JPS60124646A - フェノ−ル樹脂組成物 - Google Patents

フェノ−ル樹脂組成物

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JPS60124646A
JPS60124646A JP23141483A JP23141483A JPS60124646A JP S60124646 A JPS60124646 A JP S60124646A JP 23141483 A JP23141483 A JP 23141483A JP 23141483 A JP23141483 A JP 23141483A JP S60124646 A JPS60124646 A JP S60124646A
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JP
Japan
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glass fibers
phenolic resin
fibers
wear
heat resistance
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JP23141483A
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English (en)
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JPH0349935B2 (ja
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Tetsuo Aso
麻生 哲夫
Takeshi Kato
健 加藤
Yoshio Fukuda
福田 芳夫
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ノボラックあるいはレゾールタイプのフェノ
ール樹脂組成物に関し、フェノール樹脂に、ガラス繊維
、有機天然繊維、シリカ粉末を全量に対し40〜60 
wtlで、三成分の組成比が40〜60/20〜40/
10〜30 wtlとなる様に配合して成ることを特徴
とするフェノール樹脂成形材料に係わるものである。
従来よシ、パルプ、布細片、布粉砕物等の有機天然繊維
とフェノール樹脂を配合して成るフェノール樹脂成形材
料を成形して得られる成形品は、摩耗性、強度に優れ、
電気、自動車分野に於て、各種スイッチ部品、電装部品
等に使われてきた。
しかし乍ら、自動車分野を始めとして、使用される部品
の耐熱性向上指向から、耐熱性、耐摩耗性、強度に優れ
る材料の開発が強く望まれていた。
ガラス繊維あるいはガラス繊維と無機充填材を配合した
耐熱性に優れるフェノール樹脂成形材料は数多く上布さ
れているが、摩耗性に問題があるものであった。又、ガ
ラス繊維と有機天然繊維の二成分のみを配合したフェノ
ール樹脂成形材料も、ある程度、摩耗は、J・さくなる
ものの実用性に乏しいものであった。
そこで、我々は、鋭意研究を重ねる中で、充填材に第3
成分としてシリカ粉末を配合すると、耐熱性、強度を損
わずに摩耗性が著しく向上する事を見い出し、本発明に
至ったものである。
こ\で用いられるフェノール樹脂は、ノボラックでもレ
ゾールでも、あるいはこれらの変成したものでも使用す
る事ができる。
又、必要に応じて、これ等の二種あるいは二種以上の併
用も可能である。ノボラック樹脂の場合、ハイオルソノ
ボラック単独あるいはランダムノボラックとの併用によ
シ速硬ル性にする事もできる。
レゾール樹脂の場合、メツロール型、ジメチレンエーテ
ル型いずれも又 の併用も可能であシ、特にジメチレン
エーテル型のものを使用すれば、硬化性と熱安定性に優
れた成形材料とする事が可能である。レゾール樹脂を使
用した成形材料は、ノボラック樹脂の様に硬化剤として
ヘキサメチレンテトラミンを使用しないので、硬化時に
アンモニアを副生ずる事がなく、金属特に銅あるいは銅
合金を組み合わせて使用される部品では、腐蝕が非常に
小さくなるので、耐久性、信頼性が大巾に向上する。
次に充填材であるが、こ\で用いるガラス繊維は、通常
成形材料に用いられているチョツプドストランドであれ
ば何でも良いが、材料化した時の均一分散性よシ繊維長
は1〜6閣のものが良好である。又、有機天然繊維は、
屑綿パルプ、粉末バルブ、原綿パルプ、粉砕布等を使用
する事ができるが、材料化した際の解繊度、分散性、材
料の嵩ばシ等よシ、繊維長は1m+以下の細かいものが
望ましい。
シリカ粉末は、天然シリカ、合成シリカいずれも耐摩耗
性を向上させる効果があるが、特に粒子径が20μm以
下の細かいものが良好である。
充填材の組成は、全量に対し60 wt%以上であると
材料化が難しく、40wt%以下であると材料の流動性
、成形物の耐熱性、強度、寸法安定性等に問題を生じる
事から、充填材の組成は40〜60wt%が望ましい。
