JP2001316233A - 髭剃り用組成物 - Google Patents

髭剃り用組成物

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JP2001316233A JP2000362305A JP2000362305A JP2001316233A JP 2001316233 A JP2001316233 A JP 2001316233A JP 2000362305 A JP2000362305 A JP 2000362305A JP 2000362305 A JP2000362305 A JP 2000362305A JP 2001316233 A JP2001316233 A JP 2001316233A
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razor
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Keiichi Uchikawa
恵一 内川
Masaaki Ishiwatari
正昭 石渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剃刀の刃を滑り易くし、髭を剃りやすくする
とともに、髭剃り後肌に不快なつっぱり感を残さず、さ
らに肌へのしっとり感等他の使用感も良好な髭剃り用組
成物を提供すること。 【解決手段】尿素0.5〜3重量%と、HLB値が8〜
20の非イオン性界面活性剤0.1〜10重量%とを含
有する髭剃り用組成物であって、該組成物の25℃にお
けるpHが7.5〜10であることを特徴とする髭剃り
用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は髭剃り用組成物に関
し、特に、剃刀で髭を剃る際に肌に塗布することによ
り、剃刀の刃を滑り易くし、髭を剃り易くするととも
に、髭剃り後は、肌にしっとり感と良好な使用感が得ら
れる髭剃り用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、髭剃り前に使用して髭を剃り易く
するための髭剃り用組成物として、様々なものが提供さ
れている。その代表的なものとしては、シェービングソ
ープと呼ばれる液状または粉末状の石鹸を、水に溶かし
て泡立てて使うものが多く使われている。また、シェー
ビングクリームと呼ばれるものは、主に脂肪酸石鹸から
なるクリーム状で、水で濡らした皮膚に塗布して泡立て
て使うものである。また、シェービングフォームと呼ば
れるエアゾールタイプのものは、脂肪酸石鹸を含む原液
と液化ガス等を用いて泡の状態で噴射させるものであ
る。これらの髭剃り用組成物は、共通してその主成分は
脂肪酸石鹸である。脂肪酸石鹸の役割は、脂肪酸石鹸の
細かい泡が剃刀と肌との間の摩擦を抑えること等によっ
て、剃刀の刃を滑り易くし、刃で皮膚が傷付くのを防ぐ
とともに、髭を剃り易くすることである。
【0003】しかしながら、これらの主成分である脂肪
酸石鹸は、洗い流した後の肌に不快なつっぱり感が残る
という問題があった。しかも、脂肪酸石鹸は皮膚に対し
てやや刺激が強いという欠点があり、剃刀で皮膚が傷付
いた場合にしみたりすることもあった。
【0004】そこで、これらの欠点を解決する目的で、
例えばN−アルキルアミドアルカノール硫酸エステル塩
を用いた髭剃り用組成物が考案されているが(特開平1
0−236933号公報)、これは洗い流し後のつっぱ
り感は少ないものの、髭を剃り易くする効果が弱いとい
う欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、その目的は、剃刀の刃を滑り易
くし、髭を剃りやすくするとともに、髭剃り後肌に不快
なつっぱり感を残さず、さらに肌へのしっとり感等他の
使用感も良好な髭剃り用組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため鋭意研究を行った結果、特定の界面活性剤と
ともに尿素を配合し、さらに組成物のpHを調整するこ
とにより、上記課題が解決されることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、尿素0.5〜3重量
%と、HLB値が8〜20の非イオン性界面活性剤0.
