給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲である。この場合、給紙ローラ25及び搬送ローラ搬送ローラ27の搬送速度は44mm/s〜218mm/s、給紙ローラ25及び搬送搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数は222pps〜1091ppsとなる。
(c)は本発明を用いα=100ms、β=600msとした場合の給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲を最小とした場合である。この場合、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度は50mm/s〜200mm/s、給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数は250pps〜1000ppsとなる。
以上のように、最高速のプロセス速度及び最低速のプロセス速度における用紙の搬送開始タイミングを変更することによって、ステッピングモータの速度調整範囲を50mm/s〜200mm/sの範囲に近づける、もしくは等しくすることができる。
以上、本実施例によれば、給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45を駆動する周波数の範囲を狭くすることができる。したがって、印刷効率を低下させず、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度の範囲を最小限に留めることができる。つまり、ステッピングモータ45の高速域でのトルクの低下による脱調、更にはステッピングモータ45の大型化、及び低速域での振動や騒音、更には振動吸収材の使用を回避しながら、トナー画像と用紙21の位置合わせを行うことができる。
(実施例4)
実施例4では、画像形成装置が有する複数のプロセス速度において、最高速のプロセス速度の場合は、用紙21の搬送速度を増速又は減速させることで、トナー画像に対する用紙21の位置調整を行う。そして、最低速のプロセス速度の場合は画像形成に対する用紙21の給紙タイミングを早め、給紙からセンサ28までの計測結果に応じた時間、センサ28よりも用紙を搬送する方向の下流側の所定位置で搬送ローラ27による用紙21の搬送を一旦停止する。そして、画像に対する用紙21の位置が合うように搬送ローラ27による用紙の搬送を再開する。これら二つを組み合わせて実施する方式について説明する。
最高速のプロセス速度における搬送ローラ27の搬送速度を増速または減速させることによる、トナー画像に対する用紙21の位置合わせについては、実施例1及び実施例3にて先述しているので省略する。
図7は最低速のプロセス速度の場合に、画像形成に対する用紙21の給紙タイミングを早め、給紙からセンサ28までの計測結果に応じた時間、用紙検出手段よりも下流の所定位置で搬送ローラ27による用紙の搬送を一旦停止する。そして、画像に対する用紙の位置が合うように搬送ローラ27による用紙21の搬送を再開する方式を説明する図である。図7中の太線の部分は中間転写ベルト17に対し最上流側のY画像を、縦線の部分は理想的な用紙搬送タイミングに対して早い場合の用紙21、すなわちカセット22内で用紙21の連出しが発生した場合の用紙21を示している。また横線の部分は理想的な用紙搬送タイミングに対して遅い場合の用紙21、すなわちカセット22内で給紙ローラ25のスリップが発生した場合の用紙21を示している。感光体13Yで画像形成が開始されると、画像形成開始から用紙21の搬送を開始するまでの時間Tgよりも、時間γ早くカセット22から用紙21の搬送を開始する。すなわちトナー画像よりも時間γ早く用紙21が二次転写ローラ29による転写位置に到達するようにカセット22から用紙21の搬送を開始する。そしてセンサ28が用紙21を検出すると、一旦用紙21の搬送を停止する。カセット22内の用紙21の搬送開始からセンサ28までの到達時間応じて停止時間を決定し、トナー画像に合わせて用紙21の搬送を最低速のプロセス速度Vbminで再開する。
更に時間γについて説明する。給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45はその特性上、停止時の振動が十分減衰する前に起動すると脱調を起こしてしまうため、振動が十分減衰させるために比較的長く停止時間を設ける必要がある。この振動が減衰するまでの時間をTm、カセット22内での用紙21の最大の連出し量をLl、Llでの用紙21の搬送速度を最低速のプロセス速度と同じVbminとすると、時間γはTm+Ll/Vbminとなる。なお、Llでの用紙21の搬送速度を最低速のプロセス速度Vbminよりも速くしても良い。
次に、画像形成装置が有する複数のプロセス速度において、最高速のプロセス速度の場合は画像形成に対する用紙の給紙タイミングを早め、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度を増速または減速させる制御手段の増減速範囲を減速側にずらす。そして、最低速のプロセス速度の場合は画像形成に対する用紙の給紙タイミングを早め、給紙からセンサ28までの計測結果に応じた時間、センサ28よりも用紙の搬送方向の下流側の所定位置で用紙の搬送を一旦停止する。そして、画像に対する用紙の位置が合うように用紙の搬送を再開する。これらのことを組み合わせて実施した場合について説明する。
最高速のプロセス速度Vbmaxを200mm/s、最低速のプロセス速度Vbminを50mm/s、それぞれの場合に給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数を1000pps及び250ppsとする。そして速度制御区間Lcを120mm、カセット22内での給紙ローラ25のスリップによる用紙搬送遅延の最大許容値Tsを100msとする。更に最高速のプロセス速度における画像に対する給紙タイミングを時間α早くしたとすると、最高速のプロセス速度でのスリップによる用紙搬送遅延の最大許容値Tsを補正するための搬送速度は(Vbmax×Lc)/((Lc−Vbmax×(Ts−α))となる。また、最低速のプロセス速度における搬送速度は常にVbminとなる。
