JP2657387B2 - 泡沫状頭髪化粧料 - Google Patents
泡沫状頭髪化粧料Info
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- phenylmethylpolysiloxane
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、泡沫状頭髪化粧料に関し、更に詳しくは、
仕上がりがベタつかず、さらっとしており、且つ冬期等
の低温環境下における使用に際しても発泡性が良好なエ
アゾール式の泡沫状頭髪化粧料に関する。
仕上がりがベタつかず、さらっとしており、且つ冬期等
の低温環境下における使用に際しても発泡性が良好なエ
アゾール式の泡沫状頭髪化粧料に関する。
近年、頭髪化粧料としては塗布時の液だれや使用簡便
性を改善するとともにファッション性を高める目的か
ら、エアゾール式の泡沫状頭髪化粧料が一般化しつつあ
る。
性を改善するとともにファッション性を高める目的か
ら、エアゾール式の泡沫状頭髪化粧料が一般化しつつあ
る。
しかしながら、泡沫状頭髪化粧料の発泡性能は外気温
によって影響されるため、例えば冬期等の気温の低いと
きには発泡性が悪く、エアゾール容器から取出した頭髪
化粧料には液体が混在しており、これが手やブラシから
流れ落ちる問題があった。これは、噴射剤の気化能が低
下する為であるが、この傾向は特に発泡性助剤してポリ
ジメチルシロキサン−ポリオキシアルキレン重合体を用
いた場合顕著であることが知られている。
によって影響されるため、例えば冬期等の気温の低いと
きには発泡性が悪く、エアゾール容器から取出した頭髪
化粧料には液体が混在しており、これが手やブラシから
流れ落ちる問題があった。これは、噴射剤の気化能が低
下する為であるが、この傾向は特に発泡性助剤してポリ
ジメチルシロキサン−ポリオキシアルキレン重合体を用
いた場合顕著であることが知られている。
そして、この発泡性の低下は、界面活性剤や油剤等、
他の発泡性助剤を大量に添加することにより改善するこ
とが可能であるが、このようにすれば、仕上がりが油っ
ぽくなって、さらっとした仕上がり感が得られないとい
う別の問題が生じていた。
他の発泡性助剤を大量に添加することにより改善するこ
とが可能であるが、このようにすれば、仕上がりが油っ
ぽくなって、さらっとした仕上がり感が得られないとい
う別の問題が生じていた。
本発明はかかる現況に鑑みてなされたものであり、仕
上がり感がベタつかずさらっとしているとともに冬期等
の低温環境下においても優れた発泡性能を維持できるエ
アゾール式の泡沫状頭髪化粧料を提供することを目的と
するもので、本発明はかかる課題を、特定のポリジメチ
ルシロキサン−ポリオキシアルキレン重合体と特定のフ
ェニルメチルポリシロキサンをそれぞれ所望量づつ配合
するとともに、これに噴射剤を特定比率で配合すること
により達成したものである。
上がり感がベタつかずさらっとしているとともに冬期等
の低温環境下においても優れた発泡性能を維持できるエ
アゾール式の泡沫状頭髪化粧料を提供することを目的と
するもので、本発明はかかる課題を、特定のポリジメチ
ルシロキサン−ポリオキシアルキレン重合体と特定のフ
ェニルメチルポリシロキサンをそれぞれ所望量づつ配合
するとともに、これに噴射剤を特定比率で配合すること
により達成したものである。
その要旨とするところは、 (式中mは1〜10、nは1〜10、Pは1〜3、Rは6〜
30) で示されるポリジメチルシロキサン−ポリオキシアルキ
レン重合体0.1〜3.0重量% 〔式中Yは1〜140の整数〕 又は、 〔式中、a,bは整数であり、1≦a+b≦140の関係式を
満たす。〕 で示されるフェニルメチルポリシロキサン0.05〜0.5重
量% 及び (c)噴射剤2〜20重量% を配合してなることを特徴とする点にある。
30) で示されるポリジメチルシロキサン−ポリオキシアルキ
レン重合体0.1〜3.0重量% 〔式中Yは1〜140の整数〕 又は、 〔式中、a,bは整数であり、1≦a+b≦140の関係式を
満たす。〕 で示されるフェニルメチルポリシロキサン0.05〜0.5重
量% 及び (c)噴射剤2〜20重量% を配合してなることを特徴とする点にある。
〔発明の詳説〕 以下、本発明にかかる泡沫状頭髪化粧料について更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
本発明に用いるポリジメチルシロキサン−ポリオキシ
アルキレン重合体としては、 (式中mは1〜10、nは1〜10、Pは1〜3、Rは6〜
30) を0.1〜3.0重量%の範囲内で配合するが、これは配合比
率が0.1重量%以下であると発泡性が不足して泡ボリュ
ームが劣り、反対に3.0重量%以上であると油成分が増
えて仕上がりがベトつく為であり、更に好ましくは、0.
