JP6246312B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート搬送装置に関する。
従来、シートに画像を形成する画像形成装置には、画像形成装置本体に、給送オプションを装着可能なものが知られている(特許文献1)。給送オプションは、シートを収容して画像形成装置に供給するために、ユーザの要望によって画像形成装置に装着されるものであり、大量のシートを収容して供給するためや、サイズの異なるシートを供給するために用いられる。
給送オプションが装着された画像形成装置は、画像形成装置本体が有するシート給送部から給送されるシートだけでなく、給送オプションから画像形成装置本体に給送されるシートに対しても、画像を形成することができる。
特開2007−261705号公報
給送オプションから画像形成装置本体にシートを搬送する場合には、給送オプションから搬送されるシートが画像形成装置本体に到達するタイミングにばらつきが生じることがある。ばらつきが生じる要因としては、給送オプションでのシートのセット状態、シート同士の摩擦抵抗、ローラとシートとのスリップ、駆動動作の開始のばらつきなどが考えられる。
そして、給送オプションから搬送されるシートが画像形成装置本体に到達するタイミングが所定のタイミングより速い場合には、画像形成装置本体は転写部とのタイミングを合わせるために、シートの搬送速度を遅くする。すると、画像形成装置本体内でのシートの搬送速度が、給送オプション内でのシートの搬送速度よりも遅くなり、画像形成装置本体と給送オプション間で搬送されるシートは撓む方向に変形する。
シートが撓む方向に変形すると、シートから給送オプション内の搬送ローラに対して搬送方向とは逆方向に押し込む力が加わり、この押し込み力によって、搬送ローラを駆動する駆動手段にかかる負荷が増加する。その結果、給送オプション内の搬送ローラを駆動する駆動手段に必要なトルクが増加し、装置の大型化やコストの増加につながる可能性がある。
本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、一つのユニットから別のユニットにシートを搬送する場合に、シートが撓むことによって駆動手段にかかる負荷を生じさせないように、シートを搬送することを目的とする。
本発明は、第1のユニットと、前記第1のユニットに装着可能な第2のユニットを有するシート搬送装置であって、前記第1のユニットは、シートを搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、シートを検知する第1の検知手段と、前記第1の検知手段によりシートを検知したタイミングが第1のタイミングよりも遅い場合、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を加速させるように、前記第1の駆動手段を制御する第1の制御手段と、を有し、前記第2のユニットは、シートの搬送方向において前記第1の搬送手段の上流側に配置され、シートを搬送する第2の搬送手段と、前記第2の搬送手段を駆動する第2の駆動手段と、シートを検知する第2の検知手段と、前記第2の検知手段によりシートを検知したタイミングが第2のタイミングとは異なる場合、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を変化させ、前記第1のタイミングよりも遅れて前記第1の検知手段にシートが到達するように前記第2の駆動手段を制御する第2の制御手段と、を有することを特徴とするシート搬送装置である。
本発明によれば、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度が前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度以上となるように、シートを搬送する。したがって、本発明によれば、シートが撓むことによって駆動手段にかかる負荷を生じさせずに、シートを搬送することができる。
第1の実施形態が適用された画像形成装置の正面図。 第1の実施形態が適用された画像形成装置の正面図。 第1の実施形態のブロック図。 第1の実施形態によるシートの搬送状態を示す図。 第1の実施形態の搬送ローラへ駆動を伝達するための構成を示す概略斜視図。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明を実施するための好適な実施形態について説明する。図1は、本実施形態が適用される画像形成装置100の正面図である。画像形成装置100は、第1のユニットとしての画像形成装置本体1と、画像形成装置本体1に装着可能な第2のユニットとしての給送ユニット5により構成される。
図2は、画像形成装置100の背面図である。図3は、第1の実施形態のブロック図である。図4は、第1の実施形態のシートの搬送速度のタイミングチャートを示す図である。図5は、第1の実施形態の搬送ローラへ駆動を伝達するための構成を示す概略斜視図である。
