JP2001002526A - 泡沫エアゾール組成物 - Google Patents
泡沫エアゾール組成物Info
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- JP2001002526A JP2001002526A JP11176540A JP17654099A JP2001002526A JP 2001002526 A JP2001002526 A JP 2001002526A JP 11176540 A JP11176540 A JP 11176540A JP 17654099 A JP17654099 A JP 17654099A JP 2001002526 A JP2001002526 A JP 2001002526A
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- oily component
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Abstract
(57)【要約】
【課題】油性成分を多く含有する系であっても、破泡の
ない安定した泡沫を形成することが出来る泡沫エアゾー
ル組成物を得る。 【解決手段】油性成分が40重量％〜95重量％に対しポリ
オキシエチレンラウリルエーテルを0.1重量％〜20重量
％含有させると共に適量の水を加えて原液とする。この
原液を93重量％に噴射剤７重量％を加えて泡沫エアゾー
ル組成物を構成する。
ない安定した泡沫を形成することが出来る泡沫エアゾー
ル組成物を得る。 【解決手段】油性成分が40重量％〜95重量％に対しポリ
オキシエチレンラウリルエーテルを0.1重量％〜20重量
％含有させると共に適量の水を加えて原液とする。この
原液を93重量％に噴射剤７重量％を加えて泡沫エアゾー
ル組成物を構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、油性成分が多いに
も関わらず安定した泡沫を形成することが出来る泡沫エ
アゾール組成物に関するものである。
も関わらず安定した泡沫を形成することが出来る泡沫エ
アゾール組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】泡沫型エアゾールは清涼感や伸びが良い
等の有利な使用感があるため、油性化粧料に適用される
ことが多い。しかし、油性成分の含有量が多くなるのに
従って泡質の劣化や破泡が起きるという問題がある。
等の有利な使用感があるため、油性化粧料に適用される
ことが多い。しかし、油性成分の含有量が多くなるのに
従って泡質の劣化や破泡が起きるという問題がある。
【０００３】上記問題を解決するために、有機シリコー
ン樹脂を含有させた「油中水型乳化型泡沫化粧料」が提
案されている（特開平3-133915号公報）。この技術で
は、好ましくは0.1重量％以上の有機シリコーン樹脂を
配合することにより安定した泡沫を得ることが出来、ク
レンジングやコールドクリーム，ナイトクリーム，サン
スクリーン等の化粧料として使用することが出来る。
ン樹脂を含有させた「油中水型乳化型泡沫化粧料」が提
案されている（特開平3-133915号公報）。この技術で
は、好ましくは0.1重量％以上の有機シリコーン樹脂を
配合することにより安定した泡沫を得ることが出来、ク
レンジングやコールドクリーム，ナイトクリーム，サン
スクリーン等の化粧料として使用することが出来る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、有機シリコー
ン樹脂以外の成分を含有させることによって安定した泡
沫を得ることも重要な課題であり、現にこのような泡沫
エアゾール組成物を開発することが要求されている。
ン樹脂以外の成分を含有させることによって安定した泡
沫を得ることも重要な課題であり、現にこのような泡沫
エアゾール組成物を開発することが要求されている。
【０００５】本発明は、有機シリコーン樹脂を含有する
ことなく泡沫の安定化をはかることが出来る泡沫エアゾ
ール組成物を提供することにある。
ことなく泡沫の安定化をはかることが出来る泡沫エアゾ
ール組成物を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本件発明者は、安定した泡沫を得るための各種実験を
行った。この結果、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルを含有させることで、有機シリコーン樹脂を使用する
ことなく安定した泡沫を得ることが出来た。またポリオ
キシエチレンラウリルエーテルを含有させることによっ
て、ベタツキがなく使用感の良い泡沫エアゾール組成物
を得ることが出来た。従って、本発明に係る泡沫エアゾ
ール組成物は、ポリオキシエチレンラウリルエーテル0.
1重量％乃至20重量％、油性成分40重量％乃至95重量
％、及び水からなるものである。
に本件発明者は、安定した泡沫を得るための各種実験を
行った。この結果、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルを含有させることで、有機シリコーン樹脂を使用する
ことなく安定した泡沫を得ることが出来た。またポリオ
キシエチレンラウリルエーテルを含有させることによっ
て、ベタツキがなく使用感の良い泡沫エアゾール組成物
を得ることが出来た。従って、本発明に係る泡沫エアゾ
ール組成物は、ポリオキシエチレンラウリルエーテル0.