3〜1.2重量%に設定することが望まれる。
アルキレン重合体としては、 (式中mは1〜10、nは1〜10、Pは1〜3、Rは6〜
30) を0.1〜3.0重量%の範囲内で配合するが、これは配合比
率が0.1重量%以下であると発泡性が不足して泡ボリュ
ームが劣り、反対に3.0重量%以上であると油成分が増
えて仕上がりがベトつく為であり、更に好ましくは、0.
3〜1.2重量%に設定することが望まれる。
又、本発明に用いるフェニルメチルポリシロキサンと
しては、 〔式中Yは1〜140の整数〕 又は、 〔式中、a,bは整数であり、1≦a+b≦140の関係式を
満たす。〕 を用い、これを0.05〜0.5重量%の範囲内で配合する
が、これは配合比率が0.05重量%以下であると、低温時
の発泡性が改善されず、他方、0.5重量%以上であると
ベトついてさらっと仕上がらない為であり、更に好まし
くは0.1〜0.2重量%の範囲内に設定することが望まれ
る。
しては、 〔式中Yは1〜140の整数〕 又は、 〔式中、a,bは整数であり、1≦a+b≦140の関係式を
満たす。〕 を用い、これを0.05〜0.5重量%の範囲内で配合する
が、これは配合比率が0.05重量%以下であると、低温時
の発泡性が改善されず、他方、0.5重量%以上であると
ベトついてさらっと仕上がらない為であり、更に好まし
くは0.1〜0.2重量%の範囲内に設定することが望まれ
る。
又、本発明に用いる噴射剤は特に限定されず、例えば
液化石油ガス、フロンガス、ジメチルエーテル等、一般
にエアゾール製品に使用するものであれば任意のものが
使用でき、これらを単独で用いることも、二種以上を併
用することも可能である。噴射剤の配合比率を2〜20重
量%の範囲内に設定したのは、2重量%以下であると気
化能が低下する為にエアゾール容器から取出した際に、
泡のボリュームが極端に少なかったり、又、泡性状にな
らずに液体のまま注出されたりする為であり、他方、20
重量%以上であると、泡のキメが粗くて商品価値上好ま
しくない為である。
液化石油ガス、フロンガス、ジメチルエーテル等、一般
にエアゾール製品に使用するものであれば任意のものが
使用でき、これらを単独で用いることも、二種以上を併
用することも可能である。噴射剤の配合比率を2〜20重
量%の範囲内に設定したのは、2重量%以下であると気
化能が低下する為にエアゾール容器から取出した際に、
泡のボリュームが極端に少なかったり、又、泡性状にな
らずに液体のまま注出されたりする為であり、他方、20
重量%以上であると、泡のキメが粗くて商品価値上好ま
しくない為である。
尚、泡沫状頭髪化粧料には、本願発明の目的である低
温発泡性、仕上がり感を損なわない範囲で、毛髪セット
樹脂、可塑剤、油剤、アルコール類、界面活性剤、着色
剤、増粘剤、気泡安定剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、
防腐剤、香料、PH調整剤、植物抽出エキス、損傷毛修復
剤、その他添加剤等を適宜加えることができる。
温発泡性、仕上がり感を損なわない範囲で、毛髪セット
樹脂、可塑剤、油剤、アルコール類、界面活性剤、着色
剤、増粘剤、気泡安定剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、
防腐剤、香料、PH調整剤、植物抽出エキス、損傷毛修復
剤、その他添加剤等を適宜加えることができる。
次に本発明における各成分の配合比率を導出する為に
行った実験とその結果について説明する。
行った実験とその結果について説明する。
尚、各実験では、各成分の配合比率を変化させて、低
温での発泡性、さらっとした仕上がり、泡沫状の良否に
ついて評価を行い、それぞれの評価内容が良かったとき
には○、普通のときには△、悪いときは×を付した。
又、表中ポリエーテル変性ポリシロキサンとあるのはポ
リジメチルシロキサン−ポリオキシアルキレン重合体の
略称である。尚、表中の各成分の合計配合量の残部は、
水であり、表中の各数字の単位は重量%である。
温での発泡性、さらっとした仕上がり、泡沫状の良否に
ついて評価を行い、それぞれの評価内容が良かったとき
には○、普通のときには△、悪いときは×を付した。
又、表中ポリエーテル変性ポリシロキサンとあるのはポ
リジメチルシロキサン−ポリオキシアルキレン重合体の
略称である。尚、表中の各成分の合計配合量の残部は、
水であり、表中の各数字の単位は重量%である。
実験1 〔ポリエーテル変性ポリシロキサンの配合量の検討〕 本実験では、フェニルメチルポリシロキサンを0.1重
