JP3477632B2 - エアゾール型ヘアトリートメント組成物 - Google Patents
エアゾール型ヘアトリートメント組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール型のヘ
アトリートメント組成物に関し、さらに詳細には、エア
ゾール容器のノズルから直接毛髪にスプレー状に噴射さ
れ、毛髪に到達する時には泡状になっており、泡状で毛
髪に付着して、なおかつ泡が適度な速さで消えて毛髪へ
のなじみが良い、毛髪になめらかさと柔らかさを付与す
るスプレーフォームタイプのエアゾール型ヘアトリート
メント組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】エアゾール容器のノズルから直接毛髪に
スプレー状に噴射され、毛髪に到達する時には泡状にな
っており、この泡状で毛髪に付着する、いわゆるスプレ
ーフォームは、直接毛髪に塗布することが可能なため手
を汚さずに済む、塗布した部分が白く泡状になるため付
けたい部分の位置や噴射量をコントロールするのが容易
であるなどの特徴を有するため、使い易い製品形態とし
て整髪料などに利用されてきた。 【0003】一方、毛髪用のトリートメント剤には毛髪
への親和性および吸着性が良好なためカチオン性界面活
性剤が有効であり、またカチオン性界面活性剤と併用す
ることによりトリートメント効果を高めるものとして高
級アルコールも多く用いられてきた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カチオ
ン性界面活性剤と高級アルコールとを併用するタイプの
ヘアトリートメント剤はまず手に取ってから毛髪に塗布
するものがほとんどであり、後で手を洗浄する必要があ
るため、特にアウトバスでの使用において使いにくかっ
た。そこで、このヘアトリートメント剤をスプレーフォ
ームタイプにすることで使用性を改善することが考えら
れたが、カチオン性界面活性剤と高級アルコールの相互
作用に由来する系の構造によりスプレー後の泡が消えに
くく、従って泡消えに時間がかかるため毛髪へのなじみ
の悪さが生じ、ヘアトリートメント剤としては十分な品
質のものが得られなかった。そこで、泡が適度な時間で
消えて毛髪へのなじみが良く、しかも毛髪になめらかさ
と柔らかさを付与することができるスプレーフォームタ
イプのヘアトリートメント剤の開発が望まれていた。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明者らは上記欠点を克服すべく鋭意研究を行った結
果、特定量の高級アルコール、カチオン性界面活性剤お
よび低級アルコールからなる組成物(原液)と、特定比
の液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物からなる噴
射剤とを、更に特定比にて混合してエアゾール容器に充
填することにより、エアゾール容器のノズルから直接毛
髪にスプレー状に噴射され、毛髪に到達する時には泡状
になっており、泡状で毛髪に付着させ(すなわち、エア
ゾール容器のノズルから直接毛髪にスプレー状に噴射し
て泡状で付着させ)、なおかつ泡が適度な速さで消えて
毛髪へのなじみが良く、毛髪になめらかさと柔らかさを
付与するスプレーフォームタイプのエアゾール型ヘアト
リートメント組成物が得られることを見いだし、この知
見に基づいて本発明を完成させた。 【0006】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(C): (A)高級アルコール 1.5〜2.5重量部 (B)カチオン性界面活性剤 1〜2重量部 (C)低級アルコール 5〜20重量部 を含有し、全量で100重量部となる組成物である原液
と、次の成分(ア)および(イ): (ア)液化石油ガス (イ)ジメチルエーテル からなり、成分(ア)と成分(イ)の重量比(ア)/
(イ)が5/95〜30/70の範囲にある噴射剤との
混合物であり、かつ、原液と噴射剤の混合重量比(原
液)/(噴射剤)が60/40〜90/10の範囲にあ
ることを特徴とするエアゾール容器のノズルから直接毛
髪にスプレー状に噴射して毛髪に泡状で付着させるエア
ゾール型ヘアトリートメント組成物である。 【0007】【発明の実施の形態】 以下、本発明について詳述する
が、本発明のエアゾール型ヘアトリートメント組成物は
原液と噴射剤からなるものであり、まず原液から述べ
る。本発明に用いられる(A)成分の高級アルコール
は、トリートメント助剤として(B)成分のカチオン性
界面活性剤と併用することによりトリートメント効果を