まず、図1を参照して、画像形成装置本体1について説明する。画像形成装置本体1は、積載されたシート束からシートを1枚ずつに分離して給送するためのシート給送部2と、給送されたシートに画像を形成する画像形成部3と、画像形成部3から排出されるシートを積載するためのシート積載部4を有する。
シート給送部2に備えられているシート積載部201に積載されているシートは、給送ローラ202により給送され、フィードローラ203及びリタードローラ204によって一枚ずつに分離される。リタードローラ204は、トルクリミッタを介してシートを給送する方向とは反対方向に駆動が伝達されていて、複数枚のシートがフィードローラ203とリタードローラ204とのニップに入ってきた場合にはシートを一枚ずつ分離して送り出す。分離されたシートは、搬送ガイド205aに案内され、第1の搬送手段120に搬送される。第1の搬送手段120は、駆動が伝達されて回転可能な搬送ローラ206と搬送ローラ206に従動回転する従動ローラ207を有し、搬送ローラ206と従動ローラ207のニップ部でシートを挟持して搬送する。第1の搬送手段120により搬送されるシートは、搬送ガイド205c及び205dにより案内され、転写部304で画像が転写される。転写部304で画像が転写されたシートは、定着部305で画像が定着され、排出ローラ対401によりシート積載部4上に排出される。
画像形成部3は、帯電された4つの感光ドラム301y、301m、301c、301kに、レーザスキャナ302が光照射することで、4つの感光ドラム301の上にトナー像を現像する。4つの感光ドラム301に現像されたトナー像は、転写ベルト303と二次転写ユニットによって、シート給送部2から搬送されたシートに転写される。トナー画像が転写されたシートは定着部305へ搬送され、熱及び圧力が印加されることでトナー画像の定着が行われる。トナー画像の定着行われたシートは、排出ローラ対401によって排出され、積載トレイの上に積載される。
次に、画像形成装置本体1にオプションとして装着可能な給送ユニット5について説明する。給送ユニット5は、画像形成装置本体1に対して、シート搬送方向の上流側に装着される。
給送ユニット5は、シートを画像形成装置本体1に給送するためのシート給送部21、22、23が上下に3段積み重ねられて配置されている。シート給送部21、22、23はそれぞれ同じ構成であるので、最上段のシート給送部21について説明する。シート給送部21は、シート積載部211に積載されているシートを給送する給送ローラ212と、給送されたシートを一枚ずつに分離するためのフィードローラ213とリタードローラ214を有する。なお、シート給送部21の構成は画像形成装置本体1に設けられているシート給送部2と同じである。
シート給送部21により給送されるシートは、給送ユニット5の内部に設けられ、画像形成装置本体1にシートを搬送する第2の搬送手段220へ向けて搬送される。第2の搬送手段220は、搬送ローラ216と従動ローラ217を有し、搬送ローラ216と従動ローラ217のニップ部でシートを挟持して、画像形成装置本体1の第1搬送手段120に向けてシートを搬送する。なお、第2の搬送手段220と第1の搬送手段120の間隔は、搬送されるシートの搬送方向の長さよりも短くなるように配置されている。
図2に示すように、画像形成装置本体1には、第1の駆動手段としての第1の駆動モータ101が設けられ、給送ユニット5には、第2の駆動手段としての第2の駆動モータ501が設けられている。第1の駆動モータ101は、第1の搬送手段120の搬送ローラ206を回転させ、第2の駆動モータ501は第2の搬送手段220の搬送ローラ216を回転させる。
図3に示すように、第1の駆動モータ101は第1の制御手段150により制御され、第2の駆動モータ501の駆動は、第2の制御手段250により制御される。
また、搬送ローラ206と従動ローラ207のニップ部の近傍には、搬送されるシートを検知するための第1の検知手段208bが設けられている。第1の検知手段208bは、シートがニップ部を通過したことを検知する。第1の制御手段150は、第1の検知手段208bの検知結果に基づいて、シートが第1の搬送手段120に到達した時間を判断し、搬送ローラ206を駆動する第1の駆動モータ101の駆動を制御する。具体的には、搬送ローラ206により転写部304へ向けて搬送されるシートが、画像形成部3で作成された画像に対して一致するように、第1の制御手段150は、第1の駆動モータ101を制御して、第1の搬送手段120によるシートの搬送速度を変更する。例えば、シートが第1の検知手段208bに早く到達した場合には、第1の制御手段150は、シートの搬送速度を減速させるように、第1の駆動モータ101を制御する。一方、シートが第1の検知手段208bに遅く到達した場合には、第1の制御手段150は、シートの搬送速度を増速させるように、第1の駆動モータ101を制御する。
