JPH068511A - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

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JPH068511A
JPH068511A JP4165149A JP16514992A JPH068511A JP H068511 A JPH068511 A JP H068511A JP 4165149 A JP4165149 A JP 4165149A JP 16514992 A JP16514992 A JP 16514992A JP H068511 A JPH068511 A JP H068511A
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博之 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ電子写真方式のカラー記録装置に関
し、感光ドラムと中間転写媒体との同期ずれを減少する
ことを目的とする。 【構成】 感光ドラム上の画像を等速で移動する無端の
中間転写媒体20の面上に転写する処理を、所定の複数の
色について順次繰り返すことにより、中間転写媒体20の
面にカラー画像を形成するために、各色についての該処
理ごとに、中間転写媒体20の面上に設けたマーカ26が一
定の位置を通過する時点を検知し、該検知時点によって
定まる所定の露光開始時点から該露光を開始するカラー
記録装置であって、第2のセンサ76は、中間転写媒体20
のマーカ26が該露光開始時点より後に通過する所定位置
で、該マーカの通過を検知し、制御部70は、該露光開始
時点から該第2のセンサ76によるマーカ26の通過検知時
点までの時間を測定し、所定の基準値63と該測定値との
差に基づいて定まる値だけ、中間転写媒体20の該面の移
動量を変更するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ電子写真方式に
より、複数の成分色の各色ごとに現像した画像を重畳転
写してカラー画像を生成する方式のカラー記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は単一の感光ドラムを用いるレーザ
電子写真方式の公知のカラー記録装置の動作の一例を説
明するブロック図であり、カラー画像を記録紙5に印刷
するために、カラー画像の各成分色(図の例では、現像
器11〜14により、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シ
アン、及びK:ブラックの4色のトナーを使用する)ご
との像を感光ドラム10に現像し、それを中間転写媒体で
ある転写ベルト20に各色ごと転写し、転写ベルト20の面
上にカラー画像を生成した後、それを記録紙5に転写す
るものである。なお、中間転写媒体はベルト状でなく、
ドラムであってもよい。
【0003】即ち、図示しない制御機構の記録開始信号
によって、記録紙5が用紙カセット1から繰り出される
が、停止しているレジストローラ3に挟まって一旦停止
され、記録プロセスとのタイミングがとられる。
【0004】この後、転写ベルト20にカラー画像が生成
されるタイミングで、記録紙5は回転を再開したレジス
トローラ3によって、転写ローラ30へ進められ、転写ベ
ルト20の面上のカラー画像が記録紙5に転写される。
【0005】次に記録紙5は、面上に転写されたカラー
トナー像を定着するために定着装置40へ進められ、定着
装置40の定着ローラ41と加圧ローラ42による熱と圧力に
よって定着処理される。
【0006】感光ドラム10への各成分色のトナー像の生
成は公知の電子写真プロセスによって行われ、感光ドラ
ム10は一定の速度で矢印の方向に回転されていて、像を
生成する面が、先ずクリーナブレード15で清掃された
後、帯電器16で一様に帯電される。
【0007】この面に、レーザ露光系50から照射するレ
ーザ光51で露光を行って、ある成分色の像の潜像を形成
し、次にその潜像を現像器11〜14の1つによって現像す
ることにより、所要の成分色のトナー像を感光ドラム10
の面上に形成する。