図8は複数のプロセス速度において、トナー画像と用紙21の位置合わせの為の給紙ローラ25及び搬送ローラ27の増速または減速を含んだ場合の、給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲を示している。なお、最高速のプロセス速度における減速補正時の値は、給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲に影響を与えないため省略する。更に最低速のプロセス速度における増減速補正は無いため値を記載しない。
(a)はα=0の時すなわち本発明を用いない場合の給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲である。この場合、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度は40mm/s〜240mm/s、給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数は200pps〜1200ppsとなる。
(b)は本発明を用いα=50msとした場合の給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲である。この場合、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度は50mm/s〜218mm/s、搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数は250pps〜1091ppsとなる。
(c)は本発明を用いα=100msとした場合の給紙ローラ25及び搬送ローラ27とそれらを駆動するステッピングモータ45の速度調整範囲を最小とした場合である。この場合、給紙ローラ25及び搬送ローラ27の搬送速度は50mm/s〜200mm/s、給紙ローラ25及び搬送ローラ27を駆動するステッピングモータ45の駆動周波数は250pps〜1000ppsとなる。
次に連続印刷における用紙21の間隔と印刷効率について説明する。図10は用紙搬送を一旦停止してトナー画像と用紙21の位置合わせ行う方式を説明する図であり、図11は用紙搬送を停止せずにトナー画像と用紙21の位置合わせ行う方式を説明する図である。用紙搬送を一旦停止してトナー画像と用紙21の位置合わせ行う方式は、用紙搬送を停止せずにトナー画像と用紙21の位置合わせ行う方式と比較し、少なくともステッピングモータ45の停止時間分、給紙動作の間隔を多くとる必要がある。図9はステッピングモータ45の停止の有無による印刷効率の違いを示している。最高速のプロセス速度Vbmaxを200mm/s、最低速のプロセス速度Vbminを50mm/s、用紙21の搬送方向のサイズを300mm、用紙の間隔を100mm、ステッピングモータ45の停止時の振動が十分減衰する時間を100msとする。最高速のプロセス速度でステッピングモータ45の停止が無い場合、用紙21への画像形成時間は1.5s、用紙21の間隔は0.5sであり、印刷効率は30枚/分となる。
一方、最高速のプロセス速度でステッピングモータ45の停止が有る場合、用紙21への画像形成時間は1.5s、用紙21の間隔は0.5s、ステッピングモータ45の停止時間0.1sである。この場合、印刷効率は28.5枚/分となり、大きく印刷効率が下がってしまう。しかし、最低速のプロセス速度の場合は、ステッピングモータ45の停止が無い時、印刷効率は7.5枚/分、ステッピングモータ45の停止が有る時、印刷効率は7.4枚/分となる。つまり、全体のプロセスに占めるステッピングモータ45の停止の割合が下がるため、印刷効率はそれほど違いがない(0.1枚分しか下がらない)。
以上、本実施例によれば、複数のプロセス速度において、印刷効率の低下を最小限に抑えることによって、用紙21の搬送速度の範囲を最小限に留めることができる。したがって、ステッピングモータ45の高速域でのトルクの低下による脱調、更にはステッピングモータ45の大型化、及び低速域での振動や騒音、更には振動吸収材の使用を回避しながら、トナー画像と用紙21の位置合わせを行うことができる。
本発明の実施例に係るタンデム方式のカラー画像形成装置の全体を示す構成図である。 本発明の実施例に係るトナー画像と用紙の位置合わせを説明する図である。 本発明の実施例に係る制御部の構成図である。 本発明の実施例1に係るトナー画像と用紙の位置合わせを説明する図である。 本発明の実施例2に係るトナー画像と用紙の位置合わせを説明する図である。 本発明の実施例3に係る搬送ローラとステッピングモータの速度調整範囲を示す図である。 本発明の実施例4に係るトナー画像と用紙の位置合わせを説明する図である。 本発明の実施例4に係る搬送ローラとステッピングモータの速度調整範囲を示す図である。 本発明の実施例4に係るステッピングモータの停止の有無と印刷効率の関係を示した図である。 従来技術における用紙搬送を一旦停止してトナー画像と用紙の位置合わせ行う方式を説明する図である。 従来技術における用紙搬送を停止せずにトナー画像と用紙の位置合わせ行う方式を説明する図である。
符号の説明
11Y、11M、11C、11K レーザスキャナ
12Y、12M、12C、12K カートリッジ
13Y、13M、13C、13K 感光体
14Y、14M、14C、14K 感光体クリーナ
15Y、15M、15C、15K 帯電ローラ
16Y、16M、16C、16K 現像器
17 中間転写ベルト
18Y、18M、18C、18K 一次転写ローラ
19 ベルトクリーナ
20 廃トナー容器
21 用紙
22 カセット
23 サイズガイド
24 用紙有無センサ
25 給紙ローラ
26a、26b 分離ローラ
27 搬送ローラ
28 センサ
29 二次転写ローラ
30 定着器
41 制御部
42 計測部
43 演算部
44 駆動回路
45 ステッピングモータ

Claims (15)