1〜10重量%とを含有する髭剃り用組成物であって、
該組成物の25℃におけるpHが7.5〜10であるこ
とを特徴とする髭剃り用組成物である。
【0008】また、本発明の髭剃り用組成物は、乳液
状、クリーム状もしくはジェル状の形態をとってもよ
い。
【0009】また、本発明においては、髭剃り用組成
物、特に乳液状、クリーム状もしくはジェル状の髭剃り
用組成物の30℃における粘度が、5000〜2000
00mPa・sであることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳述する。
【0011】本発明において、尿素の配合量は組成物全
量中0.5〜3重量%である。配合量が0.5重量%未
満の場合は、髭の剃り易さの効果が充分でなく、また配
合量が3重量%を超える場合は、拭き取り後の肌がべた
つくなど、使用感触が悪くなり、いずれの場合も満足な
結果が得られない。
【0012】本発明において用いられる非イオン性界面
活性剤は、8〜20のHLB値をもつものである。HL
B値が8未満の場合、剃刀の刃の滑りを良くする効果が
弱く、また髭の剃り味が悪く、満足な結果が得られな
い。また、髭剃り後のさっぱり感が得られない。非イオ
ン性界面活性剤の具体例としては、ポリオキシエチレン
(以下、POEともいう)ソルビタンモノオレエート、
POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタン
テトラオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル
類;POEソルビットモノラウレート、POEソルビッ
トモノオレエート、POEソルビットペンタオレエー
ト、POEソルビットモノステアレート等のPOEソル
ビット脂肪酸エステル類;POEグリセリンモノステア
レート、POEグリセリンモノイソステアレート、PO
Eグリセリントリイソステアレート等のPOEグリセリ
ン脂肪酸エステル類;POEモノオレエート、POEジ
ステアレート、POEモノジオレエート、システアリン
酸エチレングリコール等のPOE脂肪酸エステル類;P
OEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、PO
Eステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、PO
E2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノー
ルエーテル等のPOEアルキルエーテル類;POEオク
チルフェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテ
ル、POEジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキ
ルフェニルエーテル類;POE・ポリオキシプロピレン
(以下、POPともいう)ブロック共重合体; POE
・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテ
トラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテ
ル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリ
セリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類;POEヒマシ油、POE硬化ヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、P
OE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒ
マシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエ
ステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOE硬化
ヒマシ油誘導体;POEソルビットミツロウ等のPOE
ミツロウ・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノール
アミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソ
プロパノールアミド等のアルカノールアミド;POEプ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルア
ミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、P
OEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキル
ジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等が挙げ
られる。これらの非イオン性界面活性剤は、一種のみを
用いてもよく、あるいは二種以上を組み合わせて用いて
もよい。
【0013】本発明において、HLB値が8〜20の非
イオン性界面活性剤の配合量は組成物全量中0.1〜1
0重量%である。さらに好ましくは、1〜6重量%であ
る。配合量が0.1重量%未満の場合は、剃刀の刃の滑
りがよくなく、髭を剃り易くする効果が充分でない。一
方、10重量%を超える場合は、拭き取り後にべたつき
感が残るため使用感触が悪いなど、いずれの場合も満足
な結果が得られない。
【0014】本発明においては、組成物の25℃におけ
るpHが7.5〜10である。pHが7.5未満の場
合、髭の剃り易さが充分でなく、またpHが10よりも
高い場合、拭き取り後の肌感触が悪くなるなど、いずれ
も満足な結果が得られない。pHを8〜10にするため
に配合するアルカリ剤としては、どのようなものでも使
用することが出来るが、例えば、アンモニア、モノエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、アミノメチルプ
ロパノール、アルギニン等の塩基性アミノ酸、ホウ砂な
どが挙げられる。これらのアルカリ剤は、一種または二
種以上を組み合わせて配合される。
【0015】本発明の髭剃り用組成物には、発明の効果
を損なわない範囲で、上記の必須構成成分のほかに必要
に応じ、一般的に化粧料などに配合される成分を配合す
ることができる。それらの成分としては、水、アニオン
界面活性剤等の界面活性剤、エタノール等の低級アルコ
ール類、多価アルコール類、ヒアルロン酸等の保湿剤、
油脂、ロウ類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、エステル油、シリコーン油等の油分、タルク、無水
ケイ酸、ナイロンパウダー等の粉末、カルボキシビニル
ポリマー、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ベ
ントナイト等の増粘剤、防腐剤、キレート剤、酸化防止
剤、消炎剤、収斂剤などが挙げられる。
【0016】本発明の組成物の形態としては、乳液状、
クリーム状、ローション状、ジェル状、フォーム状、シ
ート状等が好ましく取り得る。これらの形態の中で、乳
液状、クリーム状、ジェル状が最も好ましい。また、本
発明の髭剃り用組成物、特に乳液状、クリーム状もしく
はジェル状の髭剃り用組成物の30℃における粘度は、
5000〜200000mPa・sであることが好まし
い。
【0017】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。配合量は重量%である。実施例の説明に先立
ち本発明で用いた効果試験方法及び評価基準について説
明する。
【0018】髭剃り用組成物の使用性の評価は、20か
ら50歳代の男性被験者20名による官能テストにより
評価した。被験者は前日の髭剃り後から24時間放置し
て髭を伸ばした状態でテストを行った。各被験者の髭部
位(顎および口の周囲)にテストサンプルの一定量(被
験者により2から5グラム)を塗布し、室温で5分間放
置した。その後、市販の剃刀(Gillette社製、T字型3
枚刃、刃幅34mm)を用いて各自髭を剃り、その時
の、剃刀の滑り及び髭の剃り易さを評価した。その後、
スチームタオルを用いて残ったテストサンプルを拭き取
り、その後の肌の状態について、つっぱり感の無さ、お
よびさっぱり感を評価した。
【0019】各項目の評価は、下に示す各質問に対する
回答数に基づいて、以下の基準に従って集計した。 [質問] (1)剃刀の刃の滑り (2)髭の剃り易さ (3)髭剃りし、拭き取り後のつっぱり感 (4)髭剃りし、拭き取り後のさっぱり感 [評価](1)〜(4)の質問に対して、それぞれ「剃
刀の刃の滑りが良い」、「髭が剃り易い」、「拭き取り
後につっぱらない」、「拭き取り後にさっぱりする」と
答えた被験者の数が、 ○:14名以上 △:5〜13名 ×:4名以下
【0020】次の表1に記載の配合組成より成るクリー
ム状の髭剃り用組成物を調製し、各組成物の25℃にお
けるpHを測定し、また各使用感について評価した。評
価結果は同じ表1に示した。 [調製法]精製水に尿素、トリエタノールアミン、グリ
セリンを加え、70℃に加熱溶解した。残りの油性成分
を加熱溶解後、70℃に調製した。これを先に調製した
水相に添加して乳化した後、ホモミキサー装置にて乳化
粒子を均一に調整した。それを冷却し、クリーム状の髭
剃り用組成物を得た。
【0021】
【表1】
【0022】表1の実施例1〜3で明らかなように、本
発明の髭剃り用組成物は、剃刀の刃の滑りの良さ、髭の
