JPH08253409A - エアゾール組成物 - Google Patents
エアゾール組成物Info
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- JPH08253409A JPH08253409A JP5943295A JP5943295A JPH08253409A JP H08253409 A JPH08253409 A JP H08253409A JP 5943295 A JP5943295 A JP 5943295A JP 5943295 A JP5943295 A JP 5943295A JP H08253409 A JPH08253409 A JP H08253409A
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Abstract
化ガス及び圧縮ガスを含有する噴射剤とを含有するエア
ゾール組成物であって、水系原液と液化ガスの重量比が
99:1〜67:33であり、水系原液が界面活性剤
0.01〜6.0重量%を含有し、かつ液化ガスとして
ジメチルエーテルを水系原液と液化ガスとの合計に対し
て1〜33重量%含有することを特徴とするエアゾール
組成物。 【効果】 ポンプ等を何度も押さずに、適量を容易に取
ることができ、かつ光沢があり、ソフトクリーム状のき
めの細かさをもち、泡消えが大変よい吐出物を与える。
Description
に泡状エアゾール(フォーム剤)として使用するのに適
するエアゾール組成物に関する。
品、シャンプー、染毛料、髭剃り用クリーム等があり、
それぞれの用途に応じて、きめの細かさ、泡の消え方等
が工夫されている。また、ヘアトリートメント・リンス
剤としては、従来、ポンプ式のもの等があるが、このポ
ンプ式のものでは適量を取るのに何度もポンプを押す。
手に取った内容物は、手の平で広げて髪につけ、髪をこ
すり合わせてその周囲に広げる。
は、光沢があり、ソフトクリーム状のきめの細かさをも
ち、泡消えが大変よい吐出物を与えるものはなかった。
従来のフォーム剤では、液化ガスによる吐出形態として
光沢を得ることは難しく、また、炭酸ガスによる吐出形
態は、発泡後瞬時にして消泡してしまう傾向にある。
ポンプ式の場合、適量を取るのに何度もポンプを押さな
くてはならない。また、従来のヘアトリートメント・リ
ンス剤は、クリーム状のため、均一に髪につけることが
難しく、髪につけると発泡するものもあるが、髪につけ
る段階ではまだジェル状のため、同様のことがいえる。
本発明は、ポンプ等を何度も押さずに、適量を容易に取
ることができ、かつ光沢があり、ソフトクリーム状のき
めの細かさをもち、泡消えが大変よい吐出物を与えるエ
アゾール組成物を提供することを目的とする。
物は、水及び界面活性剤を含有する水系原液と、液化ガ
ス及び圧縮ガスを含有する噴射剤とを含有するエアゾー
ル組成物であって、水系原液と液化ガスの重量比が9
9:1〜67:33であり、水系原液が界面活性剤0.
01〜6.0重量%を含有し、かつ液化ガスとしてジメ
チルエーテルを水系原液と液化ガスとの合計に対して1
〜33重量%含有することを特徴とするものである。
としての成分であり、界面活性剤は起泡又は泡沫を安定
化させるための成分である。本発明に用いる界面活性剤
としては、例えばポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン・
脂肪酸アミド等の非イオン型;アルキル硫酸塩、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、N−アシルアミ
ノ酸塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルスルホカルボン
酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸セッケン等
の陰イオン型;アルキルアンモニウム塩、アルキルベン
ジルアンモニウム塩等の陽イオン型;酢酸ベタイン、イ
ミダゾリウムベタイン、レシチン等の両性等が挙げら
れ、好ましくは、HLB値が10以上の非イオン型、陰イ
オン、陽イオン、両性等のイオン性の発泡性の高いもの
一種以上を用いる。
形力向上、内容物の吐出のための成分であり、よりきめ
細かな光沢のある泡状の吐出物を与え、髪につける場合
等に容易に広範囲にわたって均一になじませることがで
き、つけ過ぎを防ぐことができる点から、ジメチルエー
テルが必須成分として用いられるが、その他に液化石油
ガス(LPG)等を用いることができる。
ゾール容器内から噴出させる噴射剤であり、液化ガス及
び水系原液に若干溶解し、大気中に内容物が放出された
時に、泡沫を生じさせるための成分であり、例えば炭酸
ガス、窒素ガス、空気、酸素ガス、亜酸化窒素ガス、ヘ
リウムガス、ネオンガス、アルゴンガスが挙げられ、水
系原液への溶解性が他よりも優れている点から、炭酸ガ
スが特に好ましい。
び界面活性剤を含有する水系原液と液化ガスの重量比は
99:1〜67:33であることが必要である。液化ガ
スの割合が前記下限未満であると、充分な泡沫が得られ
ず、前記上限を超えると、水及び界面活性剤の量が少な
くなり、泡沫を形成することが困難になる。水系原液と
液化ガスの重量比は98:2〜70:30であることが
好ましい。
原液中、界面活性剤の割合は0.01〜6.0重量%で
あることが必要である。界面活性剤の割合が前記下限未
満であると、充分な泡沫が得られず、前記上限を超える
と、ベタツキや塗布面への後残り等の問題がある。水性
原液中、界面活性剤の割合は0.05〜0.7重量%で
