JPS5832976Y2 - 空調装置における温度御装置 - Google Patents

空調装置における温度御装置

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JPS5832976Y2
JPS5832976Y2 JP17606179U JP17606179U JPS5832976Y2 JP S5832976 Y2 JPS5832976 Y2 JP S5832976Y2 JP 17606179 U JP17606179 U JP 17606179U JP 17606179 U JP17606179 U JP 17606179U JP S5832976 Y2 JPS5832976 Y2 JP S5832976Y2
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JP
Japan
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air
temperature
variable resistor
signal
air conditioner
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JP17606179U
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JPS5694422U (ja
Inventor
喜一 山田
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空調装置における温度制御装置に関する。
従来より、この種の温度制御装置では、その温度設定用
可変抵抗器が、その操作レバーを人が操作すること、は
こりが付着しやすいということ等の理由から、最も断線
事故を起こしやすい箇所であることが指摘されている。
そして、温度設定用可変抵抗器が断線すると、従来から
ある温度制御装置では、空調装置へ冷房制御信号を出力
しつづけるように構成されている。
しかしながら、一方において、特に寒い地方では、上記
温度設定用可変抵抗器が断線した場合に、空調装置へ暖
房制御信号を出力しつづけるようにしたいとの要請もあ
、る。
本考案は、このような要請に基づいて創作されたもので
、温度設定用可変抵抗器が断線した場合に、空調装置へ
暖房制御信号を出力しつづけることができるようにした
温度制御装置を提供することを目的とする。
このため、本考案の空調装置における温度制御装置は、
空調温度を設定するための温度設定用可変抵抗器と、同
可変抵抗器の一端に直列に接続されたエアミックスダン
パ連動式ポテンショメータおよび空気温度センサとから
成る空調情報信号源をそなえるとともに、同信号源から
の空調情報信号と第1の基準信号とを比較して空調装置
へ暖房制御信号を出力しうる第1の比較器と、上記信号
源からの空調情報信号と第2の基準信号とを比較して上
記空調装置へ冷房制御信号を出力しうる第2の比較器と
をそなえ、上記温度設定用可変抵抗器が断線したときに
上記第1の比較器を作動させて上記暖房制御信号を出力
させるべく、上記信号源における上記温度設定用可変抵
抗器の他端が、上記の第1および第2の比較器に接続さ
れていることを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての空調装置に
おける温度制御装置について説明すると、第1図は本装
置を有する空調装置を模式的に示すシステム構成図、第
2図は本装置の電気回路図である。
第1図に示すとと(、エアダクト1には、ファン装置2
、エバポレータ3およびヒータコア4が設けられており
、更に、このエアダク]・1には、外気と内気との導入
切換を行なう内外気切換ダンパ5や吹出口切換ダンパ(
図示省略)やエアミックスダンパ6が設けられている。
したがって、内外気切換ダンパ5を通じてファン装置2
によって導入された内気又は外気は、エバポレータ3で
冷却除湿され、エアミックスダンパ6により、その一部
がヒータコア4を通って温風トなってエアミックスダン
パ7へ送られ、その残りがヒータコア4を通らずそのま
1冷風としてエアミックスチャンバ1へ送られて、この
ニアミックスチャンバI内でこれらの温風と冷風とが混
合され適温の風となってから各吹出口1a〜1dより車
室8内へ吹出されるようになっている。
このような適温の風をつくるために、エアミックスダン
パ6の開度が調整されるわけであるが、この開度調整は
パワーサーボ9によりエアミックスダンパ6を駆動する
ことによってなされ、これにより温風と冷風との混合比
を変えて最大冷房状態から最大暖房状態lでの温度制御
を行なうことができるようになっている。
このパワーサーボ9は、ヒータユニットに取付けられ、
バキュームアクチュエータ10、ポテンショメータRP
、 ファン切換スイッチ11、温水バルブ開閉スイッ
チ12およびエアミックスダンパ駆動用リンク13で構
成されている。
そして、このパワーサーボ9のバキュームアクチュエー
タ10は、対をなす電磁バルブ14,15から成るバル
ブユニットvDDにより大気又はマニホルド負圧を受げ