高めるはたらきがある。本発明で用いられる(A)成分
の高級アルコールは、通常化粧料に使用できる高級アル
コールであれば特に限定はされないが、炭素数14〜2
2のものが好ましく、ミリスチルアルコール、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、オレイルアルコール、セトステアリルアルコールな
どが挙げられる。これらのうち、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、セトステアリルアルコールが特に
好ましい。 【0008】本発明において、(A)成分の高級アルコ
ールは1種または2種以上を組み合わせて用いることが
できるが、その配合量は原液100重量部中1.5〜
2.5重量部である(以下、重量部を単に部で示す)。
1.5部未満ではトリートメント効果が満足に得られ
ず、また、2.5部を超えると噴霧状態や発泡性の悪化
をまねくなどスプレーフォームとしての機能を損なう場
合がある。 【0009】(B)成分のカチオン性界面活性剤は、毛
髪への親和性および吸着性が良好で、毛髪になめらかさ
や柔らかさを与えるはたらきがあり、トリートメント効
果の付与剤として有効である。本発明で用いられる
(B)成分のカチオン性界面活性剤については、通常化
粧料等に使用され、髪にトリートメント効果を付与でき
るカチオン性界面活性剤であれば特に限定はされない
が、モノ長鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩、ジ長
鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩またはエチレンオ
キサイド(EO)付加型の第4級アンモニウム塩が好ま
しい。具体的な例では、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化
セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジラウリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン(15E
O)ヤシ油アルキルメチルアンモニウム、塩化ジポリオ
キシエチレン(4EO)ラウリルエーテルジメチルアン
モニウムなどが挙げられる。これらのうち、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチル
アンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウムが特に好まし
い。 【0010】本発明において、(B)成分のカチオン性
界面活性剤は1種または2種以上を組み合わせて用いる
ことができるが、その配合量は原液100部中1〜2部
である。1部未満ではトリートメント効果が満足に得ら
れず、また、2部を超えると原液の安定性の悪化をまね
くなど毛髪用製品としての機能を損なう場合がある。 【0011】本発明において、(C)成分の低級アルコ
ールは、カチオン性界面活性剤と高級アルコールに由来
する系の構造により安定化された泡をこわす方向で作用
し、泡消えの速さを適度に調節するはたらきを示す。具
体的には、髪に噴射した後1回のブラッシングで簡単に
全ての泡が消える程度の泡消えの良さを具現化すること
が可能となる。本発明で用いられる(C)成分の低級ア
ルコールとしては炭素数1〜3の脂肪族モノアルコール
が挙げられ、具体的にはエタノール、イソプロパノール
などが例示される。これらのうち、エタノールが特に好
ましい。 【0012】本発明において、(C)成分の低級アルコ
ールは1種または2種以上を組み合わせて用いることが
できるが、その配合量は原液100部中5〜20部であ
り、より好ましくは10〜15部である。5部未満では
泡消えがスムーズでなく、1回のブラッシングでは泡が
消えずに残るなど、毛髪へのなじみが悪くなる傾向がみ
られる。また、20部を超えると発泡性の悪化をまねく
などスプレーフォームとしての機能を損なう場合があ
る。 【0013】次に、噴射剤について述べる。本発明に用
いられる噴射剤は(ア)成分の液化石油ガス(以下、L
PGと記す)と(イ)成分のジメチルエーテル(以下、
DMEと記す)の両者を混合したものである。(ア)成
分のLPGは、エアゾール化粧料に使用することができ
るLPGであれば特に限定されるものではないが、通常
天然ガスまたは石油から分離精製したもので、主として
プロパン、ブタン、イソブタンを含むものが使用され
る。本発明においてLPGは、低級アルコールやエーテ
ルなどとの相溶性を示し、噴射剤として発泡状態を調整
