JP2016130228A - 水性皮膚化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】水性でありながらエモリエント感に優れ、べたつきが少なく、みずみずしい感触や引き締め感を与え、使用感に極めて優れるとともに、化粧崩れを起こし難い水性皮膚化粧料の提供。
【解決手段】式(I)で表される(a)成分を0.5〜8質量%、(b)成分(ポリオキシアルキレンメチルグルコシド)を1〜20質量%、(c)成分(炭素数3〜6のアルカンジオール)を5〜25質量%を含有し、(b)成分に対する(a)成分の質量比((a)/(b))が0.2〜0.5の範囲にある水性皮膚化粧料。
Figure 2016130228

(l及びmは平均付加モル数を示し、各々独立に10〜25の整数)
【選択図】なし

Description

本発明は、使用感に優れた水性皮膚化粧料に関し、さらに詳しくは、水性でありながらエモリエント感に優れ、べたつきが少なく、みずみずしい感触や引き締め感を与え、使用感に極めて優れるとともに、化粧崩れを起こし難い水性皮膚化粧料に関する。
従来、皮膚化粧料においては、しっとりとしたコク感、なめらかなのび、エモリエント感などを得るために、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類を水性成分として配合し、更にステアリン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸類;ワセリン、カルナバロウ、キャンデリラワックス、セレシン、ミツロウ等のワックス類;ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類などの固形油と、これらの固形油との相溶性に優れる常温で液状の炭化水素油(例えば、流動パラフィン、スクワラン等)や、これらの固形油の炭素鎖と同程度の比較的長い炭素鎖を有するエステル油(例えば、パルミチン酸セチル、イソステアリン酸イソプロピル、ピバリン酸イソデシル、オレイン酸オレイル等)とを組み合わせて配合し、乳化剤により乳化して水中油型乳化皮膚化粧料とする手法がとられている。
しかしながら、上記のような方法によって調製された水中油型乳化皮膚化粧料は、エモリエント感には優れるものの、油分特有の皮膜感があるので、みずみずしさに欠け、更には乳化剤に由来するべたつきを感じるなど、使用感の点において満足できるものではなかった。他方、固形油や液状油を配合しない場合には、みずみずしくべたつきが少ないという点では優れるものの、エモリエント感がないという問題がある。
このような課題に対して、水への溶解性や分散性に優れ、かつエモリエント感を付与することのできる成分の配合が検討されてきた。
特許文献1には、シリコーン誘導体と、特定のミクロゲルからなる増粘剤とを必須成分として含有する水性皮膚化粧が肌へのエモリエント感、はり感等の使用感に優れることが開示されている。しかしながら、この皮膚化粧ではシリコーン誘導体に特有のきしみを感じる場合があり、更にはメイクのヨレや崩れを起こす場合があった。
特許文献2には、16〜18個の炭素原子を有する脂肪酸を含む脂肪酸混合物とペンタエリスリトールとのエステルと、シリコーン誘導体とを必須成分として含有する水中油型乳化皮膚化粧料が肌へののびとなじみが良好で、べたつきがなく、みずみずしさ、浸透感、エモリエント感、はり感等の使用感に極めて優れることが開示されている。しかしながら、この皮膚化粧料ではみずみずしさが十分ではなく、べたつきやきしみを感じる場合があった。
特許文献3には、アルカンジオールおよびポリオキシエチレンアルキルグルコシドを含有する低刺激性皮膚外用剤が適度な保湿感を持ち使用感に優れることが開示されている。また、特許文献4には、コラーゲン、加水分解コラーゲンおよびコラーゲン誘導体の群から選ばれる少なくとも1種、リン脂質誘導体および/またはリン脂質重合体、ポリオキシエチレンメチルグルコシドおよび多価アルコールを含有する皮膚用化粧料が十分な保湿効果を付与することができるとともに、塗布後のべたつき感がなく、使用感に優れることが開示されている。しかしながら、これらでは、みずみずしさとべたつきの無さを同時に達成することができない点で満足できるものではなかった。
特開2013−112678号公報 特開2013−063935号公報 特開2006−282600号公報 特開2010−120859号公報