剃り易さに優れるとともに、使用後の肌のつっぱり感の
無さ、さっぱり感に優れることがわかる。尿素の配合量
が0.5重量%未満の場合(比較例1)髭の剃り易さが
充分でなく、尿素の配合量が3重量%を超える場合(比
較例2)、拭き取り後のさっぱり感が悪くなるなど、い
ずれの場合も満足する結果が得られない。
【0023】次の表2に記載の配合組成より成るクリー
ム状の髭剃り用組成物を表1の場合と同様に調製し、各
組成物の25℃におけるpHを測定し、また各使用感に
ついて評価した。評価結果は同じ表2に示した。
【0024】
【表2】
【0025】表2の実施例4〜6で明らかなように、本
発明の髭剃り用組成物は、剃刀の刃の滑りの良さ、髭の
剃り易さに優れるとともに、使用後の肌のつっぱり感の
無さ、さっぱり感に優れることがわかる。組成物のpH
が7.5よりも低い場合(比較例3)髭の剃り易さが充
分でなく、組成物のpHが10を超える場合(比較例
4)、拭き取り後のつっぱり感の無さやさっぱり感が悪
くなるなど、いずれの場合も満足する結果が得られな
い。
【0026】次の表3に記載の配合組成より成るジェル
状の髭剃り用組成物を調製し、各組成物の25℃におけ
るpHを測定し、また各使用感について評価した。評価
結果は同じ表3に示した。 [調製法]トリエタノールアミンを除く各成分を溶解、
混合後、トリエタノールアミンを添加し、混合した。
【0027】
【表3】
【0028】表3の実施例7〜9で明らかなように、本
発明の髭剃り用組成物は、剃刀の刃の滑りの良さ、髭の
剃り易さに優れるとともに、使用後の肌のつっぱり感の
無さ、さっぱり感に優れることがわかる。非イオン性界
面活性剤の配合量が0.1重量%よりも少ない場合(比
較例5)剃刀の滑りが充分でない。非イオン性界面活性
剤の配合量が10重量%を超える場合(比較例6)、拭
き取り後のさっぱり感が悪くなるなど、いずれの場合も
満足する結果が得られない。また、非イオン性界面活性
剤のHLBが8よりも低い場合(比較例7)剃刀の刃の
滑り、剃り易さ、拭き取り後のさっぱり感が充分でな
く、満足する結果が得られない。
【0029】(実施例10)表1の場合と同様にして、
下記の処方からなるクリーム状髭剃り用組成物を調製し
た。組成物のpHは8.9であった。 成分 配合量(重量%) (1)尿素 1 (2)トリエタノールアミン 0.4 (3)POE(60)グリセリル モノイソステアレート 1.5 (4)モノステアリン酸グリセリン 1.5 (5)ステアリルアルコール 2.1 (6)ベヘニルアルコール 1.7 (7)ワセリン 2 (8)流動パラフィン 3 (9)テトラ−2−エチルヘキサン酸 3 ペンタエリスリトール (10)ポリエチレングリコール1500 5 (11)1、3−ブチレングリコール 7 (12)キレート剤 適量 (13)防腐剤 適量 (14)精製水 残余
【0030】(実施例11)下記の処方からなるエアゾ
ールタイプのフォーム状髭剃り用組成物を調製した。 成分 配合量(重量%) (1)尿素 2 (2)トリエタノールアミン 1 (3)ショ糖ラウリン酸エステル(HLB=17) 10 (4)グリセリン 10 (5)防腐剤 適量 (6)精製水 残余 (製法)(1)から(5)を(6)に撹拌溶解し、エア
ゾールの原液を得た。原液のpHは約9.0であった。
この原液を缶に充填してバルブを装着後、噴射ガス(L
PG)を原液に対して95:5の割合で充填し、フォー
ム状髭剃り用組成物を得た。
【0031】(実施例12)下記の処方からなるシート
状髭剃り用組成物を調製した。 成分 配合量(重量%) (1)尿素 2 (2)トリエタノールアミン 0.5 (3)POE(60)硬化ヒマシ油 (HLB=14) 1 (4)キシログルカン 0.1 (5)ジプロピレングリコール 5 (6)エタノール 5 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (8)ジメチルポリシロキサン 5 (9)精製水 残余 (製法)(1)から(7)を(9)に撹拌溶解した後、
(8)を添加混合してローションを調整した。ローショ
ンのpHは約8.5であった。このローションをコット
ン製の不織布に含浸させ、シート状の髭剃り用組成物を
得た。この髭剃り用組成物は、剃刀使用前にシートで髭
の部位を覆い、髭を柔軟化することにより、髭を剃り易
くする効果がある。また、剃刀を使用した後に、シート
で肌に残った髭を拭き取る効果もあるため、剃刀の使用
前と使用後の両方に使うことが出来る。
【0032】(実施例13)下記の処方からなる透明シ
