JPS60126209A - ０／ｗ型エマルジョン化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、疎水性シリコンオイルを含有する乳化・分散
化粧料に係り、特に、乳化・分散系における疎水性シリ
コーンオイルの微粒化を改善した化粧料に関する。

疎水性シリコーンオイルは、皮膚や毛髪の表かし、一般
に疎水性シリコーンオイルは他の油相成分との相溶性が
悪いため、乳化や分散を行なっても微粒化し難い。乳化
・分散化粧料中において、疎水性シリコーンオイルの微
粒化（例えば４μｍ以下）が結合を起し易く、乳化系の
上層部に浮遊したり、下層部に沈降したジするなど、化
粧料の安定性が著しく劣化してしまう。また、疎水性シ
リコーンオイルの粒子が大きいと、皮膚や毛髪の表面に
均一な薄膜を形成し難く、滑沢性等の化粧料の性能を劣
化させてしまう。

逆に、疎水性シリコーンオイルが微粒化されると、乳化
・分散系の安定性が良好となり、また皮膚や毛髪に対す
る親和性も増し、化粧性の特性の向上が認められる。従
って、乳化・分散化粧料において、疎水性シリコーンオ
イルを微粒化することが望まれていた。

本発明は、このような事情の下になされたものであって
、乳化・分散系中の疎水性シリコーンオイルの微粒化を
達成し、もってその系の安定性を向上させ、滑沢性等の
優れた性能を有する化粧料を提供することを目的とする
＠本発明の化粧料は、ｏ、ｏｉ〜５重敬チの疎水性シリ
コーンオイルと、０．１〜５０重１ｉＬ％のポリオキシ
アルキレン変性ポリシロキサンとを含有することを特徴
とする。

本発明の第１の必須成分である疎水性シリコーンオイル
とは、２５℃の水に対する溶解度が１重線チ以下、好ま
しくは０．５重量％以上であり、２５℃における粘度が
１〜１０００センチストークス、好マしくは５〜５００
センチストークスのものである。このような疎水性シリ
コーンオイルの具体例として、下記のものがある。

０メチルポリシロキサン 下記一般式で表わされ、１〜１０００センチストークス
（２５℃）の粘度を有するもの。

（Ｃｉ（３）３ＳｉＯ（（ＣＨ５）２ＳＩＯ′３ｎＳｉ
（ＣＨ３）５ｎ　＝　３〜３５０ ｏメチルフェニルポリシロキサン 下記一般式で表わされ、１０〜１０００センチストーク
ス（２５℃）の粘度を有するもの。

ａ＋ｂ＋ｅ＝１〜２５０ ０脂肪酸変性ポリシロキサン 下記一般式で表わされ、ｌＯ〜１０００センチストーク
ス（２５℃）の粘度含有するもの。

ａ＋ｂ＋ｃ　＝　１〜２００ ｘ　＝　０〜５ Ｒ＝　Ｃ９Ｈ１５〜Ｃ２１Ｈ４３ ０脂肪族アルコール変性ポリ／ロキサン下記一般式で表
わされ、１０〜１０００センチストークス（２５℃〕の
粘度を有するもの。

ａ＋ｂ＋ｅ　＝　１〜２００ ｘ　＝　０〜５ Ｒ＝Ｃ４Ｈ９ゞＣ２２Ｈ４５ 本発明の第２の必須成分であるポリオキシアルキレン変
性ボリア０キサンとは、下記一般式で表わされ、１０−
１０００センチストークス（２５℃）の粘度を有し、２
５Ｃの水に対する溶解匣が０．５　ｍ　ｆｔ％以上、好
ましくは２重量％以上である親水性ポリオキシアルキレ
ン変性ポリシロキサンである。

（ｐ＝１〜５、Ｒは水素、又は炭素数１〜５のアルキル
基、ｘ＝１〜７０、ｙ＝Ｑ〜５０、ｍ＝３〜５０、ｎ＝
５〜５０） 疎水性シリコーンオイルの配合量は、化粧料全体に対し
０．０１〜５重量％、好ましくは０．０５〜３重量％で
ある。０．０１重級幅未満では、滑沢性が不十分となり
、５重量％を越えると油性感の強い仕上りとなり、好ま
しくない・ポリオキシアルキレン変性ボリア０キサンの
配合量は０．１〜５０重鼠俤、好ましくは０．５〜３０
１母チである。０．１重量係未満では疎水性シリコーン
オイルの微粒化の達成が困難とな９．５０重ｆｔ％ｅ越
えると滑沢性が劣化し、好ましくない。

疎水性シリコーンオイルとポリオキシアルギレン変性ｄ
？リゾロキサンとの配合比は、ｌ／ｌ−１１５であるの
が好ましい。

本発明の化粧料には、上述の必須成分の他に、下記の圧
機成分を本発明の効果に影−岸のない範囲で配合しても
よい。即ち、そのような任意成分として、流動ノ９ファ
イン、ワセリン、固型ノやラフイン、スクワラン及びオ
レフィンオリゴマー等の炭化水素；インゾロビルミリス
テート。