また、搬送ローラ216、従動ローラ217のニップ部の近傍には、搬送されるシートを検知する第2の検知手段208aが設けられている。第2の検知手段208aは、シートが搬送ローラ216、従動ローラ217のニップ部を通過したことを検知する。第2の制御手段250は、第2の検知手段208aの検知結果に基づいて、シートが第2の搬送手段220へ到達した時間を判断し、搬送ローラ216を駆動する第2の駆動モータ501の駆動を制御して、第2の搬送手段220によるシートの搬送速度を変更する。例えば、シートが第2の検知手段208aに早く到達した場合には、第2の制御手段250は、シートの搬送速度を減速させるように、第2の駆動モータ501を制御する。一方、シートが第2の検知手段208aに遅く到達した場合には、第2の制御手段250は、シートの搬送速度を増速させるように、第1の駆動モータ501を制御する。
次に、給送ユニット5から給送されるシートを搬送する場合の第1の制御手段150による第1の駆動モータ101の制御と、第2の制御手段250による第2の駆動モータ501の制御について、図4を参照して説明する。
図4のグラフにおいて、横軸は時間(t)を表し、縦軸は搬送方向下流側のシートの先端の位置(p)を表す。したがって、傾きは、シートの先端の搬送速度を示している。仮に、シートの搬送速度がばらつくことがなく、一定の速度で搬送された場合には、破線Zで示す直線になる。
しかし、実際には、シートの給送動作の誤差などにより、搬送されるシートの先端の位置はばらつくことがある。Rで示された範囲は、シートの先端位置がばらついた場合でも、駆動モータ101と501の加減速制御により、ばらつきを補正することが可能な最大の範囲である。
一点鎖線αは、ばらつきRの範囲内で、シートが最も早く最上段の搬送ローラ206に到達する場合を示している。実線βは、ばらつきRの範囲内で、シートが最も遅れて最上段の搬送ローラ206に到達する場合を示している。すなわち、斜線でハッチングされた領域内では、駆動モータ101と501の加減速制御により、シートの搬送のばらつきは補正することが可能である。斜線でハッチングされた領域の外側では、シートの搬送のばらつきを補正することができないため、ジャムと判断される。
まず、一点鎖線αで示す、シートが最も早く最上段の第2の検知手段208aに到達する場合について説明する。第2の駆動モータ501が給送ユニット5の内部のローラ対を一定速度で回転させることで、シートは速度701で最上段の第2の検知手段208aまで搬送される。
第2の検知手段208aがシートを検知すると、第2の制御手段250は、駆動モータ501を制御し、領域L1の間、第2の搬送手段220によるシートの搬送速度703に減速させる。第2の搬送手段220によるシートの搬送速度を減速させる理由は、シートが第2の検知手段208aまで早く到着しているからである。
その後(シートが領域L1を通過した時点で)、第2の制御手段250は、シートが第1の検知手段208bに到達する前に、第2の搬送手段220によるシートの搬送速度を所定の速度である速度701になるように、第2の駆動モータ501の駆動を制御する。シートが第1の搬送手段120に到達する際に、第1の搬送手段120によるシートの搬送速度は所定の速度701になるように、第1の制御手段150は第1の駆動モータ101を制御している。なお、このときの第1の搬送手段120の速度は、速度701以上であればよい。
第2の搬送手段220により速度701で搬送されるシートが第1の検知手段208bに検知されると、第1の制御手段150は、第1の駆動モータ101の駆動を制御し、第1の搬送手段120によるシートの搬送速度を704に増速させる。第1の搬送手段120によるシートの搬送速度を増速させる理由は、画像形成部3で作成された画像に対して、シートが第1の検知手段208bに到着するタイミングが遅れているからである。これにより、シートは領域L2の間、速度704で搬送され、転写部304に適正なタイミングで到達する。
次に、実線βで示す、シートが最も遅く最上段の第2の検知手段208aに到達する場合について説明する。第2の駆動モータ501が給送ユニット5の内部のローラ対を一定速度で回転させることで、シートは速度701で最上段の第2の検知手段208aまで搬送される。
第2の検知手段208aがシートを検知すると、第2の制御手段250は、駆動モータ501を制御し、領域L1の間、第2の搬送手段220によるシートの搬送速度705に増速させる。第2の搬送手段220によるシートの搬送速度を増速させる理由は、シートが第2の検知手段208aまで遅く到着しているからである。
その後(シートが領域L1を通過した時点で)、第2の制御手段250は、シートが第1の検知手段208bに到達する前に、第2の搬送手段220によるシートの搬送速度を所定の速度である速度701になるように、第2の駆動モータ501の駆動を制御する。シートが第1の搬送手段120に到達する際に、第1の搬送手段120によるシートの搬送速度が701になるように、第1の制御手段150は第1の駆動モータ101を制御している。なお、このときの第1の搬送手段120の速度は、所定の速度701以上であればよい。
