JP2749870B2 - 電子写真プリント・エンジンにおける見当合せ制御の方法および装置 - Google Patents

電子写真プリント・エンジンにおける見当合せ制御の方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真プリント・エンジンに関し、特に
可撓性に富むベルトを用いる形式のフルカラー電子写真
プリント・エンジンにおいて使用される改善された帯紙
材の見当合せおよび印刷プロセス・コントローラに関す
る。
〔従来の技術および解決しようとする課題〕
本発明の譲受人に譲渡された1987年3月24日発行のPa
lm等の米国特許第4,652,115号は、本発明者が可撓性ベ
ルトを使用する最初の実用的なフルカラー二回転写式電
子写真プリント・エンジンと考えるところのものを開示
している。この米国特許第4,652,115号は、丁度本文に
全体が記載されるが如くに参考のため引用される。前記
Palmの米国特許第4,652,115号は、転写ベルト上に複合
画像が形成される際、個々の画像の見当合せを制御する
ための高精度サーボ機構を開示する。本発明の望ましい
実施態様におけると同様、Palmの米国特許第4,652,115
号のプリント・エンジンにおいては、光受容物ベルトが
転写ベルトの全長の通常2倍である長さとなるように選
定されている。光受容物および転写ベルトの長さの間の
正確な整数関係が存在する状況下においては、ベルト速
度制御が均一でありかつ両方のベルトに対し充分に正確
である限り、見当合せに何の問題も生じない。当然、Pa
lmの米国特許第4,652,115号に示される本発明に先立つ
従来技術のこれまでの知識は、ベルトの長さ間の正確な
整数関係が経年変化と温度の状態のある与えられた組合
せに対して規定し得るに過ぎないため、ベルト長におけ
るバラ付きが可撓性に富むベルトを使用するフルカラー
複写機を非実用的なものにしてきた。光受容物と転写ベ
ルトとの間のやや異なる機械的/化学的な特性を呈する
ことが望ましいため、これらのベルトは異なる熱膨張係
数を持つ傾向を有し、また経年変化による異なる比率お
よび各ベルトに加えられる異なる作用力において伸びよ
うとする傾向を有する。
従って、Palmの米国特許第4,652,115号は、複数の個
々のカラー成分の像の正確な見当合せを達成するための
最初の実用的な高精度のベルト制御機構、および最終的
な画像受容物に対し最終的に転写されるフルカラー複合
像を生成するためこれら複数のカラー成分像を重合する
ためのプロセスを示している。
Palmの米国特許第4,652,115号の装置においては、画
像経路内の全ての電気機械的要素は、光受容物ベルトの
速度および位置に従属している。Palmの特許は、光受容
物ベルトの回転毎に、ベルト上の同じ点が各回転中に接
触状態になるように、各ベルト上の予め定めた点に対す
る目標位置を規定するサーボに対して調整を行なう装置
を示している。Palmの装置は優れた実用的な装置を呈示
しているが、装置全体はこれを制御するサーボから大き
なエラー信号を生じ得る。このため、著しい電力消費お
よび比較的大きなモータの必要を招く。
Palmの米国特許第4,652,115号に開示される如く、光
受容物ベルトと転写ベルトとが相互に接触する転写ステ
ーション即ち「噛合せ部」において大きな静電作用力が
しばしば生じる。このような作用力は如何に制御するか
に従って、与えられた同期化および見当合せ方式の利点
となるかあるいは欠点となるよう作用し得る。噛合せ部
における作用力を制御する主なパラメータは、各ベルト
上に存在する印加静電電圧および潜在静電電圧、通常転
写ステーションにおける「掛回し量」により規定される
物理的な接触面積、および噛合せ部に存在するトナー量
である。
特に、本発明の発明者達は、二回転写電子写真プリン
ト・エンジンにおけるベルト間の吸着力の諸問題につい
て研究してきた。掛回される転写ステーションにおける
トナーの存在不存在が、ベルト間の全吸着力を2倍の大
きさで変化させることが判った。トナーの誘電材として
の作用もまた重要であるが、トナーは実質的に潤滑剤と
して働くものと考えられる。
本発明に対して特に重要なことは、望ましい実施態様
の転写ステーションにおける画像領域におけるトナーの
背景量さえも、光受容物と転写ベルト間の吸引作用力の
著しい減少を生じるという発見である。この関連におい
て、トナーの背景量は、帯電しないベルト領域に対する
現像ステーションの化粧ローラ下を通過する光受容物ベ
ルトの画像領域上に付着されるトナーの非常に僅かな量
である。換言すれば、それは最終的な印刷画像において
白(あるいは、少なくともある別の画像上に現像される
顔料が完全にないもの)として現われるべき、光受容物
の部分に付着される残留トナーである。
典型的な転写ステーションの転写コロナが付勢され、
光受容物の帯電された領域が転写ステーションを通過す
る時、ベルト間の吸引力は非常に強く、またこのベルト
は、その接触面の面積が転写ステーションを同じ線形速
度で移動しなければならないように同期するよう実質的
に固定されている。
従って、継ぎ目領域が接触状態にある時を除いて転写
コロナを一定に維持する状態にあるのはPalmの米国特許
第4,652,115号の見当合せ制御装置の1つの要素であっ
た。
当然、電荷および化粧されないPCベルトの上記の状態
は、連続する個々の潜在画像と現像された画像の画像領
域間のPCベルトの内部画像領域に普通は生じることにな
る。このような機械はこれまで画像露光ステーションに
進入する前にPCベルトに対し均一な表面電荷状態を与え
るための帯電コロナを含むため、画像領域の一部を形成
しないベルト部分は、走査ステーションにおいて照射さ
れないため、帯電された状態を維持する。また、機械の
汚染を最小限度に抑えるためには、トナーの無駄および
機械の汚染を生じるこのような非画像領域の完全な現像
を阻止するため、この非画像領域が通過する時全てのト
ナー・モジュールを消勢することが慣例である。このよ
うに、通常の運転中、これらの帯電領域はトナーが略々
全くなくかつ完全に帯電状態にある転写ステーションに
到達することになる。この領域が転写ステーションを通
過する時もし転写ステーションにおける転写コロナがオ
ンしたままであれば、ベルトが如何なる程度でも相互に
摺動することはほとんど不可能である。
Palmの米国特許第4,652,115号においてまた開示され
るように、光受容物および転写ベルトを実現するための
実際の物理的装置の多くは、継ぎ目のあるベルト、即ち
長尺シートのように織られかつ無端ベルトを形成するよ
うに継ぎ目で端部同志接合されたベルトを使用すること
により構成されている。無論、この継ぎ目はベルトの表
面特性における大きな不連続性をもたらし、光受容物の
継ぎ目に静電像を現像しようとし、あるいはこの静電像
を転写ベルトの継ぎ目に転写して残そうとする性向は避
けるべきものである。一般に、継ぎ目領域は感光媒体上
の一連の非画像現像領域であり、転写ベルト上の継ぎ目
は画像を受取らない領域と考えることができる。
本明細書においては、用語「画像受容物」とは、他の
表現によるかあるいは文脈から不適正なものでなけれ
