JP2004331610A - 油状泡沫性uvケア化粧料組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】UVケア化粧料の形態としては、乳化タイプ、オイルタイプ、スティックタイプなどがあるが、液状のものは化粧料を容器から取り出す際、液だれがあり、またスティックタイプ、クリームタイプのものはのびが悪く均一に皮膚に塗布するのが困難であるといった問題がある。さらにO/W乳化タイプのものは汗をかいたり、水と接触すると流れ落ちてしまい、逐次塗り直さなければならないという問題点がある。本発明は、油系およびW/O乳化型のUVケア化粧料の製造において、起泡力が十分良く、また塗布性、使用感も良好でありかつ耐水性を兼ね備えたUVケア化粧料を作成することを目的とする。
【解決手段】油系の基剤に発泡助剤として脂肪酸有機酸グリセリドを含有することにより上記課題を解決する。
【解決手段】油系の基剤に発泡助剤として脂肪酸有機酸グリセリドを含有することにより上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、泡沫状にして使用するUVケア化粧料組成物およびそれを含有する化粧料に関するものであり、その目的としては泡状にすることで液だれがなく、塗布したいポイントへ正確に塗布でき、のびが良くて使用感も良好でさらに水落ちしにくいという特徴を持ったUVケア化粧料を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
UVケア化粧料は太陽光線中のUVB、UVAの領域の紫外線をカットすることにより紫外線による悪影響から肌を守ることを目的とした日焼け止め化粧料と、UVBの影響による紅斑を起こすことなく均一で美しい小麦色の肌をつくることを目的としたサンタン化粧料とに大別できる。UVケア化粧料の形態としては、乳化タイプ、オイルタイプ、スティックタイプなどがある。
しかしながら、液状のものは化粧料を容器から取り出す際、液だれがあり、またスティックタイプ、クリームタイプのものはのびが悪く均一に皮膚に塗布するのが困難であるといった問題があった。
さらにO/W乳化タイプのものは特に、汗をかいたり、プールや海に入るなど水と接触すると流れ落ちてしまい、逐次塗り直さなければならないという問題点があった。
これを回避する方法として、液剤を起泡させる技術が種々考案されているが、多くの場合は水系の基剤や、O/W乳化タイプの基剤を起泡せしめる技術であり、先に述べたように水落ちしやすいという問題点を抱えていた。
【0003】
また、一部油系の基剤を起泡させるといった技術も報告されているが、いまだ十分な性能には至っていない。
例えばデキストリン脂肪酸エステルを発泡助剤として用い油状泡沫性エアゾールを調製する技術(例えば、特許文献1参照。)では起泡性の良好なエアゾール組成物が得られるものの、デキストリン脂肪酸エステルが油脂をゲル化、増粘させる特性も併せ持つことから調製されるエアゾールの物性が硬く、塗布しづらくて、粘度が高いことに起因して使用感も重いという問題点があった。
また、ポリオキシエチレン系の非イオン性界面活性剤を使用して同様に泡沫性エアゾールを調製する技術(例えば、特許文献2参照。)では、得られる原液が水に対して自己乳化性を持つため、耐水性を必要とするUVケア化粧料には不向きであるといった問題点があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−277954号公報(第2−5頁)
【特許文献2】
特開2002−187830号公報(第3−7頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況に鑑み、油系およびW/O乳化型のUVケア化粧料の製造において、起泡力が十分良く、また塗布性、使用感も良好でありかつ耐水性を兼ね備えたUVケア化粧料を作成することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意努力を重ねた結果、発泡助剤として脂肪酸有機酸グリセリドを含有することにより起泡性、塗布性、使用感、持続性の優れたUVケア化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
以下、本発明について詳述する。
【0008】