するはたらきをもつ。一方、(イ)成分のDMEもエア
ゾール製品において汎用の噴射剤であるが、本発明にお
いては他成分との高い相溶性を示し、噴射剤として噴霧
状態を調整するはたらきをもつ。 【0014】本発明に用いられる噴射剤は、(ア)成分
のLPGと(イ)成分のDMEを特定比にて混合するこ
とにより、原液をスプレー状に噴射し、かつ、毛髪に泡
状で付着することができ、本発明のスプレーフォームと
しての機能を発現することができる。本発明において、
原液を噴射する噴射剤における(ア)成分LPGと
(イ)成分DMEの重量比(LPG)/(DME)は5
/95〜30/70の範囲であり、より好ましくは10
/90〜20/80の範囲である。5/95未満では毛
髪上での十分な発泡が得られず、また、30/70を超
えると過度に発泡し、スプレーフォーム製品としての使
用性に問題を生じる場合がある。 【0015】本発明において、原液と噴射剤の混合重量
比(原液)/(噴射剤)は、60/40〜90/10の
範囲であり、より好ましくは70/30〜80/20の
範囲である。40/60未満では夏期など気温の高い時
に噴射力が強くなりすぎることがあり、また、90/1
0を超えると冬期など気温の低い時に所望の噴霧状態を
得られない場合がある。 【0016】更に、本発明のエアゾール型ヘアトリート
メント組成物はトリートメント効果に加え、髪に艶を与
える効果、髪の風合を改善する効果などを付与する目的
で、本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で油剤、
保湿剤などを配合することができる。油剤としては、化
粧料に一般に用いられる油剤であれば特に限定されない
が、例えば、流動パラフィン等の炭化水素、天然油脂
類、ラノリンまたはその誘導体、エステル類、シリコー
ンまたはその誘導体などを挙げることができる。保湿剤
も、化粧料に一般に用いられる保湿剤であれば使用可能
であり、ポリグリセリン、グリセリン、1,3−ブチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコー
ルや、ヒアルロン酸、キサンタンガム、カラギーナン、
トリグルコ多糖、コンドロイチン硫酸塩等の多糖類など
が例示される。 【0017】本発明のエアゾール型ヘアトリートメント
組成物には、上記の必須成分や油剤、保湿剤に加え、目
的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲
で、(B)成分以外の界面活性剤、pH調整剤、紫外線
吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア
用の美容成分など、毛髪用化粧料において汎用である他
の成分の配合が可能である。 【0018】本発明のエアゾール型ヘアトリートメント
組成物は通常のエアゾール容器に充填することができ、
容器のノズルからスプレー状に噴射され、毛髪に到達す
る時には泡状になり、毛髪に泡状で付着するスプレーフ
ォームタイプのエアゾール製品として実施が可能であ
る。更に、本発明のエアゾール型ヘアトリートメント組
成物は髪にトリートメント効果を付与するものである
が、それに加えて髪に艶を与える効果、髪の風合を改善
する効果などを有する製品としても実施が可能である。 【0019】 【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。 【0020】実施例1〜7および比較例1〜10 ヘア
トリートメントスプレーフォーム 表1、2に示す組成および下記製法にてヘアトリートメ
ントスプレーフォームを調製し、使用試験によりノズル
からの噴霧状態、噴霧直後の組成物の発泡性、ブラッシ
ングによる毛髪上での泡消えの状態(毛髪へのなじ
み)、毛髪へ塗布後のトリートメント効果(なめらか
さ、柔らかさ)を評価し、また、原液について安定性の
評価を行った。結果を表1、2に併記する。 【0021】 【表1】 【0022】 【表2】【0023】(製法)A.成分(1)、(3)および
(4)を加熱溶解する。 B.成分(2)、(5)、(6)および(9)を加熱溶
解する。 C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分
(7)、(8)を添加して原液とする。 D.Cと成分(10)、(11)を各試料指定の(原液
/噴射剤)重量比に従ってエアゾール缶に充填し、ヘア
トリートメントスプレーフォームを得る。 【0024】(評価方法) 〈1〉噴霧状態(ノズルからの噴霧がスムーズかどう
か) 〈2〉発泡性(噴霧直後に組成物が毛髪上でうまく発泡