本発明は、水性でありながらエモリエント感に優れ、べたつきが少なく、みずみずしい感触や引き締め感を与え、使用感に極めて優れるとともに、化粧崩れを起こし難い水性皮膚化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、特定のシリコーン誘導体と、ポリオキシアルキレンメチルグルコシドと、炭素数3〜6のアルカンジオールとを所定の割合で含有する水性皮膚化粧料が上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、下記(a)成分を0.5〜8質量%、下記(b)成分を1〜20質量%、下記(c)成分を5〜25質量%を含有し、(b)成分に対する(a)成分の質量比((a)/(b))が0.2〜0.5の範囲にあることを特徴とする水性皮膚化粧料である。
a.下記式(I)で表される化合物
Figure 2016130228
(式中、lおよびmは平均付加モル数を示し、それぞれ独立して10〜25の整数を示す。)
b.ポリオキシアルキレンメチルグルコシド
c.炭素数3〜6のアルカンジオール
本発明の水性皮膚化粧料によれば、水性でありながらエモリエント感に優れ、べたつきが少なく、みずみずしい感触や引き締め感を与え、使用感に極めて優れるとともに、化粧崩れを起こし難いという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本発明の水性皮膚化粧料は、下記(a)成分、(b)成分および(c)成分を少なくとも含有する。
〔(a)成分〕
本発明に用いられる(a)成分は、式(I)で表される化合物である。本発明においては、式(I)を満足する少なくとも1種又は2種以上の化合物が配合され得る。
(a)成分は、オキシエチレン基を有し水との親和性が高いので、本発明の水性皮膚化粧料中では、化粧料全体に均一に分散する。オキシエチレン基の平均付加モル数l、mはいずれも独立して10〜25であり、好ましくは15〜20である。lおよび/またはmが10未満の場合には、(a)成分の水分散性が低下し保存安定性が損なわれることがあり、25を超える場合には、エモリエント感が不充分となることがある。
(a)成分の市販品としては、ビスPEG−18メチルエーテルジメチルシランとして一般に市販されているものを例示できる。具体的な市販品の商品名としては、上記式(I)において、lおよびmがそれぞれ18の構造である化合物である「2501 Cosmetic Wax(東レ・ダウコーニング社製)」が挙げられる。
本発明に用いられる(a)成分の含有量は、水性皮膚化粧料全量に対して、0.5〜8質量%であり、好ましくは1〜7質量%、特に好ましくは2〜5質量%である。0.5質量%未満では、本発明の効果であるエモリエント感や引き締め感が得られ難くなることがある。一方、8質量%を超えて含有させても、本発明の効果を増強するものではなく、かえって使用時にきしみを感じ、更には化粧くずれを生じることがある。
〔(b)成分〕
本発明に用いられる(b)成分は、ポリオキシアルキレンメチルグルコシドである。
本発明に用いる(b)成分においてオキシアルキレン基は、炭素数が2〜3であり、具体的にはオキシエチレン基、またはオキシプロピレン基であり、好ましくはオキシエチレン基である。本成分におけるアルキレンオキシドの平均付加モル数は好ましくは5〜30であり、特に好ましくは7〜20である。平均付加モル数が5未満の場合には、みずみずしさが不十分となる場合がある。また30を超えるとエモリエント感が低下する場合がある。
本発明に用いられる(b)成分の含有量は、水性皮膚化粧料全量に対して、1〜20質量%であり、好ましくは3〜18質量%、特に好ましくは5〜15質量%である。1質量%未満では、きしみを感じるほか保湿効果が十分ではないことがある。一方、20質量%を超えて含有させても、本発明の効果を増強するものではなく、引き締め感が弱く、更にはべたつきを生じさせることがある。
〔(c)成分〕
本発明に用いられる(c)成分は、炭素数3〜6のアルカンジオールであり、直鎖あるいは分岐炭化水素に2個の水酸基が付加した構造を有する。炭素数が3未満の場合は、エモリエント感が不充分なことがあり、炭素数が6を超える場合は、べたつきが生じることがある。
炭素数3〜6のアルカンジオールとして、具体的には、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,3−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、シクロヘキサン−1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,3−ジオール等が挙げられる。