1重量％乃至20重量％、油性成分40重量％乃至95重量
％、及び水からなるものである。
【０００７】上記泡沫エアゾール組成物では、油性成分
の含有量が多いにも関わらず、安定した泡沫を得ること
が出来る。また本発明に係る泡沫エアゾール組成物を化
粧料として使用したとき、使用後にベタツキ感がなく、
爽快な使用感を得ることが出来る。
の含有量が多いにも関わらず、安定した泡沫を得ること
が出来る。また本発明に係る泡沫エアゾール組成物を化
粧料として使用したとき、使用後にベタツキ感がなく、
爽快な使用感を得ることが出来る。
【０００８】上記泡沫エアゾール組成物に於いて、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテルは泡質の劣化や破泡を
抑えて安定した泡沫を形成する機能を有する。このポリ
オキシエチレンラウリルエーテルは、0.1重量％の含有
で略機能を発揮することが出来るが、より安定性を発揮
させるには0.5重量％以上含有させることが好ましい。
しかし、20重量％以上含有させた場合、特別な効果を得
ることは出来ず、この含有量が上限である。
オキシエチレンラウリルエーテルは泡質の劣化や破泡を
抑えて安定した泡沫を形成する機能を有する。このポリ
オキシエチレンラウリルエーテルは、0.1重量％の含有
で略機能を発揮することが出来るが、より安定性を発揮
させるには0.5重量％以上含有させることが好ましい。
しかし、20重量％以上含有させた場合、特別な効果を得
ることは出来ず、この含有量が上限である。
【０００９】本発明に於ける油性成分としては、炭化水
素や脂肪酸エステル或いは植物油，脂肪酸，高級アルコ
ールがあり、これらの油性成分を40重量％〜95重量％の
範囲で含有させる。前記油性成分が95％以上含有されて
いる場合、ポリオキシエチレンラウリルエーテルを含有
させても、安定した良好な泡沫を得ることが出来ない。
素や脂肪酸エステル或いは植物油，脂肪酸，高級アルコ
ールがあり、これらの油性成分を40重量％〜95重量％の
範囲で含有させる。前記油性成分が95％以上含有されて
いる場合、ポリオキシエチレンラウリルエーテルを含有
させても、安定した良好な泡沫を得ることが出来ない。
【００１０】上記した炭化水素としては、流動パラフィ
ン、スクワラン、スクワレン、α−オレフィンオリゴマ
ー等がある。
ン、スクワラン、スクワレン、α−オレフィンオリゴマ
ー等がある。
【００１１】また脂肪酸エステルとしては、アジピン酸
ジイソプロピル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、
ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、トリオ
クタン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリ
カプリン酸グリセリル、トリ（カプリル・カプリン）酸
グリセリル等がある。
ジイソプロピル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、
ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、トリオ
クタン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリ
カプリン酸グリセリル、トリ（カプリル・カプリン）酸
グリセリル等がある。
【００１２】また植物油としては、アボガド油、アマニ
油、アルモンド油、オリーブ油、杏仁油、グレープシー
ド油、米胚芽油、コメヌカ油、小麦胚芽油、胡麻油、サ
ザンカ油、サフラワー油、大豆油、タートル油、茶油、
月見草油、ボレッジ油、ツバキ油、トウモロコシ油、菜
種油、トウニン油、ハトムギ油、ヒマシ油、ヒマワリ
油、ヘーゼルナッツ油、ホホバ油、マカデミアナッツ
油、ミンク油、メドウホーム油、綿実油、ベニバナ油、
落花生油、ローズヒップ油、パーム油等がある。
油、アルモンド油、オリーブ油、杏仁油、グレープシー
ド油、米胚芽油、コメヌカ油、小麦胚芽油、胡麻油、サ
ザンカ油、サフラワー油、大豆油、タートル油、茶油、
月見草油、ボレッジ油、ツバキ油、トウモロコシ油、菜
種油、トウニン油、ハトムギ油、ヒマシ油、ヒマワリ
油、ヘーゼルナッツ油、ホホバ油、マカデミアナッツ
油、ミンク油、メドウホーム油、綿実油、ベニバナ油、
落花生油、ローズヒップ油、パーム油等がある。
【００１３】また脂肪酸としては、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸等がある。更に高級アルコールとして
は、オレインアルコールがある。
ル酸、リノレン酸等がある。更に高級アルコールとして
は、オレインアルコールがある。
【００１４】本発明では、油性成分として上記炭化水
素，脂肪酸エステル，植物油，脂肪酸，高級アルコール
のなかから一種又は二種以上を選択して使用することが
出来る。
素，脂肪酸エステル，植物油，脂肪酸，高級アルコール
のなかから一種又は二種以上を選択して使用することが
出来る。
【００１５】水は適量含有されて、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテルと油性成分と水からなる原液に於ける
含有量の調整機能を有する。
ラウリルエーテルと油性成分と水からなる原液に於ける
含有量の調整機能を有する。
【００１６】上記泡沫エアゾール組成物に於いて、噴射
剤として、液化石油ガス，ジメチルエーテル，窒素ガ
ス，二酸化炭素，酸素ガス，亜酸化窒素ガス，ＣＦＣ，
ＨＦＣ，ＨＣＦＣのなかから選択された１種又は２種以
上の成分を0.1重量％乃至20重量％を配合することが好
ましい。
剤として、液化石油ガス，ジメチルエーテル，窒素ガ
ス，二酸化炭素，酸素ガス，亜酸化窒素ガス，ＣＦＣ，
ＨＦＣ，ＨＣＦＣのなかから選択された１種又は２種以
上の成分を0.1重量％乃至20重量％を配合することが好
ましい。
【００１７】上記噴射剤を有する泡沫エアゾール組成物
では、容器から噴射して安定した好ましい状態の泡沫を