するかどうか) 〈3〉毛髪へのなじみ(1回のブラッシングで泡が簡単
に消え、毛髪へのなじみが良いかどうか) 〈4〉トリートメント効果(塗布後の毛髪のなめらか
さ、柔らかさ) 〈1〉〜〈4〉の評価項目については、実施例1〜7お
よび比較例1〜10の各試料(上部にアクチエーターを
有するエアゾール容器に充填したもの)を専門評価パネ
ル10名に実使用してもらい、各項目について(a)絶
対評価基準を用いて5段階評価してもらった。その後、
各試料の評点の平均値を(b)4段階評価基準を用いて
評価した。 (b)4段階評価基準 (評点) (評価) 3.0以上 : ◎ (非常に良好) 2.0以上、3.0未満 : ○ (良好) 1.0以上、2.0未満 : △ (やや不良) 1.0未満 : × (不良) 【0025】〈5〉安定性(原液の安定性の評価) 実施例1〜7および比較例1〜10の各試料の原液を室
温、5℃および40℃の条件下に静置して30日後に肉
眼にて観察し、下記の(c)評価基準を用いて安定性を
評価した。 (c)評価基準 ◎ : 室温、5℃、40℃の全てに異常なし。 ○ : 室温異常なし。5℃ややゲル化または40℃やや
分離。 △ : 室温、5℃ともにややゲル化。または、室温、4
0℃ともにやや分離。 × : 室温、5℃ともにゲル化。または、室温、40℃
ともに分離。 【0026】表1および表2の結果から明らかなよう
に、本発明のヘアトリートメントスプレーフォームは比
較例1〜10のものと比較して、ノズルからの噴霧状
態、噴霧直後の発泡性、毛髪上での泡消えや毛髪へのな
じみが良好であり、毛髪へのなめらかさや柔らかさの付
与も優れて十分なトリートメント効果を示した。また、
原液の安定性も良好であり、ヘアトリートメントスプレ
ーフォームとして優れた効果を有するものであることが
実証された。 【0027】実施例8 ヘアグロススプレーフォーム
(トリートメントタイプ) 下記に示す組成および製法で、ヘアグロススプレーフォ
ーム(トリートメントタイプ)を調製した。 (組成) (成 分) (重量部) 〈原液〉:成分(1)〜(9)合計で70重量部 (1)セチルアルコール 1.75 (2)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(20EO) 0.7 (3)メチルポリシロキサン(10cs) 0.7 (4)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.4 (5)1,3−ブチレングリコール 3.5 (6)防腐剤 適量 (7)香料 適量 (8)エタノール 10.5 (9)精製水 残量 〈噴射剤〉:(10)〜(11)合計で30重量部 (10)液化石油ガス 3 (11)ジメチルエーテル 27 【0028】(製法) A.成分(1)〜(3)を加熱溶解する。 B.成分(4)〜(6)および(9)を加熱溶解する。 C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分
(7)、(8)を添加して原液とする。 D.Cと成分(10)、(11)をエアゾール缶に充填
し、ヘアグロススプレーフォーム(トリートメントタイ
プ)を得る。 【0029】以上のようにして得られた実施例8のヘア
グロススプレーフォーム(トリートメントタイプ)は、
噴霧状態、噴霧直後の発泡性、毛髪上での泡消えが良好
で、毛髪へのなじみも良く、毛髪へのつやと良好な感触
の付与にきわめて優れた効果を示すものであった。 【0030】 【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のエアゾール
型ヘアトリートメント組成物は、エアゾール容器のノズ
ルからスプレー状に噴射されて、毛髪に到達する時には
泡状で付着し、なおかつ泡が適度な速さで消えて毛髪へ
のなじみが良く、毛髪になめらかさと柔らかさを付与す
る効果を有するものであり、エアゾール型ヘアトリート
メント組成物として優れた品質を有する。
アトリートメント組成物に関し、さらに詳細には、エア
ゾール容器のノズルから直接毛髪にスプレー状に噴射さ
れ、毛髪に到達する時には泡状になっており、泡状で毛
髪に付着して、なおかつ泡が適度な速さで消えて毛髪へ
のなじみが良い、毛髪になめらかさと柔らかさを付与す
るスプレーフォームタイプのエアゾール型ヘアトリート
メント組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】エアゾール容器のノズルから直接毛髪に
スプレー状に噴射され、毛髪に到達する時には泡状にな
っており、この泡状で毛髪に付着する、いわゆるスプレ