第2の搬送手段220により速度701で搬送されるシートが第1の検知手段208bに検知されると、第1の制御手段150は、第1の駆動モータ101の駆動を制御し、第1の搬送手段120によるシートの搬送速度を706に増速させる。第1の搬送手段120によるシートの搬送速度を増速させる理由は、画像形成部3で作成された画像に対して、シートが第1の検知手段208bに到着するタイミングが遅れているからである。これにより、シートは領域L2の間、速度706で搬送され、転写部304に適正なタイミングで到達する。
以上のように、第1の実施形態では、シートの搬送が誤差によりばらついた場合であっても、第1の制御手段150が第1の駆動モータ101を、第2の制御手段250が第2の駆動モータ501を、それぞれ独自に制御することができるので、シートを安定して搬送することができる。
すなわち、第2の制御手段250は、シートが第1の検知手段208bに到着するタイミングを、画像形成部3で作成された画像に対して遅らせるように、第2の駆動モータ501を制御する。そして、第2の搬送手段220と第1の搬送手段120の両方で同じシートを搬送する場合には、第2の搬送手段220によるシートの搬送速度を第1の搬送手段120によるシートの搬送速度よりも速くする。
これにより、シートが第2の搬送手段220と第1の搬送手段120の間で撓むことが無いので、第2の搬送手段220を駆動する第2の駆動モータ501への負荷が低減される。したがって、モータが壊れてしまったりすることを防止できる。
さらに、第1の実施形態によれば、画像形成装置本体1に設けられた制御手段と、給送ユニット5に設けられた制御手段が、お互いの搬送速度に関して通信を行わずに、それぞれ独自に搬送速度を制御することができるので、制御手段を大型化(複雑化)する必要が無い。
また、画像形成装置本体1に装着されるオプションとして、給送ユニット5以外のものを装着しても、そのオプションと画像形成装置本体1との組み合わせに本実施形態を適用することで、同様の効果を奏することができる。また、給送ユニット5を、画像形成装置本体1以外の別の本体に装着しても、同様の効果を奏することができる。すなわち、第1の実施形態によれば、第1のユニットとしての画像形成装置本体と、該本体に装着可能な第2のユニットとしてのオプションを、それぞれに設けられる制御手段を大型化させることなく、様々なバリエーションで組み合わせることができる。
なお、図5に示すように、第2の駆動モータ501と搬送ローラ216との間には、一方向に自由回転するワンウェイ手段としてのワンウェイギア602が設けられている。ワンウェイギア602が設けられていることにより、第2の搬送手段220によるシートの搬送速度を第1の搬送手段120によるシートの搬送速度よりも速くしても、搬送ローラ216が従動回転するため、第1の駆動モータ101にかかる負荷が低減される。
1 画像形成装置本体
2 シート給送部
3 画像形成部
4 シート排出部
5 給送ユニット
101 第1の駆動モータ
120 第1の搬送手段
150 第1の制御手段
220 第2の搬送手段
250 第2の制御手段
208b 第1の検知手段
208a 第2の検知手段
501 第2の駆動モータ
602 ワンウェイギア

Claims (13)

  1. 第1のユニットと、前記第1のユニットに装着可能な第2のユニットを有するシート搬送装置であって、
    前記第1のユニットは、
    シートを搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、
    シートを検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知手段によりシートを検知したタイミングが第1のタイミングよりも遅い場合、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を加速させるように、前記第1の駆動手段を制御する第1の制御手段と、を有し、
    前記第2のユニットは、
    シートの搬送方向において前記第1の搬送手段の上流側に配置され、シートを搬送する第2の搬送手段と、
    前記第2の搬送手段を駆動する第2の駆動手段と、
    シートを検知する第2の検知手段と、
    前記第2の検知手段によりシートを検知したタイミングが第2のタイミングとは異なる場合、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を変化させ、前記第1のタイミングよりも遅れて前記第1の検知手段にシートが到達するように前記第2の駆動手段を制御する第2の制御手段と、を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第2の検知手段によりシートを検知した前記タイミングが前記第2のタイミングよりも遅い場合、前記第2の検知手段がシートを検知した前記タイミングに基づいて、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