【0008】図示例のように無端の転写ベルト20は、モ
ータで駆動されるプーリ23によって、感光ドラム10の面
と等速で回転するように駆動されており、感光ドラム10
の面と接触して搬送される転写部がある。
【0009】前記のように形成される各1色のトナー像
は、転写部を通るときに転写コロトロン21の放電によっ
ていわゆる一次転写が行われて、感光ドラム10から転写
ベルト20へ転写される。
【0010】以上の現像・一次転写処理を、例えばYM
CKの順に繰り返して、転写ベルト20上にトナー像を順
次重ねて転写することにより、転写ベルト20上にカラー
画像が形成される。
【0011】この間、クリーナブレード25及び転写ロー
ラ30は転写ベルト20から離間されており、カラー画像が
生成されると、転写ローラ30がローラ22に対して圧接さ
れて、カラー画像が転写ベルト20から記録紙5に一括し
て転写する二次転写が行われる。
【0012】二次転写を終わると、転写ローラ30をロー
ラ22から離間し、又、クリーナブレード25をプーリ23に
対して圧接することによって、次の画像形成のために転
写ベルト20の面を清掃し、清掃が終わるとプーリ23から
離間される。
【0013】以上の処理から明らかなように、鮮明なカ
ラー画像を得るためには、転写ベルト20の面上に一次転
写される各色の像の転写位置が十分に一致している必要
がある。
【0014】そのために、転写ベルト20の面の移動と感
光ドラム10上に現像する像の位置との同期をとる目的
で、センサ27を設けて図5に示すように転写ベルト20の
面に設けるマーカ26の通過を検出し、その検出信号をレ
ーザ露光系50に与えるようにする。
【0015】レーザ露光系50は、一定時間間隔でレーザ
光を照射して、感光ドラム10の面のライン走査を行うよ
うに構成され、レーザ光が走査線上の所定位置を通過す
ることをビーム検知器で検知して出力するビーム検知信
号により、画像データに従うレーザ光の変調等の書き込
み制御を受け、感光ドラム10の露光を開始する(或る色
のトナー像の頁を始める)ようになっている。
【0016】そこで、前記のマーカ検出信号を受けたと
きに、例えばその後最初に開始される走査から書き込み
を開始するようにする。図6(a)は、以上の記録処理の
タイミングを説明する図であり、上から順にマーカ検出
信号、ビーム検知器によるビーム検知信号、レーザ光に
よる露光、一次転写の各タイミングを示し、相次ぐマー
カ検出信号の間隔が転写ベルト20の1周時間に対応し、
この周期で各色の処理が行われる。
【0017】第i番の色の処理は、図示のように第i番
のマーカ検出信号の後、前記のようにしてti時間後に検
出するビーム検出信号で開始され、感光ドラム10へのレ
ーザ露光が一定の時間行われ、その現像されたトナー像
の頁先頭位置がビーム露光開始からTd時間遅れて転写部
に到達する時から一次転写が一定時間行われる。各色の
処理の間には、紙間として示すような画像の無い部分が
置かれる。
【0018】この処理を図のように、4色について繰り
返すことにより、転写ベルト20上にカラー画像が形成さ
れるので、その後に記録紙5への二次転写が始まる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前記のタイミングから
明らかなように、4色の処理において、ビーム露光開始
からTd時間遅れてトナー像の頁先頭位置が転写部に到達
する時、同時に転写ベルトの頁先頭位置が正しく同じ位
置に来ないと、各色の像間にずれが生じて、記録品質を
悪化する。
【0020】ところが、レーザ露光系50がマーカ検出信
号を受ける時点での走査中のレーザ光の照射位置は一定
にはなり難いので、図6でt1〜t4として示す、マーカ検
出からビーム検知信号までの時間(従って露光開始まで
の時間)は各色ごとにばらつく可能性がある。
【0021】一方、転写ベルトの動きは、上記のばらつ
きとは独立に、マーカ検出からほぼ一定時間後に頁先頭
位置が転写位置に到達する。その結果上記のばらつき
は、最大1ライン走査時間分の転写開始位置のずれをも
たらす。
【0022】又、転写ベルト20の駆動にすべり等があれ
ば、そのような中間転写媒体の駆動誤差によって、図6