て、リンク13を駆動するように構成されているが、こ
のようにエアミックスダンパ6が駆動されると、これに
伴って、ポテンショメータRP、 ファン切換スイッ
チ11および温水バルブ開閉スイッチ12も適宜連動し
て作動するようになっている。
さらに、バルブユニットVDDの各電磁バルン14.1
5は、温度制御装置ATCからの制御信号を受けて作動
するようになっており、電磁バルブ14が作動しつづけ
ると、パワーサーボ9によって、最大暖房状態になる昔
で、温風が送給されるように、エアミックスダンパ6が
駆動され、電磁バルブ15が作動しつづけると、パワー
サーボ9によって、最大冷房状態になる1で、冷風が送
給されるように、エアミックスダンパ6が駆動されるよ
うになっている。
この温度制御装置ATCは、第1,2図に示すごとく、
その入力端に、空調情報信号源Sを接続されており、こ
の信号源Sは、バランス抵抗器RX1(第2図参照)、
温度設定用可変抵抗器R8I (以下第1,2照参照)
、エアミックス連動式ポテンショメータRp、タクト内
空気温度センサRD(以下「ダクトセンサRD Jとい
う。
)、外気温度センサRo (以下外気センサROJとい
う。
)および内気温度センサR■(以下「内気センサRI
Jという。
)で構成されている。この可変抵抗器R8Iは、空調温
度を設定するためのもので、その摺動端子が車室8内に
設けられた温度設定レバー16に直結されており、設定
温度を高くするほどその抵抗値が高くなるように設定さ
れていて、更に前述のごとく、断線の可能性が最も高い
素子である。
また、ポテンショメータRPは、エアミックスダンパ6
の開閉位置を温度制御装置ATCへフィードバックして
、エアミックスダンパ6の開閉位置制御を行なうもので
、その摺動端子がエアミックスダンパ駆動用リンク13
に機械的に連結されており、その固定端子が温度設定用
可変抵抗R8□の一端(摺動端子)に直列に接続されて
いて、エアミックスダンパ6が温風を供給するように駆
動されると、その抵抗値が低くなるように設定されてい
る。
さらに、ダクトセンサRD N 外気センサRoおよび
内気センサRIはそれぞれダクト内、車室外および車室
内の空気の温度を検出するためのセンサで、それぞれサ
ーミスタのごとき負性抵抗器が用いられていて、ダクト
センサRD1外気センサROおよび内気センサ’RIの
順に、ポテンショメータRPの摺動端子に順次直列に接
続されている。
ところで、温度制御装置ATCは、第2図に示すごとく
、第1の比較器17、第2の比較器18等をそなえて構
成されている。
この第1の比較器17は、信号源Sからの空調情報信号
Viをプラスで受げ、これと第1の基準信号VH(マイ
ナスで入力されている。
)とを比較して、vl−VH>Oのときに出力信号を出
し、これによってタイマー19を作動させ、その後スイ
ッチングトランジスタTr1 、 Tr2 をそれぞれ
作動させることにより、HOT側端子20から空調装置
のバルブユニット■DDにおける電磁バルブ14(第1
図参照)へ暖房制御信号を出力するもので、このように
電磁パルプ14へ制御信号が入力されると、エアミック
スダンパ6が温風を供給するように移動することは前述
のとおりである。
また、第2の比較器18は、信号源Sからの空調情報信
号■iをマイナスで受け、これと第2の基準信号Vc
(プラスで入力されている。
)とを比較して、VC−Vi〉0のときに出力信号を出
し、これによってスイッチングトランジスタTr3tT
r4をそれぞれ作動させることにより、C00L側端子
21から空調装置のバルブユニットVDDにおける電磁
パルプ15(第1図参照)へ冷房制御信号を出力するも
ので、このように電磁パルプ15へ制御信号が入力され
ると、エアミックスダンパ6が冷風を供給するように移
動することも前述のとおりである。
なお、■c〈■1〈vHのときは、両比較器17゜18
からの出力信号はない。
さらに、信号源Sと第1および第2の比較器17゜18
との接続関係について説明すると、信号源Sのバランス
抵抗器RXIと温度設定用可変抵抗器R8Iとの接続点
CP換言すれば可変抵抗器R8Iのの他端が、第1の比
較器17の■入力端に接続されるとともに、第2の比較
器18のe入力端に接続されている。
なお、基準電圧をVCCとすると、上記接続点opには
、分圧信号Vi が生じることになり、この分圧信号viが設定温度、エ
アミックスダンパ6の開閉位置、ダクト1内空気温度、
外気温度および内気温度情報を有する空調情報信号とし
て各比較器17,1Bに作用するのである。
また、電源電圧をVCCとすると、第1の比較器1Tの
e入力端には、分圧信号vH が生じ、第2の比較器18の■入力端には、信号Vc 分圧 が生じ、これらの分圧信号■H2■cがそれぞれ前記の
第1の基準信号および第2の基準信号として作用するの
である。
なお、第1図中、符号22は温水バルブ23の開閉をマ
ニホルド負圧を介して制御するための温水バルブ用電磁
バルブ、24はファン装置2を所定の回転速度で作動さ
せるための分圧抵抗器を含んで構成されたレジスターを
それぞれ示している。
上述の構成ににより、空調情報信号viは、設定温度よ
りも、各センサRD 、R□ t R1の検出温度が高