量%、噴射剤を5.0重量%、セット樹脂を0.5重量%、エ
チルアルコールを5.0重量%に設定し、これらの配合比
率を一定に保ちながら、ポリエーテル変性ポリシロキサ
ンを0.05重量%から5.0重量%まで段階的に変化させた
ときの、低温での発泡性及びさらっと仕上がっているか
どうかの評価をした。尚、各成分の具体的商品名は表外
に記した。実験結果からわかるように、ポリエーテル変
性ポリシロキサンの配合比率が0.3重量%より少なくな
ると、仕上がり状態には変化はないものの低温での発泡
性が劣る傾向があらわれ、更に0.1重量%より少なくす
ると、低温での発泡性が極めて悪化して本案の目的を達
成できないことがわかった。他方、ポリエーテル変性ポ
リシロキサンの配合比率が1.2重量%を超えると、低温
での発泡性には変化はないものの、仕上がりにややベタ
つく感触が生じ、更に3.0重量%を超えると、さらっと
した仕上がりは完全に損なわれることがわかった。
量%、噴射剤を5.0重量%、セット樹脂を0.5重量%、エ
チルアルコールを5.0重量%に設定し、これらの配合比
率を一定に保ちながら、ポリエーテル変性ポリシロキサ
ンを0.05重量%から5.0重量%まで段階的に変化させた
ときの、低温での発泡性及びさらっと仕上がっているか
どうかの評価をした。尚、各成分の具体的商品名は表外
に記した。実験結果からわかるように、ポリエーテル変
性ポリシロキサンの配合比率が0.3重量%より少なくな
ると、仕上がり状態には変化はないものの低温での発泡
性が劣る傾向があらわれ、更に0.1重量%より少なくす
ると、低温での発泡性が極めて悪化して本案の目的を達
成できないことがわかった。他方、ポリエーテル変性ポ
リシロキサンの配合比率が1.2重量%を超えると、低温
での発泡性には変化はないものの、仕上がりにややベタ
つく感触が生じ、更に3.0重量%を超えると、さらっと
した仕上がりは完全に損なわれることがわかった。
これらの結果からポリエーテル変性ポリシロキサンの
配合比率は0.1〜3.0重量%の範囲内に設定する必要があ
り、特に0.3〜1.2重量%に設定することが好ましいこと
がわかる。
配合比率は0.1〜3.0重量%の範囲内に設定する必要があ
り、特に0.3〜1.2重量%に設定することが好ましいこと
がわかる。
実験2 〔フェニルメチルポリシロキサンの配合量の検討〕 本実験ではポリエーテル変性ポリシロキサンを0.8重
量%、噴射剤を10.0重量%、セット樹脂を0.3重量%、
エチルアルコールを8.0重量%に設定し、これら配合量
を一定に保ちながら、フェニルメチルポリシロキサンの
配合量を0.01重量%から、1.0重量%まで段階的に変化
させたときの低温での発泡性及びさらっと仕上がってい
るかどうかについて評価した。
量%、噴射剤を10.0重量%、セット樹脂を0.3重量%、
エチルアルコールを8.0重量%に設定し、これら配合量
を一定に保ちながら、フェニルメチルポリシロキサンの
配合量を0.01重量%から、1.0重量%まで段階的に変化
させたときの低温での発泡性及びさらっと仕上がってい
るかどうかについて評価した。
フェニルメチルポリシロキサンの配合量が、0.1重量
%より少なくなると仕上がり状態については悪影響はな
いものの、低温での発泡性が若干悪くなり、更に、0.05
重量%より少なくなると低温での発泡性は著しく悪化す
る。他方、0.2重量%を超えると、低温での発泡性には
影響はないものの、さらっとした仕上がりがやや損なわ
れる傾向が生じ、0.5重量%を超えると、油っぽくなっ
てさらっとした仕上がりが完全に損なわれることがわか
った。
%より少なくなると仕上がり状態については悪影響はな
いものの、低温での発泡性が若干悪くなり、更に、0.05
重量%より少なくなると低温での発泡性は著しく悪化す
る。他方、0.2重量%を超えると、低温での発泡性には
影響はないものの、さらっとした仕上がりがやや損なわ
れる傾向が生じ、0.5重量%を超えると、油っぽくなっ
てさらっとした仕上がりが完全に損なわれることがわか
った。
これらの結果から、フェニルメチルポリシロキサンの
配合量は、0.05重量%〜0.5重量%の範囲内に設定する
必要があり、0.1重量%〜0.2重量%の範囲内に設定する
ことが特に好ましいことが知見された。
配合量は、0.05重量%〜0.5重量%の範囲内に設定する
必要があり、0.1重量%〜0.2重量%の範囲内に設定する
ことが特に好ましいことが知見された。