本発明におけるUVケア化粧料とは、1種以上の紫外線吸収剤と1種以上の紫外線散乱剤を単独または組合せて使用し、有害な紫外線から肌を守る効果を有するものを指し、太陽光線中のUVB、UVAの領域の紫外線をカットすることにより紫外線による悪影響から肌を守ることを目的とした日焼け止め化粧料と、UVBの影響による紅斑を起こすことなく均一で美しい小麦色の肌をつくることを目的としたサンタン化粧料とに大別され、具体的にはサンオイル、日焼け止め乳液、日焼け止めクリーム、セルフタンニング化粧料等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては例えばパラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、シノキサート、2,5−ジイソプロピル桂皮酸メチル、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸オクチル,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン、p−アミノ安息香酸、グリセリル−p−安息香酸、エチルジヒドロキシプロピル−p−安息香酸、N−ジメチル−p−アミノ安息香酸アミル、オクチルジメチル−p−安息香酸等などが挙げられる。これらのうち、皮膚への安全性の面から桂皮酸誘導体、サリチル酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体が好ましく、油状成分への溶解性の点から桂皮酸誘導体、サリチル酸誘導体がさらに好ましく、紫外線吸収の効果が高いことからパラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシルがもっとも好ましい。
また紫外線散乱剤としては酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられる。本発明では基剤として油状成分を用いているためこれら紫外線散乱剤は油剤分散性を向上させるように表面疎水化処理をされたものを用いるのが望ましく、紫外線散乱の効果の点から酸化チタンが好ましい。
【0009】
本発明で用いられる油状成分は一般に化粧料原料として使用されている炭化水素類、エステル油類、トリグリセライド類、高級アルコール類、シリコーン類などであり、炭化水素類としては例えば流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレンが挙げられるがこれに限定するものではない。
エステル油類としては例えばホホバ油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オクチルドデシル等が挙げられるがこれらに限定するものではない。
トリグリセライド類としては例えばサフラワー油、アボガド油、小麦胚芽油、ナタネ油、大豆油、アボガド油、ヒマシ油、オリーブ油、アマニ油、パーム油、ヤシ油、トウモロコシ油、ゴマ油、ツバキ油、サザンカ油、茶油、ヘーゼルナッツ油、アカデミアナッツ油、メドフォーム油、ラッカセイ油、パーシック油、カカオ脂、シア脂、牛脂、豚脂、トリイソオクタングリセリル、トリ(カプリル・カプリン)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル等が挙げられる。
高級アルコール類としては例えばラウリルアルコール、セチルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルドデカノール、ホホバアルコール等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
シリコーン類としてはジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン等が挙げられる。
また、これらを水素添加処理、エステル交換処理、分別処理したものを用いても良い。これらは単独で使用してもよいし、2種以上を混合して用いることもできる。
本発明において、好ましい油状成分は起泡の安定性、起泡助剤の溶解性の点から炭化水素類、トリグリセライド類、エステル油類が好ましい。また、使用感の点で好ましい環状シリコン類も組合わせて配合することが可能である。
【0010】
前記油性成分の化粧料組成物中における配合量は特に限定するものではないが、好ましくは油状泡沫性UV化粧料組成物全量中の10〜99重量%であり、さらに好ましくは30〜95重量%である。
【0011】
本発明で用いられる脂肪酸有機酸グリセリドの有機酸は特に限定するものではないが、コハク酸、クエン酸、乳酸、酢酸、ジアセチル酒石酸のいずれかであることが起泡性が良好である点から好ましく、さらに起泡性が良好である点からコハク酸、クエン酸のいずれかであることがより好ましい。また、脂肪酸有機酸グリセリドの脂肪酸は炭素数8〜22の飽和および不飽和脂肪酸をさし、これらの炭素鎖は直鎖状あっても分枝状であっても良い。
本発明でいうところの脂肪酸有機酸グリセリドとは前記有機酸がグリセリン脂肪酸エステルに1個または2個結合しているものであり、有機酸が複数結合している場合において、それら有機酸は同一であっても良いし、異なるものであっても良い。
特に限定するものではないが、例えばオレイン酸クエン酸グリセリド、オレイン酸コハク酸グリセリド、ステアリン酸ジアセチル酒石酸グリセリド、カプリル酸乳酸グリセリド、エルカ酸ジアセチル酒石酸グリセリド等が挙げられ、起泡性の点より好ましくはオレイン酸クエン酸グリセリド、オレイン酸コハク酸グリセリドが挙げられる。