を第1の速度から前記第1の速度よりも速い第2の速度へ変化させるように、前記第2の制御手段が前記第2の駆動手段を制御した後、前記シートの先端が前記第1の検知手段に到達する前に、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第2の速度から前記第2の速度よりも遅い所定の速度へ変化させるように、前記第2の制御手段が前記第2の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記シートの先端が前記第1の搬送手段に到達する前に、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度が前記所定の速度以上の第3の速度となるように、前記第1の制御手段が前記第1の駆動手段を制御した後、前記第1の検知手段が前記シートを検知したタイミングに基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第3の速度から前記第3の速度よりも速い第4の速度へ変化させるように、前記第1の制御手段が前記第1の駆動手段を制御することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記第2の検知手段によりシートを検知した前記タイミングが前記第2のタイミングよりも早い場合、前記第2の検知手段が前記シートを検知したタイミングに基づいて、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を第1の速度から前記第1の速度よりも遅い第2の速度へ変化させるように、前記第2の制御手段が前記第2の駆動手段を制御した後、前記シートの先端が前記第1の搬送手段に到達する前に、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第2の速度から前記第2の速度よりも速い所定の速度へ変化させるように、前記第2の制御手段が前記第2の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  5. 前記シートの先端が前記第1の搬送手段に到達する前に、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度が前記所定の速度以上の第3の速度となるように、前記第1の制御手段が前記第1の駆動手段を制御した後、前記第1の検知手段が前記シートを検知したタイミングに基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第3の速度から前記第3の速度よりも速い第4の速度へ変化させるように、前記第1の制御手段が前記第1の駆動手段を制御することを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第2の検知手段によりシートを検知した前記タイミングが前記第2のタイミングと同じである場合、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を変化させないように前記第2の制御手段が前記第2の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 第1のユニットと、前記第1のユニットに装着可能な第2のユニットを有するシート搬送装置であって、
    前記第1のユニットは、
    シートを搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、
    シートを検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知手段によりシートを検知したタイミングに基づいて、前記第1の駆動手段を制御する第1の制御手段と、を有し、
    前記第2のユニットは、
    シートの搬送方向において前記第1の搬送手段の上流側に配置され、シートを搬送する第2の搬送手段と、
    前記第2の搬送手段を駆動する第2の駆動手段と、
    シートを検知する第2の検知手段と、
    前記第2の検知手段によりシートを検知したタイミングに基づいて、前記第2の駆動手段を制御する第2の制御手段と、を有し、
    前記第2の制御手段は、前記第2の検知手段によりシートを検知した前記タイミングが所定のタイミングよりも遅い場合、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を第1の速度から前記第1の速度よりも速い第2の速度に変化させるように前記第2の駆動手段を制御した後、前記シートの先端が前記第1の検知手段に到達する前に、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第2の速度から前記第2の速度よりも遅い所定の速度に変化させるように前記第2の駆動手段を制御し、