  1. 用紙を給紙する給紙部と、前記給紙部から給紙された用紙に像担持体に形成された画像を転写する転写部と、前記給紙部によって給紙された用紙を前記像担持体に形成された画像に同期させるために、前記給紙部から前記転写部によって前記像担持体に形成された画像が用紙に転写される転写位置まで用紙を停止させることなく、搬送速度を変化させて搬送する搬送部と、を有し、用紙に画像を形成する際の画像形成速度として複数の画像形成速度を設定することが可能な画像形成装装置において、
    前記給紙部から用紙を給紙する給紙タイミングを制御する制御部を有し、
    複数の前記画像形成速度のうち、最大の画像形成速度で画像を形成する場合に、前記制御部は、前記転写位置で前記像担持体に形成された画像が前記最大の画像形成速度と同じ搬送速度で前記給紙部から搬送されてきた用紙に転写されるように用紙を給紙する所定のタイミングよりも早いタイミングになるように前記給紙タイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の前記画像形成速度のうち、最小の画像形成速度で画像を形成する場合に、前記制御部は、前記転写位置で前記像担持体に形成された画像が前記最小の画像形成速度と同じ搬送速度で前記給紙部から搬送されてきた用紙に転写されるように用紙を給紙する所定のタイミングよりも早いタイミングになるように前記給紙タイミングを制御して、給紙された用紙が前記搬送部に達した後に停止させてから搬送を再開するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体に画像を形成する画像形成部を有し、
    前記所定のタイミングは、前記給紙部から用紙を給紙する位置から前記転写位置までの距離と、前記画像形成部が前記像担持体に画像を形成する位置から前記転写位置までの距離に基づいて設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、複数の感光体を有し、
    前記像担持体が、複数の前記感光体に形成された画像を担持する中間転写体であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写体に画像が形成されるタイミングが前記給紙部から用紙を給紙するタイミングよりも早いことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記給紙部から前記転写位置までの間に用紙を検出するセンサを有し、
    前記搬送部は、用紙が前記給紙部から給紙されてから前記センサに達するまでの時間に応じて、前記センサから前記転写位置までの用紙の搬送速度を加速又は減速させることを特徴とする請求項1乃至のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 前記給紙部から給紙されるシートが普通紙の時は複数の前記画像形成速度のうち最大の画像形成速度を設定し、前記普通紙よりも厚い厚紙の時は最小の画像形成速度を設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 複数の前記画像形成速度の中から特定の前記画像形成速度を予め設定しておくことができることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 用紙を給紙する給紙部と、前記給紙部から給紙された用紙に像担持体に形成された画像を転写する転写部と、前記給紙部によって給紙された用紙を前記像担持体に形成された画像に同期させるために、前記給紙部から前記転写部によって前記像担持体に形成された画像が用紙に転写される転写位置まで用紙を停止させることなく、搬送速度を変化させて搬送する搬送部と、を有し、用紙に画像を形成する際の画像形成速度として複数の画像形成速度を設定することが可能な画像形成装装置において、
    前記給紙部から用紙を給紙する給紙タイミングを制御する制御部を有し、
    複数の前記画像形成速度のうち、最小の画像形成速度で画像を形成する場合に、前記制御部は、前記転写位置で前記像担持体に形成された画像が前記最小の画像形成速度と同じ搬送速度で前記給紙部から搬送されてきた用紙に転写されるように用紙を給紙する所定のタイミングよりも遅いタイミングになるように前記給紙タイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記像担持体に画像を形成する画像形成部を有し、
    前記所定のタイミングは、前記給紙部から用紙を給紙する位置から前記転写位置までの距離と、前記画像形成部が前記像担持体に画像を形成する位置から前記転写位置までの距離に基づいて設定されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成部は、複数の感光体を有し、
    前記像担持体が、複数の前記感光体に形成された画像を担持する中間転写体であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記中間転写体に画像が形成されるタイミングが前記給紙部から用紙を給紙するタイミングよりも早いことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記給紙部から前記転写位置までの間に用紙を検出するセンサを有し、
    前記搬送部は、用紙が前記給紙部から給紙されてから前記センサに達するまでの時間に応じて、前記センサから前記転写位置までの用紙の搬送速度を加速又は減速させることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  14. 前記給紙部から給紙されるシートが普通紙の時は複数の前記画像形成速度のうち最大の画像形成速度を設定し、前記普通紙よりも厚い厚紙の時は最小の画像形成速度を設定することを特徴とする請求項9乃至13のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  15. 複数の前記画像形成速度の中から特定の前記画像形成速度を予め設定しておくことができることを特徴とする請求項9乃至13のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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