これら脂肪酸有機酸グリセリドのHLBは5〜15の範囲、さらに好ましくは7〜12の範囲であることが起泡性の点より望ましい。HLBがこの範囲外のものを使用すると、調製した油状泡沫性UV化粧料の起泡性が著しく乏しくなってしまう場合がある。
使用する温度条件等により任意に脂肪酸有機酸グリセリドの脂肪酸部分を選択することができる。通常の使用条件下である5〜35℃近辺では、脂肪酸として不飽和脂肪酸、例えばオレイン酸やエライジン酸を有する脂肪酸有機酸グリセリドを用いると、化粧料組成物中で結晶化せずに起泡性を十分に保つことができる点より好ましい。
【0012】
前記脂肪酸有機酸グリセリドの化粧料組成物中における配合量は特に限定するものではないが、好ましくは化粧料組成全量中の0.01重量%から50重量%であり、さらに好ましくは1.0重量%から15重量%であり、最も好ましくは、5〜10%である。
また脂肪酸有機酸グリセリドは剤型がW/O型、オイル型のどちらの場合においても油脂へ添加されることが均一溶解の点より望ましい。起泡助剤の油脂への添加方法については特に限定するものではなく、油脂中に起泡助剤が均一に溶解する方法であれば良い。
【0013】
本発明に使用される噴射剤は、通常エアゾール化粧料に用いられる噴射剤を用いることができる。具体的にはプロパン、イソブタン、ノルマルブタンおよびその混合物である液化天然ガス(LPG)、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロメタン等のクロロフルオロカーボン類、ジメチルエーテル、窒素ガス、亜酸化窒素ガス、炭酸ガス等が挙げられ、良好な起泡性の点より液化天然ガスが好ましい。これらは単独でまたは2種類以上を混合して用いることができる。
配合量は2.0重量%から90.0重量%、好ましくは5.0重量%から15.0重量%であり、配合量2.0%以下では起泡性が低下する場合がある。
【0014】
本発明の油状泡沫性UV化粧料組成物には、上記の成分の他に本発明の目的を達成する範囲で他の成分を適宜配合することができる。例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシポロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、アルキルリン酸等の界面活性剤、防腐剤、色剤、酸化防止剤、香料、薬剤、アルコール、保湿剤等が挙げられる。
次に本発明を実施例に基づき説明する。なお、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0015】
【実施例】
UVケア化粧料の一例として、サンオイルにおける本発明の効果を確認した。表1および表2に記した実施例1〜6、比較例1〜5の組成からなる泡沫性サンオイルを以下の要領により調製した。
噴射剤を除く原液90gを均一に溶解したものをエアゾール用耐圧容器に充填し、エアゾール用バルブをクリンプした後、噴射剤としてLPG10gを充填した。
【0016】
得られた泡沫性サンオイルの物性評価として下記の項目について試験を行った。
【0017】
(起泡性)
◎;起泡性、泡持ちが非常に良い
○;起泡性、泡持ちが良い
△;起泡性、泡持ちがあまり良くない
×;起泡しない
(取り出し易さ)
◎;液ダレすることなく手の平または塗布部に取り出すことができる
○;ほとんど液ダレすることなく手の平または塗布部に取り出すことができる
△;手の平または塗布部に取り出すときに液ダレしやすい
×;液ダレして非常に取り出しにくい
(塗り易さ)
◎;のびがよく非常に塗り易い
○;塗り易い
△;もったりしていてややのびが悪い
×;硬くてのびが悪く塗りにくい
(使用感)
◎;さらりとしていて使用感が非常に良い
○;使用感が良い
△;ややもったりしている
×;使用感が重く、悪い
(持続性)
◎;汗や水に流れ落ちず持続性が非常に高い
○;汗や水に流れ落ちににくく持続性がある
△;汗や水に流れ落ちやすく持続性があまりない
×;水に対して乳化しやすく持続性がない
【0018】
【表1】実施例(泡沫性サンオイル)
【0019】
【表2】比較例
【0020】
表1、表2の結果から本発明に係る泡沫性サンオイルは取り出し性、塗布性・使用感に優れた持続性の高いサンオイルであることが分かる。なお、本実施例で調製した泡沫性サンオイルは本来の効果を十分に有するものであった。
【0021】
以下、本発明に係る油状泡沫性UVケア化粧料のその他の実施例を挙げる。
【0022】
(実施例7)泡沫性サンスクリーン化粧料 (g)
(1)エルカ酸コハク酸グリセリド(HLB=6.0) 10.0
(2)酸化チタン(疎水化処理品) 5.0
(3)トリ(カプリル・カプリン)グリセリル 20.0
(4)オリーブオイル 12.0
(5)揮発性環状シリコーン 9.0
(6)スクワラン 4.0
(7)パラベン 適量