ーフォームは、直接毛髪に塗布することが可能なため手
を汚さずに済む、塗布した部分が白く泡状になるため付
けたい部分の位置や噴射量をコントロールするのが容易
であるなどの特徴を有するため、使い易い製品形態とし
て整髪料などに利用されてきた。 【0003】一方、毛髪用のトリートメント剤には毛髪
への親和性および吸着性が良好なためカチオン性界面活
性剤が有効であり、またカチオン性界面活性剤と併用す
ることによりトリートメント効果を高めるものとして高
級アルコールも多く用いられてきた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カチオ
ン性界面活性剤と高級アルコールとを併用するタイプの
ヘアトリートメント剤はまず手に取ってから毛髪に塗布
するものがほとんどであり、後で手を洗浄する必要があ
るため、特にアウトバスでの使用において使いにくかっ
た。そこで、このヘアトリートメント剤をスプレーフォ
ームタイプにすることで使用性を改善することが考えら
れたが、カチオン性界面活性剤と高級アルコールの相互
作用に由来する系の構造によりスプレー後の泡が消えに
くく、従って泡消えに時間がかかるため毛髪へのなじみ
の悪さが生じ、ヘアトリートメント剤としては十分な品
質のものが得られなかった。そこで、泡が適度な時間で
消えて毛髪へのなじみが良く、しかも毛髪になめらかさ
と柔らかさを付与することができるスプレーフォームタ
イプのヘアトリートメント剤の開発が望まれていた。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明者らは上記欠点を克服すべく鋭意研究を行った結
果、特定量の高級アルコール、カチオン性界面活性剤お
よび低級アルコールからなる組成物(原液)と、特定比
の液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物からなる噴
射剤とを、更に特定比にて混合してエアゾール容器に充
填することにより、エアゾール容器のノズルから直接毛
髪にスプレー状に噴射され、毛髪に到達する時には泡状
になっており、泡状で毛髪に付着させ(すなわち、エア
ゾール容器のノズルから直接毛髪にスプレー状に噴射し
て泡状で付着させ)、なおかつ泡が適度な速さで消えて
毛髪へのなじみが良く、毛髪になめらかさと柔らかさを
付与するスプレーフォームタイプのエアゾール型ヘアト
リートメント組成物が得られることを見いだし、この知
見に基づいて本発明を完成させた。 【0006】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(C): (A)高級アルコール 1.5〜2.5重量部 (B)カチオン性界面活性剤 1〜2重量部 (C)低級アルコール 5〜20重量部 を含有し、全量で100重量部となる組成物である原液
と、次の成分(ア)および(イ): (ア)液化石油ガス (イ)ジメチルエーテル からなり、成分(ア)と成分(イ)の重量比(ア)/
(イ)が5/95〜30/70の範囲にある噴射剤との
混合物であり、かつ、原液と噴射剤の混合重量比(原
液)/(噴射剤)が60/40〜90/10の範囲にあ
ることを特徴とするエアゾール容器のノズルから直接毛
髪にスプレー状に噴射して毛髪に泡状で付着させるエア
ゾール型ヘアトリートメント組成物である。 【0007】【発明の実施の形態】 以下、本発明について詳述する
が、本発明のエアゾール型ヘアトリートメント組成物は
原液と噴射剤からなるものであり、まず原液から述べ
る。本発明に用いられる(A)成分の高級アルコール
は、トリートメント助剤として(B)成分のカチオン性
界面活性剤と併用することによりトリートメント効果を
高めるはたらきがある。本発明で用いられる(A)成分
の高級アルコールは、通常化粧料に使用できる高級アル
コールであれば特に限定はされないが、炭素数14〜2
2のものが好ましく、ミリスチルアルコール、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、オレイルアルコール、セトステアリルアルコールな
どが挙げられる。これらのうち、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、セトステアリルアルコールが特に
好ましい。 【0008】本発明において、(A)成分の高級アルコ
ールは1種または2種以上を組み合わせて用いることが
できるが、その配合量は原液100重量部中1.5〜
2.5重量部である(以下、重量部を単に部で示す)。
1.5部未満ではトリートメント効果が満足に得られ
