JPS6010891Y2 - オ−トエアコン吹出口制御装置 - Google Patents

オ−トエアコン吹出口制御装置

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JPS6010891Y2
JPS6010891Y2 JP10525780U JP10525780U JPS6010891Y2 JP S6010891 Y2 JPS6010891 Y2 JP S6010891Y2 JP 10525780 U JP10525780 U JP 10525780U JP 10525780 U JP10525780 U JP 10525780U JP S6010891 Y2 JPS6010891 Y2 JP S6010891Y2
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JP
Japan
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door
switch
air
vacuum circuit
pie
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JP10525780U
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JPS5728014U (ja
Inventor
幹男 谷野
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオートエアコン吹出口制御装置に関するもの
である。
オートエアコンはニアコンディショナを自動的に制御し
て冷暖房調湿を行ない室内を快適な状態に保つために用
いられるもので、その吹出口制御装置としては、例えば
第1図(日産自動車(株)が昭和M年6月に発行したサ
ービス周報第382号参照)に、示すようなものが知ら
れている。
1はニアコンディショナで、そのフロアドア2、デフド
ア3及びベントドア4にはドア開閉用のバキューム回路
5,6が接続され、バキューム回路5,6には回路切換
用のリレースイッチ7及びこのリレースイッチ7を制御
するオートアンプ8が接続しである。
そして更に、オートアンプ8には室内温度センサー9並
びに温度設定レバー10が各々接続しである。
バキューム回路5はフロアドア2及びデフドア3を開閉
するためのバキュームアクチュエータ11とバキューム
ソレノイド12とを有し、又バキューム回路6はベント
ドア4を開閉するためのバキュームアクチュエータ13
とバキュームソレノイド14を有している。
両バキュームアクチュエータ11.13は各々バキュー
ムソレノイド12.14を介してバキュームタンク15
に接続され、このバキュームタンク15は図示せぬエン
ジに他方で接続しである。
そして、リレースイッチ7には両バキュームソレノイド
12.14の接点?a、7bが組込まれており、室内温
度センサー9と温度設定レバー10との抵抗値の比較に
よりオートアンプ8がこのリレースイッチ7を制御して
、接点7a、7bをON、 OFFするようにしである
具体的には、このオートアンプ8は、およそ25℃を境
としてそれより高温側では接点7aをON、接点7bを
OFFとし、それより低温側では接点7aをOFF、接
点7bをONするものであり、接点7aがONの場合バ
キューム回路6を介してベントドア4を開とし、又接点
7bがONの場合バキューム回路5を介してフロアドア
2及びデフドア3を開にするようにしである。
ニアコンディショナ1のエバポレータ16及びヒータコ
ア17は各々エアミックスチャンバ18内に冷風19又
は暖風20を送り、そこでエアミックスが行なわれるが
、ドアの取付位置との関係上、フロアドア2が1開ヨの
場合フロア吹出口21 〔足元吹出口〕より比較的暖風
20が、そしてベントドア4が1開ヨの場合ベント吹出
口22〔インスト吹出口〕より比較的冷風19が吹出し
易くなっている。
尚、図中、23は内外気切換ドア、24はファン、25
.26はエアミックスドアを示すものである。
しかしながら、このような従来のオートエアコン吹出口
制御装置にあっては、温度設定レバー10で設定した温
度に近づいて安定しても吹出口は一定でオートアンプ8
によって選択されたま)の吹出口が使用されることとな
っていたため、ベント吹出口22〔インスト吹出口〕の
場合長時間体に冷風が直接当り、又逆にフロア吹出口2
1 〔足元吹出口〕の場合顔の近辺の温度が高くなって
もやもやし、不快感があるという不具合があった。
これは、オートアンプ8が制御するリレースイッチ7に
接点?a、7bのいずれかをON、他方をOFFとする
機能しか与えられておらず、必要に応じ両接点?a、7
bをONにしてパイレベルモードに切換えることができ
ないことに因る。
吹出口の選択をオートではなくマニュアル操作で行なう
制御装置の場合パイレベルモードに切換えることが可能
であるが、第1図で示したようなオートエアコン吹出口
制御装置ではパイレベルモードが得られないものであっ
た。
この考案はこのような従来のオートエアコン吹出口制御
装置に着目してなされたもので、設定温と室温の差が一