又、三成分の組成比で、ガラス繊維の組成が三成分の中
で60 wt%を越えると、摩耗量が犬きくなシ、40
 wt%より少ないと耐熱性に問題がある。粉砕布は三
成分の中で40チを越えると、材料の嵩密度が小さくな
シ、成形性に問題が生じてくる。シリカ粉末は、三成分
の中で30、wt%を越える場合、あるいは10wt%
よシ少ない場合では、耐摩耗の効果が少ない。
材料化の方法は、樹脂、充填材、添加剤等のブレンド物
をロール、コニーダ、押出し機等を利用して、加熱溶融
混練した後、ペレット化あるいは冷却後粉砕して材料化
する方法、あるいは、充填材、添加剤にワニスを加え、
ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー等を利用し、攪
拌する事により、樹脂を充填材に含浸させた後、溶媒を
除去して材料化する方法がある。いずれの製造方法でも
、特許請求範囲の組成であれば、耐摩耗性に優れた材料
が得られるが、耐熱性の点から、残存する揮発分の少な
い材料が得られるロール、コニーダ、押出し機で製造す
るのが望ましい。
上述の如き得た成形材料を、通常の成形方法で、加熱、
加圧し硬化させて得た成形品は、充填材を所定のものを
使用し、所定量に配合されであるので、優れた耐熱性、
摩耗性、強度を有する成形品を得る事ができる。次に本
発明を実施例及び比較例に基づき説明する。
実施例1 モル比F/P(F:ホルムアルデヒド、P:フェ/ −
ルノモル数) 0.80 トなる様に7エノール、ホル
マリンを配合し、シーウ酸を触媒にして付加縮合反応を
行なわせた後、減圧脱水して得られたノボラック樹脂4
5部、ヘキサメチレンテトラミン7部、日本硝子繊維■
3wn長のガラス繊維20部、山場国策パルプ■パルプ
フロックW−113,5部、日本エアロジル−エアロジ
ル0X5011.5部、ステアリン酸亜鉛1.0部、硬
化促進剤1.0部、顔料1.0部を配合し、乾式ロール
混線によシ成形材料を作った。
実施例2 モル比F7’P 1.30となる様に、フェノール、パ
ラホルムを配合し酢酸マンガンを触媒にして付加縮合反
応を行なわせた後、減圧脱水して得られたジメチレンエ
ーテル型レゾール40部、旭ファイバーグラス■3mm
長のガラス繊維28.5部、1+IrInパスの粉砕布
17部、電気化学工業麹球状シリカFBIO11,5部
、ステアリン酸1.0部、硬化促進剤1.0部、顔料1
.0部を配合し、池貝鉄工■押出し機で溶融混練して成
形材料を作った。
実施例3 住友デエレズ■メチロール型レゾールPR−51141
43部、日本硝子繊維■3IIIIIl長のガラス繊維
27部、山陽国策パルプ■パルプフロックW−11部1
部、日本エアロジル■エアロジル0X5016部、ステ
アリン酸カルシウム1.0部、硬化促進剤1.0部、顔
料1.0部を配合し、乾式ロール混線によシ成形材料を
作った。
注)摩耗量は、住友ベークライト■作製、振動摩耗試験
機により測定したものである。
摩耗量以外はJISK6911によるデータである。
こ\で比較例1は、有機天然繊維を充填材とした材料で
、ヘンシェルミキサーによシ製造されたものである。
又、比較例2は、従来よシ市販されているガラス繊維と
無機粉末を充填材とした成形材料である。
上表の結果より、実施例1.2.3のものは、強度、耐
熱性、耐摩耗性のバランスがとれている事が確認される
特許出願人 住友ベークライト株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガラス繊維、有機天然繊維、シリカ粉末を全量に対し4
    0〜60 wtlで、三成分の組成比が40〜60/2
    0〜40/10〜30 wtlになるように配合して成
    ることを特徴とするフェノール樹脂組成物。
JP23141483A 1983-12-09 1983-12-09 フェノ−ル樹脂組成物 Granted JPS60124646A (ja)

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JP23141483A JPS60124646A (ja) 1983-12-09 1983-12-09 フェノ−ル樹脂組成物

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JPS60124646A true JPS60124646A (ja) 1985-07-03
JPH0349935B2 JPH0349935B2 (ja) 1991-07-31

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ID=16923218

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JPH0349935B2 (ja) 1991-07-31

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