にビーム検出信号からTd時間後として示す時点に転写ベ
ルト20の面上の頁先頭位置が転写開始位置からずれるこ
とになり、これも像のずれを生じる要因となる。
【0023】本発明は、感光ドラムと中間転写媒体との
同期ずれを減少できるようにしたカラー記録装置を目的
とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の構成を
示すブロック図である。図1(a)はカラー記録装置の第
1の発明の構成であって、回転する感光ドラムの面上
に、レーザ光により各色ごとの画像を露光し、該画像を
現像し、各色の該現像した画像を該感光ドラムから、該
感光ドラムの面と等速で移動する無端の中間転写媒体20
の面上に転写する処理を、所定の複数の色について順次
繰り返すことにより、中間転写媒体20の面にカラー画像
を形成するために、各色についての該処理ごとに、中間
転写媒体20の面上に設けたマーカ26が一定の位置を通過
する時点を検知し、該検知時点によって定まる所定の露
光開始時点から該露光を開始するカラー記録装置であっ
て、制御部60を設ける。
【0025】制御部60は、該検知時点から該露光開始時
点までの時間を測定し、所定の基準値63と該測定値との
差に基づいて定まる値だけ、該中間転写媒体の該面の移
動量を変更することにより、該面上の該画像の転写位置
を調整する。
【0026】図1(b)は、カラー記録装置の第2の発明
の構成であって、第1の発明と同様のカラー記録装置で
あって、第2のセンサ76と、制御部70とを設ける。第2
のセンサ76は、中間転写媒体20のマーカ26が該露光開始
時点より後に通過する所定位置で、該マーカの通過を検
知する。
【0027】制御部70は、該露光開始時点から該第2の
センサ76によるマーカ26の通過検知時点までの時間を測
定し、所定の基準値63と該測定値との差に基づいて定ま
る値だけ、中間転写媒体20の該面の移動量を変更する。
【0028】第3の発明では、図1(a)及び(b)の構成に
おいて、制御部60又は70は、駆動部61と、演算部62又は
72とを有し、駆動部61は、前記中間転写媒体20を駆動し
て、中間転写媒体20の面を常時は速度V0で移動させ、演
算部62又は72が指定する場合に、指定の時間tの間、指
定の速度V1又はV2で移動させ、各該速度をV1>V0>V2
関係を有する所定値とする。
【0029】演算部62又は72は、前記処理ごとの前記時
間の測定を行って前記測定値を得、処理順第1の色の該
処理についての該測定値を前記基準値63として記憶し、
第2以降の各色の該処理ごとに、当該測定値から基準値
63を減じた差をΔTとして、t=|ΔTV0/(v-V0)|に
よって定まる時間tの間、速度vで駆動するように駆動
部61に指定し、速度vをV1及びV2のうちの、ΔTの正負
に従って定める一方とする。
【0030】
【作用】第1の発明のカラー記録装置により、中間転写
媒体のマーカ検出時点からレーザ露光開始時点までの間
隔を測定して、その値の基準値との差を打ち消すよう
に、中間転写媒体の移動量を変更することにより、露光
開始時点の変動による感光ドラムと中間転写媒体の相対
位置の変動を補償するので、一次転写における異なる色
間の像のずれを減少することができる。ここで基準値に
は、第3の発明により、第1の色の処理での測定値t
1(図6参照)を使用することができる。
【0031】即ち、第i色の処理での測定値をtiとし
て、ΔTEi=ti−t1とすると、ΔTEiが正であるというこ
とは、ビーム検出時点を基準として、第i色の処理では
第1色の処理時より、マーカの検出点への到達が早過ぎ
た、即ち中間転写媒体が進み過ぎていたことになる。
【0032】その量は、中間転写媒体の通常の移動速度
をV0とするとV0ΔTEiであって、感光ドラムの頁先頭位
置が転写部に到達する時に、中間転写媒体の頁先頭位置
は転写部をV0ΔTEiだけ通り越している。
【0033】従って、その場合には中間転写媒体の頁先
頭位置が転写部に到達する前に、通り越す分だけ進行を
抑える必要がある。ΔTEiが負の場合は、その逆に移動
を前進させなければならない。
【0034】この調整を第3の発明により、所要時間だ