ず、また、2.5部を超えると噴霧状態や発泡性の悪化
をまねくなどスプレーフォームとしての機能を損なう場
合がある。 【0009】(B)成分のカチオン性界面活性剤は、毛
髪への親和性および吸着性が良好で、毛髪になめらかさ
や柔らかさを与えるはたらきがあり、トリートメント効
果の付与剤として有効である。本発明で用いられる
(B)成分のカチオン性界面活性剤については、通常化
粧料等に使用され、髪にトリートメント効果を付与でき
るカチオン性界面活性剤であれば特に限定はされない
が、モノ長鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩、ジ長
鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩またはエチレンオ
キサイド(EO)付加型の第4級アンモニウム塩が好ま
しい。具体的な例では、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化
セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジラウリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン(15E
O)ヤシ油アルキルメチルアンモニウム、塩化ジポリオ
キシエチレン(4EO)ラウリルエーテルジメチルアン
モニウムなどが挙げられる。これらのうち、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチル
アンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウムが特に好まし
い。 【0010】本発明において、(B)成分のカチオン性
界面活性剤は1種または2種以上を組み合わせて用いる
ことができるが、その配合量は原液100部中1〜2部
である。1部未満ではトリートメント効果が満足に得ら
れず、また、2部を超えると原液の安定性の悪化をまね
くなど毛髪用製品としての機能を損なう場合がある。 【0011】本発明において、(C)成分の低級アルコ
ールは、カチオン性界面活性剤と高級アルコールに由来
する系の構造により安定化された泡をこわす方向で作用
し、泡消えの速さを適度に調節するはたらきを示す。具
体的には、髪に噴射した後1回のブラッシングで簡単に
全ての泡が消える程度の泡消えの良さを具現化すること
が可能となる。本発明で用いられる(C)成分の低級ア
ルコールとしては炭素数1〜3の脂肪族モノアルコール
が挙げられ、具体的にはエタノール、イソプロパノール
などが例示される。これらのうち、エタノールが特に好
ましい。 【0012】本発明において、(C)成分の低級アルコ
ールは1種または2種以上を組み合わせて用いることが
できるが、その配合量は原液100部中5〜20部であ
り、より好ましくは10〜15部である。5部未満では
泡消えがスムーズでなく、1回のブラッシングでは泡が
消えずに残るなど、毛髪へのなじみが悪くなる傾向がみ
られる。また、20部を超えると発泡性の悪化をまねく
などスプレーフォームとしての機能を損なう場合があ
る。 【0013】次に、噴射剤について述べる。本発明に用
いられる噴射剤は(ア)成分の液化石油ガス(以下、L
PGと記す)と(イ)成分のジメチルエーテル(以下、
DMEと記す)の両者を混合したものである。(ア)成
分のLPGは、エアゾール化粧料に使用することができ
るLPGであれば特に限定されるものではないが、通常
天然ガスまたは石油から分離精製したもので、主として
プロパン、ブタン、イソブタンを含むものが使用され
る。本発明においてLPGは、低級アルコールやエーテ
ルなどとの相溶性を示し、噴射剤として発泡状態を調整
するはたらきをもつ。一方、(イ)成分のDMEもエア
ゾール製品において汎用の噴射剤であるが、本発明にお
いては他成分との高い相溶性を示し、噴射剤として噴霧
状態を調整するはたらきをもつ。 【0014】本発明に用いられる噴射剤は、(ア)成分
のLPGと(イ)成分のDMEを特定比にて混合するこ
とにより、原液をスプレー状に噴射し、かつ、毛髪に泡
状で付着することができ、本発明のスプレーフォームと
しての機能を発現することができる。本発明において、
原液を噴射する噴射剤における(ア)成分LPGと
(イ)成分DMEの重量比(LPG)/(DME)は5
/95〜30/70の範囲であり、より好ましくは10
/90〜20/80の範囲である。5/95未満では毛
髪上での十分な発泡が得られず、また、30/70を超
えると過度に発泡し、スプレーフォーム製品としての使