いほど小さくなり、検出温度が低いほど大きくなるが、
このとき第1および第2の比較器17.18からの出力
が適宜オンオフして最終的には設定温度に収束する。
ところで、前述のごとく、温度設定用可変抵抗器R8□
は、最も断線しやすい素子であるが、これが断線すると
、第2図から明らかなように、第1の比較器17には、
電圧+VcCが第2の比較器18には電圧−VCCがか
かるため、第1の比較器17からは出力信号が出しつづ
けられ、電磁パルプ14を作動しつづけることが行なわ
れるので、これを受けてパワーサーボ9がエアミックス
ダンパ6を最大暖房開度に維持しつづけるのである。
以上詳述したように、本考案の空調装置における温度制
御装置によれば、正常時には、車室又は室内を自動的に
設定温度に保つことができ、更に温度設定用可変抵抗器
が断線した故障時には、車室内を暖房状態にすることが
でき、いわゆるフェイルセーフ(fail−safe
)方式を実現できる利点が得られる。
なお、本考案のフェイルセーフ方式による装置を、前記
故障時に冷房制御信号を発し続ける装置と組合せて、両
装置間に切換スイッチを設けることにより、冬季には前
記故障時に車室内を暖房状態に維持し、夏季には前記故
障時に車室内を冷房状態に維持するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としての空調装置における温度制
御装置を示すもので、第1図は本装置を有する空調装置
を模式的に示すシステム構成図、第2図は本装置の電気
回路図である。 1・・・・・・エアダクト、1a〜1d・・・・・・吹
出口、2・・・・・・ファン装置、3・・・・・・エハ
ホレータ、4・・・・・・ヒータコア、5・・・・・・
内外気切換ダンパ、6・・・・・・エアミックスダンパ
、T・・・・・・エアミックスチャンバ、8・・・・・
・車室、9・・・・・・パワーサーボ、10・・・・・
・バキュームアクチュエータ、11・・・・・・ファン
切換スイッチ、12・・・・・・温水パルプ開閉スイッ
チ、13・・・・・・エア□ツクスダンバ駆動用リンク
、14,15・・・・・・電磁パルプ、16・・・・・
・温度設定用レバー、17・・・・・・第1の比較器、
18・・・・・・第2の比較器、19・・・・・・タイ
マー、20・・・・・・温度制御装置ATCのHOT側
端子、21・・・・・・温度制御装置ATCのC00I
JO端子、22・・・・・・温水パルプ用電磁パルプ、
23・・・・・・温水パルプ、24・・・・・・レジス
ター、R81・・・・・・温度設定用可変抵抗器、RX
I・・・・・・バランス抵抗& RD・・・・・・ダク
トセンサ、Ro・・・・・・外気センサ、RI・・・・
・・内気センサ、S・・・・・・空調情報信号源、VD
D・・・・・・パルプユニット、ATC・・・・・・温
度制御装置、CP・・・・・・抵抗器RXI j R8
Iの接続点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空調温度を設定するための温度設定用可変抵抗器と、同
    可変抵抗器の一端に直列に接続されたエアミックスダン
    パ連動式ポテンショメータおよび空気温度センサとから
    戒る空調情報信号源をそなえるとともに、同信号源から
    の空調情報信号と第1の基準信号とを比較して空調装置
    へ暖房制御信号を出力しうる第1の比較器と、上記信号
    源からの空調情報信号と第2の基準信号とを比較して上
    記空調装置へ冷房制御信号を出力しうる第2の比較器と
    をそなえ、上記温度設定用可変抵抗器が断線したときに
    上記第1の比較器を作動させて上記暖房制御信号を出力
    させるべく、上記信号源における上記温度設定用可変抵
    抗器の他端が、上記の第1および第2の比較器に接続さ
    れていることを特徴とする、空調装置における温度制御
    装置。
JP17606179U 1979-12-19 1979-12-19 空調装置における温度御装置 Expired JPS5832976Y2 (ja)

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JP17606179U JPS5832976Y2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 空調装置における温度御装置

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JPS5694422U JPS5694422U (ja) 1981-07-27
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JPH089289B2 (ja) * 1986-03-12 1996-01-31 株式会社ゼクセル 車両用空気調和装置

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JPS5694422U (ja) 1981-07-27

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