け速度を変更する方法で行う場合には、先ずV1>V0>V2
の関係の前進調整用の速度V1と、遅延調整用速度V2とを
適当に定めると、調整速度を適用する時間tは、 ΔTEiが正の場合は、V0ΔTEi=V0t−V2t、 ΔTEiが負の場合は、V0ΔTEi=V0t−V1t を満足するようにtを定めればよいことは明らかであ
り、従ってΔTEiが正の場合にはv=V2、負の場合には
v=V1として、時間t=ΔTEiV0/(V0-v)とすればよ
い。
【0035】又、第2の発明のカラー記録装置により、
中間転写媒体の第2のマーカ検出点を別に設け、レーザ
露光開始時点からその後のマーカ検出時点までの時間を
測定して、その値の基準値との差を打ち消すように、中
間転写媒体の移動量を変更することにより、感光ドラム
と中間転写媒体の相対位置の変化を打ち消して、一次転
写における異なる色間の像のずれを減少する。この場合
には、前記第1の発明と同様に露光開始時点の変動を補
償すると共に、中間転写媒体の駆動誤差を併せて補償す
ることができる。
【0036】即ち、図2に示すように、前記と同様のマ
ーカ検出信号(図において第1マーカ検出信号とする)
に基づいて、露光開始点となるビーム検出信号が発生さ
れ、その後に第2のセンサ76によるマーカ検出信号(図
において第2マーカ検出信号とする)が発生される。
【0037】ここで、第1マーカ検出信号からビーム検
出信号までの時間tiは、前記第1の発明で使用した測定
値であり、これによって前記のとおり露光系との関係を
補正することができる。
【0038】又、第1マーカ検出信号から第2マーカ検
出信号までの時間(図のtBi)は、中間転写媒体のマーカ
26が2つのセンサ27とセンサ76の間を移動する時間であ
るから、その変動は中間転写媒体の自体の駆動誤差であ
る。
【0039】これについても、基準値として第1の色の
処理での測定値tB1を使用するとして、ΔTBi=tBi−tB1
とすると、ΔTBiが正であるということは、中間転写媒
体の移動がスリップ等により遅れたことになるので、そ
の場合には中間転写媒体の頁先頭位置が転写部に到達す
る前に、中間処理媒体の回転を進める必要がある。その
所要前進量は、前記と同様に考えてV0ΔTBiである。ΔT
Biが負の場合は、その逆に移動を遅延させなければなら
ない。
【0040】そこで、中間転写媒体の露光系との関係と
自身の駆動誤差とを併せて補正するためには、ΔT=Δ
TBi−ΔTEiについて考え、ΔTが正の場合前進、負の場
合遅延するように制御を行えばよい。
【0041】ここでΔTは、 ΔT=ΔTBi−ΔTEi =(tBi−tB1)−(ti−t1) =(tBi−ti)−(tB1−t1) =Ti−T1 となる。但しTiは図2に示すように、ビーム検出信号か
ら第2マーカ検出信号までの時間であり、T1はその第1
色における測定値とする。
【0042】従って、第2の発明に第3の発明を適用す
る場合には、ΔTが正の場合には前進させるためにv=
V1とし、負の場合には遅延させるためにv=V2として、
時間t=ΔTV0/(v-V0)とすればよい。
【0043】
【実施例】図3は第2の発明に第3の発明を適用する場
合の制御部70の実施例構成を示すブロック図である。な
お、以下の説明においてカラー記録装置の本体は、第2
のセンサ76を有する他は、前記図4と同様とする。
【0044】制御部70の演算部72はセンサ27からのマー
カ検出信号(以下に第1マーカ検出信号という)、第2
のセンサ76からのマーカ検出信号(以下に第2マーカ検
出信号という)、及びレーザ露光系からのビーム検知信
号を演算制御回路80の入力としている。
【0045】演算制御回路80は、カラー記録装置の前記
記録開始信号により、演算部72のカウンタ81その他各部
を初期状態にリセットし、第1マーカ検出信号の監視を
開始し、最初の第1マーカ検出信号を受け取ると、その
後の最初のビーム検知信号でカウンタ81を起動する。
【0046】カウンタ81は起動すると演算部72の制御ク
ロックによる計数を開始し、演算制御回路80から停止信
号を受け取るまで計数を続ける。演算制御回路80では、
カウンタ81を起動した後、第2マーカ検出信号を受け取
るとカウンタ81に停止信号を送り計数を停止する。以上