ば、紙シート、透明材料シート等の如き最終的な印刷受
容物の定義のため用いられる。画像受取り帯材は、トナ
ー材料のパターンからなる現像された画像を受取るため
の帯材を指し、また1つの種類としての画像受容物を含
む。従って、画像を受取る帯材は、転写ベルトおよび画
像受容物を保持するどんなベルトあるいは帯材も含む一
般的用語と見做すことができる。この画像受容物は、電
子写真プリント・エンジンの最終出力を保持する物理的
材料である。
Palmの米国特許第4,652,115号に開示された制御装置
において遭遇する問題の1つは、前記整数が1より大き
い各ベルト長間の整数の倍数関係から生じる。Palmの特
許に開示された望ましい実施態様においては、本発明の
望ましい実施態様におけるように、光受容物ベルトが一
般に転写ベルトの長さの2倍であるため、引用された整
数は2である。Palmの特許に開示されたものの如き位置
を同期させる見当合せ制御方式においては、転写ベルト
と光受容物ベルトとの間の噛合せ部の面積が広い場合に
調整を行なう機会は(継ぎ目領域の整合において)転写
ベルトの2回転毎に僅かに1つしかない。
Yamaguchiの米国特許第4,330,196号は、4つの小さな
DCモータが機械における原動機として使用されるデスク
トップ型一回転写単色電子写真プリント・エンジンを示
している。現像ステーションの化粧ローラ(回転スリー
ブ)におけるモータは、実質的に同期される必要がある
他の3つのモータとは独立的に作動される。この3つの
モータは、光受容物ドラム、スキャナーおよび融着(フ
ューザ)機構を駆動する。Yamaguchiの米国特許に開示
された形式のプリント・エンジンにおいては見当合せの
実質的な問題はないが、これはこのような機械において
解決されるべき唯一の見当合せの問題が、紙または他の
画像受容物の前縁部が現像される画像領域の前縁部と整
合するように正確な紙を拾上げることであるためであ
る。
従って、光受容物および画像受取り帯材が僅かに異な
る速度で駆動することができるが、Palmの米国特許第4,
652,115号に開示された制御装置のフルカラー電子写真
印刷のための正確な見当合せを依然として行なう電子写
真プリント・エンジン用の光受容物/画像受取り帯材同
期装置に対する技術の需要がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は概括的に言って、予め定めた長さLの可撓性
に富む可動の画像受取り帯材と、NXL(Nは0より大き
な整数)と公称的に等しい長さの可撓性に富む可動の光
受容物帯材と、複写開始信号を生じるように選択的に作
動可能な提供装置と、画像受取り帯材を駆動する第1の
サーボ制御されたモータと、光受容物帯材を駆動する第
2のサーボ制御されたモータと、画像受取り帯材上のあ
らかじめ定められた基準点の基準ステーションを過ぎる
通過を検知する検知装置とを有する型式のカラー電子写
真プリント・エンジンを作動させる方法及び装置であ
る。そのプリント・エンジンを作動させる方法は、第1
のサーボ制御されたモータにより画像受取り帯材を駆動
して、該画像受取り帯材を予め定めた各期間Tに一回転
するように第1の一定の速度で回転させ、第2のサーボ
制御されたモータにより光受容物帯材を駆動して、該光
受容物帯材を予め定めた各期間NXTに一回転するように
第2の一定の速度で回転させ、画像受取り帯材上の予め
定めた基準点の基準ステーションを過ぎる通過を検出
し、かつこれに応答して事象計時クロックを予め定めた
値にセットし、予め定めた一連の個々の画像の生成およ
び現像ステップであって、該ステップの各々が前記事象
計時クロックの前記予め定めた値への前記セット後の1
組の予め定めた期間の各々で開始される、前記予め定め
た一連の個々の画像の生成および現像ステップを順次開
始させることにより特徴付けられる。画像受取り帯材上
の予め定められた基準点の通過の検知と、それに応答し
て事象計時クロックを予め定めた値にセットし、予め定
めた個々の画像の生成および現像ステップを順次開始さ
せるステップは、画像受取り帯材上に現像された複合画
像が完成されるまで繰返される。この方法により、各モ
ータは独立したサーボ機構の制御の下において作動さ
れ、モータ間におけるスピードの直接的従属性はない。
各サーボは制御されて、各帯材がそれぞれ一定の回転期
間を有するように各帯材を駆動する。
〔実施例〕
第1図は、本発明の望ましい実施態様のブロック図を
示している。上記の如くPalm等の米国特許第4,652,115
号の開示内容が参考のため本文に引用される。望ましい
実施態様の環境の構造は、Palmの米国特許第4,652,115
号において開示されたものと実質的に同じ形式のフルカ
ラー複写機である。従って、当業者は、この形式のプリ
ント・エンジンの作用を完全に理解するため必要な詳細
がPalmの米国特許の明細書において見出せることが理解
されよう。本発明者は、当業者が本明細書の全容から本
発明の作用を完全に理解するものと信じる。
光受容物ベルト15は、遊びローラ16と駆動ローラ17の
周囲に回転させられる。適当なベルト張力調整装置(図
示せず)が当然複写機内に含まれている。
望ましい実施態様の画像受取り帯材は、遊びローラ2
1、22および駆動ローラ25の周囲に移動する転写ベルト2
0である。更に、完全な現像された複合画像が最終的な
画像受容物へ転写される複合画像転写ステーションの一
部を構成する接地プレート26がベルト20と接触した状態
で示されている。点線27が、ローラ17と光受容物ベルト
を駆動するDCモータ28との間の機械的結合を示す。同様
に、点線29がローラ17と光継断器30との間の機械的結合
を示している。光継断器30は、周知の構造であり、発光
要素と光検出要素とを含み、その間の光経路が歯列のあ
る回転ホィールによって継断される。このような装置
は、当技術においては周知であり、光継断器30の望まし
い実施態様はPalmの米国特許第4,652,115号において記
載されている。
同様に、点線31はローラ25と、転写ベルト20を駆動す
るモータ32との間の機械的結合を示している。点線35
は、ローラ25と、光継断器30と同じものである光継断器
36との間の機械的結合を示している。ベルト15および20
の回転方向は、それぞれ矢印37および38により示され
る。
複数の現像ステーション、即ちトナー・モジュール39
a乃至39eは、光受容物ベルト15上に示されている。望ま
しい本実施態様においては、現像ステーション39a乃至3
9cは、それぞれフルカラー処理トナー、即ちイエロー、
マゼンタおよびシアンを保有する。モジュール39dおよ
び39eは、それぞれ単色の黒および任意の顧客のトナー
のためのものである。トナー・モジュール39a乃至39eの
詳細については、Palmの米国特許第4,652,115号の明細
書に含まれ、特に光受容物ベルト上で下方に向いた位置
で配置することができる実際のトナー・モジュールの構
造の詳細が同明細書に示されている。
ブロック40は、望ましい実施態様の複写機における画
像スキャナーを表わす。上記の如く、本発明はディジタ
ル複写機およびレーザー・プリンタを含む他の画像ソー