あることが好ましい。
ガスとしてジメチルエーテルを水系原液と液化ガスとの
合計に対して1〜33重量%含有することが必要であ
る。ジメチルエーテルの割合が前記下限未満であると、
泡の保形性が悪くなり、前記上限を超えると、泡ぎめが
粗くなり、光沢がなくなる。ジメチルエーテルの割合は
水系原液と液化ガスとの合計に対して2〜30重量%で
あることが好ましい。
に一価高級アルコール0.005〜6.0重量%を含有
することが好ましい。前記割合で一価高級アルコールを
配合することにより、泡の保形力が向上し、滑らかな泡
が得られる。本発明において、一価高級アルコールと
は、炭素数12以上、好ましくは炭素数12〜26の脂
肪族アルコールをいう。該一価高級アルコールとして
は、飽和アルコール、例えばベヘニルアルコール、セチ
ルアルコール、ステアリルアルコールが好ましい。
中には、水、界面活性剤、一価高級アルコールの他、必
要に応じて、例えばエタノール、イソプロピルアルコー
ル、等の一価低級アルコール、プロピレングリコール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコ
ール等の多価アルコール、その他増粘剤やシリコーン、
樹脂、各種エステル等のエモリエント剤・加脂剤や、油
相成分、乳化剤、保湿剤、防腐剤、加水分解コラーゲン
等、各種有効成分を適宜含有せしめることができる。
活性剤を含有する水系原液と、液化ガスとを含有するエ
アゾール容器に圧縮ガスを加圧封入することにより製造
することができる。この際、圧縮ガスの25℃における
加圧度は、好ましくは3.0〜7.0kg/cm2、更に好ま
しくは6.0〜7.0kg/cm2である。
明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定される
ものではない。
成物は、きめ細かな光沢のある泡状の吐出物を与え、髪
につける場合に容易に広範囲にわたって均一になじませ
ることができ、つけ過ぎを防ぐことができる。また、泡
が押えるとすぐに消えるため、なじませるのに非常に優
れている。べとつき感もほとんどなくさらっとした使用
感である。更に、泡を押えつけたりしなければ、15分
間以上の保形力がある。従って、ソストクリーム状の形
に吐出形態を整えたりして遊ぶこともでき、また手でつ
ぶすと泡は消えるので、後始末が楽である。また、液化
ガスとしてジメチルエーテル、圧縮ガスとして炭酸ガス
を使用しているので環境に優しい。
液及び液化ガスの成分及び配合割合を表1及び2に示す
とおりにする以外は、実施例1と同様にして光沢ムース
(リンス)を製造した。結果を表1及び2に示す。表1
及び2における評価の判定基準は次のとおりである。
ずに、適量を容易に取ることができ、かつ光沢があり、
ソフトクリーム状のきめの細かさをもち、泡消えが大変
よい吐出物を与えるエアゾール組成物を提供することが
できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 水及び界面活性剤を含有する水系原液
と、液化ガス及び圧縮ガスを含有する噴射剤とを含有す
るエアゾール組成物であって、水系原液と液化ガスの重
量比が99:1〜67:33であり、水系原液が界面活
性剤0.01〜6.0重量%を含有し、かつ液化ガスと
してジメチルエーテルを水系原液と液化ガスとの合計に
対して1〜33重量%含有することを特徴とするエアゾ
ール組成物。 - 【請求項2】 圧縮ガスが炭酸ガスである請求項1記載
のエアゾール組成物。 - 【請求項3】 水系原液が一価高級アルコール0.00
5〜6.0重量%を含有する請求項1又は2記載のエア
ゾール組成物。
Priority Applications (1)
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JP05943295A JP3616154B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | エアゾール組成物 |
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Publications (2)
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JP3616154B2 JP3616154B2 (ja) | 2005-02-02 |
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ID=13113115
Family Applications (1)
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WO2021241006A1 (ja) | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 花王株式会社 | エアゾール組成物 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP05943295A patent/JP3616154B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP2862561A1 (en) * | 2005-07-18 | 2015-04-22 | Wella GmbH | Method for conditioning hair with an aerosol cream mousse |
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