(8)香料 適量
(9)精製水 30.0
(10)ジプロピレングリコール 5.0
(11)LPG 10.0
製法
60℃に加熱して溶解した(1)〜(8)に、均一に混合して60℃に加温した(9)〜(10)を加えていき、ホモミキサーで乳化する。エアゾール缶に充填後、バルブをクリンプし(11)を添加し、泡沫性サンスクリーン化粧料を調製した。なお、本実施例で調製した泡沫性サンスクリーン化粧料は本来の効果を十分に有するものであった。
【0023】
(実施例8)泡沫性サンスクリーン化粧料 (g)
(1)オレイン酸コハク酸グリセリド(HLB=6.0) 10.0
(2)パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシルエステル 5.0
(3)オクタン酸セチル 15.0
(4)揮発性環状シリコーン 15.0
(5)オリーブオイル 12.0
(6)パラベン 適量
(7)香料 適量
(8)精製水 30.0
(9)ジプロピレングリコール 5.0
(10)LPG 10.0
製法
60℃に加熱して溶解した(1)〜(7)に、均一にして60℃に加温した(8)〜(9)を加えていき、ホモミキサーで乳化する。エアゾール缶に充填後、バルブをクリンプし(10)を添加し、泡沫性サンスクリーン化粧料を調製した。なお、本実施例で調製した泡沫性サンスクリーン化粧料は本来の効果を十分に有するものであった。
【0024】
(実施例9)泡沫性サンタン化粧料 (g)
(1)オレイン酸コハク酸グリセリド(HLB=6.0) 10.0
(2)流動パラフィン 34.0
(3)揮発性環状シリコーン 20.5
(4)パルミチン酸イソプロピル 18.0
(5)ヤシ油 7.0
(6)パラメトキシ桂皮酸オクチル 2.0
(7)アロエベラエキス 0.5
(8)酢酸トコフェロール 適量
(9)パラベン 適量
(10)香料 適量
(11)LPG 10.0
製法
60℃に加熱して溶解した(1)〜(10)に、均一にしてエアゾール缶に充填後、バルブをクリンプし(11)を添加し、泡沫性サンタン化粧料を調製した。なお、本実施例で調製した泡沫性サンタン化粧料は本来の効果を十分に有するものであった。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るムース状UVケア化粧料は泡状の剤形をとることにより取り出しやすく、また塗布性・使用感に優れた物性を与えると同時に汗や水に流れ落ちることなく持続性の高いUVケア化粧料である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、泡沫状にして使用するUVケア化粧料組成物およびそれを含有する化粧料に関するものであり、その目的としては泡状にすることで液だれがなく、塗布したいポイントへ正確に塗布でき、のびが良くて使用感も良好でさらに水落ちしにくいという特徴を持ったUVケア化粧料を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
UVケア化粧料は太陽光線中のUVB、UVAの領域の紫外線をカットすることにより紫外線による悪影響から肌を守ることを目的とした日焼け止め化粧料と、UVBの影響による紅斑を起こすことなく均一で美しい小麦色の肌をつくることを目的としたサンタン化粧料とに大別できる。UVケア化粧料の形態としては、乳化タイプ、オイルタイプ、スティックタイプなどがある。
しかしながら、液状のものは化粧料を容器から取り出す際、液だれがあり、またスティックタイプ、クリームタイプのものはのびが悪く均一に皮膚に塗布するのが困難であるといった問題があった。
さらにO/W乳化タイプのものは特に、汗をかいたり、プールや海に入るなど水と接触すると流れ落ちてしまい、逐次塗り直さなければならないという問題点があった。
これを回避する方法として、液剤を起泡させる技術が種々考案されているが、多くの場合は水系の基剤や、O/W乳化タイプの基剤を起泡せしめる技術であり、先に述べたように水落ちしやすいという問題点を抱えていた。
【0003】
また、一部油系の基剤を起泡させるといった技術も報告されているが、いまだ十分な性能には至っていない。
例えばデキストリン脂肪酸エステルを発泡助剤として用い油状泡沫性エアゾールを調製する技術(例えば、特許文献1参照。)では起泡性の良好なエアゾール組成物が得られるものの、デキストリン脂肪酸エステルが油脂をゲル化、増粘させる特性も併せ持つことから調製されるエアゾールの物性が硬く、塗布しづらくて、粘度が高いことに起因して使用感も重いという問題点があった。
また、ポリオキシエチレン系の非イオン性界面活性剤を使用して同様に泡沫性エアゾールを調製する技術(例えば、特許文献2参照。)では、得られる原液が水に対して自己乳化性を持つため、耐水性を必要とするUVケア化粧料には不向きであるといった問題点があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−277954号公報(第2−5頁)