スを有する機械における電子写真プリント・エンジンに
おいて用途を等しくするものである。周知の帯電コロナ
41が、ベルト15が画像スキャナー40を通過する際露光に
先立ってこのベルトを均一な面電荷状態に帯電させる。
ブロック42および45が、それぞれベルト15および20上
の割出しノッチを検出するための光学的検出器を表わ
す。このような装置は、当業者には周知であり、特にこ
れらについてはPalmの米国特許第4,652,115号の明細書
に記載されている。
光学的検出器42および45のベルト経路における各位置
は、任意の設計上の選択事項である。唯一の要件は、機
械が運転中継ぎ目領域の実際の場所を正確に追跡できる
ように、それらの位置付けがベルト15および20上のどの
継ぎ目領域、およびその上の割出しノッチ間の空間的関
係と関連付けられることである。
ブロック46は、完全な複合画像(あるいは1つの単色
像)が光受容物ベルト15上に現像されて転写ベルト20に
対し転写された時、プレート26下方の複合画像転写ステ
ーションへ挿入される画像受容材シートを選択するため
に使用される従来の用紙ピッカーを表わしている。
別体の画像転写ステーションが第1図において47で示
され、ここで光受容物ベルト15が転写ベルト20と接触す
る。周知の転写コロナ48が、転写ステーション47におけ
る転写ベルト20の下方に示されている。このコロナは、
従来の方法では、静電吸引作用により光受容物ベルト15
上の現像された画像におけるトナー粒子の転写ベルト20
に対する転写を生じるために用いられる。本発明の望ま
しい実施態様においては、転写コロナ48は、以下に詳細
に述べる方法で個々の画像生成および現像信号の1つに
より制御される。
望ましい一実施態様は、PCベルト・サーボ50、転写ベ
ルト・サーボ51およびコントローラ55の周囲に構成され
る。コントローラ55は、当業者には構成については本文
の開示内容ならびにPalmの米国特許第4,652,115号明細
書に含まれる機械のコントローラの記述から明らかな高
速マイクロプロセッサおよび他の回路により具現され
る。点線55内で示されるブロックがマイクロプロセッサ
と関連する物理的素子、物理的レジスタあるいは他の記
憶場所の組合せおよびファームウェアに実現されたロジ
ックを表わすことを理解すべきである。マイクロプロセ
ッサ・コントローラ設計業者の技能レベルは、ブロック
間の機能の関係が適正に記述される限り、特定の構成の
煩に耐えない詳細は必要としない点まで到達している。
従って、当業者はこれらの構成について理解しよう。
サーボ50および51は同じものであり、従って唯1つの
サーボ50が詳細に示される。サーボ50は、Palmの米国特
許第4,652,115号に記載される形式のものであり、当業
者には非常に馴染のものであろう。望ましい実施態様に
おいては、サーボ50はマイクロプロセッサ(図示せず)
が駆動するコントローラ55内部のファームウェアに実現
される。従来の方法においては、光継断器30がローラ17
の回転に応答して線56上に一連のパルスを出力する。カ
ウンタ57がこれらパルスのカウントを保持し、線58上で
加算ノード59に対する減算入力にディジタル信号を与え
る。加算ノード59に対する他の入力は、コントローラ55
内の目標位置レジスタ61からの目標位置のディジタル表
示として線60上に現われる。目標位置レジスタ61の内容
更新についても、前掲のPalmの米国特許明細書において
詳細に記載されている。ディジタル位置エラー信号は線
62上に現われ、従来のディジタル・フィルタ兼エラー信
号ゼネレータ65に対して入力として与えられ、その出力
はパルス巾変調器66へ与えられる。このパルス巾変調器
の出力は線67上に現われ、モータ28が作動される速度を
制御する。同様に、光継断器36からの光パルスは線68上
に現われ、サーボ51の出力は線69上のパルス巾変調され
た制御信号として現われてモータ32の速度を制御する。
目標位置レジスタ71からの線70上のディジタル出力は、
サーボ51に対する他の入力である。
このように、当業者には、画像受取り帯材20がサーボ
51により制御される第1のサーボ制御されるモータ32に
より駆動されることが理解されよう。同様に、光受容物
ベルト15は、サーボ50により制御される第2のサーボ制
御されるモータ28で駆動される。
コントローラ55の作動については、本発明の方法の望
ましい実施態様を構成する一連のステップに関して次に
述べることにする。複写は、ブロック72から複写開始信
号が与えられる時開始する。当業者には、このような信
号は望ましい実施態様の複写機の制御パネル(図示せ
ず)上のボタンの選択的な操作に応答して周知の通り生
成されることが明らかであろう。当然、本発明を具現す
るレーザー・プリンタにおいては、コンピュータにより
与えられるディジタル制御信号が複写始動信号を構成
し、第1図におけるブロック72を具現することになる。
この複写開始信号は、目標位置計算器として示されるブ
ロック76に対し入力として線75上に与えられる。望まし
い実施態様においては、目標位置は、前に触れたファー
ムウェアのマイクロプロセッサによりPalmの米国特許第
4,652,115号明細書に述べた方法で計算される。ブロッ
ク75の他の入力は、ベルト15および20に対する目標位置
の計算中勘定に入れねばならない機械の作動パラメータ
を表わす。Tで示されたレジスタは、コントローラ55内
に78で示される。これを具現する望ましい実施態様にお
いては、これは、ベルト20が完全な一回転を行なうべき
所要の一定の回転期間中コントローラを駆動するファー
ムウェア内の定数を表わすが、特定の記憶場所の内容に
より具現することができる。
望ましい実施態様においては、ベルト20の長さは493m
mであり、最適の結果を与えることが判った所要のベル
ト速度は毎秒184mmである。このように、ベルト20が完
全な一回転を行なうためには約2.66秒を要する。このた
め、秒よりも非常に小さな単位となるTで表わされる値
は、約2.66秒相当値となる。高速マスター・システム・
クロックは、コントローラのマイクロプロセッサと関連
する高速度のクリスタル制御クロックであるブロック70
により表わされる。目標位置計算器76に対する入力とし
て与えられる線80上のその出力は、目標位置がコントロ
ーラ55内の他の信号により同期的に計算されることを示
している。更に、線81上の入力は目標位置計算ブロック
76に対して示される。この入力は、継ぎ目整合検出器82
として示されるブロックからくる。
望ましい実施態様においては、継ぎ目整合検出器82の
機能は、コントローラ55を駆動するファームウェアによ
って具現される。特に、ベルトの相対的位置は、一旦運
動がブロック72からの複写始動信号に応答して開始する
と検出される。継ぎ目領域はベルトの継ぎ目を見出すこ
とにより整合されるが、これは光学的検出器42、45を付
勢する割出しノッチおよびベルト15、20上の各継ぎ目領
域間の距離が充分な精度で知られているためである。継
ぎ目の場所と画像の生成、現像および転写のため実際に
用いられるベルトの領域との間ではかなりの誤差の範囲
が許容されるため、継ぎ目の整合が近似的なものでよい