ェービングジェルを調製した。 成分 配合量(重量%) (1)イオン交換水 73.37 (2)ポリエチレングリコール1500 5 (3)1,3ブチレングリコール 5 (4)カルボキシビニルポリマー 0.8 (5)ヒドロキシエチルセルロース 0.1 (6)尿素 2 (7)海水乾燥物 0.05 (8)dl-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液(50%水溶液) 1 (9)EDTA・3Na・2H2O 0.2 (10)エタノール 10 (11)POE(15)オレイルエーテル(HLB=16) 0.5 (12)トリエタノールアミン 1.8 (13)エチルパラベン 0.05 (14)酢酸dl-α-トコフェロール 0.02 (15)l-メントール 0.01 (16)香料 0.1 (製法)(1)に(2)〜(9)を撹拌溶解した中へ、
別の釜で(10)〜(16)を撹拌溶解したものを添加
した後、撹拌混合して透明シェービングジェルを得た。
【0033】(実施例14)下記の処方からなる半透明
シェービングジェルを調製した。 成分 配合量(重量%) (1)イオン交換水 78.75 (2)ジプロピレングリコール 5 (3)グリセリン 2 (4)カルボキシビニルポリマー 0.7 (5)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 [ヘ゜ミュレン(PEMULEN) TR-2;BF Goodrich社製] (6)POE(60)硬化ヒマシ油(HLB=14) 0.2 (7)尿素 1 (8)グリチルリチン酸ジカリウム 0.05 (9)EDTA・3Na・2H2O 0.3 (10)ジメチルポリシロキサン 3 (11)スクワラン 2 (12)酢酸dl-α-トコフェロール 0.05 (13)エタノール 5 (14)トリエタノールアミン 1.6 (15)エチルパラベン 0.05 (16)l-メントール 0.1 (17)香料 0.1 (製法)(1)に(2)〜(9)を撹拌溶解した中へ、
別の釜で(10)〜(12)を撹拌溶解したものを添加
し、ホモジナイザーで乳化した後、さらに別の釜で(1
3)〜(17)を撹拌溶解したものを加え、撹拌混合し
て半透明シェービングジェルを得た。
【0034】(実施例15)下記の処方からなる乳液状
髭剃り用組成物を調製した。 成分 配合量(重量%) (1)トリエタノールアミン 0.7 (2)尿素 2 (3)ポリエチレングリコール1500 5 (4)エタノール 5 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (6)カルボキシビニルポリマー 0.1 (7)ステアリン酸POE(5)グリセリル(HLB=8) 1 (8)イソステアリン酸POE(60)グリセリル(HLB=19) 1 (9)セタノール 0.5 (10)ステアリルアルコール 0.5 (11)グリセロールトリ2−エチルヘキサン酸エステル 3 (12)流動パラフィン 5 (13)ワセリン 3 (14)精製水 残余 (製法)(2)〜(6)を(14)に撹拌加熱溶解し、
そこに(7)〜(13)を加熱混合したものを添加して
乳化させる。(1)を添加混合した後、冷却して乳液状
髭剃り用組成物を得た。この乳液のpHは約8.5であ
った。
【0035】実施例10〜15で得られた髭剃り用組成
物は、剃刀の刃の滑りの良さ、髭の剃り易さに優れると
ともに、使用後の肌のつっぱり感の無さ、さっぱり感に
優れていた。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、剃刀の刃の滑りが良
く、髭を剃り易くするとともに、肌に不快なつっぱり感
を残さず、使用後のさっぱり感等他の使用感も良好な髭
剃り用組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC422 AC432 AC442 AC482 AC542 AC681 AC682 AC852 AD042 AD092 AD152 AD212 AD222 AD282 AD532 AD662 BB04 CC21 DD12 DD31 DD41 EE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尿素0.5〜3重量%と、HLB値が8
    〜20の非イオン性界面活性剤0.1〜10重量%とを
    含有する髭剃り用組成物であって、該組成物の25℃に
    おけるpHが7.5〜10であることを特徴とする髭剃
    り用組成物。
  2. 【請求項2】 前記髭剃り用組成物の形態が、乳液状、
    クリーム状もしくはジェル状であることを特徴とする請
    求項1記載の髭剃り用組成物。
  3. 【請求項3】 髭剃り用組成物の30℃における粘度
    が、5000〜200000mPa・sであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の髭剃り用組成物。
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