実験3 〔噴射剤の配合量の検討〕 本実験ではポリエーテル変性ポリシロキサンを0.5重
量%、フェニルメチルポリシロキサンを0.15重量%、セ
ット樹脂を1.0重量%、エチルアルコールを12.0重量%
に設定し、これら配合量を一定に保ちながら、噴射剤の
配合を1.0重量%〜30.0重量%まで段階的に変化させた
ときの、低温での発泡性及び泡性状について評価した。
量%、フェニルメチルポリシロキサンを0.15重量%、セ
ット樹脂を1.0重量%、エチルアルコールを12.0重量%
に設定し、これら配合量を一定に保ちながら、噴射剤の
配合を1.0重量%〜30.0重量%まで段階的に変化させた
ときの、低温での発泡性及び泡性状について評価した。
この結果、噴射剤の配合量が4.0重量%より少なくな
ると、低温での発泡性がやや低下すると同時に、泡性状
もややキメが粗くなる傾向があらわれ、更に2.0重量%
よりも少なくなると、低温での発泡性及び泡性状はとも
に著しく悪化して商品価値がなくなることがわかった。
他方、15重量%を超えると、低温での発泡性が悪化する
ことはないものの、泡性状のキメがやや粗くなり、20重
量%を超えると、泡性状は極めて粗くなって商品価値が
なくなった。
ると、低温での発泡性がやや低下すると同時に、泡性状
もややキメが粗くなる傾向があらわれ、更に2.0重量%
よりも少なくなると、低温での発泡性及び泡性状はとも
に著しく悪化して商品価値がなくなることがわかった。
他方、15重量%を超えると、低温での発泡性が悪化する
ことはないものの、泡性状のキメがやや粗くなり、20重
量%を超えると、泡性状は極めて粗くなって商品価値が
なくなった。
これらのことから噴射剤は、2.0重量%〜20重量%の
範囲内に設定する必要があり、4.0重量%〜15重量%の
範囲内に設定することが特に好ましいことが知見され
た。
範囲内に設定する必要があり、4.0重量%〜15重量%の
範囲内に設定することが特に好ましいことが知見され
た。
表4は上記実験結果より導出された各成分の配合比率
を考慮して調整した泡沫状頭髪化粧料の実施例である。
ポリエーテル変性ポリシロキサンは0.1重量%〜3.0重量
%の範囲内、フェニルメチルポリシロキサンは、0.05重
量%〜0.5重量%の範囲内、噴射剤は2重量%〜20重量
%の範囲内に設定されている。尚、各成分の右欄に記載
した名称は具体的商品名である。上記配合比率にしたが
った各実施例A〜Iは、低温での発泡性、さらっとした
仕上がり及び泡性状の全てについて満足できる結果が得
られた。
を考慮して調整した泡沫状頭髪化粧料の実施例である。
ポリエーテル変性ポリシロキサンは0.1重量%〜3.0重量
%の範囲内、フェニルメチルポリシロキサンは、0.05重
量%〜0.5重量%の範囲内、噴射剤は2重量%〜20重量
%の範囲内に設定されている。尚、各成分の右欄に記載
した名称は具体的商品名である。上記配合比率にしたが
った各実施例A〜Iは、低温での発泡性、さらっとした
仕上がり及び泡性状の全てについて満足できる結果が得
られた。
〔発明の効果〕 本発明にかかる泡沫状頭髪化粧料は、 (式中mは1〜10、nは1〜10、Pは1〜3、Rは6〜
30) で示されるポリジメチルシロキサン−ポリオキシアルキ
レン重合体0.1〜3.0重量% 〔式中Yは1〜140の整数〕 又は、 〔式中、a,bは整数であり、1≦a+b≦140の関係式を
満たす。〕 で示されるフェニルメチルポリシロキサン0.05〜0.5重
量% 及び (c)噴射剤2〜20重量% を配合してなることを特徴とし、冬期等の気温の低いと
きでも、常にボリューム感のある泡を容器から注出する
ことができ、泡性状もキメが細かくて商品価値に優れる
とともに仕上がりもさらっとした泡沫状頭髪化粧料とす
ることができる。
30) で示されるポリジメチルシロキサン−ポリオキシアルキ
レン重合体0.1〜3.0重量% 〔式中Yは1〜140の整数〕 又は、 〔式中、a,bは整数であり、1≦a+b≦140の関係式を
満たす。〕 で示されるフェニルメチルポリシロキサン0.05〜0.5重
量% 及び (c)噴射剤2〜20重量% を配合してなることを特徴とし、冬期等の気温の低いと
きでも、常にボリューム感のある泡を容器から注出する
ことができ、泡性状もキメが細かくて商品価値に優れる
とともに仕上がりもさらっとした泡沫状頭髪化粧料とす
ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (式中mは1〜10、nは1〜10、Pは1〜3、Rは6〜