ことが判るであろう。
一旦継ぎ目の同期が達成されると、線81上の信号は、
以下に述べるように継ぎ目の整合し直しが必要とされな
ければ、目標位置計算においてこれ以上は一切役割を果
さない。第1図に示されるように、割出しノッチ検出器
42、45からの線85、86上の出力信号は、それぞれ継ぎ目
整合ブロック82に対して入力として与えられる。
望ましい実施態様においては、光受容物ベルト15が転
写ベルト20の長さの2倍であることを留意すべきであ
る。望ましい実施態様におけるベルト長さの唯一の重要
な特質は、光受容物ベルトの長さの転写ベルトの長さに
対する比率が一般に0よりも大きな正の整数であること
である。コントローラの作動についての前記の背景を用
いて、本発明の方法の望ましい実施態様について次に述
べることにする。ユーザは最初に、複写開始信号ゼネレ
ータ72を具現する装置を操作することにより、線75上に
複写開始信号を選択的に与える。継ぎ目の整合は、先に
述べたように生じる。一旦この動作が行なわれると、目
標位置計算ブロック76を具現するステップが、レジスタ
78からの所要の転写ベルトの回転期間Tの値をアクセス
する。
機械が始動すると、コントローラ55はPalmの米国特許
第4,652,115号において記載されたと同じ方法でベルト1
5、20の長さの正確な測定を行なう。これは、モータ2
8、32を駆動することにより、また光学的検出器42、45
からの基準信号出力の発生間に生じる光継断器のパルス
数を正確に知ることにより行なわれる。ベルトの長さに
ついて記憶された値を後で用いて、一定の回転期間でベ
ルトを回転させるに必要な目標位置(モータ速度と対応
する)を計算する。
更新された目標位置が3ミリ秒毎に目標位置レジスタ
71において与えられて、適当な計算がディジタル・サー
ボにおいて行なわれる。同様に、目標位置レジスタ61の
内容が、2×Tに等しい一定の回転期間を持つようモー
タ28をしてベルト15を駆動させるように更新される。こ
のように、サーボ50、51は独立的に作動されるが、これ
はこの両者間に計算されたフィードバック機構がないた
めである。唯一の関係は、ベルトが各々一定の回転期間
を持つようにこれらが制御する各ベルトを駆動しようと
するという事実から生じる。転写ベルト20の一定の回転
期間の光受容物ベルト15の一定の回転期間に対する比率
は、ベルト長さの公称比に等しい。このため、サーボ5
0、51の独立的な動作を更に強調する回転期間Tと回転
期間2×Tを表わす値について個々のレジスタを示した
ことはサーボ間の関係を非常に正確に表わすことになろ
う。
転写ベルト20上の割出しノッチの予め定められた基準
点が光学的検出器45により具現される基準ステーション
を通過する毎に、基準信号が線86上に生成される。この
ことは、事象計時クロック87に対するリセット入力に与
えられる如くに示される。事象計時クロックに対する他
の入力は、線88上に現われるシステムのマスター・クロ
ック79からの信号である。事象計時クロックの出力は、
制御信号ゼネレータ90への入力として線89上に現われ
る。
事象計時クロック87は、望ましい実施態様における画
像の充分な見当合せを生じるに充分な精度の時間単位を
表わす出力を生じるように計数化されている。事象計時
クロック87が線80上の信号に応答して予め定めた値に設
定される方法の故に、この事象計時クロックが作動する
単位の大きさは重要ではない。上記の如く、望ましい実
施態様における転写ベルトは493mmの長さである。この
長さは、望ましい実施態様においては、各々がベルト長
さで約3.18mmを表わす154の増分に再分割される。所要
のベルト速度が略々毎秒184mmであるため、値Tは略々
2.66秒である。従って、転写ベルト20における所要の2.
66秒の回転期間Tもまた、各々略々17.28ミリ秒の154の
等しい増分に分割される。これら増分は各々チック(ti
ck)単位と呼ぶ。この定義によれば、事象クロック87が
作動するのはチック単位においてである。
サーボ50および51がモータ28、32を所要速度まで上げ
て所要の回転期間を得る時、線86上の基準信号の次の発
生が複写サイクルを開始する。事象計時クロックは、線
86上の最初の基準信号に応答して予め定めた0の値に設
定される。一旦この状態が生じると、事象計時クロック
87は高速度クロック79からの線88上の信号を使用するた
め周知のカウンタ/除算手法を用いて、線89上にチック
単位信号を出力する。望ましい実施態様においては、事
象計時クロック87はマイクロプロセッサ・レジスタに格
納され更新される値として保持される。
制御信号ゼネレータ90は、線94乃至100上に適当な個
々の画像生成および現像制御信号を与える機能を表わ
す。望ましい実施態様においては、この機能は、事象計
時クロック87に対する値を含むレジスタからの特定のカ
ウントの発生を検出し、また特定のレジスタに対し適当
なデータ・ワードを書出すことにより実現されるが、こ
のレジスタの内容は線94乃至100上の特定の信号に復号
される。当業者は、制御信号ゼネレータ90を具現するた
めの他の多くの相当の方法および装置があることが判る
であろう。これらの線上の信号は、最初の個々の画像を
照射して現像するため、適当なシーケンスで帯電コロナ
41、画像スキャナー40および現像ステーション39a乃至3
9cの4つを投入するよう出力される。線94上の信号は、
転写コロナ48の作動を制御する。知らねばならない重要
なことは、事象計時クロック87が線86上の基準信号の次
の発生に応答して特定の1つの値に設定されることであ
る。
望ましい実施態様においては、6つの離散の法の154
の値が、事象計時クロック87が線86上の各基準信号に応
答して設定される値として使用される。ベルト20の回転
毎に154のチック単位が存在するため、法の154の数が使
用されたことは明らかであろう。このように、サイクル
内の線86上の最初の基準パルスがクロック87を0に設定
し、2番目のパルスがこのクロックを154に設定し、3
番目のパルスが308に、、、、最後のパルスが770のチッ
ク単位に、、、の如くに設定する。もし多数のフルカラ
ー・コピーが作られるならば、このサイクルは各複写毎
に再び始動する。
当然、本発明の実施態様は、基準パルスの発生毎に、
事象計時クロックが0に、あるいは他のある任意数のチ
ック単位にリセットされるように構成することができ
る。しかし、このような実施態様においては、別の変数
が生成され現像される個々の画像の特定の顔料の意義を
表わすように維持されねばならないであろう。また、現
像ステーション39a乃至39cが光受容物ベルト15の全長に
沿って側方にずれているため、これらのステーションが
あまり早く投入されないことを保証することが望まし
い。従って、トナー・モジュールを付勢するための信号
は、現像される個々の画像の顔料の関数としてずらされ
ねばならない。このように、本発明者は、本発明の方法
を実施する最適なモードは、その時生成され現像される
画像の顔料に関する全ての情報が事象計時クロック87の
カウントに具現されるように、事象計時クロック87を特
定の法Mの数に予め設定することであると信じる(Mは