によりカウンタ81にはビーム検知信号発生(即ちビーム
露光開始時点)から第2のセンサ76によるマーカ検出ま
での時間に相当する計数値が保持される。
【0047】演算制御回路80は、カウンタ81の計数値
を、図1における基準値63として使用するために基準値
レジスタ87に記憶して、カウンタ81をリセットし、以上
によりカラー記録動作の第1色の処理に対応する制御を
終わり、次の第1マーカ信号の発生を待つ。
【0048】転写ベルト20(図4)が一周して、再びマ
ーカ26が検出され、第1マーカ検出信号が発生されると
カラー記録装置の本体では第2色の処理に入る。演算制
御回路80は、その第1マーカ検出信号を受け取ると、前
記と同様にその後の最初のビーム検知信号でカウンタ81
を起動して計数を開始させ、第2マーカ検出信号を受け
取ると計数を停止させる。
【0049】第2色以後では、ここで演算回路82を起動
して計数値を渡した後、カウンタ81をリセットする。演
算回路82は、カウンタ81の計数値を受け取るとそれをTi
とし、又基準値レジスタ87のに保持する値を読み出して
T1として、ΔT=Ti−T1を算出する。
【0050】次に、ΔTの極性を識別して、正であれば
t=ΔTK1、負であればt=ΔTK2により時間tを計算
し、tと、ΔTの正負の別を駆動部61に通知する。ここ
で演算回路82に保持する定数K1=V0/(V1-V0) 、K2=V0
/(V2-V0) である。
【0051】なお、ΔT=0であれば、その回は何もし
ない。前記の転写ベルトを駆動するプーリ23はベルト駆
動モータで駆動され、ベルト駆動モータはパルスモータ
であって、駆動パルスの周波数により速度を調整するこ
とができるようにする。
【0052】本発明により、ベルト駆動モータの駆動パ
ルスは駆動部61から供給されるようにし、そのために駆
動部61には3種の周波数の駆動パルス源83、84、85を持
つ。それら3種の周波数はf0、f1、f2とし、それぞれ転
写ベルト20をV0、V1、V2の速度で駆動する周波数とす
る。
【0053】駆動部61では、切替制御回路86が常時は周
波数f0の駆動パルス源83から駆動パルスをベルト駆動モ
ータへ供給している。演算部72から時間tとΔTの正負
の通知を受けると、切替制御回路86は直ちにベルト駆動
モータへの供給パルスを、ΔTが正なら周波数f1、ΔT
が負なら周波数f2の駆動パルス源84又は85の駆動パルス
に切り替え、指定時間t後に周波数f0の駆動パルス源83
に戻す。
【0054】以上の第2色の処理に対応する制御を、第
3、第4色についても同様に実行すると、演算制御回路
80は制御を終了し、次の記録開始信号を待つ状態にな
る。図5(b)は、以上の制御による本発明の記録処理の
タイミングを示し、図5(a)に示した前記従来のタイミ
ングに対応する。
【0055】図からも明らかなように、転写ベルトの移
動量の調整はレーザ露光開始後の、紙間部分が転写部を
通っている期間に行われ、一次転写開始までに終わって
いる必要がある。従って前記速度V1、V2は発生し得るΔ
Tの最大値に対して、前記期間に調整を終わることがで
きるように値を定めておく。
【0056】以上の説明では、中間転写媒体をベルトと
したが、ドラムの場合にも同様の構成で制御できること
は明らかである。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、レーザ電子写真方式のカラー記録装置におい
て、感光ドラムと中間転写媒体との同期ずれを減少し
て、良好な記録品質を得るという著しい工業的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示すブロック図
【図2】 本発明のタイミングを説明する図
【図3】 本発明の実施例を示すブロック図
【図4】 カラー記録装置の構成を説明する図
【図5】 中間転写媒体のマーカを説明する図
【図6】 記録処理のタイミングを示す図
【符号の説明】