形成することが出来る。
では、容器から噴射して安定した好ましい状態の泡沫を
形成することが出来る。
【００１８】また噴射された泡沫を経時的により安定さ
せるために、上記泡沫エアゾール組成物に界面活性剤を
含有させることが良い。このように界面活性剤を含有さ
せることによって長時間安定した泡沫を形成することが
出来る。
せるために、上記泡沫エアゾール組成物に界面活性剤を
含有させることが良い。このように界面活性剤を含有さ
せることによって長時間安定した泡沫を形成することが
出来る。
【００１９】特に、界面活性剤を含有させた場合には、
油性成分の洗浄が容易になり、洗顔用クリーム等の洗浄
用化粧料として利用することが出来る。
油性成分の洗浄が容易になり、洗顔用クリーム等の洗浄
用化粧料として利用することが出来る。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、上記泡沫エアゾール組成物
の好ましい実施例について表を用いて説明する。尚、各
実施例及び比較例に於いて、泡沫の状態評価は官能によ
る評価であり、丸印は安定した泡沫であると評価したも
の、三角印は泡沫が不安定（破泡が存在する）であると
評価したもの、バツ印は泡沫にならないもの、を夫々表
している。
の好ましい実施例について表を用いて説明する。尚、各
実施例及び比較例に於いて、泡沫の状態評価は官能によ
る評価であり、丸印は安定した泡沫であると評価したも
の、三角印は泡沫が不安定（破泡が存在する）であると
評価したもの、バツ印は泡沫にならないもの、を夫々表
している。
【００２１】
【表１】
【００２２】表１に示す比較例１〜比較例５は、油性成
分として流動パラフィンを40重量％含有し、これに対し
ポリオキシエチレンラウリルエーテルの含有量を0.1重
量％〜20重量％の範囲で変化させた場合の泡沫の状態を
比較したものである。
分として流動パラフィンを40重量％含有し、これに対し
ポリオキシエチレンラウリルエーテルの含有量を0.1重
量％〜20重量％の範囲で変化させた場合の泡沫の状態を
比較したものである。
【００２３】本比較例では、上記した流動パラフィンと
ポリオキシエチレンラウリルエーテルの混合体に水を適
量含有させて原液とし、この原液を93重量％とし、これ
に対し、噴射剤として、液化石油ガス，ジメチルエーテ
ル，窒素ガス，二酸化炭素，酸素ガス，亜酸化窒素ガ
ス，ＣＦＣ，ＨＦＣ，ＨＣＦＣのなかから選択された成
分（本比較例、及び後述する実施例では液化石油ガスを
用いている）を７重量％加えて泡沫エアゾール組成物を
調製したものである。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルの混合体に水を適
量含有させて原液とし、この原液を93重量％とし、これ
に対し、噴射剤として、液化石油ガス，ジメチルエーテ
ル，窒素ガス，二酸化炭素，酸素ガス，亜酸化窒素ガ
ス，ＣＦＣ，ＨＦＣ，ＨＣＦＣのなかから選択された成
分（本比較例、及び後述する実施例では液化石油ガスを
用いている）を７重量％加えて泡沫エアゾール組成物を
調製したものである。
【００２４】比較例１はポリオキシエチレンラウリルエ
ーテルを原液の0.1重量％含有させた泡沫エアゾール組
成物である。この泡沫エアゾール組成物では、泡沫は形
成されるものの泡質が不安定であり破泡が生じている。
このため、泡沫が不安定であるとして官能評価されてい
る。しかし、全く実用に耐え得ないものではなく、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテルを含有させた場合の最
低限を規定するものである。
ーテルを原液の0.1重量％含有させた泡沫エアゾール組
成物である。この泡沫エアゾール組成物では、泡沫は形
成されるものの泡質が不安定であり破泡が生じている。
このため、泡沫が不安定であるとして官能評価されてい
る。しかし、全く実用に耐え得ないものではなく、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテルを含有させた場合の最
低限を規定するものである。
【００２５】比較例２はポリオキシエチレンラウリルエ
ーテルを原液の0.5重量％含有させたものであり、官能
評価は良好である。比較例３はポリオキシエチレンラウ
リルエーテルを原液の5.0重量％含有させたものであ
り、官能評価は良好である。また比較例４はポリオキシ
エチレンラウリルエーテルを原液の15.0重量％含有させ
たものであり、官能評価は良好である。更に、比較例５
はポリオキシエチレンラウリルエーテルを原液の20.0％
重量含有させたものであり、この比較例であっても官能
評価は良好である。
ーテルを原液の0.5重量％含有させたものであり、官能
評価は良好である。比較例３はポリオキシエチレンラウ
リルエーテルを原液の5.0重量％含有させたものであ
り、官能評価は良好である。また比較例４はポリオキシ
エチレンラウリルエーテルを原液の15.0重量％含有させ
たものであり、官能評価は良好である。更に、比較例５
はポリオキシエチレンラウリルエーテルを原液の20.0％
重量含有させたものであり、この比較例であっても官能
評価は良好である。
【００２６】以上の結果から、原液に於けるポリオキシ
エチレンラウリルエーテルの含有量は、最低限度が0.1
重量％であり、これ以上含有させることによって高い安
定性を持った良好な泡沫を形成することが可能である。
しかし、20重量％以上含有させても形成された泡沫の安
定性に大幅な変化はなく、該20.0重量％を最高限として
充分である。
エチレンラウリルエーテルの含有量は、最低限度が0.1
重量％であり、これ以上含有させることによって高い安
定性を持った良好な泡沫を形成することが可能である。
しかし、20重量％以上含有させても形成された泡沫の安
定性に大幅な変化はなく、該20.0重量％を最高限として
充分である。
【００２７】
【表２】
【００２８】次に、表２に示す実施例１〜５は、原液に
於けるポリオキシエチレンラウリルエーテルの含有量を
5.0重量％で一定として油性成分としての流動パラフィ