転写ベルト20の回転毎に事象計時クロックによりカウン
トされる時間単位数に等しい)。
第2図に関して更に詳細に述べるように、見当合せ決
定事象、即ち画像の走査の開始は、常に、事象計時クロ
ック87のその予め定めた値への設定後ある予め定めた期
間経過して生じる。従って、サーボが2つの各ベルトの
一定の回転期間を維持するというその意図されるタスク
を実施する限り、画像は常に適正に見当合せされること
になる。
このことは、電子写真プリント・エンジンにおいて常
に存在する光受容物帯材と画像受取り帯材間の大きな静
電吸引力を如何に処理するかに関して本発明の発明者に
よりなされた実際の発見の論議を導く。上記のように、
この静電作用力を克服するため非常に大型で非常に大き
なトルクのDCモータを使用するという乱暴な試みは、コ
ストおよび電力消費の両方の理由から非実際的である。
本発明者は(画像スキャナー40により走査された領域で
ある)ベルトの画像領域内の光受容物ベルト15の非帯電
部分に存在するトナーの背景レベルさえもベルト15と20
間の吸引力を著しく減少させることを発見したため、克
服されなければならないことは、完全に帯電した光受容
物ベルト15の非画像領域が転写ステーション47にある時
に生じるベルト間の吸引力のみである。本発明者は、比
較的小型の高トルクDCモータを使用して、例え転写コロ
ナ48が投入される時でも少なくとも背景レベルのトナー
がPCベルトの表面上に付着される時、ベルトが相互に僅
かに滑ることを許すように適当な歯車装置によりベルト
を駆動することが実際的であることを発見した。従っ
て、本発明のコントローラ55は、光受容物ベルトの非画
像領域が転写ステーション47に到達する複写サイクル内
の時点に関する情報(第2図に関して更に詳細に説明す
る)を保持する。この情報は、これらの領域が転写噛合
せ部にある時転写コロナ48を選択的に消勢するため用い
られる。転写コロナ48の遮断の結果生じるベルト間の吸
引力の減少が、もしベルトが僅かに異なる速度で駆動さ
れるならば、僅かにかつ均一に相互に滑りを生じ続ける
ことを許すに充分であることが発見された。従って、本
発明の環境は、例え速度が僅かに異なる場合でもサーボ
50、51が平滑かつ連続的にベルトをその目標速度で駆動
できるよう、光受容物ベルト15と転写ベルト20間の吸引
力を克服即ち制御するように設計された。
本発明およびPalmの米国特許第4,652,115号に示され
た制御装置間の相違はやや微妙なものであるが顕著であ
る。第1に、下記のことを理解すべきである。もしベル
ト長さの比率Nが正確に2対1であるならば、見当合せ
の問題は取るにたらないものとなる。先に述べたよう
に、理想的なベルト長さ比における免がれざる僅かな変
動の故に、従来技術によるフルカラーの二回転写式電子
写真プリント・エンジンの場合にベルトを使用すること
は非実用的と考えられた。公称ベルト長さと同じ比率を
持つ一定の回転期間でサーボ50、51をその各ベルトを駆
動させるようこれらサーボを独立的に作動することは、
(例え成功しても)PCベルトの回転毎に光受容物ベルト
上の各点を転写ベルト上の正確に同じ点と接触させるこ
とになる。このため、ベルトが僅かに異なる速度で作動
し得る限り、ベルト長さ比がその公称値から大きく外れ
るが見当合せは正確であっても、画像の幾分の滲みを生
じるおそれがある。この結果は、もし長さの比が理想的
な正数値から大きくずれるならば、ベルトが相互に通過
する際に例え同じ点が接触する場合でもベルト速度に大
きな差が生じることになるという事実から生じる。この
ことは、ベルト間の平滑な連続的な滑りを生じることに
なり、また画像の滲みを生じ得る。しかし、ベルトはベ
ルト上の同じ点を相互に接触させるよう駆動されるた
め、この効果は見当合せ誤差を生じるよりもむしろ画像
を僅かに滲ませることになる。
最初に、フルカラー電子写真においては、僅かな量の
画像の滲みが見当合せ誤差よりも最終的な複写出力の感
じられる品質低下を少なくする傾向があることを認識す
べきである。これは、見当合せ誤りの現像自体が画像の
画素の縁部における色の鮮明かつ不適当な不連続性とし
て現われる傾向がある故である。滲みは、画像をややブ
レた歪みのある状態にするが、通常印刷された出力を見
る者にとってそれ程気にならないであろう。
無論、ベルトが僅かに異なる速度で相互に通過するこ
とができなければ、モータ28がその一定の回転期間にお
いてベルトを駆動することができないためサーボからの
エラー信号が顕著な状態を維持するならば、光受容物ベ
ルトは継ぎ目領域が接触する時僅かな加速を生じ得よ
う。この状態は、画像の転写ステーション47における吸
引力が非常に大きくかつベルトの長さ比がその公称値か
ら大きく異なる時に生じ、線62上のエラー信号が光受容
物ベルト15の回転中大きくなるという結果をもたらす。
本発明の発明者は、これが生じていた現象であり、サー
ボにおける顕著なエラー信号につながる僅かに異なる速
度で正確でない長さの比のベルトを駆動しようとするPa
lmの米国特許第4,652,115号における所見につながった
ものであると信じる。ベルト間の吸引力を制御できる適
当な機構が完全に理解されて始めて、2つのベルトに対
する一定の回転期間での実際的のベルト制御を可能にす
る本発明が実用的かつ経済的な電子写真プリント・エン
ジンにおいて実施できる。
本発明のこのような物質を達成するための方法および
装置を本文に述べた。特に、光受容物帯材15の非画像領
域が転写ステーション47を通過しつつある時、転写コロ
ナ48が消勢される。このため、転写ステーション47を通
過する全てのベルトの状態におけるベルト間の吸引力
を、モータ28および32を具現する経済的な大きさのモー
タが所要の一定の回転期間でベルトを駆動するため使用
できるような範囲に残す。
第2図は、本発明の望ましい実施態様を用いるフルカ
ラーの複写を行なうための予め定めた一連の個々の画像
生成および現像ステップを開始する信号の詳細なタイミ
ング・チャートである。第2図の水平の時間軸は、上記
の如く機械のチック単位とする。チック単位軸の下方に
示される平行線は、秒単位の相当時間を示している。
表示に向って上方に伸びる垂直線は、事象計時クロッ
ク87から出力されるチック単位に応答して特定の信号が
制御信号ゼネレータ90(第1図)から出力される時間を
示している。従って、第2図のチック単位軸は第1図の
線89により表わされる事象計時クロック87の出力状態を
表わす。第2図における垂直方向の頭付き矢印110a乃至
110fは、転写ベルト20における基準ノッチが基準ステー
ション45を通過したことを示す光学的検出器45から線86
上の基準信号の発生時間を表わす。
第2図はそれ自体略々自明であるが、第1図の装置に
第2図に示された事象を関連付けるため現像サイクルの
事例部分について述べるのが適当であろう。0のチック
単位時間において、矢印110aは線86上の出力信号を示し
ている。これは、サイクルの開始として示される。事象
計時クロック87を具現する物理的装置内部のどの除算カ
ウンタの特定の状態の如何に拘らず、線86上の信号の発
生が0のチック単位値に事象計時クロック87をセットさ