【特許文献2】
特開2002−187830号公報(第3−7頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況に鑑み、油系およびW/O乳化型のUVケア化粧料の製造において、起泡力が十分良く、また塗布性、使用感も良好でありかつ耐水性を兼ね備えたUVケア化粧料を作成することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意努力を重ねた結果、発泡助剤として脂肪酸有機酸グリセリドを含有することにより起泡性、塗布性、使用感、持続性の優れたUVケア化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
以下、本発明について詳述する。
【0008】
本発明におけるUVケア化粧料とは、1種以上の紫外線吸収剤と1種以上の紫外線散乱剤を単独または組合せて使用し、有害な紫外線から肌を守る効果を有するものを指し、太陽光線中のUVB、UVAの領域の紫外線をカットすることにより紫外線による悪影響から肌を守ることを目的とした日焼け止め化粧料と、UVBの影響による紅斑を起こすことなく均一で美しい小麦色の肌をつくることを目的としたサンタン化粧料とに大別され、具体的にはサンオイル、日焼け止め乳液、日焼け止めクリーム、セルフタンニング化粧料等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては例えばパラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、シノキサート、2,5−ジイソプロピル桂皮酸メチル、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸オクチル,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン、p−アミノ安息香酸、グリセリル−p−安息香酸、エチルジヒドロキシプロピル−p−安息香酸、N−ジメチル−p−アミノ安息香酸アミル、オクチルジメチル−p−安息香酸等などが挙げられる。これらのうち、皮膚への安全性の面から桂皮酸誘導体、サリチル酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体が好ましく、油状成分への溶解性の点から桂皮酸誘導体、サリチル酸誘導体がさらに好ましく、紫外線吸収の効果が高いことからパラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシルがもっとも好ましい。
また紫外線散乱剤としては酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられる。本発明では基剤として油状成分を用いているためこれら紫外線散乱剤は油剤分散性を向上させるように表面疎水化処理をされたものを用いるのが望ましく、紫外線散乱の効果の点から酸化チタンが好ましい。
【0009】
本発明で用いられる油状成分は一般に化粧料原料として使用されている炭化水素類、エステル油類、トリグリセライド類、高級アルコール類、シリコーン類などであり、炭化水素類としては例えば流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレンが挙げられるがこれに限定するものではない。
エステル油類としては例えばホホバ油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オクチルドデシル等が挙げられるがこれらに限定するものではない。
トリグリセライド類としては例えばサフラワー油、アボガド油、小麦胚芽油、ナタネ油、大豆油、アボガド油、ヒマシ油、オリーブ油、アマニ油、パーム油、ヤシ油、トウモロコシ油、ゴマ油、ツバキ油、サザンカ油、茶油、ヘーゼルナッツ油、アカデミアナッツ油、メドフォーム油、ラッカセイ油、パーシック油、カカオ脂、シア脂、牛脂、豚脂、トリイソオクタングリセリル、トリ(カプリル・カプリン)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル等が挙げられる。
高級アルコール類としては例えばラウリルアルコール、セチルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルドデカノール、ホホバアルコール等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
シリコーン類としてはジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン等が挙げられる。
また、これらを水素添加処理、エステル交換処理、分別処理したものを用いても良い。これらは単独で使用してもよいし、2種以上を混合して用いることもできる。