ンの含有量を40.0重量％〜95.0重量％の範囲で変化させ
たものである。尚、前記原液を93重量％とし、これに対
し、噴射剤を７重量％加えて泡沫エアゾール組成物を調
製したものである。
於けるポリオキシエチレンラウリルエーテルの含有量を
5.0重量％で一定として油性成分としての流動パラフィ
ンの含有量を40.0重量％〜95.0重量％の範囲で変化させ
たものである。尚、前記原液を93重量％とし、これに対
し、噴射剤を７重量％加えて泡沫エアゾール組成物を調
製したものである。
【００２９】実施例１は流動パラフィンの含有量を40.0
重量％としたものであり、官能評価が良好な泡沫が形成
されている。実施例２は流動パラフィンの含有量を60.0
重量％としたものであり、この実施例でも官能評価が良
好な泡沫が形成されている。実施例３は流動パラフィン
の含有量を70.0重量％としたものであり、官能評価が良
好な泡沫が形成されている。実施例４は流動パラフィン
の含有量を80.0重量％としたものであり、油性成分の含
有量が多いにも関わらず、官能評価が良好な泡沫が形成
されている。
重量％としたものであり、官能評価が良好な泡沫が形成
されている。実施例２は流動パラフィンの含有量を60.0
重量％としたものであり、この実施例でも官能評価が良
好な泡沫が形成されている。実施例３は流動パラフィン
の含有量を70.0重量％としたものであり、官能評価が良
好な泡沫が形成されている。実施例４は流動パラフィン
の含有量を80.0重量％としたものであり、油性成分の含
有量が多いにも関わらず、官能評価が良好な泡沫が形成
されている。
【００３０】実施例５は流動パラフィンの含有量を95.0
重量％とし、ポリオキシエチレンラウリルエーテルを4.
5重量％含有させた泡沫エアゾール組成物である。油性
成分が95重量％になると、形成された泡沫は破泡が生じ
て不安定となり、これに伴って官能評価も不安定である
との評価がなされている。従って、原液に於ける油性成
分の含有量は最高限度を95重量％とすることが好まし
く、最低限度を40重量％とすることが好ましい。
重量％とし、ポリオキシエチレンラウリルエーテルを4.
5重量％含有させた泡沫エアゾール組成物である。油性
成分が95重量％になると、形成された泡沫は破泡が生じ
て不安定となり、これに伴って官能評価も不安定である
との評価がなされている。従って、原液に於ける油性成
分の含有量は最高限度を95重量％とすることが好まし
く、最低限度を40重量％とすることが好ましい。
【００３１】上記の如く、油性成分として流動パラフィ
ンを用いた実施例では、原液に於ける含有量を40重量％
〜95重量％の範囲で含有させると共にポリオキシエチレ
ンラウリルエーテルを５重量％含有させたとき、官能評
価の良好な泡沫を得ることが可能である。
ンを用いた実施例では、原液に於ける含有量を40重量％
〜95重量％の範囲で含有させると共にポリオキシエチレ
ンラウリルエーテルを５重量％含有させたとき、官能評
価の良好な泡沫を得ることが可能である。
【００３２】次に、油性成分を変化させたときの実施例
について説明する。実施例６〜実施例９は油性成分とし
て炭化水素を使用したものであり、実施例10〜実施例22
は油性成分として脂肪酸エステルを使用したものであ
り、実施例23〜実施例56は油性成分として植物油を使用
したものであり、実施例57〜実施例59は油性成分として
脂肪酸を使用したものであり、実施例60は油性成分とし
て高級アルコールを使用したものである。前記各実施例
に於いて、各油性成分の性質に関わらず、該油性成分の
含有量を40重量％とし、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテルの含有量を５重量％とし、適量の水を加えて100
％の原液とした。この原液を93重量％とし、これに対
し、噴射剤を７重量％加えて泡沫エアゾール組成物を調
製している。
について説明する。実施例６〜実施例９は油性成分とし
て炭化水素を使用したものであり、実施例10〜実施例22
は油性成分として脂肪酸エステルを使用したものであ
り、実施例23〜実施例56は油性成分として植物油を使用
したものであり、実施例57〜実施例59は油性成分として
脂肪酸を使用したものであり、実施例60は油性成分とし
て高級アルコールを使用したものである。前記各実施例
に於いて、各油性成分の性質に関わらず、該油性成分の
含有量を40重量％とし、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテルの含有量を５重量％とし、適量の水を加えて100
％の原液とした。この原液を93重量％とし、これに対
し、噴射剤を７重量％加えて泡沫エアゾール組成物を調
製している。
【００３３】
【表３】
【００３４】表３に示す実施例６は油性成分として流動
パラフィンを用いたものであり、前述した実施例１と同
一である。従って、当然形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例７は油性成分としてスクワランを
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例８は油性成分としてスクワレンを用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例９は油性成分としてα−オレフィンオリゴ
マーを用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能
評価を得ている。このように油性成分として炭化水素を
用いた場合であっても、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。
パラフィンを用いたものであり、前述した実施例１と同
一である。従って、当然形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例７は油性成分としてスクワランを