せることを知るべきである。基準信号の最後の発生以後
の時間をカウンタ87のチック単位カウントが正確に表わ
すように、どの除算カウンタもまた0にリセットされ
る。帯電コロナ41は、線95上の信号によりサイクルの開
始後に10チック単位で付勢される。2チック単位後、イ
エローのトナー・モジュール39aが線99上の信号により
付勢される。
線96上の信号が、サイクルの開始後40チック単位で画
像スキャナー40を付勢する。点線の寸法の線111aは、矢
印110aにより示される線86上の基準信号の発生と走査の
開始との間の40チック単位の時間遅れを示す。それは光
受容物ベルト15上の個々のイエローの画像の位置を決定
する走査の開始であるため、これは画像の見当合せに関
して重要な計時事象である。その後、帯電コロナがサイ
クルに入って112チック単位で消勢され、このコロナが
再びマゼンタの走査の開始のため付勢されるまで52チッ
ク単位だけ消勢される。このように、帯電コロナは1秒
のほとんど10分の9だけ消勢される。このため、トナー
の無駄および機械全体において生じ得る汚染を結果とし
て生じるPCベルト15の非画像領域のデコレーション(de
coration)を防止するのである。
サイクルの開始時(チック単位時間0)に、転写コロ
ナ48が消勢される。この転写コロナは、第2図に示され
るように、複写サイクル内に入って152チックで付勢さ
れる。これは、光受容物ベルト15上の画像領域の前縁部
が転写ステーション47(第1図)に到達する時点であ
る。第2図の左方に示される第1群の事象から、帯電コ
ロナ41がイエローの個々の画像のため画像スキャナー40
の付勢前30チック単位だけ付勢されることを注意すべき
である。このことは、30チック単位だけ光受容物ベルト
15上に帯電した非画像領域が形成されることを意味す
る。ベルト速度およびチック単位時間が与えられれば、
この状態はベルト上の潜像化されその後現像されるイエ
ローの個々の画像前に長さが略々95.5mmの完全に帯電さ
れた非画像領域の生成をもたらす。先に述べたように、
現像モジュールのデコレータ・ブラシの現像が生じるた
めの立上がり時間の制限内の実際的な程度に、このよう
な領域が消勢されたトナー・モジュールのみの下方を通
過する。何等かの方法で補償されなければベルト15およ
び20を領域が転写ステーション47に進入すると同じ回転
速度に物理的に拘束された状態にさせるのがこの完全に
帯電した非化粧領域である。複写サイクルの開始時の最
初の状態であり、もしベルトが僅かに異なる速度で駆動
されるならばこれらベルトが相互に滑り続けることを許
容するのが、転写コロナ48の選択的な消勢である。
このように、152チック単位における転写コロナの付
勢は、転写ステーション47に現像されたイエローの個々
の画像の前縁部が達する時点を表わす。先に述べたよう
に、光受容物ベルトのこの部分が転写ステーションを通
過しつつある間ベルトが滑り続けることを許すため、例
え背景量に過ぎなくとも、充分なトナーが存在する。こ
のため、サーボ50、51内における大きなエラー信号の生
成を阻止し、また見当合せにひどい影響を及ぼす筈のベ
ルトにおける段階的な滑り増分をも阻止する。
複写サイクルの開始後約154チック単位において、別
の基準パルスが線86上に現われる。この事象は、154チ
ック単位に生じるよう示された第2図の矢印110bで示さ
れる。線形86上の基準信号に応答して、例えこの信号の
発生に先立ち予め定めた154のチック単位値までカウン
トされなくとも、あるいは僅かに154を越えてカウント
されていても、事象計時クロック87の出力がこの154の
値に強制即ちセットされることに注意すべきである。マ
ゼンタの個々の画像の生成および現像のための同様なシ
ーケンスが、矢印110bで示されるようにサイクル内で15
4チック時点で始まる。点線の寸法線111bが194チック単
位におけるマゼンタの画像についての走査の開始が事象
計時クロック87をその154チック単位カウントにセット
した線86上の先の基準パルスの発生後正確に40チック単
位であることを示すことに注目すべきである。転写コロ
ナ48は、254チック単位で消勢され、306チック単位で再
付勢されて約52チック単位の間ベルト間の吸引力を減殺
する。これは、転写ステーションにおけるマゼンタ画像
の前縁部の到達に先立つ帯電した非画像領域の略々165.
5mmに相当する。
矢印110cで示されるように、線86上にサイクルの3番
目のパルスが現われる時、同様な結果が得られる。点線
の寸法線111cは、事象計時クロック87が308チック単位
の予め定めた値にセットされた後40チックでシアンの画
像に対する走査の開始が生じることを示す。
第2図を調べれば、以降のことが明らかとなろう。例
え丁度154チック単位の転写ベルトの所要の回転期間が
正確に得られなくとも、事象計時クロック87が常に、線
86上の基準パルスの発生毎に適切な法の値154にセット
される。このように、物理的には、矢印110の隣接する
ものの間の距離は154のチック単位よりも僅かに大きい
かあるいは僅かに小さい。しかし、クロック87の法の値
154への設定の各発生から計時される事象は、これらの
事象がクロックの値により示されるため正確である。こ
のため、機械とクロック87の動作間の物理的リンクは、
転写ベルト20上の基準点が基準ステーション47を通過す
る毎に予め定めた値へのクロック787の設定である。
第2図に示された事象に対するチック単位値を調べれ
ば、望ましい実施態様のいくつかの動作特性が理解され
よう。第1に、線110の1つにより示される事象計時ク
ロック87の事前設定と、各トナー・モジュール39a乃至3
9cの付勢との間の時間が各顔料と共に変化することを知
るべきである。これは、画像スキャナー40とトナー・モ
ジュール39a乃至39cとの間の異なる物理的距離の故に生
じる。このように、イエローのトナー・モジュール39a
がイエローの走査の開始に先立ち28チック単位で付勢さ
れることが判る。このため、モジュール39aにデコレー
タ・ブラシを現像させてスキャナー40により光受容物ベ
ルト15上に現像されるイエローの潜像を現像するに充分
な時間を与える。マゼンタのトナー・モジュール39bが
付勢される時間と、194チック単位におけるマゼンタの
走査の開始との間に僅かに3チック単位の差しか存在し
ない。これは、画像の前縁部が画像スキャナー40からマ
ゼンタのトナー・モジュール39b下方のその位置まで移
動するのに更に長い期間を要するためである。シアン画
像が現像されると、スキャナーは、シアンのトナー・モ
ジュール39cの369チック単位における付勢に先立ち348
チック単位で付勢される。これは、マゼンタのトナー・
モジュール39cがスキャナーから更に遠い位置にある故
である。潜像の前縁部がこのトナー・モジュールに達す
る前に良好なトナー・ブラシを現像するのに要する最短
必要先行時間でこのトナー・モジュールを付勢すること
が望ましい。
サイクル内で501チック単位が経過すると、用紙ピッ
カー46が第2図に示されるように線100上の信号により
付勢される。このピッカーはその後消勢される。用紙の
拾上げが生じ、また複合フルカラー画像の前縁部が現像