イソグロビルｉ４ルミテート、ステアリルステアレート
、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチル
ドデシル及び２−エチルヘキサン酸トリグリセライド等
のエステル；ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリ
オキ７エチレンステアリン酸エステル及びＩリオキシエ
チレ７ンルビタンモノラウレート等の乳化剤；塩化ペン
デルコニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩
化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム、ＩＪｆ化ベヘニルトリメ
チルアンモニウム。

塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、モノＮ−長鎖
アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩等のカチ
オン界面活性剤；　Ｎ　−（２−ヒドロキシエチル）−
Ｎ−（ビス（２−カルテキシメチル）アミノエチルコラ
ウリルアマイドジナトリウム塩、２−ココイル−Ｎ−カ
ルテキシメチル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダゾリウム
ベタイン等の両性界面活性剤；高級アルコールサルフェ
ート、アルコールエーテルサルフェート、α−オレフィ
ンスルホネート等のアニオン界面活性剤；ラウリルアル
コール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベ
ヘニルアルコール等の高級アルコール；ツクルミチン酸
。

ステアリン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸；エチレング
リコール、プロピレングリコール、ｌ。

３−ゾテレングリコール、グリセリン及びソルビトール
等の保湿剤；エタノール等の溶剤；およびその他殺菌剤
、香料等の少縫成分がある。

本発明の化粧料は、必須成分でさる呻水住シリコーンオ
イルとポリオキシ変性ポリ／ロキサンとを均一に混合し
、混合物を分散媒に乳化分散し、その後この分散系に他
の基剤を乳化分散することによシ製造することが可能で
ある。この場合の分散媒としては、水、エタノール等を
用いることができる。

本発明の化粧料は、ヘアリンス剤、ヘアコンディジ目ナ
ー、ヘアローション等の毛髪化粧料、おヨヒハンドクリ
ーム、スキンクリーム等の皮膚用化粧料等の各種用途に
適用可能である。

次に、本発明の実施例と比較例を示し、本発明の効果を
具体的に説明する。なお、６例の説明に先立って、６例
で採用した試験法について説明する。

〔粒子径の評価〕

４００倍の倍率での顕微鏡観察によシ粒子径を測定し、
次の４段階の判定基準により粒子径を評価した。

２μｍ以下　：　◎良好 ２〜４μｍ　：　○やや良好 ４〜７μｍ　：　△普通 ７μｍ以上　：　×劣る 試験例１ ジメチルポリクロキサンと各種乳化剤を含む２２種の化
粧料を調製し、それらの粒子径を観察し、評価した。

その結果を表−１に示す。なお配合量はいずれも重量％
である（他の試験例でも同様）。

表−１から明らかなように、比較例１〜１２の化粧料は
、粒子径の評価基準を満足しない。

これに対し、実施例１〜７の化粧料はいずれも粒子径の
評１ｉ１ｆｉ基準を満足しており、実使用テストにおい
てもなめらかな仕上り効果を示した。

試験例２ 下記表−２に示す配合組成のへアーリンス組成物を調製
し、その粒子径を評価した。その結果、このヘアーリン
ス組成物は粒子径の評価基準を満足していた。なお、こ
のヘアーリンス組成物は、実使用テストにおいて、優れ
た櫛通り性となめらかさを付与する効果を有していた。

表−２ 試験例３ 下記表−３に示すヘアートリートメント組成物′ｆｃ調
製し、その粒子径を評価した。その結果を同表に示す。

なお、仁のへアー）　Ｕ　−）メント組成物は、実使用
テストにおいて、優れたなめらかさと櫛通り性を付与す
る効果を示した。

表−３ 試験例４ 下記表−４に示す乳液ｔ−調製し、その粒子径を評価し
た。その結果を同表に示す。なお、この乳液は、実使用
テストにおいて、ペタつかずなめらかな仕上り付与効果
を示した。

表−４ 試験例５ 下記表−５に示すクリームを鯛製し、その粒子径を評価
した。その結果を同表に示す。なお、このクリームは、
実使用テストにおいて、肌へのなめらかさ付与の点で優
れた性能を示した。

表−５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）０．０１〜５重量％の疎水性シリコーンオイルと
   、０．１〜５０重ｔ％の下記一般式で表わされるポリオ
   キシアルキレン変性ポリシロキサンとを含有することを
   特徴とする化粧料。 （式中、ｐは１〜５の数、Ｒは水素又は炭素数１〜５の
   アルキル基、Ｘは１〜７０の数、ｙはθ〜５０の数、ｍ
   は３〜５０の数、ｎは５〜５０の数を示す・） （２）疎水性シリコーンオイルとポリオキシアルキレン
   変性ポリシロキサンの配合比が１／１〜１１５である特
   許請求の範囲 自）　１番１に件シリコーンナイルの配合量≠Ｅｎ−（
   ＩＦ＋〜３重量％であり、ポリオキシアルキレン変性ポ
   リシロキサンの配合量が０．５〜３０重量％である特許
   請求の範囲第１項記載の化粧料。 （４）疎水性シリコーンオイルは、メチルポリシロキサ
   ン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性ポリシ
   ロキサンおよび脂肪族変性ポリシロキサンからなる群か
   ら選択された１種である特許請求の範囲第１項記載の化
   粧料。