用性に問題を生じる場合がある。 【0015】本発明において、原液と噴射剤の混合重量
比(原液)/(噴射剤)は、60/40〜90/10の
範囲であり、より好ましくは70/30〜80/20の
範囲である。40/60未満では夏期など気温の高い時
に噴射力が強くなりすぎることがあり、また、90/1
0を超えると冬期など気温の低い時に所望の噴霧状態を
得られない場合がある。 【0016】更に、本発明のエアゾール型ヘアトリート
メント組成物はトリートメント効果に加え、髪に艶を与
える効果、髪の風合を改善する効果などを付与する目的
で、本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で油剤、
保湿剤などを配合することができる。油剤としては、化
粧料に一般に用いられる油剤であれば特に限定されない
が、例えば、流動パラフィン等の炭化水素、天然油脂
類、ラノリンまたはその誘導体、エステル類、シリコー
ンまたはその誘導体などを挙げることができる。保湿剤
も、化粧料に一般に用いられる保湿剤であれば使用可能
であり、ポリグリセリン、グリセリン、1,3−ブチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコー
ルや、ヒアルロン酸、キサンタンガム、カラギーナン、
トリグルコ多糖、コンドロイチン硫酸塩等の多糖類など
が例示される。 【0017】本発明のエアゾール型ヘアトリートメント
組成物には、上記の必須成分や油剤、保湿剤に加え、目
的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲
で、(B)成分以外の界面活性剤、pH調整剤、紫外線
吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア
用の美容成分など、毛髪用化粧料において汎用である他
の成分の配合が可能である。 【0018】本発明のエアゾール型ヘアトリートメント
組成物は通常のエアゾール容器に充填することができ、
容器のノズルからスプレー状に噴射され、毛髪に到達す
る時には泡状になり、毛髪に泡状で付着するスプレーフ
ォームタイプのエアゾール製品として実施が可能であ
る。更に、本発明のエアゾール型ヘアトリートメント組
成物は髪にトリートメント効果を付与するものである
が、それに加えて髪に艶を与える効果、髪の風合を改善
する効果などを有する製品としても実施が可能である。 【0019】 【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。 【0020】実施例1〜7および比較例1〜10 ヘア
トリートメントスプレーフォーム 表1、2に示す組成および下記製法にてヘアトリートメ
ントスプレーフォームを調製し、使用試験によりノズル
からの噴霧状態、噴霧直後の組成物の発泡性、ブラッシ
ングによる毛髪上での泡消えの状態(毛髪へのなじ
み)、毛髪へ塗布後のトリートメント効果(なめらか
さ、柔らかさ)を評価し、また、原液について安定性の
評価を行った。結果を表1、2に併記する。 【0021】 【表1】 【0022】 【表2】【0023】(製法)A.成分(1)、(3)および
(4)を加熱溶解する。 B.成分(2)、(5)、(6)および(9)を加熱溶
解する。 C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分
(7)、(8)を添加して原液とする。 D.Cと成分(10)、(11)を各試料指定の(原液
/噴射剤)重量比に従ってエアゾール缶に充填し、ヘア
トリートメントスプレーフォームを得る。 【0024】(評価方法) 〈1〉噴霧状態(ノズルからの噴霧がスムーズかどう
か) 〈2〉発泡性(噴霧直後に組成物が毛髪上でうまく発泡
するかどうか) 〈3〉毛髪へのなじみ(1回のブラッシングで泡が簡単
に消え、毛髪へのなじみが良いかどうか) 〈4〉トリートメント効果(塗布後の毛髪のなめらか
さ、柔らかさ) 〈1〉〜〈4〉の評価項目については、実施例1〜7お
よび比較例1〜10の各試料(上部にアクチエーターを
有するエアゾール容器に充填したもの)を専門評価パネ
ル10名に実使用してもらい、各項目について(a)絶
対評価基準を用いて5段階評価してもらった。その後、
各試料の評点の平均値を(b)4段階評価基準を用いて
評価した。 (b)4段階評価基準 (評点) (評価) 3.0以上 : ◎ (非常に良好) 2.0以上、3.0未満 : ○ (良好) 1.0以上、2.0未満 : △ (やや不良) 1.0未満 : × (不良) 【0025】〈5〉安定性(原液の安定性の評価) 実施例1〜7および比較例1〜10の各試料の原液を室