定差以下になればベント吹出口22とフロア吹出口21
の両方を開き自動的にパイレベルモードに切換えるか、
又はニアコンディショナ作動後一定時間経過したら自動
的にパイレベルモードに切換えることにより上記の不具
合を解決せんとすることを目的としている。
具体的には、この考案は記の目的の下でリレースイッチ
に、フロアドア用のバキューム回路とベントドア用のバ
キューム回路を同時にONとするパイレベル用スイッチ
を設け、設定温度と室内温度が一定差以下になるとオー
トアンプにてこのパイレベル用スイッチを自動的にON
に制御することのできるオートエアコン吹出口制御装置
を提供せんとするものである。
以下、この考案の詳細を図面に基づいて説明する。
尚、以下では従来と同一の部分については同一符号を以
って示し重複する説明は省略するものである。
第2図は、この考案の一実施例を示す図であり、第1図
の従来例に比べてA部に改良が施され他は同一にしであ
る。
即ち、リレースイッチ27には、励磁コイル28の励磁
、非励磁に応じ回転中心29を中心として回転するスイ
ッチ30が設けてあり、このスイッチ30にフロアドア
用のバキューム回路5とベントドア用のバキューム回路
6を同時にONとするパイレベル用スイッチ31が、他
のスイッチ32.33即ち接点7aをONとするスイッ
チ32とそして接点7bをONとするスイッチ33とに
加えて設けである。
このようなA部以外は第1図と同一につき同一部分の構
成については説明を省略する。
次に作用を説明する。
通常ニアコンディショナ1の吹出口制御はエアミックス
ドア25,26の開度に対応して行なわれるものである
が、この考案ではエアミックスドア25,26の開度を
変えることなく吹出口を変えるものなので、室温が低く
ヒータ吹出になっている状態を想定すると、エアミック
スドア25,26は第2図の位置にあり、エバポレータ
16を通った空気は分配されてヒータコア17を通った
ものは暖風20となり、ヒータコア17を通らなかった
ものはエバポレータ16通過温そのま)の冷風19とし
てバイパスし、共にエアミックスチャンバ18でミック
スされ、フロアドア2が1開ヨなのでフロア吹出口21
より足元へ吹出す。
そして温度設定レバー10で設定した温度と室内温度セ
ンサー9が検出した室内温度の差が小さくなり一定差以
下になると、オートアンプ8がリレースイッチ27を制
御する。
具体的には、励磁コイル28の励磁によりスイッチ30
を回転せしめ、接点7bを同時にONにしていたスイッ
チ33をパイレベル用スイッチ31に切換え、接点?a
、7bを同時にONとする。
バキューム回路5のONに加えて他のバキューム回路6
もONとなり、フロアドア2とベントドア4が1開ヨに
なる。
このときエアミックスドア25,26は動かないので、
ヒータコア17を通る空気も通らない空気も前記と同様
であるが、フロアドア2及びベントドア4の両方が1開
ヨなのでエアミックスチャンバ18でのエアミックスの
状態が変化してフロア吹出口21より比較的暖風20が
そしてベント吹出口22より比較的冷風19が吹出し、
パイレベルモードになる。
次に、室温が高くベント吹出〔インスト吹出〕になって
いる状態を想定すると、リレースイッチ27はスイッチ
32が接点7aをONするようにオートアンプ8で制御
されておりバキューム回路6を介してベントドア4が1
開ヨになっている。
そして先と同じく設定温と室内温の差が小さくなり一定
差以下になるとオートアンプ8はリレースイッチ27を
制御して励磁コイル28の励磁によりスイッチ30を回
転せしめ、接点7aをONjていたスイッチ32をパイ
レベル用スイッチ31に切換え接点7a、7bを同時に
ONとし、バキューム回路6に加えバキューム回路5も
ONする。
このためベントドア4と共にフロアドア2も1開ヨとな
り上記と同様ベント吹出口22より比較的冷風19がそ
してフロア吹出口21より比較的暖風20が吹出され、
パイレベルモードとなる。
以上の作用により、全体の温度(熱量)は変らないが頭
寒足熱型の配風が自動的に得られ快適性を増すことがで
きる。
第3図は他の実施例を示す。
この実施例も先のものと同様第1図中のA部のみを改良
したものなので、図中その改良部分のみが示しである。
34はタイマであり、オートアンプ8と励磁コイル28
との間に介在されている。
この実施例は第2図で説明した実施例にタイマ34が付
加されたもので、ニアコンディショナ1の作動初期はス
イッチ32が接点7aをON又はスイッチ33が接点7
bをONしているが、一定時間経過するとタイマ34に
よりリレースイッチ27が制御され励磁コイル28が励
磁されてパイレベル用スイッチ31が接点7a、7bの
双方を同時にONとするものである。
その他の構成及び作用については第2図の実施例と同一
につきその説明を省略する。
第4図は更に他の実施例を示す。
この実施例はパイレベル用スイッチとして差温判定回路
35をバキュームソレノイド14とオートアンプ8の間
に介在させたもので、設定温と室内温が一定差以下にな
ると差温判定回路35を介してオートアンプ8がバキュ
ームソレノイド14を直接制御するようにしである。
今、設定温かフロア吹出〔足元吹出し〕となっている状