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例８は油性成分としてスクワレンを用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例９は油性成分としてα−オレフィンオリゴ
マーを用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能
評価を得ている。このように油性成分として炭化水素を
用いた場合であっても、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。
【００３５】実施例10は油性成分としてアジピン酸ジイ
ソプロピルを用いたものであり、この実施例でも形成さ
れた泡沫は良好な官能評価を得ている。
ソプロピルを用いたものであり、この実施例でも形成さ
れた泡沫は良好な官能評価を得ている。
【００３６】
【表４】
【００３７】表４に示す実施例11は油性成分としてオレ
イン酸オレイルを用いたものであり、形成された泡沫は
良好な官能評価を得ている。実施例12は油性成分として
オレイン酸デシルを用いたものであり、形成された泡沫
は良好な官能評価を得ている。実施例13は油性成分とし
てオレイン酸オクチルドデシルを用いたものであり、形
成された泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例14は
油性成分としてオクタン酸セチルを用いたものであり、
形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例15
は油性成分としてステアリン酸オクチルを用いたもので
あり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
イン酸オレイルを用いたものであり、形成された泡沫は
良好な官能評価を得ている。実施例12は油性成分として
オレイン酸デシルを用いたものであり、形成された泡沫
は良好な官能評価を得ている。実施例13は油性成分とし
てオレイン酸オクチルドデシルを用いたものであり、形
成された泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例14は
油性成分としてオクタン酸セチルを用いたものであり、
形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例15
は油性成分としてステアリン酸オクチルを用いたもので
あり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
【００３８】
【表５】
【００３９】表５に示す実施例16は油性成分としてステ
アリン酸ブチルを用いたものであり、形成された泡沫は
良好な官能評価を得ている。実施例17は油性成分として
ミリスチン酸イソプロピルを用いたものであり、形成さ
れた泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例18は油性
成分としてパルミチン酸イソプロピルを用いたものであ
り、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。実施
例19は油性成分としてトリオクタン酸グリセリルを用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例20は油性成分としてトリカプリル酸グリセ
リルを用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能
評価を得ている。
アリン酸ブチルを用いたものであり、形成された泡沫は
良好な官能評価を得ている。実施例17は油性成分として
ミリスチン酸イソプロピルを用いたものであり、形成さ
れた泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例18は油性
成分としてパルミチン酸イソプロピルを用いたものであ
り、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。実施
例19は油性成分としてトリオクタン酸グリセリルを用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例20は油性成分としてトリカプリル酸グリセ
リルを用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能
評価を得ている。
【００４０】
【表６】
【００４１】表６に示す実施例21は油性成分としてトリ
カプリン酸グリセリルを用いたものであり、形成された
泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例22は油性成分
としてトリ（カプリル・カプリン）酸グリセリルを用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。このように油性成分として脂肪酸エステルを用い
た場合であっても、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。
カプリン酸グリセリルを用いたものであり、形成された
泡沫は良好な官能評価を得ている。実施例22は油性成分
としてトリ（カプリル・カプリン）酸グリセリルを用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。このように油性成分として脂肪酸エステルを用い
た場合であっても、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。
【００４２】実施例23は油性成分としてアボガド油を用
いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得
ている。実施例24は油性成分としてアマニ油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例25は油性成分としてアルモンド油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。
いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得
ている。実施例24は油性成分としてアマニ油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例25は油性成分としてアルモンド油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。
【００４３】
【表７】
【００４４】表７に示す実施例26は油性成分としてオリ
ーブ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例27は油性成分として杏仁油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例28は油性成分としてグレープシード油
を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価
を得ている。実施例29は油性成分として米胚芽油を用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例30は油性成分としてコメヌカ油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。
ーブ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例27は油性成分として杏仁油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例28は油性成分としてグレープシード油
を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価
を得ている。実施例29は油性成分として米胚芽油を用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例30は油性成分としてコメヌカ油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。
【００４５】
【表８】
【００４６】表８に示す実施例31は油性成分として小麦
胚芽油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例32は油性成分として胡麻油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例33は油性成分としてサザンカ油を用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例34は油性成分としてサフラワー油を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例35は油性成分として大豆油を用いたものであ
り、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
胚芽油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例32は油性成分として胡麻油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例33は油性成分としてサザンカ油を用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例34は油性成分としてサフラワー油を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例35は油性成分として大豆油を用いたものであ
り、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
【００４７】
【表９】
【００４８】表９に示す実施例36は油性成分としてター
トル油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例37は油性成分として茶油を用
いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得
ている。実施例38は油性成分として月見草油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例39は油性成分としてボレッジ油を用いたもの
であり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
実施例40は油性成分としてツバキ油を用いたものであ
り、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
トル油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例37は油性成分として茶油を用
いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得
ている。実施例38は油性成分として月見草油を用いたも
のであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例39は油性成分としてボレッジ油を用いたもの
であり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
実施例40は油性成分としてツバキ油を用いたものであ
り、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
【００４９】
【表10】
【００５０】表10に示す実施例41は油性成分としてトウ
モロコシ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好
な官能評価を得ている。実施例42は油性成分として菜種
油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例43は油性成分としてトウニン油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例44は油性成分としてハトムギ油を用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例45は油性成分としてヒマシ油を用いたもの