1 用紙カセット 5 記録紙 10 感光ドラム 11〜14 現像器 15、25 クリーナブレード 16 帯電器 20 転写ベルト 21 転写コロトロン 22 ローラ 23 プーリ 26 マーカ 27、76 センサ 30 転写ローラ 40 定着装置 50 レーザ露光系 51 レーザ光 60、70 制御部 61 駆動部 62、72 演算部 63 基準値 80 演算制御回路 81 カウンタ 82 演算回路 83〜85 駆動パルス源 86 切替制御回路 87 基準値レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 112 A 114 A 15/16 H04N 1/23 103 C 9186−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する感光ドラムの面上に、レーザ光
    により各色ごとの画像を露光し、該画像を現像し、各色
    の該現像した画像を該感光ドラムから、該感光ドラムの
    面と等速で移動する無端の中間転写媒体(20)の面上に転
    写する処理を、所定の複数の色について順次繰り返すこ
    とにより、該中間転写媒体の面にカラー画像を形成する
    ために、各色についての該処理ごとに、該中間転写媒体
    の面上に設けたマーカ(26)が一定の位置を通過する時点
    を検知し、該検知時点によって定まる所定の露光開始時
    点から該露光を開始するカラー記録装置であって、 制御部(60)を設け、 該制御部(60)は、該検知時点から該露光開始時点までの
    時間を測定し、所定の基準値(63)と該測定値との差に基
    づいて定まる値だけ、該中間転写媒体(20)の該面の移動
    量を変更することにより、該面上の該画像の転写位置を
    調整するように構成されていることを特徴とするカラー
    記録装置。
  2. 【請求項2】 回転する感光ドラムの面上に、レーザ光
    により各色ごとの画像を露光し、該画像を現像し、各色
    の該現像した画像を該感光ドラムから、該感光ドラムの
    面と等速で移動する無端の中間転写媒体(20)の面上に転
    写する処理を、所定の複数の色について順次繰り返すこ
    とにより、該中間転写媒体の面にカラー画像を形成する
    ために、各色についての該処理ごとに、該中間転写媒体
    の面上に設けたマーカ(26)が一定の位置を通過する時点
    を検知し、該検知時点によって定まる所定の露光開始時
    点から該露光を開始するカラー記録装置であって、 第2のセンサ(76)と、制御部(70)とを設け、 第2のセンサ(76)は、該中間転写媒体のマーカ(26)が該
    露光開始時点より後に通過する所定位置で、該マーカの
    通過を検知し、 該制御部(70)は、該露光開始時点から該第2のセンサ(7
    6)による該マーカ(26)の通過検知時点までの時間を測定
    し、所定の基準値と該測定値との差に基づいて定まる値
    だけ、該中間転写媒体の該面の移動量を変更することに
    より、該面上の該画像の転写位置を調整するように構成
    されていることを特徴とするカラー記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部(60,70)は、駆動部(61)と、
    演算部(62,72)とを有し、 該駆動部(61)は、前記中間転写媒体(20)を駆動して、該
    中間転写媒体の面を常時は速度V0で移動させ、該演算部
    (62,72) が指定する場合に、指定の時間tの間、指定の
    速度V1又はV2で移動させ、各該速度をV1>V0>V2の関係
    を有する所定値とし、 該演算部(62,72) は、前記処理ごとの前記時間の測定を
    行って前記測定値を得、処理順第1の色の該処理につい
    ての該測定値を前記基準値(63)として記憶し、第2以降
    の各色の該処理ごとに、当該測定値から該基準値を減じ
    た差をΔTとして、t=|ΔTV0/(v-V0)|によって定
    まる時間tの間、速度vで駆動するように該駆動部に指
    定し、速度vをV1及びV2のうちの、ΔTの正負に従って
    定める一方とする、請求項1又は請求項2記載のカラー
    記録装置。
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