されたシアン画像の後縁部が光受容物ベルト15から転写
ベルト20まで転送されると同時に用紙へ転送されつつあ
ることが判るであろう。同様な適当に計時された信号が
フューザ(図示せず)の制御動作に与えられるが、それ
は第2図には示されない。
第2図に示されたチック単位の値は、米国において一
般的である用紙の従来の約21.6cm(8 1/2インチ)シー
トに対するものであることを知るべきである。異なる長
さの複写のための事象についてのチック単位値の適当な
調整は当業者には明らかであろうし、その計算のため必
要な全ての情報は、ベルトの長さおよび作動速度が与え
られるところから、本明細書において与えられている。
望ましい実施態様が介在する複写機が単色の黒の運転
モードにある時、帯電コロナが10チック単位で付勢さ
れ、スキャナーは個々のカラー画像における丁度同じよ
うにサイクルの開始を示す基準パルスの発生後40チック
単位で付勢される。黒のトナー・モジュール39eは、プ
ロセス・カラー・モジュールのどれよりも画像スキャナ
ー40から更に下流側にあるため、サイクルの始めから86
チック単位後に付勢される。帯電装置は112チック単位
において付勢され、用紙ピッカーは209チック単位と283
チック単位との間で付勢される。トナー・モジュールは
336チック単位において消勢され、機械は別の複写サイ
クルの用意ができる。
本発明を具現したプリント・エンジンが処理されるカ
ラーの塗布に先立ち単色の黒の画像を下に置くことによ
り画像のある飽和した領域を暗くするレーザー・プリン
タまたはディジタル複写機において使用される時、上記
の単色の黒についての走査およびトナーのチック単位値
が最初に実行される別のサブサイクルが付加される。こ
のサブサイクルの後に、第2図に示される複写の生成お
よび現像ステップの実施が続く。この運転モードにおい
ては、第2図に示される信号計時が単に154チック単位
だけ右方へシフトされることが判るであろう。
コントローラ55内側の継ぎ目整合ブロック82により表
わされる機能は、先に述べたように最初に調整された後
に継ぎ目の整合を監視する働きをする。継ぎ目の整合ブ
ロックに対する入力がそれぞれ光学的検出器45および42
からの線86および85上の基準信号であるため、この継ぎ
目整合機能が適正な継ぎ目整合を示す理想的な計時から
各ベルトからの各基準信号が相互に進みあるいは遅れる
期間を監視する。もし継ぎ目領域の整合誤差が充分に大
きくなるならば、複写は継ぎ目領域の見当合せのやり直
しのため遮断されることになる。望ましい実施態様にお
いては、ベルト長さの比率の偏差が継ぎ目の整合が問題
となる程大きくなることは滅多にないため、このことは
非常に稀な事象である。当然、生じる可能性のある問題
は、光受容物ベルト15の継ぎ目領域が画像スキャナー40
により潜像が現像される領域に進入することである。
第2図に示される一連の事象の連続的なサイクルは各
複写作業の間維持される。このため、もし同じ文書のコ
ピーを15あるいは20枚行なうならば、15回の前複写シー
ケンスが線75上の複写開始信号により開始されることに
なる。しかし、継ぎ目の整合誤差が複写作業の途中にお
いて非常に大きくなるならば、線83上の継ぎ目整合ブロ
ック82からの出力は、制御信号ゼネレータ90からの個々
の画像生成および現像の制御信号のこれ以上の出力が禁
じられることを示す。線81上の信号は、この時、目標位
置計算機能76に対し、複写作業の完了を進める前に継ぎ
目の見当合せを行なう時であることを表示する。
望ましい本実施態様において継ぎ目整合ブロック82か
らの信号に応答して生じる継ぎ目の見当合せのやり直し
は、完全な複写サイクルの完了後、即ち最終出力の一枚
のコピーのため必要な全ての画像の生成および転写後に
のみ行なわれる。従って、継ぎ目整合ブロック82が予め
定めた閾値上の継ぎ目の見当合せ誤りを検出する如何な
る時も、このブロックは、コントローラ55の他の回路に
対して継ぎ目見当合せステップを行なう時であることを
示す信号を出力することになる。しかし、最も後に開始
した複写の生成に必要な全てのステップが完了するまで
は、継ぎ目の見当合せ誤りについて補正する動作は一切
行なわれない。このような状況下で、複写作業が遮断さ
れ、複写作業が開始した時に行なわれたと同じように継
ぎ目の見当合せが行なわれ、次に複写される出力のため
の新たな複写サイクルが開始してその時進行中の複写作
業を完了する。
実際問題として、本発明者は、本発明が作業の中途の
継ぎ目の見当合せのやり直しが単に起生しないようにそ
の理想的な長さ比に関する実際的な公差範囲内のベルト
の所要の一定の回転期間を達成するものであることを発
見した。50または100枚のコピーを行なう複写作業が、
継ぎ目の整合のやり直しの必要なしに実行された。
望ましい実施態様の方法および装置の本文の記述か
ら、当業者には本発明の他の実施態様が示唆されよう。
従って、本発明の範囲は頭書の特許請求の範囲によって
のみ限定されるものであることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の望ましい実施態様を示すブロック図、
および第2図は望ましい実施態様において使用される個
々の画像の生成および現像ステップの制御信号を示すタ
イミング図である。 15…光受容物ベルト、16、21、22…遊びローラ、17、25
…駆動ローラ、20…転写ベルト、26…接地プレート、2
8、32…駆動モータ、30、36…光継断器、39…トナー・
モジュール、40…画像スキャナー、41…帯電コロナ、4
2、45…割出しノッチ光学的検出器、46…用紙ピッカ
ー、47…転写ステーション、48…転写コロナ、50、51…
ベルト・サーボ、55…コントローラ、59…加算ノード、
60、62、67、68、69、70、75、80、81、83、85、86、8
8、89、94〜100、110…線、61、71…目標位置レジス
タ、65…ディジタル・フィルタ兼エラー信号ゼネレー
タ、66…パルス巾変調器、70…高速マスター・システム
・クロック、72…複写開始信号ゼネレータ、76…目標位
置計算ブロック、78…レジスタ、82…継ぎ目整合検出
器、87…事象計時クロック、90…制御信号ゼネレータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−264778(JP,A) 特開 昭59−104673(JP,A) 特開 昭60−33575(JP,A) 特開 昭62−182766(JP,A) 特開 昭63−169670(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定めた長さLの可撓性に富む可動の画
    像受取り帯材と、NXL(Nは0より大きな整数)と公称
    的に等しい長さの可撓性に富む可動の光受容物帯材と、
    複写開始信号を生じるように選択的に作動可能な提供装
    置と、前記画像受取り帯材を駆動する第1のサーボ制御
    されたモータと、前記光受容物帯材を駆動する第2のサ
    ーボ制御されたモータと、前記画像受取り帯材上のあら
    かじめ定められた基準点の基準ステーションを過ぎる通