温、5℃および40℃の条件下に静置して30日後に肉
眼にて観察し、下記の(c)評価基準を用いて安定性を
評価した。 (c)評価基準 ◎ : 室温、5℃、40℃の全てに異常なし。 ○ : 室温異常なし。5℃ややゲル化または40℃やや
分離。 △ : 室温、5℃ともにややゲル化。または、室温、4
0℃ともにやや分離。 × : 室温、5℃ともにゲル化。または、室温、40℃
ともに分離。 【0026】表1および表2の結果から明らかなよう
に、本発明のヘアトリートメントスプレーフォームは比
較例1〜10のものと比較して、ノズルからの噴霧状
態、噴霧直後の発泡性、毛髪上での泡消えや毛髪へのな
じみが良好であり、毛髪へのなめらかさや柔らかさの付
与も優れて十分なトリートメント効果を示した。また、
原液の安定性も良好であり、ヘアトリートメントスプレ
ーフォームとして優れた効果を有するものであることが
実証された。 【0027】実施例8 ヘアグロススプレーフォーム
(トリートメントタイプ) 下記に示す組成および製法で、ヘアグロススプレーフォ
ーム(トリートメントタイプ)を調製した。 (組成) (成 分) (重量部) 〈原液〉:成分(1)〜(9)合計で70重量部 (1)セチルアルコール 1.75 (2)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(20EO) 0.7 (3)メチルポリシロキサン(10cs) 0.7 (4)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.4 (5)1,3−ブチレングリコール 3.5 (6)防腐剤 適量 (7)香料 適量 (8)エタノール 10.5 (9)精製水 残量 〈噴射剤〉:(10)〜(11)合計で30重量部 (10)液化石油ガス 3 (11)ジメチルエーテル 27 【0028】(製法) A.成分(1)〜(3)を加熱溶解する。 B.成分(4)〜(6)および(9)を加熱溶解する。 C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分
(7)、(8)を添加して原液とする。 D.Cと成分(10)、(11)をエアゾール缶に充填
し、ヘアグロススプレーフォーム(トリートメントタイ
プ)を得る。 【0029】以上のようにして得られた実施例8のヘア
グロススプレーフォーム(トリートメントタイプ)は、
噴霧状態、噴霧直後の発泡性、毛髪上での泡消えが良好
で、毛髪へのなじみも良く、毛髪へのつやと良好な感触
の付与にきわめて優れた効果を示すものであった。 【0030】 【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のエアゾール
型ヘアトリートメント組成物は、エアゾール容器のノズ
ルからスプレー状に噴射されて、毛髪に到達する時には
泡状で付着し、なおかつ泡が適度な速さで消えて毛髪へ
のなじみが良く、毛髪になめらかさと柔らかさを付与す
る効果を有するものであり、エアゾール型ヘアトリート
メント組成物として優れた品質を有する。
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61K 7/00 - 7/50
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】次の成分(A)〜(C): (A)高級アルコール 1.5〜2.5重量部 (B)カチオン性界面活性剤 1〜2重量部 (C)低級アルコール 5〜20重量部 を含有し、全量で100重量部となる組成物である原液
と、 次の成分(ア)および(イ): (ア)液化石油ガス (イ)ジメチルエーテル からなり、成分(ア)と成分(イ)の重量比(ア)/
(イ)が5/95〜30/70の範囲にある噴射剤との
混合物であり、かつ、原液と噴射剤の混合重量比(原
液)/(噴射剤)が60/40〜90/10の範囲にあ
ることを特徴とするエアゾール容器のノズルから直接毛
髪にスプレー状に噴射して毛髪に泡状で付着させるエア
ゾール型ヘアトリートメント組成物。
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JP35148095A JP3477632B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | エアゾール型ヘアトリートメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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