であり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
モロコシ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好
な官能評価を得ている。実施例42は油性成分として菜種
油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例43は油性成分としてトウニン油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例44は油性成分としてハトムギ油を用い
たものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得て
いる。実施例45は油性成分としてヒマシ油を用いたもの
であり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
【００５１】
【表11】
【００５２】表11に示す実施例46は油性成分としてヒマ
ワリ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例47は油性成分としてヘーゼル
ナッツ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な
官能評価を得ている。実施例48は油性成分としてホホバ
油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例49は油性成分としてマカデミアナ
ッツ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例50は油性成分としてミンク油
を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価
を得ている。
ワリ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例47は油性成分としてヘーゼル
ナッツ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な
官能評価を得ている。実施例48は油性成分としてホホバ
油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例49は油性成分としてマカデミアナ
ッツ油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官
能評価を得ている。実施例50は油性成分としてミンク油
を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価
を得ている。
【００５３】
【表12】
【００５４】表12に示す実施例51は油性成分としてメド
ウホーム油を用いたものであり、形成された泡沫は良好
な官能評価を得ている。実施例52は油性成分として綿実
油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例53は油性成分としてベニバナ油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例54は油性成分として落花生油を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例55は油性成分としてローズヒップ油を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。
ウホーム油を用いたものであり、形成された泡沫は良好
な官能評価を得ている。実施例52は油性成分として綿実
油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評
価を得ている。実施例53は油性成分としてベニバナ油を
用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を
得ている。実施例54は油性成分として落花生油を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例55は油性成分としてローズヒップ油を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。
【００５５】
【表13】
【００５６】表13に示す実施例56は油性成分としてパー
ム油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能
評価を得ている。このように油性成分として植物油を用
いた場合であっても、形成された泡沫は良好な官能評価
を得ている。
ム油を用いたものであり、形成された泡沫は良好な官能
評価を得ている。このように油性成分として植物油を用
いた場合であっても、形成された泡沫は良好な官能評価
を得ている。
【００５７】実施例57は油性成分としてオレイン酸を用
いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得
ている。実施例58は油性成分としてリノール酸を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例59は油性成分としてリノレン酸を用いたもの
であり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
このように油性成分として脂肪酸を用いた場合であって
も、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
いたものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得
ている。実施例58は油性成分としてリノール酸を用いた
ものであり、形成された泡沫は良好な官能評価を得てい
る。実施例59は油性成分としてリノレン酸を用いたもの