中でもべたつきの無さ、みずみずしさの点で、好ましくは1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオールが好ましく、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオールが特に好ましく用いられる。
本発明の水性皮膚化粧料では、これらアルカンジオールのうち1種または2種以上を用いることができる。
本発明に用いられる(c)成分の含有量は、水性皮膚化粧料全量に対して、5〜25質量%であり、好ましくは10〜20質量%、特に好ましくは13〜18質量%である。5質量%未満の場合には、エモリエント感が十分ではなくなることがあり、25質量%を超えると、べたつきを生じることがある。
本発明の水性皮膚化粧料において、(b)成分に対する(a)成分の質量比((a)/(b))を0.2〜0.5、好ましくは0.3〜0.4の範囲に設定することにより、適度な引き締め感を付与することができる。質量比((a)/(b))が0.2未満の場合、引き締め感が不十分となることがある。0.5を超えると、引き締め感が強まりすぎ、使用者にはきしみ感となるほか、皮膚化粧料の皮膚表面への密着性が不十分となり、化粧崩れを生じ易くなることがある。
本発明の水性皮膚化粧料は、水中油型乳化の形態をなし、上記の(a)成分〜(c)成分の他に、通常、皮膚化粧料を製造する場合に配合される油分、水、保湿剤、その他の成分を、本発明の効果を損なわない範囲で、適宜配合して常法により混合して製造することができる。
本発明の水性皮膚化粧料は、例えば、導入液、化粧水、保湿美容液、アンチエイジング美容液、美白美容液等の液状あるいはジェル状の製品に好ましく用いられる。これらの製品は、本発明の必須成分である(a)成分〜(c)成分、水、および化粧料に通常配合される任意の配合成分を混合して常法により製造することができる。
以下、実施例および比較例によって本発明をさらに詳細に説明する。
本発明の水性皮膚化粧料の例として、表1に示す水性皮膚化粧料を調製した。表中の各成分の含有量は質量%により示した。
実施例および比較例の各水性皮膚化粧料について、以下の評価を行った。その評価結果を表1に示した。
(1)エモリエント感
20名をパネラーとし、実施例および比較例の水性皮膚化粧料各2.0gを全顔に塗布させた。塗布時のエモリエント感について、下記の基準により官能評価させた。
<官能評価基準>
2点:エモリエント感があると感じた場合。
1点:エモリエント感がややあると感じた場合。
0点:エモリエント感がないと感じた場合。
実施例および比較例の水性皮膚化粧料のそれぞれについて、20名のパネラーの合計点を求め、下記の基準により評価した。
<評価基準>
◎:合計点が35点以上で、かつ0点の判定をしたパネラーがいない;エモリエント感に非常に優れる化粧料である。
○:合計点が30点以上35点未満、または合計点が35点以上で、0点の判定をしたパネラーが1人または2人;エモリエント感に優れる化粧料である。
△:合計点が20点以上30点未満;エモリエント感に若干欠ける化粧料である。
×:合計点が20点未満;エモリエント感に欠ける化粧料である。
(2)べたつきのなさ
20名をパネラーとし、実施例および比較例の水性皮膚化粧料各2.0gをメイクアップ前に全顔に塗布させた。塗布終了直後のべたつきのなさについて、下記の基準により官能評価させた。
<官能評価基準>
2点:べたつきが無いと感じた場合。
1点:べたつきがほとんど無いと感じた場合。
0点:べたつくと感じた場合。
実施例および比較例の水性皮膚化粧料のそれぞれについて、20名のパネラーの合計点を求め、下記の基準により評価した。
<評価基準>
◎:合計点が35点以上で、かつ0点の判定をしたパネラーがいない;べたつきのなさに非常に優れる化粧料である。
○:合計点が30点以上35点未満、または合計点が35点以上で、0点の判定をしたパネラーが1人または2人;べたつきのなさに優れる化粧料である。
△:合計点が20点以上30点未満;べたつきの若干ある化粧料である。
×:合計点が20点未満;べたつきのある化粧料である。
(3)みずみずしさ
20名をパネラーとし、実施例および比較例の水性皮膚化粧料各2.0gを全顔に塗布させた。塗布時のみずみずしさについて、下記の基準により官能評価させた。
<官能評価基準>
2点:みずみずしさがあると感じた場合。
1点:みずみずしさが若干あると感じた場合。
0点:みずみずしさがないと感じた場合。
実施例および比較例の水性皮膚化粧料のそれぞれについて、20名のパネラーの合計点を求め、下記の基準により評価した。
<評価基準>
◎:合計点が35点以上で、かつ0点の判定をしたパネラーがいない;みずみずしさに非常に優れる化粧料である。