30) で示されるポリジメチルシロキサン−ポリオキシアルキ
レン重合体0.1〜3.0.重量% (式中Yは1〜140の整数) 又は、 (式中、a,bは整数であり、1≦a+b≦140の関係式を
満たす。) で示されるフェニルメチルポリシロキサン0.05〜0.5重
量%及び (c)噴射剤2〜20重量% を配合してなることを特徴とする泡沫状頭髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63035825A JP2657387B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 泡沫状頭髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63035825A JP2657387B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 泡沫状頭髪化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01211516A JPH01211516A (ja) | 1989-08-24 |
JP2657387B2 true JP2657387B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=12452731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63035825A Expired - Fee Related JP2657387B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 泡沫状頭髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657387B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6120753A (en) * | 1998-06-09 | 2000-09-19 | Chesebrough-Pond's Usa Co., Division Of Conopco, Inc. | Conditioning cosmetic cleanser compositions |
JP5164318B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2013-03-21 | 株式会社アリミノ | 整髪料組成物 |
JP6767920B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2020-10-14 | エア・ウォーター・ゾル株式会社 | エアゾール式の清拭剤 |
CN112839630A (zh) * | 2018-10-12 | 2021-05-25 | 联合利华知识产权控股有限公司 | 包含泡沫促进硅酮的清洁组合物 |
WO2020263379A1 (en) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | Dow Silicones Corporation | Silicone polyether foam control agent |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60126209A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-05 | Lion Corp | 0/w型エマルジョン化粧料 |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP63035825A patent/JP2657387B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60126209A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-05 | Lion Corp | 0/w型エマルジョン化粧料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01211516A (ja) | 1989-08-24 |
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