    前記第1の制御手段は、前記シートの先端が前記第1の搬送手段に到達する前に、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度が前記所定の速度以上の第3の速度となるように前記第1の駆動手段を制御した後、前記第1の検知手段が前記シートを検知した前記タイミングに基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第3の速度から前記第3の速度よりも速い第4の速度に変化させるように前記第1の駆動手段を制御することを特徴とするシート搬送装置。
  8. 第1のユニットと、前記第1のユニットに装着可能な第2のユニットを有するシート搬送装置であって、
    前記第1のユニットは、
    シートを搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、
    シートを検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知手段によりシートを検知したタイミングに基づいて、前記第1の駆動手段を制御する第1の制御手段と、を有し、
    前記第2のユニットは、
    シートの搬送方向において前記第1の搬送手段の上流側に配置され、シートを搬送する第2の搬送手段と、
    前記第2の搬送手段を駆動する第2の駆動手段と、
    シートを検知する第2の検知手段と、
    前記第2の検知手段によりシートを検知したタイミングに基づいて、前記第2の駆動手段を制御する第2の制御手段と、を有し、
    前記第2の制御手段は、前記第2の検知手段によりシートを検知した前記タイミングが所定のタイミングよりも早い場合、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を第1の速度から前記第1の速度よりも遅い第2の速度に変化させるように前記第2の駆動手段を制御した後、前記シートの先端が前記第1の検知手段に到達する前に、前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第2の速度から前記第2の速度よりも速い所定の速度に変化させるように前記第2の駆動手段を制御し、
    前記第1の制御手段は、前記シートの先端が前記第1の搬送手段に到達する前に、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度が前記所定の速度以上の第3の速度となるように前記第1の駆動手段を制御した後、前記第1の検知手段が前記シートを検知した前記タイミングに基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を前記第3の速度から前記第3の速度よりも速い第4の速度に変化させるように前記第1の駆動手段を制御することを特徴とするシート搬送装置。
  9. 前記第1のユニットは、前記第1の搬送手段により搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置であり、前記第2のユニットは、シートが積載される積載部を有し、前記積載部に積載されたシートを前記画像形成装置へ給送する給送ユニットであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  10. 前記画像形成手段は、画像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された画像を前記第1の搬送手段により搬送されるシートに転写する転写部を含み、
    前記第1の制御手段は、前記第1の搬送手段により搬送されるシートが、前記像担持体に形成された画像と前記転写部においてタイミングが合うように、前記第1の駆動手段を制御することを特徴とする請求項9に記載のシート搬送装置。
  11. 前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段で同じシートを搬送する間、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度が前記第2の搬送手段によるシートの搬送速度以上となるように、前記第1の制御手段が前記第1の駆動手段を制御し、前記第2の制御手段が前記第2の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  12. 前記第2の駆動手段と前記第2の搬送手段との間に設けられたワンウェイ手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  13. 前記第1の検知手段は前記シートの搬送方向において前記第1の搬送手段よりも下流側に配置され、前記第2の検知手段は前記シートの搬送方向において前記第2の搬送手段よりも下流側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
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