本発明において、好ましい油状成分は起泡の安定性、起泡助剤の溶解性の点から炭化水素類、トリグリセライド類、エステル油類が好ましい。また、使用感の点で好ましい環状シリコン類も組合わせて配合することが可能である。
【0010】
前記油性成分の化粧料組成物中における配合量は特に限定するものではないが、好ましくは油状泡沫性UV化粧料組成物全量中の10〜99重量%であり、さらに好ましくは30〜95重量%である。
【0011】
本発明で用いられる脂肪酸有機酸グリセリドの有機酸は特に限定するものではないが、コハク酸、クエン酸、乳酸、酢酸、ジアセチル酒石酸のいずれかであることが起泡性が良好である点から好ましく、さらに起泡性が良好である点からコハク酸、クエン酸のいずれかであることがより好ましい。また、脂肪酸有機酸グリセリドの脂肪酸は炭素数8〜22の飽和および不飽和脂肪酸をさし、これらの炭素鎖は直鎖状あっても分枝状であっても良い。
本発明でいうところの脂肪酸有機酸グリセリドとは前記有機酸がグリセリン脂肪酸エステルに1個または2個結合しているものであり、有機酸が複数結合している場合において、それら有機酸は同一であっても良いし、異なるものであっても良い。
特に限定するものではないが、例えばオレイン酸クエン酸グリセリド、オレイン酸コハク酸グリセリド、ステアリン酸ジアセチル酒石酸グリセリド、カプリル酸乳酸グリセリド、エルカ酸ジアセチル酒石酸グリセリド等が挙げられ、起泡性の点より好ましくはオレイン酸クエン酸グリセリド、オレイン酸コハク酸グリセリドが挙げられる。
これら脂肪酸有機酸グリセリドのHLBは5〜15の範囲、さらに好ましくは7〜12の範囲であることが起泡性の点より望ましい。HLBがこの範囲外のものを使用すると、調製した油状泡沫性UV化粧料の起泡性が著しく乏しくなってしまう場合がある。
使用する温度条件等により任意に脂肪酸有機酸グリセリドの脂肪酸部分を選択することができる。通常の使用条件下である5〜35℃近辺では、脂肪酸として不飽和脂肪酸、例えばオレイン酸やエライジン酸を有する脂肪酸有機酸グリセリドを用いると、化粧料組成物中で結晶化せずに起泡性を十分に保つことができる点より好ましい。
【0012】
前記脂肪酸有機酸グリセリドの化粧料組成物中における配合量は特に限定するものではないが、好ましくは化粧料組成全量中の0.01重量%から50重量%であり、さらに好ましくは1.0重量%から15重量%であり、最も好ましくは、5〜10%である。
また脂肪酸有機酸グリセリドは剤型がW/O型、オイル型のどちらの場合においても油脂へ添加されることが均一溶解の点より望ましい。起泡助剤の油脂への添加方法については特に限定するものではなく、油脂中に起泡助剤が均一に溶解する方法であれば良い。
【0013】
本発明に使用される噴射剤は、通常エアゾール化粧料に用いられる噴射剤を用いることができる。具体的にはプロパン、イソブタン、ノルマルブタンおよびその混合物である液化天然ガス(LPG)、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロメタン等のクロロフルオロカーボン類、ジメチルエーテル、窒素ガス、亜酸化窒素ガス、炭酸ガス等が挙げられ、良好な起泡性の点より液化天然ガスが好ましい。これらは単独でまたは2種類以上を混合して用いることができる。
配合量は2.0重量%から90.0重量%、好ましくは5.0重量%から15.0重量%であり、配合量2.0%以下では起泡性が低下する場合がある。
【0014】
本発明の油状泡沫性UV化粧料組成物には、上記の成分の他に本発明の目的を達成する範囲で他の成分を適宜配合することができる。例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシポロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、アルキルリン酸等の界面活性剤、防腐剤、色剤、酸化防止剤、香料、薬剤、アルコール、保湿剤等が挙げられる。
次に本発明を実施例に基づき説明する。なお、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0015】
【実施例】
UVケア化粧料の一例として、サンオイルにおける本発明の効果を確認した。表1および表2に記した実施例1〜6、比較例1〜5の組成からなる泡沫性サンオイルを以下の要領により調製した。
噴射剤を除く原液90gを均一に溶解したものをエアゾール用耐圧容器に充填し、エアゾール用バルブをクリンプした後、噴射剤としてLPG10gを充填した。
【0016】
得られた泡沫性サンオイルの物性評価として下記の項目について試験を行った。
【0017】
(起泡性)
◎;起泡性、泡持ちが非常に良い
○;起泡性、泡持ちが良い
△;起泡性、泡持ちがあまり良くない
×;起泡しない
(取り出し易さ)
◎;液ダレすることなく手の平または塗布部に取り出すことができる