であり、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
このように油性成分として脂肪酸を用いた場合であって
も、形成された泡沫は良好な官能評価を得ている。
【００５８】実施例60は油性成分として高級アルコール
であるオレイルアルコールを用いたものである。このよ
うに高級アルコールを用いた場合であっても形成された
泡沫は良好な官能評価を得ている。
であるオレイルアルコールを用いたものである。このよ
うに高級アルコールを用いた場合であっても形成された
泡沫は良好な官能評価を得ている。
【００５９】上記各実施例では、夫々油性成分の性質を
代えた場合について泡沫を形成すると共に形成された泡
沫の官能評価を行ったが、泡沫の安定化をはかる成分と
してポリオキシエチレンラウリルエーテルを用いたこと
によって、泡沫を皮膚に適用した場合、使用後のベタツ
キがなく、さわやかな使用感を得ることが出来た。この
ため、化粧料として利用した場合に有利である。
代えた場合について泡沫を形成すると共に形成された泡
沫の官能評価を行ったが、泡沫の安定化をはかる成分と
してポリオキシエチレンラウリルエーテルを用いたこと
によって、泡沫を皮膚に適用した場合、使用後のベタツ
キがなく、さわやかな使用感を得ることが出来た。この
ため、化粧料として利用した場合に有利である。
【００６０】上記泡沫エアゾール組成物を化粧料として
利用する場合、夫々目的の化粧料に応じて、界面活性剤
や紫外線吸収剤，酸化防止剤，防腐剤，殺菌剤，樹脂，
粉体，着色料，アルコール，多価アルコール，シリコー
ン，香料等を選択的に添加することが必要である。
利用する場合、夫々目的の化粧料に応じて、界面活性剤
や紫外線吸収剤，酸化防止剤，防腐剤，殺菌剤，樹脂，
粉体，着色料，アルコール，多価アルコール，シリコー
ン，香料等を選択的に添加することが必要である。
【００６１】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
泡沫エアゾール組成物では、40重量％〜95重量％と油性
成分の多い原液にポリオキシエチレンラウリルエーテル
を0.1重量％〜20重量％の範囲内で含有させることで、
破泡の少ない安定した泡質を有する泡沫を形成すること
が出来る。
泡沫エアゾール組成物では、40重量％〜95重量％と油性
成分の多い原液にポリオキシエチレンラウリルエーテル
を0.1重量％〜20重量％の範囲内で含有させることで、
破泡の少ない安定した泡質を有する泡沫を形成すること
が出来る。
【００６２】特に、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルを使用することによって、皮膚に適用したとき、ベタ
ツキ感がなくさわやかな使用感を得ることが出来る。こ
のため、シリコーンに代表される高分子を含有したもの
と比較して有利である。
ルを使用することによって、皮膚に適用したとき、ベタ
ツキ感がなくさわやかな使用感を得ることが出来る。こ
のため、シリコーンに代表される高分子を含有したもの
と比較して有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ１１Ｄ 3/20 Ｃ１１Ｄ 3/20 3/37 3/37 17/08 17/08 Ｆターム(参考） 4C076 AA24 BB31 DD09 DD34 DD35 DD37 DD39 DD41 DD45 DD46 DD47 EE53 FF16 FF70 4C083 AA122 AB052 AC011 AC022 AC082 AC171 AC182 AC252 AC352 AC372 AC392 AC811 AD022 BB11 BB49 DD08 EE06 EE07 4H003 AC08 BA20 DA02 EB02 EB04 EB07 EB09 EB29 EB43 ED02 FA20 FA21
Claims (2)
- 【請求項１】 ポリオキシエチレンラウリルエーテル0.
1重量％乃至20重量％、油性成分40重量％乃至95重量
％、及び水からなる泡沫エアゾール組成物。 - 【請求項２】 噴射剤として、液化石油ガス，ジメチル
エーテル，窒素ガス，二酸化炭素，酸素ガス，亜酸化窒
素ガス，ＣＦＣ，ＨＦＣ，ＨＣＦＣのなかから選択され
た１種又は２種以上の成分を0.1重量％乃至20重量％を
配合した請求項１に記載した泡沫エアゾール組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11176540A JP2001002526A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 泡沫エアゾール組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11176540A JP2001002526A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 泡沫エアゾール組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001002526A true JP2001002526A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16015389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11176540A Pending JP2001002526A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 泡沫エアゾール組成物 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2001002526A (ja) |
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-
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