    過を検知する検知装置とを有する型式のカラー電子写真
    プリント・エンジンを作動させる方法において、 (a)前記第1のサーボ制御されたモータにより前記画
    像受取り帯材を駆動して、該画像受取り帯材を予め定め
    た各期間Tに一回転するように第1の一定の速度で回転
    させ、 (b)前記第2のサーボ制御されたモータにより前記光
    受容物帯材を駆動して、該光受容物帯材を予め定めた各
    期間NXTに一回転するように第2の一定の速度で回転さ
    せ、 (c)前記画像受取り帯材上の予め定めた基準点の基準
    ステーションを過ぎる通過を検出し、かつこれに応答し
    て事象計時クロックを予め定めた値にセットし、 (d)予め定めた一連の個々の画像の生成および現像ス
    テップであって、該ステップの各々が前記事象計時クロ
    ックの前記予め定めた値への前記セット後の1組の予め
    定めた期間の各々で開始される、前記予め定めた一連の
    個々の画像の生成および現像ステップを順次開始させ、 (e)現像された複合画像が前記画像受取り帯材上に完
    成されるまで複数の個々の画像の各々について前記ステ
    ップ(c)および(d)を反復するステップからなるこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、前記の予め
    定めた1組の個々の画像の生成および現像ステップの1
    つのステップが、前記光受容物帯材および前記画像受取
    り帯材が相互に接触する転写ステーションにおける転写
    コロナを消勢するステップであり、 前記事象計時クロックの前記の予め定めた値への前記セ
    ット後の1組の予め定めた期間のうちの前記転写コロナ
    の消勢が起生する前記それぞれの1つが、前記転写ステ
    ーションへの前記光受容物帯材の非画像領域の到達と対
    応することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、前記可動画
    像受取り帯材がその表面の予め定めた部分における非画
    像受取り領域を有する形式であり、前記可動光受容物帯
    材がその表面の予め定めた部分に非画像現像領域を有す
    る形式であり、 前記方法がさらに、 (a)第1の基準ステーションを過ぎる前記画像受取り
    帯材上の第1の予め定めた基準点の通過を検出し、これ
    に応答して第1の基準信号を生じ、 (b)第2の基準ステーションを過ぎる前記光受容物帯
    材上の第2の予め定めた基準点の通過を検出し、これに
    応答して第2の基準信号を生じ、 (c)前記第1および第2の基準信号に応答して前記非
    画像受取り領域と前記非画像現像領域とを整合し、 (d)前記第1の基準信号の各発生に応答して前記事象
    計時クロックを予め定めた値にセットし、 (e)前記第1のサーボ制御されたモータにより前記画
    像受取り帯材を駆動し続けて、該帯材が前記の予め定め
    た各期間Tに一回転するように前記第1の一定の速度で
    回転させ、 (f)前記第1のサーホ制御されたモータとは独立し
    て、前記第2のサーボ制御されたモータにより前記光受
    容物帯材を駆動し続けて、該光受容物帯材が前記の予め
    定めた各期間NXTに一回転するように前記第2の一定の
    速度で回転させ、 (g)予め定めた一連の個々の画像の生成および現像ス
    テップであって、該ステップの各々が、前記事象計時ク
    ロックの前記予め定めた値への前記セット後の予め定め
    た各期間で開始される前記予め定めた一連の個々の画像
    の生成および現像ステップを順次開始させ、 (h)現像された複合画像が前記画像受取り帯材上に完
    成されるまで複数の個々の画像の各々について前記ステ
    ップ(d)乃至(g)を反復するステップからなること
    を特徴とする方法。
  4. 【請求項4】予め定めた長さLの可撓性に富む可動の画
    像受取り帯材と、NXL(Nは0より大きな整数)と公称
    的に等しい長さの可撓性に富む可動の光受容物帯材と、
    複写開始信号を生じる選択的に操作可能な提供装置と、
    前記画像受取り帯材を駆動する第1のサーボ制御された
    モータと、前記光受容物帯材を駆動する第2のサーボ制
    御されたモータと、前記画像受取り帯材上のあらかじめ
    定められた基準点の基準ステーションを過ぎる通過を検
    知し、それに応答して基準信号を提供する検知装置と、
    事象計時クロックとを有する型式のカラー電子写真プリ
    ント・エンジンにおいて、 (a)前記第1のサーボ制御されたモータは前記画像受
    取り帯材をして、それが予め定めた期間Tの各々におい
    て一回転することとなるように、第1の一定の速度で回
    転せしめ、 (b)前記第2のサーボ制御されたモータは前記光受容
    物帯材をして、それが予め定めた期間NXTの各々におい
    て一回転することとなるように、第2の一定の速度で回
    転せしめ、 (c)前記基準信号の各発生に応答して前記事象計時ク
    ロックを予め定めた初期値にセットし、かつ予め定めた
    一連の時間的に間隔をおいた画像の生成および現像制御
    信号を順次生じる制御装置を設け、該制御信号の各々
    が、前記事象計時クロックの前記予め定めた初期値への
    前記セット後の1組の予め定めた期間のそれぞれの1つ
    で生じ、 以て現像された複合画像が前記画像受取り帯材上に完成
    されるまで該画像受取り帯材上に複数の個々の画像が記
    録されることを特徴とするカラー電子写真プリント・エ
    ンジン。
  5. 【請求項5】請求項4記載のカラー電子写真プリント・
    エンジンにおいて、前記画像受取り帯材が、その表面の
    予め定めた部分における非画像受取り領域を有する形式
    のものであり、前記可動光受容物帯材が、その表面の予
    め定めた部分における非画像現像領域を有する形式のも
    のであり、前記制御装置が、前記複写開始信号の各発生
    に応答して作動し、前記画像生成および現像制御信号の
    最初のものを生じる前に、前記第1および第2の基準信
    号に応答して該光受容物帯材と前記画像受取り帯材が運
    動する際に前記非画像受取り領域を前記非画像現像領域
    と接触するよう整合する装置を含むことを特徴とするカ
    ラー電子写真プリント・エンジン。
  6. 【請求項6】請求項4記載のカラー電子写真プリント・
    エンジンにおいて、前記画像生成および現像制御信号の
    1つが、前記光受容物帯材と前記画像受取り帯材とが相
    互に接触する転写ステーションにおける転写コロナを、
    前記光受容物帯材の非画像領域が前記転写ステーション
    にある時、選択的に消勢する転写コロナ制御信号である
    ことを特徴とするカラー電子写真プリント・エンジン。
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