○;ほとんど液ダレすることなく手の平または塗布部に取り出すことができる
△;手の平または塗布部に取り出すときに液ダレしやすい
×;液ダレして非常に取り出しにくい
(塗り易さ)
◎;のびがよく非常に塗り易い
○;塗り易い
△;もったりしていてややのびが悪い
×;硬くてのびが悪く塗りにくい
(使用感)
◎;さらりとしていて使用感が非常に良い
○;使用感が良い
△;ややもったりしている
×;使用感が重く、悪い
(持続性)
◎;汗や水に流れ落ちず持続性が非常に高い
○;汗や水に流れ落ちににくく持続性がある
△;汗や水に流れ落ちやすく持続性があまりない
×;水に対して乳化しやすく持続性がない
【0018】
【表1】実施例(泡沫性サンオイル)
【0019】
【表2】比較例
【0020】
表1、表2の結果から本発明に係る泡沫性サンオイルは取り出し性、塗布性・使用感に優れた持続性の高いサンオイルであることが分かる。なお、本実施例で調製した泡沫性サンオイルは本来の効果を十分に有するものであった。
【0021】
以下、本発明に係る油状泡沫性UVケア化粧料のその他の実施例を挙げる。
【0022】
(実施例7)泡沫性サンスクリーン化粧料 (g)
(1)エルカ酸コハク酸グリセリド(HLB=6.0) 10.0
(2)酸化チタン(疎水化処理品) 5.0
(3)トリ(カプリル・カプリン)グリセリル 20.0
(4)オリーブオイル 12.0
(5)揮発性環状シリコーン 9.0
(6)スクワラン 4.0
(7)パラベン 適量
(8)香料 適量
(9)精製水 30.0
(10)ジプロピレングリコール 5.0
(11)LPG 10.0
製法
60℃に加熱して溶解した(1)〜(8)に、均一に混合して60℃に加温した(9)〜(10)を加えていき、ホモミキサーで乳化する。エアゾール缶に充填後、バルブをクリンプし(11)を添加し、泡沫性サンスクリーン化粧料を調製した。なお、本実施例で調製した泡沫性サンスクリーン化粧料は本来の効果を十分に有するものであった。
【0023】
(実施例8)泡沫性サンスクリーン化粧料 (g)
(1)オレイン酸コハク酸グリセリド(HLB=6.0) 10.0
(2)パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシルエステル 5.0
(3)オクタン酸セチル 15.0
(4)揮発性環状シリコーン 15.0
(5)オリーブオイル 12.0
(6)パラベン 適量
(7)香料 適量
(8)精製水 30.0
(9)ジプロピレングリコール 5.0
(10)LPG 10.0
製法
60℃に加熱して溶解した(1)〜(7)に、均一にして60℃に加温した(8)〜(9)を加えていき、ホモミキサーで乳化する。エアゾール缶に充填後、バルブをクリンプし(10)を添加し、泡沫性サンスクリーン化粧料を調製した。なお、本実施例で調製した泡沫性サンスクリーン化粧料は本来の効果を十分に有するものであった。
【0024】
(実施例9)泡沫性サンタン化粧料 (g)
(1)オレイン酸コハク酸グリセリド(HLB=6.0) 10.0
(2)流動パラフィン 34.0
(3)揮発性環状シリコーン 20.5
(4)パルミチン酸イソプロピル 18.0
(5)ヤシ油 7.0
(6)パラメトキシ桂皮酸オクチル 2.0
(7)アロエベラエキス 0.5
(8)酢酸トコフェロール 適量
(9)パラベン 適量
(10)香料 適量
(11)LPG 10.0
製法
60℃に加熱して溶解した(1)〜(10)に、均一にしてエアゾール缶に充填後、バルブをクリンプし(11)を添加し、泡沫性サンタン化粧料を調製した。なお、本実施例で調製した泡沫性サンタン化粧料は本来の効果を十分に有するものであった。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るムース状UVケア化粧料は泡状の剤形をとることにより取り出しやすく、また塗布性・使用感に優れた物性を与えると同時に汗や水に流れ落ちることなく持続性の高いUVケア化粧料である。
Claims (4)
- 脂肪酸有機酸グリセリドおよび油状成分と、紫外線吸収剤および/または紫外線散乱剤を含有することを特徴とする油状泡沫性UVケア化粧料組成物。
- 脂肪酸有機酸グリセリドのHLBが5〜15である請求項1記載の油状泡沫性UVケア化粧料組成物。
- 脂肪酸有機酸グリセリドの構成脂肪酸が炭素数8〜22の飽和または不飽和脂肪酸である請求項1または2記載の油状泡沫性UVケア化粧料組成物。
- 請求項1〜3のいずれか記載の油状泡沫性UVケア化粧料組成物を含有する化粧料。
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-
2003
- 2003-05-09 JP JP2003132038A patent/JP2004331610A/ja active Pending
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