態を想定すると、リレースイッチ7は接点7bをONに
しており、フロアドア2が1開ヨになっている。
そして、設定温と室温の差が一定差以下になると、差温
判定回路35を介して電流がバキュームソレノイド14
へ流れバキューム回路6をONとしベントドア4を1開
ヨにするものであり、フロアドア2及びベントドア4双
方の1開ヨによってパイレベルモードとなる。
設定温がベント吹出〔インスト吹出〕の場合、接点7a
がONにされているので差温判定回路35は無関係とな
る。
この実施例では差温判定回路35をベントドア開閉用の
バキューム回路6とオートアンプ8間に介在させたが、
これに代えフロアドア、デフドア開閉用のバキューム回
路5とオートアンプ8との間に介在させてもよく、又差
温判定回路35に代えて第3図で説明したタイマ34を
用いることも自由である。
尚、差温判定回路35以外の構成と作用は第1図と同様
につきその説明を省略するものである。
第5図は更に他の実施例を示すものである。
この実施例では、デフドア3に専用のドア開閉用バキュ
ーム回路36が設けられ、デフドア3に接続したバキュ
ームアクチュエータ37及びバキュームソレノイド38
があり、更に接点39がリレースイッチ40に設けであ
る。
そして、励磁コイル28の励磁により回転中心29を中
心にして回動するスイッチ30には、接点7aをONに
するスイッチ32及び接点7b、39をONにするスイ
ッチ41に加えて、接点7a、7bをONにするパイレ
ベル用スイッチ31が設けである。
作用を説明すると、スイッチ32が接点7aをONにす
ればバキューム回路6を介してベントドア4が1開ヨに
され、又スイッチ41が接点39.7bをONにするこ
とでバキューム回路36.5を介してデフドア3及びフ
ロアドア2が両方1開ヨにされる。
更に設定温と室温の差が一定差以下になるとパイレベル
用スイッチ31が接点7a、7bをONとしバキューム
回路6,5を介してベントドア4及びフロアドア2が1
開ヨにされ、パイレベルモードとなる。
尚、その他の構成及び作用については第2図とほぼ同一
につき重複する説明は省略する。
以上説明してきたように、この考案によればその構成を
、フロアドア、デフドア及びベントドア開閉用のバキュ
ーム回路を切換えるリレースイッチに、フロアドア用の
バキューム回路とベントドア用のバキューム回路を同時
にONとするパイレベル用スイッチを設け、設定温度と
室内温度が一定差以下になるとオートアンプにてこのパ
イレベル用スイッチをONに制御自在としたので、冷風
が体に長く当って不快になることや顔近辺の温度が上昇
してもやもやしたりすることなく、頭寒足熱の快適なパ
イレベルモードが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオートエアコン吹出口制御装置の全体概
略説明図、第2図はこの考案に係るオートエアコン吹出
口制御装置の一実施例を示す全体概略説明図、第3図は
他の実施例を示す要部の説明図、第4図は更に他の実施
例を示す要部説明図、そして、第5図は更に他の実施例
を示すオートエアコン吹出口制御装置の全体概略説明図
である。 1・・・・・・ニアコンディショナ、2・・・・・・フ
ロアドア、3・・・・・・デフドア、4・・・・・・ベ
ントドア、5゜6.36・・・・・・バキューム回路、
?、27.40・・・・・・リレースイッチ、8・・・
・・・オートアンプ、9・・・・・・室内温度センサー
10・・・・・・温度設定レバー、7a、7b、39
・・・・・・接点、31・・・・・・パイレベル用スイ
ッチ、34・・・・・・タイマ、35・・・・・・差温
判定回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ニアコンディショナのフロアドア、デフドア及びベント
    ドア開閉用のバキューム回路と、同バキューム回路切換
    用のリレースイッチと、このリレースイッチを制御する
    オートアンプと、そしてオートアンプに接続の室内温度
    センサー並びに温度設定レバーとを備えたオートエアコ
    ン吹出口制御装置に於いて、 上記リレースイッチに、フロアドア用のバキューム回路
    とベントドア用のバキューム回路を同時にONとするパ
    イレベル用スイッチを設け、設定温度と室内温度が一定
    差以下になるとオートアンプにてこのパイレベル用スイ
    ッチをONに制御自在としたことを特徴とするオートエ
    アコン吹出口制御装置。
JP10525780U 1980-07-25 1980-07-25 オ−トエアコン吹出口制御装置 Expired JPS6010891Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5728014U JPS5728014U (ja) 1982-02-13
JPS6010891Y2 true JPS6010891Y2 (ja) 1985-04-12

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ID=29466641

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