○:合計点が30点以上35点未満、または合計点が35点以上で、0点の判定をしたパネラーが1人または2人;みずみずしさに優れる化粧料である。
△:合計点が20点以上30点未満;みずみずしさに若干欠ける化粧料である。
×:合計点が20点未満;みずみずしさに欠ける化粧料である。
(4)引き締め感
20名をパネラーとし、実施例および比較例の水性皮膚化粧料各2.0gを全顔に塗布させた。塗布時の引き締め感について、下記の基準により官能評価させた。
<官能評価基準>
2点:引き締め感があると感じた場合。
1点:引き締め感が若干あると感じた場合。
0点:引き締め感がない、または引き締めが強すぎてきしむと感じた場合。
実施例および比較例の水性皮膚化粧料のそれぞれについて、20名のパネラーの合計点を求め、下記の基準により評価した。
<評価基準>
◎:合計点が35点以上で、かつ0点の判定をしたパネラーがいない;引き締め感に非常に優れる化粧料である。
○:合計点が30点以上35点未満、または合計点が35点以上で、0点の判定をしたパネラーが1人または2人;引き締め感に優れる化粧料である。
△:合計点が20点以上30点未満;引き締め感に若干欠ける化粧料である。
×:合計点が20点未満;引き締め感に欠ける化粧料である。
(5)化粧崩れのなさ
20名をパネラーとし、実施例および比較例の水性皮膚化粧料各2.0gをメイクアップ前に全顔に塗布した。塗布後すみやかにメイクアップを行い、その仕上がりについて、メイクアップ完了後4時間後に下記の基準により目視評価した。
<官能評価基準>
2点:ヨレや凹凸がほとんど認められない場合。
1点:ヨレや凹凸が一部にしか認められない場合。
0点:ヨレや凹凸が広範囲に認められる場合。
<評価基準>
◎:合計点が35点以上で、かつ0点の判定をしたパネラーがいない;化粧崩れが非常に生じ難い化粧料である。
○:合計点が30点以上35点未満、または合計点が35点以上で、0点の判定をしたパネラーが1人または2人;化粧崩れが生じ難い化粧料である。
△:合計点が20点以上30点未満;化粧崩れが若干生じる化粧料である。
×:合計点が20点未満;化粧崩れが非常に生じ易い化粧料である。
Figure 2016130228
表1に示されるように、実施例1〜5の水性皮膚化粧料は、エモリエント感に優れ、べたつきが少なく、みずみずしい感触や引き締め感を与え、使用感に極めて優れるとともに、化粧崩れを起こし難いことが分かる。
一方、比較例1〜7の水性皮膚化粧料では、一または二以上の評価項目において、十分な評価が得られなかった。
すなわち、比較例1の化粧料は、(a)成分が本発明規定の上限値を超えて含有され、質量比((a)/(b))が本発明規定の上限値を超えていることから、引き締め感が不十分であり、更には化粧崩れを生じた。
比較例2の化粧料は、(b)成分が本発明規定の上限値を超えて含有され、(c)成分が含有されていないことから、べたつきを感じるとともにみずみずしさが不十分であった。
比較例3の化粧料は、質量比((a)/(b))が本発明規定の範囲外にあることから、引き締め感と化粧崩れのなさが不十分であった。
比較例4の化粧料は、(c)成分が含有されず、エモリエント感が不十分であった。
比較例5の化粧料は、質量比((a)/(b))が本発明規定の下限値を下回っていることから、引き締め感が不十分であった。
比較例6の化粧料は、(a)成分が含有されず、代わりにポリエーテル変性シリコーンが含有されているので、エモリエント感と引き締め感が不十分となり、更にはべたつきと化粧崩れを生じた。
比較例7の化粧料は、(b)成分が含有されず、代わりにソルビトールが含有されているので、みずみずしさが不十分となるとともに、べたつきを感じ、更には化粧崩れを生じた。
比較例8の化粧料は、(c)成分が含有されず、代わりにグリセリンが含有されているので、エモリエント感が不十分であり、更にはべたつきを感じた。

Claims (1)

  1. 下記(a)成分を0.5〜8質量%、下記(b)成分を1〜20質量%、下記(c)成分を5〜25質量%を含有し、(b)成分に対する(a)成分の質量比((a)/(b))が0.2〜0.5の範囲にあることを特徴とする水性皮膚化粧料。
    a.下記式(I)で表される化合物
    Figure 2016130228
    (式中、lおよびmは平均付加モル数を示し、それぞれ独立して10〜25の整数を示す。)
    b.ポリオキシアルキレンメチルグルコシド
    c.炭素数3〜6のアルカンジオール
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